JP2016116108A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016116108A
JP2016116108A JP2014254032A JP2014254032A JP2016116108A JP 2016116108 A JP2016116108 A JP 2016116108A JP 2014254032 A JP2014254032 A JP 2014254032A JP 2014254032 A JP2014254032 A JP 2014254032A JP 2016116108 A JP2016116108 A JP 2016116108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
error
quantization
processing
pixel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014254032A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016116108A5 (ja
JP6448345B2 (ja
Inventor
友貴 小林
Tomoki Kobayashi
友貴 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2014254032A priority Critical patent/JP6448345B2/ja
Priority to US14/961,205 priority patent/US9456108B2/en
Priority to KR1020150174884A priority patent/KR101911381B1/ko
Priority to EP15003590.5A priority patent/EP3035662B1/en
Publication of JP2016116108A publication Critical patent/JP2016116108A/ja
Publication of JP2016116108A5 publication Critical patent/JP2016116108A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6448345B2 publication Critical patent/JP6448345B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • H04N1/4051Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a dispersed dots halftone pattern, the dots having substantially the same size
    • H04N1/4052Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a dispersed dots halftone pattern, the dots having substantially the same size by error diffusion, i.e. transferring the binarising error to neighbouring dot decisions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/18Conditioning data for presenting it to the physical printing elements
    • G06K15/1867Post-processing of the composed and rasterized print image
    • G06K15/1872Image enhancement
    • G06K15/1876Decreasing spatial resolution; Dithering
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/6027Correction or control of colour gradation or colour contrast
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40087Multi-toning, i.e. converting a continuous-tone signal for reproduction with more than two discrete brightnesses or optical densities, e.g. dots of grey and black inks on white paper

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)

Abstract

【課題】ディザ処理および誤差拡散処理を共通の回路を用いて実行する。【解決手段】閾値を用いて量子化前データを量子化して量子化データを生成する量子化処理部102と、量子化前データと量子化データから誤差を算出し、誤差に対して係数を乗算することにより、第1誤差データおよび第2誤差データを生成する誤差算出部103と、第2誤差データと、量子化処理部で用いる閾値から減算する値を画素ごとに有した入力加算値テーブルのデータと、を選択して保持するデータバッファ部104と、画像データに対して、データバッファ部が選択して保持するデータと、第1誤差データと、を加算することにより、量子化前データを生成する入力加算処理部101と、を具える。第2誤差データを選択することにより誤差拡散処理による量子化を行い、データバッファ部で保持するデータとして、入力加算値テーブルを選択することにより、ディザ処理による量子化を行う。【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置および画像処理方法に関し、詳しくは、誤差拡散法とディザ法による量子化処理を共通の回路を用いて実行する技術に関するものである。
多値で表される高階調の画像データは、量子化によってより低階調の画像データに変換され、これによって、インクジェット記録装置など記録装置における記録データが生成される。従来、この量子化において、ディザ法による処理(以下、ディザ処理)と誤差拡散法による処理(以下、誤差拡散処理)を共通の回路を用いて実行することが行われている(特許文献1)。これにより、ディザ法と誤差拡散法のそれぞれの利点を有効に活用した量子化を行うことが可能となる。
特開平6−233122号公報
しかしながら、特許文献1では、ディザ法と誤差拡散法に共通する機能である、画像データが示す画素値を閾値と比較するためのコンパレータ回路、および閾値発生のための回路を共有するだけである。すなわち、コンパレータ回路および閾値発生回路以外はディザ処理および誤差拡散処理それぞれで個別の回路が用いられている。このため、特許文献1に記載の、共有のための構成では回路規模の低減を有効に行えないなどの問題がある。
本発明の目的は、ディザ処理および誤差拡散処理を共通の回路を用いて実行する構成において、回路規模の低減を有効に行うことを可能とする画像処理装置および画像処理方法を提供することである。
そのために本発明は、画像データを量子化して当該画像データより階調値の低い量子化データを生成する画像処理装置であって、閾値を用いて量子化前データを量子化して量子化データを生成する量子化処理部と、前記量子化前データと前記量子化データから誤差を算出し、前記誤差に対して係数を乗算することにより、第1誤差データおよび第2誤差データを生成する誤差算出部と、前記第2誤差データと、前記量子化処理部で用いる閾値から減算する値を画素ごとに有した入力加算値テーブルのデータと、を選択して保持するデータバッファ部と、前記画像データに対して、前記データバッファ部が選択して保持するデータと、前記第1誤差データと、を加算することにより、前記量子化前データを生成する入力加算処理部と、を具え、前記データバッファ部が保持するデータとして、前記第2誤差データを選択することにより誤差拡散処理による量子化を行い、前記データバッファ部で保持するデータとして、前記入力加算値テーブルを選択することにより、ディザ処理による量子化を行うことを特徴とする。
以上の構成によれば、ディザ処理および誤差拡散処理を共通の回路を用いて実行する構成において、回路規模の低減を有効に行うことが可能となる。
本発明の一実施形態に係る記録装置における、主に、画像処理のための構成を示すブロック図である。 図1に示した量子化処理制御部の詳細な構成を示すブロック図である。 (a)〜(c)は、図2に示した量子化処理制御部908における画像データの処理単位を説明する図である。 図2に示した誤差算出部の詳細な回路構成を示すブロック図である。 誤差拡散処理における誤差を拡散する画素位置を示す図である。 図2に示したデータバッファ部内の高速メモリの分割領域を示す図である。 (a)および(b)は、データバッファ部104の詳細な回路構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る入力加算値テーブルを説明する図である。 第1実施形態に係る、2値データに量子化する場合の色間補正処理を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る入力加算値テーブルを説明する図である。 第2実施形態に係る、3値データに量子化する場合の色間補正処理を説明する図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の一実施形態に係る記録装置における、主に、画像処理のための構成を示すブロック図であり、図に示す画像処理構成は、以下で説明される回路構成を除いて、記録装置におけるコンピュータにおいて実行される処理の機能として表されるものである。
本実施形態の記録装置は、図1に示すように、画像処理部901、データ受信部902、ヘッドデータ生成部903、記録ヘッド904を有した構成されている。データ受信部901は、コンピュータやカメラなどのホスト装置からの画像データを受信し、画素単位の画像データとして画像処理部901に送信する。
画像処理部901は、前段処理部905、後段処理部906、出力γ補正部907、量子化処理制御部908を有して構成されている。前段処理部905は、入力した8ビット、256階調の画像データについて、画素ごとに画像データが示す色の変換を行う。すなわち、ホスト装置において画像を再現するときの色域の色を、本実施形態の記録装置で画像を再現するときの色域の色に変換する色域変換(ガマットマッピング)を行う。後段処理部906は、色域変換された、同じく8ビット、256階調の入力画像データついて、画素ごとに、画像データが示す色を表すことができる、記録ヘッド904で吐出するインクの色の組み合わせに変換する。出力γ補正部907は、後段処理された画像データに対して、インク色ごとに記録ヘッドの特性に応じたγ補正をする。そして、量子化処理制御部908は、その詳細が図2以降で後述されるように、本実施形態の量子化回路の制御を行い、それぞれのインク色の、8ビットで、階調値が256階調の画像データを量子化して1ビットの2値データを出力する。本実施形態の量子化処理制御部908は、記録モードに応じて、量子化の態様を変更する。すなわち、量子化制御部908は、誤差拡散処理による量子化とディザ処理による量子化を共通の回路によって実施するが、記録モードに応じて、誤差拡散処理による量子化またはディザ処理による量子化を切替えて実行する。例えば、画質よりも記録速度を優先するモードでは、ディザ処理による量子化を行い、画質を優先するモードでは、誤差拡散処理による量子化を行うようにする。
ヘッドデータ生成部903は、量子化された2値の画像データから記録ヘッドを904の吐出を行うための記録データ(ヘッド駆動データ)を生成し、記録ヘッド904に転送する。
なお、以上の説明では、記録装置としてインクジェット記録装置を例にとって説明したが、本実施形態で説明した量子化処理を適用可能な記録装置は、この方式の記録装置に限定されるものではない。例えば、電子写真方式や熱転写方式等の記録装置にも適用できることが以下の説明からも明らかである。
図2は、図1に示した量子化処理制御部908の詳細な構成を示すブロック図である。本実施形態の量子化処理制御部は、入力加算処理部101、量子化処理部102、誤差算出部103、データバッファ部104、およびメモリ105を有して構成されており、これらの処理部の機能を回路構成として実現するものである。そして、本実施形態の量子化処理制御部は、誤差拡散処理による量子化とディザ処理による量子化を選択して実行する。
図3(a)〜(c)は、図2に示した量子化処理制御部908における画像データの処理単位を説明する図である。量子化処理制御部908は、入力画像データに対して、これを所定数の画素からなる入力ブロックに分割して入力ブロックごとに処理を行う。図3(a)は、入力する画像データに対する入力ブロックの例を示しており、画像データの画像幅をl+1、画像高さをm+1である場合に、入力ブロックは幅方向のn+1個の画素(00〜0n)、(0n+1〜02(n+1))、・・・によって構成されることを示している。画像データにおいて、入力ブロックの総ての画素について処理が終わると、幅方向に隣接する次の入力ブロックの処理を行う。そして、幅方向の1つの画素ラインについて処理を終了すると、その下の1つの画素ラインについて入力ブロックごとの処理が同様に行われる。
入力ブロックにおける画素ごとの処理は、誤差拡散処理の場合とディザ処理の場合とで異なる順序の処理を行う。
誤差拡散処理を実行する場合は、図3(b)に示すように、入力ブロック内では色ごとに処理を行う。具体的には、入力ブロックにおける画素の処理順序は、色Aの画像データについてある画素00に対する誤差拡散処理を行うと、同じ色Aの隣接する画素01の処理を行う。そして、色Aについてブロック内の総ての画素00〜0nの誤差拡散処理が終わると、次の色Bについて、同じ画素位置の画素00〜0nについて同様に処理を行い、次の色Cについても同様に処理を行う。
ディザ処理を実行する場合は、図3(c)に示すように、入力ブロックでは画素ごとに処理を行う。具体的には、画素00の色Aの画素値に対するディザ処理を行った後に同じ画素00の色B、同じ画素00の色Cの処理を順次行う。そして、画素00について総ての色A〜Cの処理が終わると、後に次の画素01の誤差拡散処理を行う。
再び図2を参照すると、量子化処理制御部908における入力加算処理部101には、入力画素データとして8ビット、256階調の画素データが1画素1色単位で入力する。入力加算処理部101は、この入力画素データに対して、データバッファ部104に格納されている加算データ、および誤差算出部103で算出された誤差データのうち誤差データ1を加算する。これらデータが加算された後のデータは、量子化前データとして量子化処理部102に入力する。本実施形態の入力加算処理部101は、量子化前データの最大値および最小値を持っており、上述した加算後のデータが、量子化前データの最大値以上になる場合には最大値に、量子化前データの最小値以下になる場合には最小値にクリップする。データバッファ部104から入力する加算データは、その詳細が後述されるように、誤差拡散処理の場合とディザ処理の場合とで、異なる内容となる。
量子化処理部102は、入力加算処理部101から入力される量子化前データを量子化し、量子化データ、本実施形態では2値データとして出力する。量子化処理部102は、2値データを得るための1つの閾値データを持っており、この閾値を、誤差拡散処理を行う場合とディザ処理を行う場合とで共通に用いる。すなわち、誤差拡散処理による量子化で用いる閾値は本来1つであり、この共通の閾値を用いる。一方、ディザ処理による量子化を行うときは、後述される入力加算値テーブルがデータバッファ部104からの加算データに含まれる。これにより、この共通の閾値に入力加算値テーブルの値が画素ごとに加算され、所定サイズの、異なる閾値のパターン、つまりディザパターン(マトリクス)が構成される。
なお、本実施形態は2値の量子化データを得る例であるが、第2実施形態でも後述されるように、3値以上の量子化データを得る形態も可能であり、量子化処理部102は、この量子化レベル数に応じた数の閾値を持つことができる。そして、それぞれの閾値を、上述のように、誤差拡散処理およびディザ処理で用いることにより、量子化処理を行うことができる。また、量子化処理部102の量子化処理の他の形態として、量子化前データに対して量子化係数を乗算し、乗算後のデータをビットシフトすることで量子化処理を行うようにすることができる。その際、量子化処理部102には、量子化する量子化レベル数分の量子化係数が保持されており、量子化レベル数に応じた量子化係数が選択される。
誤差算出部103は、図4にてその詳細が後述される処理を行うことによって、誤差データ1(第1誤差データともいう)および誤差データ2(第2誤差データともいう)を生成する。誤差拡散処理の場合、誤差算出部103は、量子化データと量子化前データを比較することにより、量子化による誤差を算出する。詳しくは、誤差算出部103は、量子化レベル数(本実施形態では2値(レベル数2))と量子化データとに応じた量子化データ代表値を持っており、量子化前データから量子化データ代表値を減算することにより誤差を算出する。また、誤差算出部103は、以上のように減算して得られる誤差の、処理対象画素および過去に処理した画素の誤差、およびこれら誤差に基づいて誤差データ1および誤差データ2を生成するための係数を保持している。そして、誤差拡散処理の場合、図5に示すように、誤差データ1として、画像データにおいて処理対象画素と同じラインの画素に拡散する誤差を上記係数に応じて出力し、誤差データ2として、処理対象画素のラインの次のラインの画素に拡散する誤差を上記係数に応じて出力する。出力した誤差データ1および誤差データ2は、それぞれ入力加算処理部101、データバッファ部104に入力され、次のライン処理時まで保持される。
一方、ディザ処理の場合、係数Bのみが0でない値を有するように設定され、後述されるように、1画素前の画素の誤差×係数Bを含む誤差データ1が出力され、色間補正に用いられる。
図4は、誤差算出部103の詳細な回路構成を示すブロック図である。図4において、レジスタ1102には、図1にて上述したように記録モードに対応して設定される誤差拡散処理またはディザ処理に応じて係数A〜Fの値が設定される。減算器1101は、入力する量子化データに応じた量子化データ代表値から量子化前データを減算し、その処理対象画素の誤差を算出する。すなわち、本実施形態のように2値データに量子化する場合、量子化データが「0」であるときは量子化データ代表値は「0」であり、量子化データが「1」であるときは量子化データ代表値は「255」となる。減算器1101で算出された誤差値は、乗算器1103で、係数A〜Fを用いた計算に供され、最終的に、誤差データ1および誤差データ2が出力される。また、バッファ1104、1106、1108、1110は、それぞれ1つの画素の処理時間分を遅延させて出力するのである。
誤差拡散処理を実行する場合、係数A−Fはそれぞれ処理対象画素で生じた誤差を他の画素に拡散する(振りまく)割合である。図5は、誤差を拡散する画素位置および拡散する係数を示す図である。図5に示すように、同じ画素ラインにおいて、処理対象画素の右側で隣接する画素には係数Bが示す割合で誤差を拡散し、さらにその誤差が拡散される画素に隣接する画素には係数Aが示す割合で誤差を拡散する。また、処理対象画素が属するラインの1つ下のラインにおいて、処理対象画素の右下、下、左下の画素にはそれぞれ係数C、D、Eが示す割合で誤差を拡散し、さらに左下の画素に左側で隣接する画素には係数Fが示す割合で誤差を拡散する。
乗算器1103は、減算器1101で得られた誤差値に対して係数A、Bをそれぞれ乗算した値A´、B´を生成する。乗算値A´は、バッファ1104を経て、加算器1105によって乗算値B´と加算される。その結果、誤差データ1として、処理対象画素の誤差値に対する係数Bの乗算値と、1つ前に処理した画素の誤差値に対する係数Aの乗算値と、を加算した値が出力される。この誤差データ1は、上述したように入力加算処理部101で入力画像データに加算され、これにより、処理対象画素と同じ画素ラインの次の処理対象画素に誤差が拡散される。同様に、乗算器1103は、減算器1101で得られた誤差値に対して係数C、D、E、Fをそれぞれ乗算した値C´、D´、E´、F´を生成する。乗算値C´は、同じく1画素分のデータを順次格納するバッファ1106を経て、加算器1107によって乗算値D´と加算される。そして、これらの加算結果は、バッファ1108を経て、加算器1109によって乗算値E´と加算される。さらに、この加算結果は、バッファ1110を経て、加算器1111によって乗算値F´と加算される。その結果、誤差データ2として、処理対象画素の誤差値に対する係数Cの乗算値と、1つ前に処理した画素の誤差値に対する係数Dの乗算値と、2つ前に処理した画素の誤差値に対する係数Eの乗算値と、3つ前に処理した画素の誤差値に対する係数Fの乗算値と、を加算した値が出力される。この誤差データ2は、後述するように、データバッファ部104を経ることによって1ライン分の下の画素に拡散する誤差データとなる。
一方、ディザ処理を実行する場合、処理対象画素の誤差に対応した係数Bに、後述する色間補正のための補正量を算出する係数を設定する。これにより、誤差データ1を出力して色間補正のため隣接する処理対象画素(図3(c)に示すように、ディザ処理の場合、他の色の画素)の値に加算することができる。なお、本実施形態では、色間補正量(色間補正データ)を算出するための係数Bとしては1を設定する。また、係数Aは0に設定するが、誤差伝搬係数Aに色間補正量を算出する係数を設定することによって2つ先の色データに色間補正を行うこともできる。また、色間補正処理を行わない場合のディザ処理では、係数A、係数Bともに0を設定する。さらに、ディザ処理時には、後述されるように、誤差データ2は使用しないため、係数C〜Fには0を設定するが、この形態に代わって、係数C〜Fの値を任意の値に設定することもできる。
再び図2を参照すると、データバッファ部104は、誤差拡散処理とディザ処理とで、誤差データ2と入力加算値テーブルとを切替えて用いる。すなわち、データバッファ部104は、誤差拡散処理を実行する場合は、誤差算出部103から入力する誤差データ2を用いて加算データを出力し、ディザ処理を実行する場合は、入力加算値テーブルを用いて加算データを出力する。データバッファ部104は、この加算データの出力において、入力画像データの画素の位置を監視しており、メモリが保持しているデータの中で入力画像データの画素の位置に応じたデータを加算データとして入力加算処理部101に入力する。本実施形態のデータバッファ部104は、その内部に有している一時的なメモリと、データバッファ部104の外にあるメモリ105を用いてデータの保持を行う。データバッファ部104内のメモリは、図7にて後述される、容量は小さいが比較的アクセス速度が速い高速メモリであり、メモリ105は、容量は大きいがアクセス速度が比較的遅いメモリである。処理対象の画素の処理で必要な情報を高速メモリに持つことにより処理の高速化を図ることができる。データバッファ部104内の高速メモリは、処理に応じて複数の領域に分割して使用される。図6は、データバッファ部104内の高速メモリの分割領域を示す図である。図6に示されるように、誤差拡散処理の場合は3つの領域に分割され、ディザ処理の場合は2つの領域にそれぞれ分割されて用いられる。
図7(a)および(b)は、データバッファ部104の詳細な回路構成を示すブロック図であり、それぞれ誤差拡散処理を実行する場合のデータフローとディザ処理を実行する場合のデータフローを示している。図7(a)および(b)において、メモリ1001は、上述したデータバッファ部内の高速メモリである。また、セレクタ1002は、データバッファ部104からの出力である加算データとして、メモリ1001に格納されているデータを出力するか、0値を出力するか、を選択する。
誤差拡散処理を実行する場合、図7(a)に示すように、誤差データ2は、処理対象の画素ごとにメモリ1001に格納される。具体的には、誤差データ2は、図6に示す3つの領域のうち、処理対象の画素が属する処理中の入力ブロックで使用する領域(例えば、領域1)に格納される。この処理中の入力ブロックに関する誤差データ2の格納は、使用する領域のうち、データ出力後の領域(出力済みの領域)に対して行われる。この格納と同時に、メモリ1001の、処理対象の画素が属する入力ブロックの前の入力ブロックで使用する領域(例えば、領域3)に格納されている誤差データ2、つまり、前の入力ブロックで生成された誤差データ2は、メモリ105に転送されるとともに、メモリ105から、メモリ1001の、処理対象の画素が属する入力ブロックの次の入力ブロックで使用する領域(例えば、領域2)に、次の入力ブロックで使用する誤差データ2が転送される。すなわち、メモリ105は、ある入力ブロックの処理においてその前の入力ブロックで生成された誤差データ2を格納することにより、順次1ライン分の画素ごとの誤差データ2を蓄積する。そして、それぞれの入力ブロックについて、その処理タイミングの前の入力ブロックの処理でそれぞれの画素に対応した1ライン前の処理に係る誤差データ2を出力しその入力ブロックで使用する領域に格納する。
メモリ105とメモリ1001と間の転送は、入力ブロック単位で行う。メモリ1001からセレクタ1002に対して、画素ごとに処理中の入力ブロックで使用する領域に格納されているデータが出力される。そして、次の入力ブロックの処理では、次の入力ブロックで使用する領域(例えば、領域2)は処理中の入力ブロックで使用する領域に、前の入力ブロックで使用する領域(例えば、領域3)は次の入力ブロックで使用する領域に、処理中の入力ブロックで使用する領域(例えば、領域1)は前の入力ブロックで使用する領域に、それぞれ変換される。なお、加算データとしてはメモリ1001からセレクタに転送されたデータを出力するが、入力画像データがページの最初のラインの場合は、前ラインからの誤差データが無いためセレクタ1002で0値を選択して出力する。
以上説明した量子化制御部908の構成によって、誤差データ1は、次の画素の処理時に入力加算処理部101に入力して入力画素データに加算される。誤差データ2は、データバッファ部104に格納され、次のライン処理時に入力加算処理部101に入力して入力画素データに加算される。これにより、例えば、図3(a)に示す画素12に拡散によって加算される誤差は、誤差データ1としての、[画素10の誤差]×係数A+[画素11の誤差]×係数Bと、誤差データ2としての、[画素01の誤差]×係数C+[画素02の誤差]×係数D+[画素03の誤差]×係数E+[画素04の誤差]×係数Fと、を加算したものとなる。なお、誤差拡散を行いたくない画素については対応する画素の係数に0を設定することにより誤差拡散を行わないことができる。また、入力ブロックにおけるそれぞれの色の処理の最終画素の処理時に誤差算出部103内に保持している誤差は、次の入力ブロックの最初の画素の処理時に使用するため保持しておく。ただし、ラインの最初の画素を処理する場合には誤差算出部103内に保持している誤差はリセットする。
図7(b)を参照すると、ディザ処理を実行する場合、1ページ分の入力画像データを処理する前に、入力加算値テーブルをメモリ105内に書き込む。そして、入力画像データに対してディザ処理を実行するときには、入力加算値テーブルのうち、入力ブロックごとにその入力ブロックに対応した画素の入力加算値を、メモリ105からメモリ1001に転送する。そして、処理に係る入力ブロックの処理対象画素に対応する入力加算値を、セレクタ1002に加算データとして出力する。これにより、この加算データが、入力加算処理部101(図2)で入力画像データと加算されることにより、その加算結果と、量子化処理部102における1つの閾値(本実施形態では、「128」)と、の画素ごとの比較結果が、所定のディザパターンによってディザ処理されたものと同等のものとなる。
図8は、本発明の一実施形態に係る入力加算値テーブルを説明する図である。図8に示すように、入力加算値テーブルは、所定のサイズ(図に示す例は、図示および説明の簡略化のため4画素×4画素)の画素パターンに画素ごとの入力加算値を規定したものであり、このパターンに対応するサイズ(4画素×4画素)の入力画像に対して適用されるものである。入力加算値テーブルの画素ごとの値(入力加算値)は、量子化処理部102について設定されている1つの閾値(128)の値から、本実施形態のディザ処理で想定している所定のディザテーブル(ディザパターン)の閾値を、減算して得られる差分値である。これを、入力画素データに対して画素ごとにそれ応じた入力加算値を加算することにより、量子化処理部102で量子化する際の閾値を一定にしたまま上記所定のディザパターンに従って閾値を変動させるのと同じ効果を持たせることができる。図8に示す例では、256階調の入力画像データを、2値データに量子化する場合の例を示している。量子化処理部102について設定されている閾値は128であり、入力加算テーブルの値は、128から上記所定のディザパターンの閾値の値を減算することによって生成される。
本実施形態では、ディザ処理を実行するときは、誤差算出部103は、上述したように、量子化処理部102による、量子化前データと量子化データとの誤差から、色間補正のための補正量を生成し、誤差データ1として出力する。そして、誤差データ1は、入力加算処理部101で、入力画像データにおける次の色の画素値に加算される。なお、処理中の画素について色間補正を行う全ての色を処理が完了した場合、または色間補正を行わない色間の場合は誤差算出部103に保持されている誤差データはリセットされる。
図9は、本実施形態に係る、2値データに量子化する場合の色間補正処理を説明する図であり、A、B、Cの3色の256階調の入力画像データに対して色間補正処理を行う例を示している。色間補正量は、上述したように、誤差算出部103で算出した誤差に対して色間補正係数Bを乗算して算出される。図9に示すように、量子化処理部102は、色Aの、入力加算処理部101による、入力画像データの画素値と、その前の色の処理に係る誤差データ1と、入力加算値と、を加算した加算結果と、閾値(128)と比較する。そして、その誤差(255−加算結果)は、誤差データ1(色間補正量)として入力加算処理部101において同様に加算されて、色Bの加算結果となる。そして、この加算結果が、閾値(128)と比較されて、その誤差が色Cの誤差データ1(色間補正量)となる。図9に示す例は、色間補正係数Bを1とした例であり、色A、色Bを量子化した際の誤差がそのまま色B、色Cの色間補正量となる。なお、この色間処理では、入力加算値テーブルの値は、誤差データ1に含まれて加算されることになる。このため、データバッファ部104は、2色目以降の処理時には加算データとしてセレクタ1002で0値を選択する。
色間補正処理によって、ある色が記録された画素にその色とは異なる色を記録し難くするものであり、これにより、記録色材としてのインクの重なりを低減することができる。これにより、記録画像の粒状感を低減することができる。図9に示す例では、ある画素に色Aが、閾値を超えていることにより記録されているが、色Bは色Aが記録されたため記録され難くなる。そして、色Cは色Bが記録されていないため記録されやすくなる。ディザ処理の場合は、データバッファ部104内の高速メモリ1001は、上述したように2つの領域に分割されダブルバッファとして使用される(図6)。例えば、領域1を処理中の入力ブロックで使用する領域、領域2を次の入力ブロックで使用する領域とする。これにより、データバッファ部104は処理位置に応じた入力加算値テーブルのデータを領域1から選択して出力することができる。また、データバッファ部104は、入力ブロックの処理中に次の入力ブロックで使用する入力加算値テーブルデータをメモリ105内の大容量メモリからデータバッファ部104内の高速メモリの領域2に書き込むことができる。そして、次の入力ブロック処理時には領域2を処理中の入力ブロックで使用する領域、領域1を次の入力ブロックで使用する領域とすることで効率的にメモリを使用することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2の実施形態は、ディザ処理による量子化において、多値の画像データを3値以上の多値に量子化する形態に関するものである。図10は、本発明の第2実施形態に係る入力加算値テーブルを説明する図であり、図11は、第2実施形態に係る、3値データに量子化する場合の色間補正処理を説明する図である。
図10に示すように、量子化処理部102において設定されている閾値は、3値データに量子化することに対応して、64、192の2つである。そして、想定されるディザパターンとして、ディザ閾値テーブル1とディザ閾値テーブル2の2つが用意される。ここで、ディザ閾値テーブルの画素ごとの閾値の値は、ディザテーブル1の閾値の値に、上記2つの閾値64と192の差である128を加算した値である。これにより、入力加算値テーブルを上記2つの閾値に対して共通のものとすることができる。このように設定された入力加算値テーブルの画素ごとの値(入力加算値)は、本実施形態のディザ処理で想定している、上記ディザテーブル1、2の閾値から、量子化処理部102について設定されている閾値(64および192)の値をそれぞれ減算した値となる。
図11に示すように、本実施形態に係る色間補正処理においても、量子化処理部102は、色Aの、入力加算処理部101による、入力画像データの画素値と、その前の色の処理に係る誤差データ1と、入力加算値と、を加算した加算結果と、2つの閾値(64、192)とそれぞれ比較する。そして、その誤差は、2つの閾値(64、192)の差である128と、加算結果との差として計算される。この誤差は、誤差データ1(色間補正量)として入力加算処理部101において同様に加算されて、色Bの加算結果となる。そして、この加算結果が、同様に2つの閾値(64、192)と比較されて、その誤差が色Cの誤差データ1(色間補正量)となる。
(他の実施形態)
上述した実施形態は、記録モードに応じて、誤差拡散処理とディザ処理とを切替えるものであるが、この形態に限られない。例えば、上述した実施形態で説明した量子化制御部を構成する回路を、プリンタなどの種々の記録装置に対して共通に用い、用いられる記録装置の使用に応じて、誤差拡散処理による量子化またはディザ処理による量子化を実行するように設定してもよい。
また、以上説明した量子化処理制御部は、記録装置においてその処理の実行がされるものとした。しかし、この形態に限られず、例えば、ホスト装置が、量子化処理制御部の回路構成を用いて上述した量子化処理を実行してもよい。そして、その処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納した不揮発性の記憶媒体を用意して、それらをインストールすることによる実行も可能である。このように、量子化処理制御部の回路構成を用いて上述した量子化処理を実行する装置を、上述したプリンタなどの記録装置を含め、本明細書では画像処理装置という。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、誤差拡散処理による量子化とディザ処理による量子化を、これら処理に共通の機能以外の処理についても共通の回路で行うことができ、これにより、回路共通化による量子化処理部の回路規模の低減を有効に行うことが可能となる。
101 入力加算処理部
102 量子化処理部
103 誤差算出部
104 データバッファ部
105 メモリ
908 量子化処理制御部

Claims (8)

  1. 画像データを量子化して当該画像データより階調値の低い量子化データを生成する画像処理装置であって、
    閾値を用いて量子化前データを量子化して量子化データを生成する量子化処理部と、
    前記量子化前データと前記量子化データから誤差を算出し、前記誤差に対して係数を乗算することにより、第1誤差データおよび第2誤差データを生成する誤差算出部と、
    前記第2誤差データと、前記量子化処理部で用いる閾値から減算する値を画素ごとに有した入力加算値テーブルのデータと、を選択して保持するデータバッファ部と、
    前記画像データに対して、前記データバッファ部が選択して保持するデータと、前記第1誤差データと、を加算することにより、前記量子化前データを生成する入力加算処理部と、
    を具え、
    前記データバッファ部が保持するデータとして、前記第2誤差データを選択することにより誤差拡散処理による量子化を行い、前記データバッファ部で保持するデータとして、前記入力加算値テーブルを選択することにより、ディザ処理による量子化を行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記入力加算値テーブルの画素ごとの値は、前記量子化処理部で用いる閾値と、想定されるディザテーブルの画素ごとの閾値の差分値であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記ディザ処理による量子化の場合に、前記誤差算出部が前記第1誤差データとして色間補正データを生成することにより、色間補正処理を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記データバッファ部は、第1のアクセス速度であって第1の容量の高速メモリと、前記第1のアクセス速度より遅い第2のアクセス速度であって前記第1の容量より大きい第2の容量の大容量メモリと、をそれぞれ用い、前記高速メモリを、誤差拡散処理の場合には3つの領域に、ディザ処理の場合には2つの領域に、それぞれ分割し、前記領域の単位で大容量メモリとの間のアクセスを行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像データを処理単位である、所定数の画素からなる入力ブロックに分割するとともに、前記入力ブロックにおいて、誤差拡散処理の場合は色ごとに、ディザ処理の場合は画素ごとに処理を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 画像データを量子化して当該画像データより階調値の低い量子化データを生成するための画像処理方法であって、
    閾値を用いて量子化前データを量子化して量子化データを生成する量子化処理工程と、
    前記量子化前データと前記量子化データから誤差を算出し、前記誤差に対して係数を乗算することにより、第1誤差データおよび第2誤差データを生成する誤差算出工程と、
    前記画像データに対して、前記第2誤差データ、および前記量子化処理部で用いる閾値から減算する値を画素ごとに有した入力加算値テーブルのデータから選択したデータと、前記第1誤差データと、を加算することにより、前記量子化前データを生成する入力加算処理工程と、
    を有し、
    前記第2誤差データおよび前記入力加算値テーブルのデータから、前記第2誤差データを選択することにより誤差拡散処理による量子化を行い、前記入力加算値テーブルを選択することにより、ディザ処理による量子化を行うことを特徴とする画像処理方法。
  7. 前記入力加算値テーブルの画素ごとの値は、前記量子化処理工程で用いる閾値と、想定されるディザテーブルの画素ごとの閾値の差分値であることを特徴とする請求項6に記載の画像処理方法。
  8. 前記ディザ処理による量子化の場合に、前記誤差算出工程で前記第1誤差データとして色間補正データを生成することにより、色間補正処理を行うことを特徴とする請求項6または7に記載の画像処理方法。
JP2014254032A 2014-12-16 2014-12-16 画像処理装置 Expired - Fee Related JP6448345B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014254032A JP6448345B2 (ja) 2014-12-16 2014-12-16 画像処理装置
US14/961,205 US9456108B2 (en) 2014-12-16 2015-12-07 Image processing apparatus
KR1020150174884A KR101911381B1 (ko) 2014-12-16 2015-12-09 화상 처리장치
EP15003590.5A EP3035662B1 (en) 2014-12-16 2015-12-16 Image processing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014254032A JP6448345B2 (ja) 2014-12-16 2014-12-16 画像処理装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016116108A true JP2016116108A (ja) 2016-06-23
JP2016116108A5 JP2016116108A5 (ja) 2017-11-16
JP6448345B2 JP6448345B2 (ja) 2019-01-09

Family

ID=54780039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014254032A Expired - Fee Related JP6448345B2 (ja) 2014-12-16 2014-12-16 画像処理装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9456108B2 (ja)
EP (1) EP3035662B1 (ja)
JP (1) JP6448345B2 (ja)
KR (1) KR101911381B1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106034090B (zh) * 2015-03-20 2019-05-31 联想(北京)有限公司 信息处理方法及交换机
US10269144B2 (en) * 2017-08-14 2019-04-23 Qualcomm Incorporated Dither spatial noise aware redundancy bypass
JP7332367B2 (ja) 2019-07-10 2023-08-23 キヤノン株式会社 画像処理装置、及び画像処理方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001218052A (ja) * 2000-01-31 2001-08-10 Konica Corp 疑似階調化回路および疑似階調化方法
JP2003234911A (ja) * 2001-12-04 2003-08-22 Xerox Corp 層間誤差拡散によって多色分離層を中間階調化するためのシステム及び方法
JP2005252583A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Konica Minolta Holdings Inc 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2010098709A (ja) * 2008-09-16 2010-04-30 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、コンピュータが実行可能なプログラム、およびコンピュータが読み取り可能な記録媒体

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5210602A (en) * 1991-02-25 1993-05-11 International Business Machines Corporation Coupled-color error diffusion
JPH06233122A (ja) 1993-02-04 1994-08-19 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
US5515456A (en) * 1993-10-26 1996-05-07 Visual Edge Technology, Inc. Process for providing digital halftone image with random error diffusion, color correction and enlargement
US6097502A (en) 1996-12-18 2000-08-01 Seiko Epson Corporation Multilevel screening for color laser printer
JP2001136389A (ja) 2000-09-21 2001-05-18 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
JP2002300398A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
JP3823933B2 (ja) * 2003-03-07 2006-09-20 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置
US7369276B2 (en) * 2004-03-05 2008-05-06 Eastman Kodak Company Multi-level halftoning providing improved texture uniformity
JP5605017B2 (ja) * 2010-06-28 2014-10-15 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置及びこれを用いた画像出力装置
JP2012138822A (ja) 2010-12-27 2012-07-19 Ricoh Co Ltd 誤差拡散処理回路

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001218052A (ja) * 2000-01-31 2001-08-10 Konica Corp 疑似階調化回路および疑似階調化方法
JP2003234911A (ja) * 2001-12-04 2003-08-22 Xerox Corp 層間誤差拡散によって多色分離層を中間階調化するためのシステム及び方法
JP2005252583A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Konica Minolta Holdings Inc 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2010098709A (ja) * 2008-09-16 2010-04-30 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、コンピュータが実行可能なプログラム、およびコンピュータが読み取り可能な記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
EP3035662A1 (en) 2016-06-22
JP6448345B2 (ja) 2019-01-09
EP3035662B1 (en) 2019-08-28
KR101911381B1 (ko) 2018-10-24
KR20160073311A (ko) 2016-06-24
US20160173723A1 (en) 2016-06-16
US9456108B2 (en) 2016-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7190485B2 (en) Method for multilevel printing of digital images using reduced colorant amounts
JP4453833B2 (ja) 色処理装置、色処理方法、色処理プログラム、および、記憶媒体
JP6448345B2 (ja) 画像処理装置
US8947735B2 (en) Image processing apparatus and image processing method for performing error diffusion processing for each region of an image
JP6029305B2 (ja) 画像処理装置およびその制御方法
JP5254740B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2012049718A (ja) 画像処理装置およびその方法
JP4442899B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
US9111354B2 (en) Image processing method and image processing apparatus
US8823999B2 (en) Image processor and image forming apparatus with delay starting of image conversion processing
JPH11339016A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法並びにメモリ媒体
JP6464826B2 (ja) 画像処理装置
JP2006254432A (ja) デジタル画像データを処理するデジタル画像データ処理方法
US9396418B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and storage medium for processing an image and a pattern included in an XOR-and-XOR rendering command set
JPH10229501A (ja) 画像処理装置及び方法
JP2012165200A (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像表示装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体
US20140055819A1 (en) Image processing apparatus, method, and computer-readable medium
JP2006108806A (ja) 色変換方法、色変換装置、色変換プログラム、印刷制御方法、印刷制御装置、印刷制御プログラムおよび色変換テーブル
JP6428383B2 (ja) 画像処理装置
JP4152337B2 (ja) 画像処理装置
JP2016019111A (ja) 画像処理装置、その制御方法およびプログラム
JP6639076B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
JP2008078733A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及び情報記録媒体
JP2005184085A (ja) 画像処理装置、画像記録装置およびプログラム
JP2008244926A (ja) 画像処理装置および印刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171004

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171004

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180605

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180802

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181204

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6448345

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees