JP2016131131A - 固体電解質形燃料電池の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 固体電解質形燃料電池の製造方法であって、固体電解質形燃料電池100の構成部材を積層して圧着する積層圧着工程と、構成部材を共焼結することによって一体化する焼成工程とを含み、積層圧着工程において、前記焼成工程において共焼結時の加熱により消失する流路形成用消失材70を、酸化剤ガス流路12aおよび燃料ガス流路52aの側壁部を形成する流路形成部材12、52の間に配置し、流路形成用消失材70の膨張率が最大となる温度において、流路形成用消失材70の厚みと流路形成部材12、52の厚みとの差を、流路形成部材12、52の厚みを基準として5%以下とすることを特徴とする
【選択図】 図2
Description
前記空気極層の表面に酸化剤ガスを供給するために配置された、酸化剤ガス流路と、
前記燃料極層の表面に燃料ガスを供給するために配置された、燃料ガス流路と
を備える固体電解質形燃料電池の製造方法であって、
前記固体電解質形燃料電池の構成部材を積層して圧着する積層圧着工程と、
前記構成部材を共焼結することによって一体化する焼成工程とを含み、
前記積層圧着工程において、前記焼成工程において共焼結時の加熱により消失する流路形成用消失材を、前記酸化剤ガス流路および前記燃料ガス流路の側壁部を形成する流路形成部材の間に配置し、
前記流路形成用消失材の膨張率が最大となる温度において、前記流路形成用消失材の厚みと前記流路形成部材の厚みとの差を、前記流路形成部材の厚みを基準として5%以下とすることを特徴とする。
発電要素30は、酸化剤ガス流路(酸化剤ガス用マニホールド)61から供給される酸化剤ガスと、燃料ガス流路(燃料ガス用マニホールド)62から供給される燃料ガスとが反応し、発電が行われる部分である。ここで、酸化剤ガスは、例えば、空気や酸素ガス等の有酸素ガスにより構成することができる。また、燃料ガスは、水素ガスや、一酸化炭素ガスなどの炭化水素ガス等を含むガスとすることができる。
発電要素30は、固体電解質層31を備えている。固体電解質層31は、イオン導電性が高いものであることが好ましい。固体電解質層31は、例えば、安定化ジルコニアや、部分安定化ジルコニアなどにより形成することができる。安定化ジルコニアの具体例としては、10mol%イットリア安定化ジルコニア(10YSZ)、11mol%スカンジア安定化ジルコニア(11ScSZ)等が挙げられる。部分安定化ジルコニアの具体例としては、3mol%イットリア部分安定化ジルコニア(3YSZ)、等が挙げられる。また、固体電解質層31は、例えば、SmやGd等がドープされたセリア系酸化物や、LaGaO3を母体とし、LaとGaとの一部をそれぞれSrおよびMgで置換したLa0.8Sr0.2Ga0.8Mg0.2O(3−δ)などのペロブスカイト型酸化物などにより形成することもできる。
空気極層32は、空気極32aを有する。空気極32aは、カソードである。空気極32aにおいては、酸素が電子を取り込んで、酸素イオンが形成される。空気極32aは、多孔質で、伝導率が高く、かつ、高温において固体電解質層31等と固体間反応を起こしにくいものであることが好ましい。空気極32aは、例えば、スカンジア安定化ジルコニア(ScSZ)、Snをドープした酸化インジウム、PrCoO3系酸化物、LaCoO3系酸化物、LaMnO3系酸化物などにより形成することができる。LaMnO3系酸化物の具体例としては、例えば、La0.8Sr0.2MnO3(通称:LSM)、La0.8Sr0.2Co0.2Fe0.8O3(通称:LSCF)や、La0.6Ca0.4MnO3(通称:LCM)等が挙げられる。空気極32aは、上記材料の2種以上を混合した混合材料により構成されていてもよい。
燃料極層33は、燃料極33aを有する。燃料極33aは、アノードである。燃料極33aにおいては、酸素イオンと燃料ガスとが反応して電子を放出する。燃料極33aは、多孔質で、電子伝導性が高く、かつ、高温において固体電解質層31等と固体間反応を起こしにくいものであることが好ましい。燃料極33aは、例えば、NiO、イットリア安定化ジルコニア(YSZ)・ニッケル金属の多孔質サーメットや、スカンジア安定化ジルコニア(ScSZ)・ニッケル金属の多孔質サーメット等により構成することができる。燃料極層33は、上記材料の2種以上を混合した混合材料により構成されていてもよい。
発電要素30の空気極層32の上には、第1のセパレータ本体11と、第1の流路形成部材12とにより構成されている第1のセパレータ10が配置されている。第1のセパレータ10には、空気極32aに酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス流路12aが形成されている。この酸化剤ガス流路12aは、酸化剤ガス用マニホールド61からx方向のx1側からx2側に向かって延びている。酸化剤ガス流路12aは、x方向に沿って延びる複数の線状凸部12cによって、酸化剤ガス流路12aの幅方向であるy方向において複数に区画されている。
発電要素30の燃料極層33の上には、第2のセパレータ本体51と、第2の流路形成部材52とにより構成されている第2のセパレータ50が配置されている。第2のセパレータ50には、燃料極33aに燃料ガスを供給するための燃料ガス流路52aが形成されている。この燃料ガス流路52aは、燃料ガス用マニホールド62からy方向のy1側からy2側に向かって延びている。燃料ガス流路52aは、y方向に沿って延びる複数の線状凸部52cによって、燃料ガス流路52aの幅方向であるx方向において複数に区画されている。
カーボンの結晶化度は、ラマン分光装置(日本分光株式会社製 NRS−3300)を用いてグラフェン構造起因のピークとアモルファスカーボン起因のピークとを検出し、そのピーク面積比をそれぞれS1,S2としたときに、S1/(S1+S2)によって算出した値である。
カーボン粉末(グラファイト、カーボンブラック、ハードカーボン)、ポリスチレン粉末、ポリエチレン粉末、アクリル系ポリマー粉末に対して、分散剤、ポリビニルブチラール系バインダーおよびエタノール系溶媒を混合してスラリーを作製し、ドクターブレード法によりグリーンシートを作製し、カーボン含有層とした。樹脂成分は、バインダー、可塑剤DOP(フタル酸ジオクチル)および分散剤の混合体である。樹脂成分のうち、バインダーとDOPとの体積比は2:1である。
ポリスチレン粉末、ポリエチレン粉末、アクリル系ポリマー粉末に対して、ポリビニルブチラール系バインダーおよびエタノール系溶媒を混合してスラリーを作製し、ドクターブレード法によりグリーンシートを作製し、有機材料層とした。樹脂成分は、バインダーと可塑剤DOP(フタル酸ジオクチル)の混合体で体積比は2:1である。有機材料層は、各ポリマーの粉末71vol%および前記樹脂成分29vol%からなる。
前記のカーボン含有層および有機材料層を積み重ねて生厚みの合計が420μmおよび450μmの積層体と、カーボン含有層のみを積み重ねて生厚みの合計が900μmの積層体とを形成し、静水圧プレスによって圧着して流路形成用消失材シート圧着体を作製した。プレス時の温度は60℃、圧力は98MPa、圧着時間は1minとした。
前記圧着体を加熱した時の寸法変化は、熱機械分析装置(TMA8311、株式会社リガク)を用いて測定した。
添加量3モル%のイットリア(Y2O3)で安定化されたジルコニア(ZrO2)(イットリア安定化ジルコニア:YSZ)と分散剤、ポリビニルブチラール系バインダー、可塑剤、トルエン/エタノール系溶媒を混合してスラリーを作製した後、減圧脱泡で粘度調整を行った。ドクターブレード方式でキャリアフィルム上にスラリーを塗工し、乾燥することで評価用のグリーンシートを作製した(焼成後0.14mm厚)。樹脂成分は、バインダー、可塑剤DOP(フタル酸ジオクチル)および分散剤の混合体であり、バインダーとDOPとの体積比は2:1である。リブ形成シートは、前記安定化ジルコニア54vol%および前記樹脂成分46vol%からなる。
各種グリーンシートを積層し、78MPaで圧着、1150℃で焼成を行なうことで発電面積65×65mm2の平板形セル(85mm、1mm厚)を作製した。電解質、空気極、燃料極を備えた発電膜の上下にリブと流路から成るガス流路構造部を形成し、さらにその上下にセパレータを形成することで発電が可能なセルを得た。なお、セパレータとリブとは同一材料から成る。
燃料極側のマニホールドに4L/minのN2ガスを流した際に、各流路から出てくるガス量を流量計で測定した。
カーボン含有層を積層し、層間に有機材料層としてポリスチレン粉末を使用したグリーンシートを挟んで圧着したものを作製した。カーボン含有層は、カーボン粉末として、結晶化度が84%のグラファイト1を用いた。カーボン含有層は、グラファイト1が62vol%および前記樹脂成分が38vol%からなる。カーボン含有層は厚み60μmのものを6層積層した。ポリスチレン粉末を使用したグリーンシートは厚み60μmのものを1層挟んだ。各層をカーボンシートを3層、ポリスチレンシート、カーボンシート3層の順で積層して、上記の方法で圧着して流路形成用消失材シート圧着体を作製した。圧着後は厚みが約10%減となった。使用したポリスチレン粉末の重量減少開始温度は200℃であり、消失温度は350℃であった。前記流路形成用消失材シート圧着体の膨張開始温度は450℃であり、それ以上の温度域での最大膨張率は0%未満であった。また、得られた流路形成用消失材シート圧着体の250℃以下における膨張率は、0.6%であった。
有機材料層としてポリエチレン粉末を使用したグリーンシートを用いた以外は、実施例1と同様にして流路形成用消失材シート圧着体を作製した。使用したポリエチレン粉末の重量減少開始温度は200℃であり、消失温度は350℃であった。前記流路形成用消失材シート圧着体の膨張開始温度は450℃であり、それ以上の温度域での最大膨張率は0%未満であった。また、得られた流路形成用消失材シート圧着体の250℃以下における膨張率は、0.6%であった。
有機材料層としてアクリル系ポリマー粉末を使用したグリーンシートを用いた以外は、実施例1と同様にして流路形成用消失材シート圧着体を作製した。使用したアクリル系ポリマー粉末の重量減少開始温度は200℃であり、消失温度は350℃であった。前記流路形成用消失材シート圧着体の膨張開始温度は450℃であり、それ以上の温度域での最大膨張率は0%未満であった。また、得られた流路形成用消失材シート圧着体の250℃以下における膨張率は、0.6%であった。
有機材料層を使用せず、カーボン含有層のみを積層した以外は、実施例1と同様にして流路形成用消失材シート圧着体を作製した。
発電面積65×65mm2の平板形燃料電池セルを作製した。セパレータ厚みは300μm、電解質、空気極、燃料極を備えた発電膜の厚みは200μmの厚みとした。リブおよび流路の幅は0.8mmで交互に配置した。流路長さは61.5mmである。カーボンシートは、結晶化度84%のグラファイト1を用いた。カーボン含有層は、グラファイト1が62vol%および前記樹脂成分が38vol%からなる。カーボン含有層の厚みは390μm、ポリスチレン粉末を使用した有機材料層の厚みは60μmとした。流路高さは450μmであった。上記の方法で圧着、焼成して平板形セルを作製した。作製したセル内部のクラックを観察したところ、クラックは発見されなかった。
カーボン含有層の厚みを450μmとして、ポリスチレン粉末を使用した有機材料層を使用しなかった以外は実施例4と同様に平板形セルを作製した。作製したセル内部のクラックを観察したところ、クラックが見られた。
カーボン含有層の厚みを390μmとし、流路高さを390μmとした以外は比較例2と同様に平板形セルを作製した。作製したセル内部のクラックを観察したところ、クラックが見られた。
発電面積65×65mm2の平板形燃料電池セルを作製した。セパレータ厚みは300μm、電解質、空気極、燃料極を備えた発電膜の厚みは200μmの厚みとした。リブおよび流路の幅は0.8mmで交互に配置した。流路長さは61.5mmである。カーボン含有層には、結晶化度45%のカーボンブラックを用いた。カーボン含有層は、結晶化度45%のカーボンブラックが62vol%および前記樹脂成分が38vol%からなる。カーボン含有層の厚みは450μm、(流路高さは450μm)であった。上記の方法で圧着、焼成して平板形セルを作製した。作製したセル内部のクラックを観察したところ、クラックは発見されなかった。図4に、得られた流路形成用消失材シート圧着体のTMAの測定結果を示す(図4中C)。
カーボン含有層には、結晶化度48%のハードカーボンを用い、実施例5と同様にセルを作製した。作製したセル内部を観察したところ、クラックは発見されなかった。図4に、得られた流路形成用消失材シート圧着体のTMAの測定結果を示す(図4中D)。
カーボン含有層には、結晶化度84%のグラファイト1を用いた。カーボン含有層の樹脂成分含有量を48vol%とした以外は、実施例5と同様にセルを作製した。作製したセル内部を観察したところ、クラックは発見されなかった。また、図6に、得られた流路形成用消失材シート圧着体のTMAの測定結果を示す(図6中F)。450℃以上の最大膨張率は5.0%であった。
カーボン含有層には、結晶化度84%のグラファイト1を用い、カーボン含有層の樹脂成分含有量を55vol%とした以外は、実施例5と同様にセルを作製した。作製したセル内部を観察したところ、クラックは発見されなかった。図6に、得られた流路形成用消失材シート圧着体のTMAの測定結果を示す(図6中G)。450℃以上の最大膨張率は3.4%であった。
カーボン含有層には結晶化度が84%のグラファイト1を用い、実施例5と同様にセルを作製した。焼成後のセルを観察したところ外観上確認できるクラックが見つかった。図4に、得られた流路形成用消失材シート圧着体のTMAの測定結果を示す(図4中A)。450℃以上の最大膨張率は6.3%であった。
カーボン含有層には結晶化度が83%のグラファイト2を用い、実施例5と同様にセルを作製した。焼成後のセルを観察したところ外観上確認できるクラックが見つかった。図4に、得られた流路形成用消失材シート圧着体のTMAの測定結果を示す(図4中B)。450℃以上の最大膨張率は27.5%であった。
10 第1のセパレータ
11 第1のセパレータ本体
11c ビアホール電極
12 第1の流路形成部材
12a 酸化剤ガス流路
12c 線状凸部
12c1 ビアホール電極
30 発電要素
31 固体電解質層
32 空気極層
32a 空気極
33 燃料極層
33a 燃料極
50 第2のセパレータ
51 第2のセパレータ本体
51c ビアホール電極
52 第2の流路形成部材
52a 燃料ガス流路
52c 線状凸部
52c1 ビアホール電極
61 酸化剤ガス用マニホールド
62 燃料ガス用マニホールド
70 流路形成用消失材
Claims (7)
- 空気極層、固体電解質層および燃料極層の積層体から構成される発電要素と、
前記空気極層の表面に酸化剤ガスを供給するために配置された、酸化剤ガス流路と、
前記燃料極層の表面に燃料ガスを供給するために配置された、燃料ガス流路と
を備える固体電解質形燃料電池の製造方法であって、
前記固体電解質形燃料電池の構成部材を積層して圧着する積層圧着工程と、
前記構成部材を共焼結することによって一体化する焼成工程とを含み、
前記積層圧着工程において、前記焼成工程において共焼結時の加熱により消失する流路形成用消失材を、前記酸化剤ガス流路および前記燃料ガス流路の側壁部を形成する流路形成部材の間に配置し、
前記流路形成用消失材の膨張率が最大となる温度において、前記流路形成用消失材の厚みと前記流路形成部材の厚みとの差を、前記流路形成部材の厚みを基準として5%以下とすることを特徴とする固体電解質形燃料電池の製造方法。 - 前記流路形成用消失材は、カーボン含有層と有機材料層との積層体であって、
前記有機材料の重量減少開始温度が前記カーボン含有層の膨張開始温度よりも低いことを特徴とする、請求項1記載の固体電解質形燃料電池の製造方法。 - 前記流路形成用消失材は、カーボン含有層と有機材料層との積層体であって、
前記有機材料の消失温度が、前記カーボン含有層の膨張率が最大となる温度よりも低いことを特徴とする、請求項1または2記載の固体電解質形燃料電池の製造方法。 - 前記流路形成用消失材は、カーボン含有層と有機材料層との積層体であって、
前記有機材料層の総厚みが、前記カーボン含有層の総厚みの5%以上30%以下の範囲内であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の固体電解質形燃料電池の製造方法。 - 前記流路形成用消失材は、カーボン含有層を含んでおり、
前記カーボン含有層に含まれるカーボンの結晶化度が48%以下であることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の固体電解質形燃料電池の製造方法。 - 前記流路形成用消失材は、250℃以下における膨張率が2.8%以下であることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の固体電解質形燃料電池の製造方法。
- 前記流路形成用消失材は、カーボン含有層を含んでおり、
前記カーボン含有層に含まれる樹脂成分の含有量が55vol%以下であることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の固体電解質形燃料電池の製造方法。
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