JP2016118195A - モジュール型ターボ過給機隙間シール - Google Patents

モジュール型ターボ過給機隙間シール Download PDF

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Abstract

【課題】軸シールにより、オイルが軸受潤滑システムからタービンハウジング内に漏洩することを防止すること。【解決手段】ターボ過給機10の軸は、タービンホイール16の端で一つ以上の軸シールリングによって軸受ハウジング23のボア27に対してシーリングされる。通常、これらのリングは軸でタービンホイールの後方に設けられている環状溝に着座される。特に、ターボ過給機付エンジンがタービンの下流に位置するエンジンブレーキバルブを有する場合、このような通常の軸シール装置に問題が生じ得るので、排気ライン及びタービンホイールハウジング内の背圧が7barに到達し得る。本発明の軸シールの設計は、溝を用いず、またより高い耐摩耗性を有するリングシールでシールを構成することができ、従って、過重使用におけるシールの有効性を保持することができる。【選択図】図1

Description

ターボ過給機において、一般的に軸は、タービンホイールの端で軸でタービンホイールの後方に設けられている環状溝に着座される一つ以上の軸シールリング(またはピストンリング)により、軸受ハウジングのボアに対してシーリングされる。ターボ過給機付エンジンがタービンの下流に位置するエンジンブレーキバルブを有する場合、このような通常の軸シール装置に問題が生じ得る。エンジンブレーキが作動することにより、排気ライン及びタービンホイールハウジング内の背圧が急速に上昇して、7barに到達し得る。本発明の軸シールの設計は、より高い耐摩耗性を有するリングシールでシールを構成することができ、従って、過重使用におけるシールの有効性を保持できるようにする。
ターボ過給機は、エンジン排気マニホールドから出る排気流(タービンハウジングの入口でターボ過給機のタービンステージへ入る)を用いてタービンホイールを駆動させ、該タービンホイールはタービンハウジング内に位置する。タービンホイールは軸受ハウジング内で回転可能に支持される軸の一端部に固定される。軸は該軸の他端部に装着されている圧縮機ホイールを駆動させる。タービンホイール、軸及び圧縮機ホイールは軸受ハウジング内で支持される回転アセンブリを形成する。よって、タービンホイールはターボ過給機の圧縮機を駆動させる回転力を提供する。そして、この圧縮された空気は通常の吸気式の構成で可能な場合よりも大きな密度でエンジン吸気部に提供される。このようにして、より多くの燃料を燃焼することができ、従って、エンジンの重量が大きく増加されることなく、エンジンの馬力を増大することができる。
エンジン圧縮式排気ブレーキを備える商用トラックは、長い傾斜路に沿って下るときに、排気ブレーキを用いてタービンホイールの下流で排気ガスの流れを遮断することができ、また、車両のホイールブレーキとは独立的に車両を減速させることができる。傾斜路に沿って下るトラックの質量と慣性のため、ホイールにより駆動される車両のギアボックスを通じてエンジンが回転するようになる。エンジンに燃料が入らない状態で、エンジンは排気ブレーキの遮断に対して空気ポンプのように作用してエネルギーを消費し、トラックの速度を遅くする。
一般的に、ターボ過給機の軸は、タービンホイールの端で軸でタービンホイールの後方に設けられている環状溝に着座される軸シールリング(またはピストンリング)により、軸受ハウジングのボアに対してシーリングされる(例えば、BorgWarnerのWO2014099289、図2参照)。軸シールは、オイルが軸受潤滑システムからタービンハウジング内に漏洩することを防止し(このような漏洩により青い煙の発生や排気管でのオイルの滴下が起こり得る)また、軸受ハウジングの排気ガス汚染を防止するが、該汚染は過熱を引き起こしたり、軸受の寿命に悪影響を与え得る。
タービンの下流に位置するエンジンブレーキバルブの作動時に、このような通常の軸シール装置に問題が生じ得る。エンジンブレーキが作動されることにより、排気ライン及びタービンホイールハウジング内の背圧が、急速に上昇して、7barに到達し得る。タービンホイールの後の圧力が増加することにより、軸シールリングが内側に押し込まれ得る。このような動きは軸の高い回転速度とともに過度な摩擦加熱を発生させ得るため、軸シールリングが過熱され得る。また、これにより、リングはボア内における運動の影響をより受けやすくなり、また急速なシール不良が誘発される。
本発明の目的は、上記の問題を克服することである。
本発明は、軸でタービンホイールの後方に設けられている環状溝に着座される一つ以上の軸シールリング、またはリングシールにより、軸が軸受ハウジングのボアに対してシーリングされる通常のターボ過給機では、リングの内径が溝に隣接したより大きな軸外径の領域上を通るように、設置中に前記のリングを拡張させてから、リングが軸の溝内に着座されるように該リングを収縮する必要があるため、リングは高い引張降伏強度を有する可撓性または弾性的な材料で作られるという認識に基づいてなされた。そのような材料は、硬度と耐摩耗性が弱くなる傾向があるという点で不利である。
本発明者は、軸とシールを再設計して溝をなくすことにより、リングシールが設置中に拡張及び収縮される必要がなくなることで、高い降伏強度を有する材料で作られるシーリングのリングの選択においてこれ以上制約を受けなくなるということを見出した。今や降伏強度に関わらず、より高い硬度と耐摩耗性を有する材料で作られたシーリング用リングを選択できるようになった。
ここで使用される用語「耐摩耗性」とは、ロックウェル試験において、より小さな部品を収容するためにより小さなHR15N圧痕機を用いる際に、50Cより大きい硬度または85Cより大きい硬度のような高い硬度を有する材料を言う。また、ここで使用される用語「降伏強度」とは、500MPa未満の降伏強度を言う。一実施例において、リングシールは固体潤滑剤が埋め込まれている焼結鋼で形成される。他の実施例において、リングシールはセラミック材料で形成される。また他の実施例において、リングシールは耐摩耗性を改善するために、コーティングされた通常の材料で形成される。このようなコーティングは知られていたものの、通常のターボ過給機ラビリンスシールのリングシールをコーティングするために上記コーティングを用いることは以前は可能ではなかったが、これはリングシールが軸の外面に設けられた対応する溝に伝達される際に、軸の外径を収容するために開かれるように延伸するとき、亀裂が生じるかまたは他の方式で損傷される傾向があるためである。従って、前記モジュール型シールアセンブリは、リングシールの形成に用いられる材料の範囲を、一部の通常のシールアセンブリと比べてより大きくすることができる。溝がないシールアセンブリは、リングシールの変形を必要とする組み立てステップなしに、耐摩耗性の低降伏強度リングシールの組み立てを可能にするため有利である。
本発明によれば、前記ターボ過給機は、異なる軸直径を有する部分の境界を定める少なくとも第1肩部と第2肩部を有する軸を含む。モジュール型シールアセンブリは、少なくとも1つのリテーナ及び1つのリテーナリング、さらに第1及び2シールリングを含む。リテーナ及びリテーナリングは、該リテーナまたはリテーナリングと一体形成されているスペーサにより分離される。リテーナとリテーナリングが組み立てられると、これらの間には第1シールリングを収容するのに適合する環状溝が形成される。リテーナリングは第1肩部に当接する。第1肩部と第2肩部との間には、第2シールリングを収容する大きさでなる外径を有する軸部分がある。
このような設計の結果、軸シールは、第2軸シールを単純に軸上で摺動させ、リテーナリングを第2肩部に当接するまで軸上で摺動させ、また第1軸シールを軸上で摺動させ、またリテーナをリテーナリングに当接するまで軸上で摺動させて生成される。軸に機械加工された溝内にリングを着座されるために、シールリングをより大きい直径の軸部分を通るように拡張する必要がない。
本発明の一実施形態において、外側及び内側リングシールは軸受ハウジングのボア内に締まり嵌めされる大きさでなっており、従って前記内側及び外側リングシールは動かず、一方、リテーナリングとリテーナは回転軸に締まり嵌めされるようになるかまたは他の方式で取り付けられている。他の実施形態において、リテーナリングは軸受ハウジングボア内に締まり嵌めされるようになり、一方、外側及び内側リングシールは軸とともに回転するように装着される。
添付の図面には実施形態を非制限的な例として示しており、該図面で類似した参照番号は類似した部分を示す。
図1は、軸のタービン端部におけるモジュール型シールアセンブリを含む排気ガスターボ過給機の断面図である。 図2は、モジュール型シールアセンブリの第1実施形態を図示する、軸のタービン端部の拡大断面図である。 図3は、本発明の第1実施形態の一変形例を単純化して図示したものである。 図4は、モジュール型シールアセンブリの第1実施形態を図示する、軸のタービン端部の拡大断面図である。
本願で説明する構成は、ターボ過給機のタービン端部における動的回転アセンブリ部品と相補的な静的部品との間に用いられるシーリングシステム及び方法に関する。より具体的には、本願の実施形態は、タービン端部ブローバイ漏洩を減らすことのできるシーリングシステムを形成しようとするものである。本願に詳細な実施形態を開示しているが、開示された実施形態は単に例示的なものであると理解すべきである。従って、本願で開示された特定の構造及び機能に対する詳細な内容は制限的なものであると解釈してはならず、請求の範囲に対する基礎として、並びに実質的に任意の適切な詳細な構造における本願の様態を様々に用いるために当業者に教示するための代表的な基礎として解釈されるべきである。また、本願で使用される用語と文句は制限的なものではなく、可能な実施に対する理解可能な説明を提供するためのものである。
図1を参照すると、排気ガスターボ過給機10は、タービン部12、圧縮機部14、及び圧縮機部14とタービン部12との間に配置され、圧縮機部をタービン部に連結する中央軸受ハウジング23を含む。タービン部12は、タービンハウジング17及び該タービンハウジング17内に配置されるタービンホイール16を含む。圧縮機部14は、圧縮機ハウジング19及び該圧縮機ハウジング19内に配置される圧縮機ホイール18を含む。タービンホイール16は軸2を通じて圧縮機ホイール18に連結されている。
図示した実施形態において、前記軸2のジャーナル支持される部分5は、軸受ハウジング23内に形成されているボア27の内部で回転軸線Rの周りに回転可能に、一対の軸方向に離隔したラジアル軸受26を通じて支持される。該ラジアル軸受26間の軸方向の間隔は円筒状の軸受スペーサ(不図示)によって保持される。また、スラスト軸受アセンブリ24が軸2を軸方向に位置させるために軸受ハウジング23内に配置されている。軸2はジャーナル支持される部分5に対して圧縮機側ジャーナル軸受26の外側にある圧縮機側で直径が減少しており、第1肩部101が軸2で直径間の遷移部に形成されている。圧縮機ホイール18とスラスト軸受アセンブリ24(スラスト軸受28、スラストワッシャアセンブリ22、及びオイルフリンジャを含む)はすべて軸2における直径減少部分6(「スタブ部分」6とも言う)に位置する。軸2のスタブ部分の末端3が圧縮機ホイール18を越えて軸方向に延びており、外部ねじを含む。ナット32が該ねじと係合して、圧縮機ホイール18、スラストワッシャアセンブリ22及びフリンジャを第1肩部101に対してクランプさせるために充分に締められる。スラスト軸受28は回転アセンブリ内にクランプされずに、固定されており、リテーナリング及びインサート34により軸受ハウジング23にクランプされる。
使用時、ターボ過給機10はエンジン(不図示)の排気マニホールドから出る排気流を用いてタービンホイール16を駆動させる。排気ガスがタービンホイール16を通過し、該タービンホイール16が排気ガスからエネルギーを抽出すると、該排気ガスは排気ガス出口13を通じてタービンハウジング17から出て車両垂直溝に送られ、また通常、触媒コンバータ、微粒子トラップ及びNOトラップのような後処理装置に送られる。タービンホイール16により抽出されたエネルギーは回転運動に変換され、該回転運動は圧縮機ホイール18を駆動させるのに用いられる。圧縮機ホイール18が回転するとき、該圧縮機ホイールは圧縮機部14からの流出を通じてエンジンのシリンダに伝達される空気質量流量、空気流動密度及び空気圧力を増加させ、圧縮機部はエンジンの吸気マニホールド(不図示)に連結されている。
ターボ過給機軸受システムは、エンジンから出るオイルで潤滑される。該オイルは圧力下でオイル供給ポート36を通じて軸受ハウジング23に供給され、スラスト軸受アセンブリ24及びラジアル軸受26の内部及び周りにある軸の軸受表面を潤滑させる。より具体的には、オイルがスラスト軸受28及びラジアル軸受26を潤滑させるために、個別の軸受供給通路38、40を通過する。結局、オイルは出口ポート30を通じてエンジンクランクケースに復帰循環するために軸受ハウジングサンプチャンバ29内部に集められる。
また、図2を参照すると、軸2はインサート34と圧縮機ホイール18後壁との間にある空間52への圧縮機端部ブローバイ漏洩に対処するために、インサート34とフリンジャとの間に配置される従来の圧縮機側隙間またはラビリンスシール21を含む。
以下で詳しく説明するように、タービン端部ブローバイ漏洩に対処するために、モジュール型シールアセンブリ110が軸20のシール部分7とボア27の軸ボア部分27aとの間に配置されている。軸の軸シール部分7は軸20のジャーナル支持される部分5の直径Djpより大きい直径Dspを有し、第2肩部102が選択的に軸2から直径Dspと直径Djpとの間の遷移部に形成されている。
前記モジュール型シールアセンブリ110は、初期設置の際及びターボ過給機10の寿命の間に、タービン端部ブローバイ漏洩及び両方によるブローバイを効果的に最小化する、または防止するように構成されている。モジュール型シールアセンブリ110は軸2のシール部分7に配置され、軸受ハウジング軸ボア27aと軸2との間のラビリンスシールを提供する。モジュール型シールアセンブリ110は、外側リングシール142b、軸の肩部105に付勢されリテーナリング162aと軸の肩部103との間の凹部に外側リングシール142bを保持するリテーナリング162a、内側リングシール142a、及び前記リテーナリング162aとともに、スペーサ126により設けられるリテーナ112とリテーナリング162aとの間の凹部に内側リングシール142aを軸方向に保持させるリテーナ112を含む。前記スペーサは、リテーナ112の軸方向延在部に形成されることができ、内側リングシール142aが狭い公差を有し、自由に回転できるように十分にリテーナ112とリテーナリング162aとを互いに離隔させる。
図2に示す本発明の実施形態において、内側リングシール142a及び外側リングシール142bは、軸受ハウジングボア内に締まり嵌めされる大きさでなっており、従って前記内外側リングシールは固定され、一方、リテーナリングとリテーナは回転軸に締まり嵌めされるかまたは他の方式で取り付けられる。他の実施形態において、リテーナリングは軸受ハウジングボア内に締まり嵌めされ、一方、第1及び2軸シールは軸とともに回転するように装着される。
図2で、リテーナ112は軸に合ったボアを有する円筒であり、リングボア部分27aに対向する半径方向外向き表面114、及び軸2の外面に対向する半径方向内向き表面116を有する。リテーナ112は、平坦な軸方向内向き表面118、及び反対側の平坦な軸方向外向き表面120を含む。また、リテーナ112は選択的に半径方向外向き表面114に形成されている円周方向溝124を含むが、該溝はオイルフリンジャとしての役割をする。熱膨脹及び高い回転速度による軸とリテーナ112との分離は、リテーナ112を形成するのに用いられる材料を注意深く選定して回避することができる。
リテーナリング162は環状であり、図示した実施形態においては長方形断面を有する。図2に示す実施形態において、リテーナリング162は軸受ハウジングの軸ボア部分27aに対向する半径方向外向き縁164、及び軸2の外面にプレス嵌めされるかまたは焼き嵌めされるようになる半径方向内向き縁166を有する。また、リテーナリング162は平坦な軸方向内向き表面及び反対側の平坦な軸方向外向き表面を有する。
外側リングシール142b及び内側リングシール142aは実質的に類似しており、従って共通の部分を示す際には共通の参照番号が用いられる。外側リングシール142b及び内側リングシール142aのそれぞれは環状であり、長方形断面を有する。外側リングシール142b及び内側リングシール142aのそれぞれ軸受ハウジング軸ボア部分27aに対向する半径方向外向き縁164及び軸2を取り囲む半径方向内向き縁146を有する。また、外側リングシール142b及び内側リングシール142aのそれぞれは、平坦な軸方向内向表面及び反対側の平坦な軸方向外向表面180を含む。
外側リングシール142b及び内側リングシール142aは高耐摩耗性材料で形成される。例えば、ある実施形態において、リングシール142a、142bの表面は、ロックウェルC50以上の表面硬度(または、より小さな部分を収容するためにより小さなHR15N圧痕機を用いる場合は85Cより大きい硬度)、または1000以上のヌープ硬度を有することができる。また、外側リングシール142b及び内側リングシール142aを形成するのに用いられる材料は、ターボ過給機軸シーリング機構に用いられる一部の従来のリングシールに比べて低い降伏強度の材料を有することができる。例えば、このような用途で用いられる従来のリングシール(例えば、M2工具鋼のような硬化工具鋼で形成されたリングシール)は、約2300MPaリング開口応力を収容するために、2400MPaの降伏強度を有する。これとは対し、本発明で外側リングシール142b及び内側リングシール142aを形成するのに用いられる材料は、固体潤滑剤が埋め込まれているセラミック材料、または焼結工具鋼のような高耐摩耗性、低降伏強度材料であってもよい。このような高耐摩耗性、低降伏強度材料は0MPa(あるセラミック材料の場合)〜約400MPa(ある種類の潤滑剤埋込焼結工具鋼の場合)の降伏強度を有することができる。他の実施形態において、外側リングシール142b及び内側リングシール142aを形成するのに用いられる材料は、高耐摩耗性コーティングを含む従来の材料であってもよい。このようなコーティングはチタンまたはクロム窒化物コーティング及びダイヤモンド状炭素(DLC)コーティングを含むことができるが、これに限定されない。このような代案的な材料を用いてモジュール型シールアセンブリ110にあるリングシール142a、142bを形成することができるか、これは、前記アセンブリのモジュール特性のため、リングシール142a、142bは軸2にある隙間上に摺動される前にリングシールの内径より大きい軸直径の上を通るように延伸されることなく組み立てられるためである。シールアセンブリ110のモジュール特性のため、組立中に表面コーティングに亀裂が生じる危険がなくなる。
リングシールはそれぞれのリングが軸受ハウジング軸ボア27a内に嵌め込まれるとき、ある程度の公差変化を許容するために半径方向の隙間を必要とする。組み立てるための設置応力は低く、従来の開口の応力よりも非常に低くなり、また低摩耗材料の強度内にあるため、これは問題にならない。低摩耗材料は軸受ハウジングに比べて非常に低い熱膨脹を有する傾向があるので、設置応力は作動温度でも減少する。
図3は、モジュール型シールアセンブリのスペーサ要素の一代案的な設計を示す。このスペーサ要素はリテーナ112の一構成要素ではなく、リテーナリング162bの一構成要素として形成されている。このような設計の利点は、スペーサとともに1つ、2つ、3つまたはそれ以上のリテーナリングをリングシール142aと交互に設置することができ、いくつかのリングシールも軸のタービン端部に提供できるということである。
ここで使用される用語「ラビリンスシール」は、WO2013106303に開示されているような「曲がりくねった経路」のシール、US6575693に開示されているような「連続なチャンバ」(圧力が連続的に減少し、一定の直径の円筒状軸を有する)シール、またはこれらの2つの組み合わせを含む。基本的なアイデアは、外側圧力が小さな外側隙間を通るときに圧力が低くなり、リングとの間の空間内で膨脹が生じて圧力がさらに低くなり、ガスが次の小さな隙間を通るときに内側圧力がより低くなるようになるということである。小さな隙間はブローバイガス漏洩を効果的に減少させる。ラビリンスシールは多数の固定されたリングと回転溝で構成でき、これらのリングと溝が互いに噛み合い、漏洩を遅らせる長い特性経路が生じるようになり、よって流体は抜け出るために長く難しい経路を通過しなければならなくなる。回転軸上にあるラビリンスシールの場合、ラビリンスねじ山の先端と稼動面との間には非常に小さな隙間が存在しなければならない。回転軸上のラビリンスシールは、遠心運動及び制御される流体渦の形成により流体が様々なチャンバを通過することを制御し、非接触シーリング作用を提供する。より高い速度で、遠心運動によって液体が外側に集められ、どの通路からも離れるようになる。同様に、ラビリンスチャンバが正確に設計される場合、主チャンバを抜け出たどのような液体もラビリンスチャンバ内に取り込まれるようになり、該ラビリンスチャンバで液体は渦状運動をするようになる。これは液体が抜け出るのを防止する作用をし、また他の流体の接近を阻む作用をする。これらのラビリンスシールは設計されたように非接触式であれば摩耗しない。
また、ラビリンス連続チャンバシールは一定の直径の1つの円筒状表面(例えば、回転軸)及び一連のチャンバを形成する1つの表面で形成されることができる。漏洩流体が歯部によって分離される一連のチャンバを通過し、従って圧力と流量のすべてが減少する。
また、図2を参照すると、軸2のシール部分7は、モジュール型シールアセンブリ110の要素を収容し、それと連携して効果的なラビリンスシールを形成する表面部分を含む。特に、シール部分7は軸2のタービンホイール端部4から軸方向に離れた位置で直径Dを有する第1直径減少部分7aを含み、第3肩部103が軸2における直径DSPと直径Dとの間の遷移部に形成される。第1直径減少部分7aはリングシール142bの軸方向寸法に対応する軸方向長さを有する。組み立てられたときに、リテーナリング162は、減少された直径Dを有する段差部に配置されて、肩部105に付勢される。リテーナリング162の半径方向内向き表面の寸法は、軸の段差部7bに対するプレス嵌め、摺合または回転嵌合が提供されるように定められる。
タービンハウジング内の圧力は軸受ハウジング内の圧力より大きく、特にタービンの下流に位置するエンジンブレーキバルブが作動し、また排気ライン及びタービンホイールハウジング内の背圧が急速に上昇して7barに到達し得るとき、外側リングシールは軸方向内側に保持リング162aの外面126aに付勢されることができる。このような状態で、本発明は従来技術に対して大きな進歩を提供することができるが、これは、高速で互いを擦り合う2つの表面の摩擦が、摩擦抑制要素の設置、またはリングシールコーティングにより減少されるか、またはリングシールに高耐摩耗性材料を用いることが緩和されるためである。
リテーナリングはリテーナ112から延びたスペーサ126によって軸の肩部105に当接して位置が保持される。リテーナとリテーナリングが組み立てられると、第1シールリングを収容するのに適合している環状凹部が、これらのリテーナとリテーナリングとの間に形成される。
この設計の結果、軸シール装置は、外側軸シールを軸上で単純に摺動させ、リテーナリングを第2肩部に当接するまで軸上で摺動させ、また内側軸シールを軸上で摺動させながらリテーナをリテーナリングに当接するまで軸上で摺動させることで生成される。軸に機械加工された溝内にリングを着座させるために、シールリングをより大きな直径の軸部分を通るように拡張させる必要はない。
図2に示す実施形態において、外側及び内側リングシールは軸受ハウジングボア内に締まり嵌めされる大きさでなっており、従って、外側及び内側リングシールは固定され、一方、リテーナリング162a及びリテーナ112は回転軸に締まり嵌めされるか、または他の方式で取り付けられる。図4に示す実施形態において、リテーナリング162は軸受ハウジングボア内に締まり嵌めされており、一方、外側及び内側リングシールは軸とともに回転するように装着されている。
図2及び4には、軸直径Dと軸直径Dとの間にある肩部104を示す。図2に示す実施形態において、減少された軸直径Dと肩部104は選択的なものである。図4において、減少された軸直径Dの領域は外部にねじ山が設けられており、内部にねじ山が設けられているリテーナ212が軸2上にねじ接合されて該軸に固定される。
前記モジュール型シールアセンブリ110は、次のようにモジュール型シールアセンブリ110の各要素を軸シール部分7上から軸方向に連続的に摺動させ、軸2に組み立てられる。まず、外側リングシール142bが第3肩部103に隣接した第1直径減少部分7aに位置するまで、軸2に沿って摺動される。次いで、リテーナリング162、162a、162bが肩部105に当接して着座されるまで、軸2に沿って摺動される。次いで、内側リングシール142aがリテーナリング162、162a、162bに当接して着座されるまで、スタブ部分6からシール部分7まで軸2に沿って摺動される。最後に、スペーサがリテーナリング162、162a、162bに当接しながら、リテーナ112が第2直径減少部分7Cに位置するまで、該リテーナがスタブ部分6からシール部分7まで軸2に沿って摺動される。リテーナ112は第2直径減少部分7Cにプレス嵌めされ、従って内側リングシール142aはリテーナ112とリテーナリング162との間の所望の軸方向位置に保持される。
図2において、内側及び外側リングシール142a、142bは、半径方向圧縮下に設置され、内側及び外側リングシール142a、142bは、配置される際に、リングボア27aに締まり嵌めされる。結果的に、内側及び外側リングシール142a、142bは、ターボ過給機の作動中に固定された状態で保持される。また、リングボア27aと内側及び外側リングシール142a、142bによって設けられる固定された第1ラビリンス表面と、リテーナ112とリテーナリング162そして軸シール部分7の前述の表面部分によって形成される第2回転ラビリンス表面との間にラビリンスまたは隙間シールが形成される。
図4に示すモジュール型シールアセンブリのリテーナ212は、図2のモジュール型シールアセンブリ112と類似しているが、リテーナ212の半径方向内向き表面216がねじ山を含んでいるという点で異なり、該ねじ山は、第2直径減少部分7bの外面に形成されたねじ山と係合するようになっている。従って、リテーナ212はそれぞれのねじ部分の相互協力的な係合により軸2に固定される。
モジュール型シール構成要素とともに軸を軸受ハウジング内に入れることは、図1、2及び4から分かるように、軸ボアの傾斜処理された開口によって容易になる。
ここで、軸2について、一対のラジアル軸受によって回転可能に支持されるものであると説明したが、軸2を回転可能に支持するために用いられるラジアル軸受は、ジャーナル軸受及びアンギュラコンタクト軸受などのような転がり要素軸受(REB)を含むことができるが、これらに限定されないことが意図されている。特定の類型の転がり要素軸受が用いられるとき、スラスト軸受アセンブリ24は省略できる。
前記モジュール型シールアセンブリ110、210について、タービン端部のブローバイ漏洩に対処することと関連して説明したが、シールアセンブリ110、210は圧縮機端部ブローバイ漏洩に対処するため、軸2の圧縮機端部で用いられるように容易に適合できる。
ここで説明した態様は、その趣旨または本質から逸脱することなく、他の形態及び組み合わせにより実施することができる。例えば、ここで説明した実施形態は圧縮機端部のブローバイ漏洩に関するものであるが、このようなシーリングシステム及び方法は、タービン端部のオイル排出(すなわち、オイルが軸受ハウジングからタービンステージへ移動すること)を最小化するために適用されることができることが理解されるであろう。従って、実施形態はここに説明した特定の詳細な内容(単に例として与えられたものである)に制限されず、下記の請求の範囲内で様々な修正及び変更が可能であることが理解されるであろう。

Claims (9)

  1. シーリングシステム(110、210)を含むターボ過給機(10)であって、
    前記ターボ過給機(10)は、
    軸方向ボア(27)を含む軸受ハウジング(23)、
    回転軸線を有し、前記軸方向ボア(27)内で回転可能に支持される軸(2)、及び
    前記軸(2)の一端部に装着されるタービンホイール(16)を含み、
    前記軸(2)は、該軸の外面で第1軸直径Dと第2軸直径Dとの間に形成されている第1肩部(103)、及び前記軸の外面で前記第2軸直径Dと第3軸直径DSPとの間に形成されている第2肩部(105)を少なくとも含み、
    前記シーリングシステム(110)は、
    前記第1肩部(105)と第2肩部(103)との間に配置される外側リングシール(142b)、
    前記軸(2)を取り囲んで第1肩部(105)に当接するリテーナリング(162)、
    前記リテーナリング(162)の内側に配置される内側リングシール(142a)、及び
    前記リテーナリング(162)の内側で軸(2)の外面に固定される中空の円筒状リテーナ(112、212)を含み、
    前記リテーナ(112)からリテーナリング(162)まで、またはリテーナリング(162b)からリテーナ(112)まで延びているスペーサ(126)により、狭い軸方向公差でリテーナリング(162)とリテーナ(112)との間に前記内側リングシール(142a)を収容することができる距離で、リテーナ(112)がリテーナリング(162)から離れており、
    前記シーリングシステムの固定要素と回転要素との間にラビリンスシールが形成されているターボ過給機(10)。
  2. 第1項において、
    前記外側リングシール(142b)と内側リングシール(142a)の少なくとも一つはロックウェル試験で50Cより大きい硬度を有する耐摩耗性材料で形成されているターボ過給機(10)。
  3. 第1項において、
    前記外側リングシール(142b)と内側リングシール(142a)の少なくとも一つは固体潤滑剤が埋め込まれている焼結工具鋼で形成されているターボ過給機(10)。
  4. 第1項において、
    前記外側リングシール(142b)と内側リングシール(142a)の少なくとも一つはセラミック材料で形成されているターボ過給機(10)。
  5. 第1項において、
    前記リテーナ(112)は軸(2)の表面にプレス嵌めされるターボ過給機(10)。
  6. 第1項において、
    前記リテーナ(212)の半径方向内向き表面はねじ山を含み、リテーナ(212)は軸(2)の外面に形成されているねじ山との係合を通じて軸(2)の外面に固定されるターボ過給機(10)。
  7. 第1項において、
    前記外側リングシール(142b)及び内側リングシール(142a)は、
    前記軸受ハウジングボア(27a)に締まり嵌めされるターボ過給機(10)。
  8. 第1項において、
    前記リテーナリング(162)は前記軸受ハウジングボア(27a)に締まり嵌めされるターボ過給機(10)。
  9. ターボ過給機(10)の軸(2)にモジュール型シーリングシステムを組み立てる方法であって、
    前記軸は、異なる直径を有する軸方向長さの境界を成す第1肩部(103)と第2肩部(105)を有し、
    前記方法は、
    外側リングシール(142b)が軸(2)に形成されている第1肩部(103)に当接するまで、該外側リングシールを軸上で前記第2肩部(105)を通るように移動させるステップ、
    リテーナリング(162)が軸(2)に形成されている第2肩部(103)に当接するまで、該リテーナリングを軸上で移動させるステップ、
    内側リングシール(142b)がリテーナリング(162)に当接するまで、該内側リングシールを軸上で移動させるステップ、及び
    リテーナ(112)を軸上で移動させて、リテーナリング(162)の内側で軸(2)の外面に固定させるステップを含み、
    前記リテーナ(112)からリテーナリング(162)まで、またはリテーナリング(162b)からリテーナ(112)まで延びているスペーサ(126)により、狭い軸方向公差でリテーナリング(162)とリテーナ(112)との間に前記内側リングシール(142a)を収容することができる距離で、リテーナ(112)がリテーナリング(162)から離れており、
    前記シーリングシステムの固定要素と回転要素との間にラビリンスシールが形成されている、方法。
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