JP7346815B2 - 空気工具 - Google Patents

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Description

本発明は、ハウジングと、ハウジングの内部に圧縮空気を供給する供給部と、ハウジングの内部に供給される圧縮空気により作動する作動部と、ハウジングの内部の圧縮空気をハウジングの外部に排出する排気通路と、を有する空気工具に関する。
圧縮空気によって作動する作動部と、作動部を支持するハウジングと、ハウジング内の圧縮空気をハウジングの外部に排出する排気通路と、を有する空気工具の例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された空気工具は、ハンドルを有するハウジング、ハウジングに設けた作動部、ハンドルに設けた蓄圧室、トリガ、プッシュレバー、トリガバルブ、ハンドル内に設けた排気通路を有する。ハンドルにカバーが取り付けられ、カバーは、固定要素としてのねじによってハンドルに固定されている。カバーは排気口を有する。ハンドルとカバーとの間に空間が形成され、捕捉具としてのマフラーが空間に設けられている。
特許文献1に記載された打撃作業機は、トリガに操作力が付加され、かつ、プッシュレバーが相手材に押し付けられると、作動部は、蓄圧室の圧縮空気で作動する。作動部を作動させた圧縮空気は、排気通路を通って排気口からハウジングの外部に排出される。圧縮空気がハジングの外部に排出される際、マフラーが排気音を低減する。
特開2015-164756号公報
本願発明者は、固定要素がカバーをハウジングに固定する機能が低下する可能性がある、という課題を認識した。
本発明の目的は、固定要素がカバーをハウジングに固定する機能が低下することを抑制可能な空気工具を提供することである。
一実施形態の空気工具は、ハウジングと、前記ハウジングに取り付けられ、かつ、前記ハウジングの内部に圧縮空気を供給する供給部と、前記ハウジングにより支持され、かつ、前記ハウジングの内部に供給される前記圧縮空気により作動する作動部と、前記ハウジングの内部の前記圧縮空気を前記ハウジングの外部に排出する排気通路と、を有する空気工具であって、前記ハウジングに取り付けおよび取り外しが可能であり、かつ、前記ハウジングに取り付けられた状態で前記排気通路を形成するカバーと、前記カバーが前記ハウジングから外れることを防止する固定要素と、前記ハウジングに取り付けられ、外周に雄ねじ部を有するボス部と、を有し、前記カバーは、前記ボス部が挿通する開口部を有し、前記固定要素は、内周に雌ねじ部を有し、前記ハウジングとの間に前記カバーを挟んだ状態で前記雌ねじ部が前記雄ねじ部に係合することで前記カバーを前記ハウジングに固定する。
一実施形態の空気工具は、固定要素がカバーをハウジングに固定する機能が低下することを抑制可能である。
本発明の空気工具の一実施形態であるねじ打機の全体構造を示す側面断面図である。 ねじ打機に設けた作動部を示す側面断面図である。 ねじ打機に設けた作動部、トリガバルブ及びトリガを示す側面断面図である。 ねじ打機に設けたハンドルの内部構造を示す側面断面図である。 第1排気カバー及び第2排気カバーの固定構造を示す断面図である。 第1排気カバー及び第2排気カバーの固定構造を示す分解断面図である。 第1排気カバー及び第2排気カバーの固定構造を示す分解斜視図である。 第1排気カバー及びスクリューキャップを示す分解斜視図である。
本発明の空気工具の一実施形態であるねじ打機を、図面を参照して説明する。
図1に示すねじ打機10は、ハウジング11、射出部12、エアモータ13、ドライバ14及びマガジン15を有する。ハウジング11は金属製または非鉄金属製であり、ハウジング11は、本体部16、ハンドル17及びヘッドカバー18を有する。本体部16は筒形状であり、ハンドル17が本体部16に接続されている。ヘッドカバー18が本体部16の開口部を塞ぎ、かつ、ヘッドカバー18は本体部16に固定されている。エアモータ13がヘッドカバー18内に設けられている。
ハンドル17は筒形状であり、蓄圧室19が、本体部16内及びハンドル17内に亘って形成されている。圧縮空気が蓄圧室19に供給される。排気管20がハンドル17内に設けられ、第1排気通路21が排気管20内に形成されている。排気管20は、蓄圧室19と第1排気通路21とを気密に隔てる。
図2のように、シリンダ22が、本体部16内に固定して設けられている。本体部16は通路23を有し、通路23は、常時、蓄圧室19につながっている。シリンダ22と本体部16との間に空気室24及び戻り空気室25が形成されている。
スピンドル27が、本体部16内及びシリンダ22内に亘って設けられている。スピンドル27は円筒形状であり、中心線A1を中心として回転可能である。スピンドル27は、中心線A1に沿った方向に作動しない。スライダ31がスピンドル27の内部に設けられている。スライダ31は、スピンドル27に対して中心線A1に沿った方向に作動可能であり、スライダ31及びスピンドル27は一体回転するように連結されている。
ヘッドカバー18内に空気室32が形成され、空気室32は通路33を介して空気室24につながっている。通路33は本体部16及びヘッドカバー18に亘って設けられている。エアモータ13は、回転軸34及びベーン35を有する。ヘッドカバー18及び本体部16に亘って通路39が設けられている。通路39は、エアモータ13及び第1排気通路21につながっている。
減速機40が本体部16内に設けられている。減速機40は、回転軸34とスピンドル27とを連結している。
第1ピストン41がスピンドル27内及びシリンダ22内に亘って配置されている。第1ピストン41は、スピンドル27及びシリンダ22に対して中心線A1に沿った方向に作動可能である。
第2ピストン43がスライダ31に固定されている。第2ピストン43はスライダ31と共に中心線A1に沿った方向に作動可能であり、かつ、スライダ31と共に一体回転可能である。第2ピストン43は、第1ピストン41の内部から外部に亘って配置されている。第2ピストン43にはドライバ14が固定されている。図3のように、本体部16内にバンパ44が設けられている。シリンダ22内でバンパ44と第1ピストン41との間に空気室47が設けられている。
図2ように、本体部16内にスリーブバルブ48が設けられている。スリーブバルブ48は、中心線A1に沿った方向に作動可能である。スリーブバルブ48は通路49を有する。通路49は、第1排気通路21に常時、つながっている。ハウジング11内にスプリング52が設けられている。
ハウジング11にトリガバルブ53が設けられている。トリガ59が支持軸60を介してハウジング11に取り付けられている。トリガ59は、支持軸60を中心として所定角度の範囲内で作動可能である。
射出部12は本体部16に固定されており、射出部12は、図3に示す射出路131を有する。プッシュレバー62が射出部12に対して作動可能に設けられている。アーム64が射出部12に設けられており、アーム64はプッシュレバー62に接続されている。アーム64はプッシュレバー62と共に中心線A1に沿った方向に作動可能である。マガジン15は、ねじ63を収容しており、ねじ63同士は、接続要素、例えば、プラスチックシートにより連結されている。フィーダ130が射出部12に設けられ、フィーダ130は、ねじ63を射出路131に送る。
次に、ねじ打機10の使用例を説明する。圧縮空気が蓄圧室19に供給される。プッシュレバー62が相手材W1から離間しているか、または、トリガ59に対する操作力が解除されていると、トリガバルブ53は初期状態にある。スライダ31は、スピンドル27内で減速機40に最も近い位置で停止している。スライダ31は第1ピストン41に接触して停止している。このように、スライダ31、第1ピストン41、第2ピストン43及びドライバ14は、上死点で停止している。また、空気室24から空気室32に圧縮空気は供給されず、エアモータ13の回転軸34は停止している。
次に、作業者がプッシュレバー62を相手材W1に押し付け、かつ、トリガ59に操作力を付加すると、スリーブバルブ48はスプリング52の力によって作動する。このため、第1ピストン41は、蓄圧室19の圧縮空気で減速機40から離間する向きで作動する。このようにして、第1ピストン41はスライダ31から離間する。
さらに、シリンダ22の内部の圧縮空気は、通路33を介してエアモータ13に供給され、回転軸34が回転する。このため、第2ピストン43及びドライバ14が回転する。なお、エアモータ13に供給された圧縮空気は、通路39を介して第1排気通路21へ流れる。
そして、第1ピストン41と共に第2ピストン43及びスライダ31が中心線A1に沿って直線状に作動する。このようにして、ドライバ14が回転し、かつ、中心線A1に沿って直線状に作動することで、ねじ63を相手材W1に押し付け、かつ、ねじ63を締め付ける。
ねじ63の締め付けが完了した後に、作業者がトリガ59に対する操作力を解除すると、トリガバルブ53は初期状態に戻り、第1ピストン41は、第2ピストン43と共にエアモータ13に近づくように上昇する。そして、スライダ31がスピンドル27で減速機40に接触すると、スライダ31及び第2ピストン43は、上死点で停止する。また、第1ピストン41は、第1ピストン41は上死点で停止する。
次に、エアホースを介して蓄圧室19に圧縮空気を供給する経路の構造を、図4、図5、図6、図7及び図8を参照して説明する。ハンドル17は、本体部16に対して所定方向、具体的には、中心線A1に交差する方向に突出している。ハンドル17は、本体部16とは反対の端部に大径部65を有する。大径部65の外径は、ハンドル17における作業者が手で握る部位の外径よりも大きい。
第1キャップ66が、大径部65に対してねじ部材67により固定されている。圧力調整バルブ71が、第1キャップ66及び大径部65に設けられている。圧力調整バルブ71は、ケーシング72、作動部材73、バルブシート74、第2キャップ75及び弁体76を有する。ケーシング72は第1キャップ66に接続されている。ケーシング72は、収容室77を有する。収容室77の中心線A2に沿った方向において、バルブシート74は、作動部材73と第2キャップ75との間に配置されている。中心線A2は、中心線A1に対して交差している。
第1キャップ66は筒部110を有し、筒部110の内周面に雌ねじ部111が設けられている。第2キャップ75は筒形状であり、第2キャップ75の外周面に第1雄ねじ部112及び第2雄ねじ部113が設けられている。第1雄ねじ部112と第2雄ねじ部113とは、中心線A2に沿った方向で異なる範囲に配置されている。第2キャップ75の一部が筒部110内に配置され、第1雄ねじ部112が雌ねじ部111に係合して、第2キャップ75が第1キャップ66に固定されている。第2キャップ75とバルブシート74との間に空気室78が形成されている。第2キャップ75の一部は筒部110の外に配置されている。第2キャップ75のうち、筒部110の外に配置されている箇所の外周面に、第2雄ねじ部113が設けられている。
スクリューキャップ114が、第2キャップ75に固定されている。スクリューキャップ114は、合成樹脂製または金属製である。さらに、スクリューキャップ114は、一部が金属製であり、かつ、一部が合成樹脂製でもよい。スクリューキャップ114は、筒形状であり、スクリューキャップ114は、ボス部115と、ボス部115に接続されたスリーブ116と、を有する。ボス部115の内周面に雌ねじ部117が設けられている。
作業者が、スクリューキャップ114を中心線A2を中心として回転させると、雌ねじ部117は第2雄ねじ部113に係合及び離脱可能である。つまり、作業者は、スクリューキャップ114を、第2キャップ75に固定及び取り外し可能である。スクリューキャップ114が第2キャップ75に固定されていると、第2排気カバー69及び第1排気カバー68は、スクリューキャップ114と第1キャップ66との間に挟まれて固定されている。
バルブシート74は、通路81を有し、通路81は、空気室78及び蓄圧室19につながっている。作動部材73は、ケーシング72に対して中心線A2に沿った方向に作動可能である。収容室77内に付勢部材82が設けられている。付勢部材82は、作動部材73を中心線A2に沿った方向でバルブシート74に近づける向きで付勢する。付勢部材82は、一例として金属製の圧縮スプリングである。
作動部材73にシャフト83が設けられ、シャフト83は通路81及び空気室78に亘って配置されている。シャフト83のうち空気室78に位置する箇所に、弁体76が固定されている。弁体76は一例として合成ゴム製である。空気室78に付勢部材84が設けられている。付勢部材84は、弁体76をバルブシート74に近づける向きで付勢する。付勢部材84は、一例として金属製の圧縮スプリングである。
プラグ79が第2キャップ75にねじ結合により固定されている。プラグ79の一部は第2キャップ75の外に露出している。プラグ79は通路80を有し、通路80は空気室78につながっている。通路80及び空気室78は、中心線A2を中心として同心状に配置されている。図4に示すように、筒形状のソケット120がエアホース121の端部に固定されている。ソケット120は金属製の筒体である。ソケット120は、供給路122及び凹部123を有し、供給路122と凹部123とがつながっている。スリーブ124がソケット120に取り付けられており、スリーブ124は、ソケット120に対して中心線A2に沿った方向に所定の範囲で移動可能である。
プラグ79の一部が凹部123に位置し、かつ、スリーブ124がソケット120に対して所定の位置に停止していると、ソケット120がプラグ79に接続した状態に保持される。ソケット120がプラグ79に接続されていると、プラグ79の一部が凹部123に位置する。また、通路80と供給路122とがつながっている。作業者がスリーブ124を操作しない限り、ソケット120がプラグ79に取り付けられた状態に保持され、ソケット120はプラグ79に対して中心線A2に沿った方向に移動しない。
作業者は、スリーブ124をソケット120に対して中心線A2に沿った方向に移動させて、ソケット120をプラグ79に取り付け及び取り外しが可能である。ソケット120をプラグ79に接続すると、圧縮空気がエアホース121内から供給路122を通り通路80に供給可能である。
中心線A2を中心とする仮想円の径方向で、スリーブ116の配置範囲と、ソケット120のうちスリーブ116に近い方の端部の配置範囲とが、少なくとも一部で重なっていても良い。
エアホース121からプラグ79の通路80に送られる圧縮空気は、空気室78、通路81を経由して蓄圧室19に流れ込む。作動部材73は、中心線A2に沿った方向で互いに逆向きの付勢力F1,F2を受ける。付勢力F1は、付勢部材82の付勢力であり、付勢力F2は、蓄圧室19空気圧に応じたものである。
付勢力F2が付勢力F1よりも大きい場合は、作動部材73はバルブシート74から弛緩して停止し、弁体76が空気室78と通路81とを遮断する。付勢力F2が付勢力F1よりも小さい場合は、作動部材73はバルブシート74に接触して停止し、弁体76が空気室78と通路81とを接続する。付勢力F1と付勢力F2とが同じである場合は、作動部材73は停止している。
蓄圧室19の圧力が所定圧力を超えていると、作動部材73が受ける付勢力F2は付勢力F1よりも大きい。ねじ打機10の使用により蓄圧室19の圧力が所定圧力以下になり、作動部材73が受ける付勢力F2が付勢力F1よりも小さくなると、作動部材73がバルブシート74に近づく向きで作動する。このように、圧力調整バルブ71は、蓄圧室19の圧力に応じて作動部材73が作動し、蓄圧室19の実際の圧力を、所定の圧力範囲内に保持するように調整する。
ハウジング11の内部を潤滑するため、作業者はハウジング11内にオイルを供給することが可能である。例えば、エアモータ13、シリンダ22と第1ピストン41との摺動部部位をオイルにより潤滑するため、通路80を介して蓄圧室19に供給する。オイルは、蓄圧室19に供給された圧縮空気と共にハウジング11及びヘッドカバー18内を流れる。圧縮空気及びオイルは、具体的には、内部30、通路33、収容室38及び通路39を通り、圧縮空気及びオイルは、第1排気通路21へ排出される。
第1排気通路21に排出された圧縮空気を外部B1に排出させる構造、及び第1排気通路21に排出されたオイルを捕捉する構造は、次の通りである。第1キャップ66は筒部85を有する。排気管20の端部は、筒部85内に配置されている。
第2排気カバー69は、筒部85の中心線A3に沿った方向で第1キャップ66と第1排気カバー68との間に挟まれている。中心線A3は中心線A2と平行である。第2排気カバー69は、挿入管86及び開口部126をを有する。挿入管86は、筒部85内及び第1排気通路21に亘って配置されている。図4は、挿入管86及び筒部85の中心線A3が共通である例を示している。
挿入管86内に第2排気通路87が設けられ、第2排気通路87は第1排気通路21につながっている。第2排気カバー69は、中心線A3に対して交差する方向の壁部88を有する。第1排気カバー68は、壁部89及び開口部125を有する。壁部89は、中心線A3に対して交差して配置されている。壁部88と壁部89との間に排気室90が形成されている。環状のシール部材118が、第2排気カバー69と第1排気カバー68との間に設けられている。シール部材118は排気室90を気密にシールする。排気室90は、中心線A3に対して交差する方向に沿って配置され、排気室90は第2排気通路87につながっている。壁部89を中心線A3に沿った方向に貫通する排気口91が設けられている。排気口91は、排気室90と外部B1とをつなぐ。
第1排気カバー68が、第2排気カバー69とスクリューキャップ114とにより挟まれている状態、つまり、第1排気カバー68が大径部65に取り付けられた状態で、筒部110の一部は、開口部125に配置されている。第2排気カバー69が、第1排気カバー68と大径部65とにより挟まれている状態、つまり、第2排気カバー69が大径部65に取り付けられた状態で、筒部110の一部は、開口部126に配置されている。
排気室90に第1マフラー92が設けられている。第1マフラー92は、プレート形状である。第1マフラー92は、空気を透過するが、粉塵等を捕捉する機能を有する。第1マフラー92は、第2フィルタとして定義可能である。第1マフラー92の材質の具体例としては、ナイロン繊維、スポンジ、フェルト、木綿、高分子吸収体などが挙げられる。
第1排気カバー68と第2排気カバー69とは、互いに別部材で構成されている。第1排気カバー68及び第2排気カバー69の材質は、合成樹脂製、または金属製である。第1排気カバー68の材質と、第2排気カバー69の材質とが同じであってもよいし、材質が異なっていてもよい。
第3排気通路96が、挿入管86の外側に形成されている。第3排気通路96は、挿入管86と排気管20との間、挿入管86と第1キャップ66との間に亘って形成されている。第3排気通路96は、中心線A3を中心として環状に形成されている。排気管20及び第1キャップ66は、第3排気通路96と蓄圧室19とを気密に隔てている。第3排気通路96と第2排気通路87とが、互いに並列に配置されている。
第2排気カバー69は、オイル室97を形成している。オイル室97は、挿入管86の外側に形成されている。第3排気通路96とオイル室97とは、中心線A3に沿った方向で異なる位置、具体的には異なる範囲に配置されている。オイル室97は、中心線A3に沿った方向で第1キャップ66と壁部88との間に形成されている。オイル室97は第3排気通路96につながっている。第2排気カバー69は、図5に示す接続通路119を有し、接続通路119は、オイル室97と排気室90とをつないでいる。
第2マフラー98がオイル室97に設けられている。第2マフラー98は、プレート形状である。第2マフラー98は、空気を透過するが、オイルを捕捉、例えば、吸収する機能を有する。第2マフラー98は、第1フィルタとして定義可能である。第2マフラー98の材質の具体例としては、ナイロン繊維、スポンジ、フェルト、木綿、高分子吸収体などが挙げられる。
圧縮空気が第1排気通路21から外部B1に排出される作用を説明する。第1排気通路21を流れる空気の一部は、第2排気通路87に流れ込む。第2排気通路87内を流れる圧縮空気が排気室90に進入すると、第1マフラー92を透過し、かつ、排気口91から外部B1に排出される。第1マフラー92は、透過する圧縮空気に含まれる粉塵等を捕捉する。
第1排気通路21へ排出されたオイルを捕捉する原理を説明する。第1排気通路21へ排出されたオイルは、排気管20の内面に付着している。排気管20の内面に付着しているオイルは、第1排気通路21を流れる圧縮空気の運動エネルギにより移動し、オイル及び圧縮空気は、共に第3排気通路96を経由してオイル室97に流入する。図5に示す第2マフラー98は、オイル室97に進入したオイルを捕捉する。
オイル室97に進入した圧縮空気は、接続通路119を通って排気室90に流れ込む。このようにして、第2排気通路87を流れた圧縮空気と、第3排気通路96及びオイル室97を流れた圧縮空気とが、排気室90で合流する。合流した圧縮空気は、第1マフラー92を透過し、かつ、排気口91から外部B1に排出される。
このように、第1排気通路21に排出されたオイルを、オイル室97で捕捉することが可能である。したがって、オイルが、圧縮空気の圧力で排気口91から排出されることを抑制できる。
ソケット120がプラグ79に接続されている状態で、ソケット120はプラグ79に対して中心線A2に沿った方向に移動不可能である。ここで、作業者の意図に反してスクリューキャップ114が緩む方向に回転し、かつ、スクリューキャップ114が図4で第2方向D2の向きで移動しようとすると、スリーブ116がソケット120に接触する。
このため、ソケット120がプラグ79に接続されている状態で、スクリューキャップ114が、第1排気カバー68及び第2排気カバー69をハンドル17に位置決め及び固定する機能の低下を抑制できる。より具体的には、第1排気カバー68及び第2排気カバー69がハンドル17に対して中心線A2に沿った方向に移動することを防止できる。
作業者が第1マフラー92または第2マフラー98の少なくとも一方をメンテナンス、または交換する場合、作業者がスリーブ124を操作して、ソケット120をプラグ79から取り外す。さらに、作業者がスクリューキャップ114を、図8に示す逆方向E2で回転させて、スクリューキャップ114を第2キャップ75から取り外す。その結果、図6のように、第1排気カバー68、第1マフラー92、第2排気カバー69、第2マフラー98を、第1キャップ66に対して中心線A2に沿った方向に移動させ、第1排気カバー68及び第2排気カバー69を大径部65から取り外すことができる。
さらに、第1排気カバー68及び第2排気カバー69を大径部65に取り付ける場合は、ソケット120をプラグ79から取り外した状態で、第2排気カバー69及び第1排気カバー68を中心線A2に沿った方向に移動させ、第2キャップ75を開口部126,125に進入させる。さらに、スクリューキャップ114を、図8に示す正方向E1で回転させて、スクリューキャップ114を図4で第1方向D1に沿って移動させ、スクリューキャップ114を第2キャップ75に固定する。
図4は、スクリューキャップ114が、第1排気カバー68及び第2排気カバー69を大径部65に固定した状態の断面図である。中心線A2を中心とする仮想円の径方向において、排気室90及びオイル室97の配置範囲と、スクリューキャップ114の配置範囲とが異なっている。具体的には、中心線A2を中心とする仮想円の径方向で、スクリューキャップ114よりも外側に第1マフラー92及び第2マフラー98が配置されている。
このため、中心線A2に対して垂直な平面内で、第1マフラー92及び第2マフラー98の占有面積が狭められることを抑制できる。そして、第1マフラー92及び第2マフラー98は、中心線A2に沿った方向における厚さ、つまり、配置範囲を有する。したがって、第1マフラー92及び第2マフラー98のそれぞれの容積が減少することを抑制できる。
さらに、中心線A2を中心とする仮想円の径方向で、スクリューキャップ114よりも外側に排気口91が配置されている。したがって、圧縮空気が排気口91から外部B1に排出される流れをスクリューキャップ114が阻害せずに済む。
さらに、図7のように、スクリューキャップ114のボス部115の端面に第1係合部128を設け、図8のように、第1排気カバー68の壁部89に第2係合部129を設けることも可能である。第1係合部128及び第2係合部129は、中心線A2を中心として同一円周上に配置されている。
すると、スクリューキャップ114を締め付ける方向に回転させた場合に、第1係合部128と第2係合部129とが係合することで、作業者がスクリューキャップ114の締め付け程度を触感で認識できる。さらに、第1係合部128と第2係合部129とが係合することで、作業者が意図せずにスクリューキャップ114が緩む方向に回転することを抑制できる。
実施形態で説明した事項の技術的意味の一例は、次の通りである。ねじ打機10は、空気工具の一例である。エアモータ13、スピンドル27、スライダ31、第1ピストン41、第2ピストン43及びドライバ14は、作動部の一例である。ハウジング11は、ハウジングの一例である。
プラグ79は、供給部の一例である。第2排気通路87、排気室90、第3排気通路96及びオイル室97は、排気通路の一例である。第2排気通路87及び排気室90は、第1排気通路の一例である。第3排気通路96及びオイル室97は、第2排気通路の一例である。ソケット120は、補助供給部の一例、及び規制機構の一例である。つまり、ソケット120は、単数の部品でありながら、補助供給部及び規制機構を兼ねている。第1排気カバー68及び第2排気カバー69は、カバーの一例である。第1排気カバー68は、第1排気カバーの一例である。第2排気カバー69は、第2排気カバーの一例である。第1マフラー92及び第2マフラー98は、捕捉具の一例である。第1マフラー92は、第1捕捉具の一例であり、第2マフラー98は、第2捕捉具の一例である。
スクリューキャップ114は、固定要素の一例である。第2キャップ75は、ボス部の一例である。第2雄ねじ部113及び雌ねじ部117は、ねじ結合部の一例である。第1方向D1は、第1方向の一例であり、第2方向D2は、第2方向の一例である。通路80は、第1供給通路の一例である。空気室78は、第2供給通路の一例である。中心線A2は、中心線の一例である。正方向E1で回転は、正回転の一例である。逆方向E2で回転は、逆回転の一例である。
空気工具は、図面を参照して開示したねじ打ち機に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、空気工具は、第1構造、第2構造、第3構造の何れでもよい。第1構造の空気工具は、作動部が回転し、かつ、作動部が往復作動する。第1構造の空気工具の一例は、ねじ打機、ハンマドリル、ハンマドライバである。第2構造の空気工具は、作動部が回転し、かつ、作動部が往復作動しない。第2構造の空気工具の一例は、ドリル、ドライバである。第3構造の空気工具は、作動部が往復作動し、かつ、作動部が回転しない。第3工具の一例は、ハンマ、釘打ち機である。また、作動部は、圧縮空気の圧力または運動エネルギのうち、少なくとも一方で作動する。
回転する作動部は、回転軸、ベーン、ギヤ、プーリ、スプロケット、ドライバ等を含む。直線状に作動する作動部は、ピストン、プランジャ、ドライバ、ハンマ等を含む。
圧縮空気の排気通路に設けられる捕捉具は、2個の他、1個、または3個以上でもよい。ハウジングに対して取り付け及び取り外しが可能なカバーは、2個の他、1個または3個以上でもよい。捕捉具が補足する異物は、オイル、グリース、塵埃等を含む。第1マフラー92の一部は、第2排気通路87に設けられていてもよい。第2マフラー98の一部は、第3排気通路96に設けられていてもよい。
10…ねじ打機、11…ハウジング、13…エアモータ、14…ドライバ、27…スピンドル、31…スライダ、41…第1ピストン、43…第2ピストン、68…第1排気カバー(カバー)、69…第2排気カバー(カバー)、75…第2キャップ、78…空気室、79…プラグ(供給部)、80…通路、87…第2排気通路、90…排気室(排気通路)、92…第1マフラー(捕捉具)、96…第3排気通路、97…オイル室(排気通路)、98…第2マフラー(捕捉具)、113…第2雄ねじ部、114…スクリューキャップ(固定要素)、117…雌ねじ部、120…ソケット(補助供給部、規制機構)、A2…中心線、D1…第1方向、D2…第2方向

Claims (11)

  1. ハウジングと、前記ハウジングに取り付けられ、かつ、前記ハウジングの内部に圧縮空気を供給する供給部と、前記ハウジングにより支持され、かつ、前記ハウジングの内部に供給される前記圧縮空気により作動する作動部と、前記ハウジングの内部の前記圧縮空気を前記ハウジングの外部に排出する排気通路と、を有する空気工具であって、
    前記ハウジングに取り付けおよび取り外しが可能であり、かつ、前記ハウジングに取り付けられた状態で前記排気通路を形成するカバーと、
    前記カバーが前記ハウジングから外れることを防止する固定要素と、
    前記ハウジングに取り付けられ、外周に雄ねじ部を有するボス部と、を有し、
    前記カバーは、前記ボス部が挿通する開口部を有し、
    前記固定要素は、内周に雌ねじ部を有し、前記ハウジングとの間に前記カバーを挟んだ状態で前記雌ねじ部が前記雄ねじ部に係合することで前記カバーを前記ハウジングに固定する、空気工具。
  2. 前記ボス部は、前記供給部と連通する空気通路を内部に有する、請求項1に記載の空気工具。
  3. 前記作動部は、軸線方向に沿って作動するピストンを有し、
    前記ボス部は、前記軸線方向と交差する方向に延びる、請求項1または2に記載の空気工具。
  4. 前記固定要素は第1係合部を有し、
    前記カバーは、前記第1係合部と係合することで、前記固定要素が前記ハウジングから外れる方向に回転することを抑制する第2係合部を有する、請求項1乃至3の何れか一項に記載の空気工具。
  5. 前記供給部に着脱可能であり、かつ、前記圧縮空気を前記ハウジング内へ供給する補助供給部と、
    前記排気通路に設けられて異物を捕捉する捕捉具と、
    前記補助供給部を前記供給部に取り付けた状態で、前記固定要素が前記ハウジングから外れることを防止し、前記補助供給部を前記供給部から取り外した状態で、前記固定要素が前記ハウジングから外れることを可能にする規制機構と、
    を有する、請求項1乃至4の何れか一項に記載の空気工具。
  6. 作業者が前記固定要素を正回転させて前記固定要素を前記ハウジングに対して第1方向に移動させると、前記固定要素が前記ハウジングに取り付けられ、
    作業者が前記固定要素を逆回転させて前記固定要素を前記ハウジングに対して前記第1方向とは逆の第2方向に移動させると、前記固定要素が前記ハウジングから取り外され、
    前記規制機構は、前記固定要素に接触することにより、前記固定要素が前記ハウジングに対して前記第2方向に移動することを防止する、請求項5に記載の空気工具。
  7. 前記排気通路は、互いに並列に配置された第1排気通路及び第2排気通路を有し、
    前記カバーは、
    前記第1排気通路を形成する第1排気カバーと、
    前記第2排気通路を形成する第2排気カバーと、
    を有し、
    前記捕捉具は、
    前記第1排気通路に配置される第1捕捉具と、
    前記第2排気通路に配置される第2捕捉具と、
    を有する、請求項5乃至6の何れか一項に記載の空気工具。
  8. 前記供給部は、前記圧縮空気が通る第1供給通路を有し、
    前記ボス部は、前記第1供給通路と前記ハウジングの内部とを接続する第2供給通路を有し、
    前記第1供給通路及び前記第2供給通路は、中心線に沿って同心状に配置され、
    前記固定要素は、前記中心線を中心として前記正回転及び前記逆回転が可能である、請求項6に記載の空気工具。
  9. 前記中心線を中心とする仮想円の径方向で、前記固定要素の配置範囲と、前記捕捉具の配置範囲とが異なっている、請求項8に記載の空気工具。
  10. 前記作動部は、前記圧縮空気により前記ハウジングに対して直線状に作動する要素を含む、請求項1乃至9の何れか一項に記載の空気工具。
  11. 前記作動部は、前記圧縮空気により前記ハウジングに対して回転する要素を含む、請求項1乃至10の何れか一項に記載の空気工具。
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