JP2016120570A - エア工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアモータに供給される圧縮空気内に含まれる異物を除去するようにしたエア工具を提供する。
【解決手段】エアモータ12を収容する工具本体14に設けられた空気供給路34内に、螺旋状の溝を有する空気旋回部材40を配置する。この空気旋回部材40は通過する圧縮空気を旋回させて旋回流を生じさせる。空気供給路34内における空気旋回部材40よりも下流側の位置に、該空気供給路34の内周面34aより内側に配置され、内周面34aとの間に筒状の集塵空間44を形成するようにされた筒状壁42を、集塵空間44の上流側端部44aが開口し下流側端部44bが閉口するようにするように配置する。また、集塵空間44に開口する入口開口部52aから工具本体14の外部に連通する出口開口部52eにまで延びる塵排出路52を設け、集塵空間52内に集められた異物を外部に排出できるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧縮空気により回転駆動されるエアモータを備えたエア工具に関し、より詳細には、エアモータに圧縮空気を供給するための空気供給路内において圧縮空気に含まれる異物を除去するようにしたエア工具に関する。
外部の圧縮空気供給源からの圧縮空気によってベーン式の回転型エアモータやピストン式の往復動型エアモータを駆動し、該エアモータに駆動連結された、ドライバビット、ドリルビット、研磨パッドなどの被駆動部材を駆動するようにしたエア工具が広く利用されている。例えば、特許文献1には、ベーン式の回転型エアモータによって、ドリルビットを把持固定するチャックを回転駆動するようにしたエアドリルが開示されている。また、引用文献2には、ピストン式の往復動エアモータによって、鋸の刃などが取付けられる工具保持部を往復駆動するようにした往復動工具が開示されている。
このようなエア工具においては、通常、エアモータのベーンやピストンの摩耗を防止するために、エアモータ内に潤滑油を塗布している。また、エア工具を使用し続けたときにエアモータ内の潤滑油が徐々に減っていくことがないように、エアモータに供給される圧縮空気に潤滑油を含ませており、エアモータ内に潤滑油が追加供給されるようにしている。このようにして常にエアモータに潤滑油が十分に塗布されている状態を維持することで、ベーンやピストンの摩耗を防止すると共に、エアモータ内を油膜で覆ってエアモータ内が圧縮空気に含まれる水分で錆びることがないようにしている。
特許第4295228号 特許第4551302号
通常、圧縮空気は、配管内に配置された種々のフィルターによって埃や水滴などの異物を取り除いた状態でエア工具に供給される。しかしながら、エア工具に供給される圧縮空気を異物が含まれない状態に常に維持することは難しく、異物がエア工具内に混入してしまうことがある。混入した異物がエアモータ内にまで到達した場合には、異物によってベーンやピストンが傷付けられてエアモータの寿命が低下することがある。そのため、エアモータ内に異物ができるだけ入らないようにすることが望ましい。
また、近年、潤滑油なしで駆動できるようにしたエア工具が開発されている。このようなエア工具においては、エアモータのベーンやピストンは潤滑油によって覆われないので、エアモータ内に異物が混入した場合には、異物でベーンやピストンが損傷する可能性はより一層高まり、エアモータの寿命が大幅に短くなる虞がある。そのため、潤滑油なしで駆動されるエア工具においては、エアモータに異物が混入しないようにすることが、より一層重要になる。
本願発明は、上記従来技術の問題に鑑み、エアモータに供給される圧縮空気内に含まれる異物を除去するようにしたエア工具を提供することを目的とする。
すなわち本発明は、
エアモータと、
該エアモータを収容する工具本体であって、圧縮空気供給源からの圧縮空気を該エアモータに供給するための空気供給路、及び該エアモータからの圧縮空気を当該工具本体の外部に排気するための空気排気路を有する工具本体と、
該空気供給路内を流れる圧縮空気旋回させて旋回流を生じさせる空気旋回手段と、
該空気供給路内における該空気旋回手段よりも下流側の位置において、該空気供給路の内周面より内側に配置され、該内周面との間に筒状の集塵空間を形成するようにされた筒状壁であって、該集塵空間の上流側端部が開口し下流側端部が閉口するように配置された、筒状壁と、
を備えるエア工具を提供する。
当該エア工具においては、エアモータに供給される圧縮空気が空気旋回部材によって空気供給路内で旋回流となり、圧縮空気内に含まれる埃や水などの固体又は液体の異物が遠心力によって空気供給路の内周面付近に移動して集塵空間に集められるようになるので、エアモータにまで到達する異物の量を減らすことが可能となる。これにより、エアモータの寿命を長くすることができる。
具体的には、該空気旋回手段が、該空気供給路内に配置された、螺旋状の溝を有する空気旋回部材であるようにすることができる。
好ましくは、該工具本体が、該集塵空間に開口する入口開口部から該工具本体の外部に連通する出口開口部にまで延びる塵排出路をさらに備えるようにすることができる。
このような塵排出路を設けることによって、集塵空間内に集められた異物を集塵空間から排出することが可能になる。
好ましくは、該工具本体に配置され、該塵排出路を閉止している閉止位置と該塵排出路を開放している開放位置との間で変位可能とされた排出操作弁をさらに備えるようにすることができる。
排出操作弁を備えるようにすることで、集塵空間から異物を排出する必要があるときにだけ塵排出路を介して圧縮空気を流すようにすることが可能になる。すなわち、エアモータの駆動に関与せずに排出される圧縮空気を無駄に排出しないようにすることが可能となる。
好ましくは、該工具本体に配置され、該空気供給路を閉止している停止位置と該空気供給路を開放している駆動位置との間で変位可能とされた駆動操作弁であって、該停止位置と該駆動位置との間で変位する際に、該排出操作弁を該閉止位置から該開放位置に変位させるようにされた駆動操作弁をさらに備えるようにすることができる。
さらに好ましくは、該駆動操作弁が該停止位置及び該駆動位置にあるときには、該排出操作弁が該閉止位置となるようにすることができる。
このような構成とすることで、駆動操作弁の操作によるエア工具の駆動や停止に伴って排出操作弁が操作されるようになるので、排出操作弁を個別に操作する必要がなくなる。
好ましくは、該駆動操作弁が該排出操作弁を該開放位置に変位させるときに、該駆動操作弁が該空気供給路を開放しているようにすることができる。
空気供給路内に旋回流が生じている状態で集塵空間の空気を排出できるため、より効率的に異物を排出することが可能となる。
好ましくは、
該駆動操作弁が、該空気供給路内に設けられた供給路弁座部に密封係合する駆動操作弁体と、該駆動操作弁体から当該駆動操作弁の変位方向に延びる駆動操作弁軸と、該駆動操作弁軸の外周面から突出する係合突起と、を有し、
該排出操作弁が、該塵排出路に設けられた排出路弁座部に密封係合する排出操作弁体と、該排出操作弁体から当該排出操作弁の変位方向に延びる排出操作弁軸と、を有しており、
該駆動操作弁が該停止位置と該駆動位置との間で変位する際に、該係合突起が該排出操作弁軸に係合して、該排出操作弁を該閉止位置から該開放位置に変位させるようにすることができる。
さらに好ましくは、該駆動操作弁が該集塵空間の下流側に配置されているようにすることができる。
より好ましくは、該塵排出路の該入口開口部が該集塵空間の下流側端部から上流側に間隔をあけた位置に設けられているようにすることができる。
集塵空間に集められた異物は、集塵空間内での気流の関係で、集塵空間の下流側端部からやや上流側の位置により多く分布することが分かっている。そのため、塵排出路の入口開口部を下流端閉止部から上流側に間隔をあけた位置に設けることで、より効率的に異物を排出することが可能となる。
好ましくは、
該空気排気路に設けられた集塵フィルターをさらに備え、
該塵排出路の該出口開口部が、該空気排気路の該集塵フィルターよりも上流側に開口しているようにすることができる。
このような構成とすることで、異物を含む空気が集塵フィルターを介して外部に排出されるようになるため、当該エア工具の排気によって外部環境を汚染することを防止することが可能となる。
好ましくは、
該工具本体が、該空気供給路と該空気排気路とが並行して延在するように設けられた流路構成部と、該流路構成部を覆うグリップカバーと、を有し、
該空気供給路のうちの少なくとも該集塵空間が形成された部分における内周面の断面形状が円とされており、
該塵排出路が、該入口開口部から該円の接線方向に向かって該流路構成部内を延びる第1通路と、該第1通路に連通し、該流路構成部の外表面上に形成され該グリップカバーによって覆われた第2通路と、該第2通路に連通し、該出口開口部にまで該流路構成部内を延びる第3通路と、を有するようにすることができる。
以下、本発明に係るエア工具の実施形態を添付図面に基づき説明する。
本発明の実施形態に係るエア工具の側面断面図である。 空気旋回部材を示す斜視図である。 図1のIII-III線における断面図である。 駆動操作弁と排出操作弁の動作を示す第1の図であって、駆動操作弁が停止位置にあり、排出操作弁が閉止位置にあるときの図である。 駆動操作弁と排出操作弁の動作を示す第2の図であって、駆動操作弁が停止位置と開放位置との間にあり、排出操作弁が開放位置にあるときの図である。 駆動操作弁と排出操作弁の動作を示す第3の図であって、駆動操作弁が開放位置にあり、排出操作弁が閉止位置にあるときの図である。
本発明の実施形態に係るエア工具10は、図1に示すように、ベーン式の回転型のエアモータ12と、エアモータ12を収容する工具本体14と、工具本体14の先端において回転可能に保持されエアモータ12によって回転駆動されるチャック16とを備え、チャック16に把持固定されて回転駆動されるドリルビット(図示しない)によって穿孔作業を行うようにしたエアドリル10である。
エアモータ12は、前後に配置されたベアリング18によって回転中心軸線Rの周りで回転自在に保持されたロータ12aと、ロータ12aを収容する筒状のモータハウジング12bと、ロータ12aに該ロータ12aの径方向で摺動可能に収容された複数のベーン12c(図1ではそのうちの1つのみが示されている)とを備える。モータハウジング12bには、第1及び第2の空気給排気口(図示しない)と排気口12dとが設けられている。圧縮空気は、正逆転切替弁20によって、第1及び第2の給排気口のうちのいずれを通して供給するかを選択できるようになっている。第1の給排気口を通して圧縮空気をモータハウジング12b内に供給した場合には、圧縮空気は、ロータ12aを正転方向に回転させて、第2の給排気口及び排気口12dから排気される。第2の給排気口を通して圧縮空気をモータハウジング12b内に供給した場合には、圧縮空気は、ロータ12aを逆転方向に回転させて、第1の給排気口及び排気口12dから排気される。すなわち、このエアモータ12は、正逆転切替弁20によって正転と逆転とを切り替えることができるようになっている。
チャック16には、工具本体14内に位置する後端部に圧入固定されたピン22と、このピン22の周りで回転自在に保持されたピニオンギア24とが取付けられている。このピニオンギア24は、エアモータ12のロータ12aと一体に形成されているモータ駆動軸12eの外歯26と、工具本体14の内側に固定保持されている内歯28との双方にかみ合うように配置されている。従って、エアモータ12が駆動されると、ピニオンギア24は、ピン22の周りで自転するとともに、エアモータ12の回転中心軸線Rの周りで公転するようになる。ピニオンギア24が回転中心軸線R周りで回転することにより、チャック16も回転中心軸線R周りで回転駆動される。
工具本体14の下端には、圧縮空気供給源(図示しない)からの圧縮空気を受入れる給気口30と使用した圧縮空気を排気する排気口32とが設けられている。工具本体14の下半部分は、給気口30からエアモータ12にまで延びる空気供給路34と、エアモータ12から排気口32にまで延びる空気排気路36とが並行に形成された流路構成部14aとなっている。また、流路構成部14aの周りには、作業者が把持しやすいようにゴム製のグリップカバー14bが取付けられている。給気口30には雄型継手38が固定されており、圧縮空気供給源に接続された対応する雌型継手(図示しない)と連結することで、当該エアドリル10を圧縮空気供給源と接続するようになっている。
空気供給路34内には空気旋回部材40が配置されている。この空気旋回部材40は、図2に示すように、その外周面に形成された複数の螺旋状の溝40aを有しており、当該空気旋回部材40を通過する圧縮空気を螺旋状の溝40aに沿う方向に旋回させて旋回流を生じさせるようになっている。空気供給路34内における空気旋回部材40よりも下流側の位置には、空気供給路34の内周面34aよりも内側に位置する円筒状壁42が配置されている。空気旋回部材40と円筒状壁42との間の空気供給路34の内周面34aは断面形状が円となっており、円筒状壁42と内周面34aとの間には円筒状の集塵空間44が形成されている。この集塵空間44の上流側端部44aは環状に開口しており、下流側端部44bは閉口している。また、円筒状壁42の内側はエアモータ12へと繋がる中央流路34bを構成している。集塵空間44のさらに下流側には、空気供給路34の開閉を行うための駆動操作弁46が配置されている。この駆動操作弁46は、空気供給路34内に設けられた供給路弁座部48に密封係合する駆動操作弁体46aと、駆動操作弁体46aから工具本体14の外にまで延在する駆動操作弁軸46bと、駆動操作弁軸46bの端部に固定された押圧操作部46cとを備える。駆動操作弁46は、押圧操作部46cを工具本体14側に押し込むことにより空気供給路34を閉止している停止位置(図4A)から、空気供給路34を開放している開放位置(図4C)にまで、駆動操作弁軸46bに沿う方向で変位可能となっている。なお、空気供給路34内に圧縮空気が供給されている状態においては、駆動操作弁46は、圧縮空気の圧力によって開放位置から閉止位置にまで変位する。
空気排気路36は、エアモータ12の排気口12dから下方に延びる排気路上流部36aから、駆動操作弁46を図で見て奥側に迂回して、排気路下流部36bにつながり排気口32に至るように形成されている。排気路下流部36bには、交換可能なように取付けられた集塵フィルター50が配置されている。
工具本体14にはさらに、空気供給路34の集塵空間44と空気排気路36の排気路下流部36bとの間を延びる塵排出路52が形成されている。塵排出路52は、図3に示すように、集塵空間44に開口した入口開口部52aから工具本体14の流路構成部14aの側面に向かって延びる第1通路52bと、第1通路52bに連通し、流路構成部14aとグリップカバー14bとの間に形成されている第2通路52cと、第2通路52cに連通し、流路構成部14a内に延びて空気排気路36に開口する出口開口部52eにまで至る第3通路52dと、からなっている。第1通路52bは、入口開口部52aから空気供給路34の内周面34aの接線方向に向かって延びている。第3通路52dの途中には、塵排出路52を開閉するための排出操作弁54が配置されている。この排出操作弁54は、塵排出路52内に設けられた排出路弁座部56に密封係合する排出操作弁体54aと、排出操作弁体54aから駆動操作弁46の駆動操作弁軸46bに向かって延在する排出操作弁軸54bと、排出操作弁体54aが排出路弁座部56に密封係合するように排出操作弁体54aと排出操作弁軸54bとを押圧するコイルスプリング54cとを備えている。
当該エアドリル10に圧縮空気供給源からの圧縮空気を供給すると、駆動操作弁46は圧縮空気の圧力によって図4Aに示す停止位置に保持される。このとき、排出操作弁54は、コイルスプリング54cの押圧力によって排出操作弁体54aが排出路弁座部56に密封係合して塵排出路52を閉止している閉止位置となっている。次に、駆動操作弁46の押圧操作部46cを圧縮空気の圧力に抗して押し込んでいくと、図4Bに示すように、駆動操作弁体46aが供給路弁座部48から離れて空気供給路34が開放される。また、駆動操作弁軸46bに設けられた環状の係合突起46dが排出操作弁軸54bの先端に係合して該排出操作弁軸54b及び排出操作弁体54aを下方に移動させ、排出操作弁54を閉止位置から開放位置に変位させる。この開放位置においては、排出操作弁体54aと排出路弁座部56との密封係合が解除されて、塵排出路52が開放される。駆動操作弁46によって空気供給路34が開放されることにより、工具本体14の下端の給気口30(図1)から供給された圧縮空気が流れ始め、空気旋回部材40(図1)を通過した圧縮空気は旋回流となって空気供給路34内を流れる。また、排出操作弁54によって塵排出路52が開放されることによって、集塵空間44から塵排出路52を通って空気排気路36内にも圧縮空気が流れる。供給された圧縮空気内に異物が含まれていた場合には、その異物は空気供給路34内での旋回流により生じる遠心力によって外方に移動していって空気供給路34の内周面34a近傍に集まり、集塵空間44内に導かれることになる。集塵空間44に導かれた異物を含む圧縮空気はさらに、塵排出路52を通って空気排気路36に導かれる。含まれていた異物は集塵フィルター50で捕捉され、空気は排気口32から外部に排気される。一方で、空気供給路34における旋回流の中心付近を流れる圧縮空気は、円筒状壁42の内側の中央流路34bを通りさらに駆動操作弁46を通ってエアモータ12にまで導かれる。図4Bの状態からさらに押圧操作部46cを押し込むと、図4Cに示すように駆動操作弁46が開放位置となり、当該エアドリル10は、所定量の圧縮空気がエアモータ12に供給されてチャック16及びドリルビットが所定出力で回転駆動されている駆動状態となる。このとき、駆動操作弁軸46bの係合突起46dは排出操作弁軸54bの先端を通り過ぎた位置にまで移動しているため、排出操作弁54はコイルスプリング54cの付勢力によって再び閉止位置に変位する。従って、この状態においては、旋回流による遠心力で集塵空間44に集められる異物は、集塵空間44から排出されずに集塵空間44内に徐々に溜められていくことになる。押圧操作部46cを押圧している力を解除すると、駆動操作弁46は圧縮空気の圧力によって図4Cの駆動位置から図4Bの状態を経由して図4Aの停止位置にまで戻る。従って、駆動操作弁46が図4Bの位置となるときに排出操作弁54は開放位置となり、集塵空間44内に溜まった異物が集塵空間44から塵排出路52を介して排出される。
空気旋回部材40により旋回流となった圧縮空気のうちの外側部分は集塵空間44内に流れていくが、集塵空間44の下流側端部44bは閉口しているため下流側にそれ以上流れることができず、上流側に逆流しようとする。一方で、上流側端部44aからは旋回流となった圧縮空気が流れ込んでくるため、逆流しようとする圧縮空気と上流側からの圧縮空気とが途中で衝突することになる。このような空気の流れが集塵空間44内で生じることにより、集塵空間44内の異物は下流側端部44bからやや上流側に間隔をあけた位置により集中するようになる。このような異物の分布に合わせて、塵排出路52の入口開口部52aは集塵空間44の下流側端部44bから上流側に間隔をあけた位置に設けられていて、より効率的に異物を排出できるようにしている。なお、どの位置に異物が集まるかは、空気旋回部材40の螺旋状の溝40aの形状、空気旋回部材40と集塵空間44との間の距離、空気供給路34の径、供給される圧縮空気の圧力などの各種条件により変わるため、入口開口部52aの位置もこれら条件に基づいて適宜最適な位置に設定される。
このように、当該エアドリル10においては、エアモータ12に供給される圧縮空気が空気旋回部材40によって空気供給路34内で旋回流となり、圧縮空気内に含まれる埃や水などの異物が遠心力によって空気供給路34の内周面34a付近に移動して集塵空間44に集められるようになる。これにより、エアモータ12にまで到達する圧縮空気に含まれる異物が減るため、異物によるエアモータ12の損傷の可能性を低減させてエアモータ12の寿命を長くすることができる。また、集塵空間44に集められた異物は、当該エアドリル10の駆動の開始時と停止時とに排出されるようになっているので、集塵空間44内の異物が定期的に排出される。その一方で、エアドリル10の駆動中は集塵空間44からの排出はされないようにしており、圧縮空気を無駄に排出しないようにするとともにエアドリル10の出力を一定に保つようにしている。
上記実施形態においては、駆動操作弁46を停止位置から開放位置に変位させる際と開放位置から停止位置に変位させる際の両方で排出操作弁54を一時的に開放位置に変位させるようにしているが、何れか一方のときにだけ排出操作弁54を開放位置に一時的に変位させるようにしてもよいし、エアモータ12の駆動中は排出操作弁54を開放位置に保持するようにしてもよい。また、排出操作弁54は駆動操作弁46に連動して変位するようになっているが、排出操作弁54を独立して操作できるようにして、作業者の判断で適宜集塵空間44内の異物を排出するようにしてもよい。さらには、塵排出路52は、その出口開口部52eが空気排気路36に開口していて、空気排気路36を介して工具本体14の外部に連通するようになっているが、出口開口部52eを工具本体14の外部に直接開口するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、空気供給路34内を流れる圧縮空気を旋回させて旋回流を生じさせるために、空気供給路34内に螺旋状の溝40aを有する空気旋回部材40を配置するようにしているが、他の手段によって旋回流を生じさせるようにしてもよい。例えば、空気供給路自体を螺旋状にくねらせた形態として、旋回流を生じさせるようにすることもできる。
本願発明に係るエア工具10の実施形態として、ベーン式の回転型のエアモータ12を駆動源とするエアドリル10について説明をしてきたが、例えば、トルクレンチや研磨機などの他のエア工具とすることもできる。また、駆動源として、シリンダ内に供給される圧縮空気によってシリンダ内ピストンを往復動させるようにしたピストン式の往復動型のエアモータなどの他の形態のエアモータを使用することもできる。
エア工具(エアドリル)10;エアモータ12;ロータ12a;モータハウジング12b;ベーン12c;排気口12d;モータ駆動軸12e;工具本体14;流路構成部14a;グリップカバー14b;チャック16;ベアリング18;正逆転切替弁20;ピン22;ピニオンギア24;外歯26;内歯28;給気口30;排気口32;空気供給路34;内周面34a;中央流路34b;空気排気路36;排気路上流部36a;排気路下流部36b;雄型継手38;空気旋回部材40;螺旋状の溝40a;円筒状壁42;集塵空間44;上流側端部44a;下流側端部44b;駆動操作弁46;駆動操作弁体46a;駆動操作弁軸46b;押圧操作部46c;係合突起46d;供給路弁座部48;集塵フィルター50;塵排出路52;入口開口部52a;第1通路52b;第2通路52c;第3通路52d;出口開口部52e;排出操作弁54;排出操作弁体54a;排出操作弁軸54b;コイルスプリング54c;排出路弁座部56;回転中心軸線R

Claims (12)

  1. エアモータと、
    該エアモータを収容する工具本体であって、圧縮空気供給源からの圧縮空気を該エアモータに供給するための空気供給路、及び該エアモータからの圧縮空気を当該工具本体の外部に排気するための空気排気路を有する工具本体と、
    該空気供給路内を流れる圧縮空気を旋回させて旋回流を生じさせる空気旋回手段と、
    該空気供給路内における該空気旋回手段よりも下流側の位置において、該空気供給路の内周面より内側に配置され、該内周面との間に筒状の集塵空間を形成するようにされた筒状壁であって、該集塵空間の上流側端部が開口し下流側端部が閉口するように配置された、筒状壁と、
    を備えるエア工具。
  2. 該空気旋回手段が、該空気供給路内に配置された、螺旋状の溝を有する空気旋回部材である、請求項1に記載のエア工具。
  3. 該工具本体が、該集塵空間に開口する入口開口部から該工具本体の外部に連通する出口開口部にまで延びる塵排出路をさらに備える、請求項1又は2に記載のエア工具。
  4. 該工具本体に配置され、該塵排出路を閉止している閉止位置と該塵排出路を開放している開放位置との間で変位可能とされた排出操作弁をさらに備える、請求項3に記載のエア工具。
  5. 該工具本体に配置され、該空気供給路を閉止している停止位置と該空気供給路を開放している駆動位置との間で変位可能とされた駆動操作弁であって、該停止位置と該駆動位置との間で変位する際に、該排出操作弁を該閉止位置から該開放位置に変位させるようにされた駆動操作弁をさらに備える、請求項4に記載のエア工具。
  6. 該駆動操作弁が該停止位置及び該駆動位置にあるときには、該排出操作弁が該閉止位置となるようにされた、請求項5に記載のエア工具。
  7. 該駆動操作弁が該排出操作弁を該開放位置に変位させるときに、該駆動操作弁が該空気供給路を開放しているようにされた、請求項5又は6に記載のエア工具。
  8. 該駆動操作弁が、該空気供給路内に設けられた供給路弁座部に密封係合する駆動操作弁体と、該駆動操作弁体から当該駆動操作弁の変位方向に延びる駆動操作弁軸と、該駆動操作弁軸の外周面から突出する係合突起と、を有し、
    該排出操作弁が、該塵排出路に設けられた排出路弁座部に密封係合する排出操作弁体と、該排出操作弁体から当該排出操作弁の変位方向に延びる排出操作弁軸と、を有しており、
    該駆動操作弁が該停止位置と該駆動位置との間で変位する際に、該係合突起が該排出操作弁軸に係合して、該排出操作弁を該閉止位置から該開放位置に変位させるようにされた、請求項5乃至7の何れか一項に記載のエア工具。
  9. 該駆動操作弁が該集塵空間の下流側に配置されている、請求項5乃至8の何れか一項に記載のエア工具。
  10. 該塵排出路の該入口開口部が該集塵空間の下流側端部から上流側に間隔をあけた位置に設けられている、請求項3乃至9の何れか一項に記載のエア工具。
  11. 該空気排気路に設けられた集塵フィルターをさらに備え、
    該塵排出路の該出口開口部が、該空気排気路の該集塵フィルターよりも上流側に開口している、請求項3乃至10の何れか一項に記載のエア工具。
  12. 該工具本体が、該空気供給路と該空気排気路とが並行して延在するように設けられた流路構成部と、該流路構成部を覆うグリップカバーと、を有し、
    該空気供給路のうちの少なくとも該集塵空間が形成された部分における内周面の断面形状が円とされており、
    該塵排出路が、該入口開口部から該円の接線方向に向かって該流路構成部内を延びる第1通路と、該第1通路に連通し、該流路構成部の外表面上に形成され該グリップカバーによって覆われた第2通路と、該第2通路に連通し、該出口開口部にまで該流路構成部内を延びる第3通路と、を有するようにされた、請求項11に記載のエア工具。
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