JP2016124382A - 車両の側突荷重伝達構造 - Google Patents

車両の側突荷重伝達構造 Download PDF

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Abstract

【課題】側面衝突時におけるシートバックフレームの変形の抑制、及び車両の質量増加の抑制に寄与する。【解決手段】車両の側突荷重伝達構造10では、サイドエアバッグ64に対して展開反力を付与する反力板62の下部62Lが上部62Uに比し車両幅方向の寸法を大きく設定されている。これにより、側面衝突時に車両用シート14側へ侵入してくるサイドドア12のインナパネル18が反力板62の上部62Uより先に下部62Lに当る。その結果、サイドドア12から反力板62の下部62Lへの側突荷重の伝達が促進される一方、サイドドア12から反力板62の上部62Uへの側突荷重の伝達が相対的に抑制される。これにより、ドア側サイドフレーム42Lの下端部に作用するモーメントが低減する。しかも、サイドエアバッグ装置58の反力板62が、側突荷重の伝達用として流用されるため、車両の質量増加の抑制に寄与する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両の側突荷重伝達構造に関する。
下記特許文献1に記載された車体の側突荷重支持構造では、車両用シートのシートバックに設けられた左右一対のサイドフレーム間に、車両幅方向に亘って荷重伝達部材(補強ビーム)が架設されている。この荷重伝達部材によって側突荷重をセンタコンソールに伝達することにより、サイドフレームの変形を抑制し、側突荷重の伝達をより効率良く行うようにしている。
特開2009−6895号公報
しかしながら、上記の構造では、シートバックの左右のサイドフレーム間に大きな荷重伝達部材が架設(追加)されるため、車両の質量増加を抑制する観点で改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、側面衝突時におけるシートバックフレームの変形の抑制、及び車両の質量増加の抑制に寄与する車両の側突荷重伝達構造を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る車両の側突荷重伝達構造は、車両のサイドドアと、前記サイドドアの車両幅方向内方に配置され、シートバックフレームにおける前記サイドドア側のサイドフレームの下端部がシートクッションフレームの後端部に連結された車両用シートと、前記サイドフレームに固定されて前記サイドフレームから前記サイドドア側へ突出した反力板が前記サイドフレームの上部側から下部側に亘って延在しており、膨張展開するサイドエアバッグが前記反力板から展開反力を受けるサイドエアバッグ装置と、側面衝突時における前記サイドドアから前記反力板の下部への側突荷重の伝達を促進する荷重伝達促進手段と、を備えている。
請求項1に記載の発明では、車両用シートのシートバックフレームにおけるサイドドア側のサイドフレーム(以下、「ドア側サイドフレーム」と称する)には、サイドエアバッグに対して展開反力を付与する反力板が固定されている。この反力板は、ドア側サイドフレームの上部側から下部側に亘って延在しており、ドア側サイドフレームからサイドドア側へ突出している。このため、側面衝突時には、車両幅方向内方側へ侵入してくるサイドドアから反力板に側突荷重が伝達(入力)されるが、本発明では、荷重伝達促進手段によって、サイドドアから反力板の下部への側突荷重の伝達が促進(助長)される。
その結果、サイドドアから反力板の上部への側突荷重の伝達が相対的に抑制されるので、反力板の上部への側突荷重の伝達が抑制されない場合と比較して、ドア側サイドフレームへの側突荷重の入力点の高さを低くすることができる。これにより、ドア側サイドフレームの下端部に作用する曲げモーメントを減少させることができるので、シートバックフレームの変形の抑制に寄与する。しかも、サイドエアバッグに対して展開反力を付与するための反力板が、シートバックフレームの変形抑制のために流用されるため、車両の質量増加の抑制に寄与する。
請求項2に記載の発明に係る車両の側突荷重伝達構造は、請求項1において、前記荷重伝達促進手段は、前記反力板の下部が上部に比し車両幅方向の寸法を大きく設定されることを含んで構成されている。
請求項2に記載の発明では、反力板の形状が上記のように設定されることにより、反力板の下部が側面衝突時に早期にサイドドアに係合する(当る:以下同様)。これにより、簡単な構成で反力板の下部への側突荷重の伝達を促進することができる。
請求項3に記載の発明に係る車両の側突荷重伝達構造は、請求項1又は請求項2において、前記荷重伝達促進手段は、前記サイドドアのインナパネルにおいて前記反力板の下部に対し車両幅方向に対向する部位に固定され、前記インナパネルから前記反力板の下部側へ突出した荷重伝達部材を有する。
請求項3に記載の発明では、サイドドアのインナパネルに固定された荷重伝達部材が側面衝突時に早期に反力板の下部に係合する。これにより、簡単な構成で、反力板の下部への側突荷重の伝達を促進することができる。
請求項4に記載の発明に係る車両の側突荷重伝達構造は、車両のサイドドアと、前記サイドドアの車両幅方向内方に配置され、シートバックフレームにおける前記サイドドア側のサイドフレームの下端部がシートクッションフレームの後端部に連結された車両用シートと、前記サイドフレームに固定されて前記サイドフレームから前記サイドドア側へ突出した反力板が前記サイドフレームの上部側から下部側に亘って延在しており、膨張展開するサイドエアバッグが前記反力板から展開反力を受けると共に、前記反力板の下部が上部に比し車両幅方向の寸法を大きく設定されたサイドエアバッグ装置と、を備えている。
請求項4に記載の発明では、車両用シートのシートバックフレームのドア側サイドフレームには、サイドエアバッグに対して展開反力を付与する反力板が固定されている。この反力板は、サイドフレームの上部側から下部側に亘って延在すると共に、ドア側サイドフレームからサイドドア側へ突出しており、下部が上部に比し車両幅方向の寸法を大きく設定されている。これにより、側面衝突時には、車両幅方向内方側へ侵入してくるサイドドアを、反力板の上部より先に反力板の下部に係合させることができる。
その結果、サイドドアが反力板の下部より先に反力板の上部に係合する場合と比較して、ドア側サイドフレームへの側突荷重の入力点の高さを低くすることができる。これにより、ドア側サイドフレームの下端部に作用する曲げモーメントを減少させることができるので、シートバックフレームの変形の抑制に寄与する。しかも、サイドエアバッグに対して展開反力を付与するための反力板が、シートバックフレームの変形抑制のために流用されるため、車両の質量増加の抑制に寄与する。
請求項5に記載の発明に係る車両の側突荷重伝達構造は、車両のサイドドアと、前記サイドドアの車両幅方向内方に配置され、シートバックフレームにおける前記サイドドア側のサイドフレームの下端部がシートクッションフレームの後端部に連結された車両用シートと、前記サイドフレームに固定されて前記サイドフレームから前記サイドドア側へ突出した反力板が前記サイドフレームの上部側から下部側に亘って延在しており、膨張展開するサイドエアバッグが前記反力板から展開反力を受けるサイドエアバッグ装置と、前記サイドドアのインナパネルにおいて前記反力板の下部に対し車両幅方向に対向する部位に固定された荷重伝達部材と、を備えている。
請求項5に記載の発明では、車両用シートのシートバックフレームにおけるサイドドア側のサイドフレームには、サイドエアバッグに対して展開反力を付与する反力板が固定されている。この反力板は、ドア側サイドフレームの上部側から下部側に亘って延在しており、ドア側サイドフレームからサイドドア側へ突出している。また、サイドドアのインナパネルにおいて反力板の下部に対し車両幅方向に対向する部位には、荷重伝達部材が固定されている。これにより、側面衝突時には、車両幅方向内方側へ侵入してくるサイドドアを、上記の荷重伝達部材を介して、反力板の上部より先に反力板の下部に係合させることができる。
その結果、サイドドアが反力板の下部より先に反力板の上部に係合する場合と比較して、ドア側サイドフレームへの側突荷重の入力点の高さを低くすることができる。これにより、ドア側サイドフレームの下端部に作用する曲げモーメントを減少させることができるので、シートバックフレームの変形の抑制に寄与する。しかも、サイドエアバッグに対して展開反力を付与するための反力板が、シートバックフレームの変形抑制のために流用されるため、車両の質量増加の抑制に寄与する。
以上説明したように、本発明に係る車両の側突荷重伝達構造では、側面衝突時におけるシートバックフレームの変形の抑制、及び車両の質量増加の抑制に寄与する。
本発明の第1実施形態に係る車両の側突荷重伝達構造が適用された車両の部分的な構成を示す車両前方側から見た垂直断面図である。 図1に示される車両用シートの斜視図である。 図1のF3−F3線に沿った切断面を拡大して示す拡大断面図である。 図1に示される車両用シートの正面図であり、IIHSのSUV側面衝突試験時におけるサイドドアのインナパネルの傾斜と、反力板の寸法との関係について説明するための図である。 反力板の変形例を示す図1の一部に対応した正面図である。 第1実施形態に係る車両用シートのシートバックフレーム及びシートクッションフレームにおいて、SUV側面衝突試験時に生じる応力について説明するための正面図である。 比較例に係る車両用シートのシートバックフレーム及びシートクッションフレームにおいて、SUV側面衝突試験時に生じる応力について説明するための正面図である。 第1実施形態及び比較例において、シートバックフレームのドア側サイドフレームに生じる曲げモーメントと時間との関係を示す線図である。 本発明の第2実施形態に係る車両の側突荷重伝達構造が適用された車両の部分的な構成を示す車両前方側から見た垂直断面図である。 本発明の第3実施形態に係る車両の側突荷重伝達構造の部分的な構成を車両後方側から見た背面図である。 反力板の上部がドア側サイドフレームに対して車両幅方向内方側に相対移動した状態を示す図10に対応した背面図である。
<第1の実施形態>
本発明の第1実施形態に係る車両の側突荷重伝達構造10について、図1〜図8に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印OUTは、車両の前方向(進行方向)、上方向、車両幅方向の外側をそれぞれ示している。以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両左右方向(車両幅方向)の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。
(構成)
図1に示されるように、本実施形態に係る車両の側突荷重伝達構造10は、車両のサイドドア12(ここではフロントサイドドア)と、該サイドドア12の車両幅方向内方に配置された車両用シート14(ここではフロントシート)とを備えている。サイドドア12は、ドア外板を構成するアウタパネル16と、ドア内板を構成するインナパネル18とが外周縁部を結合されて構成されている。なお、インナパネル18の車両幅方向内方側には、図示しないドアトリムが取り付けられている。
車両用シート14は、図1及び図2に示されるように、シートクッションフレーム20と、シートバックフレーム22とを備えている。シートクッションフレーム20は、乗員が着座するシートクッション24の骨格を構成しており、シートバックフレーム22は、背凭れであるシートバック26の骨格を構成している。これらのシートクッションフレーム20及びシートバックフレーム22には、それぞれシート表皮によって覆われたパッド材(何れも図示省略)が取り付けられる構成になっている。この車両用シート12の前後方向、左右方向(幅方向)、及び上下方向は、車両の前後左右上下の方向と一致している。
シートクッションフレーム20は、シートクッション24の左右の側部において車両前後方向に延在した左右一対のサイドフレーム28を備えている。左右のサイドフレーム28の前部は、フロントフレーム30によって車両幅方向に連結されており、左右のサイドフレーム28の後端部は、リヤフレーム32によって車両幅方向に連結されている。さらに、左右のサイドフレーム28の前端部の上端部間には、パンフレーム34が架け渡されている。左右のサイドフレーム28及びパンフレーム34は、例えば板金によって形成されており、フロントフレーム30及びリヤフレーム32は、例えば金属パイプによって形成されている。また、フロントフレーム30とリヤフレーム32との間には、複数のSばね36が架け渡されている。
左右のサイドフレーム28は、上記のフロントフレーム30及びリヤフレーム32を含んで構成された周知のリフタ機構、及び左右のスライドレール38を介して車体床部40に連結されている。これにより、シートクッション24は、車体床部40に対する車両上下方向の位置および車両前後方向の位置を調整可能とされている。
シートバックフレーム22は、シートバック26の左右の側部においてシートバック26の上下方向(高さ方向)に延在した左右一対のサイドフレーム42L、42Rを備えている。左右のサイドフレーム42L、42Rの上端部は、アッパフレーム44によって車両幅方向に連結されており、左右のサイドフレーム42L、42Rの下端部は、ロアフレーム46によって車両幅方向に連結されている。さらに、左右のサイドフレーム42L、42Rの下端部の後端部間には、背面パネル48が架け渡されている。左右のサイドフレーム42L、42R、アッパフレーム44及び背面パネル48は、例えば板金によって形成されており、ロアフレーム46は、例えば金属パイプによって形成されている。
アッパフレーム44の車両幅方向中間部には、ヘッドレストの骨格であるヘッドレストフレーム50が連結されている。また、左右のサイドフレーム42L、42Rの間には、面状弾性体52が配置されている。この面状弾性体52は、複数の連結ワイヤ54を用いて左右のサイドフレーム42L、42Rの上端部と背面パネル48とに連結されている。
左右のサイドフレーム42L、42Rの下端部は、周知のリクライニング機構を介して、シートクッションフレーム20の左右のサイドフレーム28の後端部にそれぞれ連結されている。このリクライニング機構は、左右のサイドフレーム42L、42Rの下端部間に架け渡されたコネクティングロッド56を備えている。このコネクティングロッド56と、前述したリヤフレーム32及びロアフレーム46とは、側面衝突時に車両用シート14に入力される側突荷重を支持する荷重支持部材として機能する。
図3に示されるように、サイドドア12側(車両幅方向外方側)に配置されたサイドフレーム42L(以下、ドア側サイドフレーム42Lと称する)は、シートバック26の上下方向視で車両幅方向内方側が開放された開断面形状に形成されている。このドア側サイドフレーム42Lは、側壁部42Aと、側壁部42Aの前端部から車両幅方向内方側へ延出された前壁部42Bと、側壁部42Aの後端部から車両幅方向内方側へ延出された後壁部42Cとを備えている。前壁部42Bの先端部は、車両後方側へ屈曲しており、後壁部42Cの先端部は、車両前方側へ屈曲している。なお、サイドドア12とは反対側(車両幅方向内方側)に配置されたサイドフレーム42Rは、ドア側サイドフレーム42Lと左右対称に形成されている。
ドア側サイドフレーム42Lの車両幅方向外方側には、サイドエアバッグ装置58の主要部を構成するエアバッグモジュール60(図1及び図3参照:他図では図示省略)と、反力板62とが配置されている。エアバッグモジュール60は、サイドエアバッグ64(図3参照:他図では図示省略)と、インフレータ66とを備えている。このエアバッグモジュール60では、サイドエアバッグ64内にインフレータ66が収容されると共に、サイドエアバッグ64が蛇腹折りやロール折り等の所定の折畳み方(ここでは蛇腹折り)で折畳まれている。そして、折畳まれたサイドエアバッグ64が、容易に破断するラップ材65によって包まれることにより、長尺な直方体状のエアバッグモジュール60が形成されている。このエアバッグモジュール60は、長手方向がシートバック上下方向に沿う姿勢で配置されている。
インフレータ66は、所謂シリンダータイプのガス発生装置であり、円筒状に形成されている。このインフレータ66は、軸線方向がシートバック26の上下方向に沿う姿勢でサイドエアバッグ64内に収容されている。インフレータ66の外周部からは、上下一対のスタッドボルト68(図3参照:図1では図示省略)が突出している。これらのスタッドボルト68は、サイドエアバッグ64の基布及びドア側サイドフレーム42Lの側壁部42Aを貫通しており、先端側にナット70(図3参照:他図では図示省略)が螺合している。これにより、エアバッグモジュール60がインフレータ66を介してドア側サイドフレーム42Lに締結固定されている。
インフレータ66には、車両に搭載された図示しないECU(制御装置)が電気的に接続されている。このECUには、車両の側面衝突を検知する図示しない側突センサが電気的に接続されている。これらのECU及び側突センサは、サイドエアバッグ装置58の構成部材である。ECUは、側突センサからの信号に基づいて車両の側面衝突(の不可避)を検知した際に、インフレータ66を作動(起動)させる構成になっている。これにより、インフレータ66がサイドエアバッグ64内でガスを発生させ、サイドエアバッグ64が車両用シート14に着座した乗員とサイドドア12との間に膨張展開する。
一方、反力板62は、例えば板金によって長尺状に形成され、長手方向をシートバック26の高さ方向に沿わせた状態でドア側サイドフレーム42Lの車両幅方向外方側に配置されており、ドア側サイドフレーム42Lから車両幅方向外方側へ突出している。なお、反力板62の材料は板金に限らず、繊維強化樹脂等の他の材料であってもよい。
この反力板62は、上端がアッパフレーム44の下端と同等の高さに位置し、下端が背面パネル48の上端と同等の高さに位置しており、ドア側サイドフレーム42Lの上部側から下部側に亘って延在している。この反力板62は、シートバック26の上下方向から見て断面L字状に形成されており、固定部72と、反力付与部74と、外方突出部76とによって構成されている。
固定部72は、車両幅方向から見てシートバック26の上下方向を長手とする長尺矩形の板状に形成されており、ドア側サイドフレーム42Lの側壁部42Aとエアバッグモジュール60との間に配置されている。この固定部72には、インフレータ66の上下のスタッドボルト68が貫通している。これらのスタッドボルト68は、前述したようにドア側サイドフレーム42Lを貫通してナット70に螺合している。これにより、固定部72すなわち反力板62がインフレータ66を介してドア側サイドフレーム42Lに固定されている。
反力付与部74は、固定部72の後端部から車両幅方向外方側へ一体に延出されており、エアバッグモジュール60の背面に対して当接又は近接して対向している。この反力付与部74は、車両幅方向の寸法が上端から下端まで等しく(エアバッグモジュール60の車両幅方向の寸法と同等に)設定されており、車両前後方向から見て縦長な矩形状に形成されている。この反力付与部74における車両前方側の面は、サイドエアバッグ64が膨張展開する際に、サイドエアバッグ64に対して車両後方側から展開反力を付与する(サイドエアバッグ64を車両後方側から支持する)反力面とされている。
外方突出部76は、反力付与部74の車両幅方向外方側の端部から車両幅方向外方へ一体に延出されている。なお、図2及び図4に示される破線DLは、反力付与部74と外方突出部76との境界を示す仮想線である。この外方突出部76は、上端から下端へ向かうほど車両幅方向の寸法が増加(漸増)しており、車両前後方向から見て三角形状に形成されている。この外方突出部76が設けられることにより、反力板62は、上端から下端へ向かうほど車両幅方向の寸法が増加しており、下端の車両幅方向の寸法L1が上端の車両幅方向の寸法L2よりも大きく設定されている。
つまり、この反力板62では、下部62Lが上部62Uに比し車両幅方向の寸法を大きく設定されることにより外方突出部76が設けられている。この外方突出部76は、側面衝突時の側突荷重をドア側サイドフレーム42Lの下部に伝達するための荷重伝達部であり、サイドドア12から反力板62の下部62Lへの側突荷重の伝達を促進する荷重伝達促進手段を構成している。
なお、本実施形態では、外方突出部76が反力板62の上部62Uから下部62Lに亘って設けられているが、これに限るものではない。すなわち、外方突出部76は、反力板62の少なくとも下部62Lに設けられていればよく、図5に示されるように、反力板62の下部62Lのみに外方突出部76が設けられた構成にしてもよい。
ここで、反力板62の上記の寸法L1、L2は、米国のIIHS(道路安全保険協会)によって実施されるSUV側面衝突試験に基づいて設定されている。このSUV側面衝突試験では、車両の側面に対して台車(Moving Deformable Barrier)を衝突させる。この台車は、所謂スポーツユーティリティビークルやミニバン等のように車高が高い自動車を模したものである。
上記の台車が本実施形態に係る車両に対して側面衝突した際には、サイドドア12のインナパネル18が、図4に実線で概略的に示されるように傾斜しつつ車両用シート14側へ侵入してくる。なお、図4では、側面衝突前のインナパネル18を二点鎖線で示している。また、図4では、説明の都合上、インナパネル18と反力板62とが車両幅方向に大きく離間した状態で図示しているが、上記のSUV側面衝突試験の際には、インナパネル18が図4に実線で示されるように傾斜した状態で反力板62に係合する(図示しないドアトリムや車両用シート14の表皮等を介して間接的に当接する)。
なお、上記のドアトリムや表皮等は、サイドドア12のアウタパネル16及びインナパネル18よりも十分に低剛性であるため、サイドドア12からドア側サイドフレーム42Lへの側突荷重の伝達に殆ど寄与しない。また、上記のようにインナパネル18が反力板62に係合する時点では、サイドエアバッグ64の膨張展開が完了している。以下、上記の係合を、単に当接と称する。
本実施形態では、上記のSUV側面衝突試験によって車両用シート14側へ侵入してくるサイドドア12が、反力板62の上部62Uより先に下部62Lに当接するように構成されている。具体的には、図4に示される寸法L3よりも、反力板62の下端と上端との幅寸法の差(L1−L2)の方が大きく設定されている(L1−L2>L3)。この寸法L3は、上記のように傾斜したインナパネル18において、反力板62の下端と同等の高さに位置する部位と、反力板62の上端と同等の高さに位置する部位とにおける車両幅方向のオフセット量を示している。
(作用及び効果)
次に、本第1実施形態の作用及び効果について説明する。
上記構成の車両の側突荷重伝達構造10では、車両用シート14のシートバックフレーム22のドア側サイドフレーム42Lには、サイドエアバッグに対して展開反力を付与する反力板62が固定されている。この反力板62は、ドア側サイドフレーム42Lの上部側から下部側に亘って延在しており、ドア側サイドフレーム42Lからサイドドア12側へ突出している。
このため、側面衝突時には、車両用シート14側(車両幅方向内方側)へ侵入してくるサイドドア12から反力板62に対して側突荷重が伝達(入力)される。この反力板62は、サイドエアバッグ64に対して展開反力を付与する反力付与部74と、この反力付与部74よりも車両幅方向外方側へ突出した外方突出部76とを備えており、下部62Lが上部62Uに比し車両幅方向の寸法を大きく設定されている。このため、車両用シート14側へ侵入してくるサイドドア12のインナパネル18が、反力板62の上部62Uより先に下部62Lに対して当接する。
その結果、サイドドア12から反力板62の下部62Lへの側突荷重の伝達が促進(助長)される一方、サイドドア12から反力板62の上部62Uへの側突荷重の伝達が相対的に抑制される。これにより、反力板62の上部62Uへの側突荷重の伝達が抑制されない場合と比較して、ドア側サイドフレーム42Lに対する側突荷重の入力点(図6の矢印F参照)の高さが低くなり、当該入力点とドア側サイドフレーム42Lの下端部(根元)との上下方向のオフセット量が減少する。
このオフセット量の減少により、ドア側サイドフレーム42Lの下端部(図6において符号Aを付した領域)に作用する曲げモーメントが減少すると共に、側突荷重がロアフレーム46、コネクティングロッド56及びリヤフレーム32などの車両幅方向に延びる部材(荷重支持部材)に伝達され易くなる。これにより、シートバックフレーム22の変形が抑制されると共に、サイドドア12の車両幅方向内方側への侵入量が低減する。
上記の効果について、図7に示される比較例78を用いて説明する。この比較例78では、反力板62が外方突出部76を備えておらず、反力板62が上端から下端まで一定の断面に形成されているが、それ以外の構成は本実施形態と同様とされている。この比較例78では、IIHSのSUV側面衝突試験のように、サイドドア12の下部よりもサイドドア12の上部が車両用シート14側へ大きく侵入してくる衝突形態の場合、インナパネル18が反力板62の下部62Lより先に上部62Uに当接する。
このため、ドア側サイドフレーム42Lに対する側突荷重の入力点(図7の矢印F参照)の高さが本実施形態よりも高くなり、ドア側サイドフレーム42Lの根元には大きな曲げモーメントが作用するため、ドア側サイドフレーム42Lが容易に変形してしまう。その結果、サイドドア12の車室内側への侵入量が増加する。なお、図6及び図7においては、シートクッションフレーム20、シートバックフレーム22及び反力板62に生じる応力をドットによって表しており、ドットが濃い部位が応力の高い部位である。
これに対し、本実施形態では、図6に示されるように、サイドドア12から反力板62の下部62Lへの側突荷重の伝達が促進されるので、図8に示されるようにドア側サイドフレーム42Lの下端部に作用する曲げモーメントが比較例78よりも減少する(図8において符号Bを付した領域参照)。これにより、前述した効果を奏する。なお、図8においてt1は、サイドドア12が反力板62に当接した時点を示している。
なお、反力板62の下部62Lへの側突荷重の伝達が促進されたか否かについては、上記の比較例78との関係で判定することができる。また、この判定にあたっては、例えば、反力板62の上部62U及び下部62Lに、歪みゲージ等を取り付けた状態で上記のSUV側面衝突試験を行うことにより、上部62U及び下部62Lに伝達される側突荷重を計測することができる。
また、本実施形態では、サイドエアバッグ装置58の構成部材である反力板62が、シートバックフレーム22の変形抑制のために流用されている。このため、背景技術の欄で説明した車体の側突荷重支持構造のように、シートバックフレームの変形抑制のために専用の荷重伝達部材をシートバックに設定する場合と比較して、車両の質量及び製造コストの増加を抑制することができる。また、図7に示される比較例78と比較した場合においても、ドア側サイドフレーム42Lの下端部の補強を少なくすることができるので、車両の軽量化及び低コスト化に寄与する。
さらに、本実施形態では、背景技術の欄で説明した車体の側突荷重支持構造のように、シートバックフレームにおける左右のサイドフレームの間に荷重支持部材が配設される構成と比較して、車両用シート12の座り心地に与える影響を少なくすることができる。また、左右のサイドフレーム42L、42R間にアクディブヘッドレスト等の機構が配設される場合においても、当該機構の配設スペースが荷重伝達部材によって不要に侵食されないため、当該機構の性能に影響を与えないようにすることができる。
また、本実施形態では、既存の反力板62の下部62Lが上部62Uに比し車両幅方向の寸法を大きく設定されることにより、反力板62の下部62Lが側面衝突時に早期にサイドドア12に当接する。これにより、極めて簡単な構成で、反力板62の下部への側突荷重の伝達を促進することができる。しかも、反力板62がサイドエアバッグ64に展開反力を付与する反力付与部74を従来通り備えているため、膨張展開時におけるサイドエアバッグ64のばたつきを抑制する効果を維持することができる。
また、本実施形態では、反力板62は、上端から下端へ向かうほど車両幅方向の寸法が増加(漸増)するように形成されている。このため、図5に示される変形例のように、反力板62におけるサイドドア12側の側部に段差(段部)が形成されないようにすることができる。これにより、サイドドア12のインナパネル18が上記の段差との当接によって局所的に変形しないようにすることができる。
なお、上記実施形態において、図3に二点鎖線で示されるように、外方突出部76の車両幅方向外側端部に、車両前後方向(ここでは車両前方側)へ延びるフランジ部76Aを形成する構成にしてもよい。これにより、インナパネル18における外方突出部76との当接面を広くすることができるので、インナパネル18の局所的な変形を抑制することができる。
また、上記実施形態では、反力板62が外方突出部76を備えた構成にしたが、本発明はこれに限るものではない。例えば、反力板62の上部62Uが下部62Lよりも車両幅方向の荷重に対する剛性を低く設定された構成(反力板62に設けられた剛性低下構造が荷重伝達促進手段とされた構成)にしてもよい。この場合、上部62Uが下部62Lよりも低い側突荷重で変形することにより、下部62Lに対する側突荷重の伝達が促進されるので、上記実施形態と同様にドア側サイドフレーム42Lに対する側突荷重の入力点の高さを低くすることができる。
なお、上記のように上部62Uの剛性を低下させる方法としては、例えば上部62Uを下部62Lよりも薄厚に形成する方法や、上部62Uに多数の貫通孔を形成する方法等、種々の方法を適用できる。但し、上部62Uにおいて、サイドエアバッグ64に対し展開反力を付与可能な剛性は確保する必要がある。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。なお、前記第1実施形態と基本的に同様の構成及び作用については、前記第1実施形態と同符号を付与しその説明を省略する。
<第2の実施形態>
図9には、本発明の第2実施形態に係る車両の側突荷重伝達構造80が側面図にて示されている。この実施形態では、反力板62が、前記第1実施形態に係る外方突出部76を備えておらず、固定部72及び反力付与部74のみによって反力板62が構成されている。このため、反力板62は、下端の車両幅方向の寸法L1と、上端の車両幅方向の寸法L2とが等しく設定されている(L1=L2)。
また、この実施形態では、サイドドア12のインナパネル18には、反力板62の下部62Lに対して車両幅方向に対向する部位に、荷重伝達部材としてのガセット82が固定されている。このガセット82は、車両前後方向から見て車両幅方向外方側が開放された断面ハット状に形成されており、上下のフランジ部においてインナパネル18に結合されている。インナパネル18とアウタパネル16との間において、ガセット82が位置する高さには、サイドドア12を補強するインパクトビーム84が配置されている。なお、ガセット82の形状は、上記に限らず適宜変更可能である。
この実施形態では、IIHSのSUV側面衝突試験によって車両用シート14側へ侵入してくるサイドドア12のインナパネル18(図9に実線で概略的に示されるインナパネル18参照)が、反力板62の上部62Uより先に下部62Lに当接するように構成されている。具体的には、図9に示されるガセット82の寸法L4が、寸法L3よりも大きく設定されている(L4>L3)。つまり、図9に実線で示されるように傾斜したインナパネル18において、反力板62の上端と同等の高さに位置する部位よりも、ガセット82の先端部(車両幅方向内方側の端部)が車両幅方向内方側に位置するように構成されている。上記以外の構成は、前記第1実施形態と同様とされている。
この実施形態においても、車両用シート14側へ侵入してくるインナパネル18が、反力板62の上部62Uより先に、ガセット82を介して下部62Lに当接する。その結果、サイドドア12から反力板62の下部62Lへの側突荷重の伝達が促進(助長)される一方、サイドドア12から反力板62の上部62Uへの側突荷重の伝達が相対的に抑制されるので、前記第1実施形態と同様に、シートバックフレーム22の変形を抑制することができる。しかも、前記第1実施形態に係る外方突出部76が省略されると共に、インナパネル18に小型のガセット82が追加されただけの構成であるため、車両の質量及びコストの増加を抑制することができる。
<第3の実施形態>
図10には、本発明の第3実施形態に係る車両の側突荷重伝達構造90の部分的な構成が車両後方側から見た背面図にて示されている。この実施形態は、反力板62への側突荷重の入力時に、反力板62の上部62Uがドア側サイドフレーム42Lに対して車両幅方向内方側へ相対移動することを許容する相対移動許容構造92(荷重伝達促進手段)を備えている。このため、反力板62の構成が前記第1実施形態に係る反力板62とは異なっている。
具体的には、この反力板62では、前記第1実施形態に係る外方突出部76が省略されると共に、固定部72が下部62Lのみに設けられている。この固定部72は、例えばインフレータ66の下側のスタッドボルト68を用いてドア側サイドフレーム42Lに締結固定されている。また、この反力板62の反力付与部74には、上部62Uと下部62Lとの境界部に、車両幅方向外方側から切り込まれたスリット94が形成されている。
さらに、反力付与部74の上端部からは、ドア側サイドフレーム42Lの背面側へ向けて背面固定部93が延出されている。この背面固定部93及び反力付与部74の上端部には、車両幅方向に延びる長孔96が形成されており、当該長孔62に挿通された段付きボルト98が後壁部42Cを貫通して図示しないナットに螺合している。これにより、反力板62の上端部がドア側サイドフレーム42Lに締結固定されている。
この実施形態では、サイドドア12(図10及び図11では図示省略)から反力板62に側突荷重(図11の矢印F参照)が入力されると、反力板62の上部62Uがドア側サイドフレーム42Lに対して車両幅方向内方側へ相対移動(退避)する。これにより、サイドドア12から反力板62の上部62Uへの側突荷重Fの伝達が抑制されるので、相対的に反力板62の下部62Lへの側突荷重Fの伝達が促進される。これにより、簡単な構成で、反力板62の下部62Lへの側突荷重Fの伝達を促進することができる。その結果、前記第1実施形態と同様に、シートバックフレーム22の変形の抑制及び車両の質量増加の抑制に寄与する。
以上、幾つかの実施形態を示して本発明について説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記各実施形態に限定されないことは勿論である。
10 車両の側突荷重伝達構造
12 サイドドア
14 車両用シート
18 インナパネル
20 シートクッションフレーム
22 シートバックフレーム
42L サイドドア側のサイドフレーム
58 サイドエアバッグ装置
62 反力板
62C 外方突出部(荷重伝達促進手段)
64 サイドエアバッグ
80 車両の側突荷重伝達構造
82 ガセット(荷重伝達促進手段)
90 車両の側突荷重伝達構造
92 相対移動許容構造(荷重伝達促進手段)

Claims (5)

  1. 車両のサイドドアと、
    前記サイドドアの車両幅方向内方に配置され、シートバックフレームにおける前記サイドドア側のサイドフレームの下端部がシートクッションフレームの後端部に連結された車両用シートと、
    前記サイドフレームに固定されて前記サイドフレームから前記サイドドア側へ突出した反力板が前記サイドフレームの上部側から下部側に亘って延在しており、膨張展開するサイドエアバッグが前記反力板から展開反力を受けるサイドエアバッグ装置と、
    側面衝突時における前記サイドドアから前記反力板の下部への側突荷重の伝達を促進する荷重伝達促進手段と、
    を備えた車両の側突荷重伝達構造。
  2. 前記荷重伝達促進手段は、前記反力板の下部が上部に比し車両幅方向の寸法を大きく設定されることを含んで構成されている請求項2記載の車両の側突荷重伝達構造。
  3. 前記荷重伝達促進手段は、前記サイドドアのインナパネルにおいて前記反力板の下部に対し車両幅方向に対向する部位に固定され、前記インナパネルから前記反力板の下部側へ突出した荷重伝達部材を有する請求項1又は請求項2に記載の車両の側突荷重伝達構造。
  4. 車両のサイドドアと、
    前記サイドドアの車両幅方向内方に配置され、シートバックフレームにおける前記サイドドア側のサイドフレームの下端部がシートクッションフレームの後端部に連結された車両用シートと、
    前記サイドフレームに固定されて前記サイドフレームから前記サイドドア側へ突出した反力板が前記サイドフレームの上部側から下部側に亘って延在しており、膨張展開するサイドエアバッグが前記反力板から展開反力を受けると共に、前記反力板の下部が上部に比し車両幅方向の寸法を大きく設定されたサイドエアバッグ装置と、
    を備えた車両の側突荷重伝達構造。
  5. 車両のサイドドアと、
    前記サイドドアの車両幅方向内方に配置され、シートバックフレームにおける前記サイドドア側のサイドフレームの下端部がシートクッションフレームの後端部に連結された車両用シートと、
    前記サイドフレームに固定されて前記サイドフレームから前記サイドドア側へ突出した反力板が前記サイドフレームの上部側から下部側に亘って延在しており、膨張展開するサイドエアバッグが前記反力板から展開反力を受けるサイドエアバッグ装置と、
    前記サイドドアのインナパネルにおいて前記反力板の下部に対し車両幅方向に対向する部位に固定された荷重伝達部材と、
    を備えた車両の側突荷重伝達構造。
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