JP2016117367A - 車両用ルーフ構造 - Google Patents

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【課題】ルーフパネルとルーフリインフォースメントとの接合強度を向上させる。【解決手段】底面接着部42Aは、凹底面22Aと前フランジ部36との間に形成されており、ルーフ下接着部42Bは、凹領域22よりも車幅方向外側のルーフパネル20の下面20Aと後フランジ部38との間に形成されている。底面接着部44Aは、底凹部22Aの下面と後フランジ部38との間に形成されており、ルーフ下接着部44Bは、凹領域22よりも車幅方向内側のルーフパネル20の下面20Aと前フランジ部36との間に形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用ルーフ構造に関する。
近年、車両のルーフパネルに車体前後方向に延在する凹領域を形成したパゴダルーフパネルを有する自動車が開発されている(例えば、特許文献1参照)。パダゴルーフパネルを採用することにより、車両前後方向から見た投影面積を小さくし、低燃費化を図ることができる。一方、パダゴルーフパネルは、凹領域を有さない一般のルーフパネルと比較して、凹凸箇所が多いため、ルーフリインフォースとの接着強度を高めるために、接合の工夫が必要とされる。また、接着用の材料の使用を少なくしてコストを低減させ、効率よく接着強度を高めることも求められる。
特開2012−245898号公報
本発明は、上記事情に鑑み、ルーフパネルに車体前後方向に延在する凹領域を有するルーフパネルとルーフリインフォースメントとの接合について、低コストで効率よく接合強度を向上できる車両用ルーフ構造を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の車両用ルーフ構造は、車体前後方向に延在する2本の段差ライン間に形成される凹領域を車幅方向に複数有するルーフパネルと、前記ルーフパネルの下面側で前記ルーフパネルに沿って車幅方向に延在し、車幅方向から見て断面U字状部とされた補強本体部と、前記補強本体部のU字状両端から前記U字状の外側へ張り出される一対のフランジ部と、を有するルーフリインフォースメントと、前記段差ラインを挟んで前記凹領域内の凹底面と前記一対のフランジ部の一方とが接着された底面接着部と、前記凹領域の外側のルーフ下面と前記一対のフランジ部の他方とが接着されたルーフ下接着部と、を有し、前記段差ライン毎に形成されたルーフ接合部と、を備えている。
請求項1に係る車両用ルーフ構造では、ルーフパネルとルーフリインフォースメントとは、ルーフ接合部、即ち、段差ラインを挟んで底面接着部及びルーフ下接着部とで接合されている。底面接着部は、ルーフパネルの凹底面と一対のフランジ部の一方とが接着される部分であり、ルーフ下接着部は、凹領域の外側のルーフ下面と前記一対のフランジ部の他方とが接着される部分である。底面接着部及びルーフ下接着部は、段差ライン毎に形成されている。
請求項1に係る車両用ルーフ構造によれば、段差ラインを挟んだ位置で接合されていると共に、段差ラインを挟んだ底面接着部とルーフ下接着部とは、補強本体部を挟んで車両前後方向でずれている。したがって、点接着にした場合でも、車両への前後左右の振動入力に対してバランスがとれ、コストを低減させつつ接合強度を高くすることができる。
以上のように、本発明に係る車両用ルーフ構造によれば、ルーフパネルに車体前後方向に延在する凹領域を有するルーフパネルとルーフリインフォースメントとの接合について、低コストで効率よく接合強度を向上することができる。
本実施形態に係る車両用ルーフ構造を備えた車両ルーフを外側から示す概略斜視図である。 図5のII−II線断面図である。 本実施形態のルーフリインフォースメントを示す斜視図である。 (A)は、図5のA−A線断面図であり、(B)は、図5のB−B線断面図である。 本実施形態のルーフリインフォースメントを示す上面図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各図において適宜示す矢印UPを車両上方向、矢印FRを車両前方向、矢印Wを車幅方向、矢印OUTを車幅方向外側とする。
図1には、本実施形態に係る車両用ルーフ構造が適用された車両の上部が斜視図で示されている。図1に示されるように、車両ルーフ10は、キャビンを覆うルーフパネル20を有している。ルーフパネル20は、車両上方側へ凸となる緩やかな湾曲形状に形成され、キャビンを車両上方側から覆っている。
ルーフパネル20には、車幅方向の中央(以下「車幅中央CL」と称する)を挟んで両側に、凹領域22が形成されている。凹領域22は、ルーフパネル20の一般面から下側に凹んだ領域であり、図2にも示されるように、内側段差ライン24と外側段差ライン26との間に、車両前後方向に沿って形成されている。内側段差ライン24は、車幅中央CLから車幅方向外側に長さL1離れた位置に形成された、車幅方向外側が低くなる段差であり、車両前後方向に延出されている。外側段差ライン26は、内側段差ライン24から車幅方向外側に長さL2離れた位置に形成された、車幅方向内側が低くなる段差であり、車両前後方向に延出されている。車幅中央CLから内側段差ライン24までの長さL1と、凹領域22の幅である長さL2は、略同長さであることが好ましい。
ルーフパネル20の下面側には、車幅方向の一端から他端に架けて、ルーフリインフォースメント30が配設されている。ルーフリインフォースメント30は、互いに間隔をあけて複数本配置されている(図1では3本)。図3に示されるように、ルーフリインフォースメント30は、長尺とされ、車幅方向からみて断面がU字状(図4参照)の補強本体部31を備えている。以下、補強本体部31のU字の底部分を「底部32」と称し、底部32の両端から立ち上がる部分を「側部33」と称する。
側部33の上端には、車幅方向に間隔をあけて複数のフランジ部34が側部33と一体的に形成されている。フランジ部34は、側部33の上端からU字の外側に張り出されている。以下、補強本体部31よりも車両前側に配置されたフランジ部34を「前フランジ部36」と称し、補強本体部31よりも車両後側に配置されたフランジ部34を「後フランジ部38」と称する。前フランジ部36と後フランジ部38とは、平面視で車幅方向にずれて幅広部分が配置され、当該幅広部分が略千鳥状になるように形成されている。以下、この幅広部分を「フランジ幅広部34A」と称する。
図2に示されるように、ルーフリインフォースメント30の底部32には、車体前後方向から見て、凹領域22に対応する位置に底凹部35が形成されている。また、ルーフリインフォースメント30のフランジ部34(前フランジ部36及び後フランジ部38)には、車体前後方向から見て、凹領域22に対応する位置にフランジ凹部37が形状されている。
底凹部35は、外側段差ライン26に対応する位置に配置される外段差35Aと内側段差ライン24に対応する位置に配置される内段差35Bの間に形成されている。フランジ凹部37は、外側段差ライン26に対応する位置に配置される外段差37Aと内側段差ライン24に対応する位置に配置される内段差37Bの間に形成されている。ルーフリインフォースメント30のフランジ部34は、フランジ凹部37が形成されていることにより、凹領域22に対応する凹状を有し、ルーフパネル20の一般面の下面20A(裏面)及び凹領域22の下面(以下「凹底面22A」と称する)の形状に沿って配置される。
ルーフパネル20とルーフリインフォースメント30とは、ルーフ接合部40でマスチック接着剤等の接着剤により接合されている。ルーフ接合部40は、車幅方向に間隔をあけて配置されている点接着部である。ルーフ接合部40は、ルーフパネル20の下面20Aとフランジ幅広部34A、及び凹底面22Aとフランジ幅広部34Aとの間に形成されている。
図2に示されるように、ルーフ接合部40は、互いに外側段差ライン26及び外段差37Aを挟んで車両前後方向にずれた位置に配置される底面接着部42A及びルーフ下接着部42Bを有している。また、互いに内側段差ライン24及び内段差37Bを挟んで車両前後方向にずれた位置に配置される底面接着部44A及びルーフ下接着部44Bを有している。
底面接着部42Aは、凹底面22Aと前フランジ部36との間に形成されており、ルーフ下接着部42Bは、凹領域22よりも車幅方向外側のルーフパネル20の下面20Aと後フランジ部38との間に形成されている。底面接着部44Aは、凹底面22Aの下面と後フランジ部38との間に形成されており、ルーフ下接着部44Bは、凹領域22よりも車幅方向内側のルーフパネル20の下面20Aと前フランジ部36との間に形成されている。
次に、本実施形態に係る車両用ルーフ構造の作用効果について説明する。
本実施形態の車両ルーフ10のルーフパネル20には、車両前後方向に延在する凹領域22が形成されている。したがって、ルーフパネル20の剛性を向上させることができると共に、空力性能を向上させることができる。
また、ルーフパネル20の下側に配置されるルーフリインフォースメント30には、凹領域22に対応する位置に、フランジ凹部37及び底凹部35が形成されている。したがって、車両ルーフ10の剛性をさらに向上させることができる。
また、本実施形態のルーフパネル20とルーフリインフォースメント30とは、外側段差ライン26及び外段差37Aを挟んで車両前後方向にずれた位置に配置される底面接着部42A及びルーフ下接着部42Bで接着されている。さらに、内側段差ライン24及び内段差37Bを挟んで車両前後方向にずれた位置に配置される底面接着部44A及びルーフ下接着部44Bで接着されている。このように、段差が形成されている部分を挟んで、接着部分を車両前後にずらした位置にすることにより、前後左右の新振動力に対してバランスがとれ、接合強度を高くすることができる。
また、ルーフ接合部40は、点接着とされているので、接着剤の使用量を抑制することができる。したがって、接合強度の向上とコスト低減とを両立させることができる。
なお、本実施形態のルーフリインフォースメント30には、底凹部35が形成されているが、底凹部35は必ずしも形成する必要はなく、底部32を平坦状としてもよい。本実施形態のように、底凹部35を形成することにより、車両ルーフ10の剛性をより高めることができる。
以上、本実施形態に係る車両用ルーフ構造について、図面を基に説明したが、本実施形態に係る車両用ルーフ構造は、図示のものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能なものである。例えば、凹領域22は、図示の数量に限定されるものではなく、4本以上形成してもよい。また、ルーフリインフォースメント30の数量も、複数本であれば、2本や4本以上であってもよい。
10 車両ルーフ
20 ルーフパネル
20A 下面
22 凹領域
22A 凹底面
24 内側段差ライン(段差ライン)
26 外側段差ライン(段差ライン)
30 ルーフリインフォースメント
34 フランジ部
42B ルーフ下接着部(ルーフ接合部)
42A 底面接着部(ルーフ接合部)
44B ルーフ下接着部(ルーフ接合部)
44A 底面接着部(ルーフ接合部)

Claims (1)

  1. 車体前後方向に延在する2本の段差ライン間に形成される凹領域を車幅方向に複数有するルーフパネルと、
    前記ルーフパネルの下面側で前記ルーフパネルに沿って車幅方向に延在し、車幅方向から見て断面U字状部とされた補強本体部と、前記補強本体部のU字状両端から前記U字状の外側へ張り出される一対のフランジ部と、を有するルーフリインフォースメントと、
    前記段差ラインを挟んで前記凹領域内の凹底面と前記一対のフランジ部の一方とが接着された底面接着部と、前記凹領域の外側のルーフ下面と前記一対のフランジ部の他方とが接着されたルーフ下接着部と、を有し、前記段差ライン毎に形成されたルーフ接合部と、
    を備えた車両用ルーフ構造。
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