JP2016122638A - 照明装置発光制御システム、照明装置発光制御方法、及びプログラム - Google Patents

照明装置発光制御システム、照明装置発光制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】、照明装置を提供する際の手間をなくし、照明装置を再利用でき、観客が自分の好みにあった照明装置を選択することができる。
【解決手段】情報入力装置は、照明装置が使用される位置を特定する位置情報を受け付け、照明装置を識別する識別子を照明装置に出力し、管理装置は、受け付けられた位置情報と出力された識別子とを対応させた対応情報、照明装置の発光を制御する発光制御情報、を記憶部に記憶し、2以上の照明装置のうち、対応情報に基づいて特定された照明装置に発光制御情報を送信し、照明装置は、出力された識別子を記憶部に記憶し、送信された発光制御情報を受信し、受信した発光制御情報に基づいて照明手段の発光を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置発光制御システム、照明装置発光制御方法、及びプログラムに関する。
従来から、コンサート会場やスポーツイベント会場等において、ケミカルライトやペンライト等を観客が振る等して、コンサートやスポーツイベント等を楽しむ観覧スタイルが定着している。このような観覧スタイルにより、観客は、アーティストやスポーツ選手らと一体となって、コンサートやスポーツイベント等を楽しむことができる。
また、ペンライト等の照明装置にIPアドレスを付与し、無線LAN等の無線通信を用いて、観客の座席毎に照明装置を制御する技術が取り入れられ始めている。これに関し、例えば特許文献1には、ペンライトの発光状態を制御するパソコン画面の分割領域に対応する領域の観客席に、この分割領域に付されたアドレスと同じアドレスを付し、このアドレスが設定されたワイヤレスペンライトをその観客席の観客に貸与しておき、このアドレスと色データに基づいて、各色LEDの発光を制御し、パソコン画面の表示画像と同様の画像を観客席のペンライトによって表示する技術が記載されている。
特開2003−36981号公報
しかしながら、従来は、特許文献1に記載された上述の技術のように、IPアドレス等のアドレスが予め照明装置毎に固定されているため、観客席ごとにアドレスが固定された照明装置が配布される場合、観客は自分の好みにあった照明装置を選択することができない。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、観客が自分の好みにあった照明装置を選択することができることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、情報入力装置と、情報入力装置とネットワークを介して接続された管理装置と、管理装置とネットワークを介して接続される2以上の照明装置と、を有する照明装置発光制御システムであって、情報入力装置は、照明装置が使用される位置を特定する位置情報を受け付ける受付手段と、照明装置を識別する識別子を照明装置に出力する出力手段と、を備え、管理装置は、受付手段により受け付けられた位置情報と出力手段により出力された識別子とを対応させた対応情報、照明装置の発光を制御する発光制御情報、を記憶する情報記憶手段と、2以上の照明装置のうち、対応情報に基づいて特定された照明装置に発光制御情報を送信する第2通信手段と、を備え、照明装置は、照明手段と、出力手段により出力された識別子を記憶する識別子記憶手段と、第2通信手段により送信された発光制御情報を受信する受信手段と、受信手段により受信した発光制御情報に基づいて照明手段の発光を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、観客が自分の好みにあった照明装置を選択することができる。
本発明の実施形態における照明装置発光制御システムの概略構成図である。 本発明の実施形態における照明装置の発光を制御するための座席構成画面や発光制御プログラムの一例を示す模式図である。 本発明の実施形態における照明装置発光制御システムの機能ブロック図である。 本発明の実施形態における管理装置等で記憶する制御データの一例を示す模式図である。 本発明の実施形態における発光制御処理手順について説明するフローチャートである。 図1に示した照明装置発光制御システムの変形例に係る概略構成図である。 図6に示した照明装置発光制御システムに対応する機能ブロック図である。
本発明の実施形態における照明装置発光制御システムについて図面を用いて以下説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化乃至省略する。以下では、本実施形態にかかる照明装置発光制御システムをコンサート等に適用した事例を元に説明するが、これに限られるものではない。例えば、本実施形態にかかる照明装置発光制御システムは、演劇や映画、パレード、あるいは、野球やサッカー等の球技、陸上競技若しくは水泳競技等の各種スポーツイベント等、屋内、屋外を問わず広く適用することができる。
本発明の実施形態における照明装置発光制御システムの概略構成について図1を参照して説明する。本実施形態における照明装置発光制御システム1は、情報入力装置30と、情報入力装置30とネットワーク60を介して接続された管理装置50と、管理装置50と無線アンテナ5を用いた無線ネットワークを介して接続される2以上の照明装置10を有する。チケットCは、コンサートへ入場する際に必要な入場券であり、券面にはコンサート名、会場名、座席番号、これらをコード化したバーコード等が記載されている。なお、無線アンテナ5は会場内の任意の箇所に設置されるが、会場の広さや無線通信に用いる電波の出力等に応じて複数台設置することが好ましい。
なお、情報入力装置30と管理装置50とを接続するネットワークは、有線でも無線でも何れでもよい。他方、管理装置50と照明装置10とを接続するネットワークは上記の通り、無線ネットワークであることが好ましい。これは、有線ネットワークとすると、コンサート等において観客が座席から立ち上がってアーティスト等に声援を送る際に動ける範囲が制限される等、煩わしいためであるが、他方、観客が座席から立ち上がる必要の無いコンサート等であれば、有線ネットワークであってもよい。
照明装置10は、例えばペンライトやライトスティック等の照明デバイスであり、例えばコンサート会場等で、観客が歌やダンス等に合わせて振る等して、アーティスト等との一体感を楽しむため等に用いるものである。観客一人ひとりが照明装置10を所持するものあるが、本図では図示の便宜上、例えば照明部の形状が異なる照明装置10a、10b、10cの3つの照明装置を示している。
これらの照明装置10には、それぞれを識別するため、IPアドレス、機器に固有の番号、電話番号等、管理装置50が照明装置10と通信をする際に照明装置10を特定する識別子が付与されていることが好ましい。また、IPアドレス等は、例えばコンサート会場の座席番号に対応させておくことが好ましい。
また、これらの照明装置10は、例えばコンサート会場等において、コンサートが始まる前等に観客がコンサート会場に設けられたコンサートグッズを販売する売店等で購入する等して予め入手しておくことが好ましい。また、コンサートの主催者が用意するペンライトの中から自分の好みのペンライトを選び、受け取ることとしてもよい。他方、観客が事前にコンサート会場とは別の場所や通信販売等で購入、あるいは以前に行ったことがあるコンサートにおいて購入等していた照明装置10をコンサート会場に持ち込んで再利用することとしてもよい。これにより、観客は自分の好みに合った照明装置10を選択することができる。また、観客は、これらの照明装置10を一人で複数台、所持してもよい。この場合、1つの座席番号に複数のIPアドレスを対応させることが好ましい。
情報入力装置30は、例えばコンサート会場入口において観客の入場等を受け付けるために設置される、パーソナルコンピュータ(以下「PC」という。)やタブレット型端末、タッチパネルを備えたキオスク端末と呼ばれる装置等、情報を入力するための装置である。なお、情報入力装置30は、受付に複数台設置することとしてもよい。情報入力装置30は、例えばスキャナ等の受付部31とリーダライタ等の出力部32を備えていることが好ましい。なお、本図では情報入力装置30をノート型PCとして描いているが一例であり、ノート型PCに限定されないことは言うまでもない。
受付部31は、観客が所持するチケット等に記載された文字情報やバーコード等を読み取るための装置である。本実施形態においては、受付部31は、チケット等に記載された座席番号等の位置情報、を文字情報やバーコードを介して読み取る。また、コンサート名、コンサート会場及びコンサート開催日時等のイベントを特定するイベント識別子も同様に読み取るようにしてもよい。
出力部32は、例えばNFC(Near Field Communication)やRFID等を用いた非接触の近距離無線通信により、照明装置10に内蔵されたICチップへ上述のIPアドレス等を書込むための装置である。なお、以下ではIPアドレスの書込み等を非接触通信で行う例に基づいて説明するが、非接触通信に限らず接触式の通信方法を採用できることとしてもよい。
管理装置50は、コンサートに関する各種情報や照明装置を制御するための制御データ等を記憶・管理するための装置である。管理装置50としては、例えばPCやタブレット型端末、あるいはサーバ等であってもよい。管理装置50の詳細については後述する。
次に、管理装置50において、照明装置10の発光を制御するための、例えばコンサート会場等の座席構成画面表示例、及び照明発光プログラムの一例について図2を参照して簡単に説明する。
例えば、図2(a)には、上側のステージに対向して観客席が複数配置された表示画面例が示されている。ここでは、観客席として、「A01〜11、B01〜05、C01〜05、D01〜05、E01〜05」の座席番号が割り当てられた例を示しているが一例であり、これらに限定されないことは言うまでもない。また、画面右側には座席に着く観客が所持する照明装置10の発光色を指定するための色指定アイコンとして、赤アイコンR、黄アイコンY、青アイコンB、指定を取り消すための取消アイコンDが表示されているが、これも一例であり、これ以外の指定アイコンを表示させてもよい。なお、本実施形態において、座席番号の接頭に付されたA〜E等はコンサート会場における特定の範囲を示すものとして説明する。
例えば、コンサートの管理者は、管理装置50に備えられた不図示のマウスやキーボードに対する入力操作や、管理装置50のディスプレイに備えられた不図示のタッチパネル等へのタッチ操作により、指示アイコンAを動かす。マウスを用いた操作を例にすれば、観客席「A01」に着く観客が所持する照明装置10の発光色を「赤」にしたいとき、管理者は、マウスにより赤アイコンRの所へ指示アイコンAを動かし、赤アイコンRの位置でクリックし、その後、観客席「A01」の所へ指示アイコンAを動かし、座席「A01」の位置でクリックすればよい。
図2(b)は、照明装置10の発光を制御する発光制御プログラムの一例を示したものである。ここでは、第1音楽が始まると(music start)、A01〜03、B01〜03及びC01〜03の座席番号に対応する照明装置10の照明が青色発光し(blue on)、その後、A01〜03、B01及びC01が消灯し(blue off)、次に、B02〜04、C02〜04及びD02〜04の座席番号に対応する照明装置10の照明が赤色発光し(red on)、その後、B02〜04、C02及びD02が消灯し(red off)、C03〜05、D03〜05及びE03〜05の座席番号に対応する照明装置10の照明が黄色発光し(yellow on)、その後、C03〜05、D03及びE03が消灯し(yellow off)、さらに第2音楽が始まると(music start)、A01〜11の座席番号に対応する照明装置10の照明が5秒間、赤色発光の後、青色発光し(red on 5s to blue on)、さらに第3音楽が始まると(music start)、全ての座席番号に対応する照明装置10の照明が10秒間、白色点滅する(White blink for 10s)発光制御プログラムを示している。発光制御プログラムを用いた照明装置10の発光制御処理手順については後述する。
次に、本実施形態における照明装置発光制御システム1に係る機能ブロックについて図3を参照して説明する。まず、本実施形態において、情報入力装置30は、受付部31と、出力部32と、記憶部33と、通信部34と、制御部35と、入力部36と、表示部37を備えている。
受付部31は、照明装置10が使用される位置を特定する位置情報を受け付ける受付手段であり、例えば、図1に示したスキャナに相当する。本実施形態においては、受付部31は、例えば観客が持参するチケット等に記載された座席番号等の文字情報や、これらの情報をコード化したバーコード等を読み取る。照明装置10が使用される位置を特定する位置情報には上記の座席番号が相当する。なお、スキャナは外付けタイプであってもよく、その場合はUSB等のインタフェースを介して情報入力装置30に接続されることが好ましい。
また、受付部31は、座席番号等の位置情報とともに照明装置10が使用されるイベント名や会場、日時等のイベントを特定するイベント識別子を受け付けてもよい。さらに、上記位置情報には、2以上の照明装置10が使用される範囲を特定する範囲情報を含んでもよい。例えば、図1に示すチケットCの「A30」のうち、「A」が範囲情報であり、「30」が座席番号であるが一例であり、これらに限定されるものではない。なお、範囲情報とは、例えば、コンサート会場の観客席をいくつかのブロックに分けた場合の各ブロック名等である。
出力部32は、照明装置10を識別する識別子を照明装置10に出力する出力手段であり、例えば図1に示したリーダライタに相当する。出力部32は、照明装置10の非接触型ICにIPアドレス等の識別子を書込むための装置である。
記憶部33は、受付部31により受け付けられた位置情報と出力部32により出力された識別子とを対応させた対応情報を記憶するHDDやSSD、フラッシュメモリ等の記憶手段である。具体的には、記憶部33は、受付部31により読み込まれた座席番号と出力部32により照明装置10の非接触型ICに書込むIPアドレスを対応させた対応情報を記憶する。本実施形態においては、この対応情報を以下「受付データ」とする。
通信部34は、記憶部33に記憶された対応情報を管理装置50に送信する送信手段である。なお、通信部34が管理装置50から送信された情報等を受信する機能を備えていることは言うまでもない。
制御部35は、例えば、受付部31により受け付けられたイベント識別子が記憶部33に記憶された記憶済イベント識別子と一致するとき、受け付けられたイベント識別子で特定されるイベントが受付対象のイベントであることを判定する判定手段として機能することが好ましい。これにより、例えば、観客の所持するチケットが開催されるコンサートの入場に必要な正規のチケットかどうかを判別することが可能になる。本処理を含み、制御部35は、上記以外の情報入力装置30における各処理を制御するCPU等である。
入力部36は、不図示のキーボードやマウス等の入力デバイス、又は、表示部37に設けられたタッチパネル等である。表示部37は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等であり、例えば、上記のスキャナ31で読み込んだ座席番号等の情報を表示する。
管理装置50は、第1通信部51と、情報記憶部52と、第2通信部53と、制御部54と、入力部55と、表示部56を備えている。なお、第1通信部51と、第2通信部53とは、通信する対象が情報入力装置30と、照明装置10とで異なることを示すために便宜的に定義した名称に過ぎず、例えば、管理装置50、情報入力装置30、照明装置10の間の通信方式が同一であれば、第1通信部51と第2通信部53とを合わせた1つの通信部であってもよい。
第1通信部51は、情報入力装置30の通信部34から送信された受付データを受信する第1通信手段である。第1通信部51は、例えばLANやWAN等の通信インタフェースである。
情報記憶部52は、第1通信部51により受信した受付データ、照明装置10の発光を制御する発光制御情報、を記憶するHDDやSSD、フラッシュメモリ等の情報記憶手段である。なお、発光制御情報とは、例えば上述した発光制御プログラム等をいう。より具体的には、コンサート等のイベントに連動するように各照明装置10に対する発行色や発光、消灯のタイミング等を記述した制御プログラム等であることが好ましい。また、情報記憶部52は、座席番号で特定される座席が受付済か未受付かを判定する受付情報をさらに記憶することが好ましい。
第2通信部53は、2以上の照明装置10のうち、受付データに基づいて特定された照明装置に発光制御情報を送信する第2通信手段である。本実施形態においては、図1を用いて説明したように、無線アンテナ5を用いた無線通信により照明装置10との通信が行われることが好ましい。ただし、上述に記載したように、有線通信により照明装置10に発光制御情報等を送信することとしてもよい。
制御部54は、管理装置50の各機能ブロックを制御するCPU等の制御手段である。また、入力部55は、管理装置50に対する指示等を入力するマウスやキーボード、あるいはタッチパネルである。さらに、表示部56は、図2に示した座席構成画面等を表示する、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等である。
照明装置10は、照明部11と、識別子記憶部12と、通信部13と、制御部14と、電源部15と、スイッチ部16を備えている。
照明部11は、例えばLEDや有機EL等の光源を発光させ、管理装置50から送信された発光制御情報に応じた色の光を発光等する照明手段である。なお、照明部11に発光させる色は単色でも多色でもよい。
識別子記憶部12は、出力部32により出力されたIPアドレスを記憶する識別子記憶手段である。識別子記憶部12は、出力部32との間で、例えばNFCやRFID等の非接触の近距離無線にて読み書き可能に情報を記憶する非接触型読み書きICであることが好ましい。なお、IPアドレス等の識別子を記憶するフラッシュメモリやRAM等の通信設定記憶部を別途備えてもよい。この場合、制御部14により、非接触型読み書きICに記憶されたIPアドレス等を通信設定記憶部に記憶してもよい。他方、通信部13が非接触型読み書きICに記憶されたIPアドレス等を直接読み込めば、通信設定記憶部を不要としてもよい。
通信部13は、管理装置50の第2通信部53により送信された発光制御情報を受信する受信手段として機能する。なお、通信部13は、管理装置50に対して所定のデータ等を送信する送信手段としての機能を有することは言うまでもない。
制御部14は、通信部13により受信した発光制御情報に基づいて照明部11の発光を制御する制御手段である。なお、制御部14は照明装置10の上述した各部を制御する。
電源部15は、充電池、乾電池等を用いて照明デバイスを駆動する。スイッチ部16は、制御部14等の各部への電源部15からの電源供給を切り替える電源切替スイッチである。電源切替のモードとして、例えば、各部への電源を遮断する「電源OFFモード」、制御部14や通信部13等への電源を供給して照明装置10のシステムを起動する「システムONモード」、観客の意思で、照明部11を強制発光させる「発光ONモード」等を備えていることが好ましい。「システムONモード」は、管理装置50からの発光制御情報の受信を待機している状態である。発光制御情報を受信するまでは、照明部11を発光しなくてよい。なお、これらのモードは一例であって、これら以外の切替モードを備えることを妨げるものではない。
次に、本実施形態における管理装置50や情報入力装置30に記憶するデータについて図4を参照して説明する。図4(a)は、管理装置50にて各種データを集中記憶させる場合の各種データの一例を示し、図4(b)は、情報入力装置30に各種データを分散記憶させる場合の各種データの一例を示したものである。後者の場合、例えば、コンサート会場が上述した「Aブロック」、「Bブロック」等のように分かれている場合で、各ブロックへの入場口ごとに情報入力装置30が設けられている場合、各情報入力装置30から管理装置50へ各種データを要求すると、例えば通信が混みあって受付処理がスムーズに進まなくなること等が想定されるため、これを防止するために、予め各情報入力装置30に受付処理等のためのデータを記憶させておくことが好ましい。
まず、管理装置50で情報記憶部52に集中記憶させる場合の各種データの一例について説明する。管理装置50は、今回開催するコンサートのイベント識別子、照明制御データ、IPアドレス割当データを記憶する。
今回開催するコンサートのイベント識別子は、観客が所持する入場チケットのバーコード等から読み込んだイベント識別子と照合するために用いるものである。本実施形態では、イベント識別子が例えば「i201406011800○○H」となっているが、一例でありこれに限られないことは言うまでもない。
照明制御データは、座席番号、受付状況、各照明装置10との接続状況、IPアドレス、及び各照明装置10に内蔵される非接触ICのIC番号を対応させたデータであり、管理装置50が照明装置10との通信を制御するために用いるものである。なお、本図に示した照明制御データの構造は一例であり、これに限定されるものではない。なお、照明制御データにおいて、座席番号とIPアドレスとの対応関係を示す受付データの構成が含まれていることは言うまでもない。
IPアドレス割当データは、IPアドレスと割当状況を対応させたデータである。これにより、各照明装置10にIPアドレスが割り当て済かどうかを判定することができる。割当状況は、例えば「割当済」と「未割当」等で示せばよい。
管理装置50で情報記憶部52と情報入力装置30の記憶部33とに分散記憶させる場合の各種データの一例について説明する。管理装置50は、照明制御データを記憶する。情報入力装置30は、今回開催するコンサートのイベント識別子、受付データ、IPアドレス割当データを記憶する。なお、管理装置50で集中記憶させるデータと同一のデータについての説明は省略する。
受付データは、上述したように、座席番号とIPアドレスとの対応関係を示す対応情報であり、これに座席番号が受付済か未受付かを示す受付状況を加えたものである。
照明制御データは、管理装置50で集中記憶させる場合と異なり、座席番号とIPアドレスとの対応情報に、各照明装置10との接続状況を加えたものである。
次に、本実施形態における発光制御処理手順について、管理装置50で各種データを集中記憶する場合を例に図5を参照して説明する。本処理手順の前提として、例えば、観客は、コンサート会場の入場受付にて、情報入力装置30のタッチパネルの「受付開始」をタッチ選択する。これにより、受付処理が開始される。また、観客は情報入力装置30のディスプレイに表示された指示等に従い、持参したチケットのバーコードをスキャナ等の受付部31にかざし、ペンライト等の照明装置10をリーダライタ等の出力部32に近接させる(以降はスキャナ、ペンライト、リーダライタの用語を用いて説明する)。なお、観客が、情報入力装置30に対して操作することなく、受付の係員がコンサートチケットとペンライトを観客から受け取り、情報入力装置30に対して操作しても良い。また、今回開催するコンサートのチェックは、受付の係員による目視でのチェックでも良い。さらに、座席番号は、スキャナによるバーコード等の読取に代えて、受付の係員によるキーボード等による入力でもよい。
まず、予め、情報入力装置30は、記憶部33に、今回開催するコンサートのイベント識別子を、管理装置50等から通信部34を介して受信して記憶しておくことが好ましい。
続いて、情報入力装置30の制御部35は、表示部37のタッチパネルにて「受付開始」が選択されると、受付処理を開始する(ステップS1)。
次に、制御部35は、「チケットのバーコードをスキャナにかざしてください」等のメッセージを表示部37に表示する(ステップS2)。なお、上記のメッセージを表示部37に表示しておき、スキャナにてバーコードが読み取られると、受付処理を開始するようにしてもよい。
制御部35は、スキャナにてバーコードが読み取られると、読み取ったバーコードの番号に含まれるイベント識別子と、予め記憶部33に記憶されている今回開催するコンサートのイベント識別子とを比較・照合する(ステップS3)。
制御部35は、読み取ったバーコード番号に含まれるイベント識別子と記憶部33に記憶済のイベント識別子とが一致するとき(ステップS3、YES)、次の処理に進む。なお、両者が一致しないとき(ステップS3、NO)、表示部37に例えば「イベント識別子が一致しません」等のエラーを表示する(ステップS10)。
次に、制御部35は、読み取ったバーコードの番号に含まれる、座席番号を管理装置50に送信する。管理装置50の制御部54は、受信した座席番号が情報記憶部52に記憶されている照明制御データの受付状況が「未受付」か「受付済」か、を判定し、その受付状況の結果を情報入力装置30に返す(ステップS5)。
管理装置50の制御部54は、受付状況を「未受付」と判定したとき(ステップS5、YES)、情報記憶部52に記憶された照明制御データの受付状況が「受付済」に変更される(ステップS6)。他方、受付状況が「受付済」と判定した場合、その受付状況の結果を受信した情報入力装置30の制御部35は表示部37に例えば「その座席番号は既に受け付けられています」等のエラーを表示する(ステップS11)。
次に、情報入力装置30の制御部35は、表示部37に「ペンライトをリーダライタにタッチしてください。ペンライトをお持ちでない場合は、終了をタッチしてください。」等のメッセージをディスプレイに表示する(ステップS7)。
そして、情報入力装置30の制御部35は、リーダライタにて、ペンライトとの非接触IC通信が行われると、管理装置50にIPアドレスを要求し(ステップS8)、管理装置50の制御部54は、情報記憶部52に記憶されたIPアドレス割当データからまだ割り当てていないIPアドレスを読み込み、読み込んだIPアドレスを情報入力装置30に送信し、情報入力装置30の制御部35は、受信したIPアドレスをリーダライタを用いて、ペンライトの非接触型読み書きICに書き込む(ステップS9)。この際に、情報入力装置30の制御部35は、非接触型読み書きICを識別するIC番号を読み込んで、管理装置50に送信し、管理装置50の制御部54は、照明制御データに、IC番号を座席番号と対応付けて記憶しても良い。
なお、割り当てられたIPアドレスは、管理装置50の情報記憶部52に記憶されている照明制御データの座席番号に対応付けて記憶され、IPアドレス割当データに割り当てたIPアドレスを割当済として記憶する。また、本処理は、コンサート会場に来場する観客全てのペンライトへIPアドレスを割り当てるまで繰り返されることは言うまでもない(ステップS9→ステップS1)。
情報入力装置30で各種データを分散記憶する場合の照明装置発光制御処理手順については、上述した管理装置50で各種データを集中記憶する場合とは、図4を用いて説明したように、主として、受付処理に必要な各種データ(今回開催するコンサートのイベント識別子、受付データ、IPアドレス割当データ)を情報入力装置30が予め管理装置50から取得し、記憶部33に記憶しておく点と管理装置50に問い合わせしない点が異なる。管理装置50で集中記憶させる場合と同様の手順については、説明を省略する。
ステップS5において、制御部35は、読み取ったバーコードの番号に含まれる、座席番号が記憶部33に記憶されている受付データの受付状況が「未受付」か「受付済」か、を判定する。制御部35は、受付状況が「未受付」と判定したとき(ステップS5、YES)、記憶部33に記憶された受付データの受付状況を「受付済」に変更する(ステップS6)。他方、受付状況が「受付済」と判定した場合、制御部35は表示部37に例えば「その座席番号は既に受け付けられています」等のエラーを表示する(ステップS11)。
そして、ステップS8にて、制御部35は、リーダライタにて、ペンライトとの非接触IC通信が行われると、記憶部33に記憶されたIPアドレス割当データからまだ割り当てていないIPアドレスを読み込み、読み込んだIPアドレスをリーダライタを用いて、ペンライトの非接触型読み書きICに書き込む(ステップS9)。なお、割り当てられたIPアドレスは、記憶部33に記憶されている受付データの座席番号に対応付けて記憶され、IPアドレス割当データに割り当てたIPアドレスを割当済として記憶する。
なお、情報入力装置30で各種データを分散記憶する場合、受付処理の終了後、情報入力装置30の制御部35は、受け付けた座席番号とIPアドレスとの対応情報としての受付データを通信部34を用いて管理装置50に送信し、管理装置50の制御部54は、受付データを第1通信部51に受信すると、情報記憶部52の照明制御データに受付データに含まれる座席番号とIPアドレスとの対応を記憶する。情報入力装置30で各種データを分散記憶させることにより、図4の説明において述べたように、例えばコンサート会場が複数ブロックに分かれ、ブロック毎に情報入力装置30が設置された場合に、各情報入力装置30から管理装置50への通信が集中することを防ぐことができるため、受付をスムーズに処理することが可能となる。
次に、照明装置10にIPアドレスが割り当てられた後の、照明装置10の運用手順の概要について簡単に説明する。まず、観客は、コンサート会場に入った後、照明装置10のスイッチ部16を用いて電源スイッチを電源OFFモードからシステムONモードに切り替える。
照明装置10の制御部14は、スイッチ部16がシステムONモードに切り替えられると、識別子記憶部12に記憶されているIPアドレスを消去し、非接触ICに書き込まれたIPアドレスを読み込む。そして、制御部14は、読み込んだIPアドレスを識別子記憶部12に記憶し、自機のIPアドレスとして設定する。
照明装置10の制御部14は、識別子記憶部12に記憶されたIPアドレスを用いて、通信部13を介して管理装置50とネットワーク接続する。管理装置50の制御部54は、照明装置10との最初の通信が行われた際に、通信が行われた照明装置10のIPアドレスに対応する情報記憶部52に記憶された照明制御データの接続状況を「未接続」から「接続済」に変更して記憶するようにしても良い。
その後、コンサートが開始されると、管理者は、管理装置50の情報記憶部52に記憶された発光制御情報としての制御プログラムを実行する。この制御プログラムは、例えば、予め演奏に連動するように発光色を点灯させるプログラムや、発光/消灯のタイミングを記述したプログラムである。また、管理者は、表示部56に表示された座席を指定して、その座席番号に対応する照明装置10に発光指示を出しても良い。
具体的に、管理装置50の制御部54は、情報記憶部52に記憶された制御プログラム(図2参照)が実行されると、本プログラムにより、指定されたタイミングで、指定された発光色の光のON/OFFを制御する発光制御情報を、第2通信部53を用いて、指定された座席番号に対応する照明装置10に送信する。管理装置50の第2通信部53は、発光制御情報を照明装置10に送信する際に、指定された座席番号に対応する照明装置10のIPアドレスを情報記憶部52に記憶された照明制御データから読み出し、そのIPアドレス先に発光制御情報を送信する。ここで、照明制御データにて、指定された座席番号に対応するIPアドレスの接続状況が、「未接続」である照明装置10には発光制御情報を送信しなくてもよい。
照明装置10の制御部14は、通信部13に発光制御情報を受信すると、発光制御情報に含まれる光のON/OFF制御情報や発光色制御情報に合わせて、照明部11の発光(点灯、点滅等)や消灯、発光色の変更等を行う。ここで、照明部11の消灯は、発光制御情報に含まれる光のOFF制御情報を用いずに、発光後、既定の時間(例:3秒)後に、自動的に消灯するようにしてもよい。発光制御情報は、「赤色の光をON」のように、1つの光のアクション毎に送信しても、「赤色の光をONにして5秒後に青色の光に変更」2以上の光のアクションを1回に送信しても良く、「10秒間白色の点滅を繰り返す」などの時間情報や回数情報を含めても良い。
なお、今回のコンサートの終了時に、管理装置50の制御部54は、情報記憶部52に記憶された照明制御データに記憶されている各IPアドレスの照明装置10に対し、識別子記憶部12に記憶されたIPアドレスを消去する命令を、第2通信部53を用いて送信してもよい。その場合、照明装置10の制御部14は、通信部13に消去する命令を受信すると、識別子記憶部12に記憶されているIPアドレスを消去することが好ましい。また、照明装置10の制御部14は、スイッチ部16が電源OFFモードに切り替わると、識別子記憶部12に記憶されているIPアドレスを消去してから、電源を切るようにしてもよい。また、識別子記憶部12に記憶されているIPアドレスを消去する際に、非接触ICに書き込まれたIPアドレスも消去するようにしても良い。
[変形例]
次に、本実施形態の変形例に係る照明装置発光制御システム1aの概略について図6及び図7を参照して説明する。なお、上述した本実施形態に係る照明装置発光制御システム1と同様の構成については説明を省略する。つまり、本変形例では、管理装置50aが照明装置発光制御システム1における情報入力装置30の機能を含んだ一体型である点が照明装置発光制御システム1と異なる。よって、図7に示すように、管理装置50aは、照明装置発光制御システム1における第1通信部51に相当する通信部が不要となり、スキャナに相当する受付部59、リーダライタに相当する出力部58を備える。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。例えば、上述した本実施形態における各処理を、ハードウェア、又は、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成を用いて実行することも可能である。
なお、ソフトウェアを用いて処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
また、情報入力装置30の制御部35は、リーダライタにて、照明装置10の非接触ICと通信が行われると、IPアドレスだけでなく、イベント識別子又は座席番号の少なくとも1つを照明装置10の非接触ICに書き込んでもよい。これは、照明装置10に割り当てられたIPアドレスがどのコンサートのときに使用されたか等を判別する等、照明装置10を管理するためである。これにより、例えばある観客が受付を通らずにコンサート会場に照明装置10を持ち込んで使用する場合等に、その照明装置10に割り当てられたIPアドレスと今回割り当てられるIPアドレスの衝突を避けることが可能となる。
なお、上記の場合、照明装置10の制御部14は、スイッチ部16によりシステムONモードに切り替わると、フラッシュメモリやRAM等の通信設定記憶部にIPアドレスを記憶する際、非接触ICに記憶されているイベント識別子、座席番号を一旦他の記憶領域に記憶し、管理装置50とネットワーク接続する際に送信してもよい。
そして、管理装置50の制御部54は、受信したイベント識別子と、今回開催するコンサートのイベント識別子とを比較し、相違する場合は、そのイベント識別子を送信してきた照明装置10に対し、例えば赤色の点滅を発光する等によりエラーを通知し、IPアドレスを消去する命令を送信することが好ましい。また、情報入力装置30に対し、IPアドレス割当データの中から、相違するイベント識別子の送信時に使われたIPアドレスを割り当てを無効にする命令を送信してもよい。
また、管理装置50の制御部54は、受信した座席番号とその送信時に使われたIPアドレスの対応情報と、情報記憶部52に記憶された照明制御データの座席番号とIPアドレスの対応情報とが、不一致の場合は、同様に、照明装置10に対し、IPアドレスを消去する命令や、情報入力装置30に対し、IPアドレス割り当てを無効にする命令を送信するようにしてもよい。
1 照明装置発光制御システム
5 無線アンテナ
10 照明装置
11 照明部
12 識別子記憶部
13、34、57 通信部
14、35、54 制御部
15 電源部
16 スイッチ部
30 情報入力装置
31、59 受付部
32、58 出力部
33 記憶部
36、55 入力部
37、56 表示部
50 管理装置
51 第1通信部
52 情報記憶部
53 第2通信部
60 ネットワーク

Claims (15)

  1. 情報入力装置と、前記情報入力装置とネットワークを介して接続された管理装置と、前記管理装置とネットワークを介して接続される2以上の照明装置と、を有する照明装置発光制御システムであって、
    前記情報入力装置は、
    前記照明装置が使用される位置を特定する位置情報を受け付ける受付手段と、
    前記照明装置を識別する識別子を前記照明装置に出力する出力手段と、
    を備え、
    前記管理装置は、
    前記受付手段により受け付けられた位置情報と前記出力手段により出力された識別子とを対応させた対応情報、前記照明装置の発光を制御する発光制御情報、を記憶する情報記憶手段と、
    前記2以上の照明装置のうち、前記対応情報に基づいて特定された照明装置に前記発光制御情報を送信する第2通信手段と、
    を備え、
    前記照明装置は、
    照明手段と、
    前記出力手段により出力された識別子を記憶する識別子記憶手段と、
    前記第2通信手段により送信された前記発光制御情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記発光制御情報に基づいて前記照明手段の発光を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする照明装置発光制御システム。
  2. 前記情報入力装置は、
    前記受付手段により受け付けられた位置情報と前記出力手段により出力された識別子とを対応させた対応情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶された対応情報を前記管理装置に送信する送信手段と、
    を備え、
    前記管理装置は、
    前記送信手段から送信された前記対応情報を受信する第1通信手段と、
    を備え、
    前記情報記憶手段は、前記第1通信手段により受信した前記対応情報を記憶する
    ことを特徴とする請求項1記載の照明装置発光制御システム。
  3. 前記情報記憶手段は、前記位置情報で特定される位置が受付済か未受付かを判定する受付情報をさらに記憶する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の照明装置発光制御システム。
  4. 前記情報入力装置は、
    前記受付手段により、前記位置情報とともに前記照明装置が使用されるイベントを特定するイベント識別子が受け付けられた場合に、
    前記受付手段により受け付けられたイベント識別子が前記記憶手段に記憶された記憶済イベント識別子と一致するとき、受け付けられた前記イベント識別子で特定されるイベントが受付対象のイベントであることを判定する判定手段、
    を備えることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の照明装置発光制御システム。
  5. 前記位置情報は、前記2以上の照明装置が使用される範囲を特定する範囲情報を含み、
    前記情報入力装置が前記範囲情報により特定される範囲ごとに設けられることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の照明装置発光制御システム。
  6. 前記識別子記憶手段は、前記出力手段との非接触通信を介して前記識別子を記憶することを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の照明装置発光制御システム。
  7. 前記制御手段は、前記識別子記憶手段に記憶された前記識別子を消去することを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の照明装置発光制御システム。
  8. 管理装置と、前記管理装置とネットワークを介して接続される2以上の照明装置と、を有する照明装置発光制御システムであって、
    前記管理装置は、
    前記照明装置が使用される位置を特定する位置情報を受け付ける受付手段と、
    前記照明装置を識別する識別子を前記照明装置に出力する出力手段と、
    前記受付手段により受け付けられた位置情報と前記出力手段により出力された識別子とを対応させた対応情報、前記照明装置の発光を制御する発光制御情報、を記憶する記憶手段と、
    前記2以上の照明装置のうち、前記対応情報に基づいて特定された照明装置に前記発光制御情報を送信する送信手段と、
    を備え、
    前記照明装置は、
    照明手段と、
    前記出力手段により出力された識別子を記憶する識別子記憶手段と、
    前記送信手段により送信された前記発光制御情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記発光制御情報に基づいて前記照明手段の発光を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする照明装置発光制御システム。
  9. 照明装置を遠隔制御する管理装置にネットワークを介して接続される情報入力装置であって、
    前記照明装置が使用される位置を特定する位置情報を受け付ける受付手段と、
    前記照明装置を識別する識別子を前記照明装置に出力する出力手段と、
    前記受付手段により受け付けられた位置情報と前記出力手段により出力された識別子とを対応させた対応情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶された対応情報を前記管理装置に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする情報入力装置。
  10. 2以上の照明装置を遠隔制御する管理装置であって、
    前記照明装置が使用される位置を特定する位置情報を受け付ける受付手段と、
    前記照明装置を識別する識別子を前記照明装置に出力する出力手段と、
    前記受付手段により受け付けられた位置情報と前記出力手段により出力された識別子とを対応させた対応情報、前記照明装置の発光を制御する発光制御情報、を記憶する記憶手段と、
    前記2以上の照明装置のうち、前記対応情報に基づいて特定された照明装置に前記発光制御情報を送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする管理装置。
  11. ネットワークを介して接続された管理装置により遠隔制御される照明装置であって、
    照明手段と、
    前記管理装置とネットワークを介して接続された情報入力装置から出力された、自装置を識別する識別子を記憶する識別子記憶手段と、
    前記管理装置から発光制御情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記発光制御情報に基づいて前記照明手段の発光を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする照明装置。
  12. 情報入力装置と、前記情報入力装置とネットワークを介して接続された管理装置と、前記管理装置とネットワークを介して接続される2以上の照明装置と、を有するシステムの照明装置発光制御方法であって、
    前記情報入力装置は、
    前記照明装置が使用される位置を特定する位置情報を受け付けるステップと、
    前記照明装置を識別する識別子を前記照明装置に出力するステップと、
    を含み、
    前記管理装置は、
    受け付けた前記位置情報と出力した前記識別子とを対応させた対応情報を記憶部に記憶するステップと、
    前記2以上の照明装置のうち、前記対応情報に基づいて特定された照明装置に、前記記憶部に記憶された、前記照明装置が有する照明部の発光を制御する発光制御情報を送信するステップと、
    を含み、
    前記照明装置は、
    前記情報入力装置から出力された識別子を記憶部に記憶するステップと、
    前記管理装置から前記発光制御情報を受信するステップと、
    受信した前記発光制御情報に基づいて前記照明部の発光を制御するステップと、
    を含むことを特徴とする照明装置発光制御方法。
  13. 照明装置を遠隔制御する管理装置にネットワークを介して接続される情報入力装置の照明装置発光制御方法であって、
    前記照明装置が使用される位置を特定する位置情報を受け付けるステップと、
    前記照明装置を識別する識別子を前記照明装置に出力するステップと、
    前記受け付けられた位置情報と前記出力された識別子とを対応させた対応情報を記憶するステップと、
    前記記憶された対応情報を前記管理装置に送信するステップと、
    を含むことを特徴とする照明装置発光制御方法。
  14. ネットワークを介して2以上の照明装置と接続された管理装置の照明装置発光制御方法であって、
    前記照明装置が使用される位置を特定する位置情報を受け付けるステップと、
    前記照明装置を識別する識別子を前記照明装置に出力するステップと、
    受け付けた前記位置情報と出力した前記識別子とを対応させた対応情報を記憶部に記憶するステップと、
    前記2以上の照明装置のうち、前記対応情報に基づいて特定された照明装置に、前記記憶部に記憶された、前記照明装置が有する照明部の発光を制御する発光制御情報を送信するステップと、
    を含むことを特徴とする照明装置発光制御方法。
  15. 請求項12から14の何れか1項に記載の照明装置発光制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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