JP2007164466A - 複写式連票作成管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】
複数枚の帳票が1セットになった連票において、利用者が1度記入するだけで全ての帳票に情報が記入され別々の業務でばらして使用可能な電子的な複写式連票作成管理方法がなかった。
【解決手段】
本発明の複写式連票作成管理方法によるシステムは、デジタルペンからのデータを変換する変換処理部と、帳票のレイアウトを示す帳票様式対応テーブルまたはフォーマットテーブルを参照して帳票を作成管理する帳票様式管理部と、得られた帳票情報から連票データを作成する連票データ作成部と、作成した連票データを利用者の認証を受けて確定する連票データ出力確定部と、このようにして作成された連票データをイメージ文書として管理する文書管理システムを持つ。
【選択図】 図1
複数枚の帳票が1セットになった連票において、利用者が1度記入するだけで全ての帳票に情報が記入され別々の業務でばらして使用可能な電子的な複写式連票作成管理方法がなかった。
【解決手段】
本発明の複写式連票作成管理方法によるシステムは、デジタルペンからのデータを変換する変換処理部と、帳票のレイアウトを示す帳票様式対応テーブルまたはフォーマットテーブルを参照して帳票を作成管理する帳票様式管理部と、得られた帳票情報から連票データを作成する連票データ作成部と、作成した連票データを利用者の認証を受けて確定する連票データ出力確定部と、このようにして作成された連票データをイメージ文書として管理する文書管理システムを持つ。
【選択図】 図1
Description
本発明は、デジタルペン(電子ペン)によって記入された書類のイメージを文書管理システムによって管理する複写式連票作成管理システムに関するものである。
電子ペンを使用して基本帳票への記入を行うと、判定サーバにおいて帳票への記入データに含まれるドットパターン上の記入位置座標に基づいて帳票を特定する。特定された帳票IDから関連帳票テーブルを参照して関連帳票情報を取得する。利用者が記入した関連帳票が必要帳票か否かを判定するといった発明が特許文献1に記載されている。
上記特許文献1にあるような従来の技術では、複数枚の帳票が1セットになった連票において、利用者が1度記入するだけで全ての帳票に情報が記入され別々の業務でばらして使用可能な電子的な複写式連票作成管理方法がなかった。
複写式連票を電子的に管理するために、本発明においては、
デジタルペン型記入装置とデジタルペンで取得したデータの受信機、送信機、通信手段と、ネットワークを介してデジタルペンで取得したデータを変換処理する手段として帳票様式管理手段と、帳票様式を定める対応テーブルと、変換データから連票イメージを生成する連票データ作成手段と、作成したイメージデータを利用者が確認するために生体認証手段と筆跡鑑定手段を含む連票データ出力確定部と、利用者に出力表示するための出力手段とを備え、かつまた作成された連票を電子的に管理するための文書管理システムとしてデータベース登録手段と、アクセス権管理手段と、フォルダ管理手段と、レンディション管理手段とを備えるとともにイメージデータを識別するための筆跡鑑定手段と文字認識手段と全文検索手段を備える。
デジタルペン型記入装置とデジタルペンで取得したデータの受信機、送信機、通信手段と、ネットワークを介してデジタルペンで取得したデータを変換処理する手段として帳票様式管理手段と、帳票様式を定める対応テーブルと、変換データから連票イメージを生成する連票データ作成手段と、作成したイメージデータを利用者が確認するために生体認証手段と筆跡鑑定手段を含む連票データ出力確定部と、利用者に出力表示するための出力手段とを備え、かつまた作成された連票を電子的に管理するための文書管理システムとしてデータベース登録手段と、アクセス権管理手段と、フォルダ管理手段と、レンディション管理手段とを備えるとともにイメージデータを識別するための筆跡鑑定手段と文字認識手段と全文検索手段を備える。
本発明では、利用者が1度記入しただけで複数枚の帳票を作成することができるので、これらの帳票を別々の業務にばらして利用できるようにするとともに、互いに関連性のあるこれらの帳票をまとめて管理することができる。
以下、本発明の実施例について、図面により詳細に説明する。
図1に本実施例におけるシステム構成図を示す。デジタルペン101はペン型をした記録装置であり、利用者が特定の用紙の上に書いた情報を用紙の座標データ(x,y)と書き込み時刻tの集合として読み取って内蔵メモリに記録することができる。利用者が使用した後、デジタルペンが記録した内蔵データはデータ受信機102とのデータ通信によってシステム側に取り込むことができる。データ受信機102によって取り込まれた座標および時刻データはネットワーク経由でデジタルペンデータ変換処理部103に送られる。デジタルペンデータ変換処理部103には帳票様式管理部104があり、帳票様式対応票105、フォーマットテーブル121を用いて記録された用紙の様式などを識別する。連票データ作成部106によって取り込まれた座標・時刻データから複数枚で組になった連票データを作成する。作成された連票データを利用者に提示して確認してもらうために、連票データ出力確定部107は生体認証部108と筆跡鑑定部109を備え、生体認証装置110と通信できる出力装置111に作成した連票イメージを出力して利用者の承認を得る。
このようにして作成された連票イメージは文書管理システム112によって文書管理データベース113に登録される。データベースへの登録を行うのがデータベース登録部114である。アクセス権管理部115は登録されたイメージデータへアクセスできる文書管理システムユーザの定義や管理を行う。フォルダ管理部116は文書管理システムに登録される連票イメージデータをそれぞれ関連づけて一括管理するために文書フォルダを作成し分類整理して管理する。レンディション管理部117は連票の各票のイメージデータ同士を関連づけて表示させるために各イメージを文書のサブレンディションとして文書属性に持たせる働きをする。筆跡鑑定部119はデータベースに登録されているイメージデータからある利用者の署名と一致するイメージデータを検索する。文字認識部118は筆記体で記録されたデータから活字体データへ変換するために文字認識をおこなう。全文検索部120はイメージデータから文字認識部118によって取得された文書のコンテンツ(内容)から検索用インデックスを作成し、これと入力された検索キーが一致するかどうかで文書の検索を行う。
図2に一般的なカーボン式複写連票の場合の例を示す。現在使われている複写式連票は複数枚の帳票の間にカーボン紙をはさんであるか、あるいはカーボン紙と同じ働きをする複写用紙を使って、一番上の紙にボールペンなど筆記具で記入した内容がそのまま下の紙に複写されるようになっている。このときカーボン紙の形状、有無によって複写される領域(筆記内容)とされない領域(筆記内容)が生ずる。複写式連票に用いられる複数枚の帳票はそれぞれ様式が異なっており、利用者が記録を済ませた後はばらばらにされて別々の業務担当者に送られて処理される。このような複写式連票を用いることで、利用者は重複する内容を何度も繰り返して書く必要がなく、一度の記入で複数枚の帳票に同時に記入することができる。また署名などを行った場合は、全く同じ署名が複数枚の帳票に同時に記録されることになり、後で互いに照合することが容易にできる。
デジタルペンで複写式連票を利用する場合は、従来業務に利用されていたカーボン紙による複写方式をそのまま使用しても良い。それぞれの帳票には異なる書式があるので、図2のように、デジタルペン用には異なるドットパターンを各帳票の様式パターン(帳票ID)として印刷しておけば、帳票1の内容を帳票2,3に複写するだけでなく、例えば帳票3だけに暗証番号を追記する場合にも様式パターン3(帳票ID T003)を読み取って帳票3への追記を認識することができる。
図3にカーボン紙を使わない場合の例を示す。デジタルペンの場合は記録したデータを電子的に複写、合成、再利用したり、再構成した帳票イメージデータを印刷したりすることが可能なので、カーボン紙で複写しなくても帳票1だけで複写式連票1を生成することができる。その場合は、計算機上で仮想的に帳票2、3を生成することになる。このようにすれば従来はカーボン紙を使っていた特殊な専用帳票紙の代わりに、普通の1枚の帳票を使うことで同じ業務が行えるのでコストの削減になる。カーボン紙で領域を複写する代わりに、デジタルペンで帳票1に利用者が記入すると、帳票1の有効記入領域(X1,Y1)内に記入された記録データを識別し、これを帳票2の有効複写領域(X2,Y2)または帳票3の有効複写領域(X3,Y3)範囲内へ複写して帳票2と3を生成することができる。
図4にこのときの有効領域の考え方を示す。ここで有効領域(X,Y)とは座標データ(x,y)の集合のことで、文字を記録することのできる領域A,C,E,G,I,Kの和である。
図4にこのときの有効領域の考え方を示す。ここで有効領域(X,Y)とは座標データ(x,y)の集合のことで、文字を記録することのできる領域A,C,E,G,I,Kの和である。
または、有効領域の座標データをそのまま複写するのでなく、有効領域A,C,E,G,I,Kに記入された文字を予め識別しておき、文書の属性1,2,3,4,5にそれぞれ順に割り当てて属性データを求め、この属性データの一部を帳票2,3に引継がせても良い。
図5にこのようにして作成する複写式連票1の例を示す。帳票1の有効領域には氏名、住所、電話番号、暗証番号、性別が記入されている。それぞれの領域内に記入された文字をデジタルペン101またはデータ受信機102で文字認識することができ、領域Aには氏名という属性が割り当てられ、「日立太郎」という属性データが割り当てられる。同様にして、帳票1は氏名、住所、電話番号、暗証番号、男性の5つの属性を持つ。帳票2には氏名と住所だけを属性として持たせるので、氏名と住所の属性データ「日立太郎」「茨城県日立市3丁目」だけを引継がせる。同様にして、帳票3には電話番号と暗証番号だけを属性として引継がせる。
前者の有効領域内の座標データをそのまま複写する方式の場合を帳票様式対応テーブル105−1(図7)、後者の属性データに対応させてから引継がせる場合を帳票様式対応テーブル105−2(図8)として、以下処理フローを説明する。
図6に帳票様式管理部104の処理フローを示す。帳票様式管理部104ではステップ601でデジタルペン101のデータ受信機102からネットワークを介して受け取ったデジタルペンの記録データから記入した帳票の様式パターン(ドット)を読み取り、帳票様式対応テーブル105−1の703または105−2の803で対応する帳票IDが連票形式になっているかどうかを検索して識別する。
ステップ601で連票形式になっていれば(YES)、子帳票(複製される帳票2,3)の様式を帳票様式対応テーブルから取得しておく。
ステップ603で取得した帳票様式1,2,3にそれぞれ文書IDと枝番号の属性を割り振って記憶領域を確保する。図5の例では帳票1は文書ID=123456-1、枝番号1であり、帳票名が申込書、複製される帳票2は文書ID=123456-2、帳票3は文書ID=123456-3である。
ステップ604で連票データ作成部に進み、ステップ605で連票データ出力確定部に進み、ステップ606でデータベース登録部へ進んで終了する。
なお、ステップ601で単票形式だった場合にはステップ606へ進んでデータベースへ登録される。
図10に帳票様式対応テーブル105−1を用いて有効領域の座標データを複製する場合の連票データ作成部106の処理フローを示す。
ステップ1001で既に割り振られた文書IDと枝番の文書データを全て受け付ける。
ステップ1002でデジタルペンが取得する、帳票1に書き込んだ座標データ(t,x,y)を子帳票の数、この場合は2だけコピーする。
ステップ1003で帳票様式対応テーブル105−1(図7)から各帳票の有効領域(X1,Y1),(X2,Y2),(X3,Y3)を取得し、この有効領域で座標データをフィルタリングして、帳票ごとの有効な座標データ群を取得し、帳票ごとの座標データ(t,X,Y)とする。
ステップ1004で座標データ(t,X,Y)から描画されるイメージデータI(この場合はI1,I2,I3)を生成し、出力して終了する。
ステップ1002でデジタルペンが取得する、帳票1に書き込んだ座標データ(t,x,y)を子帳票の数、この場合は2だけコピーする。
ステップ1003で帳票様式対応テーブル105−1(図7)から各帳票の有効領域(X1,Y1),(X2,Y2),(X3,Y3)を取得し、この有効領域で座標データをフィルタリングして、帳票ごとの有効な座標データ群を取得し、帳票ごとの座標データ(t,X,Y)とする。
ステップ1004で座標データ(t,X,Y)から描画されるイメージデータI(この場合はI1,I2,I3)を生成し、出力して終了する。
図10の代わりに、図11に帳票様式対応テーブル105−2を用いてイメージデータを作成する場合の連票データ作成部106の処理フローを示す。
ステップ1101で既に割り振られた文書IDと枝番の文書データを全て受け取る。
ステップ1102で親帳票のデジタルペン書き込み座標データ(t,x,y)から帳票様式対応テーブル105−2で対応する帳票フォーマットを得て、図9のフォーマットテーブル121を用いて有効座標領域を取得し、それぞれ順に所有する属性を割り当て、属性データを得る。この例では親帳票1は領域Aに記載された内容を属性1に、領域Cに記載された内容を属性2に、領域Eに記載された内容を属性3、領域Gに記載された内容を属性4、領域Iに記載された内容を属性5、領域Kに記載された内容を属性6に、6つの属性データを持っている。
ステップ1101で既に割り振られた文書IDと枝番の文書データを全て受け取る。
ステップ1102で親帳票のデジタルペン書き込み座標データ(t,x,y)から帳票様式対応テーブル105−2で対応する帳票フォーマットを得て、図9のフォーマットテーブル121を用いて有効座標領域を取得し、それぞれ順に所有する属性を割り当て、属性データを得る。この例では親帳票1は領域Aに記載された内容を属性1に、領域Cに記載された内容を属性2に、領域Eに記載された内容を属性3、領域Gに記載された内容を属性4、領域Iに記載された内容を属性5、領域Kに記載された内容を属性6に、6つの属性データを持っている。
ステップ1103で帳票様式対応テーブル105−2から子帳票2,3の持つべき属性(それぞれ属性1,2と属性3,4)を取得し、親帳票1の持つ属性データ(属性1〜属性6)から必要な属性データ(属性1、2と属性3、4)のみをコピーする。
ステップ1104で帳票様式対応テーブル105−2と帳票フォーマット121から各帳票に対応した帳票フォーマットを得て(例えば帳票2の場合、領域A,領域C)、これに属性データを順に配置し(子帳票2の領域Aに属性データ1を、領域Cに属性データ2を配置し)、イメージデータIを生成して出力し、終了する。
ステップ1104で帳票様式対応テーブル105−2と帳票フォーマット121から各帳票に対応した帳票フォーマットを得て(例えば帳票2の場合、領域A,領域C)、これに属性データを順に配置し(子帳票2の領域Aに属性データ1を、領域Cに属性データ2を配置し)、イメージデータIを生成して出力し、終了する。
以上で連票データを作成した後、作成したデータで業務を行ってよいかどうか、連票データ出力確定部107で作成したデータを利用者に提示して承認を得る。これは1枚の帳票で仮想的複写式連票を電子的に作成した場合に、利用者は子連票にペンで記入した記憶がないため、どのような帳票が利用者の知らないうちに作成されて利用されるのかが不確かだからである。そのため、あえて作成したイメージを利用者に提示して確認を取る必要が生じる。
図12に連票データ出力確定部107の処理フローを示す。
ステップ1201で作成した連票イメージを出力装置111で出力する。
ステップ1202で利用者が出力装置111から出力された内容を確認後、署名または生体認証による承認を受け付ける。署名の場合は、出力したイメージ上のタッチパネルやタブレットへの署名書き込み、または、印刷された用紙の所定の位置へのデジタルペンによる書き込みなどによって署名入力を受け付ける。生体認証の場合は、生体認証装置110で利用者の生体情報を読み取る。またこれらの方法を組み合わせて使ってもよい。
ステップ1201で作成した連票イメージを出力装置111で出力する。
ステップ1202で利用者が出力装置111から出力された内容を確認後、署名または生体認証による承認を受け付ける。署名の場合は、出力したイメージ上のタッチパネルやタブレットへの署名書き込み、または、印刷された用紙の所定の位置へのデジタルペンによる書き込みなどによって署名入力を受け付ける。生体認証の場合は、生体認証装置110で利用者の生体情報を読み取る。またこれらの方法を組み合わせて使ってもよい。
ステップ1203、1204で照合を行う。電子署名の場合(ステップ1203)、予め登録しておいた利用者の筆跡情報123を呼び出して筆跡鑑定部109により筆跡鑑定を行う。生体認証の場合(ステップ1204)、予め登録されていた利用者の生体情報122を用いて生体認証部108で照合処理を行う。
ステップ1205で照合が確認されれば、利用者の認証を受けたものとして連票データを確定し、確定データには承認済みの証明、例えば、電子透かしや二次元バーコードなどの電子署名を埋め込み、文書管理システムのデータベース登録部114へ埋め込み済みのデータを受け渡して、文書データベース113に登録する。
ステップ1205で照合が確認されれば、利用者の認証を受けたものとして連票データを確定し、確定データには承認済みの証明、例えば、電子透かしや二次元バーコードなどの電子署名を埋め込み、文書管理システムのデータベース登録部114へ埋め込み済みのデータを受け渡して、文書データベース113に登録する。
以下、デジタルペンデータ変換処理部103によって作成され利用者からの承認を受けた連票イメージ文書の文書管理システム側での扱いについて図を用いて説明する。
本実施例の文書管理システム112の基本構成を図1に示す。一般的な文書管理機能に加えて、文書をデータベースへ登録するデータベース登録部114、文書へのユーザのアクセス権を管理するアクセス権管理部115、文書をフォルダ等にクラス分類して管理するフォルダ管理部116、文書に複数のレンディションを持たせて管理する(例えば、MS Wordで作成した文書とその文書をPDFファイルに変換した文書は内容が同じであるので、同じ一つの文書のそれぞれ異なるレンディションであるとして登録して管理しておくことで、利用者のアクセス権に応じて、フルアクセス権のあるユーザにはMS Wordファイルを提示し、参照のみのユーザにはPDFファイルを提示する、という使い分けが可能になる)レンディション管理部117を持つ。また、デジタルペンで記入され作成されたイメージから文字を認識するための文字認識部118、認識した文字から同一の筆跡を検索して照合する筆跡鑑定部119、文字認識した内容を全文検索するための全文検索部120も持つ。
本実施例の文書管理システム112の基本構成を図1に示す。一般的な文書管理機能に加えて、文書をデータベースへ登録するデータベース登録部114、文書へのユーザのアクセス権を管理するアクセス権管理部115、文書をフォルダ等にクラス分類して管理するフォルダ管理部116、文書に複数のレンディションを持たせて管理する(例えば、MS Wordで作成した文書とその文書をPDFファイルに変換した文書は内容が同じであるので、同じ一つの文書のそれぞれ異なるレンディションであるとして登録して管理しておくことで、利用者のアクセス権に応じて、フルアクセス権のあるユーザにはMS Wordファイルを提示し、参照のみのユーザにはPDFファイルを提示する、という使い分けが可能になる)レンディション管理部117を持つ。また、デジタルペンで記入され作成されたイメージから文字を認識するための文字認識部118、認識した文字から同一の筆跡を検索して照合する筆跡鑑定部119、文字認識した内容を全文検索するための全文検索部120も持つ。
図13にデータベース登録部114の処理フローを示す。
ステップ1301で、連票データ出力確定部107で確定されたデータ入力を受け付ける。データ入力方法は、直接データベース登録部114へ受け渡すようにしてもよいが、バッチジョブなどでクライアントマシンの指定フォルダに保存された確定データを読み取りに行くようにしてもよい。
ステップ1302で入力された確定データから、文書ID、枝番、作成日時、帳票名などの文書属性情報を読み取る。
ステップ1303で確定データを格納する文書管理システム内のフォルダ指定を受け付ける。あるいは、入力データの帳票名から対応する文書管理システム内のフォルダを検索する。例えば、「申込書」という帳票が格納されるべき「申込書」フォルダの場所を検索する。図では連票3枚とも「申込書」という帳票名になっているが、仮にそれぞれが違う帳票であった場合、別々のフォルダに格納されることもある。帳票名「申込書1枚目」である帳票1が会社内の業務部署1フォルダの下位フォルダである「申込書1枚目」に格納され、帳票名「申込書2枚目」である帳票2が業務部署2フォルダの下位フォルダである「申込書2枚目」に格納される、という場合もある。対応するフォルダが存在しない場合はユーザに確認メッセージを出力してフォルダ作成コマンドを発行する。
ステップ1301で、連票データ出力確定部107で確定されたデータ入力を受け付ける。データ入力方法は、直接データベース登録部114へ受け渡すようにしてもよいが、バッチジョブなどでクライアントマシンの指定フォルダに保存された確定データを読み取りに行くようにしてもよい。
ステップ1302で入力された確定データから、文書ID、枝番、作成日時、帳票名などの文書属性情報を読み取る。
ステップ1303で確定データを格納する文書管理システム内のフォルダ指定を受け付ける。あるいは、入力データの帳票名から対応する文書管理システム内のフォルダを検索する。例えば、「申込書」という帳票が格納されるべき「申込書」フォルダの場所を検索する。図では連票3枚とも「申込書」という帳票名になっているが、仮にそれぞれが違う帳票であった場合、別々のフォルダに格納されることもある。帳票名「申込書1枚目」である帳票1が会社内の業務部署1フォルダの下位フォルダである「申込書1枚目」に格納され、帳票名「申込書2枚目」である帳票2が業務部署2フォルダの下位フォルダである「申込書2枚目」に格納される、という場合もある。対応するフォルダが存在しない場合はユーザに確認メッセージを出力してフォルダ作成コマンドを発行する。
ステップ1304で文書管理データベース内の格納フォルダへ文書データを書き込んで登録を行う。連票の各帳票が全て同じフォルダ内に格納されるとき、各帳票をばらして別々の文書として登録する方法と、連票3枚でまとめて一つの文書として登録し、各帳票はそれぞれが同じ文書の異なるレンディションとして登録する方法があり事前の設定によりどちらかを選択する。また、別々の文書として登録する場合には互いの帳票(文書)を文書管理システムの関連文書管理できるように関連づけておく。
このようにフォルダ分類されて格納された状態の例を図14、図15、図16に示す。
図14の例では、3枚の帳票からなる複写式連票「申込書」をフォルダ「申込書」に各帳票をそれぞれ1文書として格納している。この例では3つの帳票を別々の文書として保存しているが、各帳票に異なるアクセス制御をかけない場合は3つの帳票をマージして1つの文書として保存してもよい。
このようにフォルダ分類されて格納された状態の例を図14、図15、図16に示す。
図14の例では、3枚の帳票からなる複写式連票「申込書」をフォルダ「申込書」に各帳票をそれぞれ1文書として格納している。この例では3つの帳票を別々の文書として保存しているが、各帳票に異なるアクセス制御をかけない場合は3つの帳票をマージして1つの文書として保存してもよい。
図14はシステム管理者adminがログインした時に表示される画面である。このときは、3枚の帳票すなわち3つの文書が全て表示され、それぞれにアクセスすることが可能である。各文書は同じ「申込書」という文書名となっているが、枝番が違うので、利用者には何枚目の帳票であるかがわかる。画面から文書をクリックすると文書のイメージを別画面で表示することができ中身のイメージ情報を見ることができる。
図15は同じシステムに受付作業を行うユーザ「日立太郎taro」がログインした時に表示される画面である。日立太郎には自分が担当する受付業務に必要である受付業務用の帳票1しか存在が見えてない。他の文書はシステム中に存在するが、日立太郎にはそれらに対するアクセス権がないために、存在が見えなくなっている。日立太郎がアクセスを許可されている帳票は帳票1だけであり、表示されているのも枝番1の帳票1だけである。このような文書に対するアクセス権の設定は、文書登録の際に、文書属性の一つとして予め割り当てておいてシステムに登録してもよいし、登録された後にシステム管理者がバッチツール等を利用して文書属性を変更してもよい。
図16では別の発注業務を行う「日立次郎jiro」がログインした時に表示される画面を示している。日立二郎Jiroの場合は、発注業務に必要な帳票2だけが表示され、他の帳票については存在が見えなくなっている。このようにログインするユーザに応じて表示する帳票が異なるのは、例えば、受付業務では必要な情報であっても、発注業務では必要とされない情報があるからである。申込書を記入した人に対して何らかの商品やカード類を発送する場合、発送業務を行う担当者には宛先となる申込者の住所、氏名さえわかればよく、その他の電話番号や性別、暗証番号などの個人情報を知る必要はない。不必要な個人情報を漏らすことなく担当者が担当業務を行うために、このようなユーザごとの業務に基づくアクセス権によって文書の表示・非表示、アクセスの可・不可の切り替えができる機能が文書管理システムにとって重要である。
以上述べてきたように、本実施例ではデジタルペンで記入した1枚の帳票から仮想的に複写式連票を作成して文書管理を行うので、利用者が1度記入しただけで複数枚の帳票を作成することができ、これらの帳票を別々の業務にばらして利用できるようにするとともに、互いに関連性のあるこれらの帳票をまとめて管理することができる。
101:デジタルペン、102:データ受信機、103:デジタルペンデータ変換処理部、110:生体認証装置、111:出力装置、112:文書管理システム、113:文書管理データベース
Claims (2)
- 複数枚の帳票をセットにした親子関係のある連票へのデータを作成管理する複写式連票作成管理システムであって、
デジタルペンから親となる帳票のデータ入力を受けるデータ受信部と、
帳票の識別子と関連する帳票の識別子を示す帳票様式対応テーブルを参照して得られた帳票情報から関連する帳票を抽出する帳票様式管理部と、
利用者が前記デジタルペンを用いてドットパターン入りの親の帳票に記入した情報を用いて前記抽出された子となる関連帳票の領域のデータを作成する連票データ作成部と、
作成した連票データを利用者の認証を受けて確定する連票データ出力確定部と、
作成された連票データをイメージ文書として管理する文書管理システムとを
有することを特徴とする複写式連票作成管理システム。 - 前記帳票様式管理部には、帳票ファーマットに対応して帳票の有効領域を表す座標を示すフォーマットテーブルを有し、前記帳票様式対応テーブルに、各帳票に対応して帳票フォーマットと関連することを表す情報と帳票に対応した属性情報を有しており、前記有効領域に、各属性情報を割り振る処理を前記連票データ作成部が有することで、子となる帳票の特定された領域に必要な属性情報が親の帳票から転写されることを特徴とする複写式連票作成管理システム。
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JP (1) | JP2007164466A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008097120A (ja) * | 2006-10-06 | 2008-04-24 | Dainippon Printing Co Ltd | 処理装置及びプログラム |
JP2012038176A (ja) * | 2010-08-09 | 2012-02-23 | Canon Software Inc | 帳票サーバ装置、帳票情報処理システム、帳票情報処理方法およびプログラム |
JP2012118677A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Hitachi Engineering & Services Co Ltd | 帳票作成装置 |
JP2013134728A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Ricoh Co Ltd | 手書き文字入力装置並びにこれを構成する遠隔装置及び電子情報端末 |
JP2013191093A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Fuji Xerox Co Ltd | 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム |
JP2016129061A (ja) * | 2016-03-03 | 2016-07-14 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
-
2005
- 2005-12-14 JP JP2005359783A patent/JP2007164466A/ja not_active Withdrawn
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