JP2016120127A - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016120127A JP2016120127A JP2014262581A JP2014262581A JP2016120127A JP 2016120127 A JP2016120127 A JP 2016120127A JP 2014262581 A JP2014262581 A JP 2014262581A JP 2014262581 A JP2014262581 A JP 2014262581A JP 2016120127 A JP2016120127 A JP 2016120127A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stop
- specific value
- pointer
- reel
- new
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
Abstract
Description
かかる従来技術(特許文献1)では、停止テーブルにおける停止位置が同一となる部分では共通テーブルを用い、停止テーブルにおける停止位置が異なる部分では、当選役や、回転リール毎にそれぞれ固有テーブルを設け、共通テーブルと固有テーブルとを組み合わせて、停止処理を行うものである。
さらに、停止位置が異なる各役毎に固有テーブルを必要とするものであるため、共通テーブルと固有テーブルとを組み合わせた停止テーブルを各役毎に有していることになり、停止操作順番に応じたパターンの停止テーブルを設けるにあたって、共通テーブルを作成できる割合が少ない又は作成できないような場合には、データ容量の削減に大きな効果は期待できず、停止制御処理の効率化を図ることができないという問題点があった。
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。すなわち、複数の図柄61を周囲に配置した複数の回転リール62と、前記回転リール62の回転を開始させるためのスタートスイッチ40と、各回転リール62の回転を停止させるための複数のストップスイッチ50と、前記スタートスイッチ40の操作に基づき役の抽選(役抽選)を行うための役抽選手段120と、前記役抽選手段120の役抽選の結果及び前記ストップスイッチ50の停止操作タイミングに応じて前記回転リール62の停止制御を行う停止制御手段140とを備えた遊技機10であって、前記停止制御手段140は、前記ストップスイッチ50が停止操作されたときの前記回転リール62の図柄位置に応じた前記回転リール62の停止位置に関する情報を定めた複数の停止テーブル440と、前記複数の停止テーブル440から使用する単一の停止テーブル440を選択するテーブル選択手段500と、前記テーブル選択手段500が選択した前記単一の停止テーブル440を用いて前記回転リール62の停止処理を行うリール停止処理手段600とを備え、前記テーブル選択手段500は、前記役抽選の結果と、停止操作が行われた前記回転リール62とに対応する特定値(具体的には、後述するCW(コントロールワード))を取得し、この特定値に基づいて、前記単一の停止テーブル440を選択することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、前記テーブル選択手段500は、前記役抽選の結果と第1番目に停止操作(第1停止操作)が行われた前記回転リール62とに対応する前記特定値を取得する特定値取得手段520を備え、前記特定値取得手段520により取得された前記特定値と、停止操作が行われた前記回転リール62とに基づいて、前記単一の停止テーブル440を決定することを特徴とする。
これにより、ストップスイッチ50の停止操作順番により停止制御の内容が異なるような場合にも、停止操作順番の全てのパターンに対応する停止テーブル440を設ける必要が無く、停止テーブル440の種類を少なくすることができて全体としてのデータ容量を削減することが可能となる。
請求項3記載の発明は、上記した請求項2記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、前記テーブル選択手段500は、前記特定値取得手段520により取得された前記特定値と、停止操作が行われた前記回転リール62とに基づいて、予め定めたポインタを決定するポインタ決定手段540と、前記ポインタに基づいて、前記特定値として新たな特定値を設定するか又は前記単一の停止テーブル440を選択するかの複数の分岐処理の中から、いずれかの分岐処理を決定する分岐処理決定手段560とを備え、前記分岐処理において前記新たな特定値が設定された場合には、前記ポインタ決定手段540により前記新たな特定値と停止操作が行われた前記回転リール62とに基づいて新たなポインタが決定され、この新たなポインタに基づいて前記分岐処理が繰り返され、前記分岐処理において前記単一の停止テーブル440が選択された場合には、前記リール停止処理手段600により前記単一の停止テーブル440を用いて停止処理が行われることを特徴とする。
分岐処理決定手段560が、このポインタに基づいて、新たな特定値を設定するか又は単一の停止テーブル440を選択するかの複数の分岐処理の中から、いずれかの分岐処理を決定する。
また、前記分岐処理において、新たな特定値が設定された場合には、ポインタ決定手段540が、この新たな特定値と停止操作が行われた回転リール62とに基づいて新たなポインタを決定する。この新たなポインタに基づいて、上述したものと同様の分岐処理が繰り返される。そして、最終的には単一の停止テーブル440が選択されることで、リール停止処理手段600が、選択された停止テーブル440を用いて回転リール62の停止処理を行う。
分岐処理の結果がいずれの場合であっても、最終的に単一の停止テーブル440が選択されることで、リール停止処理手段600により、その停止テーブル440を用いて、回転リール62の停止処理が行われる。
請求項4記載の発明は、上記した請求項3記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、前記分岐処理として、前記ポインタ決定手段540により決定された前記ポインタが新たな特定値として設定され、この新たな特定値に基づいて前記ポインタ決定手段540により新たなポインタが決定され、この新たなポインタに基づいて前記分岐処理が繰り返される第1分岐処理と、前記ポインタ決定手段540により決定された前記ポインタを用いて前記単一の停止テーブル440を選択する第2分岐処理と、前記ストップスイッチ50が停止操作されたときの前記回転リール62の図柄位置が取得され、この図柄位置及び前記ポインタ決定手段540により決定された前記ポインタを用いて前記特定値を新たな特定値に移行するか否かの判定(以下、「特定値移行判定」とする。)が行われる第3分岐処理とが設けられ、この第3分岐処理において前記特定値移行判定の結果、前記特定値を新たな特定値に移行する場合には、この新たな特定値に基づいて前記ポインタ決定手段540により新たなポインタが決定され、この新たなポインタに基づいて前記分岐処理が繰り返されることを特徴とする。
第1分岐処理により、ポインタ決定手段540により決定されたポインタが新たな特定値として設定される。この新たな特定値に基づいて、ポインタ決定手段540により新たなポインタが決定され、この新たなポインタに基づいて、同様の分岐処理が繰り返される。
第2分岐処理により、ポインタ決定手段540により決定されたポインタを用いて、単一の停止テーブル440が選択される。この選択された単一の停止テーブル440を用いて、リール停止処理手段600により、回転リール62の停止処理が行われる。
また、前記分岐処理において、第1分岐処理又は第3分岐処理により、新たな特定値が設定された場合には、ポインタ決定手段540が、この新たな特定値と停止操作が行われた回転リール62とに基づいて新たなポインタを決定する。この新たなポインタに基づいて、上述したものと同様の分岐処理が繰り返される。そして、最終的に単一の停止テーブル440が選択されることで、リール停止処理手段600が、選択された停止テーブル440を用いて回転リール62の停止処理を行う。
更に、具体的に説明する。
分岐処理決定手段560は、ポインタ決定手段540により決定されたポインタにより、第1分岐処理、第2分岐処理、第3分岐処理のいずれの分岐処理となるか決定している。すなわち、特定値と、停止操作が行われた回転リール62とに基づいて、新たなパラメータであるポインタを処理途中に介在させている。そして、このポインタに基づいて、第2分岐処理が選択されて単一の停止テーブル440を選択することができる場合には、停止テーブル440を選択して、この停止テーブル440により停止処理を行っている。
請求項5記載の発明は、上記した請求項4記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、前記第3分岐処理では、前記特定値移行判定の結果、前記特定値を新たな特定値に移行しない場合には、前記ポインタ(具体的には、例えば、移行判定ポインタ(BTRG))を別のポインタ(具体的には、例えば、停止テーブルポインタ(BTRP))に書き換え、当該別のポインタ(具体的には、例えば、停止テーブルポインタ(BTRP))を用いて決定された前記単一の停止テーブル440が使用され、前記特定値移行判定の結果、前記特定値を新たな特定値に移行する場合には、現在の特定値に所定の数値(具体的には、例えば、「1」)を加算した値が新たな特定値として設定され(具体的には、例えば、特定値(CW)に1を加算したものを新たな特定値(CW)とする)、当該特定値に基づいて、前記ポインタ決定手段540により新たなポインタが決定され、このポインタに基づいて前記分岐処理が繰り返されることを特徴とする。
この特定値移行判定の結果、特定値を新たな特定値に移行しない場合には、ポインタ(具体的には、例えば、移行判定ポインタ(BTRG))を別のポインタ(具体的には、例えば、停止テーブルポインタ(BTRP))に書き換え、当該別のポインタ(具体的には、例えば、停止テーブルポインタ(BTRP))を用いて決定された単一の停止テーブル440が使用される。かかる場合には、特定値を移行せずに、ポインタ(具体的には、例えば、移行判定ポインタ(BTRG))及び別のポインタ(具体的には、例えば、停止テーブルポインタ(BTRP))を介して決定された単一の停止テーブル440が使用される。すなわち特定値に基づいて決定される停止テーブル440の切り換えが行われない。
請求項1に記載の発明によれば、役抽選の結果と、停止操作が行われた回転リールとに対応する特定値が取得されると、この特定値に基づいて、単一の停止テーブルが決定される。当選した役の種類に応じて、各回転リール毎に、停止操作順番に対応する停止テーブルの全パターンを必要とするようなことがなく、全パターンの停止テーブルを有するようなものと比較して、停止テーブルの全個数を少なくすることができ、停止テーブルの種類を少なくすることができる。これにより、回転リールの停止制御における全体としてのデータ容量を削減することができ、また、特定値というパラメータを停止制御全体にわたって用いることで最終的に単一の停止テーブルを選択しているので、多数の工程を経るような停止制御と比べると、停止制御処理の効率化を図ることが可能な遊技機を提供することができる。
本実施の形態に係る遊技機10としてのスロットマシンを、以下、図1を参照しながら説明する。本実施の形態に係る遊技機10としてのスロットマシンは、前方向に向かって開口する正面開口を有する四角箱状の筐体12と、この筐体12の正面開口を開閉自在に覆う前扉14とを備えている。
前記前扉14には、遊技者に役抽選の当選等の種々の情報を音や光や映像等で報知させる報知手段70が形成されている。この報知手段70は、前扉14に配置されているものであって、スピーカー72と、表示装置84と、演出用ランプ78とを備えている。なお、回転リール62は、通常、遊技進行のために用いられるが、遊技の進行を停止している状態において、通常の回転動作とは異なる挙動による演出(いわゆるリール演出)を示すことにより報知手段70の一種として使用してもよい。
前記表示装置84は、その画面に種々の映像を表示するための表示デバイスであり、動画を含んだ映像の表示を行うための液晶表示装置を有する演出ユニットを構成するものである。
前記演出用ランプ78は、前扉14の上部に配置された上部ランプ80と、前扉14の下部の左右に配置された下部ランプ82とを備えている。
本実施の形態に係る遊技機10には、遊技開始の条件として後述するメダル投入口38からあらかじめメダルを投入して、最大50枚までクレジットメダルとして内部に貯留可能なクレジット機能(投入枚数を電子データとして電子的に記憶し管理する機能)を有している。なお、このクレジットメダルとして貯留可能な最大枚数である50枚を最大クレジットメダル数とする。
なお、マックスベットスイッチ34とメダル投入口28との間に、操作手段31として遊技の進行に関与しないスイッチとしてのチャンススイッチのようなものを設けてもよい。そして、この操作手段31としてのチャンススイッチを所定の契機で遊技者に1回又は所定回数以上、操作させることで所定の特典を付与するようにしてもよい。
前記前扉14の下部の後方向(奥方向)には、いわゆるホッパーユニットであって、メダルを貯留することができるとともに、メダルを払い出すことができる貯留払出手段24(図3参照)と、電源投入又は電源遮断のための操作が可能な電源スイッチを有すると共に各部品に電力を供給するための電源装置(図示せず)とが配置されている。
前記前扉14の下部には、所定の場合に貯留払出手段24からメダルが払い出されるメダル払出口28が形成されている。このメダル払出口28の下方には、メダル払出口28から払い出されたメダルを貯留するため、上方に向かって開口する皿状のメダル受け皿26が形成されている。なお、クレジットされているメダル数が最大クレジットメダル数である50枚未満の場合は、50枚に到達するまで、獲得したメダルはメダル払出口28から払い出されずにクレジットメダルの枚数に加算される。
図2に示すように、左回転リール64、中回転リール66及び右回転リール68の表面には、「白7(W7)」、「赤7(R7)」、「青7(B7)」、「ベル(BE)」、「リプレイ1(R1)」、「リプレイ2(R2)」、「チェリー(CH)」、「スイカ(WM)」、「バー(BR)」、「ブランク(BL)」の複数の種々の図柄61が形成されている。本実施の形態では、特に図示していないが、上述した図柄の組み合わせにより役a、役b、役c、が予め設定されている。
これらの図柄61は、それぞれの絵柄がプリントされたテープを回転リール62の外周表面に貼付することで形成されている。なお、図2の図柄61の番号(コマ番号)は、回転リール62の外周表面に物理的に付されているものではなく、仮想的な番号であって、各図柄61の停止を制御するためのプログラムで特定の図柄61を指定するためのものである。
サブ制御装置300では、ストップスイッチ50の停止操作順番や当選図柄61等を報知することによって役に係る図柄61の組合せを有効ライン86上に揃って停止させるためのアシストをするアシストタイム(AT)状態が設けられている。このAT状態は、主にサブ制御装置300により制御される。
上記アシストタイム(AT)状態は、通常遊技(非アシストタイム(AT)状態)よりも遊技者に利益となる特典を付与する可能性が高い特別遊技となるように形成されている。
前記上乗せでは、獲得規定枚数(又は純増枚数)に上乗せされるメダルの枚数が設定される。もちろん、この上乗せに関しても、上述したようにメダルの獲得枚数(純増枚数)ではなく、実行可能な遊技回数を上乗せするようにしてもよく、また、遊技回数とメダルの獲得枚数(又は純増枚数)とを組み合わせたものにしてもよいものである。
AT遊技の開始に伴ってAT中通常状態が開始されるものであり、AT中上乗せ演出状態において上乗せ演出(上乗せ遊技)が実行可能となっている。
以上の構成をもって、メイン制御装置110は、役の抽選を行い、回転リール62の回転及び停止を制御し、遊技の進行を行う手段として機能することとなる。
規定の賭け数(3枚)が設定されると、1本の有効ライン86(図1参照)が設定される。なお、本実施の形態に係る遊技機10は、規定の賭け数として3が設定されている。賭け数を設定する方法には、メダル投入口38からメダルを投入する方法と、マックスベットスイッチ34を操作することによってクレジットメダルを賭け数として設定する方法とがある。そして、規定の賭け数(3枚)が設定されていることを条件に、スタートスイッチ40を操作すると、賭け数が確定し、役抽選手段120により、複数の役のいずれかに当選したか又はハズレかの抽選(役抽選)が行われる。また、役抽選とほぼ同時に、前回の遊技での回転リール62の回転開始時から所定の時間(本実施の形態では、4.1秒)が経過しているか否かが判定され、所定の時間が経過すると、3個すべての回転リール62の回転が開始する。なお、本実施の形態では、後述するボーナス遊技(RBB)中のみ上記規定数が2に設定されている。
回転リール62の回転開始後、所定の条件(本実施の形態では、回転リール62を加速する処理を実行した後、所定のセンサにより回転リール62の回転位置が基準位置であることを検出すること)が成立すると、ストップスイッチ50の操作が可能な状態(停止操作可能状態)となる。
その後に、3個のストップスイッチ50のうち1個を操作すると、当該ストップスイッチ50に対応した回転リール62の回転が停止する。そして、3個すべてのストップスイッチ50の操作を終えると、3個すべての回転リール62の回転が停止する。
また、有効ライン86上に再遊技役(リプレイ役)に対応する図柄61の組合せが揃うと、メダルの払い出しはないものの、次回の遊技において遊技者所有のメダルを使用することなく賭け数が自動的に設定され遊技を行うことができる。
ボーナス制御手段180は、ボーナス遊技、具体的には、RBB状態を制御するものである。
フリーズ演出制御手段230は、遊技の進行を一時的に停止させるフリーズ演出を実行するためのものである。具体的には、移行抽選手段330の移行抽選に当選したと判定された時には、フリーズ演出制御手段230は、フリーズ演出を実行する。なお、このフリーズ演出中に、リール演出実行手段245により、回転リール62の回転、停止、逆回転等を組み合わせた回胴演出を実行してもよいものである。
具体的には、特別遊技決定手段200は、後述する獲得規定枚数カウント手段210がカウントした獲得規定枚数が所定のメダル枚数(具体的には0枚)に到達したことを条件として特別遊技の遊技区間を終了させる。
なお、後述する移行抽選手段330の移行抽選に当選した場合、特別遊技決定手段200により、特別遊技(AT)中に獲得可能な最大のメダル枚数(初期獲得規定枚数)が設定される。
獲得規定枚数カウント手段210は、特別遊技の遊技区間中に獲得規定枚数を減算(又は加算)によりカウントするためのものである。
各獲得規定枚数カウント手段210は、特に図示していないが、メダルの払い出しが行われるごとに、獲得規定枚数から払出枚数を減算する演算手段と、この演算手段により算出された数値を記憶する記憶手段とを備えているものである。
また、この初期獲得規定枚数は、予め120枚に設定されてあるが、特にこれに限定されるものではなく、120枚未満、又は、120枚を越える枚数であってもよいものである。また、この初期獲得規定枚数は、乱数を用いた抽選により毎回、決定してもよい。
また、獲得規定枚数カウント手段210は、上述したように初期獲得規定枚数から払出枚数を減算するものに限定されるものではなく、遊技者に対するメダルの払出が行われるごとに、当初の0枚から払出枚数を加算するようにして、所定の獲得規定枚数に到達することで特別遊技を終了させるように特別遊技決定手段200により判定されるようにしてもよい。
獲得規定枚数カウント手段210がカウントした獲得規定枚数が所定の枚数(具体的には0回)に到達したことを条件として特別遊技決定手段200が特別遊技の遊技区間の終了を決定する。
移行抽選手段330は、予め定められた移行抽選確率を用いて非AT中に移行抽選を行うものであり、特別遊技としてのAT状態へ移行するか否かを抽選(移行抽選)で決定するものである。具体的には、移行抽選手段330は、非AT中、毎回の遊技において移行抽選を行うように設定されている。もちろん、移行抽選を実施する契機は、これに限定されるものではなく、他の所定の契機(例えば、所定の状態が開始又は終了するタイミングや、所定の契機から所定の遊技回数が経過したタイミング、所定の役当選時等)でもよいものである。
サブ制御装置300は、受信手段310及びAT制御手段320の各手段を有する。
受信手段310は、送信手段260からの信号を受信するものである。
AT制御手段320は、AT状態の演出を制御するものである。具体的には、AT制御手段320は、表示演出実行手段370を備えている。
表示演出実行手段370は、表示装置84により行われる表示演出を実行するためのものである。
以上の構成をもって、サブ制御装置300は、メイン制御装置110からの信号を受けて、遊技の進行に伴う演出を行うものである。
開始制御手段135は、遊技者によるスタートスイッチ40の操作により、全回転リール62の回転を開始させ、予め定めた所定の回転速度に到達した状態で、当該回転速度を維持するように設定されている。
テーブル選択手段500は、役抽選の結果と第1番目に停止操作(第1停止操作)が行われた回転リール62とに対応する特定値(CW)を取得する特定値取得手段520と、この特定値(CW)及び停止操作が行われた回転リール62に基づいて予め定めたポインタを決定するポインタ決定手段540と、ポインタに基づいて特定値として新たな特定値を設定するか又は単一の停止テーブル440を選択するかの複数の分岐処理の中から、いずれかの分岐処理を決定する分岐処理決定手段560とを備えている。
分岐処理において単一の停止テーブル440が選択された場合には、リール停止処理手段600により、その選択された単一の停止テーブル440を用いて停止処理が行われる。
すなわち、テーブル選択手段500は、特定値取得手段520により取得された特定値と、停止操作が行われた回転リール62とに基づいて、ポインタ決定手段540及び分岐処理決定手段560を介して、単一の停止テーブル440を決定する。
なお、本実施の形態では、特定値(CW)は、具体的には、16進数からなる数値であって、50、51、・・、5E、5F、60、61、・・・、6E、6F、70、71、・・・・・・、DFまで形成されている。もちろん、特定値は、これらの16進数の数値に限定されるものではなく、所定の順番に並ぶ数値や、記号であれば、他の数値や、記号等であってもよいものである。
このポインタ決定手段540が決定するポインタは、その数値範囲により3つに分類される。具体的には、ポインタは、その数値(16進数)範囲が0〜15(0以上且つ15以下)である停止テーブルポインタ(BTRP)と、その数値範囲が16〜4F(16以上且つ4F以下)である移行判定ポインタ(BTRG)と、その数値範囲が50〜FF(50以上且つFF以下)である特定ポインタ(この特定ポインタは最終的には新たな特定値CWとして設定される)との3つに分類される。
分岐処理決定手段560が決定する分岐処理には、第1分岐処理と、第2分岐処理と、第3分岐処理との3つからなる。
分岐処理決定手段560は、ポインタ決定手段540により決定されたポインタ(16進数)の数値が、50以上且つFF以下である場合には、第1分岐処理を選択する。このときのポインタの名称は、特定ポインタ(最終的には新たな特定値CW)となる。
第1分岐処理では、ポインタ決定手段540により決定されたポインタ(特定ポインタ)が新たな特定値(CW)として設定され、この新たな特定値(CW)に基づいてポインタ決定手段540によりポインタ決定テーブル(図8参照)を用いて新たなポインタが決定され、この新たなポインタに基づいて同様の分岐処理が繰り返される。
第2分岐処理では、ポインタ決定手段540により決定されたポインタ(停止テーブルポインタ(BTRP))に基づいて停止データテーブル(図11参照)を用いて単一の停止テーブル440が選択される。
第3分岐処理では、ストップスイッチ50が停止操作されたときの回転リール62の図柄位置が取得され、この図柄位置及びポインタ決定手段540により決定されたポインタ(移行判定ポインタ(BTRG))を用いて移行判定データテーブル(図10参照)により特定値を新たな特定値に移行するか否かの判定、いわゆる特定値移行判定が行われる。
移行判定関連テーブル(図9参照)は、移行判定ポインタ(BTRG)と、特定値を新たな特定値に移行させるか否かの判定(特定値移行判定)の結果、特定値を新たな特定値に移行させる場合に用いる移行テーブルポインタ(移行P)と、停止テーブルポインタ(BTRP)との関係を示すものである。分岐処理決定手段560は、移行判定関連テーブルを用いて、移行判定ポインタ(BTRG)における移行テーブルポインタ(移行P)と、移行判定ポインタ(BTRG)における停止テーブルポインタ(BTRP)とを取得する。
ストップスイッチ50を操作したときの図柄番号と、移行テーブルポインタ(移行P)とにより決定される移行判定値が「0」の場合は、特定値を新たな特定値に移行させる。具体的には、特定値(CW)が現在の特定値(CW)の値に「1」加算した値に更新される(書き換えられる)。
ストップスイッチ50を操作したときの図柄番号と、移行テーブルポインタ(移行P)とにより決定される移行判定値が「1」の場合は、特定値を新たな特定値に移行させない。具体的には、現在の特定値(CW)がそのまま用いられる。
通常状態は、通常状態制御手段160により制御される。通常状態において役抽選手段120による役抽選によりボーナス(RBB)に当選した場合に、通常状態から内部当選状態(RT1状態、RBB当選中状態)に移行する。なお、この内部当選状態(RT1状態、RBB当選中状態)では、通常状態よりも再遊技の抽選確率が高い状態となっている。
なお、本実施の形態では、メイン制御装置110がボーナス状態以外の状態(すなわち、通常状態及び内部当選状態)であって、且つ、サブ制御装置300がAT状態以外の状態(すなわち、非AT状態)が、通常遊技となっている。
特別遊技(AT)へ移行すると、AT中通常状態となる。このAT中通常状態において、上乗せ演出決定実行手段390により、AT中上乗せ演出状態へ移行するか否かの抽選において、AT中上乗せ演出状態へ移行することに当選した場合、AT中上乗せ演出状態への移行が決定され、AT中上乗せ演出状態(上乗せ遊技)への移行が実施される。
AT中上乗せ演出状態において、上乗せ遊技が実行される。
分岐処理決定手段560は、第3分岐処理において、この移行判定データテーブルを用いて、ストップスイッチ50を操作したときの図柄番号と、移行テーブルポインタ(移行P)とにより決定される移行判定値が「0」の場合、特定値を新たな特定値に移行させる。具体的には、現在の特定値(CW)に1を加算した値に更新したものを新たな特定値(CW)とする(書き換える)。
ステップ112において、メイン制御装置110により、スタートスイッチ40の操作があったか否かの判定が行われる。ここで、スタートスイッチ40の操作があったと判定されると、メイン制御装置110により、賭け数の設定が不可能な状態とされる。その後、次のステップ113に進む。一方、スタートスイッチ40の操作がないと判定されると、再度ステップ112となる。
また、全ての停止操作終了後、メイン制御装置110の送信手段260からサブ制御装置300の受信手段310へ全回転リール62の回転停止情報が送信される。そして、全ての回転リール62の回転変動処理が終了すると、次のステップ115に進む。
図13に示すフローチャートに基づいて、第1停止操作処理について説明する。
先ず、ステップ311において、遊技者によりスタートスイッチ40の操作が行われてON状態となる。そして、次のステップ312に進む。
ステップ312において、役抽選手段120により、役抽選処理が行われる。そして、次のステップ313に進む。
ステップ314において、遊技者により、第1番目の停止操作となるストップスイッチ50が操作されることで、第1停止操作としてのストップスイッチ50が作動(ON状態となる)する。そして、次のステップ315に進む。
ステップ315において、特定値取得手段520により、役抽選の結果と、第1停止操作の回転リール62とに対応した特定値(CW)が取得される。そして、次のステップ316に進む。
ステップ317において、選択された単一の停止テーブル440を用いて、リール停止処理手段600により、第1停止操作の回転リール62の停止処理が行われる。具体的には、選択された停止テーブル440により算出された滑りコマ数の分だけ回転リール62の回転移動が行われる。そして、当該処理が終了する。
なお、第2停止操作処理では、第1停止操作処理の最終的な特定値(CW)を現在の特定値(CW)として用い、第3停止処理では、第2停止操作処理の最終的な特定値(CW)を現在の特定値(CW)として用いる。
ステップ412において、現在の特定値(CW)及び停止操作した回転リール62に対応した種々の処理が行われる。最終的には、単一の停止テーブル440が選択される。この種々の処理の内容は後で詳細に説明する。そして、次のステップ413に進む。
図15に示すフローチャートに基づいて、現在の特定値(CW)及び停止操作した回転リール62に対応した種々の処理について説明する。
具体的には、ポインタの数値が、いずれの分岐処理に対応する範囲となるか判定されるものである。ポインタとしての16進数の数値が50以上FF以下の場合は、第1分岐処理と判定され、ステップ557に進む。また、ポインタとしての16進数の数値が0以上15以下の場合は、第2分岐処理と判定され、ステップ552に進む。また、ポインタとしての16進数の数値が16以上4F以下の場合は、第3分岐処理と判定され、ステップ554に進む。
ステップ553において、停止データテーブル420(図11)により取得された単一の停止テーブル440を用いて、ストップスイッチ50を操作した図柄番号に対応する滑りコマ数(0、1、2、3等)を取得(算出)する。そして、当該処理が終了する。
ステップ556において、現在の特定値(CW)の数値(16進数)に1を加算し、その加算後の数値を新たな特定値(CW)とする(更新する)。そして、ステップ550に戻る 。
特定値取得手段520が取得した第1停止操作により特定値を取得し、その後、この取得した特定値と、停止操作(第1停止操作、第2停止操作、第3停止操作)が行われた回転リール62とに基づいて、停止テーブル440の決定処理が行われることで、特定値及びその特定値を用いた決定処理に停止操作順番の要素の一部を停止制御のデータの構成の一部として含ませる(反映させる)ことが可能となる。
一方、上述した例と同一の役抽選の結果となって、図7の特定値取得テーブルにおいてFPH(役物の成立を示すフラグポインタ)が「01」になり、FPL(小役を含めた当選役を表すフラグポインタ)が「05」になったとする。かかる場合に、遊技者が中回転リール66を用いて停止操作すると、特定値取得テーブル(図7参照)により特定値(CW)として「56」が、特定値取得手段520により取得される。
これにより、ストップスイッチ50の停止操作順番により停止制御の内容が異なるような場合にも、停止操作順番の全てのパターンに対応する停止テーブル440を設ける必要が無く、停止テーブル440の種類を少なくすることができて全体としてのデータ容量を削減することができる。
分岐処理決定手段560が、このポインタに基づいて、新たな特定値を設定するか又は単一の停止テーブル440を選択するかの複数の分岐処理の中から、いずれかの分岐処理を決定する。
また、前記分岐処理において、新たな特定値が設定された場合には、ポインタ決定手段540が、この新たな特定値と停止操作が行われた回転リール62とに基づいて新たなポインタを決定する。この新たなポインタに基づいて、上述したものと同様の分岐処理が繰り返される。そして、最終的には単一の停止テーブル440が選択されることで、リール停止処理手段600が、選択された停止テーブル440を用いて回転リール62の停止処理を行う。
分岐処理の結果がいずれの場合であっても、最終的に単一の停止テーブル440が選択されることで、リール停止処理手段600により、その停止テーブル440を用いて、回転リール62の停止処理が行われる。
図15に示すように、本実施の形態では、ポインタ決定手段540が、特定値取得手段520により取得された特定値と、停止操作が行われた回転リール62とに基づいて、ポインタを決定する。分岐処理決定手段560が、このポインタに基づいて、3つの分岐処理の中から、いずれかの分岐処理を決定する。本実施の形態は、分岐処理として、第1分岐処理(ポインタが50以上且つFF以下の場合)、第2分岐処理(ポインタが0以上且つ15以下の場合)及び第3分岐処理(ポインタが16以上且つ4F以下の場合)が設けてある。
第2分岐処理では、ポインタ決定手段540により決定されたポインタを用いて、単一の停止テーブル440が選択される。この選択された単一の停止テーブル440を用いて、リール停止処理手段600により、回転リール62の停止処理が行われる。
第3分岐処理では、ストップスイッチ50が停止操作されたときの回転リール62の図柄位置が取得され、この図柄位置及びポインタ決定手段540により決定されたポインタを用いて特定値を新たな特定値に移行するか否かの判定(特定値移行判定)が行われる。
また、前記分岐処理において、第1分岐処理又は第3分岐処理により、新たな特定値が設定された場合には、ポインタ決定手段540が、この新たな特定値と停止操作が行われた回転リール62とに基づいて新たなポインタを決定する。この新たなポインタに基づいて、上述したものと同様の分岐処理が繰り返される。そして、最終的に単一の停止テーブル440が選択されることで、リール停止処理手段600が、選択された停止テーブル440を用いて回転リール62の停止処理を行う。
第3分岐処理では、ストップスイッチ50が停止操作されたときの回転リール62の図柄位置と、ポインタ決定手段540により決定されたポインタとにより、特定値を新たな特定値に移行(変更)するか否かの判定(特定値移行判定)を行っている。
この特定値移行判定の結果、特定値を新たな特定値に移行しない場合には、ポインタ(具体的には、移行判定ポインタ(BTRG))を別のポインタ(具体的には、停止テーブルポインタ(BTRP))に書き換え、当該別のポインタ(具体的には、停止テーブルポインタ(BTRP))を用いて決定された単一の停止テーブル440が使用される。かかる場合には、特定値を移行せずに、ポインタ(具体的には、移行判定ポインタ(BTRG))及び別のポインタ(具体的には、停止テーブルポインタ(BTRP))を介して決定された単一の停止テーブル440が使用される。すなわち特定値に基づいて決定される停止テーブル440の切り換えが行われない。
ここで、従来の払出枚数の判定手法としては、図2に示すような図柄配列データと、有効ライン86のデータと、入賞した役の図柄組み合わせからなる図柄組み合わせデータと、入賞した役毎の払出枚数データと、払出枚数の最大値となる上限枚数データ(具体的には15枚)とを予め有している。従来の払出枚数の処理としては、以下の(a)〜(c)のようになる。(a)図柄配列データと有効ラインデータと図柄組み合わせデータとを使用して、停止している図柄組み合わせを各有効ライン毎に算出する。(b)停止している図柄組み合わせ毎に払出枚数データを使用して、合計の払出枚数を算出する。(c)合計の払出枚数が上限枚数データ以上の場合は、払出枚数を上限枚数に書き換える(例えば、本実施の形態に係る遊技機とは異なるが、仮に有効ライン86を複数本(例えば2本)有するような遊技機において、払出枚数が8枚の役に係る図柄が2本の有効ライン86にそれぞれ揃って合計2組、入賞した場合、払出枚数の合計枚数が16枚となるが、実際に払い出される枚数は、上限枚数の15枚に書き換えられる)。
更に、具体的には、本実施の形態では、図16(a)(b)に示すように、入賞枚数判定データ構成や、特定値(CW)及び払出枚数の対応関係を定めた払出枚数参照用テーブルが設けられている。
本実施の形態では、入賞枚数判定用のデータ構成は、払出枚数、ハズレ判定、特定値(CW)の範囲が、図16(a)に示すように1バイト中の8ビットに振り分けられている。また、図16(b)に示すように、特定値(CW)と払出枚数との対応をデータとして有している。
特定値(CW)が、メダルの払い出しを伴うものである場合には、この払出枚数参照用テーブルにおいて払出枚数の参照及びハズレ判定(後述する取りこぼしであるか否かの取りこぼし判定)を行っているものである。
具体的には、特定値(CW)が予め定めた所定の範囲では、払出枚数が原則として15枚となるように1つのブロック(範囲)に纏めて配置され、また、特定値(CW)が予め定めた他の所定の範囲では、払出枚数が原則として8枚となるように1つのブロック(範囲)に纏めて配置され、また、特定値(CW)が予め定めた更に他の所定の範囲では、払出枚数が原則として3枚となるように1つのブロック(範囲)に纏めて配置されている。
この図16(a)の払出枚数判定データ構成では、当選役に係る図柄を有効ライン86に揃えることができなかった前記取りこぼしが発生した場合には、ハズレとなるので、払出枚数判定データ構成の中に、ハズレ判定のフラグを設けて、ハズレフラグが成立している場合には、払い出しが無いように設定されている。
14 前扉 16 図柄表示窓部
20 上パネル 22 下パネル
24 貯留払出手段 26 メダル受け皿
28 メダル払出口 30 操作部
31 操作手段 34 マックスベットスイッチ
36 精算スイッチ 38 メダル投入口
40 スタートスイッチ 50 ストップスイッチ
L 左ストップスイッチ C 中ストップスイッチ
R 右ストップスイッチ 60 リールユニット
61 図柄 62 回転リール
64 左回転リール 66 中回転リール
68 右回転リール 70 演出装置
72 スピーカー 74 上部スピーカー
76 下部スピーカー 78 演出用ランプ
80 上部ランプ 82 下部ランプ
84 表示装置 86 有効ライン
100 制御装置 110 メイン制御装置
120 役抽選手段 130 リール制御手段
135 開始制御手段 140 停止制御手段
160 通常状態制御手段 170 RT制御手段
180 ボーナス制御手段 200 特別遊技終了決定手段
210 獲得規定枚数カウント手段 245 リール演出実行手段
250 払出制御手段 260 送信手段
300 サブ制御装置 310 受信手段
320 AT制御手段 330 移行抽選手段
370 表示演出実行手段 390 上乗せ演出決定実行手段
400 停止テーブル記憶手段 420 停止データテーブル
440 停止テーブル 500 テーブル選択手段
520 特定値取得手段 540 ポインタ決定手段
560 分岐処理決定手段 600 リール停止処理手段
Claims (5)
- 複数の図柄を周囲に配置した複数の回転リールと、
前記回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、
各回転リールの回転を停止させるための複数のストップスイッチと、
前記スタートスイッチの操作に基づき役の抽選(以下、「役抽選」とする。)を行うための役抽選手段と、
前記役抽選手段の役抽選の結果及び前記ストップスイッチの停止操作タイミングに応じて前記回転リールの停止制御を行う停止制御手段とを備えた遊技機であって、
前記停止制御手段は、
前記ストップスイッチが停止操作されたときの前記回転リールの図柄位置に応じた前記回転リールの停止位置に関する情報を定めた複数の停止テーブルと、
前記複数の停止テーブルから使用する単一の停止テーブルを選択するテーブル選択手段と、
前記テーブル選択手段が選択した前記単一の停止テーブルを用いて前記回転リールの停止処理を行うリール停止処理手段とを備え、
前記テーブル選択手段は、
前記役抽選の結果と、停止操作が行われた前記回転リールとに対応する特定値を取得し、この特定値に基づいて、前記単一の停止テーブルを選択することを特徴とする遊技機。 - 前記テーブル選択手段は、
前記役抽選の結果と第1番目に停止操作が行われた前記回転リールとに対応する前記特定値を取得する特定値取得手段を備え、
前記特定値取得手段により取得された前記特定値と、停止操作が行われた前記回転リールとに基づいて、前記単一の停止テーブルを決定することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記テーブル選択手段は、
前記特定値取得手段により取得された前記特定値と、停止操作が行われた前記回転リールとに基づいて、予め定めたポインタを決定するポインタ決定手段と、
前記ポインタに基づいて、前記特定値として新たな特定値を設定するか又は前記単一の停止テーブルを選択するかの複数の分岐処理の中から、いずれかの分岐処理を決定する分岐処理決定手段とを備え、
前記分岐処理において前記新たな特定値が設定された場合には、前記ポインタ決定手段により前記新たな特定値と停止操作が行われた前記回転リールとに基づいて新たなポインタが決定され、この新たなポインタに基づいて前記分岐処理が繰り返され、
前記分岐処理において前記単一の停止テーブルが選択された場合には、前記リール停止処理手段により前記単一の停止テーブルを用いて停止処理が行われることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。 - 前記分岐処理として、
前記ポインタ決定手段により決定された前記ポインタが新たな特定値として設定され、この新たな特定値に基づいて前記ポインタ決定手段により新たなポインタが決定され、この新たなポインタに基づいて前記分岐処理が繰り返される第1分岐処理と、
前記ポインタ決定手段により決定された前記ポインタを用いて前記単一の停止テーブルを選択する第2分岐処理と、
前記ストップスイッチが停止操作されたときの前記回転リールの図柄位置が取得され、この図柄位置及び前記ポインタ決定手段により決定された前記ポインタを用いて前記特定値を新たな特定値に移行するか否かの判定(以下、「特定値移行判定」とする。)が行われる第3分岐処理とが設けられ、
この第3分岐処理において前記特定値移行判定の結果、前記特定値を新たな特定値に移行する場合には、この新たな特定値に基づいて前記ポインタ決定手段により新たなポインタが決定され、この新たなポインタに基づいて前記分岐処理が繰り返されることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。 - 前記第3分岐処理では、
前記特定値移行判定の結果、前記特定値を新たな特定値に移行しない場合には、前記ポインタを別のポインタに書き換え、当該別のポインタを用いて決定された前記単一の停止テーブルが使用され、
前記特定値移行判定の結果、前記特定値を新たな特定値に移行する場合には、現在の特定値に所定の数値を加算した値が新たな特定値として設定され、当該特定値に基づいて、前記ポインタ決定手段により新たなポインタが決定され、このポインタに基づいて前記分岐処理が繰り返されることを特徴とする請求項4記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014262581A JP6387297B2 (ja) | 2014-12-25 | 2014-12-25 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014262581A JP6387297B2 (ja) | 2014-12-25 | 2014-12-25 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016120127A true JP2016120127A (ja) | 2016-07-07 |
JP6387297B2 JP6387297B2 (ja) | 2018-09-05 |
Family
ID=56327780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014262581A Active JP6387297B2 (ja) | 2014-12-25 | 2014-12-25 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6387297B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004261400A (ja) * | 2003-02-28 | 2004-09-24 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2006239010A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2007252844A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-04 | Samii Kk | スロットマシン |
JP2008000529A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Kpe Inc | スロットマシン |
JP2013070821A (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-22 | Universal Entertainment Corp | 遊技機 |
-
2014
- 2014-12-25 JP JP2014262581A patent/JP6387297B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004261400A (ja) * | 2003-02-28 | 2004-09-24 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2006239010A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2007252844A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-04 | Samii Kk | スロットマシン |
JP2008000529A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Kpe Inc | スロットマシン |
JP2013070821A (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-22 | Universal Entertainment Corp | 遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6387297B2 (ja) | 2018-09-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6679512B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5640213B2 (ja) | 遊技台 | |
JP5637541B2 (ja) | 遊技台 | |
JP5980277B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5229705B2 (ja) | 遊技台 | |
JP6461726B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5989055B2 (ja) | 遊技台 | |
JP5265043B1 (ja) | 遊技機 | |
JP2011229695A (ja) | 遊技台 | |
JP6639533B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6326015B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6364386B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2017006474A (ja) | 遊技台 | |
JP6371723B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6419036B2 (ja) | 遊技機及び遊技機の乱数取得方法 | |
JP6306635B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2014180330A (ja) | スロットマシン | |
JP6326012B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6387297B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5805839B1 (ja) | 遊技機 | |
JP5725388B1 (ja) | 遊技機 | |
JP6190833B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6325990B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6282556B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6634593B2 (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171002 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20171002 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20171124 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180314 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20180327 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180403 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180528 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180731 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180813 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6387297 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |