JP2005322027A - 情報端末、記憶デバイス及び記憶デバイス格納装置 - Google Patents

情報端末、記憶デバイス及び記憶デバイス格納装置 Download PDF

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健 中
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久 高山
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Abstract

【課題】
映像、音楽、アプリケーションなどのコンテンツを保持する、複数の着脱可能な外部記憶デバイスから、目的のコンテンツが格納された外部記憶デバイスを特定する。
【解決手段】
端末や、ケース、ホルダー、外部記憶デバイスにイメージやメッセージを表示させたり、ケース、ホルダー、外部記憶デバイスが備えるLEDを点灯させたり、目的の外部記憶デバイスが、端末の無線通信手段の電波の範囲内にある場合には、端末からBeep音を発生させるなどして、それらを頼りにして、複数の外部記憶デバイスから、目的のコンテンツが格納された外部記憶デバイスを分かりやすく特定することを可能にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、映像、音楽、アプリケーションなどコンテンツを保持する複数の着脱可能な外部記憶デバイスから、ユーザが利用したい目的のコンテンツを保持する外部記憶デバイスを特定する装置に関する。
映像、音楽、アプリケーションなどのデータは、コンピュータや家電端末のハードディスクを代表とする記憶装置に保存されることもあるが、記憶装置の記憶容量の制限や、家電端末や携帯電話、デジタルカメラなど複数の機器で利用する際の利便性から、SDカードやICカードなどの外部記憶デバイスに保存され携帯される場面が増えてきている。
また映像、音楽、アプリケーションなどのデータの種類も多く、それぞれのデータサイズも大容量化してきており、一枚の外部記憶デバイスに記憶しきれない場合には、複数の外部記憶デバイスに分けて保存する場面が多くなる。このように複数の外部記憶デバイスに多様なデータが保存されている場合には、ユーザの利用したいコンテンツが、どの外部記憶デバイスに保存されているかを特定することが困難である。
そのような課題を解決する例として、例えば、特許文献1に挙げた先行技術「特開平7−121305」がある。「特開平7−121305」のブロック構成図を図24に示す。ハードディスク12、キーボード14、モニタ16、ディスク装置18、CPU20を備えた端末10と、フロッピー22、工作機械24から構成されている。フロッピー22には工作機械24で利用する複数のデータ25が記録されている。各フロッピー22には、登録時に第1の識別データ(31)が発行されるため、ユーザによってラベル31をフロッピー22に貼られている。端末10のハードディクスには、フロッピー22を示す第1の識別データとそのコンテンツである第2の識別データを用いて、第1の識別データ毎に複数の第2の識別データが記録されている。
ユーザは、利用したいデータが記録されたフロッピーの第1の識別データを特定するために、モニタ16に表示された複数の第1の識別データから一つをキーボード14で選択する。CPU20は、ハードディスク12から、選択された第1の識別データに対応する第2の識別データを読み出し、モニタ16に表示する。表示された複数の第2の識別データの中に、利用したいデータがあれば、その第1の識別データが貼られたフロッピーをユーザが捜すことによって、利用したいデータが記録されたフロッピーを特定することができる。
特開平7−121305
しかしながら、ディスプレイ上に表示された第1の識別データを頼りに、フロッピーなどの外部記憶デバイスに貼られたラベルをユーザが目で見て、複数の外部記憶デバイスから、目的の外部記憶デバイスを探す方法では、類似する外部記憶デバイスが複数ある場合に区別がつきにくかった。
この発明はこのような実状を鑑みてなされたものであり、より分かりやすく特定しやすい外部記憶デバイス特定方法及び装置を提案する。
本発明の情報端末は、特定のデータを記憶する記憶デバイスをユーザに識別させるための画像、動画、音声等の出力データを外部に認識可能に出力する情報端末であって、前記記憶デバイスに記憶されたデータを指定するための入力手段と、前記記憶デバイスとその記憶デバイスが記憶するデータとの対応関係を保持するコンテンツ情報記憶手段と、前記記憶デバイス及び前記出力データに関する情報を記載した表示情報を格納する表示情報記憶手段と、前記入力手段から指定されたデータがどの記憶デバイスに記憶されているかを前記コンテンツ情報記憶手段が保持する対応関係に基づいて検索する記憶場所検索手段と、検索結果に応じて、前記表示情報に基づく出力データを外部に出力する端末出力手段と、を備える。
また、本発明の情報端末は、前記情報端末の周辺に存在する記憶デバイス又は1以上の記憶デバイスを格納するデバイス格納手段から、各記憶デバイスを識別するための識別子を受信する通信手段をさらに備え、前記端末出力手段が、前記検索結果に前記識別子が含まれるか否かによって異なる出力データを出力することを特徴とする。
上記構成によれば、検索結果に応じて、前記表示情報に基づく出力データを外部に出力する端末出力手段を備えることにより、情報端末から出力される出力データによって、指定したデータを格納する記憶デバイスを認識できる。
また、本発明の情報端末は、特定のデータを記憶する記憶デバイスであるか否かをユーザに認識させるための画像、動画、音声等の出力データを外部に出力可能な記憶デバイス又は1以上の記憶デバイスを格納するデバイス格納手段に対し、前記出力データを出力する情報端末であって、前記記憶デバイスに記憶されたデータを指定するための入力手段と、記憶デバイスとその記憶デバイスが記憶するデータとの対応関係を保持するコンテンツ情報記憶手段と、前記記憶デバイス及び前記出力データに関する情報を記載した表示情報を格納する表示情報記憶部と、前記入力手段から指定されたデータがどの記憶デバイスに記憶されているかを前記コンテンツ情報記憶手段が保持する対応関係に基づいて検索する記憶場所検索手段と、検索結果に応じて、前記表示情報の少なくとも一部を含む表示要求を送信する記憶デバイス操作手段と、を備える。
また、本発明の情報端末は、前記情報端末の周辺に存在する記憶デバイス又は前記デバイス格納手段から、各記憶デバイスを識別するための識別子を受信する通信手段をさらに備え、前記記憶デバイス操作手段が、前記検索結果に前記識別子が含まれるか否かに応じた表示要求を出力することを特徴とする。
上記構成によれば、検索結果に応じて、前記表示情報の少なくとも一部を含む表示要求を出力する記憶デバイス操作手段を備えることにより、記憶デバイス又はデバイス格納手段から出力される出力データによって、指定したデータを格納する記憶デバイスを認識できる。
また、本発明の情報端末は、前記情報端末に記憶デバイスが装着されたときに、当該記憶デバイスが、ユーザの指定したデータが記憶された記憶デバイスか否かを判断し、該当する記憶デバイスの場合は、当該データを前記情報端末にロードする制御手段をさらに備えたことを特徴とする。また、本発明の情報端末は、前記表示情報を登録するための表示情報登録手段をさらに備えたことを特徴とする。また、本発明の情報端末は、前記表示情報が、前記出力データの格納位置を示すことを特徴とする。
また、本発明の記憶デバイスは、特定のデータを記憶する記憶デバイスであるか否かをユーザに認識させるための画像、動画、音声等の出力データを外部に出力可能な記憶デバイスであって、請求項3に記載の端末から前記表示要求を受信する通信手段と、前記出力データを記憶する情報記憶手段と、前記表示要求に基づいて前記出力データを外部に出力する出力手段と、を備えたものである。上記構成によれば、表示要求に基づいて前記出力データを外部に出力する出力手段を備えることにより、記憶デバイスから出力される出力データによって、指定したデータを格納する記憶デバイスを認識できる。
また、本発明のデバイス格納装置は、1以上の記憶デバイスを格納するデバイス格納装置であって、請求項3に記載の端末から前記表示要求を受信する通信手段と、前記表示要求に基づいて出力データを出力する出力手段と、を備えたものである。また、本発明のデバイス格納装置は、前記表示要求が各記憶デバイスを識別するための識別子を含み、前記出力手段が、前記識別子と同一の識別子を持つ記憶デバイスが格納する出力データを、前記表示要求に基づいて外部に出力することを特徴とする。上記構成によれば、表示要求に基づいて前記出力データを外部に出力する出力手段を備えることにより、デバイス格納装置から出力される出力データによって、指定したデータを格納する記憶デバイスを認識できる。
また、本発明のセキュアデバイスは、特定のデータを記憶する記憶デバイスであることを判別するセキュアデバイスであって、前記記憶デバイスとその記憶デバイスに記憶されているデータとの対応関係を保持するコンテンツ情報記憶手段と、前記セキュアデバイスが接続された情報端末又は前記記憶デバイスが外部に出力するための出力データ及び前記記憶デバイスに関する情報を記載した表示情報を格納する表示情報格納手段と、外部から指定されたデータがどの記憶デバイスに記憶されているかを前記コンテンツ情報記憶手段が保持する対応関係に基づいて検索する記憶場所検索手段と、検索結果に応じて、前記表示情報に基づく出力データを外部に出力する出力手段と、を備えたものである。上記構成によれば、検索結果に応じて、前記表示情報に基づく出力データを外部に出力する出力手段を備えることにより、セキュアデバイスが接続された情報端末又は前記記憶デバイスから出力される出力データによって、指定したデータを格納する記憶デバイスを認識できる。
また、本発明のセキュアデバイスは、前記セキュアデバイスが接続された情報端末から前記セキュアデバイスに対するアクセス要求があったときは、アクセスパスワードの入力を前記情報端末に促すセキュアデバイス制御手段をさらに備えたことを特徴とする。また、本発明のセキュアデバイスは、前記セキュアデバイスに記憶されたデータにアクセスするための認証情報を記憶するセキュリティ情報記憶手段をさらに備え、前記セキュアデバイスが接続された情報端末から前記データに対するアクセスがあったときは、前記セキュリティデバイス制御手段が前記セキュリティ情報記憶手段から前記データに対応する認証情報を取得し、前記記憶デバイスに対し前記認証情報を付加してデータ取得要求を出力することを特徴とする。上記構成によれば、不正アクセスに対する安全性が向上する。
以上説明したように記憶デバイス特定装置を利用することで、端末や、ケース、ホルダー、外部記憶デバイスに表示されたイメージやメッセージ、また、ケース、ホルダー、外部記憶デバイスで点灯するLED、端末から発せられる音等を頼りにして、ユーザは複数の外部記憶デバイスの中から、目的のアプリケーションやコンテンツが保存された外部記憶デバイスを容易に特定することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施形態1における外部記憶デバイス特定システム構成を図1に示す。外部記憶デバイス特定システムは、端末301、外部記憶デバイス302、ケース320から構成される。ケース320に1個の外部記憶デバイス302が格納される。外部記憶デバイス302、ケース320は複数ある場合も含める。
実施形態1での外部記憶デバイス302を特定する際の利用イメージについて、図2、図3に示す。処理内容の詳細については後で述べることにし、ここでは概要を述べる。ユーザは、携帯電話などの外部記憶デバイス302を装着することが可能な端末301と複数のケース320に入った外部記憶デバイス302を保有している。外部記憶デバイス302には、端末301で利用可能なアプリケーションや画像などのコンテンツを記憶されている。
コンテンツ利用時には、ユーザは端末301のメニューから利用したいコンテンツを選択する。すると、図2に示すように端末301のディスプレイには、選択したコンテンツが記憶されている外部記憶デバイス302の特徴を示す外観のイメージや、「この外部記憶デバイスを挿して下さい」という外部記憶デバイスの装着を促すメッセージ、「○マークのついた外部記憶デバイスを挿して下さい」といった外部記憶デバイスを格納するケース320のディスプレイ上に、それが目的の外部記憶デバイスであることを示す記号やアイコンなどが表示されていることを示すメッセージ、及び「LEDの点灯している外部記憶デバイスを挿してください」といった目的となる外部記憶デバイス302のケース320のLEDが点灯していることを示すメッセージが表示される。
また、目的の外部記憶デバイス302と他の外部記憶デバイスとの違いを示すために、ディスプレイには、他の外部記憶デバイスの特徴を示す外観のイメージや、「この外部記憶デバイスは違います」といったその外部記憶デバイスが目的の外部記憶デバイスでないことを示すメッセージ、及び「×マークのついた外部記憶デバイスは違います」といった、それが目的の外部記憶デバイスでないことを示す記号やアイコンなどが表示されていることを示すメッセージが外部記憶デバイスを格納するケース320のディスプレイ上に表示される。
その際、外部記憶デバイス302及びそのケース320にも無線通信によって命令が送信され、目的の外部記憶デバイスを格納するケース320のディスプレイ上には、「挿すのはこの外部記憶デバイスです」といった、それが目的の外部記憶デバイス302である旨を示すメッセージの表示やLEDの点灯が行われても良い。また、他の外部記憶デバイスを格納するケース320のディスプレイ上には、「この外部記憶デバイスは違います」といった、それが目的の外部記憶デバイス302でない旨を示すメッセージが表示されても良い。
更に、図3に示すように、目的の外部記憶デバイス302が複数の外部記憶デバイスの中にあるかどうかを確認するために、複数ある外部記憶デバイスに端末301を近づけると、目的の外部記憶デバイス302がある場合には、端末301からBeep音が出力されても良い。
上記のような端末301及び外部記憶デバイス302のケース320に表示する情報は、予め、端末301もしくは外部記憶デバイス302に登録設定されている。
以上の一部または全ての情報を基にしてユーザは、利用したいコンテンツが記憶されている外部記憶デバイス302を、複数の外部記憶デバイスの中から容易に特定することができる。ここで端末301は、携帯電話やPDAなどの携帯端末、パーソナルコンピュータを想定している。
図4は、端末301の一例として携帯端末の場合を想定した場合の構成図である。端末301は、CPUとROMとRAMによって構成される処理モジュールと、外部のネットワークやケース320と通信するためのアンテナ、RF部、無線通信制御回路、外部記憶デバイス302を挿入し通信するためのスロットによって構成される通信モジュール、Beep音などを出すためのスピーカによって構成されるサウンドモジュール、ユーザに情報を表示するためのディスプレイおよびディスプレイコントローラによって構成される表示モジュール、ユーザの選択などの入力を受け付けるためのボタンによって構成される入力モジュール、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリによって構成される記憶モジュールを備えている。
ディスプレイに表示するための画像データやメッセージ用テキストデータは、記憶モジュールに記憶される。ROMには、OSなどのソフトウェアが格納され、それらがRAMを用いてCPUで実行されることによって、各種のアプリケーションを実行する端末301が実現される。
パーソナルコンピュータの場合には、端末301は、CPUとメモリによって構成される処理モジュールと、外部のネットワークと通信するためのモデムやネットワークカード、無線で通信するためのRF部、無線通信制御回路を備えたカードやUSBデバイス、外部記憶デバイス302を挿入し通信するためのスロットによって構成される通信モジュール、Beep音などを出すためのスピーカによって構成されるサウンドモジュール、ユーザに情報を表示するためのディスプレイによって構成される表示モジュール、ユーザの選択などの入力を受け付けるためのキーボードやポインティングデバイスによって構成される入力モジュール、HDDによって構成される記憶モジュールを備えている。
ディスプレイに表示するための画像データやメッセージ用テキストデータは、記憶モジュールに記憶される。また、図5に示すように、ケース320は、端末301及びケース320に格納された外部記憶デバイス302と無線で通信するためのRF部、無線通信制御回路を備えた通信モジュール、情報表示に利用するディスプレイ、外部記憶デバイス特定時に点灯するLED、ディスプレイとLEDを制御する回路を備えた表示モジュール、さらに、それらに電源を供給する電源モジュールと、外部記憶デバイス302を格納するケース部分から構成される。電源モジュールは小型電池や太陽電池、または、端末301との無線通信によって発生する電力を利用する電子回路によって構成される。
図6に示すように、外部記憶デバイス302は、CPUと、ROMと、RAMを備えた処理モジュールと、端末301及びケース320と通信するためのホストI/Fを備えた通信モジュールと、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリを備えた記憶モジュールから構成される。
次に内部構成について述べる。まず端末301の内部構成について説明する。
図1において、端末301は、外部記憶デバイス302を特定するための情報を表示する端末表示手段303と、外部記憶デバイス302を特定するための情報を端末301及び外部記憶デバイス302に登録する表示情報登録手段304と、外部記憶デバイス識別子を利用して特定の外部記憶デバイスかどうかを判定する外部記憶デバイス確認手段305と、外部記憶デバイス302及びケース320に対してイメージの表示やLEDの点灯を操作する外部記憶デバイス操作手段306と、指定されたコンテンツ情報識別子(詳細は後述)からそれが示すコンテンツが保存されている外部記憶デバイスの外部記憶デバイス識別子を特定する記憶場所検索手段307と、外部記憶デバイス302のコンテンツ記憶部319に保存されているコンテンツの情報を基に、端末301に保存されているコンテンツ情報(詳細は後述)を更新するコンテンツ情報更新手段308と、外部記憶デバイス302の外部記憶デバイス接触通信手段314との間で通信を行う端末接触通信手段309と、ケース通信手段321(詳細は後述)との間で通信を行う端末無線通信手段310と、上記複数の手段を統括する制御手段311と、外部記憶デバイス302を特定する際に利用する表示情報を保存する表示情報記憶部312と、各外部記憶デバイスに記憶されているアプリケーションなどの識別情報を記憶しているコンテンツ情報記憶部313と、ユーザからの入力を受け付ける入力手段323から構成される。
外部記憶デバイス302は、端末接触通信手段309との間で通信する外部記憶デバイス接触通信手段314と、ケース通信手段321との間で通信する外部記憶デバイス無線通信手段315と、外部記憶デバイス302の処理を統括する外部記憶デバイス制御手段316と、外部記憶デバイス302の判別などに利用する各外部記憶デバイス固有の値である外部記憶デバイス識別子を記憶する外部記憶デバイス識別子記憶部317と、外部記憶デバイス302を特定する際に表示するイメージ、動画などを記憶している外部記憶デバイス表示情報記憶部318と、アプリケーションのコードや画像など端末301で利用されるコンテンツを保存しているコンテンツ記憶部319とから構成されている。外部記憶デバイス識別子としては、例えば製造番号を利用する。尚、端末301内の手段は、メモリ空間を共有しており、一つの手段が参照したデータについては、他の手段も参照できるものとする。
ケース320は、外部記憶デバイス302を格納するケースであり、端末301及び外部記憶デバイス302と通信するケース通信手段321とケース表示手段322を備えている。ケース通信手段321は、端末301の端末無線通信手段310と外部記憶デバイス302の外部記憶デバイス無線通信手段315とそれぞれ通信する。ケース表示手段322は、ケース通信手段321を介して外部記憶デバイス302の外部記憶デバイス制御手段316から受信される表示に対する指示に基づき、イメージやメッセージの表示やLEDなどの発行体を点灯させる。
次に各手段、記憶部とモジュールの関係について図4、6、5を用いて説明する。まず端末301については、図4に示すように、表示モジュールが、端末表示手段303の処理を行い、処理モジュールが、表示情報登録手段304、外部記憶デバイス確認手段305、外部記憶デバイス操作手段306、記憶場所検索手段307、コンテンツ情報更新手段308、制御手段311の処理を行い、通信モジュールが、端末接触通信手段309、端末無線通信手段310の処理を行い、記憶モジュールが、表示情報記憶部312、コンテンツ情報記憶部313の処理を行い、入力モジュールが、入力手段323の処理を行う。
外部記憶デバイス302については、図6に示すように、通信モジュールが、外部記憶デバイス接触通信手段314、外部記憶デバイス無線通信手段315の処理を行い、処理モジュールが、外部記憶デバイス制御手段316の処理を行い、記憶モジュールが、外部記憶デバイス識別子記憶部317、外部記憶デバイス表示情報記憶部318、コンテンツ記憶部319の処理を行う。ケース320については、図5に示すように、通信モジュールが、ケース通信手段321の処理を行い、表示モジュールが、ケース表示手段322の処理を行う。
次に、表示情報記憶部312が保持する表示情報のデータ構造について説明する。
図7は、それぞれの項目の内容について示している。外部記憶デバイス毎に表示情報を管理するために各外部記憶デバイスを識別する外部記憶デバイス識別子と、外部記憶デバイス302を特定するために端末や外部記憶デバイスに対して指示する表示操作の種類を示す操作情報識別子と、ユーザが探したい外部記憶デバイス302のケース320に表示する具体的な表示対象の保存場所やLEDの点灯方法を示す該当表示情報識別子と、ユーザが探したい外部記憶デバイス302以外のケース320に表示する具体的な表示対象の保存場所やLEDの点灯方法を示す非該当表示情報識別子とから構成されている。
そして操作情報識別子は、図7に示す通り、本実施の形態においては以下の5種類である。具体的には、外部記憶デバイス302のケース320のLEDを対象とすることを示す外部記憶デバイス側LED点灯識別子(1)と、端末301側に表示するメッセージを対象とすることを示す端末側メッセージ表示識別子(2)と、外部記憶デバイス302のケース320に表示するメッセージを対象とすることを示す外部記憶デバイス側メッセージ表示識別子(3)と、端末301に表示する画像を対象とすることを示す端末側画像表示識別子(4)と、外部記憶デバイス302のケース320に表示する画像を対象とすることを示す外部記憶デバイス側画像表示識別子(5)とから構成されている。これらの識別子は、外部記憶デバイスが該当するデバイス(すなわちユーザが指定したコンテンツを記憶する外部記憶デバイス)であった場合又は該当しないデバイス(すなわち、ユーザが指定したコンテンツを記憶していない外部記憶デバイス)であった場合のそれぞれの場合に、端末や外部記憶デバイスにどのような操作を行って該当・非該当のいずれかであることを外部に出力するかを規定するためのものである。以後、これら5つの識別子の値を操作情報と呼ぶ。図7から分かるように、操作情報は表示情報の一部の情報になっている。 なお、上記括弧内の数字は、データで表現する場合の値である。
端末301と外部記憶デバイス302及びケース320の間の通信速度が遅い場合、つまり、端末301からケース320への画像データの転送に時間がかかる場合には、ケース320に表示する画像やメッセージなどデータサイズの大きいものは、外部記憶デバイス302に保存しておく形態が望ましい。
例えば、表示情報記憶部312の保持する表示情報を実際のデータで表現すると図8のようになる。識別子(外部記憶デバイス識別子)が0の行は、外部記憶デバイス識別子が1001であることを示している。識別子(外部記憶デバイス側LED点灯識別子)が1の行は、外部記憶デバイス302が特定対象に該当する場合(すなわち、ユーザが探しているコンテンツ等を格納しているデバイスに該当する場合)は、LEDを点灯(「1」が点灯させることを意味する)させ、特定対象に該当しない外部記憶デバイスの場合は、LEDを点灯させない(「0」が点灯させないことを意味する)ことを示している。識別子(端末側メッセージ表示識別子)が2の行は、外部記憶デバイス302が特定対象に該当する場合は、端末301側に表示するメッセージは、端末301上の「c:\text\term_true.txt」に保存してあり、特定対象に該当しない外部記憶デバイスの場合は、端末301側に表示するメッセージは、端末301上の「c:\text\term_false.txt」に保存してあることを示している。なお、「term::」と記述している部分で端末に保存していることを示している。このterm_true.txtの内容が図2の利用シーンの説明で述べた「この外部記憶デバイスを挿して下さい」などのメッセージである。
識別子(外部記憶デバイス側メッセージ表示識別子)が3の行は、外部記憶デバイス302が特定対象の場合は、外部記憶デバイス302のケース320に表示するメッセージは、「dev_true.txt」であり、特定対象に該当しない外部記憶デバイスの場合は、外部記憶デバイス302のケース320に表示するメッセージは、「dev_false.txt」であることを示している。なお、「device::」と記述している部分で外部記憶デバイスに保存していることを示している。「term::」と記述すれば、端末に保存されていることを示すことができる。
識別子(端末側画像表示識別子)が4の行は、外部記憶デバイス302が特定対象の場合は、端末301側に表示する画像は、「c:\picture\term_true.jpg」に保存してあり、特定対象に該当しない外部記憶デバイスの場合は、端末301側に表示する画像は、「c:\picture\term_false.jpg」に保存してあることを示している。このterm_true.txtの内容が図2の利用シーンの説明で述べた「この外部記憶デバイスを挿して下さい」などのメッセージである。
識別子(外部記憶デバイス側画像表示識別子)が5の行は、特定対象に該当する外部記憶デバイス302の場合は、外部記憶デバイス302のケース320に表示する画像は、「dev_true.jpg」であり、特定対象に該当しない外部記憶デバイスの場合は、外部記憶デバイス302のケース320に表示する画像は、「dev_false.jpg」であることを示している。
次にコンテンツ情報のデータ構造について説明する。図9は、それぞれの項目の内容について示している。外部記憶デバイス毎にコンテンツ情報を管理するために外部記憶デバイスを識別する外部記憶デバイス識別子と、その外部記憶デバイス302に保存されているアプリケーションなどを示すコンテンツ識別子から構成されている。
例えば、コンテンツ情報を実際のデータで表現すると図10、図11のようになる。パターンは2種類ある。図10のパターンでは、1行目と5行目が外部記憶デバイス302の識別子を示しており、それ以外の行が、それぞれに記憶されているアプリケーションなどのデータを示している。
図10では、外部記憶デバイス「001」には、「finalquest.jar」、「karate.jar」、「baseball.jar」が記憶されており、外部記憶デバイス「002」には、「dragonfantasy.jar」、「kendo.jar」が保存されていることを示している。この図10に例示したコンテンツ情報によって各外部記憶デバイスにはどのアプリケーションやコンテンツが記憶されているのか特定することができる。
図11のパターンでは、1行目と5行目がコンテンツ識別子を示しており、それ以外の行が、それぞれを記憶している外部記憶デバイス302の識別子を示している。図11では、「finalquest.jar」を記憶しているのは、外部記憶デバイス識別子が、「001」、「005」、「012」であり、「dragonfantasy.jar」を記憶しているのは、外部記憶デバイス識別子が、「001」、「002」である。この図11に例示したコンテンツ情報によって特定のコンテンツがどの外部記憶デバイスに記憶されているのか特定することができる。
次に、本発明の第1の実施の形態の処理フローについて説明する。外部記憶デバイス302に関する情報を事前に端末301に登録する必要がある。以下登録時の処理フローについて説明する。
図12は、端末301に新たに外部記憶デバイス302を登録する処理のフローを示している。図12において、ステップ「(1)外部記憶デバイス装着」では、ユーザは、外部記憶デバイス302を端末301のスロットに挿入する。図12のステップ「(2−1)登録要求」では、制御手段311は、外部記憶デバイスの挿入を検知し、表示情報登録手段304に、外部記憶デバイス302の登録要求を出す。図12のステップ「(2−2)外部記憶デバイス識別子取得」では、表示情報登録手段304は、端末接触通信手段309、外部記憶デバイス接触通信手段314を介して、外部記憶デバイス制御手段316に、外部記憶デバイス識別子を要求する。外部記憶デバイス制御手段316は、外部記憶デバイス識別子記憶部317を参照し、外部記憶デバイス識別子を外部記憶デバイス接触通信手段314、端末接触通信手段309を介して、表示情報登録手段304に送る。
図12のステップ「(2−3)判別」では、表示情報登録手段304は、表示情報記憶部312を参照し、受け取った外部記憶デバイス識別子と一致する外部記憶デバイス識別子が登録されているかどうかを判別する。一致する外部記憶デバイス識別子が登録されている場合には、既に登録済みの外部記憶デバイスなので新規の登録処理は行わず、ステップ(7−1)から(7−3)のコンテンツ情報の更新を行う(コンテンツ情報の更新について詳細は後述する)。一致する外部記憶デバイス識別子が記録されていない場合には、初めて挿入された外部記憶デバイスであるので、登録処理を続行する。
図12のステップ「(2−4)データ取得(イメージ、アイコン)」では、表示情報登録手段304は、端末接触通信手段309、外部記憶デバイス接触通信手段314を介して、外部記憶デバイス制御手段316に、外部記憶デバイス表示情報を要求する。外部記憶デバイス制御手段316は、外部記憶デバイス表示情報を参照し、外部記憶デバイス表示情報を外部記憶デバイス接触通信手段314、端末接触通信手段309を介して、表示情報登録手段304に送る。
図12のステップ「(3−1)選択画面表示」では、表示情報登録手段304は、端末表示手段303に、選択画面の表示要求を出す。端末表示手段303は、外部記憶デバイス302を特定する際に利用する表示情報をユーザに選択させるために、選択画面を表示する。この時、例えば次の5種類の選択画面が表示される。第一の選択画面は、端末301に表示するイメージ、アイコンを選択させる画面、第二の選択画面は、端末301に表示するメッセージを入力、選択させる画面、第3の選択画面は、外部記憶デバイス302のケース320に表示するイメージ、アイコンを選択させる画面、第四の選択画面は、外部記憶デバイス302のケース320に表示するメッセージを入力、選択させる画面、第五の選択画面は、外部記憶デバイス302のケース320のLEDなどの発光体(以下LEDを代表として述べる)の点灯方法を選択させる画面である。
第一の選択画面である「端末301に表示するイメージ、アイコンを選択させる画面」の場合と、第3の選択画面である「外部記憶デバイス302のケース320に表示するイメージ、アイコンを選択させる画面」の場合には、表示するイメージ、アイコンのデータの参照元は、以下の3種類がある。1)端末301の記憶モジュール上に記録されている画像データを利用する場合と、2)外部記憶デバイス302の外部記憶デバイス表示情報記憶部318から取得してきた外部記憶デバイス表示情報に含まれる画像データを利用する場合、もしくは、3)端末301が備えるカメラにより外部記憶デバイス302の外観などを撮影し利用する場合である。
端末301の記憶モジュールに記録されている適当な画像データを利用する場合は、表示情報記憶部312など端末301に記憶されている画像を参照し、画面に表示し、ユーザにどの画像を表示させたいかを選択させる。該当する外部記憶デバイス302以外にも、該当しない外部記憶デバイスに表示させる画像データを選択させる場合もある。
外部記憶デバイス302の外部記憶デバイス表示情報記憶部318から取得してきた外部記憶デバイス表示情報に含まれる画像データを利用する場合には、外部記憶デバイス表示情報記憶部318に予め表示用の画像が用意されており、それを端末301の画面に表示し、ユーザにどの画像を表示させたいかを選択させる。該当する外部記憶デバイス302以外にも、該当しない外部記憶デバイスに表示させる画像データを選択させる場合もある。外部記憶デバイス表示情報に含まれる画像データの中には、その外部記憶デバイスの写真イメージが含まれていても良く、これらの外部記憶デバイス表示情報が外部記憶デバイス表示情報記憶部318に最初から格納された状態で外部記憶デバイスは販売されていても良い。
カメラにより外部記憶デバイス302の外観などを撮影し利用する場合には、ここでは、カメラで撮影する旨を、ユーザ選択画面に表示し、撮影自体は後ほど、(4)撮影のステップで行う。第二の選択画面である「端末301に表示するメッセージを入力、選択させる画面」、第四の選択画面である「外部記憶デバイス302のケース320に表示するメッセージを入力、選択させる画面」の場合には、利用するメッセージの決定方法として以下の3種類がある。1)予め端末301に保存されている複数のメッセージ候補の中から選択する場合と、2)予め外部記憶デバイス302の記憶モジュールに保存されているメッセージ候補から選択する場合と、3)ユーザが入力する場合である。選択する場合には、前述した画像と結びついており、画像を選択するとメッセージも自動的に決定されるようにしてもよい。また、該当する外部記憶デバイス302以外にも、該当しない外部記憶デバイスのケース320に表示させるメッセージを入力、選択させる場合もある。
第五の選択画面である「外部記憶デバイス302のケース320のLEDの点灯方法を選択させる画面」の場合には、該当する、もしくは、該当しない外部記憶デバイス302のケース320のLEDをどのように点灯させるかを、点灯イメージとメッセージを表示し、ユーザに選択させる。具体的には、該当する外部記憶デバイス302のケース320のみ点灯、該当端末301のみ明滅を繰り返しその他は点灯したままなどが選択できる。
図12のステップ「(3−2)情報を選択」では、ユーザは、以上で述べた画面から入力、選択などの操作を行い、図7または8に例示したような外部記憶デバイス側LED点灯識別子、端末301側メッセージ表示識別子、外部記憶デバイス側メッセージ表示識別子、端末側画像表示識別子、外部記憶デバイス側画像表示識別子といった操作情報識別子の値を決定する。
図12のステップ「(3−3)操作情報識別子通知」では、入力手段323は、決定した操作情報識別子を表示情報登録手段304に、通知する。図12のステップ「(4)撮影」では、操作情報識別子の内、端末側画像表示識別子、外部記憶デバイス側画像表示識別子をカメラで撮影する場合には、この段階で撮影する。撮影する画像としては、外部記憶デバイス302を特定するために外部記憶デバイス302の外観を撮影する。また、ここで撮影する画像は、ユーザが表示したい画像なら外観以外の画像でもよく、音楽データを記憶している外部記憶デバイスであった場合には、楽器を撮影するようにしても良い。
また、この場合、一旦、外部記憶デバイスをスロットから抜いて撮影することになるが、表示情報登録手段は、外部記憶デバイス識別子と撮影処理中であることの状態情報を記憶しており、その外部記憶デバイスが再び挿入された場合に、登録処理をはじめから行うことは無く、続けて、ステップ(5−1)に進む。図12のステップ「(5−1)確認画面表示」では、表示情報登録手段304は、以上で決定した情報をユーザに確認させる画面を、端末表示手段303に表示させる。
図12のステップ「(5−2)ユーザが確認」では、ユーザは、表示された情報で良いかどうかを確認し、良ければ「OK」などのボタンを押し、良くなければ、「戻る」などのボタンを押し、表示情報を決定し直す。図12のステップ「(5−3)通知」では、入力手段323は、ユーザが確認したことを、表示情報登録手段304に通知する。
図12のステップ「(6−1)表示情報登録」では、以上で決定した操作情報識別子の内、外部記憶デバイス側画像表示識別子に対応するイメージ、アイコンなどのデータが外部記憶デバイス302に記憶されていない新しいデータである場合に、表示情報登録手段304は、端末接触手段、外部記憶デバイス接触通信手段314を介して、外部記憶デバイス制御手段316に、外部記憶デバイス側画像表示識別子に対応するイメージ、アイコンなどのデータを外部記憶デバイス表示情報記憶部318に保存するよう要求する。外部記憶デバイス制御手段316は、外部記憶デバイス側画像表示識別子に対応するイメージ、アイコンなどのデータを外部記憶デバイス表示情報記憶部318に保存し、外部記憶デバイス接触通信手段314、端末接触手段を介して、保存結果を表示情報登録手段304に通知する。外部記憶デバイス側画像表示識別子に対応するイメージ、アイコンなどのデータが外部記憶デバイス302に既に記憶されている場合には、そのまま、ステップ「(6−2)端末に表示情報登録」に進む。
図12のステップ「(6−2)端末に表示情報登録」では、表示情報登録手段304は、図8に例示したような表示情報を生成し、端末301の表示情報記憶部312に生成した表示情報を保存する。図12のステップ「(6−3)通知」では、表示情報登録手段304は、制御手段311に、登録結果を通知する。図12のステップ「(7−1)コンテンツ情報登録要求」では、続いて、制御手段311は、コンテンツ情報更新手段308に、コンテンツ情報の登録を要求する。図12のステップ「(7−2)端末にコンテンツ情報登録」では、コンテンツ情報更新手段308は、端末接触通信手段309、外部記憶デバイス接触通信手段314を介して、外部記憶デバイス制御手段316に、コンテンツ記憶部319に保存されているアプリケーションやコンテンツなどのデータのリストを要求する。
外部記憶デバイス制御手段316は、コンテンツ記憶部319を参照し、外部記憶デバイス接触通信手段314、端末接触通信手段309を介して、コンテンツ記憶部319に保存されているデータのリストを、コンテンツ情報更新手段308に送信する。コンテンツ情報更新手段308は、受け取ったリストと外部記憶デバイス識別子を関連付けて、コンテンツ情報記憶部313に保存登録する。図9に示した外部記憶デバイス識別子とコンテンツ識別子を用いて、例えば図10のように外部記憶デバイス識別子毎に登録したり、図11のようにコンテンツ識別子毎に登録する。図12のステップ「(7−3)結果通知」では、コンテンツ情報更新手段308は、制御手段311に登録結果を通知する。登録結果が成功であれば、制御手段311は、登録処理を終了する。以上が登録時の処理フローである。
次に利用時の処理フローについて説明する。
図13は、目的のデータが格納された外部記憶デバイス302を特定する処理のフローを示している。図13のステップ「(1−1)データ一覧を表示」では、制御手段311が、コンテンツ情報記憶部313を参照し、端末表示手段303に、コンテンツ情報記憶部313に登録されたコンテンツ識別子のデータ一覧表示要求を出す。端末表示手段303は、コンテンツ識別子の一覧を表示する。図13のステップ「(1−2)選択」では、ユーザは、画面に表示された一覧から目的のデータを選択し、コンテンツ識別子が指定される。図13のステップ「(1−3)通知」では、入力手段323は、制御手段311に、コンテンツ識別子を通知する。
図13のステップ「(2−1)記憶場所検索要求」では、制御手段311は、記憶場所検索手段307に、記憶場所検索要求を出し、引数としてコンテンツ識別子を渡す。図13のステップ「(2−2)検索」では、記憶場所検索手段307は、指定されたコンテンツ識別子を基に、コンテンツ情報記憶部313を参照し、コンテンツ識別子が一致する外部記憶デバイス302の外部記憶デバイス識別子を特定する。図13のステップ「(2−3)結果通知」では、記憶場所検索手段307は、制御手段311に、特定した外部記憶デバイス識別子を結果として通知する。
図13のステップ「(3−1)操作指示」では、制御手段311は、外部記憶デバイス操作手段306に、表示情報記憶部312の表示情報を渡し、特定した外部記憶デバイス識別子の操作を指示する。図13のステップ「(3−2)発光などを無線で指示」では、外部記憶デバイス操作手段306は、端末無線通信手段310、ケース通信手段321、外部記憶デバイス無線通信手段315を介して、複数の外部記憶デバイスの外部記憶デバイス制御手段316から、外部記憶デバイス識別子記憶部317に記憶された外部記憶デバイス識別子を受け取る。
外部記憶デバイス操作手段306は、端末無線通信手段310、ケース通信手段321、外部記憶デバイス無線通信手段315を介して、外部記憶デバイス識別子が一致した外部記憶デバイス302の外部記憶デバイス制御手段316に対して、表示情報から特定した外部デバイス識別子を含む情報表示要求と、対象とする外部記憶デバイスに関する操作情報を送る。この時、ユーザは、端末を複数の外部記憶デバイスを近づけ、無線の届く範囲の外部記憶デバイスに対して上記処理を行い、目的の外部記憶デバイスを探している。
図13のステップ「(3−3)発光等」では、外部記憶デバイス制御手段316は、更に外部記憶デバイス表示情報記憶部318を参照して情報を取得し、受信した情報表示要求と操作情報とに基づいて外部記憶デバイス無線通信手段315、ケース通信手段321を介して、ケース表示手段322に、図2で示した「○」マークや「挿すのはこの外部記憶デバイスです」といったメッセージを表示させたり、外部記憶デバイス側LED点灯識別子に従ってLEDを点灯させる。該当しない外部記憶デバイスにも同様にして図2のように「×」マークや「この外部記憶デバイスは違います」といったメッセージなどの該当しないことを示す情報を表示させてもよい。
図13のステップ「(3−4)結果通知」では、外部記憶デバイス操作手段306は、制御手段311に、目的の外部記憶デバイスに表示できたかどうかの結果を通知する。図13のステップ「(3−5)外部記憶デバイス情報表示」では、制御手段311は、端末表示手段303に、表示要求と結果を送る。(この間、ユーザは、端末301を手にもち、複数のケース320に近づけるなどして目的の外部記憶デバイス302を格納したケース320を探しており、目的の外部記憶デバイス302を格納したケース320が発光などするまでステップ(3−2)から(3−5)が繰り返される。)
また、端末表示手段303は、図2に示したように目的の外部記憶デバイス302の特徴を表す外観のイメージを表示したり、「この外部記憶デバイスを挿してください」「○マークの付いた外部記憶デバイスを挿してください」、「LEDの点灯している外部記憶デバイスを挿してください」といった表示情報もこの時に表示する。目的の外部記憶デバイス以外の外部記憶デバイスの特徴を表す外観のイメージを表示したり、「この外部記憶デバイスは違います」、「×マークの付いた外部記憶デバイスは違います」といった表示情報もこの時に表示しても良い。
図13のステップ「(4−1)音が鳴る」では、目的の外部記憶デバイスと無線で接続されている限り、もしくは、目的の外部記憶デバイス識別子がレスポンスで返ってくる限り、制御手段311は、Beep音を鳴らす。図13のステップ「(4−2)結果画面表示」では、制御手段311は、端末表示手段303に、図2で示したように「この中に目的の外部記憶デバイスがあります」といったメッセージを表示する。(無い場合には、無い旨のメッセージを出す。)図13のステップ「(4−3)ケースから取り出す。」では、ユーザが目的の外部記憶デバイス302を発見し、ケース320から取り出す。取り出されると、ケース表示手段322は、LEDの発光などの情報表示の処理を止める。
図13のステップ「(5−1)装着」では、ユーザによって、目的の外部記憶デバイス302が装着される。図13のステップ「(5−2)確認指示」では、装着されると、制御手段311は、外部記憶デバイス確認手段305に、確認要求を出す。図13のステップ「(5−3)識別子要求子、確認」では、外部記憶デバイス確認手段305は、端末接触通信手段309、外部記憶デバイス接触通信手段314を介して、外部記憶デバイス制御手段316に、外部記憶デバイス識別子を要求する。
外部記憶デバイス制御手段316は、外部記憶デバイス識別子記憶部317に格納された外部記憶デバイス識別子を参照し、外部記憶デバイス接触通信手段314、端末接触通信手段309を介して、外部記憶デバイス確認手段305に送る。外部記憶デバイス確認手段305は、目的の外部記憶デバイス302の外部記憶デバイス識別子と一致するかどうかを確認する。
図13のステップ「(5−4)結果通知」では、外部記憶デバイス確認手段305は、制御手段311に確認結果を通知する。図13のステップ「(5−5)結果画面表示」では、制御手段311は、端末表示手段303に、結果の表示要求と、引数として確認結果を送る。目的の外部記憶デバイス302であった場合には、「正しい外部記憶デバイスが挿入されました。」などの目的の外部記憶デバイス302が挿された旨を述べるメッセージを表示し、次のステップへ進む。目的の外部記憶デバイス302が挿入されなかった場合には、「正しい外部記憶デバイスが挿入されませんでした。」などの目的の外部記憶デバイス302が挿されなかった旨を述べるメッセージを表示し、図13のステップ(3−1)に戻る。
図13のステップ「(5−6)目的のコンテンツ取得」では、制御手段311は、端末接触通信手段309、外部記憶デバイス接触通信手段314を介して、外部記憶デバイス制御手段316に、ユーザが指定したコンテンツ識別子の示すコンテンツを要求する。外部記憶デバイス制御手段316は、コンテンツ記憶部319を参照し、要求されたコンテンツ識別子の示すデータを、外部記憶デバイス接触通信手段314、端末接触通信手段309を介して、制御手段311に渡す。
図13のステップ「(5−7)アプリ起動等」では、制御手段311は、受け取ったデータに対応した処理を行う。例えば、データがアプリケーションのコードであった場合には、そのアプリケーションを起動し、データがコンテンツの場合にはそのコンテンツを開くアプリケーションを起動してそのコンテンツを再生する。外部記憶デバイスからロードしたデータに関しては、端末にインストールする場合もあるし、利用した後に消去し、再度利用する時には、再び外部記憶デバイスからロードする場合もある。
図13のステップ「(6−1)更新要求」では、制御手段311は、コンテンツ情報更新手段308に、更新要求を出す。図13のステップ「(6−2)保持データ情報取得」では、コンテンツ情報更新手段308は、端末接触通信手段309、外部記憶デバイス接触通信手段314を介して、外部記憶デバイス制御手段316に、コンテンツ記憶部319が記憶するデータのコンテンツ識別子の一覧を要求する。外部記憶デバイス制御手段316は、コンテンツ記憶部319を参照し、コンテンツ識別子の一覧を、外部記憶デバイス接触通信手段314、端末接触通信手段309を介して、コンテンツ情報更新手段308に送信する。
図13のステップ「(6−3)更新」では、コンテンツ情報更新手段308は、コンテンツ識別子一覧と、コンテンツ情報記憶部313を参照し、コンテンツ識別子と外部記憶デバイス識別子を利用して、外部記憶デバイス302から得たコンテンツ識別子の一覧から端末301のコンテンツ情報部に記録されていないものを探し、新たにコンテンツ情報記憶部313に記録する。図13のステップ「(6−4)結果通知」では、コンテンツ情報更新手段308は、制御手段311に、更新結果を通知する。図13のステップ「(6−5)新規情報表示」では、制御手段311は、端末表示手段303に、更新結果の表示を要求する。端末表示手段303は、更新結果を表示する。以上が利用時の処理フローである。
以上のように、端末や、ケースに表示されたイメージやメッセージ、また、ケースに点灯するLED、端末から発せられるBeep音を頼りにして、ユーザは複数の外部記憶デバイスの中から、目的のアプリケーションやコンテンツが保存された外部記憶デバイスを容易に特定することができる。なお、Beep音としては、予め、ユーザが好みのメロディーデータを選択して設定できるようにしても良い。
なお、上記では、ケース表示手段322に、表示を行う際に、外部記憶デバイス302の外部記憶デバイス制御手段316が要求を送っていたが、端末側の外部記憶デバイス操作手段306が、ケース表示手段322に要求を送ってもよい。なお、上記では、外部記憶デバイス302が外部記憶デバイス無線通信手段315を備えるとしたが、ケース320のケース通信手段321が外部記憶デバイス接触通信手段314を介して外部記憶デバイス制御手段316と通信するように構成することによって、外部記憶デバイス302は外部記憶デバイス無線通信手段315を備えていなくても良く、この場合、外部記憶デバイス302としては、無線通信インターフェイスを持たないメモリカードや接触型ICカードなどの無線通信インターフェイスを持たないセキュリティデバイスに適用することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施形態2における外部記憶デバイス特定装置のシステム構成を図14に示す。
外部記憶デバイス特定装置は、端末301と、外部記憶デバイス302と、ホルダー1201から構成される。ホルダー1201に1個もしくは複数の外部記憶デバイス302が格納される。図14に示している複数の外部記憶デバイス302は全て、ホルダー1201に格納されているものとする。また、ホルダー1201を複数保持していてもよい。
実施形態2での利用イメージについて、図15に示す。処理内容の詳細については後で述べることにし、ここでは概要を述べる。ユーザは、携帯電話などの外部記憶デバイス302を装着することが可能な端末301と複数の外部記憶デバイスを格納したホルダー1201を保持している。ユーザは端末301のメニューから利用したいアプリケーションや画像などコンテンツを選択する。
選択すると、例えば端末301のディスプレイには、実施形態1と同様のメッセージや、ホルダー1201のディスプレイに表示されるメッセージに従うように促す「ホルダーに表示されている支持に従ってください」といったメッセージが表示される。外部記憶デバイス302のホルダー1201にも、実施形態1のケース320のディスプレイの場合と同様の表示や、目的となる外部記憶デバイス302のホルダー1201のLEDが点灯していることを示す「LEDの点灯している外部記憶デバイスを挿してください」というメッセージが表示されても良い。更に、目的の外部記憶デバイス302が複数の外部記憶デバイスの中にあるかどうかを確認するために、複数ある外部記憶デバイスに端末301を近づけると、目的の外部記憶デバイス302がある場合には、Beep音がなることも想定される。
上記のような端末301及び外部記憶デバイス302のホルダー1201に表示する表示情報は、ユーザによって、予め登録設定されている。以上のようにしてユーザは、利用したいコンテンツをわかり易く特定することができる。
端末301の実装形態については、実施形態1の場合とほぼ同様であるが、端末301と外部記憶デバイス302の通信対象がケース320ではなくホルダー1201になっているところが異なる。ここで実施形態1のケース320の場合は、外部記憶デバイスを1個のみ格納することができるのに対し、実施形態2のホルダー1201の場合は、外部記憶デバイスを同時に複数個格納することができる。外部記憶デバイス302の実施形態については、実施形態1の場合と同様である
ホルダー1201は、外部記憶デバイス302を複数収納するホルダー部と、端末301及び外部記憶デバイスと通信する通信モジュールと、収納される個々の外部記憶デバイスに対応する形態で配置された複数のLEDから構成される表示モジュールと、電源モジュールと、を備えている。
次に内部構成について述べる。図14において、端末301の内部構成については実施形態1と同様である。但し処理内容として、端末301は、外部記憶デバイス操作手段306が、ホルダー1201に対してイメージの表示やLEDの点灯を操作する点と、端末無線通信手段310が、ホルダー通信手段1202(詳細は後述)との間で通信を行う点が実施形態1と異なる。
外部記憶デバイス302の内部構成については、実施形態1と同様である。但し処理内容として、外部記憶デバイス無線通信手段315の通信対象が、ホルダー通信手段1202であることが異なる。
ホルダー1201は、複数の外部記憶デバイスを格納することが可能であり、端末301及び外部記憶デバイス302と通信するホルダー通信手段1202とホルダー表示手段1203を備えている。ホルダー通信手段1202は、端末301の端末無線通信手段310と個々の外部記憶デバイス302の外部記憶デバイス無線通信手段315とそれぞれ通信し、端末301は、このホルダー通信手段1202を介して、ホルダー1201に格納されている個々の外部記憶デバイスと通信することができる。ホルダー表示手段1203は、ホルダー通信手段1202を介して外部記憶デバイス302の外部記憶デバイス制御手段317から受信される表示に対する指示に基づき、イメージやメッセージの表示及びLEDなどの発行体を点灯させる。
次に各手段、記憶部とモジュールの関係について図4、図6、図16を用いて説明する。端末301については、実施形態1と同様である。外部記憶デバイス302については、実施形態1と同様である。ホルダー1201については、図16に示すように、通信モジュールが、ホルダー通信手段1202の処理を行い、表示モジュールが、ホルダー表示手段1203の処理を行う。
次に処理フローについて説明する。
登録時の処理フローについては、表示する画像などを選ぶ対象がケース320に対する表示ではなく、ホルダー1201に対する表示であることが異なるのみで、実施形態1と同様である。
次に利用時の処理フローで実施形態1と異なるステップについて説明する。図13のステップ「(3−2)発光などを無線で指示」では、外部記憶デバイス操作手段306は、端末無線通信手段310、ホルダー通信手段1202、外部記憶デバイス無線通信手段を介して、複数の外部記憶デバイスの外部記憶デバイス制御手段316から、外部記憶デバイス識別子記憶部317に記憶された外部記憶デバイス識別子を受け取る。
外部記憶デバイス操作手段306は、端末無線通信手段310、ホルダー通信手段1202、外部記憶デバイス無線通信手段315を介して、外部記憶デバイス識別子が一致した外部記憶デバイス302の外部記憶デバイス制御手段316に、表示情報から特定した外部デバイス識別子を含む情報表示要求と、対象とする外部記憶デバイスに関する操作情報を送る。
図13のステップ「(3−3)発光等」では、外部記憶デバイス制御手段316は、更に外部記憶デバイス表示情報記憶部318を参照してイメージやメッセージを取得し、外部記憶デバイス無線通信手段315、ホルダー通信手段1202を介して、ホルダー表示手段1203に表示させる。図15で示した「挿すのはこの外部記憶デバイスです」といったメッセージを表示させたり、外部記憶デバイス側LED点灯識別子に従ってホルダーのLEDを点灯させる。以上が利用時の処理フローで異なる点である。
以上のように、端末や、ホルダーに表示されたイメージやメッセージ、また、ホルダーに点灯するLED、端末から発せられる音を頼りにして、ユーザは複数の外部記憶デバイスの中から、目的のアプリケーションやコンテンツが保存された外部記憶デバイスを容易に特定することができる。
なお、上記では、外部記憶デバイス302が外部記憶デバイス無線通信手段315を備えるとしたが、ホルダー1201のホルダー通信手段1202が外部記憶デバイス接触通信手段314を介して外部記憶デバイス制御手段316と通信するように構成することによって、外部記憶デバイス302は外部記憶デバイス無線通信手段315を備えていなくても良く、この場合、外部記憶デバイス302としては、無線通信インターフェイスを持たないメモリカードや接触型ICカードなどの無線通信インターフェイスを持たないセキュリティデバイスに適用することができる。
(実施の形態3)
本発明の実施形態3における外部記憶デバイス特定装置のシステム構成を図17に示す。外部記憶デバイス特定装置は、端末301と、少なくとも1つ以上の外部記憶デバイスから構成される。実施形態3での利用イメージについて、図18に示す。処理内容の詳細については後で述べることにし、ここでは概要を述べる。ユーザは、携帯電話などの外部記憶デバイスを装着すことが可能な端末301と、表示ディスプレイやLEDを備えた複数の外部記憶デバイス302を保持している。ユーザは端末301のメニューから利用したいアプリケーションや画像などコンテンツを選択する。選択すると、端末301のディスプレイには、実施形態1と同様のメッセージが表示される。
外部記憶デバイス302にも、実施形態1のケース320のディスプレイの場合と同様の表示やLEDの点灯が行われるても良い。更に、目的の外部記憶デバイス302が複数の外部記憶デバイスの中にあるかどうかを確認するために、複数ある外部記憶デバイスに端末301を近づけると、目的の外部記憶デバイス302がある場合には、Beep音がなることも想定される。
以上のようにしてユーザは、目的のアプリケーションやコンテンツが保存された外部記憶デバイスを容易に特定することができる。
端末301の実装については、実施形態1とほぼ同様であるが、通信対象が外部記憶デバイス302になっている。外部記憶デバイス302は、CPUと、ROMと、RAMを備えた処理モジュールと、端末301と通信するためのホストI/F及び、端末301と無線で通信するためのRF部、無線通信制御回路によって構成される通信モジュール、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリによって構成される記憶モジュール、情報表示に利用するディスプレイ、外部記憶デバイス特定時に点灯するLED、ディスプレイとLEDを制御する回路によって構成される表示モジュールと、電源を供給する電源モジュールと、によって構成されている。電源モジュールは端末に装着した際に端末から供給される電源によって充電される小型二次電池やコンデンサ、または、端末301との無線通信によって発生する電力を利用する電子回路によって構成される。
次に内部構成について述べる。まず端末301の内部構成については実施形態1と同様である。但し処理内容として、端末301は、外部記憶デバイス操作手段306が、外部記憶デバイス302に対してイメージの表示やLEDの点灯を操作する点と、端末無線通信手段310が、外部記憶デバイス無線通信手段315との間で通信を行う点が、実施形態1と異なる。
外部記憶デバイス302の内部構成については、実施形態1の内容に加えて、外部記憶デバイス無線通信手段315の通信対象が端末無線通信手段310であることと、イメージやメッセージの表示やLEDなどの発行体を点灯させる外部記憶デバイス表示手段1404が新たに加わっていることと、外部記憶デバイス制御手段1405がそれらも統括することが異なっている。
次に各手段、記憶部とモジュールの関係について図4、図19を用いて説明する。まず端末301については、実施形態1と同様である。外部記憶デバイス302については、図6に示すように、通信モジュールが、外部記憶デバイス接触通信手段314、外部記憶デバイス無線通信手段315の処理を行い、処理モジュールが、外部記憶デバイス制御手段1405の処理を行い、記憶モジュールが、外部記憶デバイス識別子記憶部317、外部記憶デバイス表示情報記憶部318、コンテンツ記憶部319の処理を行い、表示モジュールが、外部記憶デバイス表示手段1404の処理を行う。
次に処理フローについて説明する。
登録時の処理フローについては、実施形態1とほぼ同様であるが、表示する画像などを選ぶ対象がケース320ではなく外部記憶デバイス302であることが異なっている。
次に利用時の処理フローについて説明する。
図13のステップ「(3−2)発光などを無線で指示」では、外部記憶デバイス操作手段306は、端末無線通信手段310、外部記憶デバイス無線通信手段315を介して、複数の外部記憶デバイスの外部記憶デバイス制御手段から、外部記憶デバイス識別子記憶部317に記憶された外部記憶デバイス識別子を受け取る。
外部記憶デバイス操作手段306は、端末無線通信手段310、外部記憶デバイス無線通信手段315を介して、外部記憶デバイス識別子が一致した外部記憶デバイス302の外部記憶デバイス制御手段に、表示情報から特定した外部デバイス識別子を含む情報表示要求と、対象とする外部記憶デバイスに関する操作情報を送る。
図13のステップ「(3−3)発光等」では、外部記憶デバイス制御手段は、更に外部記憶デバイス表示情報記憶部318を参照してイメージやメッセージを取得し、外部記憶デバイス表示手段に表示させる。なお、該当しない外部記憶デバイスにも同様にして該当しない旨を示す情報を表示させてもよい。図13のステップ「(4−3)ケースから取り出す。」では、ケース320に格納されていないため、ユーザが目的の外部記憶デバイス302を発見し、次のステップに進む。図13のステップ「(5−2)確認指示」では、外部記憶デバイスが装着されたことを確認すると、外部記憶デバイス表示手段1404は、LEDの発光などの情報表示の処理を止める。以上が利用時の処理フローで異なる点である。
また、外部記憶デバイス302に外部記憶デバイス表示手段を備えていない場合には、外部記憶デバイス302への表示に関する処理は行われないが、それ以外の、端末への表示や、Beep音による特定を行うことは可能である。更に、外部記憶デバイス302が外部記憶デバイス無線通信手段315も備えていない場合には、外部記憶デバイス302との無線を利用した処理は行われず、端末301への表示のみを行うこともできる。
以上のように、端末や、外部記憶デバイスに表示されたイメージやメッセージ、また、外部記憶デバイスに点灯するLED、端末から発せられる音を頼りにして、ユーザは複数の外部記憶デバイスの中から、目的のアプリケーションやコンテンツが保存された外部記憶デバイスを容易に特定することができる。
(実施の形態4)
本発明の第4の実施の形態は、第1、第2、第3の実施形態における外部記憶デバイスを管理、特定する機能を、端末から着脱可能なセキュリティデバイス内に備え、さらに、外部記憶デバイスに格納されているコンテンツにアクセスするためのパスワードをセキュリティデバイスがデータ毎に管理するように構成したものである。これにより、セキュリティデバイスを他の端末に装着した場合でも、ユーザが管理する外部記憶デバイスを特定することができ、ユーザの利便性が向上する。
また、セキュリティデバイス自体にもアクセスパスワードが設定され、これにより、仮に、端末やセキュリティデバイスを紛失した場合でも、ユーザがどのようなコンテンツを保有しているかといった情報が第3者に洩れる心配がなく、不正アクセスに対する安全性が向上する。
図20は、本発明の第4の実施の形態における端末301の外観を示している。端末301は、外部記憶デバイス302を装着する外部記憶デバイススロット2112の他に、セキィリティデバイス2101を装着するセキィリティデバイススロット2111を備えている。セキィリティデバイススロット2111に、セキィリティデバイス2101を装着することにより、端末301はセキィリティデバイス2101によって管理されている外部記憶デバイスを特定することができるようになる。
図21は、セキィリティデバイス2101の構成を示している。セキィリティデバイス2101は、耐タンパ機能を備えたICカードモジュール2310と、ICカードモジュール2310が処理したコンテンツを格納するフラッシュメモリ2320と、端末302との通信インターフェイスである接触ホストインターフェイス2330によって構成される。
ICカードモジュール2310は、接触ホストインターフェイス2330を介して端末302から受信したコマンドにしたがって、ICカードモジュール2310内に格納されたICカードアプリケーションを実行し、その処理結果及び端末302への制御メッセージを接触ホストインターフェイス2330介して端末302に送信し、端末302は、受信した処理結果及び端末302への制御メッセージに基づいて動作する。
ICカードモジュール2310内には、第1、第2及び第3の実施の形態において説明した表示情報登録手段304と外部記憶デバイス確認手段305と外部記憶デバイス操作手段306と記憶場所検索手段307とコンテンツ情報更新手段308と、第1、第2及び第3の実施の形態における制御手段311と同様の処理をおこなって、表示情報登録手段304、外部記憶デバイス確認手段305、外部記憶デバイス操作手段306、記憶場所検索手段307及びコンテンツ情報更新手段308を制御するセキュリティデバイス制御手段2211が外部記憶デバイス管理カードアプリケーション2311として格納されている。
また、フラッシュメモリ2320上には、ICカードモジュール2310によって、第1、第2及び第3の実施の形態において説明したコンテンツ情報記憶部313と表示情報記憶部312と、外部記憶デバイスに格納されているアプリケーションやコンテンツなどの各データにアクセスするためのパスワードを格納するセキュリティ情報記憶部2212とが論理的に構成されており、さらに、コンテンツ情報記憶部313と表示情報記憶部312とセキュリティ情報記憶部2212に格納されているデータは、ICカードモジュール2310によって暗号化された状態で格納されており、ICカードモジュール2310によって復号化できるようになっている。
次に、セキィリティデバイス2101を装着した端末301の内部構成について説明する。
図22は、セキィリティデバイス2101を装着した状態の端末301の内部構成を示している。図22において、端末301は、端末表示手段303(ディスプレイ2113を含む)と入力手段323(入力ボタン2114を含む)と、端末接触通信手段309と端末無線通信手段310と制御手段311とから構成され、セキィリティデバイス2101と連携して、第1、第2及び第3の実施の形態の場合と同様の動作を行う。但し、第4の実施の形態における制御手段311は、セキィリティデバイス2101の外部記憶デバイス管理カードアプリケーション2311にコマンドを送信して外部記憶デバイスの登録処理の起動、及び、外部記憶デバイスの特定処理の起動を行うのみで、セキュリティデバイス制御手段2211が外部記憶デバイスの登録処理と特定処理における処理の制御を行う。したがって、処理フローも、制御手段311が行っていた処理の制御をセキィリティデバイス2101のセキュリティデバイス制御手段2211が行う以外は、図12及び図13に示した処理フローと基本的には同じである。但し、最初に、セキィリティデバイス2101にアクセスする部分の処理と、外部記憶デバイス上のパスワードが設定されたデータにアクセスする場合の処理が異なる。
図23(a)は、端末301を起動して最初にセキィリティデバイス2101にアクセスする時の処理フローを示している。図23(a)において、まず、端末301の制御手段311がセキィリティデバイス2101のセキュリティデバイス制御手段2211にアクセス要求コマンドを送信する。すると、セキュリティデバイス制御手段2211は、アクセスパスワード入力画面表示を要求するメッセージを端末301の端末表示手段303に対して送信し、セキィリティデバイス2101のアクセスパスワードの入力を促す。
次に、ユーザがセキィリティデバイス2101のアクセスパスワードを入力し、入力手段323からセキィリティデバイス2101のセキュリティデバイス制御手段2211にアクセスパスワードが送信されると、セキュリティデバイス制御手段2211は、内部に保持していたアクセスパスワードと受信したアクセスパスワードとを照合してユーザ認証を行い、その結果を端末表示手段303に表示させる。ユーザ認証の結果、ユーザが正しいユーザと認証された場合にのみ、その後の端末301からセキィリティデバイス2101へのアクセスが可能となる。
また、図23(b)は、第1、第2及び第3の実施の形態の場合と同様にして、目的のコンテンツを格納している外部記憶デバイス302を特定して、外部記憶デバイス302に格納されたコンテンツを実際にアクセスする場合の処理フローを示している。図23(b)において、まず、セキィリティデバイス2101のセキュリティデバイス制御手段2211がセキュリティ情報記憶部2212にアクセスして目的のコンテンツに設定されているパスワードを検索する。その検索結果をもとに、セキュリティデバイス制御手段2211は外部記憶デバイス302に対してコンテンツ取得要求を送信する。この時、目的のコンテンツにパスワードが設定されている場合には、コンテンツ取得要求に検索されたパスワードを付加してコンテンツ取得要求を送信する。
コンテンツにパスワードが設定されている場合、外部記憶デバイス302は、コンテンツ取得要求に付加されたパスワードを検証し、パスワードが正しい場合にのみ、要求されたデータをセキュリティデバイス制御手段2211に対して送信する。したがって、この場合、ユーザは、セキィリティデバイス2101に対するユーザ認証が完了していれば、個々のコンテンツに対しては、パスワードを入力することなく、目的のアプリケーションを起動したり、コンテンツにアクセスしたりできる。
ここで、セキュリティ情報記憶部2212に格納されているパスワードは、ユーザがそのコンテンツに対して最初にアクセスした際に、入力手段323から入力されたパスワードがセキュリティ情報記憶部2212にコンテンツ毎に管理されて格納されている。
また、上記では、セキュリティ情報記憶部2212が管理するパスワードをセキィリティデバイス2101からそのまま読み出してパスワード検証を行っていたが、チャレンジ情報に対して、セキィリティデバイス2101の内部でセキュリティ情報記憶部2212が管理するパスワードを用いてハッシュ演算などの所定の演算処理を行い、その演算処理の結果をセキィリティデバイス2101から読み出してパスワード検証を行うようにしてもよい。この場合、パスワード自体は、セキィリティデバイス2101の外には出ないので、より安全性が向上する。
以上のように、第4の実施の形態の場合にも、端末や、ケース、ホルダーに表示されたイメージやメッセージ、また、ホルダーに点灯するLED、端末から発せられる音を頼りにして、ユーザは複数の外部記憶デバイスの中から、目的のアプリケーションやコンテンツが保存された外部記憶デバイスを容易に特定することができる。特に、第4の実施の形態の場合には、端末やセキュリティデバイスを紛失した場合でも、ユーザがどのようなコンテンツを保有しているかといった情報が第3者に洩れる心配がなく、不正アクセスに対する安全性が向上する。
なお、本発明はこれらの実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。
本発明は、ICカードなどのセキュアデバイスを装着でき、様々なアプリケーションを実行できる、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置およびセキュアデバイス等に適用が可能である。
本発明の第1の実施形態における、外部記憶デバイス装置システム構成図 本発明の第1の実施形態における、外部記憶デバイス装置利用イメージ図その1 本発明の第1の実施形態における、外部記憶デバイス装置利用イメージ図その2 本発明の第1の実施形態における、端末のモジュール構成 本発明の第1の実施形態における、ケースのモジュール構成 本発明の第1の実施形態における、外部記憶デバイスのモジュール構成 本発明の第1の実施形態における、表示情報 本発明の第1の実施形態における、表示情報具体例 本発明の第1の実施形態における、コンテンツ情報 本発明の第1の実施形態における、コンテンツ情報具体例パターン1 本発明の第1の実施形態における、コンテンツ情報具体例パターン2 本発明の第1の実施形態における、外部記憶デバイス初期登録処理フロー図 本発明の第1の実施形態における、外部記憶デバイス特定処理フロー図 本発明の第2の実施形態における、外部記憶デバイス装置システム構成図 本発明の第2の実施形態における、外部記憶デバイス装置利用イメージ図 本発明の第2の実施形態における、ホルダーのモジュール構成 本発明の第3の実施形態における、外部記憶デバイス装置システム構成図 本発明の第3の実施形態における、外部記憶デバイス装置利用イメージ図 本発明の第3の実施形態における、外部記憶デバイスのモジュール構成 本発明の第4の実施形態における端末の外観図 本発明の第4の実施形態における、セキィリティデバイスの構成を示す模式図 本発明第4の実施形態における、端末301の内部構成を示す模式図 (a)本発明の第4の実施形態における、セキィリティデバイスによるユーザ認証処理のフロー図(b)本発明の第4の実施形態における、外部記憶デバイス上のデータへのアクセスの処理フロー図 従来例のシステム構成図
符号の説明
301 端末
302 外部記憶デバイス
303 端末表示手段
304 表示情報登録手段
305 外部記憶デバイス確認手段
306 外部記憶デバイス操作手段
307 記憶場所検索手段
308 コンテンツ情報更新手段
309 端末接触通信手段
310 端末無線通信手段
311 制御手段
312 表示情報記憶部
313 コンテンツ情報記憶部
314 外部記憶デバイス接触通信手段
315 外部記憶デバイス
316 外部記憶デバイス制御手段
317 外部記憶デバイス識別子記憶部
318 外部記憶デバイス表示情報記憶部
319 コンテンツ記憶部
320 ケース
321 ケース通信手段
322 ケース表示手段
323 入力手段
1201 ホルダー
1202 ホルダー通信手段
1203 ホルダー表示手段
1404 外部記憶デバイス表示手段
1405 外部記憶デバイス制御手段
2101 セキュリティデバイス
2111 セキュリティデバイススロット
2112 外部記憶デバイススロット
2113 ディスプレイ
2114 入力ボタン
2211 セキュリティデバイス制御手段
2212 セキュリティ情報記憶部
2310 ICカードモジュール
2311 外部記憶デバイス管理カードアプリケーション
2320 フラッシュメモリ
2330 接触ホストインターフェイス
10 端末
12 ハードディスク
14 キーボード
16 モニタ
18 ディスク装置
20 CPU
22 フロッピー
24 工作機械
25 データ
31 ラベル

Claims (13)

  1. 特定のデータを記憶する記憶デバイスをユーザに識別させるための画像、動画、音声等の出力データを外部に認識可能に出力する情報端末であって、
    前記記憶デバイスに記憶されたデータを指定するための入力手段と、
    前記記憶デバイスとその記憶デバイスが記憶するデータとの対応関係を保持するコンテンツ情報記憶手段と、
    前記記憶デバイス及び前記出力データに関する情報を記載した表示情報を格納する表示情報記憶手段と、
    前記入力手段から指定されたデータがどの記憶デバイスに記憶されているかを前記コンテンツ情報記憶手段が保持する対応関係に基づいて検索する記憶場所検索手段と、
    検索結果に応じて、前記表示情報に基づく出力データを外部に出力する端末出力手段と、
    を備える情報端末。
  2. 前記情報端末の周辺に存在する記憶デバイス又は1以上の記憶デバイスを格納するデバイス格納手段から、各記憶デバイスを識別するための識別子を受信する通信手段をさらに備え、
    前記端末出力手段は、前記検索結果に前記識別子が含まれるか否かによって異なる出力データを出力することを特徴とする請求項1記載の情報端末。
  3. 特定のデータを記憶する記憶デバイスであるか否かをユーザに認識させるための画像、動画、音声等の出力データを外部に出力可能な記憶デバイス又は1以上の記憶デバイスを格納するデバイス格納手段に対し、前記出力データを出力する情報端末であって、
    前記記憶デバイスに記憶されたデータを指定するための入力手段と、
    記憶デバイスとその記憶デバイスが記憶するデータとの対応関係を保持するコンテンツ情報記憶手段と、
    前記記憶デバイス及び前記出力データに関する情報を記載した表示情報を格納する表示情報記憶部と、
    前記入力手段から指定されたデータがどの記憶デバイスに記憶されているかを前記コンテンツ情報記憶手段が保持する対応関係に基づいて検索する記憶場所検索手段と、
    検索結果に応じて、前記表示情報の少なくとも一部を含む表示要求を送信する記憶デバイス操作手段と、
    を備える情報端末。
  4. 前記情報端末の周辺に存在する記憶デバイス又は前記デバイス格納手段から、各記憶デバイスを識別するための識別子を受信する通信手段をさらに備え、
    前記記憶デバイス操作手段は、前記検索結果に前記識別子が含まれるか否かに応じた表示要求を出力することを特徴とする請求項3記載の情報端末。
  5. 前記情報端末に記憶デバイスが装着されたときに、当該記憶デバイスが、ユーザの指定したデータが記憶された記憶デバイスか否かを判断し、該当する記憶デバイスの場合は、当該データを前記情報端末にロードする制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至4記載の情報端末。
  6. 前記表示情報を登録するための表示情報登録手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至5記載の情報端末。
  7. 前記表示情報は、前記出力データの格納位置を示すことを特徴とする請求項1乃至6記載の情報端末。
  8. 特定のデータを記憶する記憶デバイスであるか否かをユーザに認識させるための画像、動画、音声等の出力データを外部に出力可能な記憶デバイスであって、
    請求項3に記載の端末から前記表示要求を受信する通信手段と、
    前記出力データを記憶する情報記憶手段と、
    前記表示要求に基づいて前記出力データを外部に出力する出力手段と、
    を備えた記憶デバイス。
  9. 1以上の記憶デバイスを格納するデバイス格納装置であって、
    請求項3に記載の端末から前記表示要求を受信する通信手段と、
    前記表示要求に基づいて出力データを出力する出力手段と、
    を備えたデバイス格納装置。
  10. 前記表示要求は各記憶デバイスを識別するための識別子を含み、前記出力手段は、前記識別子と同一の識別子を持つ記憶デバイスが格納する出力データを、前記表示要求に基づいて外部に出力することを特徴とする請求項8記載のデバイス格納装置。
  11. 特定のデータを記憶する記憶デバイスであることを判別するセキュアデバイスであって、
    前記記憶デバイスとその記憶デバイスに記憶されているデータとの対応関係を保持するコンテンツ情報記憶手段と、
    前記セキュアデバイスが接続された情報端末又は前記記憶デバイスが外部に出力するための出力データ及び前記記憶デバイスに関する情報を記載した表示情報を格納する表示情報格納手段と、
    外部から指定されたデータがどの記憶デバイスに記憶されているかを前記コンテンツ情報記憶手段が保持する対応関係に基づいて検索する記憶場所検索手段と、
    検索結果に応じて、前記表示情報に基づく出力データを外部に出力する出力手段と、
    を備えたセキュアデバイス。
  12. 前記セキュアデバイスが接続された情報端末から前記セキュアデバイスに対するアクセス要求があったときは、アクセスパスワードの入力を前記情報端末に促すセキュアデバイス制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項11記載のセキュアデバイス。
  13. 前記セキュアデバイスに記憶されたデータにアクセスするための認証情報を記憶するセキュリティ情報記憶手段をさらに備え、
    前記セキュアデバイスが接続された情報端末から前記データに対するアクセスがあったときは、前記セキュリティデバイス制御手段が前記セキュリティ情報記憶手段から前記データに対応する認証情報を取得し、前記記憶デバイスに対し前記認証情報を付加してデータ取得要求を出力することを特徴とする請求項12記載のセキュアデバイス。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007249447A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Hitachi Ltd コピーペアのペア状態の表示方法
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WO2015111206A1 (ja) * 2014-01-27 2015-07-30 株式会社日立製作所 計算機システム、サーバモジュール及びストレージモジュール

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