JP2009221813A - 基礎パッキン、及び、床下点検口 - Google Patents
基礎パッキン、及び、床下点検口 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 布基礎の上面とその上に配置される土台との間に介装される基礎パッキンであって、通気孔が設けられた基礎パッキン本体、及び、通気孔を塞ぐ通気性を有する断熱材を備えたことを特徴とする基礎パッキン。
【選択図】 図1
Description
(1) 布基礎の上面とその上に配置される土台との間に介装される基礎パッキンであって、
通気孔が設けられた基礎パッキン本体、及び、前記通気孔を塞ぐ通気性を有する断熱材を備えたことを特徴とする基礎パッキン。
(1)の発明によれば、基礎パッキン本体には、通気孔が設けられており、この通気孔には、通気性を有する断熱材がこの通気孔を塞ぐように設けられている。従って、通気孔を塞いでいる断熱材は、通気性を有するため、この通気孔を介して、湿度を外部に排出することができる。また、通気孔を塞いでいるのは、断熱材であるため、通気孔から、熱(例えば、温められた空気の熱)が外部に排出されることを著しく防止し、断熱性を向上させることができる。このように、(1)の発明によれば、建築物の下方の空間の湿度を取り除くとともに、断熱性を向上させることが可能となる。
(2) 上記(1)の基礎パッキンであって、
浴室を設けるための区画を囲う布基礎上に設けられる。
(3) 換気孔が設けられた換気口本体、及び、前記換気孔を塞ぐ通気性を有する断熱材を備えたことを特徴とする床下換気口。
(4) 上記(3)の床下換気口であって、
浴室を設けるための区画を囲う布基礎に設けられる。
勿論、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の構成を充足する範囲内で、適宜設計変更を行うことが可能である。
図1は、第1実施形態に係る基礎パッキンを模式的に示す斜視図である。図2は、図1に示した基礎パッキン本体を示す斜視図である。なお、基礎パッキンは、布基礎と土台との間に介装される部材である。
図1に示すように、第1実施形態に係る基礎パッキン40は、基礎パッキン本体41と断熱材50とから構成されている。
図2に示すように、基礎パッキン本体41は、所定の厚さを有する略矩形の板形状をしており、短手方向に抜ける複数の通気孔42が長手方向に連続して形成されている。通気孔42は、断面形状が矩形であり、上下いずれかの壁面に開放部43が形成されている。すなわち、通気孔42は、左右の側壁44と、上下いずれか一方の壁45とで形成された3方囲繞形態を有しており、開放された残りの一方により通気が可能である。これにより、通気面積を増加させて換気性能を高めることができ、かつ、上下に接する布基礎や土台の接触面を乾燥させることができる。またこの開放部43は、パッキンの長手方向及び短手方向に沿って、上下交互に形成されている。これにより、開放部43の形成に伴うパッキンの撓み強度の低下を抑制できる。
なお、断熱材50は、通気性を有するものであり、基礎パッキン本体41に設けられている矩形孔47に略隙間なく嵌合させるものである。
断熱材50は、所定の厚さを有する略矩形の板形状をした断熱材本体51と、断熱材本体51に所定の間隔ごとに設けられた凸部52とから構成されている。
基礎パッキン本体41に断熱材50を嵌合させるとき、断熱材50の凸部52は、基礎パッキン本体41の上側の壁が形成されていない通気孔42をふさぐように配置される。一方、凸部52同士の間に形成された凹部53は、下側の壁が形成されていない通気孔42をふさぐように配置される。基礎パッキン40では、通気孔53が設けられているため、この通気孔から湿度を外部に逃がすことができる。また、通気孔53が断熱材50で塞がれており、熱が通気孔53から逃げることを極力防止することができるため、断熱性を向上させることができる。
図3は、第2実施形態に係る断熱材を模式的に示す斜視図である。
図4は、図3に示した断熱材の正面図である。
図3、図4に示すように、第2実施形態に係る断熱材60は、所定の厚さを有する略矩形板状の基体61と、基体61から所定の間隔で短辺方向に突出した四角柱状の凸部62とから構成される。
図5(a)は、第3実施形態に係る断熱材を模式的に示す断面図であり、図5(b)は、その平面図であり、図5(c)は、その側面図である。なお、図5(a)は、図5(b)に示すA−A線断面図である。
図5(a)、図5(b)及び図5(c)に示すように、第3実施形態に係る断熱材70は、所定の厚さを有する略矩形板状の基体71と、基体71から所定の間隔で短辺方向に突出した四角柱状の凸部72と、凸部72よりも短い板形状の段差部73(段差部73a又は段差部73b)とから構成されている。段差部73aは、凸部72の正面側に設けられており、段差部73bは、凸部72の底面側に設けられている。
図6(a)は、第4実施形態に係る断熱材を模式的に示す平面図であり、図6(b)は、その側面図である。
図6(a)、図6(b)に示すように、第4実施形態に係る断熱材80は、所定の厚さを有する略矩形板状の基体81と、基体81から所定の間隔で短辺方向に突出した四角柱状の凸部82とから構成され、側面には所定の間隔ごとにスリット83が設けられている。スリット83は、基体81を側面方向に容易に折り曲げることを可能とするものである。スリット83が設けられているため、断熱材80を基礎パッキン本体の側面に取り付ける際、端から順に押し込むことができ、容易に取り付けることが可能となる。
図7に示すように、建物500では、コンクリート製のベタ基礎201に立設された布基礎(布基礎202及び布基礎203)に、基礎パッキン40を介して土台204が載置され、その上に、床510や壁(外周壁508や浴室壁(ドア)505)等が所定の位置に配置されている。これにより、建物500には、ユニットバス504が配設された浴室502と、例えば、洗面脱衣質などの浴室以外の居住部501とが形成される。
なお、布基礎202は、屋外に面した布基礎であり、布基礎203は、浴室502の下方空間503と浴室以外の居住部501の床下511とを区画するための布基礎である。
図8に示す建物600は、図7に示した建物500と比して、浴室602の上側には、2階部分がなく、屋根が設けられている点で異なり、他の点で略同様の構成を有している。以下、建物600を説明する。
なお、布基礎702は、屋外に面した布基礎であり、布基礎703は、浴室602の下方空間603と浴室以外の居住部601の床下611とを区画するための布基礎である。
また、建物600の屋外に面した布基礎702とベタ基礎701との境界705には、この境界705を覆うように止水シート101が建物600の屋外側から貼付されている。
図9は、他の実施形態に係る基礎パッキンを模式的に示す斜視図である。
図9に示すように、断熱板材90は、板状の断熱材である。図9に示す基礎パッキンは、基礎パッキン本体(図9では、基礎パッキン本体41)の側壁面に、断熱板材90を貼り付けたものである。図9に示す基礎パッキンも本発明の基礎パッキンに含まれるものである。
41 基礎パッキン本体
42 通気孔
50、60、70、80 断熱材
90 断熱板材
201、701 ベタ基礎
202、203、702、703 布基礎
204、704 土台
500、600 建物
502、602 浴室
Claims (4)
- 布基礎の上面とその上に配置される土台との間に介装される基礎パッキンであって、
通気孔が設けられた基礎パッキン本体、及び、前記通気孔を塞ぐ通気性を有する断熱材を備えたことを特徴とする基礎パッキン。 - 浴室を設けるための区画を囲う布基礎上に設けられる請求項1に記載の基礎パッキン。
- 換気孔が設けられた換気口本体、及び、前記換気孔を塞ぐ通気性を有する断熱材を備えたことを特徴とする床下換気口。
- 浴室を設けるための区画を囲う布基礎に設けられる請求項3に記載の床下換気口。
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