JP2016126910A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】壁面を下方から照射する照明装置において、発光部材からの光について、人に眩しさを感じさせることが抑制される照明装置を提供すること。
【解決手段】壁面100を照射する照明装置1であって、長尺のケーシング部材3と、ケーシング部材3の内部に配置される発光部材52と、ケーシング部材3の上面32にケーシング部材3の長手方向Yに沿って形成され、発光部材52からの光を透過する窓部33と、を備え、発光部材52は、窓部33におけるケーシング部材3の長手方向Yに直交する方向の中央よりも壁面100とは反対側に寄った位置に配置されており、垂直方向Zの上方側から視た場合に、発光部材52の少なくとも一部がケーシング部材3の不透光の部分に重なっている。
【選択図】図3

Description

本発明は、窓部を有するケーシング部材と、ケーシング部材の内部に配置される発光部材と、を備える照明装置に関する。
従来、窓部を有する長尺のケーシング部材と、ケーシング部材の内部に配置される複数の発光部材としてのLED(Light Emitting Diode)と、を備える照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の照明装置は、窓部を大きく形成し、LEDからの光を窓部を介して外部に照射する。
特開2001−210106号公報
ところで、壁面を下方から照射する照明装置が知られている。壁面を下方から照射する照明装置においては、例えば、特許文献1に記載の照明装置を利用した場合に、照明装置から照射される光は、壁面側だけでなく、照明装置の脇を通行する歩行者側に、照射される。そのため、LED(発光部材)からの光の照射により、LEDからの光が直接見えやすく、人に眩しさを感じさせる虞がある。
本発明は、壁面を下方から照射する照明装置において、発光部材からの光について、人に眩しさを感じさせることが抑制される照明装置を提供することを目的とする。
本発明は、壁面を照射する照明装置であって、長尺のケーシング部材と、前記ケーシング部材の内部に配置される発光部材と、前記ケーシング部材の上面に前記ケーシング部材の長手方向に沿って形成され、前記発光部材からの光を透過する窓部と、を備え、前記発光部材は、前記窓部における前記ケーシング部材の長手方向に直交する方向の中央よりも前記壁面とは反対側に寄った位置に配置されており、垂直方向の上方側から視た場合に、前記発光部材の少なくとも一部が前記ケーシング部材の不透光の部分に重なっている照明装置に関する。
また、前記ケーシング部材の上面は、前記壁面側に下がる傾斜面であることが好ましい。
また、前記ケーシング部材は、前記窓部の外郭を構成する前記ケーシング部材の開口縁部において厚み部分の側面である開口側面を有し、前記ケーシング部材における前記壁面側の前記開口側面は、前記壁面側に下がる傾斜面であることが好ましい。
本発明によれば、壁面を下方から照射する照明装置において、発光部材からの光について、人に眩しさを感じさせることが抑制される照明装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る照明装置1が壁面100を照射する様子を示す図である。 本発明の一実施形態に係る照明装置1の照明ユニット2及びサイドカバー部材11の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る照明装置1の照明ユニット2の構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る照明装置1の各構成を示す分解斜視図である。
以下、本発明の照明装置1の好ましい一実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る照明装置1が壁面100を照射する様子を示す図である。図2は、本発明の一実施形態に係る照明装置1の照明ユニット2及びサイドカバー部材11の構成を示す図である。図3は、本発明の一実施形態に係る照明装置1の照明ユニット2の構成を示す断面図である。図4は、本発明の一実施形態に係る照明装置1の各構成を示す分解斜視図である。
図1に示すように、本実施形態の照明装置1は、壁面100の下方に配置され、壁面100を下方から照射する。壁面100は、例えば、塀や門袖の壁の壁面や、住宅の外壁の壁面などである。
照明装置1は、壁面100の下方において、壁面100から所定距離離間して配置される。照明装置1は、長手方向Yに延びるように長尺状に形成される。本実施形態において、照明装置1が延びる長手方向Yは、壁面100に沿う方向で且つ水平な方向である。なお、本実施形態においては、照明装置1の説明において、照明装置1が延びる長手方向Yに直交し且つ水平な方向を「幅方向X」ともいう。垂直方向Zは、長手方向Y及び幅方向Xと直交する。
照明装置1は、図1及び図2に示すように、照明ユニット2と、一対のサイドカバー部材11,11と、電源コード12と、一対の脚部材13,13(図1参照)と、を備える。
照明ユニット2には、図1及び図2に示すように、長手方向Yの両端部において、一対のサイドカバー部材11,11が取り付けられる。照明ユニット2は、照明ユニット2の両端部に一対のサイドカバー部材11,11が取り付けられた状態で、一対の脚部材13,13により地面に設置される。
一対のサイドカバー部材11,11は、図2に示すように、側部カバー板部111と、取付支持板部112と、を有する。
側部カバー板部111は、板状に形成され、照明ユニット2の長手方向Yの両端部において、長手方向Yに直交する面に平行に配置されている。
側部カバー板部111は、脚部材取付孔113と、角度確認孔114と、角度確認目盛115と、を有する。脚部材取付孔113及び角度確認孔114は、側部カバー板部111を長手方向Yに貫通する。角度確認目盛115は、側部カバー板部111の外面に形成されている。
取付支持板部112は、側部カバー板部111の内側の面に接続される。取付支持板部112は、長手方向Yに視た場合に略L字形状に形成される。取付支持板部112は、照明ユニット2の長手方向Yの両端部において、照明ユニット2の下面を支持する。
照明ユニット2を設置する際には、照明ユニット2が取付支持板部112に支持された状態で、脚部材取付孔113に挿通されたボルト111bにより、脚部材13に側部カバー板部111を取り付ける(図1参照)。また、脚部材13から側方に突出する突起111a(図1参照)を、側部カバー板部111の角度確認孔114に挿入する。そして、ボルト111bの回転軸を中心に照明ユニット2を回動させながら、突起111aと角度確認目盛115との位置関係によって、照明ユニット2の取り付け角度を調整することができる。なお、通常、照明ユニット2を設置する際において取り付け角度を調整して照明ユニット2を設置した後には、照明ユニット2は、脚部材13への取り付け角度を変更せずに使用される。
照明ユニット2は、図3及び図4に示すように、ケーシング部材3と、光源部5と、光源部5を支持する支持部材6と、透光部材7と、シール部材81と、一対のスペーサ部材82,82と、複数の押上部材としての押上ネジ部材83と、を備える。光源部5、支持部材6、透光部材7、シール部材81及び一対のスペーサ部材82,82は、ケーシング部材3の内部に配置される。
ケーシング部材3は、長尺状に形成され、壁面100に沿って長手方向Yに延びる。ケーシング部材3は、図3に示すように、長手方向Yに直交する断面において、上方側が開口された枠体により形成される。ケーシング部材3は、アルミ等の不透光部材からなる。
ケーシング部材3は、上面板31と、底面板34と、第1側面板35と、第2側面板36と、を有する。上面板31、底面板34、第1側面板35及び第2側面板36は、ケーシング部材3の長手方向Yに延びる。
底面板34は、板状に形成され、ケーシング部材3の下方に配置される。底面板34は、水平方向(幅方向X)に延びる。底面板34の幅方向Xの両端部は、第1側面板35の下端部及び第2側面板36の下端部に接続される。
第1側面板35は、板状に形成され、ケーシング部材3における壁面100側の側部に配置される。第1側面板35は、底面板34における壁面100側の端部から、垂直方向Zの上方に延びる。
第2側面板36は、板状に形成され、ケーシング部材3における壁面100とは反対側の側部に配置される。第2側面板36は、第1側面板35よりも長い長さで、底面板34における壁面100とは反対側の端部から、垂直方向Zの上方に延びる。
上面板31は、板状に形成され、ケーシング部材3の上方に配置される。上面板31は、底面板34を水平方向に沿うように位置させると共に第1側面板35を壁面100側に位置させた状態において、第2側面板36から第1側面板35に向かうにしたがって上方から下方に向かうように傾斜する。つまり、上面板31は、底面板34を水平に配置した状態において、第1側面板35側が下がるように傾斜している。上面板31の上方側の面は、上面32を構成する。上面32は、壁面100側(第1側面板35側)に下がる傾斜面である。
上面32には、ケーシング部材3の内部に配置された複数のLED52(Light Emitting Diode)52(発光部材)からの光を透過するように開口する窓部33が形成される。窓部33は、ケーシング部材3の上面32において、ケーシング部材3の長手方向Yに沿って形成され、ケーシング部材3の長手方向Yに直交する幅方向Xの中央よりも壁面100側に寄った位置に配置されている。窓部33は、上面板31の上面32の長手方向Yの全域に亘って形成される。ケーシング部材3の上面32の開口における開口縁部321は、窓部33の外郭を構成する。
ケーシング部材3の開口縁部321において、ケーシング部材3は、開口側面322を有する。開口側面322は、窓部33の外郭を構成するケーシング部材3の開口縁部321において厚み部分の側面である。
開口側面322は、第1開口側面322aと、第2開口側面322bと、からなる。
第1開口側面322aは、窓部33に対して壁面100側の開口側面である。第1開口側面322aは、壁面100側に下がる傾斜面である。
第2開口側面322bは、窓部33に対して壁面100とは反対側の開口側面である。第2開口側面322bは、ほぼ垂直方向Zに延びる面である。
底面板34には、図2に示すように、複数の押上用ネジ孔341と、複数の水抜孔342とが形成されている。複数の押上用ネジ孔341及び複数の水抜孔342は、底面板34を垂直方向Zに貫通する。
複数の押上用ネジ孔341は、図2及び図3に示すように、長手方向Yに直交する幅方向Xの中央の位置において、ケーシング部材3の長手方向Yに沿って並んで形成されている。押上用ネジ孔341には、押上ネジ部材83(後述)が底面板34を貫通して螺合される。
複数の水抜孔342は、図2に示すように、ケーシング部材3の長手方向Yの両端部寄りのそれぞれにおいて、幅方向Xに2つずつ並んで形成されている。水抜孔342は、ケーシング部材3の内部の隙間S(図3参照)に浸入した水やケーシング部材3の内部の隙間S(図3参照)に生じた結露による水を、照明装置1の外部に排出させ又は乾燥させるための孔である。ケーシング部材3の内部の隙間S(図3参照)は、ケーシング部材3と支持部材6との間に形成される隙間や、ケーシング部材3と透光部材7との間に形成される隙間などである。
光源部5は、図3に示すように、ケーシング部材3の内部に配置される。光源部5は、図3及び図4に示すように、LED基板51と、複数のLED52と、複数の抵抗53等の各種電子部品と、を有する。
LED基板51は、ケーシング部材3の長手方向Yに延びる。LED基板51の上面には、複数のLED52と、複数の抵抗53とが実装されている。
複数のLED52は、LED基板51の上面において、ケーシング部材3の長手方向Yに沿って、所定間隔で並べられている。
LED52は、図3に示すように、窓部33における幅方向X(ケーシング部材3の長手方向Yに直交する方向)の中央よりも壁面100とは反対側に寄った位置に配置されている。LED52は、垂直方向Zの上方側から視た場合に、LED52の少なくとも一部がケーシング部材3の不透光の部分に重なっている。さらに、図3では、LED52における幅方向Xの半分以上がケーシング部材3の不透光の部分に重なっている。
ここで、LED52の少なくとも一部とは、例えば、1つのLED52の少なくとも一部分でもよく、複数のLED52のうちの少なくとも1つ以上でもよい。
複数の抵抗53は、LED基板51の上面において、複数のLED52が並ぶ方向に沿って、所定間隔で並べられている。
支持部材6は、光源部5を下方から支持する。支持部材6は、ケーシング部材3の内部において、ケーシング部材3の底面板34の上方に配置される。
支持部材6は、ケーシング部材3の長手方向Yに延びる。支持部材6は、板状の部材により略方形筒状に形成される。支持部材6は、図3に示すように、ケーシング部材3の長手方向Yに直交する断面において、外形が長方形形状の筒状の枠体の上部が窪んだ形状に形成される。
支持部材6は、上面段差板61と、底板62と、第1側板63と、第2側板64と、を有する。上面段差板61、底板62、第1側板63及び第2側板64は、ケーシング部材3の長手方向Yに延びる。
上面段差板61は、支持部材6の上方に配置され、ケーシング部材3の幅方向Xに延びる。底板62は、支持部材6の下方に配置され、ケーシング部材3の幅方向Xに延びる。第1側板63は、支持部材6における壁面100側に配置され、垂直方向Zに延びる。第2側板64は、支持部材6における壁面100と反対側に配置され、垂直方向Zに延びる。
支持部材6は、上面段差板61、第1側板63、底板62及び第2側板64が長手方向Yに直交する周方向に連続して接続されることで、筒状の枠体に形成される。
上面段差板61は、第1上段部611と、第2上段部612と、第1上段部611と第2上段部612との間に形成される窪み下段部613と、第1上段部611と窪み下段部613を接続する傾斜接続部614と、第2上段部612と窪み下段部613とを接続する垂直接続部615と、を有する。
第1上段部611、第2上段部612、窪み下段部613は、ケーシング部材3の長手方向Y及び幅方向Xに平行な平面に沿って延びる。
第1上段部611及び第2上段部612は、幅方向Xにおいて、窪み下段部613を挟んで、同一平面上に配置される。窪み下段部613は、第1上段部611及び第2上段部612よりも下方に、第1上段部611及び第2上段部612と平行に配置される。
第1上段部611は、窪み下段部613に対して壁面100側に配置される。第2上段部612は、窪み下段部613に対して壁面100とは反対側に配置される。
窪み下段部613は、上面に、LED基板取付面613aを有する。LED基板取付面613aには、光源部5のLED基板51が取り付けられる。LED基板取付面613aは、第1上段部611の上面及び第2上段部612の上面よりも下方の位置において、第1上段部611及び第2上段部612と平行に配置される。LED基板取付面613aは、LED基板取付面613aに光源部5が配置された場合に、LED52や抵抗53が、透光部材7の下面に接触しないように、第1上段部611の上面及び第2上段部612の上面よりも低い位置に位置するように形成される。
窪み下段部613は、ケーシング部材3の長手方向Yに直交する幅方向Xにおいて、幅方向Xの中央よりも、壁面100とは反対側に寄って形成される。窪み下段部613は、ケーシング部材3の長手方向Yに延びる。窪み下段部613の上面のLED基板取付面613aには、複数のLED52が実装されたLED基板51が取り付けられる。
透光部材7は、ケーシング部材3の長手方向Yに延びる。透光部材7は、ケーシング部材3の窓部33と光源部5(複数のLED52)との間に配置される。具体的には、透光部材7は、長手方向Yに直交する断面において、ケーシング部材3の窓部33から光源部5(複数のLED52)までに亘って配置される。透光部材7は、複数のLED52からの光を透過させる。透光部材7は、例えば、アクリル樹脂で形成される。
透光部材7は、窓部対応部分71と、内部対応部分72と、を有する。
窓部対応部分71は、窓部33に配置される。内部対応部分72は、ケーシング部材3の内部側に、窓部対応部分71に連続して形成される。
内部対応部分72は、幅方向Xにおいて、窓部対応部分71の長さよりも長く形成される。内部対応部分72の上面721は、ケーシング部材3の上面板31の下面に沿う形状に形成される。内部対応部分72の上面721は、照明ユニット2が組み立てられた状態において、ケーシング部材3の上面板31の下面に当接する。
窓部対応部分71は、内部対応部分72における幅方向Xの中央よりも壁面100側に寄った位置において、内部対応部分72から上方に突出するように形成されている。窓部対応部分71は、上面711がケーシング部材3の上面32の傾斜に沿うように形成される。つまり、窓部対応部分71の上面711は、ケーシング部材3の上面32に沿って、壁面100側が下方になるように傾斜している。
シール部材81及び一対のスペーサ部材82,82は、光源部5が配置される空間Kに水が入り込まないように、支持部材6のLED基板取付面613aにLED基板51が取り付けられた状態において、支持部材6と透光部材7との間に配置される。
シール部材81は、例えば、ゴム製のスポンジにより形成される。一対のスペーサ部材82,82は、例えば、硬質のポリ塩化ビニルにより形成される。
シール部材81は、図3及び図4に示すように、ケーシング部材3の長手方向Yに延びる。支持部材6の上面の外周縁部の全周に亘って配置されるように、方形環状に形成される。シール部材81は、照明ユニット2が組み立てられた状態において、支持部材6の上面と透光部材7との間で押し潰されることで、支持部材6と透光部材7との間の空間Kの外縁をシールする。
一対のスペーサ部材82,82は、図4に示すように、支持部材6の窪み下段部613のLED基板取付面613aにおいて、LED基板51の長手方向Yの両端部よりも外側に配置される。一対のスペーサ部材82,82は、照明ユニット2が組み立てられた状態において、支持部材6の窪み下段部613、傾斜接続部614、垂直接続部615の間に嵌り込むことにより、一対のスペーサ部材82,82の上面と第1上段部611および第2上段部612の上面とが同一平面となる。これにより、支持部材6と透光部材7との間の空間Kにおける長手方向Yの両端部においては、一対のスペーサ部材82,82の上面と透光部材7との間でシール部材81が押し潰されることで、支持部材6と透光部材7との間の空間Kの外縁をシールする。
複数の押上ネジ部材83は、押上用ネジ孔341に螺合されて、ケーシング部材3の内部に導入される。本実施形態においては、複数の押上ネジ部材83は、それぞれ、例えば、頭部の存在しないネジ部材により構成される。押上ネジ部材83は、例えば、ホーローセットや、イモネジなどとも呼ばれる。
複数の押上ネジ部材83は、押上用ネジ孔341に螺合されてケーシング部材3の内部に導入されることで、照明ユニット2が組み立てられた状態において、支持部材6の下面を、ケーシング部材3の外側から透光部材7側に押し上げる。これにより、支持部材6と透光部材7との間で、シール部材81が押圧される。よって、複数のLED52が配置された空間Kの外縁がシールされて、支持部材6と透光部材7との間の空間Kであって複数のLED52が配置された空間Kを密封することができる。また、シール部材81が押圧されることにより、光源部5(LED52)が配置される空間Kにおける空気層を小さくできる。
このようにして、支持部材6と透光部材7とでシール部材81を押圧することにより、光源部5が配置される空間Kへの水の浸入を抑制することができる。シール部材81は、光源部5が配置される空間Kへの水の浸入を抑制する止水部材としての機能を有する。
次に、本発明に係る照明装置1の組み立て方法について説明する。
まず、図4に示すように、支持部材6における窪み下段部613のLED基板取付面613aに、複数のLED52が実装されたLED基板51(光源部5)を取り付ける。
続けて、支持部材6の窪み下段部613のLED基板取付面613aにおいて、LED基板51の長手方向Yの両端部の外側に、一対のスペーサ部材82,82を配置し、シリコン系接着剤で固定する。また、支持部材6の上面に、支持部材6の上面の外周縁部に沿うように、シール部材81を配置する。
そして、透光部材7と支持部材6とでシール部材81及び一対のスペーサ部材82,82を挟んだ状態で、透光部材7を、シール部材81及び一対のスペーサ部材82,82の上面に配置する。
次に、図4に示すように、透光部材7、シール部材81、一対のスペーサ部材82,82、光源部5及び支持部材6を一体にした状態で、ケーシング部材3の一方の端部の側部開口3aから、透光部材7、シール部材81、一対のスペーサ部材82,82、光源部5及び支持部材6を、ケーシング部材3の内部に挿入する。
続けて、複数の押上ネジ部材83を、押上用ネジ孔341に螺合させて、ケーシング部材3の下方から、ケーシング部材3の内部に導入する。これにより、照明ユニット2が組み立てられた状態において、複数の押上ネジ部材83は、支持部材6を、透光部材7側に押し上げる。そのため、内部対応部分72の上面721は、ケーシング部材3の上面板31の下面に当接する。また、シール部材81は、支持部材6と透光部材7とにより押圧される。これにより、複数のLED52が配置された空間Kの外縁がシールされて、複数のLED52が配置された空間Kを密封することができる。
このようにして、照明ユニット2を組み立てることができる。
次に、照明ユニット2を壁面100の下方に設置するために、図4に示すように、一対のサイドカバー部材11,11を、ケーシング部材3の長手方向Yの両端部に取り付ける。同時に、電源コード12をLED基板51に接続する。
そして、図1に示すように、照明ユニット2が取り付けられたサイドカバー部材11を、取り付け角度を調整して、一対の脚部材13,13に取り付ける。このようにして、照明装置1を壁面100の下方に設置する作業は完了する。
以上のように構成される照明装置1は、支持部材6と透光部材7とでシール部材81を押圧することにより、光源部5(LED52)が配置される空間Kへの水の浸入を抑制することができる。そのため、照明装置1の部品点数を最低限の数としつつ、防水性能を確保することができる。また、光源部5(LED52)が配置される空間Kにおける空気層を小さくできるため、結露を生じにくくすることができる。
また、ケーシング部材3の外側から、支持部材6の下面を透光部材7側に押し上げることが可能な押上ネジ部材83を備える。そのため、押上ネジ部材83を押上用ネジ孔341に螺合させてケーシング部材3の内部に導入するだけで、簡単にシール部材81を押圧することができる。これにより、光源部5が配置される空間Kへの水の浸入を抑制する作業を簡単に行うことができる。
以上説明した本実施形態の照明装置1によれば、以下のような効果を奏する。
本実施形態の照明装置1は、壁面100を照射する照明装置1であって、長尺のケーシング部材3と、ケーシング部材3の内部に配置されるLED52と、ケーシング部材3の上面32にケーシング部材3の長手方向Yに沿って形成され、LED52からの光を透過する窓部33と、を備え、LED52は、窓部33における幅方向Xの中央よりも壁面100とは反対側に寄った位置に配置されており、垂直方向Zの上方側から視た場合に、LED52の少なくとも一部がケーシング部材3の不透光の部分に重なっている。
そのため、LED52からの光を、壁面100側へ方向付けることができる。これにより、人の視線では照明装置1からの光を直視しにくいため、眩しさを抑制することができる。従って、LED52からの光について、人に眩しさを感じさせることを抑制することができる。
また、前記実施形態においては、ケーシング部材3の上面32は、壁面100側に下がる傾斜面である。そのため、人からケーシング部材3の上面32が見えにくくなる。また、LED52からの光も、壁面100側へ向かいやすくなる。従って、人に眩しさを感じさせることを一層抑制することができる。
また、ケーシング部材3の上面32において、壁面100とは反対側の上面32の高さが高く形成される。そのため、照明装置1をコンパクトに形成しつつ、照射範囲を広く確保することができる。
また、前記実施形態においては、ケーシング部材3は、窓部33の外郭を構成するケーシング部材3の開口縁部321において厚み部分の側面である開口側面322を有し、ケーシング部材3における壁面100側の第1開口側面322aは、壁面100側に下がる傾斜面である。そのため、LED52からの光が第1開口側面322aに反射してケーシング部材3の内部に戻る。そのため、人がいる方向への光の反射を抑制することができる。従って、眩しさを感じさせることを一層抑制することができる。
以上、本発明の照明装置の好ましい一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、発光部材として、複数のLED52について説明したが、これに限られない。発光部材としては、例えば、1つのLEDであってもよい。また、発光部材として、点光源のLEDを例にして説明したが、発光部材(発光素子)が連続して配置されるライン状光源であってもよい。
また、前記実施形態では、窓部33を、上面板31の上面32の長手方向Yの全域に亘って形成したが、これに限られない。例えば、窓部33を、上面板31の上面32の長手方向Yにおいて、一部であってもよく、例えば、間隔を設けて非連結で複数形成してもよい。
また、前記実施形態では、照明装置1を地面に設置するものについて説明したが、これに限られない。例えば、照明装置1を壁面に取り付けて設置してもよい。
1 照明装置
3 ケーシング部材
32 ケーシング部材の上面
33 窓部
52 LED(発光部材)
100 壁面
321 開口縁部
322 開口側面
322a 第1開口側面(壁面側の開口側面)

Claims (3)

  1. 壁面を照射する照明装置であって、
    長尺のケーシング部材と、
    前記ケーシング部材の内部に配置される発光部材と、
    前記ケーシング部材の上面に前記ケーシング部材の長手方向に沿って形成され、前記発光部材からの光を透過する窓部と、を備え、
    前記発光部材は、前記窓部における前記ケーシング部材の長手方向に直交する方向の中央よりも前記壁面とは反対側に寄った位置に配置されており、垂直方向の上方側から視た場合に、前記発光部材の少なくとも一部が前記ケーシング部材の不透光の部分に重なっている照明装置。
  2. 前記ケーシング部材の上面は、前記壁面側に下がる傾斜面である請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記ケーシング部材は、前記窓部の外郭を構成する前記ケーシング部材の開口縁部において厚み部分の側面である開口側面を有し、
    前記ケーシング部材における前記壁面側の前記開口側面は、前記壁面側に下がる傾斜面である請求項1又は2に記載の照明装置。
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