JP2016132561A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】横スジの発生を抑制し、画像品質を向上させることができる画像形成装置を提供する。【解決手段】停止した状態でシート状部材の先端を当接させた後、所定のタイミングで回転駆動し、シート状部材を搬送するレジストローラー対13と、レジストローラー対13へ向けて搬送されるシート状部材の位置を検知する検知手段と、レジストローラー対13のレジスト圧を解除するレジスト圧解除手段41,51,52,53とを備え、レジスト圧解除手段は、検知手段がシート状部材の搬送方向後端を検知したタイミングで、レジスト圧を解除する。【選択図】図4
Description
本発明は、画像形成装置に関する。
プリンター、複写機、ファクシミリ、及びこれらの機能を備えた複合機などの画像形成装置には、用紙(シート状部材)を搬送するシート搬送装置が設けられている。従来のシート搬送装置には、用紙に対してレジスト動作(レジストレーションとも呼ばれている。)を行うためのレジストローラー対が設けられている。ここで、レジスト動作とは、上流側に配置された搬送ローラーによって搬送されてきた用紙の先端が停止中のレジストローラー対のニップ部に突き当てられ、所定のループが形成されることによって用紙に搬送方向への搬送力を付与する動作のことである。このレジスト動作が行われることにより、搬送中の用紙の斜行が補正される。また、用紙における画像形成位置と用紙に転写される画像の転写位置との位置合わせが可能となる。
前記レジスト動作が行われると、用紙はレジストローラー対の手前で撓まされる。従来、シート搬送装置においては、この撓みが過剰に大きくならないタイミングでレジストローラー対が回転駆動されて、搬送方向下流側へ用紙が搬送される。
しかしながら、用紙後端がレジストローラー対を抜ける際に負荷変動が生じ、用紙の搬送速度が変化するため、画像に横スジが発生するという問題がある。特に用紙が厚紙の場合には、横スジの発生が顕著となる。この負荷変動を軽減するため、レジストローラー対に対してあらかじめ負荷を付与したり、転写前の搬送負荷を軽減させるため搬送路を平坦にする手法が採用されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1などの手法では、トルク上昇や転写性の低下等の弊害が発生し、横スジを改良することができず、画像品質が劣るという問題がある。
本発明は、用紙後端がレジストローラー対を抜ける際に負荷変動を低減することにより、横スジの発生を抑制し、画像品質を向上させることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、停止した状態でシート状部材の先端を当接させた後、所定のタイミングで回転駆動し、前記シート状部材を搬送するレジストローラー対と、前記レジストローラー対へ向けて搬送される前記シート状部材の位置を検知する検知手段と、前記レジストローラー対のレジスト圧を解除するレジスト圧解除手段とを備え、前記レジスト圧解除手段は、前記検知手段が前記シート状部材の搬送方向後端を検知したタイミングで、前記レジスト圧を解除することを特徴とする画像形成装置を特徴とする。
本発明によれば、レジストローラー対に用紙を再給紙した後、用紙後端がセンサーを通過した際のタイミングにより、レジスト圧を解除することで、レジストローラー対から用紙が抜ける際の負荷変動を軽減することができる。そのため、横スジの発生を抑制でき、画像品質を向上させることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係るプリンター(画像形成装置の一例)について説明する。まず、プリンターの全体構成について説明する。
図1は、本実施形態に係るプリンター1の全体構成を説明するための図である。
図1は、本実施形態に係るプリンター1の全体構成を説明するための図である。
プリンター1は、用紙搬送部10と、画像形成部20と、定着部30と、制御部60とを備える。
用紙搬送部10は、第1送りローラー11と、給紙ローラー(フィードローラー)33と、リタードローラー34と、第2送りローラー12と、レジストローラー対13と、第1ローラー対14と、第2ローラー15と、排出ローラー対16と、を備える。また、用紙Tが搬送される搬送路Lは、給紙カセット17に収容される用紙Tを搬送する第1送りローラー11、又は手差トレイ18に載置される用紙Tを搬送する第2送りローラー12から画像形成部20(後述する転写ニップN)までの第1搬送路L1と、画像形成部20(後述する転写ニップN)から定着部30までの第2搬送路L2と、定着部30から排出ローラー対16までの第3搬送路L3と、定着部30から排出された用紙Tをレジストローラー対13に戻す第4搬送路L4と、を備える。
用紙搬送部10は、第1送りローラー11と、給紙ローラー(フィードローラー)33と、リタードローラー34と、第2送りローラー12と、レジストローラー対13と、第1ローラー対14と、第2ローラー15と、排出ローラー対16と、を備える。また、用紙Tが搬送される搬送路Lは、給紙カセット17に収容される用紙Tを搬送する第1送りローラー11、又は手差トレイ18に載置される用紙Tを搬送する第2送りローラー12から画像形成部20(後述する転写ニップN)までの第1搬送路L1と、画像形成部20(後述する転写ニップN)から定着部30までの第2搬送路L2と、定着部30から排出ローラー対16までの第3搬送路L3と、定着部30から排出された用紙Tをレジストローラー対13に戻す第4搬送路L4と、を備える。
第1送りローラー11(ピックアップローラー)は、給紙カセット17に収容される用紙T(被転写材)を第1搬送路L1に供給する。給紙ローラー33は、第1送りローラー11よりも搬送方向下流側に間隔をおいて配置される。給紙ローラー33は、第1送りローラー11によって給送された用紙Tを更に用紙搬送部10に向かって搬送する。リタードローラー34は、給紙ローラー33に対向して配置され、給紙ローラー33との間で給紙ニップ部を形成する。リタードローラー34によって用紙Tが捌かれ、積載される用紙Tのうち最も上方の用紙Tが用紙搬送部10に向かって搬送される。第2送りローラー12は、手差トレイ18に載置される用紙T(被転写材)を第1搬送路L1に供給する。レジストローラー対13は、第1搬送路L1を搬送されてきた用紙Tを感光体ドラム21と転写ローラー28との間に形成される転写ニップNに供給して、感光体ドラム21に形成されたトナー画像を用紙Tに転写させるために、レジストレーションを行う。
レジストローラー対13は、画像形成部20において、用紙Tにトナー画像が転写されるタイミングに合わせて、用紙Tを画像形成部20に搬送する。また、レジストローラー対13は、用紙Tの斜行(スキュー)を補正する機能を備える。
第1ローラー対14は、第3搬送路L3に設けられ、定着部30から排出された用紙Tを排出ローラー対16側に搬送する。第2ローラー15は、正逆回転可能な排出ローラー対16で、スイッチバック(反転)させた用紙を反転搬送路の下流側へ搬送する。排出ローラー対16は、トナー画像が定着された用紙Tをプリンター1の外部に排出する。排出ローラー対16におけるプリンター1の外側には、排紙集積部19が形成される。排紙集積部19には、排出ローラー対16から排出された用紙Tが積層して集積される。
画像形成部20は、トナー画像を形成するためのものであり、感光体ドラム21と、帯電部22と、レーザースキャナーユニット23と、現像器24と、除電器25と、クリーニング部26と、トナーカートリッジ27と、転写ローラー28と、を備える。
感光体ドラム21は、トナー画像を形成するために、感光体又は像担持体として機能する。感光体ドラム21の周囲には、感光体ドラム21の回転方向に沿って上流側から下流側へ順に、帯電部22と、レーザースキャナーユニット23と、現像器24と、クリーニング部26とが配置される。帯電部22は、感光体ドラム21の表面を帯電させる。レーザースキャナーユニット23は、感光体ドラム21の表面から離れて配置され、外部に配置される外部機器(例えば、パーソナルコンピュータ等)により送信された画像データに基づいて感光体ドラム21の表面を走査露光する。これにより、感光体ドラム21の表面には、露光された部分の電荷が除去されて静電潜像が形成される。
現像器24は、感光体ドラム21の表面に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー画像を形成する。除電器25は、感光体の表面に光を照射することにより、転写が行われた後の感光体ドラム21の表面を除電する(電荷を除去する)。クリーニング部26は、除電器25によって感光体ドラム21の表面が除電された後のその表面に残るトナー等を除去する。
トナーカートリッジ27は、現像器24に供給されるトナーを収容する。転写ローラー28は、感光体ドラム21との間に用紙Tを挟み込むことにより、感光体ドラム21の表面に形成されたトナー画像を用紙Tに転写させる。
定着部30は、加熱回転体31と、加圧回転体32と、を備える。加熱回転体31と加圧回転体32とは、トナー画像が転写された用紙Tを挟み込んで、トナーを溶融及び加圧し、そのトナーを用紙Tに定着させる。
制御部60は、プリンター1を統括制御するものであり、CPU、ROM、RAM、EEPROMなどで構成されている。ROM又はEEPROMには、CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムが予め記憶されている。例えば、CPUは、外部から入力される画像データに基づいてプリンター1の各構成要素を制御し、画像データに対応する画像を用紙Tに記録する画像形成処理を制御プログラムに従って実行する。なお、RAMはCPUで実行される処理の一時記憶領域などに用いられる。
制御部60は、信号線などによって、センサー40、ソレノイド41(図2参照)などと電気的に接続されている。制御部60は、センサー40からの出力信号に基づいて、用紙Tの後端部が検知位置に到達したかどうかを判定する。また、ソレノイド41(図2参照)は、制御部60から出力される制御信号(ON信号又はOFF信号)によって駆動制御される。
センサー40は、例えば、用紙Tの搬送方向(図面左右方向)後端を検知可能な反射型のフォトトランジスタである。或いは、用紙Tの通過に応じて変位する検出子とこの検出子の変位に応じて光路が遮断又は透過される透過型のフォトトランジスタとを組み合わせたものでもよい。なお、センサー40は、用紙Tの搬送方向後端の通過位置を検知できるものであれば、如何なる構成のものであってもかまわない。
図2は、レジストローラー対13と、レジスト圧解除手段の周辺部の構成を示す部分拡大図である。
図2に示すように、レジストローラー対13は、用紙搬送方向(図面左右方向)と直交する方向(図面前後方向)へまっすぐに延びる長尺な上部レジストローラー13aと、下部レジストローラー13bとを有する。レジストローラー対13は、用紙搬送方向と直交する方向の用紙の位置を規定する。これにより、用紙上に形成される画像の位置が調整される。
図2に示すように、レジストローラー対13は、用紙搬送方向(図面左右方向)と直交する方向(図面前後方向)へまっすぐに延びる長尺な上部レジストローラー13aと、下部レジストローラー13bとを有する。レジストローラー対13は、用紙搬送方向と直交する方向の用紙の位置を規定する。これにより、用紙上に形成される画像の位置が調整される。
用紙の搬送方向におけるレジストローラー対13の直前(用紙搬送方向における上流側)には、レジストローラー対13へ向けて搬送される用紙の位置を検知するセンサー40(図1参照)が配置されている。レジストローラー対13は、センサー40(図1参照)からの検出信号情報に基づいて上述の補正やタイミング調整をして用紙を搬送する。
レジスト圧解除手段は、ソレノイド41と、歯欠けギア51と、昇降カム52と、昇降板53とを有する。
本明細書においてレジスト圧とは、レジストローラー対13を構成する上部レジストローラー13aと、下部レジストローラー13bとの間のニップ部にかかる圧力をいう。また、レジスト圧の解除とは、上部レジストローラー13aが、下部レジストローラー13bから離間され、ニップ部にかかる圧力(レジスト圧)が解除されることをいう。
本明細書においてレジスト圧とは、レジストローラー対13を構成する上部レジストローラー13aと、下部レジストローラー13bとの間のニップ部にかかる圧力をいう。また、レジスト圧の解除とは、上部レジストローラー13aが、下部レジストローラー13bから離間され、ニップ部にかかる圧力(レジスト圧)が解除されることをいう。
ソレノイド41は、ケーシング42と、ケーシング42に支持されるプランジャー(可動鉄心)43と、ばね44と、L字型の可動片45とを備えている。ケーシング42は、例えば、プリンター1(図1参照)のフレームに固定されている。
ソレノイド41は、制御部60に接続されており、制御部60から出力される制御信号(ON信号又はOFF信号)に応じてオン又はオフされることにより、昇降カム52の回転を制御することにより、昇降板53を昇降させる。
歯欠けギア51は、その周面の一部に有歯部51aと、切歯部51bとを有する。歯欠けギア51の駆動力伝達手段である駆動歯車(不図示)は、フレームに取り付けられた軸(不図示)に回転自在に支持されている。そして、駆動歯車は、図示しない駆動源であるモータおよび歯車列によって常時、反時計回り方向に回転し、その全周には歯(不図示)が形成され、歯欠けギア51の有歯部51aと噛合している。この歯欠けギア51は、その周面の一部に切歯部51bを有しており、この切歯部51bが駆動歯車の対向位置に来ているときには、これと噛み合わなくなる。
歯欠けギア51の一側面には、昇降カム52が同軸上に形成されている。昇降カム52の側面には保持ピン(不図示)が突設され、この保持ピンとフレームの保持部(不図示)との間に付勢手段としての引張バネ(不図示)が張設され、常時、歯欠けギア51を時計回り方向に付勢している。また、歯欠けギア51の外周面には係止部(不図示)が形成されており、これが、制御部60によって駆動制御されるソレノイド41の可動片45のL字型の先端部と係合するように配置されている。
前述の構成において、駆動歯車は装置の動作時において常時回転駆動されている。レジスト圧解除命令が送信される前において、ソレノイド41はオフの状態にあり、その可動片45は、歯欠けギア51の外周面の係止部に係合した状態にある。可動片45の係合は歯欠けギア51の切歯部51bを駆動歯車に対向する位置に停止させる。すなわち、可動片45の係合によって昇降カム52c延いては歯欠けギア51は、引張バネ(不図示)の付勢力に抗して、図中反時計方向に回動され、歯欠けギア51の有歯部51aが、図示しない駆動歯車の歯に対向する位置に配置される。この結果、駆動歯車の回転力は歯欠けギア51には伝わらなくなり、昇降カム52は停止された状態となる。
一方で、レジスト圧解除命令が送信されると、ソレノイド41がオンの状態となって、その可動片45が駆動される。これによって可動片45の先端が歯欠けギア51の係止部から外れ、可動片45の係合が解除されると付勢部材(引張バネ)(不図示)の作用により、歯欠けギア51は、図中時計方向に回動され、歯欠けギア51の有歯部51aが駆動歯車の歯に接触する位置に配置される。この結果、駆動歯車の回転力は歯欠けギア51に伝えられるようになり、歯欠けギア51と同軸上に形成されている昇降カム52が回転駆動されることとなる。
昇降カム52は、昇降板53を上下方向に昇降させる。昇降板53の一端(図面左側)は、上部レジストローラー13aの長手方向の一端部(図面奥側)と連結されている。昇降カム52が回転して、昇降カム52の凸部52aが昇降板53に当接すると、昇降板53が下側に押し下げられる。すると、昇降板53に一端部が連結された上部レジストローラー13aが上側に押し上げられる。これにより、上部レジストローラー13aが、下部レジストローラー13bから離間され、レジスト圧が解除される(図4参照)。
ソレノイド41は、レジスト圧解除命令を受けたときに一旦オンとされるが、歯欠けギア51に駆動歯車の駆動力が伝えられると、直ぐにオフとされる。このため、その可動片45は、歯欠けギア51が1回転したときに再度係止部に係合して、駆動歯車の歯欠けギア51への動力伝達を遮断する。
次に、レジスト圧の解除手段について、図面を用いて説明する。図3はレジスト圧解除前の通常状態を示す部分拡大図、図4はレジスト圧解除時を示す部分拡大図である。
用紙後端がセンサー40(図1参照)を通過したタイミングで、ソレノイド41への電流が印加され、ソレノイド41の電磁コイル(図示せず)に電流が流れる。これにより、ソレノイド41のプランジャー43が往復運動し、可動片45の先端が歯欠けギア51の係止部に当接し、歯欠けギア51が所定角度だけ回転し、昇降カム52の凸部52aが昇降板53に当接し昇降板53全体を押し下げる。すると、上部レジストローラー13aが持ち上がり、上部レジストローラー13aが下部のレジストローラー13bから離れる。これによりレジスト圧が解除される(図4参照)。
用紙後端がセンサー40(図1参照)を通過したタイミングで、ソレノイド41への電流が印加され、ソレノイド41の電磁コイル(図示せず)に電流が流れる。これにより、ソレノイド41のプランジャー43が往復運動し、可動片45の先端が歯欠けギア51の係止部に当接し、歯欠けギア51が所定角度だけ回転し、昇降カム52の凸部52aが昇降板53に当接し昇降板53全体を押し下げる。すると、上部レジストローラー13aが持ち上がり、上部レジストローラー13aが下部のレジストローラー13bから離れる。これによりレジスト圧が解除される(図4参照)。
このレジスト圧の解除動作は、昇降カム52の凸部52aと昇降板53との摺接時間によって、用紙後端がレジストローラー13a,13bの隙間を完全に抜けるまで継続するように設定されている。
一方、用紙後端がレジストローラー13a,13bの隙間を完全に抜けたタイミングで、ソレノイド41への電流の印加が停止される。これにより、ソレノイド41のプランジャー43が往復運動し可動片45の先端が、歯欠けギア51の係止部に当接し、歯欠けギア51が所定角度だけ回転する。昇降カム52の凸部52aが所定角度だけ回転して、昇降カム52の凸部52aと昇降板53とが当接しなくなると昇降板53が元の高さまで戻る。すると、昇降板53に一端部が連結された上部レジストローラー13aが下がり、レジストローラー13a,13b間のニップ部にレジスト圧がかかり、通常状態に戻る(図3参照)。
上記実施形態によれば、レジスト圧解除手段41,51,52,53を備えているため、レジストローラー対13に用紙を再給紙した後、用紙後端がセンサー40を通過した際のタイミングにより、レジスト圧を解除することができる。そのため、レジストローラー対13から用紙が抜ける際の負荷変動が軽減し、横スジの発生が抑制され、画像品質が向上する。
また、上記実施形態では、駆動がかかっている方の下部レジストローラー13bではなく、駆動がかかっていない方の上部レジストローラー13aを昇降させて、レジスト圧を解除しているため、レジスト圧解除手段の構造が簡単で低コストである。
なお、上記実施形態では、歯欠けギア51や昇降カム52などの駆動機構としてソレノイド41を用いる場合について説明したが、モーター、電磁クラッチ等の他の異なる駆動機構を用いても良い。本実施形態では、駆動機構としてソレノイド41を用いているため、電磁クラッチ等を使用する場合に比べて、低コストである。
また、上述の実施形態では、用紙搬送方向(図面左右方向)に直交する方向(図面前後方向)へまっすぐに延びる長尺なレジストローラー13a,13bを例示したが、このような長尺なものに限られず、同方向へ複数のレジストローラーが一列に配列された構成であってもかまわない。
また、本発明に係る画像形成装置は、印刷機能のみを有するプリンターに限られず、例えば、プリンターやファクシミリ、複写機などの各機能を兼ね備えた複合機や複写機などであっても適用可能である。
本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、プリンター、複写機、ファクシミリ、及びこれらの機能を備えた複合機などの画像形成装置に利用可能である。
1 プリンター(画像形成装置)
13 レジストローラー対
40 センサー
41 ソレノイド
51 歯欠けギア
52 昇降カム
53 昇降板
60 制御部
T 用紙(シート状部材)
13 レジストローラー対
40 センサー
41 ソレノイド
51 歯欠けギア
52 昇降カム
53 昇降板
60 制御部
T 用紙(シート状部材)
Claims (2)
- 停止した状態でシート状部材の先端を当接させた後、所定のタイミングで回転駆動し、前記シート状部材を搬送するレジストローラー対と、
前記レジストローラー対へ向けて搬送される前記シート状部材の位置を検知する検知手段と、
前記レジストローラー対のレジスト圧を解除するレジスト圧解除手段とを備え、
前記レジスト圧解除手段は、前記検知手段が前記シート状部材の搬送方向後端を検知したタイミングで、前記レジスト圧を解除することを特徴とする画像形成装置。 - 前記レジストローラー対は、上部レジストローラーと下部レジストローラーとを有し、
前記レジスト圧解除手段は、昇降可能な前記上部レジストローラーに取り付けられた昇降板と、該昇降板を昇降駆動する昇降カムとを有する、請求項1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015010016A JP2016132561A (ja) | 2015-01-22 | 2015-01-22 | 画像形成装置 |
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