JP2016131017A - 読影レポート処理装置、読影レポート処理方法および読影レポート処理プログラム - Google Patents

読影レポート処理装置、読影レポート処理方法および読影レポート処理プログラム Download PDF

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Abstract

【構成】読影レポートには、疾病名を記載するための診断欄が設けられる。読影支援装置10に設けられたCPU14は、所望の疾病名が診断欄に記載された1または2以上の読影レポートのリストつまり読影レポートリストをディスプレイ装置20に表示し、所望の疾病名に続く文字列を各読影レポートの診断欄から特定する。CPU14は続いて、特定された文字列から二重否定を含む肯定表現を検索し、さらに特定された文字列から否定表現を検索する。ここで、否定表現の検索は、肯定表現の検索に劣後して実行される。CPU14はその後、肯定表現の検索結果が非検知を示しかつ否定表現の検索結果が検知を示す1または2以上の読影レポートを読影レポートリスト上で視覚的に区別する。
【効果】目的とする読影レポートを効率的に抽出することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、読影レポート処理装置、読影レポート処理方法および読影レポート処理プログラムに関し、特に、医師の所見が記載された読影レポートを処理する、読影レポート処理装置、読影レポート処理方法および読影レポート処理プログラムに関する。
放射線科の医師(以下、「読影医」という。)は、読影レポートシステムと医用画像ビューアとを使用して読影業務を行っている。読影医はまた、通常の読影業務の他に、研究活動として疾病毎の分類を行ったり、ある期間内の疾病数の調査や興味症例の追跡を行い、論文執筆や学会発表等を行っている。
その過程で、読影レポートシステムの分類機能を利用して疾病毎のフォルダに分類を行うが、これは以外と面倒な作業であり、読影医は目的とする読影レポートの分類に苦労している。
また、読影レポートシステムの詳細検索機能を使用した症例検索、より詳しくは、診断名(疾病名)をキーワードとして指定した過去の症例検索を行う事が多々ある。ただし、期間を区切ったとしても、多数(数百から数千件)の読影レポートが抽出される場合があり、読影医は目的とする読影レポートの抽出に苦労をしている。
なお、特許文献1には、主治医にとって理解しやすい読影レポートを効率よく作成する医療診断支援装置の一例が開示されている。
特開2013−167977号公報
抽出された読影レポートには「〜を認めない」や「〜は指摘できない」などの正常所見が多数含まれており、読影医は、抽出された読影レポートの内容を1件1件チェックし、正常所見の読影レポートを手作業で除外する必要がある。
また、抽出された読影レポートの一覧を表示する一覧表示画面には、文字で表された検査情報しか表示されない。したがって、読影医が選んだ読影レポートが目的とする読影レポートであるか否かを確認するには、当該読影レポートを開いてその内容を表示する必要がある。この結果、読影医には、目的とする読影レポートを探し出す際に相応の手間がかかっていた。
また、読影医が記述した読影レポートも同様で、読影医は記述後に分類するにあたり、正常所見かどうか確認を行い、異常あり所見の場合のみ分類する操作を行わなければならないため相応の手間がかかっている。
それゆえに、この発明の主たる目的は、所見の内容に応じて異なる出力処理を読影レポートに対して実行することができる、読影レポート処理装置、読影レポート処理方法および読影レポート処理プログラムを提供することである。
この発明に係る読影レポート処理装置(10:実施例で相当する参照符号。以下同じ)は、読影レポートに記載された所望の疾病名に続く文字列を特定する特定手段(S27, S29, S87, S89)、特定手段によって特定された文字列から二重否定を含む肯定表見を検索する第1検索手段(S31, S91)、特定手段によって特定された文字列から否定表現を検索する処理を第1検索手段の処理に劣後して実行する第2検索手段(S33, S93)、および第1検索手段の結果が非検知を示しかつ第2検索手段の結果が検知を示す場合と第1検索手段の結果が検知を示すかまたは第2検索手段の結果が非検知を示す場合とで異なる出力処理を読影レポートに対して実行する出力処理手段(S35, S95, S97)を備える。
好ましくは、特定手段によって特定される文字列は所望の疾病名から行末または句読点までの文字列に相当する。
好ましくは、所望の疾病名が記載された診断欄を各々が有する1または2以上の読影レポートのリストを表示するリスト表示手段(S9, S13, S15, S19)がさらに備えられ、特定手段はリスト表示手段の対象となった1または2以上の読影レポートの各々から文字列を特定する第1文字列特定手段(S27, S29)を含む。
さらに好ましくは、出力処理手段は第1検索手段の結果が非検知を示しかつ第2検索手段の結果が検知を示す1または2以上の読影レポートをリスト表示手段によって表示されたリスト上で視覚的に区別する区別手段(S35)を含む。
或る局面では、区別手段によって区別された1または2以上の読影レポートにそれぞれ貼り付けられた1または2以上の医用画像を医用画像表示操作に応答して表示する医用画像表示手段(S39~S41)がさらに備えられる。
他の局面では、区別解除操作を受け付けたとき区別手段による視覚的な区別を解除する解除手段(S55~S61)がさらに備えられる。この場合、好ましくは、区別解除操作は個別解除操作および一括解除操作を含み、解除手段は、個別解除操作を受け付けたとき視覚的な区別を読影レポート毎に解除する個別解除手段(S55~S57)、および一括解除操作を受け付けたとき視覚的な区別を一括して解除する一括解除手段(S59~S61)を含む。
その他の局面では、区別追加操作を受け付けたときリスト表示手段によって表示されたリスト上の視覚的な区別を読影レポート毎に追加する追加手段(S49~S51)がさらに備えられる。
さらにその他の局面では、レポート削除操作を受け付けたとき区別手段によって区別された1または2以上の読影レポートをリスト表示手段によって表示されたリストから削除する削除手段(S63~S65)がさらに備えられる。この場合、好ましくは、削除手段は1または2以上の読影レポートを一括して削除する。
好ましくは、読影レポートの記載を確定させるレポート確定操作を読影レポート画面上で受け付ける受け付け手段(S77)がさらに備えられ、特定手段はレポート確定操作の対象となった読影レポートから文字列を特定する第2文字列特定手段(S87, S89)を含む。
或る局面では、レポート確定操作を受け付けたとき複数の疾病名の各々を所望の疾病名として指定する指定手段(S85)がさらに備えられ、第2文字列特定手段は指定手段の指定処理に関連して文字列特定処理を実行する。
他の局面では、出力処理手段は第1検索手段の結果が検知を示すかまたは第2検索手段の結果が非検知を示すとき読影レポートを振分設定に合致するフォルダに振り分ける振分手段(S95, S97)を含む。
この発明に係る読影レポート処理方法は、読影レポート処理装置(10)によって実行される読影レポート処理方法であって、読影レポートに記載された所望の疾病名に続く文字列を特定する特定ステップ(S27, S29, S87, S89)、特定ステップによって特定された文字列から二重否定を含む肯定表見を検索する第1検索ステップ(S31, S91)、特定ステップによって特定された文字列から否定表現を検索する処理を第1検索ステップの処理に劣後して実行する第2検索ステップ(S33, S93)、および第1検索ステップの結果が非検知を示しかつ第2検索ステップの結果が検知を示す場合と第1検索ステップの結果が検知を示すかまたは第2検索ステップの結果が非検知を示す場合とで異なる出力処理を読影レポートに対して実行する出力処理ステップ(S35, S95, S97)を備える。
この発明に係る読影レポート処理プログラムは、読影レポート処理装置(10)のプロセッサ(14)に、読影レポートに記載された所望の疾病名に続く文字列を特定する特定ステップ(S27, S29, S87, S89)、特定ステップによって特定された文字列から二重否定を含む肯定表見を検索する第1検索ステップ(S31, S91)、特定ステップによって特定された文字列から否定表現を検索する処理を第1検索ステップの処理に劣後して実行する第2検索ステップ(S33, S93)、および第1検索ステップの結果が非検知を示しかつ第2検索ステップの結果が検知を示す場合と第1検索ステップの結果が検知を示すかまたは第2検索ステップの結果が非検知を示す場合とで異なる出力処理を読影レポートに対して実行する出力処理ステップ(S35, S95, S97)を実行させるための、読影レポート処理プログラムである。
異常が疑われる所見は、疾病名とこれに続く肯定表現(二重否定を含む)で読影レポートに記載される。これに対して、正常所見は、疾病名とこれに続く否定表現で読影レポートに記載される。そこで、この発明では、二重否定を含む肯定表現を所望の疾病名に続く文字列から検索し、かつこの処理に劣後して否定表現を同じ文字列から検索することで、正常所見が記載された読影レポートを検出するようにしている。
否定表現を肯定表現に劣後して検索することで、二重否定の形式を取る肯定表現が否定表現として誤検知される懸念が排除される。この結果、所見の内容(異常が疑われる所見または正常所見)に応じて異なる出力処理を読影レポートに対して実行することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
この実施例に適用される読影レポートシステムの構成の一例を示すブロック図である。 この実施例の読影レポート処理装置に設けられたCPUの動作の一部を示すフロー図である。 この実施例の読影レポート処理装置に設けられたCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。 この実施例の読影レポート処理装置に設けられたCPUの動作のその他の一部を示すフロー図である。 この実施例の読影レポート処理装置に設けられたCPUの動作のさらにその他の一部を示すフロー図である。 この実施例の読影レポート処理装置に設けられたディスプレイ装置に表示される画像の一例を示す図解図である。 この実施例の読影レポート処理装置に設けられたディスプレイ装置に表示される画像の他の一例を示す図解図である。 この実施例の読影レポート処理装置に設けられたディスプレイ装置に表示される画像のその他の一例を示す図解図である。 この実施例の読影レポート処理装置に設けられたディスプレイ装置に表示される画像のさらにその他の一例を示す図解図である。 この実施例の読影レポート処理装置に設けられたディスプレイ装置に表示される画像の他の一例を示す図解図である。 この実施例の読影レポート処理装置に設けられたディスプレイ装置に表示される画像のその他の一例を示す図解図である。 この実施例の読影レポート処理装置に設けられたディスプレイ装置に表示される画像のさらにその他の一例を示す図解図である。 この実施例の読影レポート処理装置に設けられたディスプレイ装置に表示される画像の他の一例を示す図解図である。 この実施例の読影レポート処理装置に設けられたディスプレイ装置に表示される画像のその他の一例を示す図解図である。 この実施例の読影レポート処理装置に設けられたCPUの動作の一部を示すフロー図である。 この実施例の読影レポート処理装置に設けられたCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。 この実施例の読影レポート処理装置によって参照されるテーブルの一例を示す図解図である。 この実施例の読影レポート処理装置に設けられたディスプレイ装置に表示される画像の一例を示す図解図である。 この実施例の読影レポート処理装置に設けられたディスプレイ装置に表示される画像の他の一例を示す図解図である。 この実施例の読影レポート処理装置に設けられたディスプレイ装置に表示される画像のその他の一例を示す図解図である。
図1を参照して、この実施例の読影レポートシステムは、通信ネットワーク40を介して互いに接続された読影レポート処理装置(読影支援装置)10およびサーバPC30によって構成される。読影レポート処理装置10において、バスBS1には、通信I/F12,CPU14,キーボード16,マウス18,ディスプレイ装置20,DRAM22,および主記憶装置24が接続される。また、サーバPC30には、多数の読影レポート(画像診断報告書)が保存された読影レポートDB32が設けられる。
各々の読影レポートには、検査日時,検査時刻,実施医師,患者氏名などの検査情報に加えて、読影医によって入力された所見,診断,コメントが記載され、さらに患部を表すサムネイル型の放射線画像ないし人体や患部を模したイラストであるシェーマなどの医用画像(以下、単に「サムネイル画像」と言う。)が貼り付けられる。
読影レポート処理装置10に設けられたCPU14は、サーバPC30に保存された多数の読影レポートの中から目的とする読影レポートを抽出しようとする読影医の作業を支援するべく、図2〜図5に示すフロー図に従う読影レポート処理を実行する。なお、このフロー図に対応する制御プログラムは、主記憶装置24に保存される。
まずステップS1で、メイン画面を表す画像データをDRAM22に展開し、メイン画面の表示をディスプレイ装置20に要求する。この結果、図6に示すメイン画面がディスプレイ装置20に表示される。図6によれば、メイン表示欄MP1,所見欄RP1,診断欄DP1およびコメント欄CP1がメイン画面に設けられる。ただし、この時点ではメイン表示欄MP1,所見欄RP1,診断欄DP1およびコメント欄CP1のいずれも空欄とされる。
ステップS3では詳細検索操作(メイン画面上の「詳細検索」タブおよび「詳細検索」ボタンをマウス18によってクリックする操作)が行われたか否かを判別し、ステップS5では他の操作が行われたか否かを判別する。ステップS3の判別結果がYESであればステップS7に進み、ステップS5の判別結果がYESであればその他の処理に進む。
ステップS7では、詳細検索条件入力画面を表す画像データをDRAM22に展開し、展開された詳細検索条件入力画面の代替表示をディスプレイ装置20に要求する。この結果、図7に示す詳細検索条件入力画面がメイン画面に代えてディスプレイ装置20に表示される。図7によれば、詳細検索条件入力画面右側に、所望の疾病名を入力するための検索窓SW1が設けられる。
ステップS9では疾病名入力操作(所望の疾病名たとえば“腫瘍”を検索窓SW1に入力する操作)が行われたか否かを判別し、ステップS11では他の操作が行われたか否かを判別する。ステップS9の判別結果がYESであればステップS13に進み、ステップS11の判別結果がYESであればその他の処理に進む。
ステップS13では、通信I/F12を介してサーバPC30にアクセスし、所望の疾病名が記載された読影レポートを読影レポートDB32に保存された多数の読影レポートの中から検索する。ステップS15では少なくとも1つの読影レポートが検出されたか否かを判別し、判別結果がNOであればステップS17で検出不能を報知してからステップS9に戻る一方、判別結果がYESであればステップS19に進む。
ステップS19では、検出した読影レポートから検査情報を抽出して読影レポートリストをDRAM22に作成し、メイン画面への読影レポートリストの表示をディスプレイ装置20に要求する。ディスプレイ装置20は、表示対象を詳細検索条件入力画面からメイン画面に戻し、メイン画面に設けられたメイン表示欄MP1に読影レポートリストを表示する。読影レポートリストは、図8に示す要領でメイン画面に表示される。図8から分かるように、メイン表示欄MP1には、複数の患者の検査情報が縦方向に並んで列挙される。
ステップS21では正常所見ハイライト操作(メイン画面上の「正常所見をハイライト」ボタンをマウス18でクリックする操作)が行われたか否かを判別し、ステップS23では他の操作が行われたか否かを判別する。ステップS21の判別結果がYESであればステップS25に進み、ステップS23の判別結果がYESであれば他の処理に進む。
ステップS25では、変数nの初期値を“0”に設定し、変数nの終値を“検出した読影レポート数−1”に設定し、増分値を“1”に設定する。ステップS27では、n番目の読影レポートに設けられた診断欄DP1から所望の疾病名を示す文字列を特定する。ステップS29では、特定した文字列から行末(改行位置)または句読点出現位置までの文字列を、指定文字数を上限として取得する。
たとえば、所望の疾病名が“腫瘍”で、かつ「MRI上明らかな下垂体腫瘍は指摘できませんでした。」との記載が診断欄DP1に存在する場合、“腫瘍”の文字列がステップS27で特定され、「は指摘できませんでした。」の文字列がステップS29で取得される。
ステップS31ではステップS29で取得した文字列に肯定語が含まれるか否かを判別し、判別結果がYESであればステップS37に進む一方、判別結果がNOであればステップS33に進む。ステップS33ではステップS29で取得した文字列に否定語が含まれるか否かを判別し、判別結果がNOであればステップS37に進む一方、判別結果がYESであればステップS35に進む。ステップS35では、読影レポートリストを形成する1または2以上のカラムのうちn番目の読影レポートのカラムにハイライト処理(カラムの背景色を変更する処理)を施す。
ステップS31の処理は取得した文字列から肯定語を検索する処理に相当し、ステップS33の処理は取得した文字列から否定語を検索する処理に相当する。いずれの処理においても、一致検索の他にN−gram法による曖昧検索が採用される。また、ステップS33の検索処理は、ステップS31の検索処理に劣後して実行される。
さらに、ステップS31で検索される肯定語としては、「矛盾しない」、「認められる」、「指摘できる」などの単純肯定の表現の他に、「否定しない」、「否定できない」などの二重否定の表現が含まれる。一方、ステップS33で検索される否定語としては、「認めない」、「指摘できない」、「見られない」などの文字による単純否定の表現の他に、「(−)」などの記号による単純否定の表現が含まれる。
したがって、ステップS29で取得した文字列が上述のような肯定語を含まず、かつ上述のような否定語を含む場合は、n番目の読影レポートは正常所見が記載された読影レポートであるとみなすことができ、ステップS35のハイライト処理は正常所見が記載された読影レポートのカラムを対象として実行される。
なお、異常が疑われる所見の記載としては、たとえば「肺がんの所見と矛盾しません」、「肺がんを否定しません」などの記載が想定される。これに対して、正常所見の記載としては、「肺がんを認められません」、「明らかな腸重積症を疑う所見を指摘できません」、「膀胱内はclearで出血疑う所見は見られない」などの記載が想定される。
ステップS37では変数nをインクリメントし、その後にステップS27に戻る。ステップS27〜S37の処理は読影レポートリストに列挙された全ての読影レポートに対して実行され、正常所見が記載された読影レポートのカラムは図9に示す要領でハイライトされる。
ステップS39では、表示切り換え操作(メイン画面上の「表示切り換え」ボタンをマウス18でクリックする操作)が行われたか否かを判別する。判別結果がNOであればそのままステップS43に進み、判別結果がYESであればステップS41で以下の処理を行ってからステップS43に進む。ステップS41では、メイン表示欄MP1の表示対象を、読影レポートリストと、小サイズのサムネイルマップ(各読影レポートに貼り付けられたサムネイル画像と検査時の患者の年齢・性別とが配列されたマップ)と、大サイズのサムネイルマップとの間で切り換える。
サムネイルマップを表示する場合は、ステップS13の処理によって検出された読影レポート内のサムネイル画像と患者の年齢・性別とが表現された画像データをDRAM22に展開し、これによって作成されたサムネイルマップの表示をディスプレイ装置20に要求する。この結果、サムネイルマップが読影レポートリストの代わりにメイン表示欄MP1に表示される。このとき、正常所見が記載された読影レポートのサムネイル画像は、ハイライトされる。したがって、メイン表示欄MP1の表示は、表示切り換え操作を受け付ける毎に、図9に示す読影レポートリストと、図10に示す小サイズのサムネイルマップと、図示しない大サイズのサムネイルマップとの間で切り換えられる。
ステップS43では、レポート選択操作(読影レポートリスト上の所望のカラムまたはサムネイルマップ上の所望のサムネイル画像をマウス18でクリックする操作)が行われたか否かを判別する。判別結果がNOであればそのままステップS49に進み、判別結果がYESであればステップS45〜S47で以下の処理を行ってからステップS49に進む。
ステップS45では、選択されたカラムの背景色を変更するか、或いは選択されたサムネイル画像に枠を多重する。カラムの背景色の変更は読影レポートリストが表示される場合に実行され、サムネイル画像への枠の多重はサムネイルマップが表示される場合に実行される。また、サムネイルマップが表示される場合は、選択されたサムネイル画像に対応する検査情報の一部がメイン表示欄MP1の下部に追加で表示される。
ステップS47では、選択された読影レポートに記載された所見,診断およびコメントをメイン画面上の所見欄RP1,診断欄DP1およびコメント欄CP1に表示する。診断欄に記載された疾病名は、別の色で強調される。この結果、メイン画面の表示は、レポート選択操作に応答して、図9から図11に更新され、或いは図10から図12に更新される。
ステップS49では、ハイライト個別追加操作が行われたか否かを判別する。ハイライト個別追加操作は、読影レポートリスト上の所望のカラムまたはサムネイルマップ上の所望のサムネイル画像をマウス18で右クリックし、かつこれによって図13または図14に示すようにポップアップ表示されたメニューから「正常所見としてハイライト」をクリックする操作に相当する。
判別結果がNOであればそのままステップS53に進む一方、判別結果がYESであればステップS51で以下の処理を実行してからステップS53に進む。ステップS51では、右クリックによって選択されたカラムまたはサムネイル画像に対してステップS35と同様のハイライト処理を施す。
ステップS53では、ハイライトされたカラムまたはサムネイル画像がメイン表示欄MP1に存在するか否かを判別する。また、ステップS69では、終了操作(メイン画面の右上の「x」ボタンをマウス18でクリックする操作)が行われたか否かを判別する。ステップS53の判別結果がYESであればステップS55に進み、ステップS53およびS69の判別結果がいずれもNOであればステップS39に戻り、ステップS53の判別結果がNOでかつステップS69の判別結果がYESであればステップS1に戻る。
ステップS55では、ハイライト個別解除操作が行われたか否かを判別する。ハイライト個別解除操作は、読影レポートリスト上でハイライトされているカラムまたはサムネイルマップ上でハイライトされているサムネイル画像をマウス18で右クリックし、かつこれによって図13または図14に示すようにポップアップ表示されたメニューから「ハイライト解除」をクリックする操作に相当する。
判別結果がNOであれば、そのままステップS59に進む。これに対して、判別結果がYESであれば、右クリックによって選択されたカラムまたはサムネイル画像のハイライトをステップS57で解除してからステップS59に進む。
ステップS59では、ハイライト一括削除操作(メイン画面上の「ハイライト解除」ボタンをマウス18でクリックする操作)が行われたか否かを判別する。判別結果がNOであればそのままステップS63に進む。これに対して、判別結果がYESであれば、読影レポートリストまたはサムネイルマップ上の全てのハイライトをステップS61で一括解除し、その後にステップS63に進む。
ステップS63では、ハイライトレポート削除操作(メイン画面上の「ハイライトしたものをリストから削除」ボタンをマウス18でクリックする操作)が行われたか否かを判別する。判別結果がNOであればそのままステップS69に進み、判別結果がYESであればステップS65およびS67で以下の処理を行ってからステップS69に進む。
ステップS65では、ステップS13の処理によって検出された読影レポートの中からハイライトされた読影レポートを一括削除する。ステップS67では、一括削除の後に残った読影レポートに適合するように、読影レポートリストまたはサムネイルマップの表示態様を更新する。
以上の説明から分かるように、読影レポートには、疾病名を記載するための診断欄が設けられる。読影レポート処理装置10に設けられたCPU14は、所望の疾病名が診断欄に記載された1または2以上の読影レポートのリストつまり読影レポートリストをディスプレイ装置20に表示し(S9, S13, S15, S19)、所望の疾病名に続く文字列を各読影レポートの診断欄から特定する(S27, S29)。CPU14は続いて、特定された文字列から二重否定を含む肯定表現を検索し(S31)、さらに特定された文字列から否定表現を検索する(S33)。ここで、否定表現の検索は、肯定表現の検索に劣後して実行される。
CPU14はその後、肯定表見の検索結果が非検知を示しかつ否定表現の検索結果が検知を示す場合と肯定表現の検索結果が検知を示すかまたは否定表現の検索結果が非検知を示す場合とで異なる出力処理を読影レポートに対して実行する(S35)。具体的には、肯定表現の検索結果が非検知を示しかつ否定表現の検索結果が検知を示す1または2以上の読影レポートを読影レポートリスト上で視覚的に区別する。
異常が疑われる所見は、疾病名とこれに続く肯定表現(二重否定を含む)で読影レポートに記載される。これに対して、正常所見は、疾病名とこれに続く否定表現で読影レポートに記載される。そこで、この実施例では、二重否定を含む肯定表現を所望の疾病名に続く文字列から検索し、かつこの処理に劣後して否定表現を同じ文字列から検索することで、正常所見が記載された読影レポートを検出するようにしている。
否定表現を肯定表現に劣後して検索することで、二重否定の形式を取る肯定表現が否定表現として誤検知される懸念が排除される。この結果、所望の疾病について正常所見が記載された読影レポートを読影レポートリスト上で視覚的に区別することができ、ひいては目的とする読影レポートを効率的に抽出することができる。
特に、この実施例では、読影医が記載する所見・診断の性質に着目して検索処理を行うため、形態素解析などの処理が重い構文解析処理が不要となり、各読影レポートの所見が正常所見であるか否かを簡単な方法で区別することができる。
また、読影レポートの所見・診断には定型文を使うことが多く、また、読影医固有の書き方(くせみたいなもの)があるため、それに合わせた肯定語・否定語辞書を整備することにより、簡単に精度を高めることができる。なお、肯定語・否定語辞書はマスターメンテナンスプログラムより簡単に追加・削除できる。
さらに、読影レポートリストの代わりにサムネイルマップをメイン表示欄MP1に表示することで、読影医は目的とする読影レポートをより簡単に探し出すことができる。
読影レポート処理装置10に設けられたCPU14はまた、所見・診断が記載された読影レポートを所望のフォルダに振り分ける作業の負担を軽減するべく、図15〜図16に示すフロー図に従う読影レポート処理を追加的に実行する。この処理では、図17に示すように構成されたテーブルTBL1が参照される。
なお、図15〜図16に示すフロー図に対応する制御プログラムおよび図17に示すテーブルTBL1は、主記憶装置24に保存される。
図15を参照して、ステップS71では、読影レポート画面を表す画像データをDRAM22に展開し、読影レポート画面の表示をディスプレイ装置20に要求する。この結果、図18に示す読影レポート画面がディスプレイ装置20に表示される。図18によれば、所見欄RP2,診断欄DP2およびコメント欄CP2が読影レポート画面に設けられる。ただし、この時点では所見欄RP2,診断欄DP2およびコメント欄CP2のいずれも空欄とされる。
ステップS73では所見/診断入力操作(キーボード16によって所見欄RP2または診断欄DP2に文字列を入力する操作)が行われたか否かを判別し、ステップS77ではレポート確定操作(読影レポート画面右上の「確定」ボタンをクリックする操作)が行われたか否かを判別し、ステップS79では他の操作が行われたか否かを判別する。
ステップS73の判別結果がYESであればステップS75に進み、所見欄RP2または診断欄DP2に文字列を記述する。読影レポート画面は、たとえば図18から図19に更新される。文字列の記述が完了すると、ステップS73に戻る。ステップS77の判別結果がYESであればステップS81に進み、ステップS79の判別結果がYESであれば他の処理に進む。
ステップS81では、所見欄RP2,診断欄DP2およびコメント欄CP2の記載を確定させるべく、レポート確定処理を実行する。ステップS81の処理が完了すると、ステップS83で読影レポート画面を非表示とする。
図17に飛んで、テーブルTBL1には、複数個の振分設定が記述される。各振分設定は、“モダリティ”,“検査種別”,“疾病名”,“振分先フォルダ1”,“振分先フォルダ2”,…“振分先フォルダm”の項目を含む。このうち、“モダリティ”,“検査種別”および“疾病名”の記載が振分条件を定義し、“振分先フォルダ1”〜“振分先フォルダm”の記載が振分先フォルダを定義する。
たとえば、0番目の振分設定に注目すると、モダリティとして“MR”が記載され、疾病名として“子宮筋腫”が記載され、振分先フォルダ1として“婦人科症例”フォルダが記載される。したがって、0番目の振分設定で要求される振分条件は、確定した読影レポートの参照元がMRで作成された画像であることと、所見欄RP2に“子宮筋腫”が記載されていることである。また、0番目の振分設定に従う振分先フォルダは、“婦人科症例”フォルダである。
図15に戻って、ステップS85では、変数nの初期値を“0”に設定し、変数nの終値を“振分設定数−1”に設定し、増分値を“1”に設定する。ステップS87では、ステップS81の処理によって確定した読影レポートの所見欄RP2から、n番目の振分設定に記載された疾病名を示す文字列を特定する。ステップS89では、特定した文字列から行末(改行位置)または句読点出現位置までの文字列を、指定文字数を上限として取得する。
たとえば、図19に示す読影レポートが確定した読影レポートであり、変数nが“0”を示す場合は、“子宮筋腫”の文字列がステップS87で特定され、「と考えます。」の文字列がステップS89で取得される。
ステップS91ではステップS89で取得した文字列に肯定語が含まれるか否かを判別し、判別結果がYESであればステップS95に進む一方、判別結果がNOであればステップS93に進む。ステップS93ではステップS89で取得した文字列に否定語が含まれるか否かを判別し、判別結果がNOであればステップS95に進む一方、判別結果がYESであればステップS99に進む。
上述と同様、ステップS91の処理は取得した文字列から肯定語を検索する処理に相当し、ステップS93の処理は取得した文字列から否定語を検索する処理に相当する。いずれの処理においても、一致検索の他にN−gram法による曖昧検索が採用される。また、ステップS93の検索処理は、ステップS91の検索処理に劣後して実行される。
さらに、ステップS91で検索される肯定語としては、「矛盾しない」、「認められる」、「指摘できる」などの単純肯定の表現の他に、「否定しない」、「否定できない」などの二重否定の表現が含まれる。一方、ステップS93で検索される否定語としては、「認めない」、「指摘できない」、「見られない」などの文字による単純否定の表現の他に、「(−)」などの記号による単純否定の表現が含まれる。
したがって、ステップS89で取得した文字列が、上述のような肯定語を含まず、かつ上述のような否定語を含む場合は、確定した読影レポートは正常所見が記載された読影レポートであるとみなすことができる。これに対して、ステップS89で取得した文字列が、上述のような肯定語を含むか、或いは上述のような否定語を含まない場合は、確定した読影レポートは異常が疑われる所見が記載された読影レポートであるとみなすことができる。
ステップS95では確定した読影レポートがn番目の振分設定で要求される振分条件に合致するか否かを判別し、判別結果がNOであればそのままステップS99に進む一方、判別結果がYESであればステップS97で以下の処理を実行してからステップS99に進む。ステップS97では、確定した読影レポートをn番目の振分設定に従う振分先フォルダに振り分ける。
図19によれば、確定した読影レポートはMR画像を参照して作成された読影レポートであり、かつ所見欄RP2に“子宮筋腫”が記載されている。したがって、この読影レポートについては、ステップS95でYESと判別され、“婦人科症例”フォルダへの振分が実行される。
したがって、別の場面でメイン画面をディスプレイ装置20に表示させ、メイン画面上の「バインダー」タブをクリックした上で“婦人科症例」フォルダを選択すると、図19に示す読影レポートの所見,診断およびコメントが図20に示す要領でメイン画面の所見欄RP1,診断欄DP1およびコメント欄CP1に表示される。
図16に戻って、ステップS99では変数nをインクリメントし、その後にステップS87に戻る。ステップS87〜S99の処理は、テーブルTBL1に記載された全ての振分設定に対して実行される。
以上の説明から分かるように、読影レポートには、疾病名を記載するための所見欄RP2が設けられる。読影レポート処理装置10に設けられたCPU14は、読影レポートの記載を確定させるレポート確定操作を受け付け(S77)、確定した読影レポート上の所望の疾病名に続く文字列を特定する(S87, S89)。CPU14は続いて、特定された文字列から二重否定を含む肯定表現を検索し(S91)、さらに特定された文字列から否定表現を検索する(S93)。ここで、否定表現の検索は、肯定表現の検索に劣後して実行される。
CPU14はその後、肯定表見の検索結果が非検知を示しかつ否定表現の検索結果が検知を示す場合と肯定表現の検索結果が検知を示すかまたは否定表現の検索結果が非検知を示す場合とで異なる出力処理を読影レポートに対して実行する(S95, S97)。具体的には、肯定表現の検索結果が検知を示すかまたは否定表現の検索結果が非検知を示す読影レポートを振分設定に合致するフォルダに振り分ける。
否定表現を肯定表現に劣後して検索することで、二重否定の形式を取る肯定表現が否定表現として誤検知される懸念が排除される。この結果、所見・診断が記載された読影レポートを所望のフォルダに振り分ける作業の負担を軽減することができる。
10 …読影レポート処理装置
14 …CPU
20 …ディスプレイ装置
24 …主記憶装置
30 …サーバPC
40 …通信ネットワーク

Claims (15)

  1. 読影レポートに記載された所望の疾病名に続く文字列を特定する特定手段、
    前記特定手段によって特定された文字列から二重否定を含む肯定表見を検索する第1検索手段、
    前記特定手段によって特定された文字列から否定表現を検索する処理を前記第1検索手段の処理に劣後して実行する第2検索手段、および
    前記第1検索手段の結果が非検知を示しかつ前記第2検索手段の結果が検知を示す場合と前記第1検索手段の結果が検知を示すかまたは前記第2検索手段の結果が非検知を示す場合とで異なる出力処理を前記読影レポートに対して実行する出力処理手段を備える、読影レポート処理装置。
  2. 前記特定手段によって特定される文字列は前記所望の疾病名から行末または句読点までの文字列に相当する、請求項1記載の読影レポート処理装置。
  3. 前記所望の疾病名が記載された診断欄を各々が有する1または2以上の読影レポートのリストを表示するリスト表示手段をさらに備え、
    前記特定手段は前記リスト表示手段の対象となった1または2以上の読影レポートの各々から前記文字列を特定する第1文字列特定手段を含む、請求項1または2記載の読影レポート処理装置。
  4. 前記出力処理手段は前記第1検索手段の結果が非検知を示しかつ前記第2検索手段の結果が検知を示す1または2以上の読影レポートを前記リスト表示手段によって表示されたリスト上で視覚的に区別する区別手段を含む、請求項3記載の読影レポート処理装置。
  5. 前記区別手段によって区別された1または2以上の読影レポートにそれぞれ貼り付けられた1または2以上の医用画像を医用画像表示操作に応答して表示する医用画像表示手段をさらに備える、請求項4記載の読影レポート処理装置。
  6. 区別解除操作を受け付けたとき前記区別手段による視覚的な区別を解除する解除手段をさらに備える、請求項4または5記載の読影レポート処理装置。
  7. 前記区別解除操作は個別解除操作および一括解除操作を含み、
    前記解除手段は、前記個別解除操作を受け付けたとき前記視覚的な区別を読影レポート毎に解除する個別解除手段、および前記一括解除操作を受け付けたとき前記視覚的な区別を一括して解除する一括解除手段を含む、請求項6記載の読影レポート出力装置。
  8. 区別追加操作を受け付けたとき前記リスト表示手段によって表示されたリスト上の視覚的な区別を読影レポート毎に追加する追加手段をさらに備える、請求項4ないし7のいずれかに記載の読影レポート出力装置。
  9. レポート削除操作を受け付けたとき前記区別手段によって区別された1または2以上の読影レポートを前記リスト表示手段によって表示されたリストから削除する削除手段をさらに備える、請求項4ないし8のいずれかに記載の読影レポート出力装置。
  10. 前記削除手段は前記1または2以上の読影レポートを一括して削除する、請求項9記載の読影支援装置。
  11. 読影レポートの記載を確定させるレポート確定操作を読影レポート画面上で受け付ける受け付け手段をさらに備え、
    前記特定手段は前記レポート確定操作の対象となった読影レポートから前記文字列を特定する第2文字列特定手段を含む、請求項1ないし10のいずれかに記載の読影レポート処理装置。
  12. 前記レポート確定操作を受け付けたとき複数の疾病名の各々を前記所望の疾病名として指定する指定手段をさらに備え、
    前記第2文字列特定手段は前記指定手段の指定処理に関連して文字列特定処理を実行する、請求項11記載の読影レポート処理装置。
  13. 前記出力処理手段は前記第1検索手段の結果が検知を示すかまたは前記第2検索手段の結果が非検知を示すとき前記読影レポートを振分設定に合致するフォルダに振り分ける振分手段を含む、請求項11または12記載の読影レポート処理装置。
  14. 読影レポート処理装置によって実行される読影レポート処理方法であって、
    読影レポートに記載された所望の疾病名に続く文字列を特定する特定ステップ、
    前記特定ステップによって特定された文字列から二重否定を含む肯定表見を検索する第1検索ステップ、
    前記特定ステップによって特定された文字列から否定表現を検索する処理を前記第1検索ステップの処理に劣後して実行する第2検索ステップ、および
    前記第1検索ステップの結果が非検知を示しかつ前記第2検索ステップの結果が検知を示す場合と前記第1検索ステップの結果が検知を示すかまたは前記第2検索ステップの結果が非検知を示す場合とで異なる出力処理を前記読影レポートに対して実行する出力処理ステップを備える、読影レポート処理方法。
  15. 読影レポート処理装置のプロセッサに、
    読影レポートに記載された所望の疾病名に続く文字列を特定する特定ステップ、
    前記特定ステップによって特定された文字列から二重否定を含む肯定表見を検索する第1検索ステップ、
    前記特定ステップによって特定された文字列から否定表現を検索する処理を前記第1検索ステップの処理に劣後して実行する第2検索ステップ、および
    前記第1検索ステップの結果が非検知を示しかつ前記第2検索ステップの結果が検知を示す場合と前記第1検索ステップの結果が検知を示すかまたは前記第2検索ステップの結果が非検知を示す場合とで異なる出力処理を前記読影レポートに対して実行する出力処理ステップを実行させるための、読影レポート処理プログラム。

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