JP2016125347A - エンジン作業機 - Google Patents

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健太郎 金谷
Kentaro Kanetani
健太郎 金谷
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Abstract

【課題】リコイルスタータの構造及び設置位置を変更することにより、エンジン部分の小型化を図ったエンジン作業機を提供する。【解決手段】クランク軸に接続されるフライホイール(20)を有するエンジンによって作業機器を動作させるエンジン作業機において、フライホイールはクランクケース14の外側に設けられ、クランクケースとフライホイールの間にエンジンを始動するためのリコイルスタータ30を設けた。フライホイールのリコイルスタータとは反対の側には、エンジンを冷却するための冷却ファン21が設けられる。フライホイールの後端部にはカム部22が設けられ、カム部の径方向外周にリール34が位置し、起動爪36をリール側から内側に向かって揺動するように配置したことにより、リール径を大きくしつつリコイルスタータの薄型化を図ることができた。【選択図】図3

Description

本発明は小型のエンジンによって作業機器を動作させるエンジン作業機に関し、特にリコイルスタータの構造を変更すると共に設置位置を改良したものである。
刈払機やチェンソー等の小型の作業機には、特許文献1に記載されているように動力源として小型軽量で大きな出力を得ることができる小型のエンジンが広く用いられ、燃料を補給することにより長時間の作業が可能となる。このようなエンジン作業機においては、エンジンを始動するために手動式のスタータ、特にリコイルスタータが広く用いられる。図7は従来のエンジン作業機101の一例であるヘッジトリマの外観を示す斜視図である。ヘッジトリマは、ブレード60の一方又は双方を移動させることにより草や枝を刈り取るための作業機器である。エンジン作業機101は、ハウジング102の内部に収容される小型の2サイクルエンジン(図示せず)を動力源とする。エンジン作業機101のハウジング102の前方には作業者が例えば左手で把持するフロントハンドル104が取り付けられ、ハウジング102の後方には作業者が例えば右手で把持するリヤハンドル103が設けられる。フロントハンドル104は、リヤハンドル103と共にエンジン作業機101を把持するためのものである。フロントハンドル104の前方側であってブレード60との間には作業者の手に枝や切断物などがあたらないように保護する役割をするハンドガード105が設けられる。エンジン作業機101のハウジング102には、後述するエンジンが収容され、エンジンのほぼ全体が合成樹脂製のハウジングにて覆われ、ハウジング102の上部であって冷却ファンの上側(風上側)にはファンカバー107が設けられる。ファンカバー107には、冷却風を吸引するための複数の風窓107aが設けられる。
リヤハンドル103は作業者が把持しながら操作するためのハンドルであって、エンジンへの混合ガスの供給量を調整することによりエンジンの回転速度を調整するためのスロットルレバー108が設けられる。リヤハンドル103の上側にはセーフティレバー108aが設けられる。セーフティレバー108aは、下側に押し込まれた状態(作業者が把持部103aを把持した状態)において、スロットルレバー108の操作を許容する。エンジンが高速回転中の状態からスロットルレバー108が戻されると、エンジンの回転数が所定以下に低下して、遠心クラッチ(図示せず)が切れた状態になりブレード60の移動が停止し、エンジンがアイドリング状態となる。
ハウジング102の後方側であってリヤハンドル103との間には半透明の燃料タンク128が設けられる。リヤハンドル103はハウジング102への取付部分を回転軸にして、左右方向に45度ずつ回転可能に構成される。リヤハンドル103の前方上部にはハウジング102に対してリヤハンドル103を回転させる際にロック状態を解除する回動ロックボタン109が設けられる。作業者が回動ロックボタン109を押し下げた状態でリヤハンドル103を右又は左に回転させることによりリヤハンドル103を回転させることができ、所定のロック位置にて押下された回動ロックボタン109が復帰することによりリヤハンドル103が固定される。回動ロックボタン109の近傍にはエンジンを停止させるためのキルスイッチ119が設けられる。エンジンの上側にはスタータハンドル143が設けられ、作業者はスタータハンドル143を強く引くことによりエンジンを始動させることができる。
ブレード(刈刃)60は、下刃と上刃を含んで構成され、エンジンの回転力が遠心クラッチ(図示せず)及び偏心カム(図示せず)を介して上刃又は/及び下刃を往復動させることにより、下刃と上刃との間に位置する草や小枝等を刈り取ることができる。エンジンの右側側面には気化器部分を覆うサイドカバー106aが設けられる。
特開2012−70679号公報
特許文献1のエンジン作業機では、鉛直方句に延びるクランク軸の一方側(上側)にマグネトロータを設け、そのマグネトロータの上側先端とファンカバー107との間に、リコイルスタータを設けていた。この構造のためにファンカバー107が上側に突出するような形状であり、ファンカバー107が大きくなっていた。また、リコイルスタータをファンカバー107にて固定したためにリコイルスタータの構成部品がファンを兼ねるマグネトロータの上部を覆うことになるため、起動爪がファンの遮蔽物となり、外気を吸引するための風窓107aの配置にも制約が生じてしまい、冷却効率をさらに向上させる場合の障害になっていた。また、クランク軸の軸方向にリコイルスタータの部品を累積するためにエンジン作業機の小型化を図る上での妨げとなっていた。さらに、冷却ファンの吸入通路(風路)上にリコイルスタータを配置するために、リコイルロープを巻回するリールの径が限られてしまい大径のリールとすることが困難であるため、始動時の荷重を減らすことが難しい状態であった。
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的は、リコイルスタータの構造及び設置位置を変更することにより、エンジン部分の小型化を図ったエンジン作業機を提供することにある。
本発明の他の目的は、冷却ファンに取り付ける遮蔽物を除去し、それに対向するファンカバーの形状を単純化することにより冷却効果を向上させたエンジン作業機を提供することにある。
本願において開示される発明のうち代表的なものの特徴を説明すれば次の通りである。
本発明の一つの特徴によれば、クランクケースと、クランクケースに固定され燃焼室を形成するシリンダと、シリンダの内部を往復移動するピストンと、クランク軸と、クランク軸に接続されるフライホイールを有するエンジン作業機であって、フライホイールはクランクケースの外側に設けられ、クランクケースとフライホイールの間にエンジンを始動するためのリコイルスタータを設けた。シリンダには空冷用の複数のフィンが設けられ、フライホイールのリコイルスタータと反対の側にフィンにあてる冷却風を生成する冷却ファンが設けられる。ここでは、リコイルスタータによってフライホイールを回転駆動することによりクランク軸を回転させてエンジンを始動する。
本発明の他の特徴によれば、リコイルスタータは、スタータハンドルに連結されたスタータロープを巻き取るためのリールと、リールのクランク軸に対する所定回転だけの回転を許容すると共に回転されたリールを元の位置に巻き戻すためのリコイルと、リールの回転に伴って径方向内側に突出する起動爪を含んで構成される。フライホイールには起動爪と係合するものであって外周面に複数の段差部を有する略円筒形のカム部が設けられる。起動爪は揺動軸によってリール側に軸支され、リールには微小回転だけの相対移動が可能であって相対移動に伴い起動爪の揺動角を変化させるガイド部材が設けられ、ガイド部材はスタータロープによってリールが引かれた際にリールに対して微小角度だけ移動することにより起動爪の爪先部を内周側に移動させて段差部に当接させるように構成した。このリールは、軸受を介してクランク軸に回転可能に軸支される。
本発明のさらに他の特徴によれば、クランク軸から径方向外側に向かってカム部、起動爪、リールのスタータロープの巻き取り部が一列に並ぶように配置される。スタータロープは、クランク軸の軸方向に見てクランクケースとフライホイールの間から外部に引き出される。クランク軸の軸方向であって冷却ファンのクランクケースとは反対側には、複数の風窓を有するファンカバーが直接対向して設けられる。
本発明のエンジン作業機によれば、マグネトロータとクランクケースの間にリコイルスタータが設けられるので、ファンカバー側に重量を有する付加物を設ける必要が無いのでエンジン部の小型化を図ることができる上に冷却性能を大幅に向上させることができる。また、スタータロープを収蔵するリールの径を大きくすることができたので、リールの引き力を低減することができ、始動動作のし易いエンジン作業機を実現できた。さらに、従来のリコイルスタータでは起動爪がクランク軸の回転数に応じて回動する構造となっており、回転数が低い状態では起動爪がリール側に接触して係合可能な状態となるために、従来のエンジン作業機ではエンジンが停止する直前にリコイルスタータに荷重がかかるおそれがあったが、本実施例のリコイルスタータではスタータロープを引くことではじめて起動爪が移動するようにしたので、始動後においてリコイルスタータがマグネトロータの回転を阻害することを除去できた。さらに、リコイルスタータのリールの回転中心を、上下方向の重心に近い位置に配置できるので、始動時にエンジン作業機の姿勢を崩すこと無く安定した始動動作を行うことができる。
本発明の上記及び他の目的ならびに新規な特徴は、以下の明細書の記載及び図面から明らかになるであろう。
本発明の実施例に係るエンジン作業機1のエンジン部分の横断面図である。 本発明の実施例に係るエンジン作業機1の外観図である。 図1のエンジン10のリコイルスタータ30とマグネトロータ20付近の部分断面図である。 図3のA−A部の断面図であって、エンジンが通常回転しているときの状態を示す図である。 (1)は図4のB−B部の断面図であり、(2)はガイド部材35の穴部分の形状を示す図である。 図3のA−A部の断面図であって、エンジンを始動する際の状態を示す図である。 従来のエンジン作業機101の一例(ヘッジトリマ)の外観を示す斜視図である。 従来のエンジン作業機101のエンジン部分の内部構造を示す横断面図である。 本実施例と従来のリコイルスタータの構造の違いを説明するための図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下の図において、同一の部分には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。また、本明細書においては、前後左右、上下の方向は図中に示す方向であるとして説明する。
図1は、本実施例に係るエンジン作業機1の内部構造を示す横断面図である。エンジン10は、2サイクルの小型エンジンであって、クランク軸13が上下方向に延び、シリンダ11がクランクケース14から略前方に伸びるように配置され、ピストン12がシリンダ11内を前後方向に往復移動する。エンジンの吸入−圧縮−爆発−排気の行程は、公知の2サイクルエンジンと同じであるので、詳細な説明は省略する。シリンダ11はクランクケース14に固定され燃焼室を形成するものであって、シリンダ本体部、ヘッド部分、放熱用のフィンが、例えばアルミニウム合金の一体鋳造で形成される。本実施例のエンジン10においては、クランクケース14に2つの軸受16a、16bにて軸支され、両端部がクランクケース14から外部に延びるクランク軸13が設けられる。クランク軸13の一方の端部には、フライホイールの機能と点火用の高電圧を生成する機能を有するマグネトロータ20がナット17にて固定される。マグネトロータ20の外周の一部にはマグネット23が設けられ、マグネット23とイグニッションコイル24により発生された高圧電流は、イグニッションコード25とプラグキャップ27を介して点火プラグ26に伝達される。イグニッションコイル24はシリンダ11から長く延びるネジボス11aにボルト29にて固定される。
エンジン10のクランクケース14の後側には、燃料タンク28が設けられる。燃料タンク28には、ガソリンとオイルの混合油が入れられ、図示しない気化器に送られる。クランク軸13の下側(出力側)には、遠心クラッチ15を介して図示しない駆動力伝達機構を介して作業機器(ブレード60であり図7参照)を駆動する。遠心クラッチ15はエンジン10の回転数が上がればブレード60に動力を伝達し、エンジン10の回転数が下がればブレード60への動力伝達を遮断する。マグネトロータ20には、さらにエンジンを冷却するための冷却ファン21が一体に形成され、マグネトロータ20の回転によって冷却ファン21によりファンカバー7の風窓(図2で後述)から外気が吸引され、シリンダ11側に送風される。
本実施例の始動装置としては、リコイルスタータ30が設けられる。リコイルスタータ30はクランク軸13のマグネトロータ20から見てエンジン本体側に配置され、クランク軸13の回転からは絶縁された状態で保持される。リコイルスタータ30は、リール34に所定回数分巻かれたスタータロープ42をスタータハンドル43にて一気に速い速度で引くことによりマグネトロータ20を介してクランク軸13を回転させることができ、エンジン10が始動する。リコイルスタータ30の詳細構造については図3にて後述する。ファンカバー7は、例えばプラスチック等の合成樹脂製の覆いであり、回転部材たる冷却ファン21の一面側全体を覆うことにより作業者がそれらに直接触れないようにする。図1では見えないがエンジン10の一方の側方(右側)には気化器が設けられ、他方の側方(左側)にはマフラーが設けられ、マフラーの下側には、排気ガスの出口となる排気管18が接続される。
図2は、本発明の実施例に係るエンジン作業機1の外観図である。ここではブレード60にブレードカバー61をかぶせた状態を図示している。本実施例のエンジン作業機1においては、マグネトロータ20(図1参照)の上側(吸入側)にはリコイルスタータ等の空気の流れを阻害するような遮蔽物が存在しないため、ファンカバー7をマグネトロータ20の冷却ファン21の端面に沿ってほぼフラットな形状とすることができる。さらにファンカバー7の表面の広範な範囲に多数の風窓7aを形成できる。本実施例のエンジン作業機1を図7に示す従来のエンジン作業機101を比較するとエンジンを収容するハウジングの上側部分(ファンカバー7の部分)の突出を平坦にすることができる上に、リコイルスタータ30を含めたエンジン部のサイズを小型に形成できる。スタータハンドル43はファンカバー7の後方側から斜め側方に配置されるが、図7で説明した従来例よりも高さ位置が低くなるので、作業者の作業を阻害する恐れが少ない。リヤハンドル3の形状、特に把持部3a、スロットルレバー8、セーフティレバー8a、回動ロックボタン9、キルスイッチ19を設けることやそれらの形状、配置などは図7に示す従来のエンジン作業機101とほぼ同様であるので、繰り返しの説明は省略する。エンジン10の左側側面には図示しないマフラーが設けられ、マフラーはマフラーカバー6bによって覆われる。尚、排気管18はブレード60(図7参照)に沿って配置され、排気ガスがブレード60の長手方向に向くように開口18aが形成される。
図3は本発明の実施例に係る図1のエンジン10の部分断面図であって、リコイルスタータ30とマグネトロータ20の断面図である。本実施例のリコイルスタータ30は、フライホイールとしての機能を果たすマグネトロータ20とクランクケース14の間に設けられるものであって、リール34に巻かれたスタータロープ42を後述するスタータハンドル43(図2参照)で引くことにより速い速度で回して、周方向に2つ設けられる起動爪36がリール34とガイド部材35の回転に伴う位相差によって径方向内側に突き出て、マグネトロータ20に形成されたカム部22と係合してマグネトロータ20を回転させる。マグネトロータ20はクランク軸13にナット17にて固定されているため、マグネトロータ20が回転するとクランク軸13も回転し、エンジン10を始動させることができる。開放されたスタータロープ42は、スパイラルスプリング33の復元力によりリール34が逆方向に回転するので巻き取られる。リコイルスタータ30を構成する部品は大きく分けて非回転部品(ベース部材31)と、回転部品(リール34、ガイド部材35、起動爪36、押さえ部材39)と、これらを連結する連結部品(スパイラルスプリング33、軸受32)に分けられる。ベース部材31はスパイラルスプリング33の外周端を固定するための部材であって、複数のネジ41によってクランクケース14にネジ止めされる。リール34は外周側にスタータロープ42を巻回するための円周方向に連続した溝34aが形成された略円盤状の回転部品であって、内周側に配置された軸受け32によってクランク軸13に回転可能なように軸支される。またリール34の内周側には円筒形で軸方向に延びる部分が形成され、その部分でスパイラルスプリング33の内周側に接続される。この接続によりリコイル部材たるスパイラルスプリング33は、クランク軸13に対するリール34の所定回転(例えば4〜10回転)だけの回転を許容すると共に回転されたリール34を元の位置に巻き戻すことができる。
エンジン10の運転中はクランク軸13が高速で回転するが、リール34は軸受32によって非回転状態にて維持される。スタータロープ42は、作業者が一端に取り付けられたスタータハンドル43を引くことによりリール34を回転させるものであり、リール34の溝34aに巻き取られる。作業者がスパイラルスプリング33の力に反してスタータロープ42を引き出した状態から、スタータハンドル43を離すか又は引く力を弱めるとスパイラルスプリング33の作用によりスタータロープ42を巻き戻すようにリール34が回転する。リール34のスタータロープ42の巻かれる内周側には、2つの起動爪36が設けられる。起動爪36は周方向に延びる形状であって、一端側付近の揺動軸によりリール34と押さえ部材39にて軸支され、軸支されない他端側がリール34の径方向外側から内側に向けて揺動する。押さえ部材39は、起動爪36を揺動可に軸支するためにリール34に固定される略円環状の板材である。ガイド部材35はリール34に対して僅かに揺動可能なように固定されるものであって、これらはバネ等の弾性部材により外力が加わらない限り所定の相対位置関係となるように保持される。
マグネトロータ20は、エンジン10の回転変動を軽減させるためのフライホイールとしての機能だけでなく、点火用の高圧電流を発生させる点火装置の機能をも有するため、ここでは外周部にマグネット23が配置される。マグネトロータ20の反エンジン側(エンジン10と面しない側)には、シリンダ11に送る冷却のための空気流を生成するための冷却ファン21が設けられる。冷却ファン21は円周方向に所定間隔で複数のフィンが形成されたアルミニウム合金製の部材であって、マグネトロータと一体成形で製造される。マグネトロータ20の回転中心にはクランク軸13を貫通させる一方の径が細い円錐状の内面を有する貫通穴20aが形成され、貫通穴20aをクランク軸13のテーパー部13aに保持してナット17によって固定される。本実施例のマグネトロータ20は、さらにエンジン側に向かって突出する略円筒形のカム部22が形成される。カム部22の外周側には周方向に連続する段差部が形成され、起動爪36と係合するように形成される。カム部22はマグネトロータ20と同じ材質で一体成形にて製造される。
図3から理解されるように、本実施例におけるリコイルスタータ30では、スタータロープ42が巻かれるリール34が、クランクケース14の端部(外壁面)とマグネトロータ20のホイールとしての後端部分との間に配置される。このためにクランク軸13を従来装置に比べて距離Sだけ長く形成しなければならない。しかしながら、冷却ファン21の外側(反エンジン側)にはリコイルスタータ30が存在しないため、冷却ファン21による送風効率を大幅に向上させることができる。また、マグネトロータ20のナット17が固定される周辺に何の構成部品も配置されないため、冷却ファン21のフィン形状の設計の自由度が大幅に向上するので、送風効果の向上を図ることができる。
次に図4を用いて図3のA−A部の断面形状を説明する。図4はエンジンが通常回転しているときの状態を示す図である。マグネトロータ20はクランク軸13に固定されるため、これらは一体に回転する。リール34には長板状のガイド部材35が設けられる。ガイド部材35はリール34に付随して回転する部材であり、リール34と同心に設けられ、リール34に対して僅かな角度だけ回転方向に相対移動できるように保持される。起動爪36は揺動軸36aを有し、揺動軸36aの一方側はリール34に軸支される。ガイド部材35には起動爪36に形成された案内軸(図5にて後述)をガイドすることにより起動爪36の揺動位置を変化させるためのガイド長穴35bが形成される。図4の状態においてはエンジン10が回転中であるのでクランク軸13が矢印51の方向に高速で回転中であり、カム部22も同じ回転速度にて回転する。一方、リール34及びそれに付随するガイド部材35は停止状態である。このとき円周方向の2カ所に設けられる起動爪36は、その爪先部36cが外周側に位置していてカム部22に全く接触しないため、リコイルスタータ30はエンジン10の運転には何ら影響を及ぼさない。また、エンジン10を停止する際にクランク軸13の回転が停止する際にも起動爪36は、その爪先部36cが外周側に位置したままであるので、エンジン10が停止する直前にまれに発生するケッチン等の現象がおきても、リコイルスタータ30に対して力が加わることがない。
図5(1)図4のB−B部の断面図である。起動爪36は周方向の一端側に軸支するための揺動軸36aが形成され、揺動軸36aを中心にして爪先部36cがリール34の径方向に移動する。揺動軸36aの一方はリール34の貫通穴に貫通され、抜け落ちないように止め輪37で固定される。起動爪36の爪先部36c側の移動をさせるのはガイド部材35である。ガイド部材35はリール34に保持され、リール34に付随して回転するがその際に矢印51の方向にリール34に対して微小距離だけ相対移動(相対回転)可能なように構成される。ガイド部材35には揺動軸36aを貫通させるための長穴35aと、起動爪36の周方向中央付近に形成される円柱状のガイド軸36bを案内するためのガイド長穴35bが形成される。図5(2)はガイド部材35の穴部分の形状を示す図であり、図4から起動爪36を取り外した状態の図である。ガイド部材35はリール34に対して固着されるのでなく、微小角度程度の相対移動(相対回転)が可能なように緩く固定される。長穴35aは周方向に延びる円弧状の穴であるので、起動爪36の揺動軸36aを貫通させた状態のままガイド部材35はリール34に対して周方向へ僅かに相対移動することが可能である。ガイド長穴35bは周方向にいくにつれて径方向内側に位置するように斜めに形成される。このガイド長穴35bの形状により、エンジンの始動時に作業者がスタータハンドル43を勢いよく引いてリール34がいきなり回転を開始すると、ガイド部材35はリール34に対して僅かに回転開始が遅れてしまい、結果としてリール34に対してガイド部材35が反対方向に、即ち矢印52の方向に移動したかのような相対的な位置関係となる。このガイド部材35の相対的な位置変更に伴い、ガイド長穴35bの範囲内では揺動軸36aには影響を及ぼさないが、ガイド軸36bの円筒状の外周面がガイド長穴35bの斜面部分により案内されるため、結果として起動爪36の揺動軸36aと離れた側の端部たる爪先部36cが径方向にスイングするように、起動爪36の揺動角を変化させることができる。相対移動がθ分移動すると揺動軸36aが長穴35aの端部と当接するので、ガイド部材35はリール34との位置関係を保ったままリール34と共に回転する。このように本実施例ではリール34とガイド部材35との回転開始時に生ずる僅かな位相差を用いて起動爪36の爪先部36cを内側に移動することができる。
作業者がエンジン始動動作後に引き出したスタータハンドル43を元に戻すと、リール34は逆方向に回転し、この逆回転開始時の反動により、または、リール34が元の位置にまで戻って停止した際の慣性力により、ガイド部材35とリール34との相対位置が図4の状態と同じ位置に戻るので、起動爪36の爪先部36cが外周側に移動する。このように本実施例ではリール34とガイド部材35は、微小角度の相対移動が可能な程度に緩く固定するだけでも十分であるが、これらをねじりバネ等のバネ手段や弾性体によって所定方向に付勢するように構成しても良い。
図6はクランク軸13が停止中、即ちエンジンが停止中に作業者がスタータハンドル43(図1参照)を引くことによってリール34が矢印53の方向に回転する時の状況を示すものである。ガイド部材35の相対回転はリール34と同心(=クランク軸13の軸心と同じ)に行われ、その回転角度は図中のθ程度である。図4と図5を比較するとわかるようにリール34は角度にしてθだけガイド部材35に対して回転すると、起動爪36の揺動軸36aが長穴35aの一端側から他端側に移動する。同様にして起動爪36のガイド軸36bもガイド長穴35bの形状に案内されて、ガイド長穴35bとの接触位置が変化するが、ガイド長穴35bの独特な形状により起動爪36の爪先部36cが径方向内側に揺動角αだけ移動する。その状態でリール34が回転を続けると、爪先部36cがカム部22の外周側に形成された段差部22bに係合するので、リール34の回転力がカム部22に伝達されるようになる。この係合によって爪先部36cから段差部22bに強いトルクが伝達されるので、エンジンが始動するまでは爪先部36cと段差部22bとの係合状態が解除されることはない。このようにしてカム部22と一体に成形されるマグネトロータ20を回転させることによりクランク軸13を回転させることができる。エンジン10が始動するとクランク軸13側の回転速度がリール34の回転速度よりも早くなるため、起動爪36が斜面部22aに沿って案内されることによりカム部22が空回りできるので、リール34の回転がエンジン10の起動を阻害することがない。また、エンジンを起動した後に、作業者がスタータハンドル43の引く動作を解消すると、リール34とガイド部材35の相対移動状態が解除するため、図4の状態に戻り、慣性力により又は図示しない弾性体の作用によってリール34とガイド部材35の位相差θが解消して位相差がゼロになり、起動爪36の爪先部36cが外周側に移動する。
以上のように、本実施例のリコイルスタータ30は、ファンカバー7側に取り付けられるのではなくてエンジン10側であってクランク軸と同心状に設けられるので、ファンカバー7側に重量を有する付加物を設ける必要が無くなった。また、エンジン部の小型化を図ることができ、冷却ファンによる冷却風の生成効果を大幅に向上させることができた。さらに、スタータロープを収蔵するリールの径を大きくすることができるので、従来のエンジンに比べてリール34の引き力を大幅に低減させることができた。
次に図8及び図9を用いて、本実施例のリコイルスタータの特徴を更に説明する。図8は図7で用いられるエンジン110の詳細構造を示す横断面図であり、マグネトロータ120とリコイルスタータ130とファンカバー107を除いたエンジン110の主な構造は、図1で説明した本実施例のエンジン10の構造とほぼ同じであり、同じ部分には同じ番号の参照符号を付している。ここで図1の実施例と異なる点として、クランク軸113が短くなっていることと、クランクケース114の外面とマグネトロータ120が隣接して設けられることと、マグネトロータ120の軸方向外側(反エンジン側)にリコイルスタータ130が設けられることである。リコイルスタータ130はファンカバー107側に取り付けられる。
リコイルスタータ130は、リール134に巻かれたスタータロープ142をスタータハンドル143(図7参照)で引くことにより速い速度で回して、リコイルスタータ130側に形成されるカム部132が、マグネトロータ120の冷却ファン121の内側に設けられたワンウェイクラッチたる起動爪136を押すことによってクランク軸113を回転させるものである。開放されたスタータロープ142は、スパイラルスプリング133の復元力によりリール134に巻き取られる。このように従来のエンジン110においては、リコイルスタータ130はファンカバー107の内壁部分に固定され、その固定中心はクランク軸113と同軸上に配置される。従って、ファンカバー107に形成される風窓107aは、リコイルスタータ130を避けた外周部分に形成される。この際、冷却風取り入れの風窓107aを確保するために、リコイルスタータ130をクランク軸方向にエンジン本体から遠ざけたり、リコイルスタータ130のリール134の径を小さくしたりしていた。この構成はマグネトロータ120には図3で説明したようなカム部22を形成しなくても良いため、マグネトロータ120の後端位置とクランクケース114の間の部分の隙間S1が狭くてすむという利点がある。しかしながら、マグネトロータ120の冷却ファン121の先端位置(風上側端面)とファンカバー107の外壁面との距離S2が大きくなってしまう。
図9は本実施例と従来のリコイルスタータの構造の違いを説明するための図である。図(1)は本実施例のリコイルスタータ30を示す図である。リコイルスタータ30は、円筒形部分を有するリール34を有し、リール34の円筒形部分の内周側にリール34の回転によって径方向内側に突出する起動爪36を設けた。フライホイールを形成するマグネトロータ20には、起動爪136と係合するものであって外周面に段差部を有するカム部22を設けた。これらはクランク軸13から径方向外側に向かってカム部22、起動爪36、リール34のスタータロープ42の巻き取り部が軸方向でほぼ同位置に配置される。この際のカム部22の最大外径がR2で、リール34の巻き取り部分の径(溝34aの底面部の径)R1は、R1>R2の関係となる。このように配置したことにより、複数の風窓7aを有するクランク軸方向のファンカバー7を、冷却ファン21のクランクケース14とは反対側において直接対向して設けられることが可能となり、風窓7aの面積確保のためにファンカバー7のサイズを大きくする必要が無い。また、リコイルスタータ30による冷却風流入の妨害が発生しないため、リール34の径を十分大きくすることができるのでリコイルの引き力を低減することができ、良好な操作性を実現することが可能である。さらに、カム部22、起動爪、スタータロープ42の巻き取り部分を含むリールを、軸方向で無く径方向に累積することができるので、リコイルスタータ30を薄く形成でき、クランク軸方向のエンジン部分のハウジングのサイズを更に小さくすることができる。
図9(2)は図8で示した従来のリコイルスタータ130の形状を示す図である。ここでは、起動爪136が軸方向に長いリール134の後端部分外周側に設けられ、マグネトロータ120の冷却ファン121の内側に形成された円筒面部分に遠心力にて係合するように形成される。この起動爪136がマグネトロータ120の構成部品の内側で接する関係から、リール134のロープ取り出し位置は、起動爪136と軸方向にずらして配置せざるを得ない。また、冷却ファン121による空気流の生成を阻害しないために、従来装置ではリール134の巻き取り部が起動爪136の動作部分と、軸方向に見て距離S3だけ離して配置せざるを得ない。また、リール134の径を大きくしてしまうと空気窓の形成を阻害するので、リール134の巻き取り部の径(溝134aの底面部の径)R3を小さくしなくてはならず、スタータハンドルの引き操作に多大な力を要することになる。
以上、図9を用いて説明したように、本実施例のリコイルスタータ30は、クランクケースの外側に設けられるマグネトロータ(フライホイール部分)とクランクケースの間に設けるようにしたので、リコイルスタータを含めたエンジン部分のサイズの小型化を図ることができた。また、図9(1)の斜線部で示す特定範囲54、即ち、冷却ファン21の直径rの範囲内と対面する風上側(=反エンジン側)においては、ファンカバーを除いてその他の構成機器が配置されないので、ファンカバーの風窓を大きく形成する事ができる。また、マグネトロータ20の冷却ファン21の内側には起動爪が形成されないので、冷却ファンの形状の設計自由度も大きく向上する。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、上述の実施例ではエンジン作業機の一例としてヘッジトリマを用いて説明したが、ヘッジトリマだけでなく、カッター、チェンソー、芝刈機、刈払機等の汎用エンジンを用いて作業機器を動作させるその他のエンジン作業機にも同様に適用できる。また、上述の実施例では起動爪はリール34とガイド部材35の移動の際の位相差を用いて揺動させるように構成したが、起動爪をどのようにして構成してどのような原理で揺動させるかは、その他の構成に基づいて実現しても良い。
1 エンジン作業機 2 ハウジング
3 リヤハンドル 3a 把持部
4 フロントハンドル 5 ハンドガード
6b マフラーカバー 7 ファンカバー
7a 風窓 8 スロットルレバー
8a セーフティレバー 9 回動ロックボタン
10 エンジン 11 シリンダ
11a ネジボス 12 ピストン
13 クランク軸 14 クランクケース
15 遠心クラッチ 16a、16b 軸受
17 ナット 18 排気管
18a 開口 19 キルスイッチ
20 マグネトロータ 20a 貫通穴
21 冷却ファン 22 カム部
22a 斜面部 22b 段差部
23 マグネット 24 イグニッションコイル
25 イグニッションコード 26 点火プラグ
27 プラグキャップ 28 燃料タンク
29 ボルト 30 リコイルスタータ
31 ベース部材 32 軸受
33 スパイラルスプリング 34 リール
34a (リールの)溝 35 ガイド部材
35a 長穴 35b ガイド長穴
36 起動爪 36a 揺動軸
36b ガイド軸 36c 爪先部
37 止め輪 39 押さえ部材
41 ネジ 42 スタータロープ
43 スタータハンドル 60 ブレード
61 ブレードカバー 101 エンジン作業機
102 ハウジング 103 リヤハンドル
103a 把持部 104 フロントハンドル
105 ハンドガード 106a サイドカバー
107 ファンカバー 107a 風窓
108 スロットルレバー 108a セーフティレバー
109 回動ロックボタン 110 エンジン
113 クランク軸 114 クランクケース
119 キルスイッチ 120 マグネトロータ
121 冷却ファン 128 燃料タンク
130 リコイルスタータ 132 カム部
133 スパイラルスプリング 134 リール
134a (リールの)溝 136 起動爪
142 スタータロープ 143 スタータハンドル

Claims (9)

  1. クランクケースと、前記クランクケースに固定され燃焼室を形成するシリンダと、前記シリンダの内部を往復移動するピストンと、クランク軸と、前記クランク軸に接続されるフライホイールと、を有するエンジンによって作業機器を動作させるエンジン作業機であって、
    前記フライホイールは前記クランクケースの外側に設けられ、前記クランクケースと前記フライホイールの間に前記エンジンを始動するためのリコイルスタータを設けたことを特徴とするエンジン作業機。
  2. 前記シリンダには空冷用の複数のフィンが設けられ、
    前記フライホイールの前記リコイルスタータと反対の側に前記フィンにあてる冷却風を生成する冷却ファンが設けられることを特徴とする請求項1に記載のエンジン作業機。
  3. 前記リコイルスタータは、
    スタータハンドルに連結されたスタータロープを巻き取るためのリールと、
    前記リールの前記クランク軸に対する所定回転だけの回転を許容すると共に回転された前記リールを元の位置に巻き戻すためのリコイルと、
    前記リールの回転に伴って径方向内側に突出する起動爪を含んで構成され、
    前記フライホイールには前記起動爪と係合するものであって外周面に複数の段差部を有する略円筒形のカム部が設けられることを特徴とする請求項2に記載のエンジン作業機。
  4. 前記起動爪は揺動軸によって前記リール側に軸支され、前記リールには微小回転だけの相対移動が可能であって相対移動に伴い前記起動爪の揺動角を変化させるガイド部材が設けられ、
    前記ガイド部材は前記スタータロープによって前記リールが引かれた際に前記リールに対して微小角度だけ移動することにより前記起動爪の爪先部を内周側に移動させて前記段差部に当接させることを特徴とする請求項3に記載のエンジン作業機。
  5. 前記リールは、軸受を介して前記クランク軸に回転可能に軸支されることを特徴とする請求項4に記載のエンジン作業機。
  6. 前記クランク軸から径方向外側に向かって前記カム部、前記起動爪、前記リールの前記スタータロープの巻き取り部が一列に並ぶように配置されることを特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載のエンジン作業機。
  7. 前記スタータロープは、前記クランク軸の軸方向に見て前記クランクケースと前記フライホイールの間から外部に引き出されることを特徴とする請求項6に記載のエンジン作業機。
  8. 前記クランク軸の軸方向であって前記冷却ファンの前記クランクケースとは反対側には、複数の風窓を有するファンカバーが直接対向して設けられることを特徴とする請求項2から7のいずれか一項に記載のエンジン作業機。
  9. クランクケースと、前記クランクケースに固定され燃焼室を形成するシリンダと、前記シリンダの内部を往復移動するピストンと、クランク軸と、前記クランク軸に接続されるフライホイールと、前記フライホイールを回転させるリコイルスタータと、を有するエンジンによって作業機器を動作させるエンジン作業機であって、
    前記リコイルスタータはリールを有し、前記リールに前記リールの回転によって径方向内側に突出する起動爪を設け、
    前記フライホイールに、前記起動爪と係合するものであって外周面に段差部を有するカム部を設け、
    前記クランク軸から径方向外側に向かって前記カム部、前記起動爪、前記リールのスタータロープの巻き取り部が並ぶように配置したことを特徴とするエンジン作業機。
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