JP2016130957A - 自動改札機、および発券機 - Google Patents
自動改札機、および発券機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016130957A JP2016130957A JP2015005136A JP2015005136A JP2016130957A JP 2016130957 A JP2016130957 A JP 2016130957A JP 2015005136 A JP2015005136 A JP 2015005136A JP 2015005136 A JP2015005136 A JP 2015005136A JP 2016130957 A JP2016130957 A JP 2016130957A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- ticket
- unit
- validity
- efficacy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
Description
まず、実施形態の発券機により発券され、自動改札機1により処理される乗車券について説明する。この乗車券は、鉄道で使用される。
図1は、実施形態の乗車券100の構成図である。乗車券100は、例えば、二次元コード115が印刷された表示面110Aを有する紙基材110と、紙基材110に漉き込まれたチップ120およびアンテナ130とを備える。
(1)券種、利用可能な区間および日付
例:当日券であり、A駅〜B駅までの区間を、12/1〜12/31まで利用可能
(2)券種、運賃上限および利用可能な日付
例:当日券であり、利用開始駅から運賃500円までの区間を、12/1〜12/31まで利用可能
(3)券種、利用開始条件、および利用可能な日付
例:企画券であり、購入から3ヶ月間有効、利用開始から当日限り利用可能
券種は、乗車券100が発券された時点で区間、運賃上限または日付等が確定されている第1の券種と、乗車券100が発券された時点では区間、運賃上限または日付等が確定されていない第2の券種とに区分される。
図3は、実施形態における乗車券100に対応可能なリーダライタ200の構成図である。リーダライタ200は、アンテナ210と、通信制御部220と、カメラ230と、ライト240と、タイミング制御部250とを備える。リーダライタ200は、乗車券100に給電すると共に、乗車券100と無線通信を行う。前述したように、この無線通信は、例えば、900[MHz]帯や2.45[GHz]帯などのUHF帯を用いて行われる。なお、UHF帯ではなく、交通系のICカードが通信に使用する通信帯域と異なるものであれば、他の通信帯域が使用されてもよい。また、この無線通信は、アンテナ130を用いたリーダライタ200との通信は、交通系のICカードが通信に使用する13.56[MHz]を用いて行われてもよい。
制御部50は、例えば、デコード部51、エンコード部52と、SF(Stored Fare)処理部53と、デコード部54と、エンコード部55と、画像処理部56と、照合部57と、乗車券処理部58とを備える。これらの機能部は、例えばCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサがプログラムメモリに格納されたプログラムを実行することにより機能するソフトウェア機能部である。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。また、デコード部51とエンコード部52は、リーダライタ20の内蔵コンピュータにより実現される機能であってもよく、デコード部54およびエンコード部55と、画像処理部56とのうち一方または双方は、リーダライタ200の内蔵コンピュータにより実現される機能であってもよい。
乗車券処理部58は、自動改札機1のフェールセーフ機能がオフに設定されている場合において、チップ120の情報の読み取りに異常がある場合、エラー処理を実施する。これに対し、乗車券処理部58は、自動改札機1のフェールセーフ機能がオンに設定されている場合、チップ120の情報の読み取りに異常がある場合であっても、二次元コード115から読み取った情報に基づいて効力情報の有効性を判定するか否かを判定する。
まず、自動改札機1は、利用者によって購入された乗車券100がリーダライタ200により検知されるまで待機する(ステップS100)。乗車券100が検知されると、自動改札機1は、以下の処理を開始する。
乗車券処理部58は、例えば図2に示したように、利用記録として記録された入場駅「A駅」および利用記録として記録された入場時刻「2014年12月31日13時15分」と、効力情報である「A駅〜B駅までの区間を、12/1〜12/31まで利用可能」とを照合することにより、出場条件を満たす有効な乗車券100であると判定する。
図7は、実施形態において記憶部123の状態の他の一例を示す図である。入場した時または出場した時においてチップ120への書き込みが失敗した場合、記憶部123には、利用記録が記憶されない。乗車券処理部58は、利用記録が記憶されていない乗車券100から情報を読み取っても利用記録に基づく判定ができないため、有効な乗車券100ではないと判定する。
まず、制御部50は、通信制御部220によりチップ120に利用記録の書き込みを行わせ(ステップS130)、チップ120への利用記録の書き込みが成功したか否かを判定する(ステップS132)。制御部50は、利用記録の書き込みが成功した場合には、扉部40を開放状態に制御して利用者の入出場を許可し、乗車券100の処理を終了する(ステップS136)。
この自動改札機1は、チップ120の読取異常がないと判定した場合に、乗車券処理部58によりチップ120から読み取った情報に基づいて有効な乗車券100であるか否かを判定する(ステップS122)。
以下、乗車券100を発行する発券機について説明する。図10は、乗車券100を発行する実施形態の発券機300の構成図である。発券機300は、例えば、操作・表示部310と、金銭収受部320と、リーダライタ330と、制御部340と、供給部350と、搬送部360と、内部リーダライタ370と、二次元コード印刷部380と、乗車券搬出部390とを備える。
まず、発券機300は、利用者によって購入される乗車券100の内容が確定するまで待機する(ステップS150)。乗車券100の内容が確定すると、供給部350は、紙基材110を一つ搬送部360に送出し、搬送を開始させる(ステップS152)。
アンテナを有し、乗車券と無線通信を行って情報を読み取る無線通信部と、
前記乗車券に表示された表示オブジェクトであって、前記乗車券の効力を示す効力情報を含む情報がエンコードされた表示オブジェクトから、情報を光学的に読み取る光学読取部と、
前記無線通信部により正常に情報が読み取られた場合、前記無線通信部により読み取られた情報又は前記光学読取部により読み取られた情報に基づいて前記効力情報の有効性を判定し、前記無線通信部により正常に情報が読み取られなかった場合、前記無線通信部の情報の読取結果にかかわらず前記光学読取部により読み取られた情報に基づいて前記効力情報の有効性を判定する制御部と、
を備える、自動改札機。
Claims (9)
- 乗車券と無線通信を行って情報を読み取る無線通信部と、
前記乗車券に表示された表示オブジェクトであって、前記乗車券の効力を示す効力情報を含む情報がエンコードされた表示オブジェクトから、情報を光学的に読み取る光学読取部と、
前記無線通信部により読み取られた情報又は前記光学読取部により読み取られた情報に基づいて前記効力情報の有効性を判定する制御部であって、前記無線通信部により正常に情報が読み取られなかった場合に、前記光学読取部により読み取られた情報に基づいて前記効力情報の有効性を判定する制御部と、
を備える、自動改札機。 - 前記制御部は、前記無線通信部により正常に情報が読み取られなかった場合において、利用者によって設定可能な特定の状態に自装置が設定されている場合に、前記光学読取部により読み取られた情報に基づいて前記効力情報の有効性を判定する、
請求項1記載の自動改札機。 - 前記制御部は、前記無線通信部により正常に情報が読み取られなかった場合において、前記効力情報と共に前記表示オブジェクトにエンコードされているフラグを参照し、参照したフラグを判定した判定結果に基づいて、前記効力情報の有効性を判定する、
請求項1または2に記載の自動改札機。 - 前記制御部は、前記無線通信部により正常に情報が読み取られなかった場合において、前記効力情報と共に前記表示オブジェクトにエンコードされている券種情報を参照し、参照した券種情報の判定結果に基づいて、前記効力情報の有効性を判定する、
請求項1または2に記載の自動改札機。 - 前記乗車券の記憶部に情報を書き込む書込部を有し、
前記制御部は、前記乗車券を有効と判定した場合において、前記書込部により正常に情報が書き込まれなかった場合に、利用者によって設定可能な特定の状態に自装置が設定されている場合に、利用者の入出場を許可する、
請求項1から4のうち何れか1項に記載の自動改札機。 - 前記乗車券の記憶部に情報を書き込む書込部を有し、
前記制御部は、前記効力情報を有効と判定した場合において、前記書込部により正常に情報が書き込まれなかった場合に、前記効力情報と共に前記表示オブジェクトにエンコードされているフラグを参照し、参照したフラグを判定した判定結果に基づいて、利用者の入出場を許可する、
請求項1から5のうち何れか1項に記載の自動改札機。 - 乗車券の基材に印刷する印刷部と、
前記乗車券の記憶部に情報を書き込む書込部と、
前記乗車券の効力を示す効力情報、および自動改札機の無線通信部により前記記憶部に書き込まれた情報が正常に読み取られなかった場合に、前記効力情報の有効性を判定するために用いられる情報をエンコードした表示オブジェクトを生成し、前記生成した表示オブジェクトを前記乗車券の基材に印刷するように前記印刷部を制御する制御部と、
を備える、発券機。 - 前記効力情報の有効性を判定させるための情報は、前記効力情報と共に前記表示オブジェクトにエンコードされているフラグである、
請求項7に記載の発券機。 - 前記効力情報の有効性を判定させるための情報は、前記効力情報と共に前記表示オブジェクトにエンコードされている券種情報である、
請求項7に記載の発券機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015005136A JP6430260B2 (ja) | 2015-01-14 | 2015-01-14 | 自動改札機、および発券機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015005136A JP6430260B2 (ja) | 2015-01-14 | 2015-01-14 | 自動改札機、および発券機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016130957A true JP2016130957A (ja) | 2016-07-21 |
JP6430260B2 JP6430260B2 (ja) | 2018-11-28 |
Family
ID=56415549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015005136A Active JP6430260B2 (ja) | 2015-01-14 | 2015-01-14 | 自動改札機、および発券機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6430260B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018045579A (ja) * | 2016-09-16 | 2018-03-22 | 株式会社東芝 | サービス管理システム、および利用券処理装置 |
JP2020042482A (ja) * | 2018-09-10 | 2020-03-19 | 株式会社東芝 | 発券機、発券方法、およびプログラム |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0540866A (ja) * | 1991-08-05 | 1993-02-19 | Sanyo Electric Works Ltd | カード式乗車券精算方法 |
JPH05324966A (ja) * | 1992-05-19 | 1993-12-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 有料道路料金収受システム及び車両側通信装置 |
JP2003187274A (ja) * | 2001-12-20 | 2003-07-04 | Dainippon Printing Co Ltd | 入場券と入場券管理システム |
US6705531B1 (en) * | 2001-07-02 | 2004-03-16 | Bellsouth Intellectual Property Corp. | Smart card system, apparatus and method with alternate placement of contact module |
JP2007047960A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-02-22 | Nippon Signal Co Ltd:The | 媒体処理装置及びそれを用いた自動改札機 |
JP2010108107A (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Toshiba Corp | セーフモードを備えた自動改札機及び自動改札システム |
JP2012022591A (ja) * | 2010-07-16 | 2012-02-02 | Nippon Signal Co Ltd:The | 自動改札システム及び自動改札機 |
JP2013191018A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Omron Corp | 印刷読取システム、改札システム、媒体発行端末、および、印刷読取方法 |
-
2015
- 2015-01-14 JP JP2015005136A patent/JP6430260B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0540866A (ja) * | 1991-08-05 | 1993-02-19 | Sanyo Electric Works Ltd | カード式乗車券精算方法 |
JPH05324966A (ja) * | 1992-05-19 | 1993-12-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 有料道路料金収受システム及び車両側通信装置 |
US6705531B1 (en) * | 2001-07-02 | 2004-03-16 | Bellsouth Intellectual Property Corp. | Smart card system, apparatus and method with alternate placement of contact module |
JP2003187274A (ja) * | 2001-12-20 | 2003-07-04 | Dainippon Printing Co Ltd | 入場券と入場券管理システム |
JP2007047960A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-02-22 | Nippon Signal Co Ltd:The | 媒体処理装置及びそれを用いた自動改札機 |
JP2010108107A (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Toshiba Corp | セーフモードを備えた自動改札機及び自動改札システム |
JP2012022591A (ja) * | 2010-07-16 | 2012-02-02 | Nippon Signal Co Ltd:The | 自動改札システム及び自動改札機 |
JP2013191018A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Omron Corp | 印刷読取システム、改札システム、媒体発行端末、および、印刷読取方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018045579A (ja) * | 2016-09-16 | 2018-03-22 | 株式会社東芝 | サービス管理システム、および利用券処理装置 |
JP2020042482A (ja) * | 2018-09-10 | 2020-03-19 | 株式会社東芝 | 発券機、発券方法、およびプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6430260B2 (ja) | 2018-11-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20090101720A1 (en) | Manufacturing system to produce contactless devices with switches | |
JP2009048488A (ja) | 電子財布装置、電子バリュー利用方法及びプログラム | |
JP6430260B2 (ja) | 自動改札機、および発券機 | |
CN103810519A (zh) | 芯片卡装置、芯片卡及其运行和制造方法和相关设备 | |
JP6479483B2 (ja) | リーダライタ | |
JP6498944B2 (ja) | 発券機 | |
JP6652600B2 (ja) | 利用券処理装置、自動改札機、および処理機 | |
JP6790188B2 (ja) | 利用券 | |
JP6730471B2 (ja) | 利用券、および発券機 | |
JP6400502B2 (ja) | 利用券処理装置、および発券機 | |
JP6844974B2 (ja) | 駅務機器、およびプログラム | |
JP2016130956A (ja) | 利用券処理装置、および発券機 | |
WO2017064097A1 (en) | Multiple finger fingerprint authentication device | |
JP6935619B2 (ja) | 自動改札機及び改札システム | |
JP2009134629A (ja) | 改札機、券売機、駅務システム、及び改札方法 | |
JP6736409B2 (ja) | 自動改札機、および自動改札機制御プログラム | |
JP6736435B2 (ja) | サービス管理システム、および利用券処理装置 | |
JP6665574B2 (ja) | ゲート装置、通行管理システム、端末、通行管理方法、および通行管理プログラム | |
JP2005157695A (ja) | 無線識別タグ及びそのリーダ/ライタ装置 | |
KR20060113018A (ko) | 상품의 위조방지를 위해 풋 프린트 정보를 갖는알에프아이디 시트 구조 | |
JP7471855B2 (ja) | 端末制御方法、端末及びプログラム | |
CN113508424B (zh) | 店铺装置、店铺系统、结账方法以及程序 | |
JP2018045627A (ja) | 駅務システム、自動改札機、および駅務機器 | |
JP2019067089A (ja) | 自動改札機、およびプログラム | |
JP2016130880A (ja) | 自動改札機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20170911 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20170911 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170920 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180529 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180725 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181002 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181031 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6430260 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |