JP2016131457A - 非接触充電システムおよびバッテリ搭載車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】運転者に煩わしい操作を要求することなく、バッテリ搭載車両の無線通信装置の消費電力を削減することができる、非接触充電システムを提供する。
【解決手段】非接触充電システム100は、給電スタンド10と電気自動車20とから構成されている。電気自動車20は、給電スタンド10との間で無線通信を行う無線通信装置21と、自車の位置を検出する車両位置検出装置22と、給電スタンド10の位置を記憶するスタンド位置記憶装置23と、無線通信装置21の動作状態を制御する制御装置24とを備えている。電気自動車20の制御装置24は、車両位置検出装置22によって検出される自車の位置がスタンド位置記憶装置23に記憶されている給電スタンド10の位置の所定範囲R内に入ると、無線通信装置21をスリープ状態から起動状態に移行させる。
【選択図】図2
【解決手段】非接触充電システム100は、給電スタンド10と電気自動車20とから構成されている。電気自動車20は、給電スタンド10との間で無線通信を行う無線通信装置21と、自車の位置を検出する車両位置検出装置22と、給電スタンド10の位置を記憶するスタンド位置記憶装置23と、無線通信装置21の動作状態を制御する制御装置24とを備えている。電気自動車20の制御装置24は、車両位置検出装置22によって検出される自車の位置がスタンド位置記憶装置23に記憶されている給電スタンド10の位置の所定範囲R内に入ると、無線通信装置21をスリープ状態から起動状態に移行させる。
【選択図】図2
Description
この発明は、非接触充電システムおよびバッテリ搭載車両に関する。
電気モータによって走行する電気自動車(EV車)や電気モータとガソリンエンジンとの併用によって走行するプラグインハイブリッド車(PHV車)の普及が始まっている。これらEV車やPHV車にはバッテリが搭載されており、バッテリに蓄えられた電気エネルギーによってモータを駆動することにより、車両の走行を行うことができる。
現在、EV車やPHV車用の充電システムとしては、駐車場内の駐車スペースに給電スタンドを設置して車両が駐車スペースに駐車している間に充電を行う方式が一般的である。また、給電スタンドから車両への電力供給の方法としては、給電スタンドと車両を専用の充電ケーブルで接続する接触充電方式と、給電スタンドの給電コイルと車両の受電コイルとを非接触状態に保ったまま電磁誘導または共鳴の原理を利用して電力供給を行う非接触充電方式とがある。
給電スタンドから車両への電力供給を行う際には、両者の間で各種の制御信号がやり取りされる。給電スタンドと車両を充電ケーブルで接続する接触充電システムの場合には、ケーブル内に通信線を含めることによって制御信号のやり取りを有線通信によって行うことができるが、充電ケーブルを使用しない非接触充電システムの場合には、給電スタンドと車両の双方に無線通信装置を搭載し、制御信号のやり取りを無線通信によって行わなければならない。特許文献1には、非接触充電システムの一例が記載されている。
非接触充電システムの無線ネットワーク構成として、給電スタンドがアクセスポイント、車両がクライアントとして機能する構成が考えられる。この構成において給電スタンドと車両との間で無線通信接続を確立する際には、給電スタンドが自機の識別子を含むビーコン信号を所定周期でブロードキャストし、車両は給電スタンドの付近を走行中にビーコン信号を受信して、当該給電スタンドに向けて無線通信接続の確立を要求するメッセージを送信する。
しかしながら、上記の構成において、給電スタンドから送信されるビーコン信号を車両の走行中に受信するために車両の無線通信装置を常に受信可能状態にしておくことは、消費電力削減の観点から好ましくない。この問題を解決する簡単な方法としては、例えば車両の通常走行時には無線通信装置の電源をオフ状態にしておき、充電のために給電スタンドに接近した際にのみ運転者が手動でオン状態にすることが考えられるが、これは運転者に煩わしい操作を要求することになる。
この発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、運転者に煩わしい操作を要求することなく、バッテリ搭載車両の無線通信装置の消費電力を削減することができる、非接触充電システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明に係る非接触充電システムは、給電スタンドとバッテリ搭載車両とから構成される非接触充電システムであって、バッテリ搭載車両は、給電スタンドとの間で無線通信を行う無線通信手段(無線通信装置)と、給電スタンドの位置を記憶するスタンド位置記憶手段と、自車の位置を検出する車両位置検出手段と、無線通信手段の動作状態を制御する制御手段とを備え、制御手段は、車両位置検出手段によって検出される自車の位置がスタンド位置記憶手段に記憶されている給電スタンドの位置の所定範囲内に入ると、無線通信手段をスリープ状態から起動状態に移行させる。
バッテリ搭載車両は、自車のスピードを検出する車速検出手段をさらに備え、制御手段は、車両位置検出手段によって検出される自車の位置がスタンド位置記憶手段に記憶されている給電スタンドの位置の所定範囲内に入り、かつ車速検出手段によって検出される自車のスピードが所定値未満の場合に、無線通信手段をスリープ状態から起動状態に移行させるようにしてもよい。
バッテリ搭載車両は、カーナビゲーション手段をさらに備え、制御手段は、車両位置検出手段によって検出される自車の位置がスタンド位置記憶手段に記憶されている給電スタンドの位置の所定範囲内に入り、かつカーナビゲーション手段に目的地が設定されていないか又はカーナビゲーション手段に当該給電スタンドが目的地として設定されている場合に、無線通信手段をスリープ状態から起動状態に移行させるようにしてもよい。
バッテリ搭載車両は、車両位置検出手段によって検出される自車の位置が、給電スタンドが設置されているか否か不明の駐車スペースの所定範囲内に入ると、無線通信手段をスリープ状態から起動状態に移行させ、その際に給電スタンドからのビーコン信号が受信される場合には、当該給電スタンドの位置をスタンド位置記憶手段に記憶させるようにしてもよい。
また、この発明に係るバッテリ搭載車両は、給電スタンドとの間で非接触充電可能なバッテリ搭載車両であって、給電スタンドとの間で無線通信を行う無線通信手段(無線通信装置)と、給電スタンドの位置を記憶するスタンド位置記憶手段と、自車の位置を検出する車両位置検出手段と、無線通信手段の動作状態を制御する制御手段とを備え、制御手段は、車両位置検出手段によって検出される自車の位置がスタンド位置記憶手段に記憶されている給電スタンドの位置の所定範囲内に入ると、無線通信手段をスリープ状態から起動状態に移行させる。
この発明に係る非接触充電システムによれば、運転者に煩わしい操作を要求することなく、バッテリ搭載車両の無線通信装置の消費電力を削減することができる。
以下、この発明の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係る非接触充電システム100について説明する。
図1に示されるように、非接触充電システム100は、駐車場内の駐車スペースSに設置された給電スタンド10と電気自動車20とから構成されており、駐車スペースSの地面には給電コイル14が設置されている。なお、この実施の形態1では、1台の給電スタンド10と1台の電気自動車20が存在する例が示されているが、本発明はより一般的に、1台または複数台の給電スタンドと1台または複数台のバッテリ搭載車両が存在する場合について適用することができる。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係る非接触充電システム100について説明する。
図1に示されるように、非接触充電システム100は、駐車場内の駐車スペースSに設置された給電スタンド10と電気自動車20とから構成されており、駐車スペースSの地面には給電コイル14が設置されている。なお、この実施の形態1では、1台の給電スタンド10と1台の電気自動車20が存在する例が示されているが、本発明はより一般的に、1台または複数台の給電スタンドと1台または複数台のバッテリ搭載車両が存在する場合について適用することができる。
非接触充電システム100は、IEEE802.11規格に準拠した無線ネットワーク構成を有しており、給電スタンド10がアクセスポイント、電気自動車20がクライアントとして機能する。給電スタンド10は、自機の識別子を含むビーコン信号を所定周期でブロードキャストしており、図1の領域rは給電スタンド10から送信されるビーコン信号を受信可能な範囲を表している。なお、非接触充電システム100が採用する無線通信規格はIEEE802.11に限定されるものではなく、他の規格でもよい。
以下、この実施の形態1に係る非接触充電システム100における給電スタンド10と電気自動車20の構成について説明した後、非接触充電システム100の充電開始時の処理について説明する。
(給電スタンド10の構成)
図2の左側に示されるように、給電スタンド10は、無線通信装置11と、制御装置12と、電力変換装置13と、給電コイル14とを備えている。
図2の左側に示されるように、給電スタンド10は、無線通信装置11と、制御装置12と、電力変換装置13と、給電コイル14とを備えている。
無線通信装置11は、制御装置12から入力されるディジタル信号を電波信号に変換してアンテナ111から送信すると共に、アンテナ111によって受信される電波信号をディジタル信号に変換して制御装置12に出力することによって、給電スタンド10と電気自動車20との間で無線通信を行うことを可能にする。
制御装置12は、マイクロコンピュータ等によって構成されており、無線通信装置11と次に述べる電力変換装置13を制御することによって、給電スタンド10から電気自動車20への充電処理を制御する。詳細には、制御装置12は、無線通信装置11を介して電気自動車20との間で無線通信を行いながら電力変換装置13を制御することによって、電気自動車20への電力供給を制御する。
電力変換装置13は、系統電源から供給される交流電力をより周波数の高い高周波電力に変換する。
給電コイル14には、電力変換装置13から供給される高周波電力が出力される。
(電気自動車20の構成)
図2の右側に示されるように、電気自動車20は、無線通信装置21と、車両位置検出装置22と、スタンド位置記憶装置23と、制御装置24と、受電コイル25と、電力変換装置26と、バッテリ27とを備えている。
図2の右側に示されるように、電気自動車20は、無線通信装置21と、車両位置検出装置22と、スタンド位置記憶装置23と、制御装置24と、受電コイル25と、電力変換装置26と、バッテリ27とを備えている。
無線通信装置21は、図3に示されるように、制御CPU211と、通信インターフェース回路212と、無線通信回路213と、電源回路214とから構成されており、電気自動車20と給電スタンド10との間で無線通信を行うことを可能にする。電波信号の送信時には、制御装置24から通信インターフェース回路212を介して制御CPU211に入力されるディジタル信号が、無線通信回路213によって電波信号に変換されてアンテナ215から送信される。一方、電波信号の受信時には、アンテナ215によって受信された電波信号が無線通信回路213によってディジタル信号に変換され、制御CPU211から通信インターフェース回路212を介して制御装置24に出力される。
図2に戻って、車両位置検出装置22は、GPS受信機等によって構成されており、軌道上のGPS衛星から送信されるGPS信号をアンテナ221によって受信し、当該受信信号に基づいて自車の位置(緯度および経度)を検出する。
スタンド位置記憶装置23は、不揮発性メモリ等によって構成されており、給電スタンド10の位置(緯度および経度)を記憶している。なお、この実施の形態1では給電スタンドが1台のみであるため、1台の給電スタンド10の位置のみを記憶しているが、給電スタンドが複数台ある場合には、複数台の給電スタンドの位置を記憶することができる。
制御装置24は、マイクロコンピュータ等によって構成されており、車両位置検出装置22によって検出される自車の位置とスタンド位置記憶装置23に記憶されているスタンド10の位置とに基づいて、無線通信装置21の動作状態を制御する。また、制御装置24は、無線通信装置21と次に述べる電力変換装置26を制御することによって、電気自動車20の充電処理を制御する。
受電コイル25は、給電スタンド10の給電コイル14から電磁誘導または共鳴の原理によって伝達される高周波電力を受電する。
電力変換装置26は、AC/DCコンバータ等から構成されており、受電コイル25によって受電された高周波電力を直流電力に変換する。
バッテリ27は、電力変換装置26から出力される直流電力を蓄える。
(非接触充電システム100の充電開始時の処理)
次に、この実施の形態1に係る非接触給電システム100における充電開始時の処理について説明する。
次に、この実施の形態1に係る非接触給電システム100における充電開始時の処理について説明する。
非接触充電システム100の充電開始前、電気自動車20が給電スタンド10の所定範囲外(図1の領域Rの外側)を走行中の場合には、電気自動車20の無線通信装置21は、消費電力を抑えた「スリープ状態」にある。
図3の無線通信装置21のスリープ状態においては、制御CPU211は消費電力を抑えたスリープモードで動作している。また、電源回路214から無線通信回路213への電力供給は停止されており、無線通信回路213はオフ状態である。この状態においては、無線通信装置21は給電スタンド10から送信されるビーコン信号を受信することはできないが、制御CPU211がスリープモードで動作しており、また無線通信装置21の中で動作時に最も電力を消費する無線通信回路213がオフ状態であるため、無線通信装置21の消費電力は低く抑えられている。
電気自動車20の制御装置24は、車両位置検出装置22によって検出される自車の位置とスタンド位置記憶装置23に記憶されている給電スタンド10の位置とを常時比較している。そして、電気自動車20が給電スタンド10の所定範囲内(図1の領域Rの内側)に入ったことが検出されると、制御装置24は無線通信装置21に起動信号を送信する(図4)。
制御装置24から無線通信装置21に送信された起動信号は、通信インターフェース回路212を介して制御CPU211によって受信され、制御CPU211はスリープモードから通常動作モードに移行する。通常動作モードに移行した制御CPU211は、電源回路214に電力供給指令を送信して電源回路214から無線通信回路213への電力供給を開始させ、無線通信回路213をオン状態にする。
制御CPU211が通常動作モードに移行し、また無線通信回路213がオン状態になったことにより、無線通信装置21は電波信号の送受信が可能な「起動状態」に移行する。この状態において、電気自動車20が給電スタンド10から送信されるビーコン信号の受信可能範囲r内に入ると、無線通信装置21は給電スタンド10から送信されるビーコン信号を受信することができる。
給電スタンド10から送信されるビーコン信号が電気自動車20の無線通信装置21によって受信されると、電気自動車20の制御装置24は無線通信装置21に制御信号を送信し、無線通信装置21のアンテナ215から給電スタンド10に向けて無線通信接続の確立を要求するメッセージをユニキャストで送信させる。
このメッセージを無線通信装置11によって受信した給電スタンド10の制御装置12は、無線通信装置11に制御信号を送信し、無線通信装置11のアンテナ111から電気自動車20に向けて接続応答メッセージをユニキャストで返信させる。これにより、電気自動車20の無線通信装置21と給電スタンド10の無線通信装置11との間で無線通信接続が確立される。そして、電気自動車20が駐車スペースSに停車し、給電スタンド10の給電コイル14の真上に電気自動車20の受電コイル25が位置するようになると、給電スタンド10から電気自動車20への充電処理が開始される。
給電スタンド10から電気自動車20への充電処理においては、両者の間で各種制御信号が無線通信によってやり取りされながら、給電スタンド10の給電コイル14から充電用の高周波電力が出力される。この高周波電力が電磁誘導または共鳴の原理によって電気自動車20の受電コイル25によって受電され、電力変換装置26によって直流電力に変換された後、バッテリ27に蓄えられる。
以上説明したように、この実施の形態1に係る非接触充電システム100において、電気自動車20は、給電スタンド10との間で無線通信を行う無線通信装置21と、自車の位置を検出する車両位置検出装置22と、給電スタンド10の位置を記憶するスタンド位置記憶装置23と、無線通信装置21の動作状態を制御する制御装置24とを備えている。制御装置24は、車両位置検出装置22によって検出される自車の位置がスタンド位置記憶装置23に記憶されている給電スタンド10の位置の所定範囲R内に入ると、無線通信装置21をスリープ状態から起動状態に移行させる。これにより、運転者に煩わしい操作を要求することなく、電気自動車20の無線通信装置21の消費電力を削減することができる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る非接触充電システム200について説明する。
図5に示されるように、この実施の形態2に係る非接触充電システム200の電気自動車220は、自車の走行スピードを検出する車速検出装置228を備えている。電気自動車220の制御装置224は、車両位置検出装置22によって検出される自車の位置がスタンド位置記憶装置23に記憶されている給電スタンド10の位置の所定範囲R内に入り、かつ車速検出手段228によって検出される自車のスピードが所定値(例えば時速30km)未満の場合に、無線通信手段21をスリープ状態から起動状態に移行させる。
この発明の実施の形態2に係る非接触充電システム200について説明する。
図5に示されるように、この実施の形態2に係る非接触充電システム200の電気自動車220は、自車の走行スピードを検出する車速検出装置228を備えている。電気自動車220の制御装置224は、車両位置検出装置22によって検出される自車の位置がスタンド位置記憶装置23に記憶されている給電スタンド10の位置の所定範囲R内に入り、かつ車速検出手段228によって検出される自車のスピードが所定値(例えば時速30km)未満の場合に、無線通信手段21をスリープ状態から起動状態に移行させる。
上記実施の形態1に係る非接触充電システム100では、運転者に充電の意志がなく、単に給電スタンド10の近くを通過するだけの場合であっても、電気自動車20が給電スタンド10の所定範囲R内に入ると、無線通信装置21が起動状態に移行してしまう。これに対して、この実施の形態2に係る非接触充電システム200では、電気自動車220が所定速度以上で単に給電スタンド10の近くを通過する際には、無線通信装置21が起動状態に移行することはないため、上記実施の形態1に係る非接触充電システム100よりも更に無線通信装置21の消費電力を削減することができる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係る非接触充電システム300について説明する。
図6に示されるように、この実施の形態3に係る非接触充電システム300の電気自動車320は、カーナビゲーション装置329を備えている。電気自動車320の制御装置324は、車両位置検出装置22によって検出される自車の位置がスタンド位置記憶装置23に記憶されている給電スタンド10の位置の所定範囲R内に入り、かつカーナビゲーション装置329に目的地が設定されていないか又はカーナビゲーション装置329に給電スタンド10が目的地として設定されている場合に、無線通信手段21をスリープ状態から起動状態に移行させる。これにより、電気自動車320が上記実施の形態2における所定速度未満で給電スタンド10の近くを通過したとしても、カーナビゲーション装置329に給電スタンド10以外の目的地が設定されており、自車が給電スタンド10以外の目的地に向けて走行中である場合には、無線通信手段21が起動状態に移行することはない。そのため、上記実施の形態2に係る非接触充電システム200よりも更に無線通信装置21の消費電力を削減することができる。
この発明の実施の形態3に係る非接触充電システム300について説明する。
図6に示されるように、この実施の形態3に係る非接触充電システム300の電気自動車320は、カーナビゲーション装置329を備えている。電気自動車320の制御装置324は、車両位置検出装置22によって検出される自車の位置がスタンド位置記憶装置23に記憶されている給電スタンド10の位置の所定範囲R内に入り、かつカーナビゲーション装置329に目的地が設定されていないか又はカーナビゲーション装置329に給電スタンド10が目的地として設定されている場合に、無線通信手段21をスリープ状態から起動状態に移行させる。これにより、電気自動車320が上記実施の形態2における所定速度未満で給電スタンド10の近くを通過したとしても、カーナビゲーション装置329に給電スタンド10以外の目的地が設定されており、自車が給電スタンド10以外の目的地に向けて走行中である場合には、無線通信手段21が起動状態に移行することはない。そのため、上記実施の形態2に係る非接触充電システム200よりも更に無線通信装置21の消費電力を削減することができる。
その他の実施の形態.
上記実施の形態1〜3において、電気自動車20,220,230のスタンド位置記憶装置23に給電スタンド10の位置を記憶させる方法としては様々なものが考えられる。例えば、電気自動車の製造時に予め給電スタンドの位置を記憶させておいてもよいし、或いは運転者がタッチパネル等を介して手動で記憶させるようにしてもよい。また、初期状態では駐車スペース(給電スタンドが設置されているか否かは不明)の位置のみを記憶させておき、車両位置検出装置22によって検出される自車の位置が駐車スペースの所定範囲内に入ると無線通信装置21をスリープ状態から起動状態に移行させ、その際に給電スタンドからのビーコン信号が受信される場合には、当該給電スタンドの位置をスタンド位置記憶装置23に記憶させるようにしてもよい。
上記実施の形態1〜3において、電気自動車20,220,230のスタンド位置記憶装置23に給電スタンド10の位置を記憶させる方法としては様々なものが考えられる。例えば、電気自動車の製造時に予め給電スタンドの位置を記憶させておいてもよいし、或いは運転者がタッチパネル等を介して手動で記憶させるようにしてもよい。また、初期状態では駐車スペース(給電スタンドが設置されているか否かは不明)の位置のみを記憶させておき、車両位置検出装置22によって検出される自車の位置が駐車スペースの所定範囲内に入ると無線通信装置21をスリープ状態から起動状態に移行させ、その際に給電スタンドからのビーコン信号が受信される場合には、当該給電スタンドの位置をスタンド位置記憶装置23に記憶させるようにしてもよい。
100,200,300 非接触充電システム、10 給電スタンド、20,220,320 電気自走車(バッテリ搭載車両)、21 無線通信装置(無線通信手段)、22 車両位置検出装置(車両位置検出手段)、23 スタンド位置記憶装置(スタンド位置記憶手段)、24,224,324 制御装置(制御手段)、228 車速検出装置(車速検出手段)、229 カーナビゲーション装置(カーナビゲーション手段)、R 所定範囲。
Claims (5)
- 給電スタンドとバッテリ搭載車両とから構成される非接触充電システムであって、
前記バッテリ搭載車両は、
前記給電スタンドとの間で無線通信を行う無線通信手段と、
前記給電スタンドの位置を記憶するスタンド位置記憶手段と、
自車の位置を検出する車両位置検出手段と、
前記無線通信手段の動作状態を制御する制御手段と
を備え、
前記制御手段は、前記車両位置検出手段によって検出される自車の位置が前記スタンド位置記憶手段に記憶されている前記給電スタンドの位置の所定範囲内に入ると、前記無線通信手段をスリープ状態から起動状態に移行させる、非接触充電システム。 - 前記バッテリ搭載車両は、自車のスピードを検出する車速検出手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記車両位置検出手段によって検出される自車の位置が前記スタンド位置記憶手段に記憶されている前記給電スタンドの位置の所定範囲内に入り、かつ前記車速検出手段によって検出される自車のスピードが所定値未満の場合に、前記無線通信手段をスリープ状態から起動状態に移行させる、請求項1に記載の非接触充電システム。 - 前記バッテリ搭載車両は、カーナビゲーション手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記車両位置検出手段によって検出される自車の位置が前記スタンド位置記憶手段に記憶されている前記給電スタンドの位置の所定範囲内に入り、かつ前記カーナビゲーション手段に目的地が設定されていないか又は前記カーナビゲーション手段に前記給電スタンドが目的地として設定されている場合に、前記無線通信手段をスリープ状態から起動状態に移行させる、請求項1に記載の非接触充電システム。 - 前記バッテリ搭載車両は、前記車両位置検出手段によって検出される自車の位置が、給電スタンドが設置されているか否か不明の駐車スペースの所定範囲内に入ると、前記無線通信手段をスリープ状態から起動状態に移行させ、その際に給電スタンドからのビーコン信号が受信される場合には、該給電スタンドの位置を前記スタンド位置記憶手段に記憶させる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の非接触充電システム。
- 給電スタンドとの間で非接触充電可能なバッテリ搭載車両であって、
前記給電スタンドとの間で無線通信を行う無線通信手段と、
前記給電スタンドの位置を記憶するスタンド位置記憶手段と、
自車の位置を検出する車両位置検出手段と、
前記無線通信手段の動作状態を制御する制御手段と
を備え、
前記制御手段は、前記車両位置検出手段によって検出される自車の位置が前記スタンド位置記憶手段に記憶されている前記給電スタンドの位置の所定範囲内に入ると、前記無線通信手段をスリープ状態から起動状態に移行させる、バッテリ搭載車両。
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Cited By (1)
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- 2015-01-14 JP JP2015004928A patent/JP2016131457A/ja active Pending
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