JP2016124130A - クリップボード - Google Patents
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Abstract
Description
記録用紙5の上下左右の外周縁部の内何れか三辺または四辺全てを外周枠2によって押さえる構造であるため、記録用紙5の外周縁部を確りと押さえて飛散やまくれ上がりを防ぐことが可能である。
ボード1上の記録用紙5を外周枠2で押さえた際に、ボード1表面と外周枠2裏面が当接するヒンジ部3および固定部4を使用することにより、記録用紙5を確実に固定し、クリップボードの持ち運びや使用時に記録用紙5の落下を防止することが可能となる。
従来の側部または上部1箇所に固定クリップ部1aを有すボード1にヒンジ部3で外周枠2を設けることにより、容易に製作が可能である。もちろん新規に製作することも可能である。
また、固定クリップ部1aで記録用紙5の外周縁部一部を押さえ、外周枠2でその他の外周縁部を押さえるので、記録用紙5の飛散やまくれ上がりを確実に防止することが可能である。
保護カバー6を通常はカバーとして使用し、記録用紙5へ記入する際にボード1裏側へ回動することにより、簡便に使用することができる。
また、保護カバー6はボード1を持ち運びする際や屋外で急な降雨にあった場合に記録用紙5を覆って風雨から保護し、記録用紙5の濡れや損傷を防止することができる。記録用紙5への記入時には保護カバー6をボード1の裏側へ回動させて記入済の記録用紙5をボード1の裏側に挟んで収容することができるため、ボード1使用時の記録用紙5の取替と保管が容易である。
クリップボードは、記録用紙5を載置する厚紙やプラスチックなどから形成する平板状のボード1と、記録用紙5の外周縁部を押さえるように中央に窓2aを設けた外周枠2を用いて、このボード1と外周枠2の突合せ側縁部同士を回動自在にヒンジ部3で連結する構造とする。
また、ボード1およびまたは外周枠2にヒンジ部3と対向する位置に、ボード1と外周枠2の片側縁部同士を着脱自在に固定または離反する固定部4を設けて開閉構造に形成する。
外周枠2は、透明な塩化ビニール板、ポリカーボネート板、アクリル板等のプラスチック板で形成することが好ましい。透明なプラスチック板で形成することにより、ボード1上の記録用紙5を外周枠2で固定した状態で、記録用紙5の外周縁部の記載内容を確認することが可能となる。さらに、安価で薄く、軽量なプラスチック板で形成することにより、製作費をコストダウンでき、記録用紙5を固定した際に嵩張らないため使い勝手が良い。但し、記録用紙5の外周縁部の記載内容を確認する必要がなければ、外周枠2をステンレス等の金属板や透明でないプラスチック板等で形成しても良い。
上記ヒンジ部3には抜き蝶番の一種であるフラッシュ蝶番を使用することが好ましい。フラッシュ蝶番を使用することにより、ボード1上の記録用紙5を外周枠2で押さえる際に、ボード1表面と外周枠2裏面間が隙間なく当接し、記録用紙5をより確実に押さえることが可能となる。但し、機能上問題がなければ、ヒンジ部3はフラッシュ蝶番に限定せず、種々の材料で形成することが可能である。
上記固定部4にはフックやクリップ等を使用し、固定部4でボード1と外周枠2相互を固定する際に、ボード1表面と外周枠2裏面間が隙間なく当接する形状とするのが好ましい。但し、機能上問題がなければ、固定部4に種々な材料を使用することが可能である。
左側はクリップボードを開いた平面図で、ボード1の上に記録用紙5を載せて、その上から外周枠2を被せる。続いて、右側の平面図のように記録用紙5を外周枠2で固定した状態で、記録用紙5に記入をする。
また、固定部4の数を増やすことにより、より強固に記録用紙5を固定することが可能となる。
また、図1および図2の事例では固定部4を外周枠2に設けているが、固定部4の設置箇所は図1および図2の箇所に限定せず、固定部4をボード1あるいはボード1と外周枠2の双方に設けても良い。
上記クリップボードは、固定クリップ部1aを除く記録用紙5の外周縁部を上から押さえ、かつ中央に窓2aと固定クリップ部1aと重なる部分を切り欠いて設けた窓2bとを有す外周枠2と、固定クリップ部1aの両側部に、この外周枠2とボード1の突合せ側縁部同士を回動自在に連結するヒンジ部3とを有する。
ボード1と外周枠2には、ヒンジ部3と対向する位置の外周枠2の片側縁部とボード1の片側縁部同士を着脱自在に固定または離反する固定部4aと4bをそれぞれ設ける。
上記固定部4aと4bにはマグネットや面ファスナーを使用し、埋め込みや接着でボード1または外周枠2に取付けることが好ましい。埋込式のマグネットや面ファスナーを使用することにより、外周枠2でボート1を上から押さえた際に、ボート1表面と外周枠2裏面間が隙間なく当接し、記録用紙5を確実に固定することが可能となる。但し、機能上問題がなければ、固定部4aと4bはマグネットや面ファスナーに限定せず、種々の材料で形成することが可能である。
このクリップボードは、新規に製作することはもちろん、側部または上部1箇所に固定クリップ部1aを有す従来構造のクリップボードに、外周枠2をヒンジ部3で取付けることによって製作することも可能である。
この保護カバー6は記録用紙5に記入をしない持運びや保管等の際はボード1と外周枠2を上から押さえてカバーし、保護カバー6の片側縁部に設けた固定部4cで保護カバー6、外周枠2およびボード1相互をボード1表面側から固定する。
また、記録用紙5へ記入する際には記録用紙5と外周枠2の表面が表れるように保護カバー6をボード1の裏面に回動し、固定部4cで外周枠2とボード1および保護カバー6相互をボード1裏面側から固定する。
この保護カバー6は、記録用紙5を確り押さえ、風雨から記録用紙5を保護することが可能なプラスチックやステンレス等の材料で形成する。
図4の事例では、保護カバー6に固定部4cを設けているが、固定部4cの設置箇所は図4の箇所に限定せず、固定部4cをボード1あるいはボード1と保護カバー6の双方に設けても良い。
また、保護カバー6を取り付けるボード1が固定クリップ部1aを有す場合は、図3の外周枠2と同様に、保護カバー6の固定クリップ部1aと重なる部分を切り欠き、窓(図示せず)を設ける。
記録用紙5の使用時は、保護カバー6を裏側へ回動させて固定部4cで外周枠2とボード1および保護カバー6相互を固定することにより、記録用紙5を外周枠2で押さえた状態で記録用紙5へ記入することが可能である。
また、記録用紙5の表面を保護カバー6で覆うことにより、クリップボードを屋外に置く際や持ち運ぶ際に記録用紙5を風雨から保護して記録用紙5の濡れや損傷を防止することが可能である。
さらに、保護カバー6を裏側へ回動させて記入済みの記録用紙5を挟み込んで一時的に収容することができるため、クリップボード使用時の記録用紙5の取替と保管が容易である。
1a固定クリップ部
2外周枠
2a窓
2b窓
3ヒンジ部
4固定部
4a固定部
4b固定部
4c固定部
5記録用紙
6保護カバー
10ボード
20固定クリップ部
50記録用紙
Claims (3)
- 記録用紙5を載置するボード1と、記録用紙5の外周縁部の少なくとも三辺を上から押さえる中央に窓2aを設けた外周枠2と、上記ボード1と外周枠2の突合せ側縁部同士を回動自在に連結し、かつ記録用紙5をボード1上で固定時に該ボード1表面と外周枠2裏面を当接するヒンジ部3とを有し、前記ボード1およびまたは外周枠2は該ヒンジ部3と対向する位置でボード1と外周枠2の片側縁部同士を着脱自在に固定または離反し、かつ記録用紙5をボード1上で固定時に該ボード1表面と外周枠2裏面を当接する固定部4(4aと4b)を有することを特徴とするクリップボード。
- 上記請求項1記載のボード1は、記録用紙5の一辺を挟む固定クリップ部1aを有し、上記外周枠2は、該固定クリップ部1aを除く記録用紙5の外周縁部を上から押さえ、かつ窓2a、2bを設けたことを特徴とする請求項1記載のクリップボード。
- 記録用紙5の不使用時に上記請求項1又は2記載のボード1と外周枠2を上から押さえて覆い、かつ記録用紙5の使用時にボード1の裏面へ回動して前記記録用紙5と外周枠2の表面が表れるようにする保護カバー6を、ヒンジ部3に回動自在に取付けて形成することを特徴とする請求項1又は2記載のクリップボード。
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2014
- 2014-12-26 JP JP2014264794A patent/JP6569932B2/ja active Active
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