JP2016129061A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】指示者が複数の使用者にデータの使用を指示した際に、特定の使用者が特定の使用環境でそのデータの部分を使用する。
【解決手段】文書サーバ30において、受信部48が、文書ファイルとその文書IDと作業依頼とをクライアント端末から受信すると、文書管理部41が、文書IDに関連付けて文書ファイルを記憶し、作業依頼管理部43が、文書IDに関連付けて作業依頼を作業依頼記憶部44に記憶する。そして、受信部48が、文書IDを受信すると、この情報を送信したユーザのユーザIDをユーザ管理部49から取得し、作業依頼管理部43が、文書IDに関連付けられた作業依頼を作業依頼記憶部44から取得し、文書変換部45が、ユーザIDと作業依頼とに基づいて文書ファイルを変換して作業用文書ファイルを生成し、送信部42が、作業用文書ファイルをクライアント端末に送信する。
【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置、プログラムに関する。
文書ファイルの各ページへのアクセス権に基づいて文書ファイルに対するアクセス許容レベルを演算し、演算されたアクセス許容レベルを視覚化したアイコンを作成し、作成されたアイコンを表示部に表示させる技術は知られている(例えば、特許文献1参照)。
電子文書のページ毎のディスプレイによる表示時間を表示履歴情報として記憶し、表示履歴情報により示されるページ毎の表示時間に基づいて電子文書のディスプレイによるページ毎の表示順序を決定する技術も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−165777号公報 特開2006−260065号公報
本発明の目的は、指示者が複数の使用者にデータの使用を指示した際に、特定の使用者が特定の使用環境でそのデータの部分を使用することにある。
請求項1に記載の発明は、複数の使用者に指示者が使用を指示するデータを特定する特定手段と、前記特定手段により特定された前記データの使用を制御するための情報であって、前記データの部分と、前記複数の使用者のうちの当該部分を使用可能な使用者と、当該使用者が当該部分を使用する際の使用環境とを対応付けた情報である制御情報を、予め定められた保存操作が前記指示者によって行われた場合に、前記特定手段により特定された前記データに関連付けて保存する処理を行う処理手段と、前記処理手段により保存された前記制御情報を取得する取得手段とを備え、前記処理手段は、保存された前記制御情報を取得する操作として予め定められた取得操作が前記複数の使用者のうちの特定の使用者によって行われた場合に、前記データの特定の部分と、前記データの前記特定の部分以外の他の部分とを区別可能に表示する処理を行うことを特徴とする情報処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記処理手段は、前記取得操作が前記特定の使用者によって行われた場合に、前記データの前記特定の部分の背景色を変更する処理又は前記データの前記特定の部分に付箋を貼り付ける処理によって、前記データの前記特定の部分と、前記データの前記特定の部分以外の他の部分とを区別可能に表示する処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記処理手段は、前記取得操作が前記特定の使用者によって行われた場合に、前記データの前記特定の部分のうち、初期表示フラグが設定された部分のみを表示する処理を行うことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4に記載の発明は、複数の使用者に指示者が使用を指示するデータを特定する特定手段と、前記特定手段により特定された前記データの使用を制御するための情報であって、前記データの部分と、前記複数の使用者のうちの当該部分を使用可能な使用者と、当該使用者が当該部分を使用する際の使用環境とを対応付けた情報である制御情報を、予め定められた保存操作が前記指示者によって行われた場合に、前記特定手段により特定された前記データに関連付けて保存する処理を行う処理手段と、前記処理手段により保存された前記制御情報を取得する取得手段とを備え、前記使用環境とは、前記使用者が前記部分を使用する際のマーカ色の初期値、前記使用者が前記部分を閲覧した際に表示されるメッセージ、前記使用者が前記部分に対してコメントを記入する際のテキストの書式の少なくとも何れか1つであることを特徴とする情報処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記使用者が前記部分に対して前記コメントを記入する際に含める文言を記憶する記憶手段を更に有する請求項4に記載の情報処理装置である。
請求項6に記載の発明は、コンピュータに、複数の使用者に指示者が使用を指示するデータを特定する機能と、特定された前記データの使用を制御するための情報であって、前記データの部分と、前記複数の使用者のうちの当該部分を使用可能な使用者と、当該使用者が当該部分を使用する際の使用環境とを対応付けた情報である制御情報を、予め定められた保存操作が前記指示者によって行われた場合に、特定された前記データに関連付けて保存する処理を行う機能と、保存された前記制御情報を取得する機能とを実現させ、前記処理を行う機能では、保存された前記制御情報を取得する操作として予め定められた取得操作が前記複数の使用者のうちの特定の使用者によって行われた場合に、前記データの特定の部分と、前記データの前記特定の部分以外の他の部分とを区別可能に表示する処理を行わせるプログラムである。
請求項7に記載の発明は、コンピュータに、複数の使用者に指示者が使用を指示するデータを特定する機能と、特定された前記データの使用を制御するための情報であって、前記データの部分と、前記複数の使用者のうちの当該部分を使用可能な使用者と、当該使用者が当該部分を使用する際の使用環境とを対応付けた情報である制御情報を、予め定められた保存操作が前記指示者によって行われた場合に、特定された前記データに関連付けて保存する処理を行う機能と、保存された前記制御情報を取得する機能とを実現させ、前記使用環境とは、前記使用者が前記部分を使用する際のマーカ色の初期値、前記使用者が前記部分を閲覧した際に表示されるメッセージ、前記使用者が前記部分に対してコメントを記入する際のテキストの書式の少なくとも何れか1つであるプログラムである。
請求項1乃至請求項7の発明によれば、指示者が複数の使用者にデータの使用を指示した際に、特定の使用者が特定の使用環境でそのデータの部分を使用することができる。
本発明の実施の形態が適用されるコンピュータシステムの構成例を示した図である。 本発明の実施の形態におけるクライアント端末のハードウェア構成例を示した図である。 本発明の実施の形態の概要を模式的に示した図である。 本発明の実施の形態におけるクライアント端末の機能構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態における文書サーバの機能構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態の作業依頼記憶部に記憶される作業依頼を例示した図である。 本発明の実施の形態における文書サーバの作業依頼を登録する際の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態における文書サーバの作業用文書ファイルを生成する際の動作例を示したフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用されるコンピュータシステムの全体構成例を示したものである。
図示するように、このコンピュータシステムは、クライアント端末10a,10b,10cと、文書サーバ30とが、ネットワーク80を介して接続されることにより構成されている。
尚、図では、クライアント端末10a,10b,10cを示したが、これらを区別する必要がない場合は、クライアント端末10と称する。また、図には、3つのクライアント端末10しか示していないが、4つ以上のクライアント端末10を設けてもよい。
クライアント端末10は、ユーザが文書ファイルの閲覧、編集等を行う際に用いられるコンピュータ装置である。具体的には、ユーザの操作に応じて、文書サーバ30から文書ファイルをダウンロードし、ユーザに文書ファイルの閲覧、編集等をさせた後、文書サーバ30に文書ファイルをアップロードする。ここで、クライアント端末10としては、デスクトップPC(Personal Computer)、ノートPC、タブレットPC、ウェアラブルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、携帯電話等を用いるとよい。本実施の形態では、指示装置、データ使用装置の一例として、クライアント端末10を設けている。
文書サーバ30は、ユーザが閲覧、編集等を行う対象である文書ファイルを格納するコンピュータ装置である。具体的には、ワードプロセッサソフトウェア、表計算ソフトウェア、プレゼンテーションソフトウェア等で作成されたファイル、環境に依存せずにオリジナルのイメージを再現可能なPDF(Portable Document Format)等のファイルを格納する。但し、本明細書で「文書ファイル」というときは、テキストを含む「文書」を電子化したファイルのみを意味するとは限らない。例えば、図形等のグラフィックデータ、絵、写真等の画像データも、ラスタデータであるかベクタデータであるかに関わらず、「文書ファイル」に含まれるものとする。ここで、文書サーバ30としては、PC等を用いるとよい。本実施の形態では、管理装置の一例として、文書サーバ30を設けている。
ネットワーク80は、クライアント端末10と文書サーバ30との間の情報通信に用いられる通信手段であり、例えば、インターネットである。
次に、クライアント端末10のハードウェア構成について説明する。
図2は、クライアント端末10のハードウェア構成例を示した図である。
図示するように、クライアント端末10は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)11と、記憶手段であるメインメモリ12及びHDD(Hard Disk Drive)13とを備える。ここで、CPU11は、OS(Operating System)やアプリケーション等の各種ソフトウェアを実行し、後述する各機能を実現する。また、メインメモリ12は、各種ソフトウェアやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、HDD13は、各種ソフトウェアに対する入力データや各種ソフトウェアからの出力データ等を記憶する記憶領域である。尚、クライアント端末10がスマートフォンや携帯電話である場合は、HDD13に代えて、フラッシュストレージを用いるとよい。
更に、クライアント端末10は、外部との通信を行うための通信インターフェース(以下、「通信I/F」と表記する)14と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構15と、キーボードやマウス等の入力デバイス16とを備える。
尚、図2は、文書サーバ30のハードウェア構成を示した図として捉えることもできる。この場合、CPU11、メインメモリ12、HDD13、通信I/F14、表示機構15、入力デバイス16は、それぞれ、CPU31、メインメモリ32、HDD33、通信I/F34、表示機構35、入力デバイス36と表記するものとする。
ところで、図1のコンピュータシステムにおいて、文書サーバ30に格納された文書ファイルの閲覧、編集等は、複数のユーザによって別々のクライアント端末10で並行して行われることがある。
特に、あるユーザ(依頼ユーザ)が1つの文書ファイルに対する内容確認等の作業を複数のユーザ(担当ユーザ)に依頼することがあるが、依頼ユーザとしては、担当ユーザごとに異なる作業、例えば、異なる箇所を確認する作業、異なる内容の作業を依頼したい場合が多い。このような場合、通常、依頼ユーザは、作業依頼内容を明示した担当ユーザごとの文書ファイルを作成してこれを各担当ユーザに渡す方法や、1つの文書ファイルに担当ユーザごとの作業依頼内容を記したコメントを添えたものを各担当ユーザに渡す方法を採用することになる。
しかしながら、前者の方法を採用すると、依頼ユーザが担当ユーザごとの文書ファイルを作成する手間がかかると共に、文書ファイルの増加による管理負担が大きくなってしまう。また、後者の方法を採用すると、担当ユーザが確認箇所を探し出す手間がかかってしまう。
そこで、本実施の形態では、依頼ユーザが、文書ファイルに対して、ページごと、担当ユーザごとの作業依頼内容を付加することができるようにし、担当ユーザが、文書ファイルを閲覧する際には、担当ユーザと作業依頼内容とを照合して、文書ファイルの表示形式や機能の設定値を制御するようにした。
図3は、本実施の形態の概要を模式的に示した図である。ここでは、クライアント端末10aを使用するユーザAが、自分が作成した文書ファイルの校正を、クライアント端末10bを使用するユーザB及びクライアント端末10cを使用するユーザCに依頼するシーンを想定している。
具体的には、ユーザAは、クライアント端末10aで文書ファイル作成用のアプリケーションのプロパティ画面を開き、作業依頼設定201を入力する。即ち、まず、校正の依頼先としてユーザB及びユーザCを設定する。また、例えば、文書ファイルの10ページのうち、ユーザBの担当ページとして3〜5ページ目を、ユーザCの担当ページとして6〜10ページ目を、それぞれ指定する。更に、ユーザB、ユーザCの閲覧時の初期表示ページとしてそれぞれ3ページ目、6ページ目を指定し、ユーザB、ユーザCの校正時のマーカ色の初期値としてそれぞれ赤、青を指定する。
すると、クライアント端末10aは、矢印A1で示すように文書ファイルを文書サーバ30に保存する際に、矢印A2で示すように作業依頼設定201に基づく情報(以下、単に「作業依頼」という)も文書サーバ30に保存する。
その後、ユーザBがクライアント端末10bで文書ファイルの閲覧を要求すると、クライアント端末10bは、矢印B1で示すように、作業依頼が反映された作業用文書ファイルを文書サーバ30から呼び出す。そして、ユーザBが作業用文書ファイルを開くと、最初に3ページ目の画像202bが表示される。また、3〜5ページ目のみを表示する等、担当ページの閲覧がし易いような表示制御がなされる。更に、ユーザBが作業用文書ファイルにマーカを付すると、初期的にはマーカの色は赤となる。
一方で、ユーザCがクライアント端末10cで文書ファイルの閲覧を要求すると、クライアント端末10cは、矢印C1で示すように、作業依頼が反映された作業用文書ファイルを文書サーバ30から呼び出す。そして、ユーザCが作業用文書ファイルを開くと、最初に6ページ目の画像202cが表示される。また、6〜10ページ目のみを表示する等、担当ページの閲覧がし易いような表示制御がなされる。更に、ユーザCが作業用文書ファイルにマーカを付すると、初期的にはマーカの色は青となる。
次に、本実施の形態における各装置の構成について説明する。
図4は、クライアント端末10の機能構成例を示したブロック図である。
図示するように、クライアント端末10は、操作受付部21と、送信部22と、受信部28と、表示制御部29とを備えている。
操作受付部21は、ユーザが文書サーバ30にログインする操作、ユーザが閲覧、編集等を行いたい文書ファイルを選択する操作、ユーザが文書サーバ30から受信した文書ファイルを閲覧、編集等を行った後に文書サーバ30に保存する操作等を受け付ける。
送信部22は、ユーザが文書サーバ30にログインする操作を操作受付部21が受け付けた際にはユーザの識別情報(以下、「ユーザID」という)を、ユーザが文書ファイルを選択する操作を操作受付部21が受け付けた際にはその文書ファイルの識別情報(以下、「文書ID」という)を、ユーザが文書ファイルを文書サーバ30に保存する操作を操作受付部21が受け付けた際にはその文書ファイルの文書ID、その文書ファイル及び作業依頼を、それぞれ文書サーバ30に送信する。ここで、文書IDとしては、例えば、文書サーバ30における文書ファイルの記憶場所を示す情報を用いるとよい。この記憶場所を示す情報とは、例えば、URI(Uniform Resource Identifier)である。本実施の形態では、データの一例として、文書ファイルを用いており、データを識別する第1の識別情報の一例として、文書IDを用いており、操作者を識別する第2の識別情報の一例として、ユーザIDを用いており、データの使用を制御するための制御情報の一例として、作業依頼を用いている。また、保存操作が指示者によって行われた場合にデータと第1の識別情報と制御情報とを送信する第1の送信手段、取得操作が使用者によって行われた場合に第1の識別情報と第2の識別情報とを送信する第2の送信手段の一例として、送信部22を設けている。
受信部28は、送信部22がユーザIDを送信した際にはユーザが閲覧、編集等を行うことが可能な文書ファイルの文書IDの一覧を、送信部22が文書IDを送信した際にはその文書IDで示される場所に記憶された文書ファイルに作業依頼が反映された作業用文書ファイルを、それぞれ文書サーバ30から受信する。
表示制御部29は、受信部28が受信した文書IDの一覧、作業用文書ファイル等を表示機構15に表示するように制御する。
尚、これらの機能部は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。具体的には、CPU11が、操作受付部21、送信部22、受信部28、表示制御部29を実現するプログラムを例えばHDD13からメインメモリ12に読み込んで実行することにより、これらの機能部は実現される。
図5は、文書サーバ30の機能構成例を示したブロック図である。
図示するように、文書サーバ30は、文書管理部41と、送信部42と、作業依頼管理部43と、作業依頼記憶部44と、文書変換部45と、受信部48と、ユーザ管理部49とを備える。
文書管理部41は、図示しない文書記憶部の例えば文書IDで示される記憶場所にて文書ファイルを管理する。即ち、文書記憶部から文書ファイルを取得したり、文書記憶部に文書ファイルを保存したりする。また、文書管理部41は、文書ファイルの閲覧、編集等を行うことが可能なユーザに関連付けた文書ファイルの管理も行う。例えば、ユーザIDと文書IDとを対応付けておくことにより、あるユーザが閲覧、編集等を行うことが可能な文書ファイルの文書IDを取得する。本実施の形態では、第1の送信手段によりデータと第1の識別情報と制御情報とが送信された場合にデータを保存する保存手段の一例として、文書管理部41を設けている。
送信部42は、ユーザが閲覧、編集等を行うことが可能な文書ファイルの文書IDの一覧を文書管理部41が取得した際にはその文書IDの一覧を、文書変換部45が文書ファイルを作業依頼に基づいて変換した際にはその変換後の文書ファイルである作業用文書ファイルを、それぞれクライアント端末10に送信する。本実施の形態では、取得操作が使用者によって行われた場合にデータの特定の部分を表示する処理を行う処理手段、第2の送信手段により第1の識別情報と第2の識別情報とが送信された場合にデータを送信する第3の送信手段の一例として、送信部42を設けている。
作業依頼管理部43は、ユーザが文書ファイルに対して設定した作業依頼を、その文書ファイルの文書IDに関連付けて作業依頼記憶部44にて管理する。即ち、文書IDをキーとして作業依頼記憶部44から作業依頼を取得したり、文書IDに関連付けて作業依頼記憶部44に作業依頼を記憶したりする。本実施の形態では、保存操作が指示者によって行われた場合に制御情報を保存する処理を行う処理手段の一例として、作業依頼管理部43を設けている。
作業依頼記憶部44は、作業依頼管理部43により管理の下、文書IDに関連付けて作業依頼を保存する。本実施の形態では、第1の送信手段によりデータと第1の識別情報と制御情報とが送信された場合に制御情報を保存する保存手段の一例として、作業依頼記憶部44を設けている。尚、この作業依頼記憶部44に記憶される作業依頼については後述する。
文書変換部45は、文書管理部41が取得した文書ファイルを、作業依頼管理部43が取得した作業依頼に基づいて変換することにより、作業用文書ファイルを生成する。
受信部48は、ユーザが文書サーバ30にログインする操作を行った際にはユーザIDを、ユーザが文書ファイルを選択する操作を行った際にはその文書ファイルの文書IDを、ユーザが文書ファイルを文書サーバ30に保存する操作を行った際にはその文書ファイルの文書ID、その文書ファイル及び作業依頼を、それぞれクライアント端末10から受信する。本実施の形態では、データを特定する特定手段、制御情報を取得する制御情報取得手段、データを取得するデータ取得手段の一例として、受信部48を設けている。
ユーザ管理部49は、受信部48が受信したユーザIDを管理する。即ち、ユーザが文書サーバ30にログインする際、受信部48は、ユーザIDに加えてパスワードを受信するので、ユーザ管理部49は、このユーザID及びパスワードの組み合わせが予め登録されたユーザID及びパスワードの組み合わせの中に存在するかどうかを調べることにより、ユーザの認証を行う。そして、ユーザの認証が成功すれば、セッションIDを生成して、ユーザIDとセッションIDとを紐付けておく。その後、このユーザのログインが継続した状態で受信部48が情報を受信すると、情報にはこのセッションIDが含まれるので、このセッションIDに紐付けられたユーザIDを受信部48に返す。
尚、これらの機能部は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。具体的には、CPU31が、文書管理部41、送信部42、作業依頼管理部43、文書変換部45、受信部48、ユーザ管理部49を実現するプログラムを例えばHDD33からメインメモリ32に読み込んで実行することにより、これらの機能部は実現される。また、作業依頼記憶部44は、例えばHDD33により実現される。
図6は、作業依頼記憶部44に記憶される作業依頼を例示した図である。但し、ここでは、1つの文書ファイルに対する作業依頼を示している。実際には、作業依頼記憶部44は複数の文書ファイルに対する作業依頼を記憶しており、各作業依頼は、文書IDに関連付けられることにより、どの文書ファイルに対する作業依頼であるか区別できるようになっている。
図示するように、作業依頼は、ページと、担当ユーザと、初期表示フラグと、マーカ色初期値と、メッセージとを含む。尚、この作業依頼は、図3の作業依頼設定201に各担当ユーザへのメッセージを追加したものに対応している。
ページは、文書ファイルを意味内容とは関係なく予め定めた行数で区切った単位である。本明細書では、ページに対して設定を行うことを前提とするが、例えば、文書ファイルの章、節等の意味内容を考慮して設定された単位に対して設定を行うようにしてもよい。この意味で、ページは、データの部分の一例である。
担当ユーザは、対応するページを閲覧して内容確認等の作業を行う担当のユーザである。ここでは、ユーザBが3ページ目から5ページ目を担当するユーザであり、ユーザCが6ページ目から10ページ目を担当するユーザであることが記憶されている。
初期表示フラグは、担当ユーザが作業用文書ファイルを開いたときに、対応するページを初期表示ページとするかどうかを表すフラグである。「ON」が、対応するページを初期ページとすることを表し、「OFF」が、対応するページを初期表示ページとしないことを表す。ここでは、ユーザBが作業用文書ファイルを開いたときに3ページ目が初期表示され、ユーザCが作業用文書ファイルを開いたときに6ページ目が初期表示されることが記憶されている。尚、初期表示ページは、使用者が部分を閲覧する際に最初に表示される箇所の一例である。また、この場合は、あるユーザが担当するページ群が、部分の一例である。
マーカ色初期値は、担当ユーザが、対応するページにマーカを付したときにマーカに初期的に設定される色を表す。ここでは、ユーザBが作業用文書ファイルに付するマーカが初期的には赤であり、ユーザCが作業用文書ファイルに付するマーカが初期的には青であることが記憶されている。
メッセージは、担当ユーザが、対応するページを開いたときに表示されるメッセージである。ユーザBが担当するページを開くと「文章をチェックして下さい」とのメッセージが表示され、ユーザCが担当するページを開くと「図面をチェックして下さい」とのメッセージが表示されることが記憶されている。
尚、図では、対応するページの表示形式や機能の設定値を制御する情報として、初期表示フラグ、マーカ色初期値、メッセージを示したが、これらには限らない。
例えば、マーカ色初期値に代えて、担当ユーザがページを更新する際に用いられる他の設定値を記憶してもよい。このような他の設定値としては、担当ユーザがページにコメントを記入する際のテキストの書式(例えば、フォント、太字、斜体、アンダーライン、色)等が考えられる。ここで、マーカ色初期値、テキストの書式は、使用者が部分を更新する際に用いられる情報の形式の一例である。或いは、担当ユーザがページにコメントを記入する際に含めるべき文言等を記憶してもよい。ここで、このような文言は、使用者が部分を更新する際に用いられる情報の内容の一例である。
また、メッセージに代えて、担当ユーザがページを閲覧する際に表示される他の設定値を記憶してもよい。ここで、メッセージは、使用者が部分を閲覧する際に表示される情報の内容の一例である。或いは、担当ユーザがページを開いたときのページ内のテキストの書式等を記憶してもよい。ここで、このようなテキストの書式は、使用者が部分を閲覧する際に表示される情報の形式の一例である。
更に、初期表示フラグ、マーカ色初期値、メッセージ以外の文書ファイルが使用される環境に関する情報を記憶してもよい。ここで、初期表示フラグ、マーカ色初期値、メッセージは、使用者が部分を使用する際の使用環境の一例である。
尚、図の例では、同じ担当ユーザが設定されたページに対しては、マーカ色初期値及びメッセージとしても同じものを設定したが、必ずそのように設定しなければならないというわけではない。同じ担当ユーザが設定されたページであっても、ページによって、異なるマーカ色初期値を設定したり、異なるメッセージを設定したりしてよい。
次いで、本実施の形態の動作について説明する。
図7は、文書サーバ30の作業依頼を登録する際の動作例を示したフローチャートである。クライアント端末10で、操作受付部21が、文書サーバ30へのログイン操作を受け付け、送信部22が、ユーザIDを文書サーバ30に送信することにより、このフローチャートの動作は開始する。
動作が開始すると、文書サーバ30では、まず、受信部48が、ユーザIDを受信する(ステップ301)。尚、このユーザIDは、ユーザ管理部49で管理され、ログインが継続した状態での同じユーザからの以降のアクセスを認識できるようになっている。
また、受信部48がユーザIDを文書管理部41に送ることにより、文書管理部41が、ユーザIDに関連付けられた文書ファイルの文書IDの一覧を取得し、送信部42が、これをクライアント端末10に送信する(ステップ302)。これにより、クライアント端末10では、受信部28が、文書IDの一覧を受信し、表示制御部29が、この文書IDの一覧が表示されるように制御する。
このとき、文書サーバ30から文書ファイルを呼び出すのであれば、ユーザは文書IDの一覧の中から文書IDを選択するが、ここでは、クライアント端末10で作成した文書ファイルを文書サーバ30に保存するものとし、ユーザは文書サーバ30に文書ファイルを保存する操作を行うものとする。そして、クライアント端末10では、操作受付部21が、この操作を受け付け、送信部22が、文書ID及び文書ファイルを文書サーバ30に送信する。また、ユーザが文書ファイルに対して作業依頼を設定していれば、送信部22は、作業依頼も文書サーバ30に送信する。すると、文書サーバ30では、受信部48が、文書ID及び文書ファイルを受信して文書管理部41に送り、文書管理部41が、文書IDで示される場所に文書ファイルを保存する(ステップ303)。
また、受信部48は、文書ID及び文書ファイルと共に作業依頼を受信したかどうかを判定する(ステップ304)。
その結果、作業依頼を受信したと判定すると、受信部48は、文書ID及び作業依頼を作業依頼管理部43に受け渡し、作業依頼管理部43が、文書IDに関連付けて作業依頼を作業依頼記憶部44に記憶する。但し、作業依頼は、依頼ユーザにとっては、各担当ユーザに対する依頼として入力するのが自然であるのに対し、作業用文書ファイルを開くときの表示制御では、各ページに対して設定されていた方が処理し易いので、ここで形式の変換を行う。
即ち、作業依頼管理部43は、まず、1人のユーザに対する作業依頼内容を取り出す(ステップ305)。例えば、図3の作業依頼設定201のユーザBに対応するレコードを取り出す。
次に、1人のユーザに対する作業依頼内容において、複数のページが指定されていることがあるので、作業依頼管理部43は、1つのページに対する作業依頼内容を取り出して作業依頼記憶部44に記憶する(ステップ306)。例えば、図3の作業依頼設定201のユーザBに対応するレコードにおいて、3ページ目に対する作業依頼内容を取り出したとすると、図6の作業依頼の3ページ目に対応するレコードを記憶する。
その後、作業依頼管理部43は、ステップ305で取り出したユーザに対する作業依頼内容において、他のページが指定されているかどうかを判定する(ステップ307)。
その結果、他のページが指定されていると判定されれば、ステップ306を繰り返すが、他のページが指定されていないと判定されれば、作業依頼管理部43は、他のユーザに対する作業依頼内容があるかどうかを判定する(ステップ308)。そして、他のユーザに対する作業依頼内容があると判定されれば、ステップ305へ戻るが、他のユーザに対する作業依頼内容がないと判定されれば、処理を終了する。
一方、ステップ304で、作業依頼を受信していないと判定されれば、そのまま処理を終了する。
図8は、文書サーバ30の作業用文書ファイルを生成する際の動作例を示したフローチャートである。クライアント端末10で、操作受付部21が、文書サーバ30へのログイン操作を受け付け、送信部22が、ユーザIDを文書サーバ30に送信することにより、このフローチャートの動作は開始する。
動作が開始すると、文書サーバ30では、まず、受信部48が、ユーザIDを受信する(ステップ321)。尚、このユーザIDは、ユーザ管理部49で管理され、ログインが継続した状態での同じユーザからの以降のアクセスを認識できるようになっている。
また、受信部48がユーザIDを文書管理部41に送ることにより、文書管理部41が、ユーザIDに関連付けられた文書ファイルの文書IDの一覧を取得し、送信部42が、これをクライアント端末10に送信する(ステップ322)。これにより、クライアント端末10では、受信部28が、文書IDの一覧を受信し、表示制御部29が、この文書IDの一覧が表示されるように制御する。
次に、クライアント端末10では、操作受付部21が、文書IDの一覧の中から閲覧、編集等を行いたい文書ファイルの文書IDを選択する操作を受け付け、送信部22が、選択された文書IDを文書サーバ30に送信する。すると、文書サーバ30では、受信部48が、文書IDを受信する(ステップ323)。
そして、受信部48が文書IDを文書管理部41に送ることにより、文書管理部41が、文書IDで示される場所に記憶された文書ファイルを取得する(ステップ324)。尚、ここで取得された文書ファイルは文書変換部45に渡される。
また、受信部48が文書IDを作業依頼管理部43に送ることにより、作業依頼管理部43が、文書IDに関連付けられた作業依頼が作業依頼記憶部44に記憶されているかどうかを判定する(ステップ325)。
その結果、文書IDに関連付けられた作業依頼が作業依頼記憶部44に記憶されていると判定すると、作業依頼管理部43は、その作業依頼を文書変換部45に受け渡し、文書変換部45が、ステップ324で渡された文書ファイルをこの作業依頼に基づいて変換する文書変換処理を開始する。尚、この文書変換処理に先立ち、受信部48は、ユーザ管理部49で管理されたユーザIDを文書変換部45に渡しているものとする。また、文書変換部45は、作業用文書ファイルを格納するメモリに、ページを含まない作業用文書ファイルの構造を用意しておくものとする。
この文書変換処理において、文書変換部45は、まず、文書ファイルのページを取り出す(ステップ326)。また、受信部48から渡されたユーザIDが、作業依頼でこのページに対して設定されている担当ユーザのユーザIDであるかどうかを判定する(ステップ327)。
ここで、渡されたユーザIDが作業依頼における担当ユーザのユーザIDであると判定されれば、文書変換部45は、作業用文書ファイルにこのページを含める(ステップ328)。例えば、ユーザBのユーザIDがステップ321で受信され、かつ、図6の作業依頼が設定された文書ファイルの3ページ目がステップ326で取り出されたとすると、その3ページ目は作業用文書ファイルに含められる。また、文書変換部45は、作業依頼においてこのページに設定されている情報を作業用文書ファイルに設定する(ステップ329)。例えば、図6の作業依頼が設定された文書ファイルの3ページ目がステップ326で取り出されたとすると、作業用文書ファイルを開いたときにこのページが初期表示され、このページに付加するマーカ色の初期値が赤となり、このページを開いたときに「文章をチェックして下さい」というメッセージが例えば吹き出し内に表示されるような設定がなされる。そして、処理は、ステップ330へ進む。
また、ステップ327で、渡されたユーザIDが作業依頼における担当ユーザのユーザIDでないと判定されれば、作業用文書ファイルにこのページを含めることも、このページに情報を設定することもなく、処理は、ステップ330へ進む。
その後、文書変換部45は、文書ファイルに他のページがあるかどうかを判定する(ステップ330)。
その結果、他のページがあると判定されれば、ステップ326へ戻るが、他のページがないと判定されれば、文書変換部45は、メモリに格納された作業用文書ファイルを送信部42に受け渡し、送信部42が、この作業用文書ファイルをクライアント端末10に送信する(ステップ331)。これにより、クライアント端末10では、受信部28が、作業用文書ファイルを受信し、表示制御部29が、この作業用文書ファイルが設定された情報に従って表示されるように制御する。
一方、ステップ325で、文書IDに関連付けられた作業依頼が作業依頼記憶部44に記憶されていない判定すると、文書変換部45は、ステップ324で渡された文書ファイルをそのまま送信部42に受け渡し、送信部42が、この文書ファイルをクライアント端末10に送信する(ステップ332)。これにより、クライアント端末10では、受信部28が、文書ファイルを受信し、表示制御部29が、この文書ファイルが表示されるように制御する。このとき、作業依頼に従った特別な表示制御は行われない。
尚、この動作例では、ユーザが作業用文書ファイルを表示したときに、そのユーザが担当するページのみがフィルタリングされて表示されるようにする処理を行った。ここで、この処理は、データの特定の部分以外の他の部分を表示しないようにする処理の一例である。しかしながら、ユーザが作業用文書ファイルを表示したときに、そのユーザが担当するページもそのユーザが担当しないページも表示されるようにし、これらのページを区別可能にする処理を行ってもよい。そのような処理としては、例えば、そのユーザが担当するページについてのみ、背景色の変更、付箋の貼付等のマーキングを行う処理がある。或いは、作業用文書ファイルを単に表示しただけでは、担当するページと担当しないページとは区別できないが、サムネイル表示に切り替えて「担当ページの表示」ボタンを押下すると、担当するページをハイライト表示する処理のように、何らかの操作を行うことによって、担当するページと担当しないページとを区別可能にする処理を行ってもよい。ここで、これらの担当するページと担当しないページとを区別可能にする処理は、データの特定の部分以外の他の部分を特定の部分の態様とは異なる態様で表示する処理の一例である。
以上により、本実施の形態の説明を終了する。
尚、上記実施の形態において、クライアント端末10は、文書ファイルを文書サーバ30に保存する時に、作業依頼も文書サーバ30に保存するようにしたが、文書ファイルを文書サーバ30に保存する時以外に、明示的な指示により作業依頼を文書サーバ30に保存するようにしてもよい。例えば、文書ファイルを保存するためのボタンが押下されると、作業依頼を文書ファイルと一緒に文書サーバ30に保存してもよいし、作業依頼を保存するための特別なボタンを設け、このボタンが押下されると、作業依頼のみを文書サーバ30に保存するようにしてもよい。また、これを一般化して、作業依頼を保存する操作として予め定められた保存操作がユーザによって行われると、作業依頼を文書サーバ30に保存することとしてもよい。
また、上記実施の形態において、クライアント端末10は、文書ファイルを文書サーバ30から呼び出す時に、作業依頼も文書サーバ30から呼び出すようにしたが、文書ファイルを文書サーバ30から呼び出す時以外に、明示的な指示により作業依頼を文書サーバ30から呼び出すようにしてもよい。例えば、文書ファイルを呼び出すためのボタンが押下されると、作業依頼を文書ファイルと一緒に文書サーバ30から呼び出してもよいし、作業依頼を呼び出すための特別なボタンを設け、このボタンが押下されると、作業依頼のみを文書サーバ30から呼び出すようにしてもよい。また、これを一般化して、作業依頼を取得する操作として予め定められた取得操作がユーザによって行われると、作業依頼を文書サーバ30から呼び出すこととしてもよい。
更に、上記実施の形態において、文書サーバ30は、作業依頼を文書ファイルとは別のファイルとして保存し、文書IDと作業依頼とを関連付ける情報を記憶することにより、文書ファイルと作業依頼とを関連付けるようにしたが、これには限らない。例えば、文書サーバ30は、文書ファイルに属性情報として作業依頼を付加することにより、文書ファイルと作業依頼とを関連付けるようにしてもよい。
更にまた、上記実施の形態では、クライアント端末10が、文書ファイルと作業依頼とを文書サーバ30に送信し、文書サーバ30が、これらを関連付けて保存するようにしたが、これには限らない。例えば、クライアント端末10が、文書ファイルと作業依頼とを関連付けた情報を文書サーバ30に送信し、文書サーバ30が、この情報をそのまま保存するようにしてもよい。或いは、クライアント端末10が、文書ファイルと作業依頼とを関連付けた情報を保存しておいてもよい。この場合、クライアント端末10は、文書ファイルを特定する特定手段の一例としての文書ファイル特定部(図示せず)と、作業依頼を取得する制御情報取得手段の一例としての作業依頼取得部(図示せず)と、保存操作がユーザによって行われた場合に文書ファイルに関連付けて作業依頼を保存する処理手段の一例としての作業依頼保存部(図示せず)と、取得操作がユーザによって行われた場合に文書ファイルの特定のページを特定の使用環境で表示する処理手段の一例としての表示制御部29とを備えていることになる。
尚、本実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。その場合、図7の処理を実行させるプログラムと、図8の処理を実行させるプログラムとは、同じ記録媒体に格納して提供してもよいし、別々の記録媒体に格納して提供してもよい。
10…クライアント端末、21…操作受付部、22…送信部、28…受信部、29…表示制御部、30…文書サーバ、41…文書管理部、42…送信部、43…作業依頼管理部、44…作業依頼記憶部、45…文書変換部、48…受信部、49…ユーザ管理部、80…ネットワーク

Claims (7)

  1. 複数の使用者に指示者が使用を指示するデータを特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された前記データの使用を制御するための情報であって、前記データの部分と、前記複数の使用者のうちの当該部分を使用可能な使用者と、当該使用者が当該部分を使用する際の使用環境とを対応付けた情報である制御情報を、予め定められた保存操作が前記指示者によって行われた場合に、前記特定手段により特定された前記データに関連付けて保存する処理を行う処理手段と、
    前記処理手段により保存された前記制御情報を取得する取得手段と
    を備え、
    前記処理手段は、保存された前記制御情報を取得する操作として予め定められた取得操作が前記複数の使用者のうちの特定の使用者によって行われた場合に、前記データの特定の部分と、前記データの前記特定の部分以外の他の部分とを区別可能に表示する処理を行うことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記処理手段は、前記取得操作が前記特定の使用者によって行われた場合に、前記データの前記特定の部分の背景色を変更する処理又は前記データの前記特定の部分に付箋を貼り付ける処理によって、前記データの前記特定の部分と、前記データの前記特定の部分以外の他の部分とを区別可能に表示する処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記処理手段は、前記取得操作が前記特定の使用者によって行われた場合に、前記データの前記特定の部分のうち、初期表示フラグが設定された部分のみを表示する処理を行うことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 複数の使用者に指示者が使用を指示するデータを特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された前記データの使用を制御するための情報であって、前記データの部分と、前記複数の使用者のうちの当該部分を使用可能な使用者と、当該使用者が当該部分を使用する際の使用環境とを対応付けた情報である制御情報を、予め定められた保存操作が前記指示者によって行われた場合に、前記特定手段により特定された前記データに関連付けて保存する処理を行う処理手段と、
    前記処理手段により保存された前記制御情報を取得する取得手段と
    を備え、
    前記使用環境とは、前記使用者が前記部分を使用する際のマーカ色の初期値、前記使用者が前記部分を閲覧した際に表示されるメッセージ、前記使用者が前記部分に対してコメントを記入する際のテキストの書式の少なくとも何れか1つであることを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記使用者が前記部分に対して前記コメントを記入する際に含める文言を記憶する記憶手段を更に有する請求項4に記載の情報処理装置。
  6. コンピュータに、
    複数の使用者に指示者が使用を指示するデータを特定する機能と、
    特定された前記データの使用を制御するための情報であって、前記データの部分と、前記複数の使用者のうちの当該部分を使用可能な使用者と、当該使用者が当該部分を使用する際の使用環境とを対応付けた情報である制御情報を、予め定められた保存操作が前記指示者によって行われた場合に、特定された前記データに関連付けて保存する処理を行う機能と、
    保存された前記制御情報を取得する機能と
    を実現させ、
    前記処理を行う機能では、保存された前記制御情報を取得する操作として予め定められた取得操作が前記複数の使用者のうちの特定の使用者によって行われた場合に、前記データの特定の部分と、前記データの前記特定の部分以外の他の部分とを区別可能に表示する処理を行わせるプログラム。
  7. コンピュータに、
    複数の使用者に指示者が使用を指示するデータを特定する機能と、
    特定された前記データの使用を制御するための情報であって、前記データの部分と、前記複数の使用者のうちの当該部分を使用可能な使用者と、当該使用者が当該部分を使用する際の使用環境とを対応付けた情報である制御情報を、予め定められた保存操作が前記指示者によって行われた場合に、特定された前記データに関連付けて保存する処理を行う機能と、
    保存された前記制御情報を取得する機能と
    を実現させ、
    前記使用環境とは、前記使用者が前記部分を使用する際のマーカ色の初期値、前記使用者が前記部分を閲覧した際に表示されるメッセージ、前記使用者が前記部分に対してコメントを記入する際のテキストの書式の少なくとも何れか1つであるプログラム。
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