JP2016124050A - インパクト回転工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチング素子の損失の低減と、PWM制御に起因する発振音の低減とを図ることができるインパクト回転工具を提供する。【解決手段】インパクト回転工具11の制御回路40は、PWM制御信号を生成するPWM制御部41に加え、インパクト打撃の発生有無を検出するインパクト検出部42と、PWM制御信号の制御周波数を可聴域内の制御周波数か可聴域より高い制御周波数かに切り替える制御周波数切替部43とを備える。制御回路40は、インパクト打撃の発生無しの状態を検出した場合、PWM制御信号の制御周波数を可聴域より高い制御周波数に切り替え、インパクト打撃の発生有りの状態を検出した場合、PWM制御信号の制御周波数を可聴域内の制御周波数に切り替える。【選択図】図2

Description

本発明は、インパクト回転工具に関するものである。
従来、例えば特許文献1に示すインパクト回転工具等、駆動源であるモータの駆動制御は、モータに直列に接続されるスイッチング素子に対してPWM制御を行い、モータへの供給電力を調整することで行われる。
特開2010−76022号公報
ところで、電動工具の作動途中で、PWM制御の周波数を変更することが検討されている。その際、PWM周波数(スイッチング周波数)を高くするとスイッチング素子での損失が増大してしまう。一方、PWM周波数を低くして人の可聴域(20Hz〜20KHz)内に設定すると、顔付近で操作(作業)することもある電動工具ではPWM制御による発振音が作業者の耳に入り、作業の妨げになることが懸念される。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、スイッチング素子の損失の低減と、PWM制御に起因する発振音の低減とを図ることができるインパクト回転工具を提供することにある。
上記課題を解決するインパクト回転工具は、モータの駆動力をインパクト力発生部を介して負荷に伝達し、前記インパクト力発生部にて発生するインパクト打撃によるインパクトトルクを前記負荷に付与する構成のインパクト回転工具であり、PWM制御信号に基づくスイッチング素子のスイッチング動作に応じて前記モータへの電力供給を調整し前記モータのPWM制御を実施する制御回路を備えてなるインパクト回転工具であって、前記制御回路は、前記PWM制御信号を生成するPWM制御部と、前記インパクト打撃の発生有無を検出するインパクト検出部と、前記PWM制御信号の制御周波数を可聴域内の第1制御周波数か可聴域より高い第2制御周波数かに切り替える制御周波数切替部とを備え、前記インパクト打撃の発生無しの状態を検出した場合、前記PWM制御信号の制御周波数を前記第2制御周波数に切り替え、前記インパクト打撃の発生有りの状態を検出した場合、前記PWM制御信号の制御周波数を前記第1制御周波数に切り替える。
本発明のインパクト回転工具によれば、スイッチング素子の損失の低減と、PWM制御に起因する発振音の低減とを図ることができる。
一実施形態におけるインパクト回転工具の概略構成図である。 インパクト回転工具の電気的構成図である。 インパクト回転工具の制御態様を説明するための説明図である。
以下、インパクト回転工具の一実施形態を図面に従って説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態のインパクト回転工具11は、片手で把持可能な手持ち式であり、例えばインパクトドライバーあるいはインパクトレンチ等として使用される。インパクト回転工具11の外装を形成する本体ハウジング12は、略筒形状の胴部13と、胴部13からその軸線に対して交差する一方向(図1では下方)に延出するハンドル部14とを有している。
胴部13内の基端部側(図1では右端部側)には、駆動源としてのモータ15がその回転軸線を胴部13の軸線に一致させ、かつその出力軸16が胴部13の先端側となる向きに配設されている。モータ15は、ブラシモータ又はブラシレスモータ等の直流モータである。モータ15の出力軸16には、インパクト力発生部17が駆動連結されている。
インパクト力発生部17は、低負荷状態ではモータ15の回転出力を減速により高トルク化し、高負荷状態ではモータの回転力を衝撃トルクに変換してインパクト力を発生させる機能を有する。インパクト力発生部17は、モータ15の回転を所定の減速比で減速する減速機構18と、減速機構18により減速されてトルクが高められた回転が伝達されるハンマ19と、ハンマ19による打撃を受けるアンビル20と、その打撃によって回転力が衝撃的に印加される主軸21とを備える。
ハンマ19は、減速機構18の出力により回転する駆動軸22に対して回転自在かつ駆動軸22に沿って前後方向にスライド可能な状態に設けられている。また、ハンマ19は、減速機構18とハンマ19との間に介装されたコイルばね24の弾性力により、前方側(図1における左方側)へ付勢され、アンビル20と当接する位置に配置される。ハンマ19は、アンビル20の径方向へ延出する当接部20aと周方向に当接する一対の当接部19aを有し、減速機構18によって減速された駆動軸22の回転は、ハンマ19とアンビル20とが当接部19a,20aの当接を介して一体に回転することにより、アンビル20と同軸の主軸21に伝達される。胴部13の先端部(図1では右端部)には、不図示のソケット孔に挿着された状態で先端工具23を着脱するチャック部13aが設けられている。
主軸21と共に回転する先端工具23の回転によりボルト(図示せず)等の締結部材の締め付けが進んだとき、あるいは締結部材を緩めるときに、主軸21に加わる負荷が大きく、ハンマ19とアンビル20の間に所定以上の力が加わった状態では、ハンマ19はコイルばね24を圧縮しつつ駆動軸22に沿って後方(図1では右方)へ移動する。そして、ハンマ19とアンビル20との当接部19a,20a同士の係合が解かれると、ハンマ19が空転しながらコイルばね24の付勢力にてアンビル20と係合可能な位置に復帰し、次の係合時にハンマ19がアンビル20を打撃する。このようなハンマ19の打撃は、主軸21が受ける負荷が大きく、コイルばね24の付勢力に抗してハンマ19がアンビル20に対して空転する状況となる度に繰り返される。こうしてインパクト回転工具11によるボルト等の締結部材の締付・弛緩作業が行われる。
インパクト回転工具11の主軸21には、トルクセンサ25が取り付けられている。トルクセンサ25は、主軸21に取着されてねじり歪み検出が可能な歪センサにて構成され、主軸21にインパクト打撃(インパクトトルク)が加わることにより発生する軸の歪を検出し、歪に応じた電圧のトルク検出信号I(図3参照)を出力する。トルク検出信号Iは、主軸21に組み込まれたスリップリング26を通じて回路基板27(制御回路40)に出力される。
ハンドル部14には、インパクト回転工具11を駆動させるときに作業者により操作されるトリガレバー28が設けられている。ハンドル部14内には、回路基板27が備えられている。回路基板27には、モータ15の駆動制御を行う制御回路40及び駆動回路50が設けられている。ハンドル部14の下端部には電池パック29が着脱可能であり、工具11の使用時には電池パック29が装着される。
回路基板27は、電池パック29内の二次電池30と電力線31等を通じて接続され、モータ15と電力線32等を通じて接続されている。また、回路基板27は、トルクセンサ25(スリップリング26)と信号線33等を通じて接続されている。また、回路基板27は、トリガレバー28の操作態様を検知するトリガスイッチ34(図2参照)と接続されている。
次に、インパクト回転工具11の電気的構成及び制御態様を、図2及び図3を参照して説明する。
回路基板27には、制御回路40及び駆動回路50が備えられている。制御回路40には、トリガレバー28の操作態様に応じた操作信号がトリガスイッチ34から入力され、主軸21に加わるインパクト打撃(インパクトトルク)に応じたトルク検出信号Iがトルクセンサ25から入力される。制御回路40は、操作信号やトルク検出信号Iを含む各種入力信号に基づいてPWM制御部41にてPWM制御信号を生成し、駆動回路50に出力する。
駆動回路50は、MOSFET等のスイッチング素子Qを複数用いたブリッジ回路等で構成されている。駆動回路50は、制御回路40からのPWM制御信号に基づいてスイッチング素子Qがスイッチング動作を行う。また、駆動回路50は、電池パック29(二次電池30)から電力供給を受け、スイッチング素子Qのスイッチング動作に応じた駆動電力を生成してモータ15に出力する。つまり、駆動回路50を通じての制御回路40のPWM制御に基づいて、モータ15の駆動制御が行われる。
本実施形態の制御回路40は、PWM制御時のPWM制御周波数を条件に応じて切り替える構成となっている。すなわち、制御回路40には、先のPWM制御部41の他、インパクト検出部42と、制御周波数切替部43とを備えている。
ここで、図3に示すように、インパクト回転工具11が低負荷領域A1で動作する場合、インパクト打撃(インパクトトルク)が生じないため、トルクセンサ25からトルク検出信号Iは出力されない。これに対し、インパクト回転工具11が高負荷領域A2で動作する場合、インパクト打撃(インパクトトルク)が生じるため、インパクト打撃(インパクトトルク)が生じる度にトルクセンサ25からトルク検出信号Iが出力される。インパクト検出部42は、このようなトルク検出信号Iの入力に基づいてインパクト打撃の有無、すなわち低負荷領域A1か高負荷領域A2かの検出(判定)を行う。
制御周波数切替部43は、PWM制御部41にて生成するPWM制御信号の制御周波数を、可聴域の上限とされる20[kHz]よりも低い制御周波数fr1と、20[kHz]よりも高い制御周波数fr2との何れかに切り替える。
ここで、PWM制御信号にてスイッチング動作を行う駆動回路50のスイッチング素子Qの損失は、PWM制御信号の制御周波数が高い方が大きく、制御周波数が低い方が小さい。つまり、スイッチング素子Qのスイッチング損失の観点からすると、PWM制御信号の制御周波数は低い方が好ましく、また低くなるほど損失は小さくなる。これに対し、スイッチング損失の観点からPWM制御信号の制御周波数が低くなるほど好ましいということで、制御周波数を可聴域の20[kHz]以下まで低くすると、今度は逆にスイッチング素子Qのスイッチング動作に起因する可聴域のPWM発振音が増大する。PWM発振音が増大し作業者の耳に入ると、作業の妨げになることが懸念される。
これらを踏まえ本実施形態では、電動工具がインパクト回転工具11であることを利用し、可聴域のPWM発振音をインパクトの打撃音に紛れさせることで解決することとした。すなわち、本実施形態の制御回路40では、インパクト検出部42はインパクト打撃の無い低負荷領域A1かインパクト打撃の有る高負荷領域A2かを検出し、インパクト打撃の無い低負荷領域A1と検出した場合、制御周波数切替部43はPWM制御信号の制御周波数を20[kHz]よりも高い制御周波数fr2に設定する。そして、PWM制御部41は、制御周波数切替部43にて設定した制御周波数fr2に基づくPWM制御信号の生成を行い、モータ15のPWM制御による駆動制御を行う。従って、インパクト打撃の無い低負荷領域A1で動作するインパクト回転工具11は比較的静かであるため、PWM発振音の発生が抑制される。
一方、インパクト検出部42がインパクト打撃の有る高負荷領域A2と検出すると、制御周波数切替部43はPWM制御信号の制御周波数を20[kHz]よりも低い制御周波数fr1に設定する。そして、PWM制御部41は、制御周波数切替部43にて設定した制御周波数fr1に基づくPWM制御信号の生成を行い、モータ15のPWM制御による駆動制御を行う。従って、インパクト打撃の有る高負荷領域A2で動作するインパクト回転工具11はそのインパクト打撃にてPWM発振音を紛れさせることができ、しかも可聴域内の低い制御周波数fr1でのスイッチング素子Qのスイッチング動作となるため、損失を十分に抑えることが可能である。このように本実施形態のインパクト回転工具11では、スイッチング損失の低減とPWM発振音の低減との両立が可能となっている。
次に、本実施形態の効果を記載する。
(1)本実施形態のインパクト回転工具11の制御回路40は、PWM制御信号を生成するPWM制御部41に加え、インパクト打撃の発生有無を検出するインパクト検出部42と、PWM制御信号の制御周波数を可聴域内の制御周波数fr1か可聴域より高い制御周波数fr2かに切り替える制御周波数切替部43とを備えている。そして、制御回路40は、インパクト打撃の発生無しの状態を検出した場合、PWM制御信号の制御周波数を制御周波数fr2に切り替え、インパクト打撃の発生有りの状態を検出した場合、PWM制御信号の制御周波数を制御周波数fr1に切り替える。つまり、インパクト打撃の発生無しの比較的静かな状態(低負荷領域A1)では、可聴域より高い制御周波数fr2が用いられ可聴域のPWM発振音が生じ難いPWM制御信号が生成される。一方、インパクト打撃の発生有り状態(高負荷領域A2)では、可聴域内の低い制御周波数fr1が用いられてPWM制御信号が生成される。この場合、可聴域のPWM発振音が発生するもののインパクトの打撃音に紛れるため、不快なPWM発振音が作業者には届き難くなる。また、低い制御周波数fr1でスイッチング素子Qのスイッチング動作を行うことで、スイッチング損失を低減することができる。このように本実施形態のインパクト回転工具11では、スイッチング損失の低減とPWM発振音の低減との両立を図ることができる。
(2)インパクト検出部42は、トルクセンサ25によるインパクトトルクの検出に基づいてインパクト打撃の発生有無を検出する構成のため、インパクト打撃の発生有無の検出を簡易的にまた確実に行うことができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・インパクト打撃の発生有無をトルクセンサ25にて検出していたが、これに限らず、例えばマイク等を通じてインパクト打撃の発生有無を検出してもよい。
・その他、インパクト回転工具11の構成を適宜変更してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(付記1)モータの駆動力をインパクト力発生部を介して負荷に伝達し、前記インパクト力発生部にて発生するインパクト打撃によるインパクトトルクを前記負荷に付与する構成のインパクト回転工具であり、PWM制御信号に基づくスイッチング素子のスイッチング動作に応じて前記モータへの電力供給を調整し前記モータのPWM制御を実施する制御回路を備えてなるインパクト回転工具であって、
前記制御回路は、前記PWM制御信号を生成するPWM制御部と、前記インパクト打撃の発生有無を検出するインパクト検出部と、前記PWM制御信号の制御周波数を可聴域内の第1制御周波数か可聴域より高い第2制御周波数かに切り替える制御周波数切替部とを備え、前記インパクト打撃の発生無しの状態を検出した場合、前記PWM制御信号の制御周波数を前記第2制御周波数に切り替え、前記インパクト打撃の発生有りの状態を検出した場合、前記PWM制御信号の制御周波数を前記第1制御周波数に切り替えることを特徴とするインパクト回転工具。
(付記2)付記1に記載のインパクト回転工具において、
前記インパクト検出部は、トルクセンサによる前記インパクトトルクの検出に基づいて前記インパクト打撃の発生有無を検出することを特徴とするインパクト回転工具。
15…モータ、17…インパクト力発生部、25…トルクセンサ、40…制御回路、41…PWM制御部、42…インパクト検出部、43…制御周波数切替部、A1…低負荷領域(インパクト打撃の発生無しの状態)、A2…高負荷領域(インパクト打撃の発生有りの状態)、fr1…制御周波数(第1制御周波数)、fr2…制御周波数(第2制御周波数)、Q…スイッチング素子。

Claims (2)

  1. モータの駆動力をインパクト力発生部を介して負荷に伝達し、前記インパクト力発生部にて発生するインパクト打撃によるインパクトトルクを前記負荷に付与する構成のインパクト回転工具であり、PWM制御信号に基づくスイッチング素子のスイッチング動作に応じて前記モータへの電力供給を調整し前記モータのPWM制御を実施する制御回路を備えてなるインパクト回転工具であって、
    前記制御回路は、前記PWM制御信号を生成するPWM制御部と、前記インパクト打撃の発生有無を検出するインパクト検出部と、前記PWM制御信号の制御周波数を可聴域内の第1制御周波数か可聴域より高い第2制御周波数かに切り替える制御周波数切替部とを備え、前記インパクト打撃の発生無しの状態を検出した場合、前記PWM制御信号の制御周波数を前記第2制御周波数に切り替え、前記インパクト打撃の発生有りの状態を検出した場合、前記PWM制御信号の制御周波数を前記第1制御周波数に切り替えることを特徴とするインパクト回転工具。
  2. 請求項1に記載のインパクト回転工具において、
    前記インパクト検出部は、トルクセンサによる前記インパクトトルクの検出に基づいて前記インパクト打撃の発生有無を検出することを特徴とするインパクト回転工具。
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