JP2016123607A - ポータブルトイレ - Google Patents

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和正 村田
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智行 青山
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Abstract

【課題】便器本体に脚が固定されていることの判別
【解決手段】
このポータブルトイレ10の便器本体100は、貫通孔132が形成されたボス120を有している。脚501〜504は、ボス120に装着された軸部511と、軸部511に設けられた係合部520とを有している。脚固定部材620は、貫通孔132を通じてボス120の内方に差し込まれて係合部520に係合する部材である。少なくとも係合部520に係合していない状態では、脚固定部材620は、ボス120の外方に突出している。固定確認部材640の干渉部642は、便器本体100に取り付けられた際に、脚固定部材620が軸部511の係合部520に係合した状態では脚固定部材620に干渉しないが、脚固定部材620が軸部511の係合部520に係合していない状態では脚固定部材620に干渉する。
【選択図】図12

Description

本発明はポータブルトイレに関する。
ポータブルトイレは、使用者の体格に応じて、高さを変える構造を有している場合があり、種々の構造が提案されている。例えば、特開2001−346718号公報には、外側面に凹溝が形成された脚を、本体の底板に設けられた円孔に設けられた突起に噛み合わせた形態が開示されている。また、ポータブルトイレの高さを変える構造として、特開2010−240165号公報、特開2012−239641号公報などに、種々の構造が提案されている。
特開2001−346718号公報 特開2010−240165号公報 特開2012−239641号公報
ところで、本発明者は、便器本体の底部に脚を取り付けたポータブルトイレの新規構造を検討している。ここで、ポータブルトイレの高さを変える構造として、便器本体の底部から延びる脚の長さが調整できることが好ましい。脚の長さを調整する構造は、脚の長さを調整し、便器本体に脚を固定する。本発明者は、便器本体に脚が固定されていないことに使用者が気づかずに使用してしまうことをできる限り防止したいと考えている。
ここで提案されるポータブルトイレは、便器本体と、脚と、脚固定部材と、固定確認部材とを備えている。ここで、便器本体は、貫通孔が形成された複数のボスと、固定確認部材を予め定められた位置に取り付ける被取付部とを有している。脚は、ボスに装着された軸部と、軸部に設けられた係合部とを有している。脚固定部材は、貫通孔を通じてボスの内方に差し込まれて係合部に係合される部材であり、少なくとも係合部に係合していない状態では、ボスの外方に突出する。固定確認部材は、取付部と、干渉部とを有している。取付部は、便器本体の被取付部に取り付けられる部位である。干渉部は、便器本体に取り付けられた際に、脚固定部材が軸部の係合部に係合した状態では脚固定部材に干渉しないが、脚固定部材が軸部の係合部に係合していない状態では脚固定部材に干渉する部位である。
このポータブルトイレでは、脚固定部材が軸部の係合部に係合していない場合に干渉部が脚固定部材に干渉し、固定確認部材が便器本体に取り付けられない。このため、脚固定部材が軸部の係合部に係合していることが、使用者において判別されやすい。
例えば、係合部は、軸部の外周面において、軸方向に間隔を空けて設けられた複数の突部と、軸部の軸方向に沿って形成された溝とを有していてもよい。この場合、ボスは、保持部を有しているとよい。ここで保持部は、軸部の複数の突部を周方向に装着したり、離脱したりでき、かつ、軸部の複数の突部が装着された状態では軸部の複数の突部を軸方向に保持する部位である。また、貫通孔は、軸部の複数の突部が保持部に装着された状態において、軸部の溝が対向する部位に形成されているとよい。ここで、脚固定部材が軸部の係合部に係合した状態では、軸部の複数の突部が保持部に装着され、かつ、脚固定部材が、ボスの貫通孔を通じて軸部の溝に差し込まれているとよい。この係合構造では、軸部の軸方向の固定と、周方向の固定との両方を実現できるとともに、軸部の外周面において、軸方向に間隔を空けて設けられた複数の突部のうち、何れの突部を保持部に保持させるかによって、ボスから突出する軸部の長さを調整できる。
固定確認部材は、ボスの外側に取り付けられて脚固定部材を覆うカバーであってもよい。
例えば、ボスは、便器本体の底部の前後左右の隅部に設けられており、固定確認部材は、ボスの外側に取り付けられた状態において、便器本体の側面部と一連に連なった側面を備えているとよい。この場合、固定確認部材が適切に取り付けられていない場合には、固定確認部材が便器本体の側面からずれる。このため、固定確認部材が適切に取り付けられていることが判別しやすい。
図1は、ポータブルトイレ10の斜視図である。 図2は、ポータブルトイレ10の斜視図である。 図3は、ポータブルトイレ10の斜視図である。 図4は、便器本体100の上面部102を示すポータブルトイレ10の平面図である。 図5は、便器本体100に脚501が取り付けられた部位を示している。 図6は、便器本体100に脚501が取り付けられた部位を示している。 図7は、脚501を示す側面図である。 図8は、便器本体100の内部から見たボス120の平面図である。 図9は、図8のIX−IX断面矢視図である。 図10は、便器本体100の内部から見たボス120の平面図である。 図11は、脚固定部材620が、軸部511の溝513に差し込まれた状態を示す縦断側面図である。 図12は、脚固定部材620が軸部511の溝513から引き抜かれた状態を示す縦断側面図である。
以下、ここで提案されるポータブルトイレを図面に基づいて説明する。以下の説明において、ポータブルトイレに関し、前、後、左、右というときは、それぞれ便座に腰掛けた使用者から見た方向を基準にしている。図面には、前(F)、後(Bk)、左(L)、右(R)に対応させて、それぞれ符号F、Bk、L、Rが適宜に付されている。また、各図において同じ作用を奏する部材や部位には、同じ符号を付し、適宜に重複する説明を省略している。
《ポータブルトイレ10》
図1から図3はそれぞれポータブルトイレ10の斜視図である。ここで、図1は、蓋20が開いた状態(蓋20が上げられた状態)を示している。図2は、図1の状態から便座30を上げ、バケツ40の蓋42(バケツ蓋)と、左側の肘掛300とを取り外した状態を示している。図3は、図2の状態からバケツ40を取り外した状態を示すポータブルトイレ10の斜視図である。図4は、便器本体100の上面部102を示すポータブルトイレ10の平面図であり、蓋20、便座30、バケツ40、トレイ50、背もたれ250および左右の肘掛300、400が取り外された状態が示されている。
ポータブルトイレ10は、図1〜図3に示すように蓋20と、便座30と、バケツ40と、トレイ50と、便器本体100と、背もたれ250と、肘掛300、400と、脚501〜504とを備えている。
《蓋20》
蓋20は、ポータブルトイレ10の便座30に被せられる部材である。この実施形態では、蓋20は、図1に示すように、矩形の部材であり、後側の縁にヒンジ21が取り付けられている。蓋20は、ヒンジ21を軸にして回動する。蓋20は、前後方向の中間部に蝶番22が取り付けられている。蓋20は、蝶番22によって前後方向の中間部で折り曲げることができる。折り曲げられた蓋20は、背もたれ250に設けられた開口251を通すことができる。背もたれ250に設けられた開口251に蓋20を通すことによって、蓋20の姿勢は、背もたれ250の前で便座30の上に配置された姿勢(図示省略)と、背もたれ250の後ろに引き上げた姿勢(図1に示す状態)とに適宜に変えられる。
《便座30》
便座30は、図1に示すように、便器本体100の上面の中央部に配置されている。かかる便座30は、ヒンジ31を介して便器本体100(この実施形態では、便器本体100の上面に配置されたトレイ(図示省略))に取り付けられている。便座30は、図1に示すように、便器本体100の上面に配置された姿勢と、図2に示すように、便器本体100の上面から引き上げられた姿勢とで適宜に変えられる。この実施形態では、便座30は、使用者がお尻を受ける座面を有する。便座30の中央には開口32が形成されている。
《バケツ40》
バケツ40は、使用者の排便を受けるバケツであり、「汚物受け」と称されうる。この実施形態では、バケツ40は、図2に示すように、上部が開口した底が深い有底の容器である。図3および図4に示すように、便器本体100は、当該バケツ40(図2参照)を収容する窪んだ収容部101を有している。収容部101は、バケツ40は予め定められた向きで収容部101に収められる。図1に示すように、バケツ40の開口には蓋42(バケツ蓋)が装着されており、ポータブルトイレ10を使用する時は、かかる蓋42を外して使用する。また、ポータブルトイレ10を使用しない時は、図1に示すように、バケツ40に蓋42をしておき、臭気が漏れるのを防止するとよい。また、この実施形態では、バケツ40の上縁43は、図2に示すように、周方向に連続して外側に屈曲している。
《トレイ50》
この実施形態では、図3に示すように、便器本体100の収容部101を囲むように便器本体100の上部にトレイ50が置かれている。トレイ50は、便器本体100の上面に置かれている。トレイ50の上には便座30が配置される。トレイ50の中央部には、収容部101の上部開口に合わせた形状の開口51が形成されている。トレイ50の開口51の縁およびトレイ50の外縁には、上方に向けて連続して立ち上がった壁52、53がそれぞれ設けられている。トレイ50の上に落ちた汚水は、かかる壁52、53によってトレイ50の上面に受けられる。この実施形態では、トレイ50には、便座30のヒンジ31を取り付ける基部54が設けられている。
《便器本体100》
次に、便器本体100を説明する。この実施形態では、便器本体100は、図1に示すように、収容部101と、上面部102と、外郭部103と、底部104とを有している。
《収容部101》
収容部101は、図3に示すように、バケツ40が収められた窪んだ部位である。この実施形態では、便器本体100の上面部102には、トレイ50が配置されている。トレイ50の中央部には、収容部101に通じる開口51が設けられている。図2に示すように、トレイ50の開口51の周縁に連続して立ち上がった壁52の上端にバケツ40の上縁43が引っ掛けられ、トレイ50の開口51(図2参照)を通じて便器本体100の収容部101にバケツ40が収められている。
《上面部102》
上面部102は、図2および図3に示すように、収容部101の上部周辺に設けられている。上面部102の上には、図1に示すように、トレイ50が配置され、その上に便座30が配置されている。
《外郭部103、底部104》
外郭部103は、図3に示すように、上面部102の周縁部から下方に延びており、収容部101の外側面を囲っている。底部104は、外郭部103の下端から連続し、便器本体100の底を形成している。
このポータブルトイレ10では、バケツ40を収容している収容部101は、図1に示すように、外郭部103に囲われている。このため、バケツ40を収容している収容部101が外観上見えにくい。また、便器本体100の、上面部102と、外郭部103と、底部104とは、一連に連なっている。便器本体100を構成する部材の縁が下方に張り出していない。このため、ポータブルトイレ10の前面では、使用者および介助者の足が、ポータブルトイレ10の下端に引っ掛かりにくい。
さらに、便器本体100の前面では、外郭部103が、上面部102の周縁から底部104へ向かうにつれて後方に傾斜している。換言すれば、外郭部103の下側の側面部113は、平面視において、便器本体100の上面部102の内側に延びている。特に、便器本体100の前面では、外郭部103の下側の側面部113は、便器本体100の上面部102の内側に入り込んでいる。このため、ポータブルトイレ10に座った使用者が体の近くに足を引き寄せるための空間S1が、ポータブルトイレ10の前面下部(つまり、使用者の足元)に確保されている。
ポータブルトイレ10の前面下部にこのような空間S1があると、使用者は、ポータブルトイレ10に座った状態で、自らの重心の近くに足を引き寄せることができ、ポータブルトイレ10から立ち上がりやすくなる。また、介助者にとっても、ポータブルトイレ10の前面に足を踏み入れる空間S1があるので、ベッドとポータブルトイレ10との間で使用者が乗り移るのを介助するのが容易になる。また、この実施形態では、便器本体100の外郭部103は、ポータブルトイレ10の前面と左右の両側面とが連続した面で形成されており、上面部102の周縁から底部104へ向かうにつれて少し内側に傾斜している。かかる外郭形状によって、使用者がベッドに乗り移る際に、便器本体100が邪魔になりにくい。
《上側部材210と下側部材220》
この実施形態では、ポータブルトイレ10は、樹脂製(樹脂成形品)である。便器本体100は、上側部材210と下側部材220とを備えている。上側部材210と下側部材220とは、上下に組み合わされている。便器本体100は、上側部材210と下側部材220とを上下に組み合わせる構造によって、樹脂成形が容易になる。換言すれば、便器本体100を上下に組み合わされる半割構造とすることによって、金型構造が簡素化され、成形作業が容易になる。また、便器本体100には高い剛性が確保されている。また、便器本体100を、上側部材210と下側部材220とで構成することによって、便器本体100はより複雑な形状を実現できる。この実施形態では、便器本体100の外郭部103では、上下の中間よりも上側に、上側部材210と下側部材220との境界BLが設定されている。
便器本体100の上面部102には、図4に示すように、肘掛取付部211、212と、背もたれ取付部213、214とが設けられている。また、上側部材210の周縁には、図4に示すように、上側部材210と下側部材220とを組み付けるための複数のねじ穴210cが形成されている。また、上側部材210の後部の脱臭装置取付部215の周縁部には、脱臭装置750を取り付けるための取付穴210dが形成されている。肘掛取付部211、212は、図4に示すように、前後に延びた長手の窪み221、222を有している。当該窪み221、222には、縦穴(223、225)、(224、226)と、係合溝227、228と、鍵穴231、232が形成されている。
《肘掛300、400》
この実施形態では、左右の肘掛300、400は、凡そ同様の構造を有している。肘掛300、400は、図1に示すように、肘掛ベース301、401と、肘掛本体302、402と、高さ調節機構303、403とを備えている。肘掛ベース301、401は、前後方向に沿って延びた長手のプレートであり、便器本体100の左右にそれぞれ装着され、固定ピン350、450によって固定されている。肘掛本体302、402は、肘掛ベース301、401に設けられた前後の2本の支柱(312、313)、(412、413)で支持されている。図1に示す例では、右側の肘掛ベース401の前側の支柱412に、トイレットペーパーホルダ60が取り付けられている。高さ調節機構303、403は、2本の支柱(312、313)、(412、413)の長さを調節する機構である。この実施形態では、高さ調節機構303、403は、2本の支柱(312、313)、(412、413)の中間部に架け渡された中空軸314、414の内部に設けられている。中空軸314、414の左右両面に、高さ調節機構の操作部(385、386)、(485、486)が設けられている。
左右の肘掛300、400は、使用者や介助者のニーズに応じて適宜に取り外すことができる。また、ポータブルトイレ10は、便器本体100から肘掛300、400を取り外した際に、肘掛300、400が取り付けられる部位に被せることができるカバーが付属されているとよい。かかるカバーは、図示は省略するが、肘掛300、400が取り外されたる部位に取り付けられ、便器本体100の上面を平坦にする形状であるとよい。
また、肘掛ベース301(401)の後側の支柱313(413)の外周面に、後方に突出した係合片を備えている。背もたれ250に形成された係合溝256、257(図1参照)にそれぞれ係合している。
《背もたれ250》
次に、ポータブルトイレ10の背もたれ250を説明する。この実施形態では、背もたれ250は、図1に示すように、左右の柱部252、253と、背もたれ部254と、クッション255とを備えている。柱部252、253は、便器本体100の左右両側から上方に立ち上がっている。背もたれ部254は、柱部252、253の上端に架け渡されている。クッション255は、背もたれ部254の前面に取り付けられている。また、左右の柱部252、253と背もたれ部254とで囲まれた領域は、蓋20を前後に通すための開口251が設けられている。
《下側部材220》
次に下側部材220を説明する。下側部材220には、便器本体100のうち、当該境界BLよりも下側の側面部113と、底部104とが含まれている。下側部材220は、全体として有底の略矩形の箱形状である。この実施形態では、下側部材220の底部104の中央部分は、開口104aが形成されている。上側部材210の下縁と下側部材220の上縁とが内外に嵌まり合っており、上側部材210の側面部112と下側部材220の側面部113とが一連に連なっている。
《ボス120》
便器本体100は、複数のボス120を備えている。この実施形態では、図1〜図4に示すように、便器本体100の底部104の前後左右の四隅に脚501〜504が取り付けられている。図5と図6は、便器本体100に脚501が取り付けられた部位を示している。ポータブルトイレ10は、図5および図6に示すように、脚固定部材620と、固定確認部材640とを備えている。図5は、便器本体100の底部104に脚501が取り付けられた部位の外側に固定確認部材640が取り付けられた状態を示している。図6は、便器本体100の底部104に脚501が取り付けられた部位の外側に取り付けられた固定確認部材640が便器本体100の底部104に取り外された状態を示している。便器本体100に脚501〜504が取り付けられる部位には、それぞれボス120(図6参照)が設けられている。
《脚501〜504》
図7は、脚501の側面図である。便器本体100に取り付けられる脚501〜504は、便器本体100の前側に取り付けられる脚501、503と、後側に取り付けられる脚502、504とで、脚の形状が異なる。この実施形態では、後側に取り付けられる脚502、504には、後部にキャスター502a、504aが取り付けられている。脚501〜504は、その余において同様の構造を有している。脚501〜504は、図7に示す脚501のように、ボス120に装着される軸部511と、係合部520とを備えている。ここで、係合部520は、軸部511に設けられた複数の突部512と、溝513とを備えている。
《突部512》
複数の突部512は、軸部511の外周面において、軸方向に間隔を空けて設けられている。この実施形態では、突部512は、軸部511の外周面において、周方向の予め定められた第1範囲において周方向に延びた突条である。複数の突部512(突条)が、全体として軸方向に間隔を空けて設けられており、かかる複数の突部512は、全体として櫛歯を構成している。
《溝513》
溝513は、軸部511の外周面において、軸部511の軸方向に沿って形成されている。この実施形態では、溝513は、上述のように突部512が設けられた周方向の第1範囲を除き、軸部511の外周面に軸方向に沿って形成されている。また、溝513の上端には壁514が設けられており、下端には壁515が設けられている。また、軸部511の上縁には、外径方向に突出した出っ張り516があり、櫛歯を構成する複数の突部512の下側には、外径方向に突出した突起517がある。突起517は、軸部511がボス120に装着された状態において、ボス120の下端の内径よりも外方に突出している。
《ボス120の構造》
図8は、便器本体100の内部から見たボス120の平面図である。ここで、図8中の2点鎖線は、ボス120に装着された軸部511を示している。図9は、図8のIX−IX断面矢視図である。図10は、図8と同様に、便器本体100の内部から見たボス120の平面図である。図10中の2点鎖線は、ボス120から軸部511を取り外す際の軸部511の位置を示している。この実施形態では、ボス120は、図8に示すように、外筒部121と、下縁部122と、内筒部123と、保持部131と、貫通孔132とを備えている。
外筒部121は、便器本体100の底部104から下方に突出した筒状の部位である。外筒部121の周りには、底部104から立ち上がり、かつ、外筒部121の外側面から延びた複数のリブ125が設けられている。下縁部122は、外筒部121の下端から外筒部121の内径側に延びている。内筒部123は、外筒部121の内側において、下縁部122の内側の縁から上方に突出した筒状の部位である。また、外筒部121と内筒部123との間にも、径方向に延びた複数のリブ126が設けられている。この構造によって、ボス120に所要の強度が確保されている。
また、この実施形態では、固定確認部材640は、かかるボス120の周りに取り付けられる。便器本体100の底部104には、ボス120の周りに固定確認部材640を取り付けるための被取付部127が設けられている。被取付部127は、この実施形態では、固定確認部材640に設けられる爪645が挿通される挿通される孔127aと、爪645が係止される係止片127bとを備えている。被取付部127は、ボス120が設けられた便器本体100の隅部において、ボス120の周りの2箇所に設けられている。一方の被取付部127は、便器本体100の前後の幅方向に延びており、他方の被取付部127は、便器本体100の左右の幅方向に延びている。
保持部131は、軸部511の複数の突部512を周方向に装着したり、離脱したりでき、かつ、軸部511の複数の突部512が装着された状態では軸部511の複数の突部512を軸方向に保持する部位である。この実施形態では、保持部131として、ボス120の内筒部123の内周面に、周方向に延びた一本の突条が設けられている。保持部131としての突条の軸方向の幅は、軸部511の複数の突部512の間隙に合わせられている。
貫通孔132は、図8に示すように、軸部511の複数の突部512が保持部131に装着された状態において、軸部511の溝513が対向する部位に形成されている。貫通孔132は、図8に示すように、脚固定部材620が挿通される孔である。この実施形態では、貫通孔132は、ボス120の外筒部121と内筒部123とをそれぞれ径方向に貫通している。内筒部123の貫通孔132aと外筒部121の貫通孔132bとは、それぞれ脚固定部材620に応じた形状であるとよい。この実施形態では、内筒部123の貫通孔132aは、外筒部121の貫通孔132bよりも軸方向に幅が広い。
また、この実施形態では、軸部511の複数の突部512が周方向に当接し、軸部511の回動範囲を規定するストッパ134が、ボス120の内筒部123の内周面に設けられている。ここでは、ボス120の内筒部123の内周面には、上述したように保持部131としての突条が、周方向に延びている。かかる保持部131の周方向の一端には、軸部511の複数の突部512が軸方向に挿通可能な間隙133が設けられている。当該間隙133は、軸部511の複数の突部512が周方向に延びる長さに応じた範囲で形成されている。ストッパ134は、当該間隙133を挟み、保持部131から周方向に離れた位置に設けられている。この実施形態では、ストッパ134は、ボス120の内筒部123の内周面において、軸方向に延びた壁である。
この実施形態では、図10に示すように、周方向において、複数の突部512がストッパ134に当たる位置に軸部511を回すと、突部512の位置が、間隙133に合わせられる。突部512の位置が間隙133に合わせられた状態では、軸部511をボス120に対して軸方向に動かすことができる。そして、ボス120から突出した軸部511の長さを調整する。ボス120から突出した軸部511の長さを調整した後、図8に示すように、周方向に軸部511を回し、複数の突部512を保持部131に保持させる。複数の突部512を保持部131に保持させることによって、軸部511が軸方向に保持される。この状態で、脚固定部材620が溝513に装着されると、軸部511の回転が規制され、ボス120から突出した軸部511の長さに固定される。このように、この実施形態では、軸部511は、係合部520として、軸部511の外周面において、軸方向に間隔を空けて設けられた複数の突部512と、軸部511の軸方向に沿って形成された溝513とを有している。
また、この実施形態では、軸部511の上縁には、外径方向に突出した出っ張り516があり、櫛歯を構成する複数の突部512の下側には、外径方向に突出した突起517がある。突起517は、軸部511がボス120に装着された状態において、ボス120の下端の内径よりも外方に突出している。かかる突起517がストッパとなるため、軸部511がボス120に対して必要以上に深く挿入されない。
《脚固定部材620》
脚固定部材620は、図8に示すように、貫通孔132を通じてボス120の内方に差し込まれて係合部520に係合する部材である。そして、脚固定部材620は、少なくとも係合部520に係合していない状態では、ボス120の外方に突出する。この実施形態では、脚固定部材620は、ボス120の貫通孔132を通じて、軸部511の溝513に差し込まれる部材である。
図11は、脚固定部材620が、ボス120の貫通孔132を通じて、軸部511の溝513に差し込まれた状態を示す縦断側面図である。図12は、脚固定部材620が軸部511の溝513から引き抜かれた状態を示している。この実施形態では、図11に示すように、脚固定部材620は、基端部621と、挿入部622、623と、第1抜止部624、625と、第2抜止部626、627と、係止部628、629とを備えている。
ここで、基端部621は、ボス120の外径側に突出した端部に設けられている。挿入部622、623は、基端部621から延びた棒状の部位であり、挿入部622、623の先端は、貫通孔132を通じて軸部511の溝513に挿入される。この実施形態では、挿入部622、623は、基端部621の上下両端(ボス120に対しては軸方向の両端)から上下方向(ボス120に対しては軸方向)に対向するように延びている。
第1抜止部624、625は、挿入部622、623の先端に設けられている。当該第1抜止部624、625は、脚固定部材620の自然状態(変形していない状態)において、ボス120の貫通孔132のうち、内筒部123の貫通孔132aには収まる。また、第1抜止部624、625の上下方向(ボス120に対しては軸方向)の幅は、脚固定部材620の自然状態(変形していない状態)において、外筒部121の貫通孔132bには挿通できないように設定されている。
第2抜止部626、627は、挿入部622、623の中間部において外側面に設けられた突起である。第2抜止部626、627は、図11に示すように、挿入部622、623が軸部511の溝513に挿入された場合に、ボス120の外筒部121の貫通孔132bの内側に入り込む位置に設けられている。脚固定部材620の自然状態では、第2抜止部626、627は、挿入部622、623の外側面において、当該外筒部121の貫通孔132bよりも幅広に突出している。この実施形態では、第2抜止部626、627は、挿入部622、623の先端側から基端部621側へ向けて徐々に外方へ突出したテーパ状の突起である。
係止部628、629は、第1抜止部624、625と第2抜止部626、627との間で、挿入部622、623から外方に突出した部位である。脚固定部材620の自然状態では、挿入部622、623は、外筒部121の貫通孔132bよりも幅広で、内筒部123の貫通孔132aよりも幅が狭い。この実施形態では、係止部628、629は、挿入部622、623の先端側から基端部621側へ向けて徐々に外方へ突出したテーパ状の突起である。
脚固定部材620は、弾性変形域で、挿入部622、623の間隔が狭められる。挿入部622、623の間隔を狭めることによって、第1抜止部624、625は、外筒部121の貫通孔132bおよび内筒部123の貫通孔132aに通すことができる。また、挿入部622、623の間隔を狭めることによって、係止部628、629および第2抜止部626、627は、外筒部121の貫通孔132bに通すことができる。
脚固定部材620の第1抜止部624、625は、図12に示すように、ボス120の外方から内方へ向けて、外筒部121の貫通孔132bに通されている。この際、係止部628、629は、外筒部121の貫通孔132bの外側に配置されており、脚固定部材620が、ボス120の内方にさらに進入するのを規制するストッパとして機能している。図12に示す状態では、脚固定部材620の第1抜止部624、625は、外筒部121の貫通孔132bに通されているが、係止部628、629は、外筒部121の貫通孔132bの外側に配置されている。この状態では、図10および図12に示すように、挿入部622、623の先端は、ボス120の内筒部123の内側に差し込まれていない。このため、脚固定部材620は、軸部511がボス120内で周方向に回動するのを規制しない。
図11に示すように、脚固定部材620は、挿入部622、623の間隔を狭めることによって、係止部628、629および第2抜止部626、627を外筒部121の貫通孔132bの内側に侵入させることができる。例えば、図8および図11に示すように、軸部511の溝513が、ボス120の貫通孔132に対向するように、ボス120に挿入された軸部511を回動させた場合、脚固定部材620の挿入部622、623の先端を、軸部511の溝513に差し込むことができる。脚固定部材620の挿入部622、623の先端が軸部511の溝513に差し込まれていると、脚固定部材620は、軸部511がボス120内での周方向の回動するのを規制する。
この実施形態では、図8に示すように、軸部511の溝513が、ボス120の貫通孔132に対向しているときには、軸部511の複数の突部512が、ボス120の保持部131に装着された状態である。このため、突部512と保持部131との係合によって、軸部511は、ボス120に対して軸方向への動きが規制される。このように、脚固定部材620の挿入部622、623の先端が軸部511の溝513に差し込まれていることによって、脚501〜504が便器本体100に固定されている。
このように、この実施形態では、脚固定部材620が軸部511の係合部520に係合した状態では、軸部511の複数の突部512が保持部131に装着された状態においてボス120の貫通孔132を通じて、軸部511の溝513に差し込まれている。
《固定確認部材640》
固定確認部材640は、便器本体100の被取付部127に取り付けられる取付部641と、干渉部642とを備えている。この実施形態では、固定確認部材640は、ボス120の外側に取り付けられて、ボス120および脚固定部材620を覆うカバーである。具体的には、この実施形態では、複数のボス120が、便器本体100の底部104の前後左右の隅部に設けられている。固定確認部材640は、図5に示すように、便器本体100の底部104において、ボス120の周りに装着されている。
固定確認部材640は、図6および図8に示すように、便器本体100の底部104の隅部に応じた形状を有している。固定確認部材640の取付部641は、便器本体100の底部104の被取付部127に対応して設けられた爪645である。爪645は、被取付部127の孔127aに挿通され、係止片127bに引っ掛けられる。当該爪645を便器本体100の底部104の被取付部127に引っ掛けることによって、固定確認部材640は、便器本体100の底部104の予め定められた位置に取り付けられる。
固定確認部材640の側面643は、図5に示すように、固定確認部材640が便器本体100の底部104の予め定められた位置に取り付けられている場合には、便器本体100の側面部113と一連に連なる。これにより、ボス120が外部に露出せず、便器本体100の美観がよくなる。また、固定確認部材640が便器本体100の底部104の予め定められた位置に取り付けられていない場合には、固定確認部材640の側面643が、便器本体100の側面部113からずれる。このため、固定確認部材640が便器本体100の底部104の予め定められた位置に取り付けられていないことが一目で分かり、固定確認部材640が便器本体100に適切に取り付けられていないことが判別しやすい。
ここで、脚固定部材620が軸部511の溝513に対して差し込まれた状態では、固定確認部材640は、脚固定部材620に干渉せずに、便器本体100に取り付けられる。これに対して、軸部511の溝513に脚固定部材620が十分に差し込まれていない状態では、便器本体100に取り付けられる際に脚固定部材620に干渉部642が干渉する。このため、固定確認部材640は、便器本体100に取り付けられない。
この実施形態では、固定確認部材640が便器本体100に取り付けられている場合には、軸部511の溝513に脚固定部材620が差し込まれた状態である。したがって、固定確認部材640が便器本体100に取り付けられているか否かを確認することによって、脚固定部材620が軸部511の溝513に差し込まれていない可能性があることが分かる。このため、脚固定部材620が軸部511の溝513に差し込まれていない可能性があることを使用者に注意を喚起できる。これにより、脚固定部材620が軸部511の溝513に十分に差し込まれていない状態で使用者がポータブルトイレ10に座ることを防ぐことができる。
また、この実施形態では、固定確認部材640の側面643は、図5に示すように、固定確認部材640が便器本体100の底部104の予め定められた位置に取り付けられている場合には、便器本体100の側面部113と一連に連なる。このため、固定確認部材640が便器本体100の底部104の予め定められた位置に取り付けられていない場合には、固定確認部材640の側面643が、便器本体100の側面部113からずれる。このため、固定確認部材640が便器本体100の底部104の予め定められた位置に取り付けられていないことが分かりやすくなる。
以上のように、このポータブルトイレ10は、図1および図6に示すように、便器本体100と、脚501〜504と、脚固定部材620と、固定確認部材640とを備えている。ここで、便器本体100は、貫通孔132が形成された複数のボス120と、固定確認部材640を予め定められた位置に取り付ける被取付部127(図8参照)とを備えている。脚501〜504は、ボス120に装着された軸部511と、軸部511に設けられた係合部520とを有している。
脚固定部材620は、図8および図11に示すように、貫通孔132を通じてボス120の内方に差し込まれて係合部520に係合する部材である。脚固定部材620は、図12に示すように、係合部520に係合していない状態では、係合部520に係合している状態よりも、ボス120の外方に大きく突出する。固定確認部材640は、取付部641と、干渉部642とを有している。取付部641は、便器本体100の被取付部127に取り付けられる部位である。干渉部642は、便器本体100に取り付けられた際に、脚固定部材620が軸部511の係合部520に係合した状態では脚固定部材620に干渉しないが、脚固定部材620が軸部511の係合部520に係合していない状態では脚固定部材620に干渉する部位である。
このポータブルトイレ10では、脚固定部材620が軸部511の係合部520に係合していない状態では、干渉部642が脚固定部材620に干渉するので、固定確認部材640が、便器本体100に取り付けられない。このため、脚固定部材620が軸部511の係合部520に係合していないことが、使用者において判別されやすい。
例えば、係合部520は、図7に示すように、軸部511の外周面において、軸方向に間隔を空けて設けられた複数の突部512と、軸部511の軸方向に沿って形成された溝513とを有していてもよい。この場合、図8に示すように、ボス120は、軸部511の複数の突部512を周方向に装着したり、離脱したりでき、かつ、軸部511の複数の突部512が装着された状態では軸部511の複数の突部512を軸方向に保持する保持部131を有しているとよい。また、貫通孔132は、軸部511の複数の突部512が保持部131に装着された状態において、軸部511の溝513が対向する部位に形成されているとよい。
脚固定部材620が軸部511の係合部520に係合した状態では、軸部511の複数の突部512が保持部131に装着され、かつ、脚固定部材620が、ボス120の貫通孔132を通じて軸部511の溝513に差し込まれているとよい。この係合構造では、軸部511の軸方向の固定と、周方向の固定との両方を実現できる。そして、軸部511の外周面において、軸方向に間隔を空けて設けられた複数の突部512のうち、何れの突部512を保持部131に保持させるかによって、ボス120から突出する軸部511の長さを調整できる。
固定確認部材640は、図1および図5に示すように、ボス120の外側に取り付けられて脚固定部材620を覆うカバーであってもよい。
この場合、ボス120は、例えば、便器本体100の底部の前後左右の隅部に設けられていてもよい。そして、固定確認部材640は、ボス120の外側に取り付けられた状態において、便器本体100の側面部113と一連に連なった側面を備えているとよい。この場合、固定確認部材640が適切に取り付けられていない場合には、固定確認部材640の側面643が便器本体100の側面部113からずれる。このため、固定確認部材640が適切に取り付けられていないことが判別しやすい。
このように、このポータブルトイレ10では、脚固定部材620が軸部511の係合部520に適切に取り付けられていない場合に、固定確認部材640が適切に取り付けられない状態となり、使用者に注意喚起が行える。これにより、脚固定部材620が軸部511の係合部520に適切に取り付けられていない状態で、ポータブルトイレ10が使用されるのを抑制できる。
以上、ここで提案されるポータブルトイレの実施の一形態を説明したが、ここで提案されるポータブルトイレは、上述した実施の形態に限定されない。
例えば、便器本体100、ボス120、軸部511、脚固定部材620、固定確認部材640などの、具体的な構造は、上述した実施形態に限定されない。例えば、ボス120と軸部511との係合構造は、上述した実施形態に限定されない。また、便器本体100の内部や、ボス120の周りなどには、適当にリブがもうけられていてもよい。また、ボス120に設けられる保持部131は、上述した実施形態に限定されない。例えば、保持部131は、周方向に延びた突条を、軸方向に間隔を空けて複数配置した構造とし、当該複数の突条が、脚501〜504の軸部511の複数の突部512に噛み合う構造としてもよい。この場合、図示は省略するが、ボス120には、周方向に半割構造の内筒を固定的に取り付ける構造とし、当該内筒の内周面に保持部131を設けてもよい。
本発明は、上述したようにポータブルトイレを提供するものであり、産業上利用可能である。
10 ポータブルトイレ
100 便器本体
101 収容部
102 上面部
103 外郭部
104 底部
104a 開口
112、113 側面部
120 ボス
121 外筒部
122 下縁部
123 内筒部
125 リブ
126 リブ
127 被取付部
127a 孔
127b 係止片
131 保持部
132 貫通孔
132a 内筒部123の貫通孔
132b 外筒部121の貫通孔
133 間隙
134 ストッパ
210 上側部材
211、212 肘掛取付部
213、214 背もたれ取付部
215 脱臭装置取付部
220 下側部材
501〜504 脚
502a、504a キャスター
511 軸部
512 突部
513 溝
520 係合部
620 脚固定部材
621 基端部
622、623 挿入部
624、625 抜止部
626、627 抜止部
628、629 係止部
640 固定確認部材
641 取付部
642 干渉部
643 側面
645 爪
750 脱臭装置

Claims (4)

  1. 便器本体と、
    脚と、
    脚固定部材と、
    固定確認部材と
    を備え、
    前記便器本体は、
    貫通孔が形成された複数のボスと、
    前記固定確認部材を予め定められた位置に取り付ける被取付部と
    を有し、
    前記脚は、
    前記ボスに装着された軸部と、
    前記軸部に設けられた係合部と
    を有し、
    前記脚固定部材は、
    前記貫通孔を通じて前記ボスの内方に差し込まれて前記係合部に係合する部材であり、
    少なくとも前記係合部に係合していない状態では、前記ボスの外方に突出しており、
    前記固定確認部材は、
    前記便器本体の被取付部に取り付けられる取付部と、
    前記便器本体に取り付けられた際に、前記脚固定部材が前記軸部の前記係合部に係合した状態では前記脚固定部材に干渉しないが、前記脚固定部材が前記軸部の前記係合部に係合していない状態では前記脚固定部材に干渉する、干渉部と
    を有する、
    ポータブルトイレ。
  2. 前記係合部は、
    前記軸部の外周面において、軸方向に間隔を空けて設けられた複数の突部と、
    前記軸部の外周面において、軸方向に沿って形成された溝と
    を有し、
    前記ボスは、
    前記軸部の複数の突部を周方向に装着したり、離脱したりでき、かつ、前記軸部の複数の突部が装着された状態では前記軸部の複数の突部を軸方向に保持する保持部
    を有し、
    前記貫通孔は、前記軸部の複数の突部が前記保持部に装着された状態において、前記軸部の溝が対向する部位に形成されており、
    ここで、前記脚固定部材が前記軸部の前記係合部に係合した状態では、前記軸部の複数の突部が前記保持部に装着され、かつ、前記脚固定部材が前記貫通孔を通じて前記軸部の前記溝に差し込まれている、
    請求項1に記載されたポータブルトイレ。
  3. 前記固定確認部材は、
    前記ボスの外側に取り付けられて前記脚固定部材を覆うカバーである、請求項1または2に記載されたポータブルトイレ。
  4. 前記ボスは、前記便器本体の前記底部の前後左右の隅部に設けられており、
    前記固定確認部材は、前記ボスの外側に取り付けられた状態において、前記便器本体の前記側面部と一連に連なった側面を備えている、請求項3に記載されたポータブルトイレ。
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