JP2016122127A - ユニット及びカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユニット及びカートリッジの省スペース化を図りつつ、プロセス手段と電極部材の導通安定性を高めたユニット及びカートリッジを提供する。【解決手段】 像担持体に作用するプロセス手段と、プロセス手段を保持する枠体と、枠体に固定され、画像形成装置の接点から電圧が供給される電極部材と、を有するものに関する。本ユニットは、規制部材と電極部材の間に圧縮コイルバネを配置し、規制部材と電極部材の導通を取るものであって、圧縮コイルバネは、圧縮コイルバネの一端の一巻きにおいて間隔を隔てた複数の接点で規制部材と接触するように配置されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、取外し可能に装着されるカートリッジ、及びユニットに関するものである。
従来、電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置)においては、像担持体に形成した静電潜像を、現像ローラや現像ブレードを有する現像手段により現像することで、トナー像を可視化している。このような画像形成装置に用いるプロセスカートリッジ(以下、カートリッジ)においては、少なくとも現像ローラや現像ブレードを一体的にカートリッジ化している。そして、像担持体に形成した静電潜像にトナーを付着させて現像するには、現像手段にバイアス電圧を印加する必要がある。そのため、カートリッジと画像形成装置の本体とを電気的に接続して、本体からカートリッジへ電圧を供給している。またカートリッジ内部においても、現像ローラや現像ブレードにバイアスを印加するための導通経路を形成する。
例えば、カートリッジ内部における現像ブレードへの導通経路として、バイアス供給板金を用いた構成が提案されている。この構成では、バイアス供給板金を現像容器の片側をカバーするカバー部材の内部(裏面部)に熱カシメ等の方法で取付け、配置する。そして、バイアス供給板金には現像ブレード接点部が設けられており、現像ブレードと当接することにより、現像バイアスを供給する構成としている(特許文献1)。
特開2000―75641号公報
しかしながら、特許文献1では、バイアス供給板金を曲げ起こして板バネを形成し、現像ブレードに当接させており、導通経路が単一である。板金接点において複数の導通経路を形成するためには、当接面に凹凸を設けることが必要となる場合がある。また、所望の当接圧を確保するため、板バネに応力を蓄えるためのスペースが必要となり、バイアス供給板金の設置スペースが大きくなる場合がある。
本出願に係る発明の目的は、省スペースなプロセス手段への電圧供給接点構成とするとともに、接点部の導通安定性を高めることである。
上記目的を達成するため、本出願に係るユニットは、像担持体に作用するプロセス手段と、プロセス手段を保持する枠体と、枠体に固定され、画像形成装置の接点から電圧が供給される電極部材と、を有するものに関する。本ユニットは、規制部材と電極部材の間に圧縮コイルバネを配置し、規制部材と電極部材の導通を取るものであって、圧縮コイルバネは、圧縮コイルバネの一端の一巻きにおいて間隔を隔てた複数の接点で規制部材と接触するように配置されていることを特徴とする。
本出願に係る他ユニットは、現像剤担持体と、現像剤担持体を保持する枠体と、枠体に固定され、現像剤担持体の上の現像剤の層厚を規制する規制部材と、画像形成装置の接点から電圧が供給される電極部材と、を有するものに関する。本ユニットは、規制部材と電極部材の間に圧縮コイルバネを配置し、規制部材と電極部材の導通を取るものであって、圧縮コイルバネの内径が規制部材の長手方向と交差する厚さに比べ大きく、圧縮コイルバネは、圧縮コイルバネの一端の一巻きにおいて間隔を隔てた複数の接点で規制部材と接触するようにして配置されていることを特徴とする。
また、本出願に係る画像形成装置に着脱可能なカートリッジは、像担持体に作用するプロセス手段と、プロセス手段を保持する枠体と、枠体に固定され、画像形成装置の接点から電圧が供給される電極部材と、を有するものに関する。本カートリッジは、規制部材と電極部材の間に圧縮コイルバネを配置し、規制部材と電極部材の導通を取るものであって、圧縮コイルバネは、圧縮コイルバネの一端の一巻きにおいて間隔を隔てた複数の接点で規制部材と接触するように配置されていることを特徴とする。
本出願に係る画像形成装置に着脱可能な他のカートリッジは、現像剤担持体と、現像剤担持体を保持する枠体と、枠体に固定され、現像剤担持体の上の現像剤の層厚を規制する規制部材と、画像形成装置の接点から電圧が供給される電極部材と、を有するものに関する。本カートリッジは、規制部材と電極部材の間に圧縮コイルバネを配置し、規制部材と電極部材の導通を取るものであって、圧縮コイルバネの内径が規制部材の長手方向と交差する厚さに比べ大きく、圧縮コイルバネは、圧縮コイルバネの一端の一巻きにおいて間隔を隔てた複数の接点で規制部材と接触するようにして配置されていることを特徴とする。
以上説明したように、本出願に係る発明によれば、ユニット及びカートリッジの省スペース化を図りつつ、接点部の導通安定性を高めることができる。
実施例1に係るカートリッジの接点構成を示す概略概略図である。 実施例1に係る画像形成装置の本体及びカートリッジの断面図である。 実施例1に係るカートリッジの断面図である。 実施例1に係るカートリッジの構成を説明する斜視図である。 実施例1に係るクリーニングユニットの構成を説明する斜視図である。 実施例1に係る現像ユニットの構成を説明する斜視図である。 実施例1に係る開閉扉を開いた画像形成装置本体、及びカートリッジの斜視図である。 実施例1に係るカートリッジの接点構成を示す部分斜視図である。 実施例1に係るカートリッジの接点構成を示す部分斜視図である。 実施例1に係るカートリッジの現像ユニットの構成を示す側面図である。 実施例に係るカートリッジの軸受部材の構成を示す斜視図である。 実施例2に係るカートリッジの接点構成を示す斜視図である。 実施例2に係るカートリッジの接点構成を示す部分斜視図である。 実施例2に係るカートリッジの接点構成を示す概略図である。 実施例2に係るカートリッジの接点構成を示す概略図である。 実施例3に係るカートリッジの一部を示す概略図である。
〔実施例1〕
本明細書において、電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置)とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。画像形成装置の例として、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(LEDプリンタ、レーザビームプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。また、プロセスカートリッジ(カートリッジ)とは、像担持体と、この像担持体に作用する現像装置とを一体的にカートリッジ化して、画像形成装置の本体に対して着脱可能に装着されるものである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。像担持体(以下、感光体ドラム)の回転軸線方向を長手方向とする。また、長手方向において、画像形成装置の本体(以下、装置本体A)から像担持体である感光体ドラムが駆動力を受ける側を駆動側(図6において駆動力受け部63a側)とし、その反対側を非駆動側とする。
[画像形成装置の全体構成]
まず初めに図2及び図3を用いて、画像形成装置の全体構成について説明する。図2は、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の装置本体A及びカートリッジBの断面図である。図3は、カートリッジBの断面図である。ここで、画像形成装置の装置本体Aとは、カートリッジBを除いた画像形成装置部分である。
図2に示したとおり、画像形成装置は、カートリッジBを装置本体Aに着脱自在とした電子写真技術を利用したレーザビームプリンタである。カートリッジBが装置本体Aに装着されたとき、カートリッジBの上側に露光装置3(レーザスキャナユニット)が配置される。また、カートリッジBの下側に画像形成対象となる記録媒体(以下、シート材P)を収容したシートトレイ4が配置されている。装置本体Aには、シート材Pの搬送方向Dに沿って、ピックアップローラ5a、給送ローラ対5b、搬送ローラ対5c、転写ガイド6、転写ローラ7、搬送ガイド8、定着装置9、排出ローラ対10、排出トレイ11等が順次配置されている。なお、定着装置9は、加熱ローラ9a及び加圧ローラ9bにより構成されている。
[画像形成プロセス]
次に、画像形成プロセスの概略を説明する。プリントスタート信号に基づいて、感光体ドラム62は矢印R方向に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動される。バイアス電圧が印加された帯電ローラ66は、感光体ドラム62の外周面に接触し、感光体ドラム62の外周面を一様均一に帯電する。
露光装置3は、画像情報に応じたレーザ光Lを出力する。そのレーザ光LはカートリッジBの上面の露光窓部74を通り、感光体ドラム62の外周面を走査露光する。これにより、感光体ドラム62の外周面には画像情報に対応した静電潜像が形成される。
一方、図3に示すように、カートリッジBに設けられた現像装置としての現像ユニット20において、トナー室29内のトナーT(現像剤)は、搬送部材43の回転によって撹拌、搬送され、トナー供給室28に送り出される。トナーTは、マグネットローラ34(固定磁石)の磁力により、現像ローラ32(現像剤担持体)の表面に担持される。トナーTは、現像ブレード42(現像剤規制部材)によって、摩擦帯電されつつ現像ローラ32周面の層厚が規制される。そして、現像ブレード42の表面に担持されたトナーTによって感光体ドラム62に形成された静電潜像は、トナー像として可視像化される。
また、図2に示すように、レーザ光Lの出力タイミングとあわせて、ピックアップローラ5a、給送ローラ対5b、搬送ローラ対5cによって、装置本体Aの下部に収納されたシート材Pがシートトレイ4から給送される。そしてシート材Pは、転写ガイド6を経由して、感光体ドラム62と転写ローラ7との間の転写位置へ供給される。この転写位置において、トナー像は感光体ドラム62からシート材Pに順次転写される。
トナー像が転写されたシート材Pは、感光体ドラム62から分離されて搬送ガイド8に沿って定着装置9に搬送される。そしてシート材Pは、定着装置9を構成する加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとのニップ部を通過する。このニップ部で加圧・加熱定着処理が行われてトナー像はシート材Pに定着される。トナー像の定着処理を受けたシート材Pは、排出ローラ対10まで搬送され、排出トレイ11に排出される。
一方、図3に示すように、カートリッジBに設けられたクリーニング装置としてのクリーニングユニット60において、転写後の感光体ドラム62は、クリーニングブレード77により外周面上の残留トナーが除去される。これにより、再び感光体ドラム62は、画像形成プロセスに使用される。感光体ドラム62から除去された残留トナーはクリーニングユニット60の廃トナー室71bに貯蔵される。
なお上記において、帯電ローラ66、現像ローラ32、クリーニングブレード77が感光体ドラム62に作用するプロセス手段である。
[カートリッジ全体の構成]
次にカートリッジBの全体構成について図3及び図4を用いて説明する。図5は、カートリッジBの構成を説明する斜視図である。カートリッジBはクリーニングユニット60と現像ユニット20を合体して構成される。クリーニングユニット60は、クリーニング枠体71、感光体ドラム62、帯電ローラ66及びクリーニングブレード77等からなる。一方、現像ユニット20は、現像枠体21、現像ブレード42、現像ローラ32、マグネットローラ34、搬送部材43、トナーT、また図4に示すように、第1サイド部材26L、第2サイド部材26R、付勢部材46等からなる。
これらクリーニングユニット60と現像ユニット20を、結合部材75によって互いに回動可能に結合することによって、カートリッジBを構成する。具体的には、現像ユニット20の長手方向(現像ローラ32の軸線方向)両端部にある第1サイド部材26L及び第2サイド部材26Rに形成された、アーム部26aL、26aRの先端に、現像ローラ32と平行な回動穴26bL、26bRが設けられている。一方、クリーニング枠体71の長手両端部には、結合部材75を嵌入するための嵌入穴71a(非駆動側不図示)が形成されている。そして、アーム部26aL、26aRをクリーニング枠体71の所定の位置に合わせて、結合部材75を回動穴26bLと図示しない非駆動側の嵌入穴に、また回動穴26bRと嵌入穴71aに挿入する。これにより、クリーニングユニット60と現像ユニット20が結合部材75を中心に回動可能に結合される。
このとき、アーム部26aL、26aRの根元に取り付けられた付勢部材46がクリーニング枠体71に当たり、結合部材75を回動中心として現像ユニット20をクリーニングユニット60へ付勢している。これにより、現像ローラ32は感光体ドラム62の方向へ確実に押し付けられ、現像ローラ32の両端部に取り付けられた間隔保持部材38(図7で後述)によって、現像ローラ32は感光体ドラム62から所定の間隔をもって保持される。
[クリーニングユニットの構成]
次にクリーニングユニット60の構成について、図3及び図5を用いて説明する。図5は、クリーニングユニット60の構成を説明する斜視図である。クリーニングブレード77は、板金からなる支持部材77aと、ウレタンゴム等の弾性材料からなる弾性部材77bから構成される。クリーニングブレード77は、支持部材77aの長手方向の両端をビス91で固定することで、クリーニング枠体71に対して所定の位置に配置される。弾性部材77bが感光体ドラム62と当接するように配置され、弾性部材77bは感光体ドラム62の外周面上から残留トナーを除去する。除去された残留トナーは、クリーニングユニット60の廃トナー室71b(図3)に貯蔵される。
クリーニングユニット60には、図3に示すように、クリーニングブレード下シール82がクリーニング枠体71に設けられている。また図6に示すように、縦シール84、端部シール83及び、スクイシート86は、クリーニング枠体71に設けられている。クリーニングブレード下シール82は、長手方向に渡って設けられ、クリーニングブレード77の支持部材77aとクリーニング枠体71の間から、廃トナーが漏出するのを防ぐためのものである。縦シール84は、クリーニングブレード77の弾性部材77b長手両端から廃トナーが漏出するのを防ぐためのものである。端部シール83は、クリーニングブレード77の弾性部材77b長手両端からの廃トナーが漏出するのを防止しつつ、感光体ドラム62上のトナー等の付着物を拭き取るためのものである。そして、スクイシート86は、長手方向に渡って感光体ドラム62に接して設けられ、クリーニングブレード77に対して感光体ドラム62回転方向上流側から廃トナーが漏出するのを防ぐためのものである。このようにクリーニングユニット60は、クリーニング枠体71にクリーニングブレード下シール82、縦シール84、端部シール83及び、スクイシート86が設けられ、廃トナー室71bの廃トナーが漏出するのを防止している。
またクリーニングユニット60では、電極部材81、付勢部材68、帯電ローラ軸受67L、67R(軸受)がクリーニング枠体71に取り付けられる。帯電ローラ66の軸部66aは、帯電ローラ軸受67L、67Rにはめ込まれる。帯電ローラ66は、付勢部材68によって、感光体ドラム62に対して付勢されるとともに、帯電ローラ軸受67L、67Rによって回転可能に支持される。このようにして帯電ローラ66は、感光体ドラム62の回転に伴って、従動回転可能とされている。なお、電極部材81、付勢部材68、帯電ローラ軸受67L、軸部66aは導電性を有する。電極部材81は、カートリッジBが装置本体Aに装着された状態において、装置本体Aの給電部(不図示)に接触している。これらを給電経路として、帯電ローラ66に給電する。
そして感光体ドラム62は、非駆動側フランジ64、駆動側フランジ63と一体的に結合され、感光体ユニット61とされている。この結合方法は、カシメ、接着、溶着等を用いる。非駆動側フランジ64には、アース接点等(不図示)が結合されている。また、駆動側フランジ63には、装置本体Aから駆動力を受ける駆動力受け部63aと、現像ローラ32に駆動を伝えるフランジギア部63bを有している。
駆動側においては、ビス90によりクリーニング枠体71の軸受部材76が一体的に固定される。一方、非駆動側においては、感光体ドラム軸78がクリーニング枠体71に圧入され、固定される。これにより軸受部材76は、駆動側フランジ63と嵌合し、感光体ドラム軸78は、非駆動側フランジ64の穴64aと嵌合し、感光体ユニット61はクリーニング枠体71に回転可能に支持される。
さらにクリーニング枠体71には、感光体ドラム62の保護(遮光)及び露出が可能となるように、保護部材79が回動可能に設けられる。具体的には、保護部材79の非駆動側の軸部79aLと駆動側の軸部79aRは、クリーニング枠体71の軸受部71cL、71cRに嵌合される。そして、保護部材79は、保護部材79の駆動側の軸部79aRに取り付けられた付勢部材80によって感光体ドラム62を保護する向きに付勢されている。
[現像ユニット]
次に現像ユニット20の構成について、図3及び図6を用いて説明する。図6は現像ユニット20の構成を説明する斜視図である。現像容器23と底部材22からなる現像枠体21は、トナーTを収納するトナー室29やトナー供給室28を形成する。底部材22及び現像容器23は、溶着等の手段により、一体に結合されている。
現像ブレード42は、板金からなる支持部材42aとウレタンゴム等の弾性材料からなる弾性部材42bで構成され、清掃部材47と共に支持部材42aの両端をビス93で現像容器23に対して所定の位置に固定される。弾性部材42bは、現像ローラ32と当接し、現像ローラ32の周面のトナー量を規制すると共に、摩擦帯電電荷を付与する。清掃部材47は、現像ローラ32の端部表面と当接して、トナー等の付着物を清掃する。
現像ユニット20には、図6に示すように、縦シール部材55、端部シール56、現像ブレード下シール57、及びトナー漏れ防止シール59が現像容器23に設けられている。加えて、現像容器23と底部材22が結合された後に、吹き出し防止シート58が底部材22に設けられている。縦シール部材55は、現像ブレード42の弾性部材42bの長手両端からトナーTが漏出するのを防ぐためのものである。端部シール56は、現像ローラ32の長手両端からトナーTが漏出するのを防ぐためのものである。現像ブレード下シール57は、長手方向に渡って設けられ、現像ブレード42の支持部材42aと現像容器23の間からトナーTが漏出するのを防ぐためのものである。吹き出し防止シート58は、長手方向に渡って現像ローラ32に接して設けられ、現像ローラ32下側からトナーTが漏出するのを防ぐためのものである。そして、トナー漏れ防止シール59は、トナーシール部材45が開封され現像ユニット20の外に取り出される際に、トナーシール部材45の表面に付着したトナーTを拭き取ると同時に、取り出し開口と密着してトナーTが漏出するのを防ぐためのものである。このように現像ユニット20は、現像枠体21に縦シール部材55、端部シール56、現像ブレード下シール57、トナー漏れ防止シール59及び、吹き出し防止シート58が設けられ、トナー室29やトナー供給室28のトナーTが漏出するのを防止している。
また図6に示すように、現像ユニット20は、現像容器23に熱溶着されたトナーシール部材45を有する。トナーシール部材45は、図3に示すトナー室29とトナー供給室28を仕切っている。これにより、カートリッジBの輸送中にトナー室29からトナーTが漏出するのを防止することができる。なお、ユーザがトナーシール部材45を開封することによって、トナーTがトナー供給室28へ供給され、画像形成可能とされる。
さらに現像ユニット20は、現像ローラユニット31を有する。現像ローラユニット31は、現像ローラ32、マグネットローラ34、フランジ35、間隔保持部材38、軸受部材37及び現像ローラギア39等によって構成される。現像ローラ32の非駆動側端部からマグネットローラ34が挿入され、端部にはフランジ35が圧入固定されている。フランジ35には導電性の電極部材(不図示)が組み込まれており、電極部材は現像ローラ32及び電極部材27に当接している。
導電性の電極部材27は、第1サイド部材26Lに固定される。電極部材27は、カートリッジが装置本体Aに装着された状態において、装置本体Aの給電部(不図示)に接触しており、電極部材27、導電性の電極部材(不図示)を給電経路として現像ローラ32に給電する。また、電極部材27は、現像ブレード42を構成する導電性を有する支持部材42aにも給電経路を形成し、現像ローラ32と現像ブレード42を同電位にしている。
間隔保持部材38は、現像ローラ32の両端部に取り付けられる。その外側に軸受部材37が配置され、駆動側においては、その外側に現像ローラギア39が組み込まれる。両端に配置された、軸受部材37によって現像ローラ32は回転可能に支持される。さらに駆動伝達部材である第1ギア48と第2ギア49は、現像枠体21に回転可能に取り付けられている。これにより、装置本体Aから受けた駆動力は、フランジギア部63b(図6)、現像ローラギア39、第1ギア48、第2ギア49及び、搬送ギア50が順次噛み合い、回転することにより、現像ローラ32、搬送部材43へ伝達される。
第1サイド部材26L、第2サイド部材26Rは、長手方向の両端にビス92を用いて現像枠体21に固定される。その際、現像ローラユニット31の軸受部材37は、第1サイド部材26L、第2サイド部材26Rによって保持される。
搬送部材43は、回転軸の非駆動側が現像容器23に支持され、図6に示すように、回転軸の駆動側が現像容器23に取り付けられた搬送ギア50によって支持される。これにより、搬送部材43はトナー室29内で搬送ギア50に従い回転可能とされている。
[画像形成装置本体に対するカートリッジ着脱]
次に、装置本体Aに対するカートリッジBの着脱について、図2及び図7を用いて説明する。図7は、カートリッジBを着脱するために開閉扉121を開いた装置本体A、及びカートリッジBの斜視図である。
装置本体Aには開閉扉121が回動可能に取り付けられている。この開閉扉121を開くと、カートリッジガイド部材125R、125Lが配設されている。カートリッジBはカートリッジガイド部材125R、125Lに沿って装置本体A内に装着される。これにより、装置本体Aのモータ(不図示)により駆動される駆動軸14が、カートリッジBに設けられた駆動力受け部63aと係合する。この結果、駆動力受け部63aと結合している感光体ドラム62が装置本体Aから駆動力を受けて回転する。また、帯電ローラ66、現像ローラ32は、電極部材27を介して装置本体Aの給電部(不図示)より給電される。
[現像ユニット20の接点構成]
現像ユニット20の接点構成について、図1、図8ないし図10を用いてさらに詳述する。図1は、現像ユニット20の接点構成を示す第3稜線42a4方向から見た概略図で、構成説明のために、支持部材42a、圧縮コイルバネ100、電極部材27、第1サイド部材26Lを示している。図8は、現像ユニット20の接点構成を示す部分斜視図で、構成説明のために第1サイド部材26Lの一部を示している。図9は、現像ユニット20の接点構成を示す部分斜視図で、構成説明のために第1サイド部材26Lの一部を示している。図10は、現像ユニット20の側面図を示している。
電極部材27は、電極部材27は支持部材42aの側端面42a1と対向する対向部27aと、装置本体Aの給電部に接触する被給電部と、を有する。電極部材27は、フランジ35に組み込まれた電極部材と接触するようにして、第1サイド部材26Lに固定されている。電極部材27は、金属または導電性樹脂などの導電性材料で形成される。
そして、電極部材27の対向部27aと、支持部材42aの端部42a1の間に、圧縮した導電性の圧縮コイルバネ100を配設する。電極部材27の対向部27aには、圧縮コイルバネ100のコイル巻き始め、または巻き終わりである一端側100aを圧入固定するためのボス27bが設けられる。一方、支持部材42aには、圧縮コイルバネ100のコイル巻き始め、または巻き終わりである他端側100bは支持部材42aの端部42a1に引っかかるように係合させられる。
より具体的には、図10に示すように支持部材42aとして、第1面と第2面が屈曲してつながった断面L字状の導電性を有する板金部材が用いられる。なお、支持部材42aの第1面は、弾性部材42bを支持するようにして構成されている。また圧縮コイルバネ100は、バネの内径D2が支持部材42aの厚さ(長手方向と交差する方向の板厚)に比べて大きいものが用いられる。つまり、圧縮コイルバネ100の内径D2は、支持部材42aの稜線42a2と稜線42a3との間隔D1(支持部材42aの稜線42a6と稜線42a7との間隔)より大きいものが用いられる。
そして、支持部材42aの第2面と、圧縮コイルバネ100とが接触するように配置される。このとき、図1に示すように、圧縮コイルバネ100は、支持部材42aの長手方向に沿う2つの稜線42a6、42a7と、長手方向と交差する方向に沿う2つの稜線42a2、42a3と接触するようにして配置する。
このとき、圧縮コイルバネ100は、電極部材27の対向部27aと、支持部材42aの側端面42a1の間に圧縮して、配置されているため、支持部材42aの側端面42a1方向に復元力Fが働く。これにより、圧縮コイルバネ100は、支持部材42aの端面42a5側に侵入するように倒れ、屈曲することにより端面42a5の第4稜線42a6と第5稜線42a7にも当接する。このとき、支持部材42aの端面42a1と端面42a5が圧縮コイルバネ100の内部空間101に配置される。つまり、圧縮コイルバネ100の一端側100aから他端側100bに及ぶ圧縮コイルバネ100を構成する線材で囲われた内部空間101に、支持部材42aの端部42a1の一部が入るように配置される。具体的には、内部空間101に複数の稜線(42a2、42a3、42a6、42a7)の一部が、また一つの稜線(42a4)のすべてが入るように配置される。すなわち内部空間101に、2つの頂点(稜線42a2、42a6、42a4が交わる頂点と、稜線42a3、42a7、42a4が交わる頂点)が配置される。
この結果、圧縮コイルバネ100は、圧縮コイルバネ100の一端の一巻きにおいて支持部材42aの端部42a1と間隔を隔てた複数の接点で接触して当接状態が安定し、バネ当接位置がずれにくくなる。また、電極部材27の対向部27aと、支持部材42aの端部42a1の間に導通経路を形成するために、縮設した圧縮コイルバネ100を用いることで、同じ位置に板金を用いて、付勢のための板バネ形状を設けるよりも省スペース化を図ることができる。
以上のように、圧縮コイルバネ100の他端側100bにおいて、支持部材42aの端部42a1と少なくとも2点以上で当接させることができる。このように、圧縮コイルバネ100と支持部材42aとの当接状態をより安定させることができるとともに、複数の導通経路を形成することができ、電気導通性を向上させることができる。
なお稜線とは、面と面とがつながって形成された線状の凸部に限らず、稜線42a2、42a3、42a4、42a6、42a7は、線状に延びる面取りされた凸部をも含む。
なお、圧縮コイルバネ100の復元力Fが小さい場合、上述の場合と同様に、圧縮コイルバネ100は、支持部材42aの端面42a5側に侵入するように倒れ、屈曲する。しかしながら、端面42a5の第4稜線42a6と第5稜線42a7には当接しない場合がある。この様な場合であっても、支持部材42aの端部42a1は、圧縮コイルバネ100の内部空間101に配置され、圧縮コイルバネ100の他端側100bは稜線42a2と稜線42a3に当接して当接圧を高めることができ、確実に導通を取ることができる。
なお、上記実施例では圧縮コイルバネ100の内部空間101に、稜線42a2、42a6、42a4が交わる頂点と、稜線42a3、42a7、42a4が交わる頂点と、の2つの頂点を配置する構成とした。しかしこれに限らず、稜線42a2、42a6、42a4が交わる頂点1つを内部空間101に配置し、圧縮コイルバネ100と稜線42a2、42a6、42a4とを接触させ、支持部材42aと圧縮コイルバネ100の導通を確実に取る構成としてもよい。さらには、稜線42a3、42a7、42a4が交わる頂点1つを内部空間101に配置し、圧縮コイルバネ100と稜線42a3、42a7、42a4とを接触させ、支持部材42aと圧縮コイルバネ100の導通を確実に取る構成としてもよい。
また上記実施例では、現像ローラ32を支持する軸受部材37と電極部材27は別体となる構成を例示したが、これに限らない。例えば図11に示すように電極部材と軸受部材とを一体化させた軸受部材102としてもよい。この場合、軸受部材102は、現像ローラ32の内周を支持し、現像ローラ32と当接して導電経路となる軸受部102aと、支持部材42aの端部42a1と対向する対向部102bと、現像容器23への取付け部102c1等を有する支持部102cと、含む。そして、上記実施例同様に、軸受部材102の対向部102bと、支持部材42aの端部42a1と、の間に圧縮コイルバネ100を保持するようにして配置する構成としてもよい。
〔実施例2〕
実施例1では、支持部材42aの端部42a1の長手方向の端面が平面となる形状としたが、これに限らない。例えば、図12ないし15に示すように、支持部材42aの長手方向の端部42a1に、長手方向に突出する凸部201cを設け、凸部201cに圧縮コイルバネ100を係合させ、配置してもよい。以下では、本構成について、本発明の実施例2として図面に基づいて説明する。なお、本実施例においては、前述した実施例1と異なる部分について詳細に説明する。特に改めて記載しない限りは、材質、形状などは実施例1と同様である。そのような部分については、同一の番号を付与し、詳細な説明は省略する。
図12は、現像ユニット20の接点構成を示す部分斜視図、図13は、現像ユニット20の接点構成を示す部分斜視図である。図12及び図13においては、構成説明のために第1サイド部材26Lの一部を示している。図14は、現像ユニット20の側面部において、第1サイド部材26L及び電極部材201、圧縮コイルバネ100を、現像ローラ32の配置を軸線方向の第2サイド部材26R側から見た概略図である。図15は、現像ユニット20の接点構成を示す概略図である。
本実施例では、図12及び13に示すように支持部材42aとして、実施例1同様、第1面と第2面が屈曲してつながった断面L字状の導電性を有する板金部材が用いられる。なお、支持部材42aの第1面は、弾性部材42bを支持するようにして構成されている。また圧縮コイルバネ100は、バネの内径D2が支持部材42aの厚さD201(長手方向と交差する方向の板厚)に比べて大きいものが用いられる。
そして、支持部材42aの第2面と、圧縮コイルバネ100とが接触するように配置される。このとき、実施例2では、図12ないし15に示すように、支持部材42aの長手方向の端部42a1に長手方向へ突出する凸部201cを設け、凸部201cと圧縮コイルバネ100とを係合させる。具体的には、支持部材42aの凸部201cは、支持部材42aの長手方向の一端に露出する第1の側端面242aと第2の側端面242bとが交差するようにして形成される。第1の側端面242aは、支持部材42aの厚み方向に配列された稜線242a1、242a2を有する。また、第2の側端面242bは、支持部材42aの厚み方向に配列された稜線242b4、242b5を有する。また、第1の側端面242aと第2の側端面242bとの間には、稜線242a3が形成されている。
そして、支持部材42aの第2面と、圧縮コイルバネ100とが接触するように配置される。このとき、圧縮コイルバネ100の内部空間101に、支持部材42aの端部42a1の一部が入るように配置される。具体的には、内部空間101に4つの稜線(242a1、242a2、242b4、242b5)の一部が、また1つの稜線(242a3)のすべてが入るように配置される。
圧縮コイルバネ100の一端側100aにおいては、実施例1では電極部材27に圧入固定するためのボス27bを設け、電気的に接続する構成とした。しかしながらこれに限らない。そこで、実施例2では図12及び13、図15に示した通り、支持部材42aの凸部201c同様のボス27bとし、圧縮コイルバネ100と電極部材201とを係合させ、圧縮コイルバネ100と電極部材201とを電気的に接続するようにした。
この結果、圧縮コイルバネ100の他端側100bにおいて、支持部材42aの端部42a1と少なくとも2点以上で当接させることができる。このように、圧縮コイルバネ100は、圧縮コイルバネ100の一端の一巻きにおいて支持部材42aと間隔を隔てた複数の接点で接触して当接状態をより安定させ、また複数の導通経路を形成して電気導通性を向上させることができる。また、圧縮コイルバネ100と支持部材42aの端部42a1との当接状態が安定し、バネ当接位置がずれにくくなる。また、電極部材27の対向部27aと、支持部材42aの端部42a1の間に導通経路を形成するために、縮設した圧縮コイルバネ100を用いることで、同じ位置に板金を用いて、付勢のための板バネ形状を設けるよりも省スペース化を図ることができる。特に本実施例では、実施例1と異なり、圧縮コイルバネ100を屈曲させない。この結果、圧縮コイルバネ100の復元力Fの大きさに依らず、圧縮コイルバネ100と支持部材42aとを4点で接触させることができ、確実に導通を取ることができる。さらには、より、バネ当接状態が安定し、バネ当接位置がずれにくい構成とすることができる。
〔実施例3〕
実施例1及び2では、現像ブレード42の支持部材42aと電極部材201との間の導通を、圧縮コイルバネ100を用いて取る構成について説明したが、これに限らない。例えば、図16ないし18に示すように、帯電ローラ66と導電性樹脂で形成されたクリーニング枠体71の導電樹脂部71aとの間の導通を、圧縮コイルバネ100を用いて取る構成としてもよい。以下では、本構成について、本発明の実施例3として図面に基づいて説明する。なお、本実施例においては、前述した実施例1と異なる部分について詳細に説明する。特に改めて記載しない限りは、材質、形状などは実施例1と同様である。そのような部分については、同一の番号を付与し、詳細な説明は省略する。
図16は、帯電ローラ66を付勢部材68によりドラム62に対して付勢する構成を示す斜視図である。図17は、図16と異なる視点から見た帯電ローラ66を付勢部材68によりドラム62に対して付勢する構成を示す斜視図である。図18は、帯電ローラ66を付勢部材68によりドラム62に対して付勢する構成を示すドラム軸線方向から見た概略図であり、構成説明のため、クリーニング枠体71の一部を示している。
実施例3においても、実施例1同様、帯電ローラ66は、軸部66aが帯電ローラ軸受67L、67Rに回動自在に支持される。また帯電ローラ66は付勢部材である圧縮コイルバネ68によって、ドラム62に対して付勢されるとともに、ドラム62の回転に伴って従動回転する。
具体的には、帯電ローラ軸受67L(67R)は、導電性樹脂で形成され、帯電ローラ66が支持される支持部と、凸部367と、が設けられる。一方、クリーニング枠体71の導電樹脂部71aには、圧縮コイルバネ68が当接する当接部371が設けられる。そして、帯電ローラ軸受67L(67R)と、クリーニング枠体71の当接部371と、圧縮コイルバネ68を配置し、帯電ローラ66をドラム62に対して付勢するとともに、帯電ローラ66とドラム62との導通を取る。このとき、実施例3では、凸部367は、帯電ローラ66の帯電ローラ66の付勢方向において、圧縮コイルバネ68側に突出するように設けられている。そして、凸部367と圧縮コイルバネ100とを係合させることによって、帯電ローラ66とドラム62を電気的に接続する。
具体的には、帯電ローラ軸受67L(67R)の凸部367は、帯電ローラ66の付勢方向における圧縮コイルバネ68側に突出した矩形形状とされ、稜線367a1、367a2、367a3、367b1、367b2と接触するように形成される。なお、稜線367a1、367a2、367a3は、帯電ローラ66の付勢方向と交差する第1面367aの稜線であり、稜線367b1、367b2、367a3は、帯電ローラ66の付勢方向に延びる第2面367bの稜線である。つまり、第1面367aと第2面367bは、稜線367a3を介してつながっている。この構成により、圧縮コイルバネ100は、圧縮コイルバネ100の一端の一巻きにおいて帯電ローラ軸受67L(67R)と間隔を隔てた複数の接点で接触して当接状態をより安定させ、また複数の導通経路を形成して電気導通性を向上させることができる。また、圧縮コイルバネ100と帯電ローラ軸受67L(67R)との当接状態が安定し、バネ当接位置がずれにくくなる。
なお、本実施例では、凸部367の一辺の長さをコイルバネ100の内径に比べ、小さくすることにより、圧縮コイルバネ100の内部空間101に、凸部367の一部が入り込むように構成されている。しかし、圧縮コイルバネ100は、圧縮コイルバネ100の一端の一巻きにおいて凸部367の3つの稜線と間隔を隔てた複数の接点で接触する構成、つまり内部空間10に1つの頂点が配置される構成としてもよい。
さらに、クリーニング枠体71においても、図16に示すように同様の凸部を設け、圧縮コイルバネ100の他端と間隔を隔てた複数の接点で接触する構成としてもよい。
20 現像ユニット
23 現像容器
26 サイド部材
27 電極部材
28 トナー供給室
29 トナー室
31 現像ローラユニット
32 現像ローラ(現像剤担持体)
34 マグネットローラ
35 フランジ
37 軸受部材
42 現像ブレード(現像剤規制部材)
43 搬送部材
45 トナーシール部材
46 付勢部材
47 清掃部材
60 クリーニングユニット
61 感光体ユニット(像担持体ユニット)
62 感光体ドラム(像担持体)
66 帯電ローラ
67 帯電ローラ軸受(軸受)
68 付勢部材
71 クリーニング枠体
74 露光窓部
75 結合部材
76 軸受部材
77 クリーニングブレード
78 感光体ドラム軸
79 保護部材
80 付勢部材
81 電極部材
100 圧縮コイルバネ
101 内部空間
102 軸受部材
121 開閉扉
122 開口部
125R 右カートリッジガイド部材
125L 左カートリッジガイド部材
201 電極部材
A 画像形成装置本体(装置本体)
B プロセスカートリッジ(カートリッジ)

Claims (26)

  1. 像担持体に作用するプロセス手段と、
    前記プロセス手段を保持する枠体と、
    画像形成装置の接点から電圧が供給される電極部材と、
    を有するユニットであって、
    前記プロセス手段と前記電極部材の間に圧縮コイルバネを配置し、前記プロセス手段と前記電極部材の導通を取るものであって、前記圧縮コイルバネは、前記圧縮コイルバネの一端の一巻きにおいて間隔を隔てた複数の接点で前記プロセス手段と接触するように配置された
    ことを特徴とするユニット。
  2. 前記プロセス手段は、現像剤担持体と、前記現像剤担持体を支持する軸受と、であり、前記軸受と、前記圧縮コイルバネとを接触するように配置することを特徴とする請求項1に記載のユニット。
  3. 前記軸受は、凸部を有し、
    前記圧縮コイルバネは、前記凸部が有する3つの稜線と接触するようにして、前記軸受と前記圧縮コイルバネとが配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のユニット。
  4. 前記圧縮コイルバネと接触する前記凸部の3つの稜線により1つの頂点を形成するものであることを特徴とする請求項3に記載のユニット。
  5. 前記軸受は、凸部を有し、
    前記圧縮コイルバネは、前記凸部が有する4つの稜線と接触するようにして、前記軸受と前記圧縮コイルバネとが配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のユニット。
  6. 前記圧縮コイルバネと接触する前記凸部の4つの稜線により2つの頂点を形成するものであることを特徴とする請求項3に記載のユニット。
  7. 現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体を保持する枠体と、
    前記枠体に固定され、前記現像剤担持体の上の現像剤の層厚を規制する規制部材と、
    画像形成装置の接点から電圧が供給される電極部材と、
    を有するユニットであって、
    前記規制部材と前記電極部材の間に圧縮コイルバネを配置し、前記規制部材と前記電極部材の導通を取るものであって、前記圧縮コイルバネの内径が前記規制部材の長手方向と交差する厚さに比べ大きく、前記圧縮コイルバネは、前記圧縮コイルバネの一端の一巻きにおいて間隔を隔てた複数の接点で前記規制部材と接触するように配置された
    ことを特徴とするユニット。
  8. 前記規制部材は、ブレードと、前記ブレードを前記枠体に固定する支持部材と、で構成され、前記支持部材と、前記圧縮コイルバネとを係合するように配置することを特徴とする請求項7に記載のユニット。
  9. 前記支持部材は、板金であることを特徴とする請求項7または8に記載のユニット。
  10. 前記圧縮コイルバネは、前記規制部材が有する3つの稜線と接触するようにして、前記規制部材と前記圧縮コイルバネとが配置されていることを特徴とする請求項7ないし9のいずれか一項に記載のユニット。
  11. 前記圧縮コイルバネと接触する前記規制部材の3つの稜線により1つの頂点を形成するものであることを特徴とする請求項10に記載のユニット。
  12. 前記圧縮コイルバネは、前記規制部材が有する4つの稜線と接触するようにして、前記規制部材と前記圧縮コイルバネとが配置されていることを特徴とする請求項7ないし9のいずれか一項に記載のユニット。
  13. 前記圧縮コイルバネと接触する前記規制部材の4つの稜線により2つの頂点を形成するものであることを特徴とする請求項12に記載のユニット。
  14. 現像剤担持体と
    前記像担持体に作用するプロセス手段と、
    前記プロセス手段を保持する枠体と、
    画像形成装置の接点から電圧が供給される電極部材と、
    を有する画像形成装置に着脱可能なカートリッジであって、
    前記プロセス手段と前記電極部材の間に圧縮コイルバネを配置し、前記プロセス手段と前記電極部材の導通を取るものであって、前記圧縮コイルバネは、前記圧縮コイルバネの一端の一巻きにおいて間隔を隔てた複数の接点で前記プロセス手段と接触するように配置された
    ことを特徴とするカートリッジ。
  15. 前記プロセス手段は、現像剤担持体と、前記現像剤担持体を支持する軸受と、であり、前記軸受と、前記圧縮コイルバネとを接触するように配置することを特徴とする請求項14に記載のカートリッジ。
  16. 前記軸受は、凸部を有し、
    前記圧縮コイルバネは、前記凸部が有する3つの稜線と接触するようにして、前記軸受と前記圧縮コイルバネとが配置されていることを特徴とする請求項14または15に記載のカートリッジ。
  17. 前記圧縮コイルバネと接触する前記凸部の3つの稜線により1つの頂点を形成するものであることを特徴とする請求項16に記載のカートリッジ。
  18. 前記軸受は、凸部を有し、
    前記圧縮コイルバネは、前記凸部が有する4つの稜線と接触するようにして、前記軸受と前記圧縮コイルバネとが配置されていることを特徴とする請求項14ないし15のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  19. 前記圧縮コイルバネと接触する前記凸部の4つの稜線により2つの頂点を形成するものであることを特徴とする請求項18に記載のカートリッジ。
  20. 現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体を保持する枠体と、
    前記枠体に固定され、前記現像剤担持体の上の現像剤の層厚を規制する規制部材と、
    画像形成装置の接点から電圧が供給される電極部材と、
    を有する画像形成装置に着脱可能なカートリッジであって、
    前記規制部材と前記電極部材の間に圧縮コイルバネを配置し、前記規制部材と前記電極部材の導通を取るものであって、前記圧縮コイルバネの内径が前記規制部材の長手方向と交差する厚さに比べ大きく、前記圧縮コイルバネは、前記圧縮コイルバネの一端の一巻きにおいて間隔を隔てた複数の接点で前記規制部材と接触するように配置された
    ことを特徴とするカートリッジ。
  21. 前記規制部材は、ブレードと、前記ブレードを前記枠体に固定する支持部材と、で構成され、前記支持部材と、前記圧縮コイルバネとを係合するように配置することを特徴とする請求項20に記載のカートリッジ。
  22. 前記支持部材は、板金であることを特徴とする請求項20または21に記載のカートリッジ。
  23. 前記圧縮コイルバネは、前記規制部材が有する3つの稜線と接触するようにして、前記規制部材と前記圧縮コイルバネとが配置されていることを特徴とする請求項20ないし22のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  24. 前記圧縮コイルバネと接触する前記規制部材の3つの稜線により1つの頂点を形成するものであることを特徴とする請求項23に記載のカートリッジ。
  25. 前記圧縮コイルバネは、前記規制部材が有する4つの稜線と接触するようにして、前記規制部材と前記圧縮コイルバネとが配置されていることを特徴とする請求項20ないし22のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  26. 前記圧縮コイルバネと接触する前記規制部材の4つの稜線により2つの頂点を形成するものであることを特徴とする請求項25に記載のカートリッジ。
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