JP2016125292A - 扉の開閉検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数枚の扉に対して、単一の扉スイッチで各扉の開閉を検知することができ、単一の電気制御式ロック機構で各扉のロックを行うことができる扉の開閉検知装置を提供する。
【解決手段】開口部に設置された2枚以上の扉の開閉を検知する扉の開閉検知装置であって、2枚以上の扉3に共通の単一の扉スイッチ5を設け、扉スイッチ5は、2枚以上の扉の各々に対応して2以上の扉開閉検知部5Sを備え、2以上の扉開閉検知部5Sの出力回路は前記扉スイッチ5内で直列接続又は並列接続されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、各種機器のハウジング、内部に所定の空間を形成する筐体、空間を仕切る仕切り壁等に設けられている扉の開閉を検知及びロックする検知装置に関するものである。
半導体デバイスの製造工程に使用される各種処理装置は処理液や処理用ガスを用いて半導体基板を処理するので、処理装置は、内部を外部環境から仕切られた密閉空間とするためのハウジングを備え、処理液の飛散や処理用ガスの漏洩を防止するようにしている。処理装置内では、各種消耗品が用いられているため、定期的に交換が必要である。また、処理装置は各種の精密な機器の集合体であるため、機器の保守点検が必要となる。そのため、処理装置のハウジングには、開閉可能な扉が複数個設けられている。
上記処理装置においては、消耗品の交換や機器の保守点検等のために扉を開閉する際に、扉の開閉を検知することにより、扉の開閉と処理装置とのインターロックを取っている。
また、半導体製造装置等の処理装置に拘わらず、産業機械では同様の開閉可能な扉が設けられている装置及び設備が一般的に作られており、処理液飛散・処理用ガス漏洩等のみの目的ではなく、製品の製造工程上の製品品質を保つ為と、機械的な動作・電気的な動作に対して、人間の安全を確保する目的でも扉の設置とその開閉検知、ロックが行われている。
図7は、扉の開閉を検知する検知装置の従来例を示す模式的斜視図である。図7においては、隣接する左右2枚の扉3,3は、それぞれ逆方向に回転して手前に開く観音開き式になっている。2枚の扉3,3に覆われている部分には、矩形状の開口部31が形成されており、開口部31の上端部には1枚の扉3に対応して1個の扉スイッチ35が設置されている。なお、開口部31は矩形状に限らず、他の形状であってもよい。各扉スイッチ35は電線36を介して制御部(図示せず)に接続されている。
図7に示すように構成された検知装置においては、扉3,3の開閉を扉スイッチ35,35により検知し、それぞれの扉スイッチ35,35より開閉信号を出力している。
特開2010−87255号公報 特開2000−3950号公報 特開2000−164480号公報
図7に示すような従来の検知装置においては、扉1枚に対して、扉スイッチと電気制御式ロック機構を設けているため、以下に列挙するような問題点がある。
(1)2枚の扉に対しては2個の扉スイッチとその周辺部品が必要であり、部品点数が増加する。
(2)電源供給・信号伝送用の電線を接続する必要があり、電線本数が扉スイッチの個数分必要となる。
(3)2つ以上の扉スイッチの出力接点を直列接続する場合、扉スイッチの信号出力用回路を扉スイッチ設置部以外で直列接続する回路が必要である。
(4)2つの扉スイッチの出力接点を並列接続する場合、扉スイッチの信号出力用回路を扉スイッチ設置部以外で並列接続する回路が必要である。
(5)1枚の扉に付き1点の扉開閉検知I/O、電気制御式ロック機構制御動作I/Oを設ける必要がある。
本発明は、上述の事情に鑑みなされたもので、複数枚の扉に対して、単一の扉スイッチで各扉の開閉を検知することができ、単一の電気制御式ロック機構で各扉のロックを行うことができる扉の開閉検知装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の扉の開閉検知装置は、開口部に設置された2枚以上の扉の開閉を検知する扉の開閉検知装置であって、前記2枚以上の扉に共通の単一の扉スイッチを設け、前記扉スイッチは、前記2枚以上の扉の各々に対応して2以上の扉開閉検知部を備え、前記2以上の扉開閉検知部の出力回路は前記扉スイッチ内で直列接続又は並列接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、扉スイッチの内部に、2以上の扉開閉検知部を直列接続若しくは並列接続した回路を設けることにより、一つの扉スイッチで2枚以上の扉の開閉検知出力を行うことができる。
本発明の好ましい態様によれば、前記扉スイッチは、単一の制御入力で1個の電磁コイルを動作させて前記2以上の扉をロックする扉ロックコイル部を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、電気制御式ロック機構の内部へ1点の制御入力で、1個の電磁コイルを動作させ、2枚以上の扉をロックすることができる。
本発明の好ましい態様によれば、前記扉ロックコイル部は、前記1個の電磁コイルと、前記電磁コイルの動作により移動する電磁コイルシャフトを備え、前記電磁コイルシャフトは、前記電磁コイルの動作により前記2枚以上の扉にそれぞれ固定されたロックキーに係合する2以上のロック用レバーを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、電磁コイルがONになると、電磁コイルの吸引力により、電磁コイルシャフトは押され、2以上のロック用レバーはそれぞれロックキーに係合され、例えばロックキーの孔部に嵌合される。これにより、ロック機構はロック状態となる。
本発明の好ましい態様によれば、前記扉スイッチは、単一の制御入力で並列接続された2個以上の電磁コイルを動作させて前記2以上の扉をロックする扉ロックコイル部を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、電気制御式ロック機構の内部へ1点の制御入力で、並列接続された2個以上の電磁コイルを用いて2枚以上の扉を同時ロックすることができる。
本発明の好ましい態様によれば、前記扉スイッチは、単一の制御入力で並列接続された2個以上の電磁コイルを動作させて前記2以上の扉をロックする扉ロックコイル部を備えたことを特徴とする。
本発明の好ましい態様によれば、前記扉スイッチは、前記扉ロックコイル部の1次側若しくは2次側に、前記扉開閉検知部の出力回路の接点を備えることを特徴とする。
本発明に係る電気制御式扉ロック機構によれば、電気制御式ロック機構へ扉ロック指令入力する場合、ロック用電磁コイル回路の1次側若しくは2次側へ扉開閉検知出力回路の接点を入れることで、内部回路のみで、扉開閉条件に応じた扉ロック動作を行うことができる。
本発明の好ましい態様によれば、前記2以上の扉開閉検知部の出力回路の接点は、直列接続又は並列接続されていることを特徴とする。
本発明は、以下に列挙する効果を奏する。
(1)複数枚の扉に対して、1つの扉スイッチで各扉の開閉を検知することができ、また1つの電気制御式ロック機構で各扉をロックすることができ、部品点数の削減が行える。
(2)複数枚の扉に対して、1つの扉スイッチで各扉の開閉を検知することができ、また1つの電気制御式ロック機構で各扉をロックすることができ、扉スイッチ、若しくは電気制御式ロック機構内部で、直列接続・並列接続回路を設けることができ、外部回路が不要となり、電源供給・信号伝送用の電線が不要となる。また電線接続が各扉スイッチ、若しくは電気制御式ロック機構近辺で行わなければならなかったが、1箇所での接続が可能となる。
(3)複数枚の扉に対して、1つの扉スイッチで各扉の開閉を検知することができ、また1つの電気制御式ロック機構で各扉をロックすることができ、電気制御式ロック機構制御動作I/Oも1点で動作させることができる。また検知・動作条件に応じて、複数種類回路の扉スイッチで検知、若しくは電気制御式ロック機構を設けることで、I/Oを分割することも可能である。
図1は、本発明に係る扉の開閉検知装置を備えた研磨装置の全体構成を示す模式的斜視図である。 図2は、ハウジングの要部を示す図であり、ハウジングに設けられた扉およびその周囲を示す斜視図である。 図3(a),(b)は、従来の扉の開閉検知装置と本発明に係る扉の開閉検知装置を対比して示す模式図であり、図3(a)は従来の扉の開閉検知装置を示し、図3(b)は本発明に係る扉の開閉検知装置を示す。 図4(a),(b)は、従来の電気制御式扉ロック機構と本発明に係る電気制御式扉ロック機構を対比して示す図であり、図4(a)は従来の電気制御式扉ロック機構を示す回路図であり、図4(b)は本発明に係る電気制御式扉ロック機構を示す回路図である。 図5(a),(b)は、図4(b)の上側に示す単一コイル回路の電気制御式扉ロック機構に好適に用いられるロック機構の機械構造を示す模式図であり、図5(a)はロック機構のアンロック状態を示し、図5(b)はロック機構のロック状態を示す。 図6(a),(b),(c)は、図4(a),(b)に示す従来の電気制御式扉ロック機構と本発明に係る電気制御式扉ロック機構に動作条件を作る回路を加えた回路図であり、図6(a)は従来の電気制御式扉ロック機構を示す回路図であり、図6(b),(c)は本発明に係る電気制御式扉ロック機構を示す回路図である。 図7は、扉の開閉を検知する検知装置の従来例を示す模式的斜視図である。
以下、本発明に係る扉の開閉検知装置の実施形態を図1乃至図6を参照して説明する。図1乃至図6において、同一または相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1は、本発明に係る扉の開閉検知装置を備えた処理装置の一例として研磨装置(CMP装置)を示す模式的斜視図である。本実施形態においては、扉の開閉装置を備えた処理装置として研磨装置の場合を説明するが、本発明に係る扉の開閉検知装置は、各種機器のハウジングや仕切り壁等に設けられている扉に適用可能であり、また製造ラインへの立ち入りを制限するためのゲートなどにも適用可能である。
図1は、研磨装置の全体構成を示す模式的斜視図である。図1に示すように、研磨装置の全体は略直方体状のハウジング1によって覆われており、研磨装置の内部は外部環境とは隔離されている。研磨装置の一側端には、半導体ウエハ等の基板をストックするカセットを載置するロード/アンロード部2が設けられている。ロード/アンロード部2には、オープンカセット、SMIF(Standard Manufacturing Interface)ポッド、またはFOUP(Front Opening Unified Pod)を搭載することができる。ハウジング1の外側面には、ハウジング1内に収容された研磨部や洗浄部をメンテナンスするための複数の扉3が設置されている。
図1に示す研磨装置においては、ハウジング1内の搬送機構によりロード/アンロード部2から基板を取り出して研磨部に搬送し、研磨部において研磨液(スラリー)を研磨パッドに供給しつつ基板を研磨パッドに押圧して基板を研磨する。研磨後の基板は搬送機構により洗浄部に搬送され、洗浄部にて洗浄液により洗浄および乾燥される。洗浄後の基板は搬送機構によりロード/アンロード部2に戻される。研磨装置(CMP装置)においては、自動搬送で処理する製品(基板)の投入が行われている。
このように、研磨装置は研磨液や洗浄液等の処理液を用いて基板を処理するので、研磨装置は、内部を外部環境から仕切られた密閉空間とするためのハウジング1を備え、処理液の飛散や処理液の揮発等により生じたガスの漏洩を防止するようにしている。研磨装置内では、各種消耗品が用いられているため、定期的に交換が必要である。また、研磨装置は各種の精密な機器の集合体であるため、機器の保守点検が必要となる。そのため、研磨装置のハウジング1には、開閉可能な扉3が複数個設けられている。また、扉3は、処理する製品(基板)をマニュアルで投入する場合にも使用される。
図2は、ハウジング1の要部を示す図であり、ハウジング1に設けられた扉3およびその周囲を示す斜視図である。
図2に示すように、ハウジング1には、複数の扉3が設置されている。複数の扉3は一側端においてヒンジ4によってハウジング1に固定されており、図2に示す例においては、隣接する左右2枚の扉3,3は、それぞれ逆方向に回転して手前に開く観音開き式になっている。複数の扉3,3は、横に滑らせて開閉する引き戸であってもよい。
図3(a),(b)は、従来の扉の開閉検知装置と本発明に係る扉の開閉検知装置を対比して示す模式図であり、図3(a)は従来の扉の開閉検知装置を示し、図3(b)は本発明に係る扉の開閉検知装置を示す。
従来の扉の開閉検知装置においては、図3(a)の下側の斜視図に示すように、隣接する左右2枚の扉3,3は、それぞれ逆方向に回転して手前に開く観音開き式になっている。2枚の扉3,3に覆われている部分には、矩形状の開口部31が形成されており、開口部31の上端部には1枚の扉3に対応して1個の扉スイッチ35が設置されている。二つの扉スイッチ35,35は、電線36およびケーブル37を介して互いに接続されている。
図3(a)の上側の回路図に示すように、二つの扉スイッチ35,35は、それぞれ開閉可能な接点からなる扉開閉検知部35S,35Sを備えており、各扉3を閉じると各扉開閉検知部35Sの接点が閉じ、各扉3を開くと各扉開閉検知部35Sの接点が開くようになっている。各扉開閉検知部35は、この接点の開閉により扉3の開閉が検知できるようになっている。二つの扉開閉検知部35S,35Sは電線36およびケーブル37を介して互いに接続されている。
本発明の扉の開閉検知装置においては、図3(b)の下側の斜視図に示すように、隣接する左右2枚の扉3,3により覆われている短形状の閉口部31の上端部には、単一の扉スイッチ5が設置されている。扉スイッチ5には電線6が接続されている。
図3(b)の上側の回路図に示すように、単一の扉スイッチ5は、開閉可能な接点からなる2以上(図示例では2個)の扉開閉検知部5Sを備えており、2以上の扉開閉検知部5Sは、直列接続回路(図3(b)の左側の回路図)になっているか、若しくは並列接続回路(図3(b)の右側の回路図)になっている。各扉3を閉じると直列接続回路又は並列接続回路における各扉開閉検知部5Sの接点が閉じ、各扉3を開くと各扉開閉検知部5Sの接点が開くようになっている。扉スイッチ5は、この接点の開閉により扉3の開閉が検知できるようになっている。このように、本発明によれば、扉スイッチ5の内部に、2以上の扉開閉検知部5Sを直列接続若しくは並列接続した回路を設けることにより、一つの扉スイッチ5で2枚以上の扉の開閉検知出力を行うことができる。
図4(a),(b)は、従来の電気制御式扉ロック機構と本発明に係る電気制御式扉ロック機構を対比して示す図であり、図4(a)は従来の電気制御式扉ロック機構を示す回路図であり、図4(b)は本発明に係る電気制御式扉ロック機構を示す回路図である。
従来の電気制御式扉ロック機構においては、図4(a)に示すように、扉が2枚の場合、扉開閉検知部35Sを備えた二つの扉スイッチ35,35が設けられていることは、図3(a)に示す構成と同様である。図4(a)においては、二つの扉開閉検知部35Sは、扉開閉検知部Aおよび扉開閉検知部Bと表示して峻別しているが、同一の構成である。そして、各扉開閉検知部35Sに隣接して扉ロックコイル部35Lが設置されている。図4(a)においては、二つの扉ロックコイル部35Lは、扉ロックコイル部Aおよび扉ロックコイル部Bと表示して峻別しているが、同一の構成である。扉ロックコイル部Aおよび扉ロックコイル部Bには、個別に制御入力(入力1,入力2)を入力し、各扉ロックコイル部における電磁コイルを動作させ、2枚の扉をロックすることができる。このように、従来においては、扉が2枚の場合、電気制御式ロック機構を2つ設置する必要がある。すなわち、制御入力がロック機構の個数分必要となる。
本発明に係る電気制御式扉ロック機構においては、図4(b)に示すように、扉が2枚以上の場合、扉スイッチ5の内部に、2以上の扉開閉検知部5Sを直列接続した回路を設けることは、図3(b)に示す構成と同様である。図4(b)においては、二つの扉開閉検知部5Sは、扉開閉検知部Aおよび扉開閉検知部Bと表示して峻別しているが、同一の構成である。そして、扉開閉検知部5Sに隣接して、単一(図示例では扉ロックコイル部A/Bと表示)の扉ロックコイル部5Lを設けるか(図4(b)の上側の回路図)、若しくは2以上(図示例では扉ロックコイル部Aおよび扉ロックコイル部Bと表示された2個)の並列接続された扉ロックコイル部5Lを設けている(図4(b)の下側の回路図)。図4(b)の上側に示す単一コイル回路の場合、扉ロックコイル部A/Bに1点の制御入力(入力1)を入力し、1個の電磁コイルを動作させ、2枚の扉をロックすることができる。また、図4(b)の下側に示す並列コイル接続回路の場合、扉ロックコイル部Aおよび扉ロックコイル部Bに1点の制御入力(入力1)を入力し、2個の電磁コイルを動作させ、2枚の扉をロックすることができる。このように、本発明によれば、電気制御式ロック機構内部へ1点の制御入力で、1個の電磁コイルを動作させ、2枚以上の扉をロックすることができるか、若しくは、1点の制御入力で、並列接続された2個以上の電磁コイルを用いて2枚以上の扉を同時にロックすることができる。
図5(a),(b)は、図4(b)の上側に示す単一コイル回路の電気制御式扉ロック機構に好適に用いられるロック機構の機械構造を示す模式図であり、図5(a)はロック機構のアンロック状態を示し、図5(b)はロック機構のロック状態を示す。
図5(a),(b)において、上側の図はロック機構の部分断面平面図であり、下側の図はロック機構の部分断面側面図である。
図5(a),(b)に示すように、扉ロックコイル部における電磁コイル51には、電磁コイルシャフト52が嵌合されている。電磁コイルシャフト52には、電磁コイル51を挟むようにシャフト部より大径の2つのフランジ部52F1,52F2が形成されるとともに、シャフト部より半径方向外側に鉤状に突出した2つのロック用レバー52L1,52L2が形成されている。電磁コイル51とフランジ部52F1との間には圧縮コイルバネ53が介装されている。電磁コイル51には電磁コイル動作入力配線54が接続されている。
一方、2つの扉3(図3(b)参照)には、それぞれロックキー55A,55Bが固定されている。図3(b)において、例えば、ロックキー55Aは左側の扉3に固定されており、ロックキー55Bは右側の扉3に固定されているが、図3(b)ではロックキー55A,55Bは図示を省略している。また、図5(a),(b)では、ロックキー55A,55Bのみを示し、扉3の図示を省略している。
次に、図5(a),(b)に示すように構成されたロック機構の動作を説明する。
(1)図5(a)に示すアンロック状態
電磁コイル51がOFFのときには、圧縮コイルバネ53の付勢力により、電磁コイルシャフト52は矢印で示すように左側に押され、2つのロック用レバー52L1,52L2はそれぞれロックキー55A,55Bから離間し、ロック機構はアンロック状態となる。
(2)図5(b)に示すロック状態
電磁コイル51がONになると、電磁コイル51の吸引力により、電磁コイルシャフト52は矢印で示すように右側に押され、2つのロック用レバー52L1,52L2はそれぞれロックキー55A,55Bの孔部に嵌合される。これにより、ロック機構はロック状態となる。
図5(a),(b)に示すように、電磁コイルが1個の場合、電磁コイルシャフト等を用いた機械構造によって複数のロックを行うことができる。図示例の電磁コイルシャフト形状は、一例であり、引っかかり構造を持つものであればよい。
図6(a),(b),(c)は、図4(a),(b)に示す従来の電気制御式扉ロック機構と本発明に係る電気制御式扉ロック機構に動作条件を作る回路を加えた回路図であり、図6(a)は従来の電気制御式扉ロック機構を示す回路図であり、図6(b),(c)は本発明に係る電気制御式扉ロック機構を示す回路図である。
従来の電気制御式扉ロック機構においては、図6(a)に示すように、図4(a)に示す扉ロックコイル部Aおよび扉ロックコイル部Bの入力側の外部回路に、それぞれリレー38を設置している。このように、扉スイッチ35の外部回路としてリレー38を設置し、扉開閉条件に応じてリレー38を動作させ、扉ロックコイル部Aおよび扉ロックコイル部Bに個別に制御入力(入力1,入力2)を入力し、各扉ロックコイル部における電磁コイルを動作させ、2枚の扉をロックすることができる。
本発明に係る電気制御式扉ロック機構においては、図6(b)に示す第1の態様では、図4(b)に示す扉ロックコイル部A/Bの入力側の内部回路に、扉開閉検知部接点Aおよび扉開閉検知部接点Bを直列接続(図6(b)の左側の図)又は並列接続(図6(b)の右側の図)で設け、扉開閉条件に応じた扉ロック動作を行うように構成している。
図6(c)に示す第2の態様では、図4(b)に示す扉ロックコイル部Aおよび扉ロックコイル部Bの入力側の内部回路に、扉開閉検知部接点Aおよび扉開閉検知部接点Bを直列接続(図6(c)の左側の図)又は並列接続(図6(c)の右側の図)で設け、扉開閉条件に応じた扉ロック動作を行うように構成している。図6(b),(c)において、扉開閉検知部接点A,Bを電磁コイル2次側に設けてもよい。
図6(b),(c)に示すように、本発明に係る電気制御式扉ロック機構によれば、電気制御式ロック機構へ扉ロック指令入力する場合、ロック用電磁コイル回路の1次側若しくは2次側へ扉開閉検知出力回路の接点を入れることで、内部回路のみで、扉開閉条件に応じた扉ロック動作を行うことができる。
これまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内において、種々の異なる形態で実施されてよいことは勿論である。
1 ハウジング
2 ロード/アンロード部
3 扉
5,35 扉スイッチ
5S,35S 扉開閉検知部
6,36 電線
31 開口部
35L 扉ロックコイル部
37 ケーブル
38 リレー
51 電磁コイル
52L1,52L2 ロック用レバー
52 電磁コイルシャフト
53 圧縮コイルバネ
55A,55B ロックキー

Claims (6)

  1. 開口部に設置された2枚以上の扉の開閉を検知する扉の開閉検知装置であって、
    前記2枚以上の扉に共通の単一の扉スイッチを設け、
    前記扉スイッチは、前記2枚以上の扉の各々に対応して2以上の扉開閉検知部を備え、前記2以上の扉開閉検知部の出力回路は前記扉スイッチ内で直列接続又は並列接続されていることを特徴とする扉の開閉検知装置。
  2. 前記扉スイッチは、単一の制御入力で1個の電磁コイルを動作させて前記2以上の扉をロックする扉ロックコイル部を備えたことを特徴とする請求項1記載の扉の開閉検知装置。
  3. 前記扉ロックコイル部は、前記1個の電磁コイルと、前記電磁コイルの動作により移動する電磁コイルシャフトを備え、前記電磁コイルシャフトは、前記電磁コイルの動作により前記2枚以上の扉にそれぞれ固定されたロックキーに係合する2以上のロック用レバーを備えたことを特徴とする請求項2記載の扉の開閉検知装置。
  4. 前記扉スイッチは、単一の制御入力で並列接続された2個以上の電磁コイルを動作させて前記2以上の扉をロックする扉ロックコイル部を備えたことを特徴とする請求項1記載の扉の開閉検知装置。
  5. 前記扉スイッチは、前記扉ロックコイル部の1次側若しくは2次側に、前記扉開閉検知部の出力回路の接点を備えることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の扉の開閉検知装置。
  6. 前記2以上の扉開閉検知部の出力回路の接点は、直列接続又は並列接続されていることを特徴とする請求項5記載の扉の開閉検知装置。
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