JP2016125285A - 基礎パッキン、及び基礎パッキンの製造方法 - Google Patents

基礎パッキン、及び基礎パッキンの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】断熱材が安定的に取り付けられ、取り付け作業の煩わしさがなく(施工性が良く)、断熱材の成形が容易である、断熱性能を備えた基礎パッキン、及び基礎パッキンの製造方法を提供する。
【解決手段】建築物の基礎と土台との間に介装される基礎パッキン1であって、空洞部(切欠き部11、アンカーボルト孔14、貫通孔121、15)が形成された基礎パッキン本体10と、基礎パッキン本体10に取り付けられ、空洞部11、121、15内に発泡充填されて形成された発泡樹脂からなる断熱材20と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、建築物の基礎と土台との間に介装される基礎パッキン、及び基礎パッキンの製造方法に関し、特に基礎パッキン本体に対する断熱材の取り付けに特徴を有するものである。
従来、基礎パッキン本体に断熱材が取り付けられた構成を有することで、断熱性能を備えた基礎パッキンが知られている。特許文献1及び特許文献2では、基礎パッキン本体の側面に連続的に複数の凹部が形成されるとともに、断熱材の側面に複数の凸部が連続的に形成され、断熱材の凸部を基礎パッキン本体の凹部に嵌め入れることで、断熱材が基礎パッキンに取り付けられている。
特開2009−221813号公報 特開2010−248864号公報
しかしながら、従来の基礎パッキンのように、基礎パッキン本体の凹部に断熱材の凸部を嵌め入れることで、基礎パッキン本体に断熱材を取り付ける構成では、基礎パッキン本体の凹部に合致する形状の凸部を断熱材に形成しなくてはならず、断熱材の成形が容易ではない。また、断熱材の凸部を基礎パッキン本体の凹部に嵌め入れる作業が煩わしい。そして、出荷途中に、基礎パッキン本体と断熱材との嵌合が外れて、断熱材が脱落する恐れがある。
そこで、本発明の目的は、断熱材が安定的に取り付けられ、この取り付け作業の煩わしさがなく(施工性が良く)、断熱材の成形が容易である、断熱性能を備えた基礎パッキン、及び基礎パッキンの製造方法を提供することである。
(1)上記課題を解決するために、第1の本発明は、建築物の基礎と土台との間に介装される基礎パッキンであって、空洞部が形成された基礎パッキン本体と、前記基礎パッキン本体に取り付けられ、前記空洞部内に発泡充填されて形成された発泡樹脂からなる断熱材と、を備えることを特徴とする。
本発明において、断熱材は、空洞部の一部または全部を埋めるように形成されていればよく、空洞部から基礎パッキン本体外に突出するように形成してもよい。
上記構成によれば、断熱材が基礎パッキン本体の空洞部内に発泡充填されて形成された発泡樹脂であるため、断熱材が基礎パッキン本体の空洞部内に入り込んでいるので、基礎パッキン本体から断熱材が取れ難く、安定的に断熱材が基礎パッキン本体に取り付けられる。また、断熱材の成形と同時に、基礎パッキン本体に断熱材が取り付けられるため、取付け作業の煩わしさがない。また、断熱材に対して取付け構造を形成するよう必要がないため、断熱材の成形が容易になる。さらに、断熱材が基礎パッキン本体の空洞部を埋設しているので、基礎パッキンの上下方向の強度を向上でき、空洞率のより高い基礎パッキン本体を用いることができるので、基礎パッキンの軽量化、材料コストの軽減を図ることができる。
また、断熱材を、基礎パッキン本体の空洞部を形成する、例えば、縦柱、縦壁、横桟などの基礎パッキン本体の構成部位を取り囲むように形成するのが、基礎パッキン本体に断熱材をより強固に取り付けるうえで、より好ましい。さらに、断熱材は、基礎パッキン本体の全長(長手方向全体)にわたって連続する部分を有するよう形成するのが、断熱性をより向上させうえで、より好ましい。
(2)上記空洞部は、前記基礎パッキン本体に形成された切欠き、孔、空隙部のうちの少なくとも何れか一つであってもよい。
上記構成によって、空洞部が、基礎パッキン本体に形成された切欠き、孔、空隙部であるため、切欠き、孔、空隙部に発泡樹脂が入り込み、基礎パッキン本体から断熱材が一層外れ難くなる。
(3)上記断熱材は、前記基礎パッキン本体の上面から突出する上側突出部、及び/又は、前記基礎パッキン本体の下面から突出する下側突出部を有してもよい。
上記構成によって、基礎パッキンを建物の基礎と土台との間に介装させた場合に、上側突出部が土台に密着され、及び/又は下側突出部が布基礎に密着されて、基礎と土台との間に隙間を空けないように基礎パッキンを設置することができる。これによって、気密テープを基礎パッキン本体の上面や下面に貼らなくても基礎と土台との間の気密性を高めることができる。
(4)上記断熱材は、前記基礎パッキン本体の一端部又は両端部から突出する端側突出部を有してもよい。
上記構成によって、基礎パッキンの端部を、他の基礎パッキンの端部に連結して使用する場合に、基礎パッキンの端部に気密テープを貼らなくても、2つの基礎パッキン間に隙間が空かないように、2つの基礎パッキンを連結することができ、これによって、床下の気密性を高めることができる。また、例えば、布基礎のコーナー箇所では、基礎パッキンの端部を、他の基礎パッキンの側面に当接させることになるが、この場合にも、基礎パッキンの端部と、他の基礎パッキンの側面との間の気密性を確保するように、布基礎上に基礎パッキンを設置することができ、これによって、床下の気密性を高めることができる。さらに、端側突出部に凹凸部等の接続部(連結部)を設け、隣り合う基礎パッキンと連結して用いるようにすれば、より一層の気密性が期待でき、断熱効果を向上させることができる。
(5)上記断熱材は、前記基礎パッキン本体の一側面から突出して設けられていてもよい。
床下空間に現れる側の基礎パッキンの側面は、結露が発生し易いが、上記構成によって、基礎パッキンの一側面側に断熱材があるため、基礎パッキンのこの側面の温度が低下して結露が発生することを効果的に防止することができる。
(6)上記基礎パッキン本体は、アンカーボルトを通すためのアンカーボルト孔を前記空洞部として有し、上記断熱材は、前記アンカーボルト孔に発泡充填されて形成されていてもよい。
アンカーボルトは一般的に金属であるため、熱伝導率が高く、結露が着き易いが、上記構成によれば、アンカーボルト孔に断熱材が形成されているため、アンカーボルト周囲に断熱材を配置することができ、アンカーボルトに結露が着くことを効果的に防止することができる。また、基礎パッキンを途中位置で切断して、この切断部を他の基礎パッキンの切断部と連結する場合に、一方の切断部の断熱材を凸状に、他方の切断部の断熱材を凹状に切断して、凸部を凹部に嵌め入れることで、2つの基礎パッキンの切断部同士の連結を強固にすることができる。
(7)上記課題を解決するために、第2の本発明は、建築物の基礎と土台との間に介装される基礎パッキンの製造方法であって、空洞部が形成された基礎パッキン本体を注型用の型内に設置する第1工程と、前記第1工程の後に、前記型内に、発泡性樹脂材料を注入して、前記空洞部内に発泡充填させて発泡樹脂を発泡形成することで、前記基礎パッキン本体に取り付けられた断熱材を形成する第2工程と、を含む。
上記構成によれば、型内に発泡樹脂材料を注入して空洞内に発泡充填させて発泡樹脂を発泡形成するだけで、断熱材の成形と、基礎パッキン本体への取り付けを同時に行うことができ、断熱材の基礎パッキン本体への取り付け作業の煩わしさを施工者又は製造者に与えずにすみ、また、基礎パッキン本体への取付け構造を形成しないでよいため、断熱材の成形が容易になる。更に、基礎パッキン本体に対して、断熱材を取れ難く安定的に取り付けることが出来る。
また、上記構成によれば、断熱材を、基礎パッキン本体の空洞部を形成する、例えば、縦柱、縦壁、横桟などの基礎パッキン本体の構成部位を取り囲むように形成することができ、基礎パッキン本体に強固に断熱材を取り付けることができる。
上記構成によれば、断熱材が安定的に取り付けられ、この取り付け作業の煩わしさがなく(施工性が良く)、断熱材の成形が容易である、断熱性能を備えた基礎パッキン、及び基礎パッキンの製造方法を提供することができる。
本実施形態に係る基礎パッキンの平面図である。 図1で示す基礎パッキン本体の平面図である。 図1で示す基礎パッキンの一端部を示す図である。 図1で示す基礎パッキンの他端部を示す図である。 図1で示す基礎パッキンの端部を他の基礎パッキンの端部と連結した状態を示す図である。 図1で示す基礎パッキンの切断部と、他の基礎パッキンの切断部とを連結した状態を示す図である。 基礎パッキンの製造方法を示す図であり、(a)は第1工程、(b)は第2工程を示す図である。 基礎パッキンが建築物の基礎と土台との間に介装された状態を示す図である。 本実施形態の変形例に係る基礎パッキンの一端部を示す図である。 本実施形態の他の変形例に係る基礎パッキンの一端部を示す図である。 本実施形態の他の変形例に係る基礎パッキンの両端部を示す図である。
以下、本発明の好適な一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
(基礎パッキンの構成)
図1から図6を用いて、本実施形態にかかる基礎パッキンの構成を説明する。図1は、本実施形態に係る基礎パッキンの平面図である。図2は、図1で示す基礎パッキン本体の平面図である。図3は、図1で示す基礎パッキンの一端部を示す図である。図4は、図1で示す基礎パッキンの他端部を示す図である。図5は、図1で示す基礎パッキンの端部を他の基礎パッキンの端部と連結した状態を示す図である。図6は、図1で示す基礎パッキンの切断部と、他の基礎パッキンの切断部とを連結した状態を示す図である。
(基礎パッキンの構成:全体構成)
本実施形態にかかる基礎パッキンの全体構成を説明する。本実施形態に係る基礎パッキン1は、図8で示すように、建築物の基礎(例えば、布基礎)と土台との間に介装されるものである。基礎パッキン1は、切欠き部11(空洞部の一例)が形成された基礎パッキン本体10と、基礎パッキン本体10に取り付けられ、切欠き部11内に発泡充填されて形成された発泡樹脂からなる断熱材20と、を備える。この様に、断熱材20が基礎パッキン本体10の切欠き部11内に発泡充填されて形成された発泡樹脂であるため、断熱材20が基礎パッキン本体10の切欠き部11内に入り込み、これによって、断熱材20が基礎パッキン本体10に取れ難く安定的に取り付けられる。また、断熱材20の成形と同時に、基礎パッキン本体10に断熱材20が取り付けられるため、取付け作業の煩わしさがない。また、断熱材20に対して取付け構造を形成するよう必要がないため、断熱材20の成形が容易になる。
(基礎パッキンの構成:基礎パッキン本体)
以下に、基礎パッキン本体10の構成を説明する。基礎パッキン本体10は、長尺の直方体状の部材において、前側(図1及び図2の下側)に切欠き部11が形成された形状を有する。切欠き部11は、基礎パッキン本体10の前面及び上面を含む部分を直方体状に切り欠いて形成される。なお、この切欠き部11を、上部の切欠き部11と記載する。更に、切欠き部11は、基礎パッキン本体10の前面及び下面を含む部分を直方体状に切り欠いて形成されている。なお、この切欠き部11を、下部の切欠き部11と記載する。また、上部の切欠き部11及び下部の切欠き部11を構成する基礎パッキン本体10の面のうち、高さ方向に延びる面を、「前側面」と記載する。上部の切欠き部11と下部の切欠き部11によって、基礎パッキン本体10の前側面から、その高さ方向の中央部分において水平にかつ前方に延びる板状突部12が形成されている。なお、図2で示すように、基礎パッキン本体10の前側の両端部にも切欠き13が形成されており、これによって、板状突部12の長手方向(図1及び図2の左右方向)の寸法が、基礎パッキン本体10の切欠き部11が形成されていない部位の長手方向の寸法よりも短くなっている。
板状突部12には、上下方向に貫通する複数の貫通孔121(本発明の「空洞部」に相当)が、所定間隔を空けて長手方向に並ぶように形成されている。なお、本実施形態では、複数の貫通孔121は、等間隔に並ぶように形成されている。複数の貫通孔121は、平面視で四角形状であり、板状突部12の後側(図1及び図2における上側)に形成されている。なお、本実施形態では、複数の貫通孔121が形成されているが、必ずしも形成されていなくてもよい。
基礎パッキン本体10には、その短手方向の中央において、長手方向に並ぶように、アンカーボルトを通すための複数(例えば4個)のアンカーボルト孔14(本発明の空洞部に相当)が形成されている。なお、本実施形態では、複数のアンカーボルト孔14が形成されているが、単一のアンカーボルト孔14が形成されていてもよい。アンカーボルト孔14は、貫通孔であり、図8で示すように、布基礎に立設されたアンカーボルトが挿通され、基礎パッキン1は土台とともに布基礎上に固定される。
基礎パッキン本体10の前側面には、前後方向(図1及び図2の上下方向)に延びてアンカーボルト孔14まで貫通する貫通孔15(本発明の空洞部に相当)が左右方向に並ぶように複数形成されている。なお、この貫通孔15は、板状突部12の貫通孔121に対応する位置に形成されているが、この限りではない。貫通孔15の形成によって、基礎パッキン本体10における貫通孔15の上下に、横桟151が形成されるとともに、隣り合う貫通孔15の間に、それぞれ縦壁152が形成される。
また、基礎パッキン本体10の後側面における、上記前側面に形成された複数の貫通孔15に対向する位置に、前後方向に延びてアンカーボルト孔14まで貫通する複数の貫通孔15が形成されている。なお、本実施形態では、基礎パッキン本体10の後側には、断熱材20を取り付けないので、基礎パッキン本体10の後側に、必ずしも貫通孔15を形成する必要はない。もっとも、基礎パッキン本体10の後側にも、断熱材20を取り付けてもよい。
基礎パッキン本体10の両端には、他の基礎パッキン本体10と連結するための連結部16が形成されている。右端の連結部16(161)は、上下方向(図1及び図2の紙面に直交する方向)に延びる凹部であり、左端の連結部16(162)は、上下方向に延びる凸部である。図5で示すように、基礎パッキン本体10の右端の連結部161が、他の基礎パッキン本体10の左端の連結部162と嵌り合うことで、基礎パッキン本体10の右端に他の基礎パッキン本体10を連結することができる。また、基礎パッキン本体10の左端の連結部162が、他の基礎パッキン本体10の右端の連結部161と嵌り合うことで、基礎パッキン本体10の左端に他の基礎パッキン本体を連結することができる。
(基礎パッキンの構成:断熱材)
断熱材20は、基礎パッキン本体10の一側面側(前側面側)に、基礎パッキン本体10の前側面から突出するように形成されている。この断熱材20における基礎パッキン本体10の前側面から突出する部位(突出部位20B)は、左右方向に延びる長尺の直方体形状を有する。基礎パッキン1の前側面側は床下空間に現れ、結露が発生し易いが、上記構成によって、基礎パッキン1の前側面側に断熱材20があるため、基礎パッキン1の前側面側の温度が低下して結露が発生することを効果的に防止することができる。断熱材20は、基礎パッキン本体10の前側面に接触するように、かつ、長手方向にわたって右端及び左端まで取り付けられている。この様に、基礎パッキン本体10の前側面において長手方向にわたって形成されているため、基礎パッキン本体10の前側面側全域の断熱性を向上させることができる。また、断熱材20が基礎パッキン本体10の右端及び左端まで取り付けられているため、図5で示すように、基礎パッキン本体10に他の基礎パッキン本体10を連結した場合に、連結部位にも隙間なく断熱材20を設けることができる。
断熱材20は、基礎パッキン本体10における、上部の切欠き部11、下部の切欠き部11、両端の切欠き部13内に発泡充填されることで、断熱材20が基礎パッキン本体10に取り付けられている。これによって、断熱材20は、板状突部12を上下、左右、及び前方から囲むように取り付けられることになり、基礎パッキン本体10に対して外れ難く取り付けられる。
また、断熱材20は、板状突部12に形成された貫通孔121内にも形成されている。これによって、断熱材20における上部の切欠き部11に充填された部分と、下部の切欠き部11に充填された部分とが貫通孔121を介して一体的に成形されており、断熱材20が基礎パッキン本体10から一層外れ難くなっている。更に、断熱材20は、基礎パッキン本体10における前側面に形成された貫通孔15にも発泡充填されており、これによって、更に、基礎パッキン本体10から外れ難くなっている。すなわち、複数の貫通孔15の間の縦壁152を横方向から挟むように断熱材20が設けられることになるため、断熱材20が基礎パッキン本体10から外れ難くなる。
また、断熱材20は、基礎パッキン本体10における前側面に形成された貫通孔15だけでなく、アンカーボルト孔14にも発泡充填されており、これによって、断熱材20におけるアンカーボルト孔14の内部の部位(内部部位20A)と突出部位20Bとが、貫通孔15を介して、一体成形されている。このため、断熱材20は、より一層強固に基礎パッキン本体10に取り付けられることが可能になっている。すなわち、基礎パッキン本体10の横桟151、縦壁152を、内部部位20Aと突出部位20Bとで横方向から挟むことで、断熱材20が基礎パッキン本体10から外れ難くなる。また、アンカーボルトは一般的に金属であるため、熱伝導率が高く、結露が着き易いが、上記構成によれば、アンカーボルト孔14に断熱材20が形成されているため、アンカーボルト周囲に断熱材20を配置して、アンカーボルトに結露が着くことを効果的に防止することができる。なお、アンカーボルト孔14内に形成された断熱材20(20A)は発泡樹脂からなるので、アンカーボルトを挿通させるための孔を、必要な位置に必要な開口で、適当な工具等を用いて容易に開けることができる。
また、アンカーボルト孔14に断熱材20が形成されているため、布基礎の寸法に合わせるために、基礎パッキン1を途中位置で切断して、この切断部を他の基礎パッキン1の切断部と連結する場合に、図6で示すように、一方の切断部の断熱材20を凸状に切断し(例えば、図1の一点鎖線で示す切断位置で切断し)、他方の切断部の断熱材20を凹状に切断して、凸部を凹部に嵌め入れることで、2つの基礎パッキン1の切断部同士の連結を強固にすることができる。さらに、基礎パッキン1の側面に他の基礎パッキン1をT字状、L字状など屈曲させて連結する場合であっても、連結部の断熱材20の形状を適宜加工することで、隙間なく基礎パッキン1を布基礎上に敷き詰めることができる。
なお、断熱材20は、基礎パッキン本体10の後側面に形成された貫通孔15まで充填されていてもよい。
断熱材20では、突出部位20Bと内部部位20Aとは、それぞれ、基礎パッキン本体10の上面、及び下面から突出するように形成されており、これによって、断熱材20は、基礎パッキン本体10の上面から突出する上側突出部201、及び、基礎パッキン本体10の下面から突出する下側突出部202を有している。これらの上側突出部201や下側突出部202によって、基礎パッキン1を建物の基礎(布基礎)と土台との間に介装させた場合に、図8で示すように、上側突出部201が土台に密着され、かつ、下側突出部202が布基礎に密着されて、気密テープを基礎パッキン本体の上面や下面に貼らなくても、基礎と土台との間の気密性を確保することができる。これらの上側突出部201や下側突出部202によって、基礎パッキン1は、例えば、玄関周り、浴室周り等に配置される、気密型のものとなる。なお、突出部位20Bと内部部位20Aとのうち、何れか一方側にのみ、上側突出部201及び下側突出部202が形成されてもよい。また、上側突出部201及び下側突出部202のうち何れか一方のみが形成されていてもよい。この場合には、基礎パッキン本体10における突出部201、202が形成されていない側の面に、発泡ゴム等からなる気密テープ等を貼ればよい。
なお、突出部位20Bの上側突出部201は、基礎パッキン本体10の上面の前部に被さるように形成され、突出部位20Bの下側突出部202は、基礎パッキン本体10の下面の前部に被さるように形成されている。これによって、突出部位20Bの上側突出部201と、突出部位20Bの下側突出部202とで、基礎パッキン本体10を上下方向から挟むことができ、断熱材20を基礎パッキン本体10から一層外れに難くすることができる。
(基礎パッキンの材料)
基礎パッキン本体10の材料は、特に限定されるものではなく、例えば、樹脂材料、金属材料等を挙げることができる。樹脂材料としては、特に限定されるものではないが、従来より基礎パッキンに用いられている公知の材料、例えばポリオレフィン樹脂等を用いることができる。この他、ポリプロピレン、ポリエチレン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)、ポリ塩化ビニル、ナイロン等を挙げることができる。また、樹脂材料として、例えば、天然ゴム(NR)、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)等のゴム材料を挙げることができる。これらの材料は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよく、必要に応じて、例えば、炭酸カルシウム等の添加剤を加えてもよい。金属材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、ステンレス、鋳鉄等を挙げることができる。セラミックを用いることとしてもよい。
また、断熱材20は、公知の発泡樹脂を広く使用することができる。例えば、発泡ポリウレタン、発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリフェノール、発泡ゴム等を断熱材20の材料として使用することができる。なお、これらの材料は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。発泡樹脂内に、繊維系断熱材を混入させてもよい。繊維系断熱材としては、例えば、グラスウール、ロックウール、セルロースファイバー、ウール等を使用することができる。これらの材料は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。また、例えば芯層に硬質系の発泡樹脂を用い、その表層に軟質系の発泡樹脂を用いる等、2種以上を多層に形成してもよい。
なお、本実施形態では、基礎パッキン本体10には、その前側面及び後側面に貫通孔15が形成されており、基礎パッキン本体10自体は、換気型である。このため、通気性を確保するに足る材料で断熱材10を成形することで、基礎パッキン1を通気性(除湿性)の断熱基礎パッキンとすることができる。例えば、発泡ポリプロピレン、軟質ポリウレタン等の軟質系の発泡樹脂で断熱材20を形成したり、繊維系断熱材を芯材とし、これを発泡樹脂で覆うように形成し、必要に応じて端部を切断して、芯材(繊維系断熱材)を露出させて断熱材20を成形することで、基礎パッキン1を断熱除湿型の基礎パッキンとすることができる。
(基礎パッキンの製造方法)
以下に、図7を用いて、基礎パッキン1の製造方法の一例を説明する。図7は、基礎パッキン1の製造方法を示す図であり、(a)は第1工程、(b)は第2工程を示す図である。なお、図7では、図3におけるA−A矢視断面で、基礎パッキン1の製造方法を説明している。まずは、射出成形等によって、基礎パッキン本体10を製造する、この後、断熱材20を製造する。以下に、断熱材20の製造方法を説明する。基礎パッキン1の製造方法における第1工程では、図7(a)で示すような、注型用の金型A、金型Bを用意する。金型A、金型Bには、それぞれ注型用孔が形成されている。金型Aの注型用孔と金型Bの注型用孔とを合わせて形成した空間O内に、基礎パッキン本体10を設置する。この様に基礎パッキン本体10を設置することが、本発明の「空洞部が形成された基礎パッキン本体を注型用の型内に設置する」に相当する。なお、本実施形態において空洞部とは、上述したように、上部の切欠き部11、下部の切欠き部11、切欠き部13、貫通孔121、基礎パッキン本体10の前側面に形成された貫通孔15、アンカーボルト孔14である。
その後、基礎パッキン1の製造方法における第2工程では、金型A及び金型Bを合わせて形成した空間O内に、発泡性樹脂材料を注入して、空洞部(上部の切欠き部11、下部の切欠き部11、切欠き部13、貫通孔121、基礎パッキン本体10の前側面に形成された貫通孔15、アンカーボルト孔14)内に発泡充填させて発泡樹脂を発泡形成する。これによって、基礎パッキン本体10に取り付けられた状態の断熱材20が形成される。なお、本実施形態では、部の切欠き部11、下部の切欠き部11、切欠き部13、貫通孔121、基礎パッキン本体10の前側面に形成された貫通孔15、及びアンカーボルト孔14が連通されている。このため、これらの空洞部11、13、121、15、14のうちの何れか1箇所に発泡性樹脂材料を注入することで、他の箇所にも発泡樹脂を充填させることができる。これによって、各空洞部11、13、121、15、14内に容易に発泡樹脂を充填させることができる。
上記構成によれば、型内に発泡樹脂材料を注入して空洞部(上部の切欠き部11、下部の切欠き部11、切欠き部13、貫通孔121、基礎パッキン本体10の前側面に形成された貫通孔15、アンカーボルト孔14)内に発泡充填させて発泡樹脂を発泡形成するだけで、断熱材20の成形と、基礎パッキン本体10への取り付けを同時に行うことができる。このため、断熱材20の基礎パッキン本体10への取り付け作業の煩わしさを施行者又は製造者に与えずにすみ、また、基礎パッキン本体10への取付け構造を形成しないでよいため、断熱材20の成形が容易になる。更に、基礎パッキン本体10に対して、断熱材20を取れ難く取り付けることが出来る。
なお、上記基礎パッキン1の製造方法は、注型発泡成形法のモールディング発泡で製造する方法(型内で反応・発泡させる方法)であるが、この方法に限定されず、例えば、公知の注入発泡やスプレー発泡によって、基礎パッキン1を製造してもよい。
(基礎パッキンの設置)
以下に、図8を用いて、基礎パッキンを建物の基礎(布基礎等)と土台との間に設置する方法の一例を説明する。
まず、ベタ基礎上に立設された布基礎の上面にわたって、基礎パッキン1を隙間なく敷き詰める。ここで、図5で示すように、複数の基礎パッキン1を組み合わせたり、適宜切断(長手方向に直交する方向に切断)したり、図6で示すように切断部位を組み合わせたりして、布基礎の上面の寸法に合致するように寸法調整を行う。なお、断熱材20側が床下空間に向くように、基礎パッキン1が敷き詰められる。基礎パッキン1が敷き詰められた状態で、基礎パッキン1の上面に土台を配置し、土台の上方から、土台、基礎パッキン1のアンカーボルト孔14、及び布基礎を貫通するように、アンカーボルトを挿入する。これによって、基礎パッキン1が建物の布基礎と土台との間に強固に固定される。
(変形例)
以下に本実施形態の変形例について説明する。
(1)本実施形態では、基礎パッキン本体10の前側面及び後側面に貫通孔15が形成され、かつ、切欠き部11が形成されているが、貫通孔15や切欠き部11とは別の空洞部が形成されていてもよい。基礎パッキン本体10は、その前側面、又は上面若しくは下面に開口する空洞部が形成されていれば、如何なる形状であってもよい。なお、空洞部とは、中に何も満たすものがなく、空の部分のことであり、孔、切欠き、空隙を含む広い概念である。なお、孔とは、窪んだ箇所のことであり、切欠き孔及びその他の孔を含む概念である。また、切欠きとは、材料の一部を切り取ってできた孔(切欠き孔)、溝、段付きなどの部分である。また、空隙とは、物と物との間の隙間のことである。
(a)例えば、基礎パッキン本体10には、貫通孔15に代えて、その前側面、又は上面若しくは下面に開口する有底孔が形成されていてもよい。
(b)また、図9で示す、本実施形態の変形例に係る基礎パッキン1Aの様に、基礎パッキン本体10Aにおける底面に、基礎パッキン本体10Aの前側面から奥方向に切欠かれた切欠き部15Aが、長手方向に並ぶように複数形成されてもよい。これによって、基礎パッキン本体10Aの底部において、複数のゲタ歯(縦壁)100が長手方向に並ぶように連続的に形成されることになる。基礎パッキン1Aでは、切欠き部15Aは、基礎パッキン本体10Aの前側面からアンカーボルト孔14に到るまで形成されている。そして、断熱材20は、切欠き部15Aに充填されることで、各ゲタ100を横方向において囲む(挟み込む)ようになっており、これによって、基礎パッキン本体10Aから断熱材20が外れ難くなっている。変形例では、ゲタ歯100が断熱材20によって横方向から囲まれ、本実施形態では、横桟151、縦壁152が横方向から断熱材20によって横方向から囲まれて、断熱材20が基礎パッキン本体10から脱落し難くなっている。この様に、基礎パッキン本体10の形成された障壁部(ゲタ歯100、横桟151、縦壁152を含む)を横方向から断熱材20で囲むことで、基礎パッキン本体10から断熱材20が脱落し難く形成されることが好ましい。
なお、切欠き部15Aは、基礎パッキン本体10Aの後側面にも形成されているが形成されていなくてもよい。更に、切欠き部15Aは、アンカーボルト孔14まで至らなくてもよい。なお、基礎パッキン本体10Aには、図9で示すように、その前側の上部の切欠き11と、その前側の下部の切欠き11が形成されていなくてもよいが、形成されていてもよい。
(c)更に、図10で示すように、基礎パッキン本体10には、貫通孔15も、切欠き部15Aも形成されなくてもよく、切欠き部11のみが形成され、この切欠き部11に断熱材20が充填されてもよい。
(d)また、基礎パッキン本体10が複数パーツで形成されており、複数パーツのうちの少なくとも何れか2個のパーツの間の空隙部(本発明の空洞部の一例)に断熱材20が充填され、これによって、断熱材20が基礎パッキン本体10に取り付けられてもよい。
(e)基礎パッキン本体10として、側面から突出している板状突部12を設けていない、側面に凹部や通気孔が設けられた、例えば既存の或いは従来の換気タイプ又は非換気タイプの基礎パッキン(土台パッキン)を用いることができる。
(2)本実施形態では、基礎パッキン本体10のアンカーボルト孔14には、断熱材20が充填されているが、アンカーボルト孔14には断熱材20を取り付けなくてもよい。また、本実施形態では、断熱材20は、基礎パッキン本体10の一側面側に設けられているが、アンカーボルト孔14だけに設けられ、基礎パッキン本体10の一側面側には設けなくてもよい。
(3)本実施形態では、断熱材20において、突出部位20Bと内部部位20Aとが、基礎パッキン本体10の上面及び下面から突出して形成されているが、断熱材20の上面及び底面が基礎パッキン本体10の上面及び下面と面一に形成されていてもよい。この場合には、基礎パッキン本体10の上面及び/又は下面に、断熱材20とは別に、発泡樹脂製の突部(例えばライン状の突部)を形成してもよい。この場合、基礎パッキン本体10の上面及び/又は下面に溝を設け、突部の下部が溝に入り込むようにして突部を形成するようにするのが好ましい。この構成によれば、モールディング法を採用して断熱材20を製造する際に、基礎パッキン本体10の上面及び/又は下面に、突部を同時に形成することができる。
(4)本実施形態では、基礎パッキン本体10の両端部には、断熱材20が取り付けられていないが、図11で示すように、断熱材20は、基礎パッキン本体10の両端部から突出する端側突出部20Cを有してもよい。図11は、本実施形態の他の変形例に係る基礎パッキン1Cの両端部を示す図である。基礎パッキン1Cにおいて、基礎パッキン本体10Cの両端部には、直方体状に切り欠かれた切欠き部17(本発明の空洞部に相当)が形成されている。そして、断熱材20が、基礎パッキン本体10Cの切欠き部17に充填されて、この切欠き部17内に設けられるとともに、基礎パッキン本体10Cの両端面から延びるように、基礎パッキン本体10Cの両端にも断熱材20が設けられている。なお、断熱材20において、この両端に設けられた部分を、端側突出部20Cと記載する。図11では、基礎パッキン1Cの一端部と他の基礎パッキン1Cの一端部とが示されているが、基礎パッキン1Cにおける右端部は、図11の左側の基礎パッキン1Cの一端部のように凸部200Aが形成され、基礎パッキン1Cにおける左端部は、図11の右側の基礎パッキン1Cの一端部のように凹部200Bが形成されている。この凸部200Aと凹部200Bとが嵌り合うことで、2つの基礎パッキン1Cを連結することができる。
上記構成によって、基礎パッキン1Cの端部を、他の基礎パッキン1Cの端部に連結して使用する場合に、基礎パッキン1Cの端部に気密テープを貼らなくても、2つの基礎パッキン1C間に隙間が空かないように、2つの基礎パッキン1Cを連結することができ、これによって、床下の気密性を高めることができる。また、布基礎のコーナー箇所では、基礎パッキン1Cの端部を、他の基礎パッキン1Cの側面に当接させることになるが、この場合にも、基礎パッキン1Cの端部と、他の基礎パッキン1Cの側面との間に隙間が空かないように、布基礎上に基礎パッキンを設置することができ、これによって、床下の気密性を高めることができる。
なお、図11で示す変形例では、断熱材11は、基礎パッキン本体10の両端部から突出するように端側突出部20Cを備えるが、一端部にだけ端側突出部20Cを備え、他端部には備えない構成であってもよい。この場合には、一端部の端側突出部20Cに、他端部の切欠き部17と同寸法(幅寸法、奥行き寸法)の凸部200Aを形成し、この凸部200Aを、他の基礎パッキン1Cにおける他端部の切欠き部17に挿入することで、2つの基礎パッキン1Cを連結させてもよい。
1、1A、1B、1C 基礎パッキン
10、10A、10B、10C 基礎パッキン本体
11 切欠き部(本発明の空洞部)
121 貫通孔(本発明の空洞部)
13 貫通孔(本発明の空洞部)
14 アンカーボルト孔(本発明の空洞部)
15 貫通孔(本発明の空洞部)
15A 切欠き部(本発明の空洞部)
17 切欠き部(本発明の空洞部)
100 ゲタ
20 断熱材
20A 内部部位
20B 突出部位
20C 端側突出部
201 上側突出部
202 下側突出部

Claims (7)

  1. 建築物の基礎と土台との間に介装される基礎パッキンであって、
    空洞部が形成された基礎パッキン本体と、
    前記基礎パッキン本体に取り付けられ、前記空洞部内に発泡充填されて形成された発泡樹脂からなる断熱材と、
    を備えることを特徴とする基礎パッキン。
  2. 前記空洞部は、前記基礎パッキン本体に形成された切欠き、孔、空隙部のうちの少なくとも何れか一つであることを特徴とする請求項1に記載の基礎パッキン。
  3. 前記断熱材は、前記基礎パッキン本体の上面から突出する上側突出部、及び/又は、前記基礎パッキン本体の下面から突出する下側突出部を有する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の基礎パッキン。
  4. 前記断熱材は、前記基礎パッキン本体の一端部又は両端部から突出する端側突出部を有する、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の基礎パッキン。
  5. 前記断熱材は、前記基礎パッキン本体の一側面から突出して設けられている、
    ことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の基礎パッキン。
  6. 前記基礎パッキン本体は、アンカーボルトを通すためのアンカーボルト孔を前記空洞部として有し、
    前記断熱材は、前記アンカーボルト孔に発泡充填されて形成されている、
    ことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の基礎パッキン。
  7. 建築物の基礎と土台との間に介装される基礎パッキンの製造方法であって、
    空洞部が形成された基礎パッキン本体を注型用の型内に設置する第1工程と、
    前記第1工程の後に、前記型内に、発泡性樹脂材料を注入して、前記空洞部内に発泡充填させて発泡樹脂を発泡形成することで、前記基礎パッキン本体に取り付けられた断熱材を形成する第2工程と、を含む
    ことを特徴とする基礎パッキンの製造方法。
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