JP2016125608A - 帯状部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】既設管内に螺旋管を製管するための帯状部材1である。一方の側縁部に第1および第2係合部6,7が設けられている一方、他方の側縁部にこれら第1および第2係合部6,7とそれぞれ係合する第1および第2被係合部8,9が設けられている。第2係合部7と第2被係合部9とは、第1係合部6と第1被係合部8とが係合することによって係合可能な状態になるように構成されている。螺旋状に巻き回された際に、第1係合部6と第1被係合部8とが係合することによって隣接する側縁部同士が順次接続されて管状に形成される。管状に形成された状態において、第2係合部7と第2被係合部9とが係合している場合と係合していない場合とで、管状体の内周面の形状が異なるように構成されている。
【選択図】図3
Description
図1は、本実施形態に係る帯状部材1を模式的に示す断面図である。この帯状部材1は、既設管(図示せず)内に更生管(図示せず)を製管するためのものであり、既設管内等において、螺旋状に巻き回されて隣接する側縁部同士が接続されることにより、螺旋管(更生管)を形成するものである。この帯状部材1は、図1に示すように、本体部2と、本体部2の一方の側縁部と一体形成された接続部3と、本体部2の他方の側縁部と一体形成された被接続部4と、接続部3と被接続部4との隙間を埋めるための紐状止水部材(止水部材)5と、を備えている。
上記実施形態1では、第1被係合部8と第2被係合部9との高さ位置に差を設けて、第1係合部6と第1被係合部8との係合タイミングと、第2係合部7と第2被係合部9との係合タイミングとに順番を生じさせて、係合部6,7と被係合部8,9とが正しく係合していることを容易に確認することができるようにした。そして、このような構成は、上記実施形態1の帯状部材1に限らず、異なる形状を有する帯状部材にも適用することができる。以下、実施形態1の変形例について説明する。
本変形例は、図4に示すように、接続側突条部13b,13cと被接続側突条部14b,14cとが2つずつ設けられている点、および、断面長円状の紐状止水部材15を用いている点が、上記実施形態1と異なるものである。以下、実施形態1と異なる点を中心に説明する。
本変形例は、図5に示すように、接続側突条部23b,23c,23dが3つ設けられているのに対し被接続側突条部24b,24cが2つ設けられている点、および、芯材を有しない止水部材25,25’を用いている点が、上記実施形態1と異なるものである。以下、実施形態1と異なる点を中心に説明する。
本変形例の帯状部材21’は、図7(a)に示すように、図5(b)に示す帯状部材21における一方側の接続側突条部23bを省略して構造を簡素化したものである。このような簡素化した帯状部材21’においても、図7(b)〜(d)に示すように、図6(a)〜(c)に示した手順と全く同様の手順で、接続部23と被接続部24とを、被接続側基部24aの下面と本体部22の下面とが面一となるとともに、接続部23が傾いた状態で接続することができる。
本変形例は、図8に示すように、第1係合部36と第2係合部37とが、1つの接続側突条部33cに設けられている点が、上記実施形態1および変形例1〜3と異なるものである。以下、実施形態1および変形例1〜3と異なる点を中心に説明する。
上記実施形態1では、第1被係合部8と第2被係合部9との高さ位置に差を設けて、第1係合部6と第1被係合部8との係合タイミングと、第2係合部7と第2被係合部9との係合タイミングとに順番を生じさせるようにした。これに対し、本実施形態では、被接続側基部44aの撓みを利用して、第1係合部46と第1被係合部48との係合タイミングと、第2係合部47と第2被係合部49との係合タイミングとに順番を生じさせるようにしている。
上記実施形態2では、被接続側基部44aの撓みを利用して、第1係合部46と第1被係合部48との係合タイミングと、第2係合部47と第2被係合部49との係合タイミングとに順番を生じさせて、係合部46,47と被係合部48,49とが正しく係合していることを容易に確認することができるようにした。そして、このような構成は、上記実施形態2の帯状部材41に限らず、異なる形状を有する帯状部材にも適用することができる。以下、実施形態2の変形例について説明する。
図11(a)は、本変形例に係る帯状部材51を模式的に示す断面図である。帯状部材51は、本体部52と、本体部52の一方の側縁部に一体形成された接続部53と、本体部52の他方の側縁部に一体形成された被接続部54と、止水部材55と、を備えている。
本変形例は、図12に示すように、第2突条部64cが当該第2突条部64cと第2溝部63cとの嵌合抵抗を高めるような形状に形成されている点が、上記変形例1と異なるものである。以下、変形例1と異なる点を中心に説明する。
本発明は、実施形態に限定されず、その精神または主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができる。
2,12,22,32,42,52,62 本体部
3,13,23,33,43,53,63 接続部
3b,3c,3d,13b,13c,23b,23c,23d,33b,33c,33d
接続側突条部(突条部)
4,14,24,34,44,54,64 被接続部
4b,4c,4d,14b,14c,24b,24c,34b,34c
被接続側突条部(突条部)
5,15 紐状止水部材(止水部材)
6,16,26,36,46,56,66 第1係合部
7,17,27,37,47,57,67 第2係合部
8,18,28,38,48,58,68 第1被係合部
9,19,29,39,49,59,69 第2被係合部
10,20,30,40,50,60,70 凹凸
25,25’,35,45,55,65 止水部材
43b,53b,63b 第1溝部
43c,53c,63c 第2溝部
44b,54b,64b 第1突条部
44c,54c,64c 第2突条部
44a,54a,64a 被接続側基部(両突条部の間の部位)
Claims (6)
- 既設管内に螺旋管を製管するための帯状部材であって、
一方の側縁部に第1および第2係合部が設けられている一方、他方の側縁部にこれら第1および第2係合部とそれぞれ係合する第1および第2被係合部が設けられており、
上記第2係合部と上記第2被係合部とは、上記第1係合部と上記第1被係合部とが係合することによって係合可能な状態になるように構成されており、
螺旋状に巻き回された際に、少なくとも上記第1係合部と上記第1被係合部とが係合することによって隣接する側縁部同士が順次接続されて管状に形成されるとともに、管状に形成された状態において、上記第2係合部と上記第2被係合部とが係合している場合と係合していない場合とで、管状体の内周面の形状が異なるように構成されていることを特徴とする帯状部材。 - 上記請求項1に記載の帯状部材において、
管状に形成された状態で、上記第2係合部と上記第2被係合部とが係合している場合には、管状体の内周面が滑らかに形成される一方、上記第2係合部と上記第2被係合部とが係合していない場合には、管状体の内周面に凹凸が生じるように構成されていることを特徴とする帯状部材。 - 上記請求項2に記載の帯状部材において、
上記第2係合部と上記第2被係合部とは、上記内周面に生じた凸の部分を、管状体の内側から押圧することにより係合することを特徴とする帯状部材。 - 上記請求項1〜3のいずれか1つに記載の帯状部材において、
長尺帯状の本体部と、
上記本体部の一方の側縁部と一体形成され、上記本体部の長手方向に延び且つ上記本体部が巻回された状態で内側に突出する突条部を有する接続部と、
上記本体部の他方の側縁部と一体形成され、上記本体部の長手方向に延び且つ上記本体部が巻回された状態で外側に突出する突条部を有する被接続部と、を備え、
上記第1および第2係合部は、上記接続部の突条部に、突出方向における位置が同じになるように形成され、
上記第1および第2被係合部は、上記被接続部の突条部に、当該第1被係合部が当該第2被係合部よりも突出方向外側に位置するように形成されていることを特徴とする帯状部材。 - 上記請求項1〜3のいずれか1つに記載の帯状部材において、
長尺帯状の本体部と、
上記本体部の一方の側縁部と一体形成され、上記本体部の長手方向に延び且つ上記本体部が巻回された状態でそれぞれ内側に開口する第1および第2溝部を有する接続部と、
上記本体部の他方の側縁部と一体形成され、上記本体部の長手方向に延び且つ上記第1および第2溝部にそれぞれ嵌る第1および第2突条部を有する被接続部と、を備え、
上記第1係合部は上記第1溝部に形成されているとともに、上記第2係合部は上記第2溝部に形成されており、
上記第1被係合部は上記第1突条部に形成されているとともに、上記第2被係合部は第2突条部に形成されており、
上記第2溝部と上記第2突条部との嵌合抵抗が、上記被接続部における両突条部の間の部位の曲げ抵抗よりも大きくなるように構成されていることを特徴とする帯状部材。 - 上記請求項1〜5のいずれか1つに記載の帯状部材において、
上記接続部または上記被接続部には、止水部材が設置されており、
上記止水部材は、上記第2係合部と上記第2被係合部とが係合することによって、上記接続部と上記被接続部とで押圧保持されることを特徴とする帯状部材。
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