JP2016131453A - ステータの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステータのセグメントコイルの溶接部への負荷を軽減させる。【解決手段】実施の形態に係るステータの製造方法は、環状のステータコア11の複数の周に設けられた複数のスロット12に、連結部により連結された一対の直線部14aを備える複数のセグメントコイル14を挿入し、第1周に位置する第1セグメントコイルを一方向に、第1周の径方向の外側に隣接する第2周に位置する第2セグメントコイルを一方向と反対方向に捻じり、第1セグメントコイルの第1先端部14bと第2セグメントコイルの第2先端部14bとが径方向に隣接するように並べ、第1先端部に径方向内側から治具30を当接させて第2先端部の方向に変形させた後、第2先端部に径方向外側から治具30を当接させ、第1先端部の方向に変形させ、第1先端部と第2先端部とを互いに接触させ、第1先端部と第2先端部とが接触した状態で溶接する。【選択図】図11

Description

本発明は、回転電機に使用されるステータの製造方法に関する。
特許文献1には、回転電機に使用されるステータの製造方法が記載されている。特許文献1に記載の製造方法では、まず、一対の直線部と連結部によりU字形状に構成されたセグメントコイルがステータコアのスロット内に挿入される。その後、連結部と反対側の直線部の先端部が円周方向に捻られ、他のセグメントコイルの円周方向に捻られた直線部と溶接で接合される。
特許文献1の捻り工程では、反時計回り方向に捻られた先端部と時計回り方向に捻られた先端部とが、間隙を介して円周方向に隣り合うように捻り成形されている。溶接工程では、一対のアース電極により、反時計回り方向に捻られた先端部と時計回り方向に捻られた先端部とが互いに近接するように挟持され、先端部間の間隙が小さくなるようセグメントコイルを弾性変形させて、互いに接触し合った状態にして溶接する。また、特許文献2では、内周側コイルエンド部と外周側コイルエンド部とが対向するように円環状の半径方向に折り曲げ、折り曲げ端面を当接して溶接している。
特開2012−257391号公報 特開2011−217510号公報
特許文献1では、溶接されるセグメントコイルのペアを円周方向に配置して、アース電極で挟持し、コイルを弾性変形させて接触させる。このように、セグメントコイルを円周方向に配置すると、モータが大きくなるという問題がある。また、セグメントコイルを弾性変形させた状態で溶接すると、残留応力により溶接部に負荷がかかる。
本発明は、上記のような問題点を背景としてなされたものであり、本発明の目的は、溶接部への負荷を軽減させることが可能なステータの製造方法を提供することである。
実施の形態に係るステータの製造方法は、環状のステータコアの周上に設けられた複数のスロットに、連結部により連結された一対の直線部を備える複数のセグメントコイルを挿入し、第1周に位置する第1セグメントコイルを一方向に、前記第1周の径方向の外側に隣接する第2周に位置する第2セグメントコイルを前記一方向と反対方向に捻じり、前記第1セグメントコイルの第1先端部と前記第2セグメントコイルの第2先端部とが径方向に隣接するように並べ、前記第1先端部に径方向内側から治具を当接させ、前記第2先端部の方向に変形させた後、前記第2先端部に径方向外側から前記治具を当接させ、前記第1先端部の方向に変形させ、前記第1先端部と前記第2先端部とを互いに接触させ、前記第1先端部と前記第2先端部とが接触した状態で溶接する。
本発明によれば、溶接部への負荷を軽減させることが可能なステータの製造方法を提供することが可能となる。
実施の形態に係り、ステータコアのスロットにセグメントコイルが挿入された状態を示す斜視図である。 図1に示すステータの一部を上面から見た図である。 図1に示すステータのセグメントコイルが捻じり成形される前の状態を周方向から見た図である。 図1に示すステータのセグメントコイルに捻じり円環を装着した状態を径方向から見た図である。 図1に示すステータのセグメントコイルに捻じり円環を装着した状態を周方向から見た図である。 実施の形態に係り、図1のセグメントコイルが捻り成形された後の状態を示す斜視図である。 図6に示すステータの一部を上面から見た図である。 捻り成形後のセグメントコイルを径方向から見た図である。 実施の形態に係り、図6の捻り成形後のセグメントコイルの位置の矯正工程を説明する図である。 実施の形態に係り、図6の捻り成形後のセグメントコイルの位置の矯正工程を説明する図である。 実施の形態に係り、図6の捻り成形後のセグメントコイルの位置の矯正工程を説明する図である。 実施の形態に係り、図6の捻り成形後のセグメントコイルの位置の矯正工程を説明する図である。 特許文献1に記載のステータの製造方法を説明する図である。
以下、図面を参照して、実施の形態について説明する。以下の図面においては、同じ作用を奏する構成要素には同じ符号を付している。なお、各図における寸法関係は実際の寸法関係を反映するものではない。
図1〜図12は、実施の形態に係るステータの製造方法を説明するための図である。実施の形態に係るステータの製造方法は、(1)ステータコアのスロットにセグメントコイルを挿入する挿入工程、(2)スロットに挿入されたセグメントコイルを円周方向に捻じる捻り工程、(3)後の工程で溶接される異なるセグメントコイルの先端部同士の位置を矯正する矯正工程、(4)矯正工程を経て、セグメントコイルの先端部同士が接触した状態で溶接を行う溶接工程、を含む。
(1)挿入工程
図1を参照して、挿入工程について説明する。図1は、ステータコア11のスロット12にセグメントコイル14が挿入された状態を示す斜視図である。図1に示すように、環状のステータコア11には、周方向に所定の間隔でスロット12が形成されている。スロット12間には、ティース13が設けられている。スロット12には、セグメントコイル14の直線部14aがそれぞれ挿入されている。直線部14a間には、絶縁用の相間紙15が配置されている。なお、本発明は、相間紙15を設けない場合にも適用可能である。
なお、セグメントコイル14としては、特許文献1に記載されたように、一対の直線部14aが連結部(不図示)により連結されたものを用いることができる。セグメントコイル14の表面は絶縁用のエナメルにより被覆されている。直線部14aの連結部とは反対側の先端部14bはエナメルにより被覆されておらず、導線が露出している。複数のセグメントコイル14の一部が互いに重ね合わされ、円環状に組み合わされた状態で、ステータコア11の複数のスロット12に挿入される。
図1に示す例では、ステータコア11には、48箇所のスロット12が設けられている。各スロット12には、10本の直線部14aが挿入されている。図2に、図1に示すステータ10の一部を上面から見た図を示す。図2に示すように、10本の直線部14aは、径方向に整列するように配置されている。
詳細には、実施の形態に係るステータは、U相、V相、W相の3相誘導モータのステータである。図2において、U1がU相第1コイル、U2がU相第2コイル、V1がV相第1コイル、V2がV相第2コイル、W1がW相第1コイル、W2がW相第2コイルに対応する。
内周側から外周側に10本のセグメントコイル14が重ねられ、一方の直線部14a群がU1で示す1つのスロット12に挿入され、他方の直線部14a群が当該スロット12から反時計回りに6つ目のU1で示す他のスロット12に挿入される。なお、図2においては示していないが、U相第2コイルU2、V相第1コイルV1、V相第2コイルV2、W相第1コイルW1、W相第2コイルW2についても同様である。
重ねて挿入される10本のセグメントコイル14が、U相第1コイルU1、U相第2コイルU2、V相第1コイルV1、V相第2コイルV2、W相第1コイルW1、W相第2コイルW2それぞれの一部を構成するセグメントコイル群となる。
また、U相第1コイルU1、U相第2コイルU2、V相第1コイルV1、V相第2コイルV2、W相第1コイルW1、W相第2コイルW2は、それぞれ4つのセグメントコイル群により構成される。ステータコア11に設けられた48箇所のスロット12には、U相第1コイルU1、U相第2コイルU2、V相第1コイルV1、V相第2コイルV2、W相第1コイルW1、W相第2コイルW2の順番で、セグメントコイル群の一方の直線部14a群がそれぞれ挿入される。
U相の分布巻コイルを形成するためには、U相第1コイルU1、U相第2コイルU2を構成するそれぞれ4つのセグメントコイル群を接続し、さらに、U相第1コイルU1とU相第2コイルU2とを接続する必要がある。同様に、V相の分布巻コイル、V相第1コイルV1、V相第2コイルV2を構成するそれぞれ4つのセグメントコイル群を接続し、さらに、V相第1コイルU1とV相第2コイルU2とを接続する必要がある。また、W相の分布巻コイルをそれぞれ形成するためには、W相第1コイルW1、W相第2コイルW2を構成するそれぞれ4つのセグメントコイル群を接続し、さらに、W相第1コイルW1とW相第2コイルW2とを接続する必要がある。
例えば、図1に矢印で示すように、U相第1コイルU1の内周側から奇数番目(1、3、5、7、9番目)に位置する直線部14aを時計回りに、内周側から偶数番目(2、4、6、8、10番目)に位置する直線部14aを反時計回りに捻じり成形する。そして、内周側から2つずつのペアを近づけて溶接接合する。具体的には、例えば、図2において、左側のU相第1コイルU1の内周側から10番目の先端部14bと右側のU相第1コイルU1の内周側から9番目の先端部14bとを溶接接合する。同様に、他のセグメントコイル14についても接合することにより、U相、V相、W相の分布巻コイルを形成することができる。
なお、各スロット12に挿入される10本のセグメントコイル14は、それぞれ同一の形状ではなく、異なる形状であってもよい。図3は、図1に示す直線部14aが捻じり成形される前の状態の一部を周方向から見た図である。例えば、図3に示すように、外周側の直線部14aほどステータコア11から突出している部分の長さが長く形成されている。このように、外周側の直線部14aほど突出している部分を長く形成することにより、直線部14aを捻り成形した後の隣り合う先端部14bの高さを略同一とすることができる。
また、捻じり成形の加工性を向上させるために、セグメントコイル14を、外周側の直線部14aほど外周側にシフトした形状としている。また、後の溶接工程において接合される先端部14bのペア間の距離が短くなるように、外周側から内周側に向かって2つずつ、先端部14b同士の距離が狭くなっている。ただし、図面の簡略化のため、以下の図面においては、各セグメントコイル14を同一の形状として図示している。次に、セグメントコイル14の捻り工程について説明する。
(2)捻り工程
セグメントコイル14の挿入工程を経た後の、セグメントコイル14の捻り工程について、図4〜図8を参照して説明する。図4は、図1に示すステータのセグメントコイル14に捻じり円環20を装着した状態を径方向から見た図であり、図5は、周方向から見た図である。図5に示すように、捻じり円環20は、同心円状に配置された直径の異なる10個の円環201〜210を備えている。図5に示す例では、円環201が最内周に位置しており、円環210が最外周に位置している。1つのスロット12内に挿入された10本の直線部14aは、それぞれ異なる円環201〜210に係合される。
図4では、捻じり円環20に先端部14bが係合された状態を示している。図4に示すように、捻じり円環20には、一円周上に配置されたセグメントコイル14の直線部14aの本数に対応した円環溝21が設けられている。実施の形態では、捻じり円環20には、48箇所の円環溝21が形成されている。先端部14bは、捻じり円環20の円環溝21にそれぞれ係合される。
内周側から奇数番目の円環201、203、205、207、209は時計回りに、内周側から偶数番目の円環202、204、206、208、210は反時計回りに回転する。これにより、スロット12から突出している直線部14aを捻り成形することができる。
図6は、図1のセグメントコイルの直線部が捻り成形された後の状態を示す斜視図である。図6に示すように、捻り成形後は、内周側から奇数番目の直線部14aは時計回りに捻られ、偶数番目の直線部14aは反時計回りに捻られている。
図7は、図6に示すステータの一部を上面から見た図である。図8は捻り成形後のセグメントコイルの状態を径方向から見た図である。図7に示すように、捻じり成形後は後に接合されるペアの先端部14bが径方向に隣接するように並んでいる。また、径方向に並ぶ先端部14b間には隙間が形成されている。
これは、セグメントコイル14を回転させて捻り曲げるため、外周側に向かって直線部14aが倒れるためである。また、セグメントコイル14の外周側には、当該セグメントコイル14の位置を規制するバックアップがない。また、図3において説明したように、捻じり成形の加工性を向上させるために、セグメントコイル14の外周側の直線部14aほど外周側へのシフト量が大きい。このため、外周側の直線部14aは、さらに外側に倒れやすい。
なお、内周側の直線部14aは、その外周側に他の直線部14aが存在しているため、外周側の直線部14aと比較すると外周側へ倒れにくい。このため、後の溶接工程で溶接されるペアの先端部14b同士が離れてしまう。このように、ペアの先端部14b同士が離れているため、溶接電極でクランプすることができず、溶接を行うことができないという問題がある。
このような、捻じり成形後に溶接工程の要求する先端部14bの位置精度を確保できないという問題を解決するために、実施の形態では、溶接工程の前に、捻り成形後のセグメントコイルの位置の矯正工程を設けている。次に、矯正工程について説明する。
(3)矯正工程
捻り工程経た後の、セグメントコイル14の先端部14bの位置を矯正する矯正工程について、図9〜図12を参照して説明する。図9〜図12は、図6の捻り成形後のセグメントコイル14の先端部14bの位置を矯正する工程を説明する図である。図9に矢印で示すように、径方向に隣接する溶接される2つの先端部14b同士が接触するように、先端部14bの位置が矯正される。
図10に示すように、先端部14bの位置の矯正には、矯正治具30が用いられる。矯正治具30には、先端部14bに当接する型31が設けられている。図11に示すように、実施の形態では、まず、隣接するペアの先端部14bのうち、内周側に配置された先端部14bに内周側から型31を当接させ、内周側に配置された先端部14bを外周側に配置された先端部14bの方向に塑性変形させる。
次に、型31を移動させ、隣接するペアの先端部14bのうち、外周側に配置された先端部14bに外周側から型31を当接させ、外周側に配置された先端部14bを内周側に配置された先端部14bの方向に塑性変形させる。これにより、ペアの先端部14b同士を接触させることができる。なお、矯正治具30については、1つの治具で先端部14bを内側から外側へ、また、外側から内側へ塑性変形させて矯正するようにしてもよいし、内側から外側へ塑性変形させるための治具と外側から内側へ塑性変形させるための治具をそれぞれ別に設けてそれぞれで矯正するようにしても良い。
図12では、スロット12に挿入される10本の直線部14aを考える。図12に示すように、10本の直線部14aは、5つのペアに分けられる。最初に、これらの5つのペアの最外周に配置されるペアにおいて、内周側に位置する先端部14bの位置が型31により外周方向に矯正される(矢印1)。その後、最外周のペアよりの一つ内側のペアにおいて、内周側に位置する先端部14bの位置が型31により外周方向に矯正される(矢印2)。以降同様に、図12に示す矢印3、4、5の順番で、最内周のペアまで内周側の先端部14bの位置が矯正される。
次に、5つのペアの最内周に配置されるペアにおいて、外周側に位置する先端部14bの位置が型31により内周方向に矯正される(矢印6)。その後、最内周のペアよりの一つ外側のペアにおいて、外周側に位置する先端部14bの位置が型31により内周方向に矯正される(矢印7)。以降同様に、図12に示す矢印8、9、10の順番で、最外周のペアまで外周側の先端部14bの位置が矯正される。これにより、後の溶接工程で要求される先端部14bの位置精度を確保することができる。
また、図12に示した順番で、先端部14bの位置を矯正することで、型31の挿入時に先端部14b間に隙間ができ、セグメントコイル14と型31との干渉を回避することが可能となる。
なお、型31の移動量は、先端部14bのスプリングバックを考慮して、先端部14bが径方向に塑性変形して、ペアとなる先端部14b同士が接触するように決定されている。このように、ペアの先端部14b同士が接触した状態で、次の溶接工程が行われる。
(4)溶接工程
溶接工程では、ペアの先端部14b同士が接触した状態で、TIG溶接が行われる。図示しない溶接電源から給電可能な一対の電極により、接触しているペアの先端部14bを挟持して溶接が行われる。
図13は、特許文献1に記載のステータの製造方法を説明する図である。図13に示すように、特許文献1では、一対の電極40により、間隙を介して円周方向に並ぶペアの先端部14bを互いに近接する向きに挟持して、間隙が小さくなるように弾性変形させて、互いに接触しあった状態で溶接している。このように、先端部14bが弾性変形した状態で溶接すると、残留応力により溶接部に負荷がかかる。また、先端部14bが円周方向に並んでいるため、モータの大きさが大きくなる。
これに対し、実施の形態では、ペアの先端部14bはそれぞれ塑性変形して接触した状態となっている。このように、ペアの先端部14bが塑性変形して接触した状態で溶接を行うことにより、溶接部への残留応力による負荷を軽減することが可能となる。また、上述の通り、先端部14bは径方向に隣接するように配置される。これにより、モータの小型化を実現できる。
以上説明したように、実施の形態では、異なるセグメントコイルの先端部同士を径方向に隣接するように配置し、それぞれ塑性変形させて、先端部同士が接触した状態で溶接する。このため、モータのサイズを小さくすることが可能となる。また、溶接部への負荷を軽減することが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。実施の形態では、先端部14bをTIG溶接で接合しているが、他の溶接方法を採用することもできる。また、実施の形態では、同心巻きコイルを有するステータについて説明したが、波巻きコイルを有するコイルにも応用できる。
10 ステータ
11 ステータコア
12 スロット
13 ティース
14 セグメントコイル
14a 直線部
14b 先端部
15 相間紙
20 捻じり円環
21 円環溝
201〜210 円環
30 矯正治具
31 型
40 電極
U1 U相第1コイル
U2 U相第2コイル
V1 V相第1コイル
V2 V相第2コイル
W1 W相第1コイル
W2 W相第2コイル

Claims (1)

  1. 環状のステータコアの周上に設けられた複数のスロットに、連結部により連結された一対の直線部を備える複数のセグメントコイルを挿入し、
    第1周に位置する第1セグメントコイルを一方向に、前記第1周の径方向の外側に隣接する第2周に位置する第2セグメントコイルを前記一方向と反対方向に捻じり、前記第1セグメントコイルの第1先端部と前記第2セグメントコイルの第2先端部とが径方向に隣接するように並べ、
    前記第1先端部に径方向内側から治具を当接させ、前記第2先端部の方向に変形させた後、前記第2先端部に径方向外側から前記治具を当接させ、前記第1先端部の方向に変形させ、前記第1先端部と前記第2先端部とを互いに接触させ、
    前記第1先端部と前記第2先端部とが接触した状態で溶接する、
    ステータの製造方法。
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