JP2016129717A - 噴霧デバイス用の液体カートリッジ、液体カートリッジパッケージ、噴霧デバイス及び噴霧デバイス用のメッシュ付容器 - Google Patents
噴霧デバイス用の液体カートリッジ、液体カートリッジパッケージ、噴霧デバイス及び噴霧デバイス用のメッシュ付容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016129717A JP2016129717A JP2016077265A JP2016077265A JP2016129717A JP 2016129717 A JP2016129717 A JP 2016129717A JP 2016077265 A JP2016077265 A JP 2016077265A JP 2016077265 A JP2016077265 A JP 2016077265A JP 2016129717 A JP2016129717 A JP 2016129717A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- mesh member
- liquid cartridge
- container
- mesh
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Abstract
【解決手段】液体カートリッジ100は、一端が開口する液体収容部112を有する容器部110と、液体収容部112の開口を覆うように容器部110の一端側に配設されたメッシュ部材120とを備えている。メッシュ部材120は複数の貫通孔122を有し、複数の貫通孔122は液体収容部112の開口が存在する領域に位置している。液体収容部112には液体130が収納されている。液体カートリッジ100を噴霧デバイス1000内に装着することにより、複数の貫通孔122からミスト状の液体130が噴霧される。
【選択図】図1
Description
本発明の一実施形態に係る液体カートリッジの理解を容易にするために、まず噴霧デバイス(ミスト発生器)について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る噴霧デバイスの概略構成図である。以下で説明する噴霧デバイスは、設置場所を固定して利用するものであってもよいし、使用者が携帯して任意の場所で利用するものであってもよい。
あるいは、図3に示すように、振動付与部1020を容器部110の底面側に配置し、これにより容器部110内の液体130に振動を付与する形態であってもよい。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る液体カートリッジを構成するメッシュ付容器について説明する。図5〜図9は、本発明の一実施形態に係るメッシュ付容器の断面図である。
容器部110は、液体130を収容可能な内室である液体収容部112を備える。液体収容部112は一端が開口し、液体収容部112で保持された液体130が該開口を通じて容器部110外に導かれる。また、容器部110は、液体収容部112の外周に設けられたフランジ部114を有しており、このフランジ部114を介して容器部110とメッシュ部材120が接合されている。容器部110の材質に制限はないが、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリスチレン(PS)などの樹脂、ガラス、シリコンなどの半導体、アルミニウムなどの金属等、又はこれらの積層体などを用いることができる。材質が樹脂である場合には、射出成形、熱成形などの公知の手法で作製可能であり、また材質がガラス、半導体、又は金属等である場合には、機械加工、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)加工技術などの公知の手法で作製可能である。なかでも、使い捨て利用する場合には、コスト及び生産性の観点から樹脂を用いることが好ましい。
メッシュ部材120は、液体収容部112の開口を覆うように容器部110の一端側に配設される。メッシュ部材120には多数の貫通孔122が形成されており、多数の貫通孔122は液体収容部112の開口が存在する領域(開口領域113)に位置する。メッシュ部材120の材質に制限はないが、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリスチレン(PS)などの樹脂、ガラス、シリコンなどの半導体等、又はこれらの積層体を用いることができる。材質が樹脂である場合には、超音波振動溶融法、熱インプリント法などの公知の手法で作製可能であり、また材質がガラス、又は半導体等である場合には、機械加工、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)加工技術などの公知の手法で作製可能である。なかでも、使い捨て利用する場合には、コスト及び生産性の観点から樹脂を用いることが好ましい。メッシュ部材120の厚さに制限はなく、材質に応じて適切な剛性を得られるように設定するとよい。具体的な数値を挙げると、例えば、10μm〜10mmの範囲で設定するとよい。
上記メッシュ付容器の液体収容部に液体が充填されることにより、液体カートリッジが構成される。以下では、図9及び図10(A)〜(B)を参照して液体カートリッジについて説明を行う。図9は、本発明の一実施形態に係る液体カートリッジの斜視図である。
図10(A)〜(B)は、本発明の一実施形態に係る液体カートリッジの断面図であり、図9におけるI−Iにおける矢視断面図である。
このような液体カートリッジ100は、液体収容部112を有する容器部110と、液体収容部112の開口を覆うように設けられたメッシュ部材120とを備え、液体収容部112には液体130が格納されている。
ところで、液体カートリッジの少なくとも1以上をパッケージ用袋内に密閉し、液体カートリッジパッケージとしてもよい。図11は、本発明の一実施形態に係る液体カートリッジパッケージの斜視図である。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
次に、図12〜図17により、噴霧デバイス、液体カートリッジ及びメッシュ付容器の他の実施形態について説明する。
第1メッシュ部材120a及び第2メッシュ部材120bには、それぞれ振動付与部1020が接触配置されている。
100 液体カートリッジ
110 容器部
112 液体収容部
113 開口領域
114 フランジ部
120 メッシュ部材
122 貫通孔
130 液体
140 接着層
150 シール部材
500 液体カートリッジパッケージ
510 パッケージ用袋
1000 噴霧デバイス
1010 筐体
1015 噴霧口
1020 振動付与部
1030 電源部
1040 入力部
1050 制御部
Claims (18)
- 噴霧デバイス用の液体カートリッジであって、
一端が開口する液体収容部を有する容器部と、
前記液体収容部の開口を覆うように前記容器部の一端側に配設され、複数の貫通孔が前記液体収容部の開口が存在する領域に位置するように形成されたメッシュ部材と、を備え、
前記液体収容部に液体が収納されたことを特徴とする液体カートリッジ。 - 前記メッシュ部材は、樹脂を含むことを特徴とする請求項1記載の液体カートリッジ。
- 前記メッシュ部材の貫通孔の開口の大きさは、1〜50μmの範囲であることを特徴とする請求項1又は2記載の液体カートリッジ。
- 前記メッシュ部材の貫通孔の密度は、10〜500個/mm2の範囲であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の液体カートリッジ。
- 前記メッシュ部材は、枠状の厚肉領域と、該厚肉領域の内側に位置するとともに該厚肉領域よりも厚みが薄い薄肉領域とを有し、
前記メッシュ部材は、前記厚肉領域において前記容器部に固定され、
前記メッシュ部材の複数の貫通孔は、前記薄肉部に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずか1項に記載の液体カートリッジ。 - 前記容器部は、樹脂を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の液体カートリッジ。
- 前記メッシュ部材と前記容器部とは、直接接合されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の液体カートリッジ。
- 前記メッシュ部材は、前記液体収容部側に向かって凸形状となる部位を含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の液体カートリッジ。
- 前記メッシュ部材は、前記液体収容部側に向かって凹形状となる部位を含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の液体カートリッジ。
- 前記メッシュ部材と前記容器部とは、ヒートシール剤により接合されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載の液体カートリッジ。
- 前記メッシュ部材上に設けられ、前記液体を封止するシール部材を更に備え、
前記シール部材は、前記メッシュ部材から剥離可能であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項記載の液体カートリッジ。 - 前記液体は、化粧水、薬剤、芳香剤のいずれかであることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項記載の液体カートリッジ。
- 請求項1〜12のいずれか1項記載の少なくとも1以上の液体カートリッジと、
前記少なくとも1以上の液体カートリッジを密閉する袋とを有することを特徴とする液体カートリッジパッケージ。 - 噴霧口を有する筐体と、
前記筐体内に配置された、請求項1〜12のいずれか1項記載の液体カートリッジと、 前記液体カートリッジの前記液体収容部内に収容された前記液体を霧化するための振動付与部と、
前記振動付与部に接続され、前記振動付与部に電源を供給する電源部と、を備え、
前記振動付与部によって霧化された前記液体が、前記噴霧口を通じて噴霧されることを特徴とする噴霧デバイス。 - 前記筐体は、少なくとも2つの噴霧口を有し、前記液体カートリッジは、前記各噴霧口に対応する少なくとも2つの液体収容部を有し、各噴霧口は、それぞれ対応する液体収容部に収容された液体を噴霧することを特徴とする請求項14記載の噴霧デバイス。
- 前記筐体は、少なくとも2つの噴霧口を有し、前記筐体内には、少なくとも2つの前記液体カートリッジが配設され、各噴霧口は、それぞれ対応する各液体カートリッジの液体収容部に収容された液体を噴霧することを特徴とする請求項14記載の噴霧デバイス。
- 噴霧口を有する筐体と、
前記筐体内に配置された、請求項1〜12のいずれか1項記載の液体カートリッジと、 前記液体カートリッジの前記液体収容部内に収容された前記液体を吐出するためのエネルギー伝達部と、
前記エネルギー伝達部に接続され、前記エネルギー伝達部に電源を供給する電源部と、を備え、
前記エネルギー伝達部によって吐出された前記液体が、前記噴霧口を通じて吐出されることを特徴とする噴霧デバイス。 - 噴霧デバイス用のメッシュ付容器であって、
一端が開口する液体収容部を有する容器部と、
前記液体収容部の開口を覆うように前記容器部の一端側に配設され、複数の貫通孔が前記液体収容部の開口が存在する領域に位置するように形成されたメッシュ部材と、を備えることを特徴とするメッシュ付容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016077265A JP6137654B2 (ja) | 2016-04-07 | 2016-04-07 | 噴霧デバイス用の液体カートリッジ、液体カートリッジパッケージ、噴霧デバイス及び噴霧デバイス用のメッシュ付容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016077265A JP6137654B2 (ja) | 2016-04-07 | 2016-04-07 | 噴霧デバイス用の液体カートリッジ、液体カートリッジパッケージ、噴霧デバイス及び噴霧デバイス用のメッシュ付容器 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011268194A Division JP2013118952A (ja) | 2011-12-07 | 2011-12-07 | 噴霧デバイス用の液体カートリッジ、液体カートリッジパッケージ、噴霧デバイス及び噴霧デバイス用のメッシュ付容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016129717A true JP2016129717A (ja) | 2016-07-21 |
JP6137654B2 JP6137654B2 (ja) | 2017-05-31 |
Family
ID=56414969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016077265A Expired - Fee Related JP6137654B2 (ja) | 2016-04-07 | 2016-04-07 | 噴霧デバイス用の液体カートリッジ、液体カートリッジパッケージ、噴霧デバイス及び噴霧デバイス用のメッシュ付容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6137654B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04100557A (ja) * | 1989-12-12 | 1992-04-02 | Bespak Plc | 噴霧器及び噴霧方法 |
WO1993020949A1 (en) * | 1992-04-09 | 1993-10-28 | Omron Corporation | Ultrasonic atomizer, ultrasonic inhalator and method of controlling same |
JP2004243758A (ja) * | 2003-01-21 | 2004-09-02 | Seiko Epson Corp | 液体カートリッジの減圧密封方法および減圧密封品 |
JP2004290426A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Mitsubishi Materials Corp | 超音波式吸入器用メッシュ |
JP2008501516A (ja) * | 2004-06-09 | 2008-01-24 | マイクロフロー エンジニアリング ソシエテ アノニム | 改良された液体液滴プラグおよびスプレーシステム |
JP2009131845A (ja) * | 2001-04-24 | 2009-06-18 | Three M Innovative Properties Co | 手持ち式スプレーガン用の補充入口付きリザーバ |
-
2016
- 2016-04-07 JP JP2016077265A patent/JP6137654B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04100557A (ja) * | 1989-12-12 | 1992-04-02 | Bespak Plc | 噴霧器及び噴霧方法 |
WO1993020949A1 (en) * | 1992-04-09 | 1993-10-28 | Omron Corporation | Ultrasonic atomizer, ultrasonic inhalator and method of controlling same |
JP2009131845A (ja) * | 2001-04-24 | 2009-06-18 | Three M Innovative Properties Co | 手持ち式スプレーガン用の補充入口付きリザーバ |
JP2004243758A (ja) * | 2003-01-21 | 2004-09-02 | Seiko Epson Corp | 液体カートリッジの減圧密封方法および減圧密封品 |
JP2004290426A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Mitsubishi Materials Corp | 超音波式吸入器用メッシュ |
JP2008501516A (ja) * | 2004-06-09 | 2008-01-24 | マイクロフロー エンジニアリング ソシエテ アノニム | 改良された液体液滴プラグおよびスプレーシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6137654B2 (ja) | 2017-05-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1604701B1 (en) | Improved modular liquid spray system | |
US10195633B2 (en) | Separable membrane improvements | |
JP6067589B2 (ja) | 液体を霧状にするためのエアゾール生成装置及び霧状にされる液体の温度制御の方法 | |
EP1830967A1 (en) | Device for atomising a product, particularly a perfume | |
KR102628081B1 (ko) | 단위 용량 무균 에어로졸 미스팅 장치 | |
JP6032533B2 (ja) | 噴霧デバイス及びその使用方法 | |
JP2013533051A (ja) | 携帯用液状化粧品電動ミスト供給器 | |
CN107530509A (zh) | 具有可替换安瓿的压电分配器 | |
JPWO2002028545A1 (ja) | 液体噴霧装置 | |
NO338334B1 (no) | Vibrasjonssystem og fremgangsmåte for dets fremstilling | |
JP5411583B2 (ja) | 揮発性の液体液滴計量分配デバイス | |
CA3010160A1 (en) | Diffuser of active agents such as insecticides, perfumes, detergents or disinfectants, and manufacturing process thereof | |
JP2013252261A (ja) | 噴霧デバイス用の液体カートリッジ、液体カートリッジパッケージ、噴霧デバイス及び噴霧デバイス用のメッシュ付容器 | |
JP6137654B2 (ja) | 噴霧デバイス用の液体カートリッジ、液体カートリッジパッケージ、噴霧デバイス及び噴霧デバイス用のメッシュ付容器 | |
JP2013118952A (ja) | 噴霧デバイス用の液体カートリッジ、液体カートリッジパッケージ、噴霧デバイス及び噴霧デバイス用のメッシュ付容器 | |
JP2013141532A (ja) | 噴霧デバイス用の液体カートリッジ、液体カートリッジパッケージ、噴霧デバイス及び噴霧デバイス用の液体カートリッジの製造方法 | |
JP2016189922A (ja) | 霧化ユニット及びこの霧化ユニットに装着する霧化液充填容器、並びにこれらを組み立てた超音波霧化装置 | |
GB2612026A (en) | Hair misting apparatus | |
JP5979471B2 (ja) | 噴霧デバイス用の液体カートリッジ、液体カートリッジパッケージ、噴霧デバイス及び噴霧デバイス用のメッシュ付容器 | |
JP2013255637A (ja) | 噴霧デバイス用のメッシュ部材装置、メッシュ部材装置パッケージ、及び噴霧デバイス | |
JP5991047B2 (ja) | 噴霧デバイス用の液体カートリッジ、噴霧デバイス用のメッシュ部材、噴霧デバイス、及び噴霧デバイス用のメッシュ付容器 | |
JP2013255693A (ja) | 噴霧デバイス用の液体カートリッジ、液体カートリッジパッケージ、噴霧デバイス及び噴霧デバイス用のメッシュ付容器 | |
JP7344615B1 (ja) | 薬液噴霧器 | |
JP3129307U (ja) | 微小液滴生成装置 | |
JP4559786B2 (ja) | 使い切り容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170224 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170222 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170328 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170407 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170420 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6137654 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |