JP2003234911A - 層間誤差拡散によって多色分離層を中間階調化するためのシステム及び方法 - Google Patents

層間誤差拡散によって多色分離層を中間階調化するためのシステム及び方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間階調にされた色分離層の間で誤差を拡散
する。 【解決手段】 複数の色分離層を有する連続階調画像か
ら中間階調画像を生成するための方法であって、複数の
色分離層の第1番目を中間階調にして、第1色中間階調
分離層を形成し、第1色分離層と第1色中間階調分離層
とに基づいて第1色誤差分離層を生成し、複数の色分離
層の第2番目を修正して、少なくとも第1色誤差分離層
に基づく修正された第2色分離層を形成し、修正された
第2色分離層を中間階調にして、第2色中間階調分離層
を形成する、段階を含むことを特徴とする方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】しきい値アレイによる中間階
調化システム及び方法と、種々の異なる形式の誤差拡散
による中間階調化システム及び方法は、連続階調のグレ
ースケール、ハイライトカラー及び/又はフルカラー画
像データを、印刷に適し、二進マーキング技術を用いる
画像形成装置において使用可能な二進画像データに変換
するために、普遍的に用いられる。そのような二進マー
キング技術には、種々のタイプのゼログラフィー・レー
ザプリンタ及びデジタルコピー機、種々のタイプのイン
クジェットプリンタ及び他の液体射出システム等が含ま
れる。
【0002】
【従来の技術】一般的に、黒と白、又は純粋なグレース
ケール画像は、多くの場合ブラックである単色着色剤を
用いて画像を作成する単色分離層を備える。ハイライト
カラーにおいては、その1つが通常ブラックである2つ
又は3つの着色剤が組み合わされて、多数の1次色及び
2次色を生成する。しかしながら、ハイライトカラー
は、人間の視覚系によって感知することができる色の全
範囲又は全域を網羅しない。対照的に、フルカラーシス
テムは、3つ又はそれ以上のさらに異なる着色剤を含
み、知覚可能な色の全範囲が表されるようになる。
【0003】ハイライトカラー及びフルカラーの連続階
調画像において、種々の着色剤は、別々の色分離層に分
けることができる。各々の色分離層において、特定の着
色剤についての特定のピクセルに対する画像値は、着色
剤なしであることを表す第1或いは「無色」値と、着色
剤の最大量を表す最大或いは「フルカラー」値との間を
変化することができる。そうした連続階調画像につい
て、フルカラー値と無値との間の画像値は、着色剤の量
についての離散値の数が多いために、2つの隣接する値
の間の差が比較的小さくなり、効率的に連続的に変化す
ることが可能になる。例えば、多くの連続階調画像は、
0から255の間に256レベルの着色剤を定義する。
一般的に、0は無色を表し、255はフルカラーを表す
が、これはすなわち、与えられた画像のピクセルについ
て、画像受信媒体に適用できる着色剤の最大量である。
【0004】伝統的に、単純な誤差拡散で中間階調化す
るシステム及び方法、並びに単純なしきい値アレイで中
間階調化するシステム及び方法において、連続階調ハイ
ライト画像或いはフルカラー画像における各々の色分離
層は、他の色分離層とは独立して中間階調化される。多
重パスにおいてデータを処理する方式を含む、スカラ誤
差拡散技術により中間階調の質を改良することに関連し
て、幾つかの進歩がなされてきた。
【0005】しかしながら、そうした単純なスカラ誤差
拡散を、他の色分離層とは独立して各々の色分離層に適
用すると、しばしば、派手な、或いは人工的なものを含
む画像となる。例えば、ライトブルー領域は、シアンと
イェローとマゼンタとブラック(CMYK)の画像のマ
ゼンタとシアンのピクセルを組み合わせることによって
生成できる。この場合、各々のシアン、イェロー、マゼ
ンタ及びブラックの着色剤は、異なる色分離層に備えら
れる。しかしながら、マゼンタとシアンの色分離層が独
立して処理されると、その結果得られるライトブルー領
域内の中間階調フルカラー画像における幾つかのピクセ
ルは、マゼンタとシアンのピクセルの両方を対応する色
分離層に有するものとなる。これにより、これらの色分
離層が重ねられたとき、得られたフルカラー画像におけ
るこれらのピクセルにブルー色をもたらす。しかしなが
ら、他のピクセルは全く無色で、結果として白いピクセ
ルとなることがある。他のピクセルはシアンだけ、或い
はマゼンタだけを有することがある。この、白いピクセ
ル、ブルーのピクセル、マゼンタのピクセル及びシアン
のピクセルの混合は、より強いコントラストを有し、マ
ゼンタとシアンの純粋な組み合わせでできたピクセルよ
り、派手に見える。
【0006】同様に、しきい値アレイで中間階調化する
技術によれば、オリジナルの連続階調画像は、中間階調
画像においては、複数のより解像度の高いピクセルに分
割される。これらの解像度の高い各々のピクセルは、そ
れに関連する異なるしきい値アレイを有する。あるピク
セルについての入力画像におけるオリジナルの連続階調
画像値に応じて、出力画像においては、その連続階調画
像値より少ないしきい値を有する解像度の高いピクセル
がターンオンされ、入力画像より高いしきい値を有する
ピクセルはターンオンされない。
【0007】この手法により、色の全量を与えられてい
る出力ピクセルと、色を与えられていない出力ピクセル
との間の着色剤の量は、オリジナルの連続階調画像にお
ける色の量に厳密に近づくように平均化される。異なる
色分離層を構成するために、各々の色分離層は、しばし
ば、しきい値アレイ中間階調セルのための異なる組のパ
ラメータが与えられる。これらのパラメータは、周波
数、サイズ、及び/又は、角度を含むことができる。結
果として、ライトブルーの連続階調入力画像ピクセルに
ついてみれば、上述した単純な誤差拡散システム及び方
法におけると同様に、結果として得られる高い解像度の
出力ピクセルは、白、マゼンタのみ、シアンのみ、及び
マゼンタとシアンのピクセルの組み合わせとなり、再び
不必要なコントラストと派手さをもたらすものとなる。
【0008】従来、この低下した画質の影響を減らすた
めに、ベクトル誤差拡散システム及び方法が、スカラ誤
差拡散の代わりに用いられてきた。ベクトル誤差拡散
は、スカラ誤差拡散とは反対に、入力画像データにおけ
る各々の色は3次元の色空間における点として扱われ
る。すなわち、色分離層は独立しては扱われず、単一の
誤差拡散3次元中間階調色値を求めるとき、完全に相関
される。しかしながら、そうしたベクトル誤差拡散は、
各々の入力ピクセルについて、最も近い3次元の中間階
調色値を見つけるために、大きな計算処理能力と、他の
資源を必要とする。さらに、そうしたベクトル誤差拡散
は、意図された画像提供装置によって提供される、利用
可能な色域の境界の近くにある、理想的な色について不
安定である。
【0009】ベクトル誤差拡散におけるこれらの困難を
解決しようとする試みにおいて、色の合計及び差を用い
て誤差を最小化することによって、ベクトル誤差拡散技
術を修正するシステムが提案された。これらの方法にお
いて、各々のピクセルに対する出力色を選択するため
に、ベクトル誤差拡散は、単純な決定ツリーを用いて、
3つのチャネルのみにおいて実行される。同様に、誤差
拡散中間階調法を用いて、連続階調ブラック色分離層を
中間階調ブラック色分離層に変換した後に、その結果得
られる中間階調ブラック色分離層は、次に、ハイライト
カラー或いはフルカラーの連続階調画像の他の各々の色
分離層と組み合わされ、残りの色についての修正された
連続階調分離層を生成する。これらの修正された各々の
連続階調分離層は、その後、標準的な誤差拡散技術を用
いて、中間階調色分離層に変換される。
【0010】
【発明の概要】上に概説されるように、誤差拡散中間階
調法が連続階調のハイライトカラー画像或いはフルカラ
ー画像に適用されるとき、スカラ誤差拡散法では、異な
る色分離層の間にリンクを提供できない。対照的に、ベ
クトル誤差拡散法は、すべての色分離層に対して同時に
作動しようとし、誤差拡散プロセスを高度に計算集約的
なものにする。462特許において開示されたプロセス
は、結果として得られるブラックの中間階調データに基
づき、残りの色分離層にバイアスを与えるものである。
【0011】しかしながら、これらシステムのいずれ
も、中間階調化されている過程の色分離層内、及び、中
間階調化されている過程の色分離層と、これから中間階
調化される後続の色分離層との間の両方における誤差を
伝播する、誤差拡散中間階調化システム及び方法を開示
するものではない。さらに、これらのシステムは、しき
い値アレイを用いて中間階調にされた色分離層の間で誤
差を拡散することについて試みさえもしていない。
【0012】本発明によるシステム及び方法の種々の例
示的な実施形態において、ハイライトカラー或いはフル
カラーの連続階調画像は、複数の別々の色分離層に分離
される。次に、複数の重み係数が選択される。重み係数
は、各々の色分離層が中間階調化されるにつれて、誤差
がどのように後続色分離層に拡散されるかを制御する。
次に、第1番目の色分離層は、誤差拡散或いはしきい値
アレイによる中間階調化プロセスを用いて、中間階調色
分離層に変換される。そして誤差分離層が、オリジナル
の連続階調画像データと、中間階調画像データから生成
される。種々の例示的な実施形態において、誤差はピク
セル毎に求められる。種々の例示的な実施形態におい
て、誤差分離層は、各々のピクセルについて、そのピク
セルについての連続階調画像値と、結果として得られる
中間階調画像値との間の差を表す。
【0013】次に、まだ中間階調にされていない第2の
色分離層が選択される。修正された第2の連続階調色分
離層は、第2の連続階調色分離層と、少なくとも1つの
前に中間階調にされた色分離層についての少なくとも1
つの誤差分離層と、それらの誤差分離層に対応する重み
係数から生成される。その第2の修正された連続階調色
分離層は、次に中間階調にされ、対応する誤差分離層
が、上に概説されたように生成される。次に、最後の色
分離層が上に概説されたように修正され、中間階調化さ
れるまでこのプロセスが繰り返される。
【0014】種々の例示的な実施形態において、第1の
連続階調色分離層と、各々の後続の修正された連続階調
色分離層は、誤差拡散中間階調技術を用いて中間階調化
される。種々の他の例示的な実施形態において、第1の
連続階調色分離層と、各々の後続の修正された連続階調
色分離層は、しきい値アレイ中間階調技術を用いて中間
階調化される。この場合、1つ又はそれ以上の重みづけ
された誤差拡散層を組み合わせることによって、オリジ
ナルの連続階調色分離層が修正された後、修正された連
続階調色分離層を生成するために、最初に修正された連
続階調色分離層は、多層誤差拡散技術を適用することに
よって、さらに修正される。
【0015】種々の例示的な実施形態において、複数の
色分離層の種々のものは、光変調が低くなる順に並べら
れ、中間階調化される。種々の例示的な実施形態におい
て、「ドット・オン・ドット」或いは「ドット・オフ・
ドット」型の中間階調化を優位にするために、重み係数
が選択される。種々の例示的な実施形態において、正の
重みづけは、「ドット・オフ・ドット」型の中間階調画
像化を優位にする傾向を与え、より分散された色配分を
もたらす。種々の例示的な実施形態において、負の重み
係数は、「ドット・オン・ドット」型の中間階調画像化
を優位にする傾向を与える。種々の例示的な実施形態に
おいて、重み係数の幾つかを選択して0に設定すること
により、すべての誤差値が直ぐ後続の色分離層と組み合
わされる、より線形のプロセスが得られる。種々の他の
例示的な実施形態において、複数の0ではない重み係数
を有することによって、誤差は中間階調にされるべき複
数の後続の色分離層の中に配分される。
【0016】種々の例示的な実施形態において、上に概
説されたように、多色の連続階調画像データを別々の色
分離層に分離し、次いで各々の色分離層を処理して完成
させるのではなく、逆に、連続階調画像の各々のピクセ
ルが選択される。各々の色が、次に、所望の色の順番に
基づいて順に選択される。現在のピクセルの第1番目の
色が、次に上に概説されたように、中間階調化される。
次に、中間階調誤差が、周囲のピクセルに誤差拡散さ
れ、現在の色についてのこれらのピクセルの画像値を調
整する。次に、前に行った誤差拡散調整を除く、中間階
調値とオリジナルの画像値との間の誤差値が求められ
る。重み係数に基づき、この誤差値は、この現在のピク
セルについて中間階調化されるべき1つ又はそれ以上の
後続の色に配分される。これは、現在のピクセルの他の
色の各々について繰り返される。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明によるシステム及び方法
は、ハイライトカラー或いはフルカラーの連続階調画像
から中間階調画像を生成することに向けられる。本発明
のシステム及び方法は、誤差拡散中間階調法としきい値
アレイ中間階調法の両方について同様に使用可能であ
る。理解を容易にするために、本発明のシステム及び方
法による誤差拡散中間階調法の例示的な一実施形態が図
2から図11までに示される。特に、図2から図11ま
でに示される例示的な画像データを生成するために用い
られる誤差拡散技術は、単純化された誤差拡散プロセス
を用いるもので、現在のピクセルの連続階調画像値を中
間階調値に変換するときの全誤差が、現在のピクセルの
直ぐ右のピクセルに加えられ、又は、現在のピクセルが
現在の行の最後のピクセルであれば、後続の行の第1番
目のピクセルに加えられる。
【0018】そうした単純化された誤差拡散技術は、一
般的に、審美的に満足のいく画像或いは高品質の画像を
もたらさないことが理解されるであろう。にもかかわら
ず、この単純化された誤差拡散技術は、画像の種々のピ
クセル間において誤差の伝播を容易に追随させることを
可能にする。したがって、この誤差拡散技術は、説明の
目的のためだけに用いられる。種々のほかの例示的な実
施形態において、処理中の現在のピクセルを取り囲む複
数の未処理のピクセル間における誤差を拡散するため
に、より洗練された誤差拡散技術を用いることができ
る。
【0019】図1は、複数の別々の連続階調色分離層1
10、120、130及び140からなるフルカラー画
像100の例示的な実施形態を示す。連続階調色分離層
110から140の各々は、複数の独立したピクセル1
02を備える。説明を容易にするために、フルカラー連
続階調画像100の4つの連続階調色分離層は、互いに
ずらして示される。実際上、フルカラー連続階調画像1
00に対応する記録媒体のシート上にフルカラー画像を
生成するためには、連続階調色分離層110の各々のピ
クセルが、他の連続階調色分離層120、130及び1
40において対応するピクセルに位置合わせされ且つ重
なり合うように、連続階調色分離層110、120、1
30及び140の各々が、重なり合わされた整合位置に
配置される。
【0020】図1に示される例示的な連続階調フルカラ
ー画像100において、4つの連続階調色分離層110
から140は、ブラックの連続階調色分離層K、マゼン
タの連続階調色分離層M、シアンの連続階調色分離層
C、及びイェローの連続階調色分離層Yにそれぞれ対応
する。しかしながら、ブラック、マゼンタ、シアン及び
イェローの連続階調色分離層110から140とは異な
る、或いはそれに加えて連続階調色分離層を用いるいず
れの連続階調フルカラー画像100も、本発明によるシ
ステム及び方法において使用可能であることが理解され
るであろう。同様に、図1に示される連続階調フルカラ
ー画像100ではなく、ブラックの連続階調色分離層1
10、及び1つ又は2つの連続階調色分離層120、1
30及び/又は140のいずれかを含む連続階調ハイラ
イトカラー画像も、本発明の範囲内にある。同様に、フ
ルカラー画像を形成するために組み合わされない2つ又
はそれ以上の連続階調色分離層を用いる、他のハイライ
トカラー画像も本発明の範囲内にある。
【0021】図1から図11までにおいて、連続階調デ
ータの範囲は、最初は白を表す0から、フルカラーを表
す255に及ぶことが理解されるであろう。そのため、
誤差拡散しきい値は、範囲の半分を表す127に設定さ
れる。したがって、127又はそれより少ない初期の或
いは修正された連続階調画像値のいずれについても、対
応する中間階調ピクセルの画像値は0に設定され、前の
ピクセルから持ち越された誤差拡散された画像値をすで
に含むピクセルの連続階調画像値が組み合わされ、連続
階調の次のピクセルに拡散される。対照的に、127よ
り大きい画像値については、中間階調ピクセルの画像値
は255に設定され、前のピクセルから持ち越された誤
差拡散された画像値をすでに含むピクセルの連続階調画
像値との差異は255に減らされ、結果は次のピクセル
に誤差拡散される。図2は、これらのしきい値を用い、
ブラックの連続階調色分離層110から結果として得ら
れた中間階調画像データを表す。
【0022】図2は、図1に示されるブラックの連続階
調色分離層110から生成された中間階調ブラック色分
離層112の例示的な一実施形態である。特に、上に概
説されたように、ブラックの中間階調色分離層112
は、上に概説された単純化された誤差拡散プロセスを用
いてブラックの連続階調色分離層110から生成され
た。
【0023】図3は、ピクセル毎にブラックの連続階調
色分離層110の各々のピクセルについて連続階調画像
値と、ブラックの中間階調色分離層112における対応
するピクセルについての中間階調画像値とを比較するこ
とによって得られた、ブラックの誤差分離層114であ
る。特に、n番目の列におけるm番目の行に位置するピ
クセルについて、ブラックの連続階調色分離層110の
画像値はiK(m,n)である。ブラックの中間階調色
分離層112のそのピクセルについての画像値はb
K(m,n)である。誤差分離層114におけるそのピ
クセルについての誤差値は、したがってdK(m,n)
であり、 (1)dK(m,n)=iK(m,n)−bK(m,n) である。したがって、図3に示されるように、ブラック
の誤差分離層114における誤差値は+255から−2
55に及ぶ。
【0024】ブラックの連続階調色分離層110につい
て、ピクセル毎のブラックの誤差分離層114が決定さ
れると、uは重みづけされた誤差分離層を表し、vは重
みづけされた誤差分離層が加えられる連続階調色分離層
を表すものとして、一組の重み係数au vに応じて、ブラ
ックの誤差分離層114の誤差値が1つ又はそれ以上の
残りの色分離層120、130及び/又は140の間に
配分される。図1に示される例示的な実施形態におい
て、aK M、aK C、aK Yというブラックの誤差分離層11
4についての3つの潜在的な重み係数がある。これらの
重み係数は、ピクセル毎にマゼンタ、シアン及びイェロ
ーの連続階調色分離層120から140のそれぞれと組
み合わされる、ブラックの誤差分離層114の重みづけ
された量に対応する。各々の重み係数au vは、実数のど
のような値であってもよいことが理解されるであろう。
特に、重み係数は合計1にされる必要はない。重み係数
についての負の値は、図3に示される誤差値の符号を反
転する。これは、フルカラーのピクセルがブラックの中
間階調色分離層において生じる同じ位置で、正の値を連
続階調画像値に加えさせる傾向を生じる。これは、「ド
ット・オン・ドット」型の中間階調フルカラー画像を促
進する傾向をもつ。
【0025】対照的に、正の重み係数は、ブラックのフ
ルカラー中間階調ピクセルが生じる画像値を減らし、ブ
ラックの無色中間階調ピクセルが生じる位置における画
像値を増やすように作用する。これは、「ドット・オフ
・ドット」型の中間階調フルカラー画像を促進する傾向
をもつ。重み係数が0であれば、ブラックの色分離層1
14は、対応する連続階調色分離層と組み合わされな
い。
【0026】例示的な一実施形態においては、各々の重
み係数aK M、aK C、aK Yが1に設定され、他のすべての
重み係数が0に設定される。これは組み込まれる462
特許の開示とほぼ同様である。しかしながら、462特
許は重み係数を用いるものではなく、ピクセル毎のブラ
ック中間階調色分離層の二進値を、シアン、マゼンタ及
びイェローの分離についての連続階調色分離層に組み合
わせるものである。対照的に、この同様に例示的な実施
形態においては、重み係数は1に設定される。さらに、
重みづけされない二進のブラックの中間階調色分離層1
12ではなく、ブラックの誤差分離層114が重みづけ
された状態で、マゼンタ、シアン及びイェローの連続階
調色分離層120から140までについて、ピクセル毎
に、他の連続階調色分離層と組み合わせられる。
【0027】図4は、ピクセル毎にブラックの誤差分離
層114をマゼンタの連続階調色分離層120に加える
ことによって生成された、修正されたマゼンタの連続階
調色分離層122の1つの例示的な実施形態である。特
に、図4においては、1の重み係数aK Mが、修正された
連続階調画像値を生成するために用いられた。図5は、
上に概説された単純化された誤差拡散プロセスを用いて
修正されたマゼンタの連続階調色分離層122を中間階
調化することによって得られたマゼンタの中間階調色分
離層124を示す。図6は、オリジナルのマゼンタの連
続階調色分離層120からマゼンタの中間階調色分離層
124を引くことによって得られた、マゼンタの誤差分
離層126の1つの例示的な実施形態である。すなわ
ち、マゼンタの誤差分離層126は、修正されたマゼン
タの連続階調色分離層122から引かれたのではない。
上に概説されるように、修正されたマゼンタの連続階調
色分離層は、1の重み係数aK Mを用いて生成されたこと
が理解されるであろう。
【0028】このプロセスにより前に中間階調にされた
のは、ブラックの連続階調色分離層110のみであるた
め、本発明による重み係数au vを用いて重みづけされる
べき他の誤差分離層はない。しかしながら、次のシアン
の連続階調色分離層130について、重み係数aK C及び
M Cは0ではない値に設定できる。この場合、aK C及び
M Cの大きさに応じて、0ではない重みづけ値のため
に、ブラックの誤差分離層114及びマゼンタの誤差分
離層126の値のいずれか又は両方の幾らかの量が、シ
アンの連続階調色分離層130と組み合わされ、修正さ
れたシアンの連続階調色分離層132を生成する。
【0029】図7は、修正されたシアンの連続階調色分
離層132の1つの例示的な実施形態を示す。図7に示
される例示的な実施形態において、修正された連続階調
色分離層132は、マゼンタの誤差分離層126のみに
おいて加えることによって生成される。すなわち、ブラ
ックとシアンの重み係数aK Cが0に設定され、マゼンタ
とシアンの重み係数aM Cが1に設定される。
【0030】次に、図8に示されるように、ブラックの
色分離層110及び修正されたマゼンタの色分離層12
2と同様に、修正されたシアンの連続階調色分離層12
2は、上に概説される、単純化された誤差拡散技術を用
いて中間階調にされ、シアンの中間階調色分離層134
を生成する。次に、図9に示されるように、シアンの誤
差分離層136が、オリジナルのシアンの連続階調色分
離層130から、シアンの中間階調分離層134を引く
ことによって生成される。
【0031】図10は、修正されたイェローの連続階調
色分離層142の1つの例示的な実施形態を示す。図7
に示される修正されたシアンの連続階調色分離層132
と同様に、修正されたイェローの連続階調色分離層14
2は、未修正のシアンの誤差分離層136のみを、イェ
ローの連続階調色分離層140に加えることによって生
成される。すなわち、シアンの色分離層130に対して
上に概説されたのと同様に、ブラックとイェロー、及
び、マゼンタとイェローの各々の重み係数aK Y及びaM Y
が0に設定され、シアンとイェローの重み係数aC Yが1
に設定される。修正されたイェローの連続階調色分離層
142は、次に、上に概説される単純化された誤差拡散
技術を用いて中間階調にされ、イェローの中間階調色分
離層144を生成し、これは図11に示される。重要な
ことは、処理されるべき色分離層は残っていないため、
イェローの誤差分離層を生成する必要はないことであ
る。しかしながら、中間階調化されるべき別の色分離層
があり、イェローの誤差分離層が、0ではないイェロー
の重み係数aY vを用いてこの別の連続階調色分離層と組
み合わされなければならない場合には、イェローの誤差
分離層を生成することが必要となる。
【0032】図12は、上に概説された単純化された誤
差拡散方法を用いて、従来の誤差拡散技術におけるよう
に、色分離層110、120、130及び140の各々
を中間階調にした後の、図1に示されるフルカラーの連
続階調画像100に対応するフルカラーの中間階調画像
104を示す。対称的に、図13は、ブラック、マゼン
タ、シアン及びイェローの中間階調色分離層112、1
24、134及び144のそれぞれからなる、本発明に
よる中間階調フルカラー画像106の1つの例示的な実
施形態を示す。図12及び13において、中間階調画像
の理解を容易にするために、255であるフルカラー値
は1の二進値によって置き換えられている。
【0033】図12に示される従来の中間階調フルカラ
ー画像104と、図13に示される本発明によって生成
された中間階調フルカラー画像106との間の差をより
理解するために、図14及び15に、対応するフルカラ
ー画像105及び107を示しているが、そこでは、図
12及び図13にそれぞれ示される、対応するブラッ
ク、マゼンタ、シアンあるいはイェローの中間階調色分
離層において「1」が現れる度ごとに、「K」、
「M」、「C」及び「Y」の文字がピクセル102に配
置される。図14に示されるように、フルカラー画像1
05においては、ブラックのピクセル及びシアンのピク
セルの各々が、マゼンタのピクセル又はイェローのピク
セルのいずれかと組み合わされる、ブラックのピクセル
は決してシアンのピクセルとは組み合わされない。同様
に、イェローのピクセル及びマゼンタのピクセルの各々
が、ブラック又はシアンのピクセルと組み合わされ、マ
ゼンタのピクセルは決してイェローのピクセルとは組み
合わされない。さらに、ただ1つのブラック、マゼン
タ、シアン又はイェローのピクセルを含むピクセルはな
い。同様に、3つ又はそれ以上のブラック、マゼンタ、
イェロー又はシアンのピクセルの組み合わせを含むピク
セルはない。
【0034】対照的に、図15に示される、本発明によ
るシステム及び方法の1つの例示的な実施形態を用いて
生成された、フルカラーの中間階調画像107におい
て、各々のブラック、マゼンタ、シアン及びイェローの
ピクセルは、すべての他の色と同じ点において生じる。
さらに、ただ1つのブラック、イェロー、マゼンタ又は
シアンのピクセルを含む、多数のピクセルがある。さら
に、そのピクセルの幾つかは、ブラック、マゼンタ及び
シアンのピクセル、ブラック、マゼンタ及びイェローの
ピクセル、ブラック、シアン、及びイェローのピクセル
の組み合わせを含む。結果として、図15に示されるよ
うに、色はより均等に配分され、且つ、より大きな組み
合わせの組として提供される。これは派手さが少なく、
且つ連続する値の異なる色の間に、より均等な遷移を与
える画像を生成する。
【0035】図16は、本発明による中間階調フルカラ
ー画像或いはハイライトカラー画像を生成するための方
法の1つの実施形態を概説するフローチャートである。
図16に示されるように、作動は段階S100で始ま
り、連続階調多色画像データが入力される段階S110
へ続く。多色画像データは、ハイライトカラー画像デー
タ又はフルカラー画像データのいずれであってもよいこ
とが理解されるであろう。次に、段階S120におい
て、多色画像データは多数の単色分離層に分離される。
さらに、段階S120において、カウンタIが1に設定
される。次に、段階S130において、段階S120に
おいて生成された単色分離層についての一組の重み係数
u vが選択される。作動は次に、段階140に続く。
【0036】段階S140において、I番目の単色分離
層が現在の単色分離層として選択される。次に、段階S
150において、現在の単色分離層が中間階調化され
る。上に概説されたように、現在の単色分離層は、誤差
拡散又はしきい値アレイのいずれかを用いて中間階調化
することができることが理解されるであろう。単色分離
層上において作動する、既知の或いは後に開発された誤
差拡散方法のいずれもが、段階S150において、現在
の単色層を中間階調化するのに用いられることが理解さ
れるであろう。同様に、しきい値アレイによって単色分
階層を中間階調化するための、既知の或いは後に開発さ
れた方法のいずれも、段階S160において用いること
ができる。次に、段階S160において、すべての単色
分離層が中間階調にされたかどうかが求められる。すべ
てが中間階調にされていない場合には、作動は段階S1
70に続く。そうでない場合、作動は段階S200に跳
ぶ。
【0037】段階S170において、現在の単色層につ
いてのI番目の誤差分離層が生成される。次に段階S1
80において、次の単色分離層が現在の単色分離層とし
て選択される。さらに段階S180において、指数値I
が1だけ歩進される。次に段階S190において、すべ
てi<Iであるとき、i番目の誤差分離層と、それに対
応する重み係数aj Iに基づいて、修正された現在の単色
分離層が現在の単色分離層として生成される。作動はそ
の後、段階S150に戻る。対照的に、段階S160に
おいて、すべての単色分階層が中間階調化されると、作
動は段階S200に続き、ここで、この方法の作動が終
了する。
【0038】段階S190において、第2の現在の単色
分離層、すなわちI=2についてみれば、第2の修正さ
れた現在の単色分離層は、第1の誤差分離層と、それに
対応する第1、第2の重み係数a1 2とに基づくことが理
解されるであろう。重み係数a1 2は、第1の中間階調誤
差層が第2の現在の単色分離層と組み合わされることに
なっているかどうか、そして組み合わされることになっ
ている場合には、それが正に組み合わされるか又は負に
組み合わされるかに応じて、正、負、或いは0となるこ
とができることが理解されるであろう。第3の単色分離
層についてみれば、第3の修正された単色分離層は、第
1及び/又は第2の誤差分離層と、それに対応する第
1、3及び第2、3の重み係数a 1 2とa1 2に基づく。上
述のように、第1、3又は第2、3重み係数a1 3及び/
又はa2 3が0であるかどうか、及び、重み係数が正及び
/又は負であるかどうかに応じて、第1及び第2誤差分
離層の各々は第3の現在の単色分離層と組み合わされる
か、或いは組み合わされない。
【0039】図16に概説された1つの変形では、段階
S150において用いられた中間階調プロセスがしきい
値プロセスであれば、段階S190において、最初に修
正された現在の単色分離層が生成された後、i番目の誤
差層とそれに対応する重み係数ai 1に基づいて現在の単
色分離層から修正された現在の単色分離層を生成すると
き、多重レベルの誤差拡散プロセスが、最初に修正され
た単色分離層上において実行され、最終的に修正された
現在の単色分離層を生成する。これは、修正された現在
の単色分離層の範囲が、典型的には0のような無色値か
ら255のようなフルカラー値に及ぶ、中間階調画面に
含まれるしきい値の範囲の間だけにわたることを確実に
するためになされるものである。
【0040】すなわち、図4、7及び10に示されるよ
うな、修正された現在の単色分離層が生成された後、特
定のピクセルについての修正された画像値は、255よ
り大きいか又は0より小さくなることがある。これは誤
差拡散中間階調法においては問題ではないが、そうした
値は、適切にしきい値アレイで中間階調化することはで
きない。したがって、この場合、255又は他の使用さ
れるいずれかのフルカラー値より大きい修正された現在
の単色分離層におけるピクセルについては、フルカラー
値を越える量を、まだ分析されていない隣接するピクセ
ルの中に誤差拡散させなければならない。同様に、0よ
り小さい画像値を有する修正された現在の単色分離層の
ピクセルについても、0或いは使用される他のいずれか
の無色値より小さい画像値の量が、まだ分析されていな
いピクセルに配分されなくてはならない。この場合、フ
ルカラー値より大きいピクセルについての画像値がフル
カラー値に設定され、無色値すなわち0より小さいピク
セルが無色値に設定される。
【0041】図17は、本発明による中間階調画像生成
システムの第1の例示的な実施形態を示すブロック図で
ある。図17に示されるように、中間階調画像生成シス
テム200は、入力/出力インターフェース210と、
制御装置220と、メモリ230と、中間階調生成回路
又はルーチン240と、中間階調誤差層生成回路又はル
ーチン250と、修正単色層生成回路又はルーチン26
0と、任意に、多重レベルの誤差拡散生成回路又はルー
チン270とを含む。さらに、図17に示されるよう
に、画像データ源300と、画像データシンク400
と、1つ又はそれ以上の入力装置290を、リンク31
0、410及び292のそれぞれによって、入力/出力
インターフェース210を通して中間階調画像生成シス
テム200に接続することができる。
【0042】画像データ源300は、デジタルカメラ、
スキャナ、或いは局所又は遠隔コンピュータ、或いは、
連続階調電子画像データを生成することができるあらゆ
る他の既知の、或いは後に開発された装置とすることが
できる。同様に、画像データ源300は、クライアント
サーバ或いはネットワークのサーバのような連続階調電
子画像データを格納及び/又は送信するのに適した、ど
のような装置であってもよい。画像データ源300は、
内蔵スキャナを有するデジタル複写機におけるように、
中間階調画像生成システム200に組み込むことができ
る。或いは、画像データ源300は、モデム、局部領域
通信ネットワーク、広域ネットワーク、イントラネッ
ト、インターネット、他の分散処理型ネットワーク、或
いは既知の又は後に開発された接続装置のような接続装
置を介して、中間階調画像生成システム200に接続す
ることができる。
【0043】連続階調電子画像データは、オリジナルの
物理的な文書から画像を印刷するときに生成することが
できるが、電子画像データは、過去のどのような時に生
成されたものでもよいことが理解されるであろう。さら
に、電子画像データは、オリジナルの物理的な文書から
生成されるものである必要はなく、電子的に最初から作
成したものでもよい。画像データ源300は、したがっ
て、リンク310を介して電子画像データを中間階調画
像生成システム200に供給することができるようにな
った、あらゆる既知の、或いは後に開発された装置であ
る。
【0044】したがって、図17は、中間階調画像生成
システム200を、画像データ源300とは分離した装
置として示すものであるが、中間階調画像生成システム
200は、デジタル複写機、内蔵プリンタを備えるコン
ピュータ、或いは、ハードコピー画像出力を生成するこ
とができる、あらゆる他の統合装置とすることができ
る。そうした構成によって、例えば、画像データ源30
0と、中間階調画像生成システム200及び画像データ
シンク400は、単一の装置に含ませることができる。
同様に、画像データシンク400は、中間階調画像生成
システム200と、中間階調画像を格納、送信、或いは
表示することによって、中間階調画像データ出力を受け
入れることができる、あらゆる既知の、或いは後に開発
された装置とすることができる。格納装置は、RAM、
ハードディスクドライブ及びディスク、フレキシブルド
ライブ及びディスク、オプティカルドライブ及びディス
ク、フラッシュメモリなどのような、高度画像データを
無制限に格納するための、あらゆる既知の構造的な装置
とすることができる。
【0045】或いは、中間階調画像生成システム200
は、ハードコピー出力装置のような、独立型画像データ
シンク400の上流側に取り付け可能な画像データ源を
含む、別個の装置とすることができる。例えば、中間階
調画像生成システム200は、複数の同じ印刷装置、或
いは異なる印刷装置の印刷データを管理するネットワー
ク印刷サーバに組み込むことができる。さらに、中間階
調画像生成システム200は、画像データ源300、或
いは画像データシンク400上のソフトウェアとして実
施することができる。図17に示される要素の他の構成
を、本発明の精神及び範囲から離れることなく用いるこ
とができる。
【0046】画像データ源300がパーソナルコンピュ
ータである場合には、画像データ源300を中間階調画
像生成システム200に接続するリンク310は、パー
ソナルコンピュータと中間階調画像生成システム200
との間の、直接的なケーブル接続とすることができる。
リンク210はさらに、局部領域通信ネットワーク、広
域ネットワーク、インターネット、イントラネット、或
いはあらゆる他の分散処理ネットワーク及び格納ネット
ワークとすることができる。さらに、リンク210は、
画像データ源300及び中間階調画像生成システム20
0との間の無線リンクとすることもできる。したがっ
て、画像データ源300は、画像データ源300から中
間階調画像生成システム200にデータを送信すること
ができる、あらゆる既知の、或いは後に開発されたシス
テムを用いて接続することができるものである。
【0047】リンク310及び410は、したがって、
直接的なケーブル接続、公衆交換電話ネットワークを介
する接続、広域ネットワーク或いは局部領域通信ネット
ワークを介する接続、イントラネット又はエクストラネ
ットを介する接続、インターネットを介する接続、或い
は、あらゆる他の分散処理ネットワーク又はシステムを
介する接続を含む、あらゆる既知の、或いは後に開発さ
れたシステムとすることができる。一般的に、リンク3
10及び410の各々は、画像データ源300或いは画
像データシンク400のそれぞれを、中間階調画像生成
システム200に接続するのに使用可能な、あらゆる既
知の、或いは後に開発された接続システム或いは構造と
することができる。
【0048】図17に示されるように、メモリ230は
1つ又はそれ以上の連続階調画像データ部分232と、
中間階調にされた画像データ部分234と、中間階調誤
差データ部分236と、修正単色層データ部分238、
及び/又は、重み係数部分239とを含むことができ
る。連続階調画像データ部分232は、リンク310を
介して画像データ源300から受信し、制御装置220
の制御のもとで入力/出力インターフェース210を通
して入力され、メモリ230に格納された連続階調画像
データを格納する。中間階調画像データ部分234は、
中間階調生成回路誤差ルーチン240によって生成され
た中間階調画像データを格納する。中間階調誤差データ
部分236は、中間階調画像データ部分234に格納さ
れた中間階調画像データから生成する中間階調誤差層
と、連続階調画像データ232に格納された連続階調画
像データから生成された中間階調誤差層を格納する。修
正単色層データ部分238は、重み係数部分239に格
納された重み係数を考慮して、連続階調画像データ部分
232に格納された連続階調画像データと、中間階調誤
差データ部分236に格納された中間階調誤差データと
に基づいて生成された、修正単色層データを格納する。
【0049】図17に示されるように、メモリ230
は、可変、揮発性又は不揮発性メモリ、或いは不変又は
固定メモリの適切な組み合わせのいずれを用いても実施
することができる。可変メモリは、揮発性であっても不
揮発性であっても、1つ又はそれ以上の静的或いは動的
RAM、フレキシブルディスク及びディスクドライブ、
書き込み可能或いは書き換え可能ディスク及びディスク
ドライブ、ハードドライブ、フラッシュメモリなどのい
ずれかを用いて実施することができる。同様に、不変又
は固定メモリは、1つ又はそれ以上のROM、PRO
M、EPROM、CD−ROM或いはDVD−ROMデ
ィスクのような光ディスク及びディスクドライブなどの
いずれかを用いて実施することができる。
【0050】中間階調生成回路又はルーチン240は、
連続階調画像データ部分232に格納された第1連続階
調色分離層、或いは、修正単色層データ部分238に格
納された、後続の修正色分離層のいずれかからの中間階
調画像データを生成する。中間階調誤差層生成回路又は
ルーチン250は、中間階調画像データ部分232に格
納された中間階調色分離層と、中間階調画像データ部分
に格納された、それに対応する連続階調分離層とに基づ
いて中間階調誤差層を生成する。修正単色層生成回路又
はルーチン260は、重み係数部分239に格納された
対応する重み係数に基づいて中間階調誤差データ部分2
36に格納された1つ又はそれ以上の中間階調誤差分離
層を修正し、次に、重みづけされた中間階調誤差分離層
と、連続階調分離画像データ部分232に格納された、
それに対応する連続階調分離層とを組み合わせる。
【0051】中間階調生成回路又はルーチン240が、
しきい値アレイにより中間階調化する技術を用いる場
合、多重レベルの誤差拡散生成回路又はルーチン270
は、上に概説されたように、修正単色層データ部分23
8に格納された、最初の現在の修正された単色分離層を
さらに修正するために任意に使用され、画像値がフルカ
ラー値を超えるか、或いは無色値の下にならないことを
確実にすることができる。多重レベルの誤差拡散生成回
路誤差ルーチン270が用いられる場合、該回路又はル
ーチンは、次の中間階調色分離層を生成するために中間
階調生成回路又はルーチン240が使用するデータとし
て、さらに修正された単色分離層を、修正単色層データ
部分238に戻して格納する。
【0052】連続階調画像データ部分232に格納され
るすべての色分離層が、中間階調色分離層に変換され、
中間階調画像データ部分234に格納されると、フルカ
ラー或いはハイライトカラーの中間階調画像データが、
制御装置220の制御のもとで、入力/出力インターフ
ェース210を通して、且つリンク410を介して、画
像データシンク400に出力される。
【0053】連続階調のシアン、マゼンタ、イェロー、
ブラック(CMYK)フルカラー画像について、本発明
によるシステム及び方法の1つの例示的な実施形態を実
施する、誤差拡散による中間階調化のための1つの例示
的な技術は、以下のものを含む。 1.連続階調フルカラー画像を別々のシアン、マゼン
タ、イェロー及びブラックの連続階調色分離層、i
C(m,n)、iM(m,n)、iY(m,n)、i
K(m,n)に分離する。 2.u及びvがそれぞれシアン、マゼンタ、イェロー及
びブラック(C、M、Y及びK)の1つを表すものとし
て、多数の異なる重み係数au vを選択する。重み係数に
ついての1つの単純な選択は、u及びvのすべての適切
な値について、 au v=1.0 と設定するものであることが理解されるであろう。 3.ブラック(K)色分離層iK(m,n)を誤差拡散
中間階調にし、二進値のブラック(K)中間階調分離層
K(m,n)を得る。 4.ブラック(K)誤差分離層を dK(m,n)=iK(m,n)−bK(m,n) として計算する。 5.修正されたマゼンタ色分離層を iM’(m,n)=iM(m,n)+aK MK(m,n) として計算する。 6.修正されたマゼンタ色分離層iM(m,n)を誤差
拡散中間階調化し、二進値のマゼンタ(M)中間階調分
離層bM(m,n)を得る。 7.マゼンタ(M)誤差分離層をオリジナルのマゼンタ
色分離層から dM(m,n)=iM(m,n)−bM(m,n) として計算する。 8.修正されたシアン色分離層を iC’(m,n)=iC(m,n)+aK CK(m,n)
+aM CM(m,n) として計算する。 9.修正されたシアン色分離層iC(m,n)を誤差拡
散中間階調化し、二進値のシアン(C)中間階調分離層
C(m,n)を得る。 10.シアン(C)誤差分離層をオリジナルのシアン分
離層から dC(m,n)=iC(m,n)−bC(m,n) として計算する。 11.修正されたイェロー分離層を iY’(m,n)=iY(m,n)+aK YK(m,n)
+aC YC(m,n)+a M YM(m,n) として計算する。 12.修正されたイェロー分離層iY(m,n)を誤差
拡散中間階調にし、二進値のイェロー(Y)中間階調分
離層bY(m,n)を得る。
【0054】図18は、この技術を実施する本発明によ
る中間階調画像生成システムの第2の実施形態を示す。
図18に示されるように、中間階調画像生成システム5
00が、1つ又はそれ以上のリンク310を介して画像
データ源300に接続され、1つ又はそれ以上のリンク
410を介して画像データシンクに接続される。中間階
調画像生成システム500は、ブラック色分離層51
2、マゼンタ色分離層514、シアン色分離層516及
びイェロー分離層518を、画像データ源300から入
力する。
【0055】中間階調画像生成システム500は、ブラ
ック色分離層512をブラックの中間階調化部520及
び第1加算器531に入力する。ブラックの中間階調化
部520は、既知の、或いは後に開発された中間階調化
プロセスのいずれかをブラック色分離層512に適用
し、二進値のブラックの中間階調分離層522を生成す
る。種々の例示的な実施形態において、ブラックの中間
階調化部520は、誤差拡散中間階調化プロセスをブラ
ック色分離層512に適用し、二進値のブラックの中間
階調分離層522を生成する。二進値のブラック中間階
調分離層522は、次に、画像データシンク400及び
第1加算器531の両方に出力される。
【0056】第1加算器531は、二進値のブラックの
中間階調分離層522を、ブラック色分離層512から
引き、ブラックの誤差拡散分離層532を生成する。第
1加算器531は、ブラックの誤差拡散分離層532を
第1乗算器533、第2乗算器553及び第3乗算器5
73に出力する。第1乗算器533は、ブラックの誤差
拡散分離層532とブラックとマゼンタの重み係数aK M
を掛けたものである。第1乗算器533は、次に、ブラ
ックとマゼンタで重みづけされたブラックの誤差分離層
を第2加算器534に出力する。第2乗算器553は、
ブラック誤差分離層532とブラックとシアンの重み係
数aK Cを掛けたものである。第2乗算器553は、次
に、このブラックとシアンで重みづけされたブラックの
誤差分離層を、第3加算器554に出力する。第3乗算
器573はブラック誤差拡散分離層532とブラックと
イェローの重み係数aK Yを掛けたものである。第3乗算
器573は、このブラックとイェローで重みづけされた
ブラック誤差分離層を、第4加算器574に出力する。
【0057】中間階調画像生成システム500は、マゼ
ンタ色分離層514を第2加算器534及び第5加算器
551に入力する。第2加算器534は、マゼンタ色分
離層514を第1乗算器533から重みづけされたブラ
ックとマゼンタの誤差分離層に加算し、修正されたマゼ
ンタ色分離層539を生成する。第2加算器は、修正さ
れたマゼンタ色分離層539をマゼンタの中間階調化部
540に出力する。マゼンタの中間階調化部540は、
既知の或いは後に開発された中間階調化プロセスのいず
れかを、修正されたマゼンタ色分離層539に適用し、
二進値のマゼンタ中間階調分離層542を生成する。種
々の実施形態において、マゼンタの中間階調化部は、誤
差拡散中間階調化プロセスを修正されたマゼンタ色分離
層539に適用し、二進値のマゼンタの中間階調分離層
542を生成する。二進値のマゼンタの中間階調分離層
542は、次に、画像データシンク400及び第5加算
器551の両方に出力される。
【0058】第5加算器551は、二進値のマゼンタの
中間階調分離層542をマゼンタ色分離層514から引
き、マゼンタの誤差分離層552を生成する。第5加算
器551は、マゼンタの誤差分離層552を第4乗算器
555及び第5乗算器575に出力する。第4乗算器5
55は、マゼンタの誤差分離層552とマゼンタとシア
ンの重み係数aM Cを掛けたものである。第4乗算器55
5は、次に、マゼンタとシアンで重みづけされたマゼン
タの誤差分離層を第6加算器556に出力する。第5乗
算器575は、マゼンタの誤差分離層552とマゼンタ
とイェローで重みづけされた重み係数aM Yを掛けたもの
である。第5乗算器575は、次に、このマゼンタとイ
ェローで重みづけされたマゼンタの誤差分離層を第7の
加算器576に出力する。
【0059】中間階調画像生成システム500は、シア
ン色分離層516を第3加算器554及び第8加算器5
71に入力する。第3加算器554は、シアン色分離層
516を第2乗算器553から重みづけされたブラック
とシアンの誤差分離層に加算し、その合計を第6加算器
556に出力する。第6加算器556は、その合計に第
4乗算器555から重みづけされたマゼンタとシアンの
誤差分離層を加算し、修正されたシアン色分離層559
を生成する。第6加算器は修正されたシアン色分離層5
59をシアンの中間階調化部560に出力する。
【0060】シアンの中間階調化部560は、既知の或
いは後に開発された中間階調化プロセスのいずれかを、
修正されたシアン色分離層559に適用し、二進値のシ
アンの中間階調分離層562を生成する。種々の実施形
態において、シアンの中間階調化部560は、誤差拡散
中間階調化プロセスを、修正されたシアン色分離層55
9に適用し、二進値のシアンの中間階調分離層562を
生成する。二進値のシアンの中間階調分離層562は、
次に、画像データシンク400及び第8加算器571の
両方に出力される。第8加算器571は、二進値のシア
ンの中間階調分離層562を、シアン色分離層512か
ら引き、シアンの誤差拡散分離層572を生成する。第
8加算器571は、シアンの誤差拡散分離層552を第
6乗算器577に出力する。第6乗算器577は、シア
ン誤差拡散分離層572とシアンとイェローの重み係数
C Yを掛けたものである。第6乗算器577は、次に、
シアンとイェローで重みづけされたシアンの誤差分離層
を第9加算器578に出力する。
【0061】中間階調画像生成システム500は、イェ
ロー分離層518を第4加算器574に入力する。第4
加算器554は、イェロー分離層518を第3乗算器5
73から重みづけされたブラックとイェローの誤差分離
層に加算し、その合計を第7加算器576に出力する。
第7加算器576は、その合計に第5乗算器575から
の重みづけされたマゼンタとイェローの誤差分離層を加
算し、さらなる合計を第9加算器578に加算する。第
9加算器578は、その更なる合計に第6乗算器から重
みづけされたシアンとイェローの誤差分離層を加算し、
修正されたイェロー分離層579を生成する。第9加算
器は修正されたイェロー分離層579をイェローの中間
階調化部580に出力する。
【0062】イェローの中間階調化部580は、既知の
或いは後に開発された中間階調化プロセスのいずれか
を、修正されたイェロー分離層579に適用し、二進値
のイェローの中間階調分離層582を生成する。種々の
実施形態において、イェローの中間階調化部580は、
誤差拡散で中間階調化プロセスを修正されたイェロー分
離層579に適用し、二進値のイェローの中間階調分離
層582を生成する。二進値のイェローの中間階調分離
層582は、次に、画像データシンク400に出力され
る。
【0063】連続階調のシアン、マゼンタ、イェロー、
ブラック(CMYK)フルカラー画像について、本発明
によるシステム及び方法の1つの例示的な実施形態を実
施する、しきい値で中間階調化するのための1つの例示
的な技術は、以下のものを含む。 1.連続階調フルカラー画像を別々のシアン、マゼン
タ、イェロー及びブラックの連続階調色分離層、i
C(m,n)、iM(m,n)、iY(m,n)、i
K(m,n)に分離する。 2.u及びvがそれぞれシアン、マゼンタ、イェロー及
びブラック(C、M、Y及びK)の1つを表すものとし
て、多数の異なる重み係数au vを選択する。重み係数に
ついての1つの単純な選択は、u及びvのすべての適切
な値について、 au v=1.0 と設定するものであることが理解されるであろう。 3.ブラック(K)色分離層iK(m,n)をしきい値
で中間階調にし、二進値のブラック(K)の中間階調分
離層bK(m,n)を得る。 4.ブラック(K)の誤差分離層を dK(m,n)=iK(m,n)−bK(m,n) として計算する。 5.修正されたマゼンタ色分離層を、 a)最初の修正されたマゼンタ色分離層を iM’(m,n)=iM(m,n)+aK MK(m,n) とし、 b)最初に修正されたマゼンタ色分離層iM(m,n)
上において、多重レベルの誤差拡散を出力レベル「0,
1,...255」によって実行し、最終的に修正され
たマゼンタ色分離層をiM(m,n)を得る、ことによ
って計算する。 6.最終的に修正されたマゼンタ色分離層をiM(m,
n)をしきい値で中間階調にし、二進値のマゼンタ
(M)の中間階調分離層bM(m,n)を得る。 7.マゼンタ(M)の誤差分離層をオリジナルのマゼン
タ色分離層から dM(m,n)=iM(m,n)−bM(m,n) として計算する。 8.修正されたシアン色分離層を、 a)最初の修正されたシアン色分離層を、iC’(m,
n)=iC(m,n)+aK CK(m,n)+aM C
M(m,n)とし、 b)最初に修正されたシアン色分離層iC’(m,n)
上において、多重レベルの誤差拡散を出力レベル「0,
1,...255」によって実行し、最終的に修正され
たシアン色分離層をiC’’(m,n)を得る、ことに
よって計算する。 9.最終的に修正されたシアン色分離層iC’’(m,
n)をしきい値で中間階調にし、二進値のシアン(C)
の中間階調分離層bC(m,n)を得る。 10.シアン(C)の誤差分離層をオリジナルのシアン
分離層から、 dC(m,n)=iC(m,n)−bC(m,n) として計算する。 11.修正されたイェロー分離層を、 a)最初の修正されたイェロー分離層を、 iY(m,n)=iY(m,n)+aK YK(m,n)+
C YC(m,n)+aM YM(m,n) とし、 b)最初に修正されたイェロー分離層iY’(m,n)
上において、多重レベルの誤差拡散を出力レベル「0,
1,...255」によって実行し、最終的に修正され
たイェロー分離層をiY’’(m,n)を得る、ことに
よって計算する。 12.修正されたイェロー分離層iY’’(m,n)を
しきい値で中間階調にし、二進値のイェロー(Y)中間
階調分離層bY(m,n)を得る。
【0064】図19は、この技術を実施する本発明によ
る、図18に示される中間階調画像生成システムについ
て使用可能な、中間階調化部の1つの例示的な実施形態
を示すブロック図である。上述され、図18に示される
ように、中間階調画像生成システム500は、1つ又は
それ以上のリンク310を介して画像データ源300に
接続され、1つ又はそれ以上のリンク410を介して画
像データシンクに接続される。中間階調画像生成システ
ム500は、ブラック色分離層512、マゼンタ色分離
層514、シアン色分離層516、及びイェロー分離層
518を、画像データ源300から入力する。
【0065】図19は、図18に示されるマゼンタ、シ
アン及び/又はイェローの中間階調化部、540、56
0、及び/又は、580として使用可能な中間階調化部
590の例示的な実施形態を示す。図19に示されるよ
うに、中間階調化部590は多重レベルの拡散器59
2、画面しきい値アレイ及びしきい値中間階調化部を格
納するメモリ要素594を含む。修正色分離層591
は、多重レベルの拡散器592に入力される。修正色分
離層591は、修正されたマゼンタ、シアン及び/又は
イェローの色分離層539、559及び/又は579の
いずれであってもよい。
【0066】多重レベル誤差拡散器592は、多重レベ
ル誤差拡散器プロセスを修正色分離層591に適用し、
最終的に修正色分離層593を生成する。上で検討した
ように、最終的に修正色分離層593の連続階調画像値
が修正され、これらの連続階調画像値が、画面しきい値
アレイメモリ594に格納された画面しきい値アレイ5
95により定められるしきい値範囲内にあることを確実
にする。しきい値中間階調化部は、最終的に修正色分離
層593と、画面しきい値アレイ595の両方を入力
し、しきい値アレイで中間階調にされた二進値の中間階
調色分離層597を生成する。しきい値アレイで中間階
調にされた二進値の中間階調色分離層597は、マゼン
タ、シアン及び/又はイェローの中間階調分離層54
2、562及び/又は582のいずれであってもよい。
【0067】中間階調化部590は、例示的な本実施形
態において、ブラックの中間階調化部520として使用
可能でもある。しかしながら、この場合、未修正のブラ
ック色分離層512はブラックの中間階調化部520に
入力されるため、中間階調化部590は多重レベルの誤
差拡散器592を省略することができる。結果として、
中間階調化部590は未修正のブラック色分離層512
を、しきい値中間階調化部596に直接入力し、しきい
値アレイで中間階調にされた二進値の中間階調色分離層
597を、二進値のブラックの中間階調分離層522と
して生成する。
【0068】前述した図1から図19までの説明におい
て、本発明のシステム及び方法が、別々の連続階調分離
層に分離された全体の画像について述べられたことが分
かるであろう。しかしながら、本発明のシステム及び方
法、例えば図16から図19までに関して述べられたよ
うなシステム及び方法は、上に概説されたように、図1
6に概説されたピクセル毎或いは走査線毎の段階を適用
して遂行できることが分かるであろう。すなわち、画像
データを複数の色分離層に分離する必要はない。
【0069】中間階調画像生成システム200及び50
0は、それぞれ、種々の例示的な実施形態において、プ
ログラムされた汎用コンピュータ上において実施され
る。しかしながら、中間階調画像生成システム200及
び/又は500は、さらに、専用コンピュータ、プログ
ラムされたマイクロプロセッサ又はマイクロコントロー
ラ及び周辺集積回路要素、ASICその他の集積回路、
デジタル信号プロセッサ、個別素子回路のような配線電
子回路或いは配線論理回路、PLD、PLA、FPGA
或いはPALのようなプログラム可能な論理装置などに
おいても実施することができる。一般的に、図16に示
されるフローチャートを実施可能である有限状態機械を
実現できるどのような装置も、中間階調画像生成システ
ム200及び/又は500を実施するために使用するこ
とができる。
【0070】さらに、中間階調画像生成システム200
及び500はそれぞれ、プログラムされた汎用コンピュ
ータ上、専用コンピュータ上、マイクロプロセッサ上に
おいて実行されるソフトウェアとして実施することがで
きる。この場合、中間階調画像生成システム200及び
/又は500は、プリンタドライバに組み込まれたルー
チンとして、サーバ上の資源として、或いはその他同様
なものとして、実施することができる。中間階調画像生
成システム200及び/又は500は、さらに、プリン
タ又はデジタル写真複写機のハードウェア及びソフトウ
ェアシステムのような、ソフトウェア及び/又はハード
ウェアシステムに物理的に組み込むことによって、実施
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】連続階調フルカラー画像の4つの色分離層につ
いての連続階調画像データを示す。
【図2】誤差拡散法を用いて図1から生成した、最初の
色分離層についての中間階調色分離層の1つの例示的な
実施形態を示す。
【図3】図1の第1色分離層と、それに対応する、図2
に示される中間階調層から生成された誤差分離層の1つ
の例示的な実施形態を示す。
【図4】図1に示される第2の色分離層と、図3に示さ
れる誤差分離層から生成された、第2の修正連続階調色
分離層の1つの例示的な実施形態を示す。
【図5】図4に示される修正された連続階調色分離層か
ら生成された、第2の中間階調色分離層の1つの例示的
な実施形態を示す。
【図6】図1に示される第2の連続階調色分離層と、図
5に示される第2の中間階調色分離層に対応する、誤差
分離層の1つの例示的な実施形態を示す。
【図7】図1に示される第3の連続階調色分離層と、図
6に示される第2の誤差分離層から生成された、第3の
修正連続階調色分離層の1つの例示的な実施形態を示
す。
【図8】図7に示される第3の修正連続階調色分離層か
ら生成された、第3の中間階調色分離層の1つの例示的
な実施形態を示す。
【図9】図1に示される第3の連続階調色分離層と、図
8に示される第3の中間階調色分離層から生成された、
第3の誤差分離層の1つの例示的な実施形態を示す。
【図10】図1に示される第4の連続階調色分離層と、
図9に示される第3の誤差分離層から生成された、第4
の修正色分離層の1つの例示的な実施形態を示す。
【図11】図10に示される第4の修正色分離層から生
成された、中間階調の第4の色分離層の1つの例示的な
実施形態を示す。
【図12】従来の誤差拡散で中間階調にした後の、図1
に示される色分離層の1つの例示的な実施形態を示す。
【図13】本発明のシステム及び方法による中間階調に
した後の、図1に示される色分離層の1つの例示的な実
施形態を示す。
【図14】中間階調画像における色の配分を示す、図1
2に示される中間階調データに対応する、結果として得
られるフルカラー中間階調画像である。
【図15】中間階調画像における色の配分を示す、図1
3に示される中間階調データに対応する、フルカラー中
間階調画像である。
【図16】本発明による層間誤差拡散方法の1つの例示
的な実施形態を概要を示すフローチャートである。
【図17】本発明による中間階調画像生成システムの第
1の例示的な実施形態を概略的に示すブロック図であ
る。
【図18】本発明による中間階調画像生成システムの第
2の例示的な実施形態を概略的に示すブロック図であ
る。
【図19】本発明によるしきい値アレイで中間階調化す
るために使用可能な図18の中間階調化部の1つの例示
的な実施形態を概略的に示すブロック図である。
【符号の説明】
100 フルカラー画像 110、120、130、140 連続階調色分離層 102 ピクセル 112 ブラックの中間階調色分離層 114 ブラックの誤差分離層 122 修正されたマゼンタの連続階調色分離層 124 マゼンタの中間階調色分離層 126 マゼンタの誤差分離層 132 シアンの連続階調色分離層 134 シアンの中間階調色分離層 136 シアンの誤差分離層 142 イェローの連続階調色分離層 144 イェローの中間階調色分離層 104 フルカラーの中間階調画像 106 中間階調フルカラー画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB07 CB12 CB16 CE13 CE16 5C077 LL19 MP01 MP08 NN11 PP33 PQ12 PQ18 RR08 RR11 5C079 HB03 KA15 LC09 MA11 PA03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の色分離層を有する連続階調画像か
    ら中間階調画像を生成するための方法であって、 複数の色分離層の第1番目を中間階調にして、第1色中
    間階調分離層を形成し、 前記第1色分離層と前記第1色中間階調分離層とに基づ
    いて第1色誤差分離層を生成し、 複数の色分離層の第2番目を修正して、少なくとも前記
    第1色誤差分離層に基づく修正された第2色分離層を形
    成し、 前記修正された第2色分離層を中間階調にして、第2色
    中間階調分離層を形成する、段階を含むことを特徴とす
    る方法。
  2. 【請求項2】 前記第1色分離層と前記修正された第2
    色分離層を中間階調化する段階は、前記第1色分離層と
    前記修正された第2色分離層を誤差拡散で中間階調化す
    る段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第2色分離層を修正する段階は、 前記第1色誤差分離層を重みづけし、 前記重みづけされた第1色分離層と前記第2色分離層を
    組み合わせて、前記修正された第2色分離層を形成す
    る、段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記第2色分離層と前記第2色中間階調
    分離層に基づいて第2色誤差分離層を生成し、 複数の色分離層の第3番目を修正して、少なくとも前記
    第1色誤差分離層と前記第2色誤差分離層の少なくとも
    1つに基づく修正された第3色分離層を形成し、 前記修正された第3色分離層を中間階調にして、第3色
    中間階調分離層を形成する、段階をさらに含むことを特
    徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第1色分離層と前記修正された第2
    色分離層を中間階調化する段階は、前記第1色分離層と
    前記修正された第2色分離層を、しきい値アレイで中間
    階調化する段階を含むことを特徴とする、請求項1に記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 複数の色分離層を有する連続階調画像か
    ら中間階調画像を生成するために使用可能な中間階調生
    成システムであって、 前記色分離層、或いは、前記色分離層の修正されたもの
    のいずれか1つから中間階調分離層を生成する中間階調
    生成回路又はルーチンと、 前記中間階調生成回路により生成された中間階調分離層
    と、前記中間階調分離層を生成するために使用された対
    応する色分離層とから中間階調誤差層を生成する、中間
    階調誤差層生成回路又はルーチンと、 少なくとも1つの中間階調誤差層に基づく次の色分離層
    から修正色分離層を生成する、修正色分離層生成回路又
    はルーチンと、を備え、 前記次の色分離層は、この修正色分離層を生成するため
    に前記修正色分離層生成回路又はルーチンが用いる、前
    記少なくとも1つの中間階調層の少なくとも1つを生成
    するために前記中間階調誤差層生成回路又はルーチンに
    よって使用されたものではない、ことを特徴とするシス
    テム。
  7. 【請求項7】 複数の色分離層を有する連続階調画像か
    ら中間階調画像を生成するために使用可能な中間階調生
    成システムであって、 第1色分離層から第1中間階調分離層を出力する第1中
    間階調化部と、 前記第1色分離層から前記第1中間階調分離層を引き、
    第1誤差拡散層を形成する第1加算器と、 前記第1誤差拡散層と第1重み係数を掛け、第1重みづ
    け誤差分離層を形成する第1乗算器と、 第2色分離層と前記第1重みづけ誤差分離層を加算し、
    修正された第2色分離層を形成する第2加算器と、 前記修正された第2色分離層から第2中間階調分離層を
    出力する第2中間階調化部と、を備えることを特徴とす
    るシステム。
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