JP2016115299A - 現金処理システム、現金処理方法および現金処理機 - Google Patents

現金処理システム、現金処理方法および現金処理機 Download PDF

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Abstract

【課題】現金処理機が複数の利用者により共用される場合に、現金処理の対象となる利用者以外の利用者が現金処理を行うことを防止することを目的とする。【解決手段】端末は、窓口で取引を行う利用者を撮影した第1の画像に基づく身体的特徴を表す第1の特徴データを取得する第1の取得部と、前記取引を特定する特定データと前記第1の特徴データとを関連付けて記憶する記憶部と、前記特定データで特定される取引の現金処理を実行させる通知と前記第1の特徴データとを前記現金処理機に出力する出力部と、を備え、前記現金処理機は、前記通知を入力した後、前記現金処理機で現金処理を行う利用者を撮影した第2の画像に基づく身体的特徴を表す第2の特徴データを取得する第2の取得部と、前記第1の特徴データに基づく利用者と前記第2の特徴データに基づく利用者とが同じ利用者であるか否かを判定する判定部と、前記判定部が同じ利用者であると判定したときに、前記現金処理機に対して前記現金処理を許可する許可部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、現金処理システム、現金処理方法および現金処理機に関する。
金融機関において、金融機関側の窓口担当者(以下、テラーと称する)の業務負担の軽減を図るために、利用者が現金処理機を用いて現金処理を行う技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の技術では、現金処理機の台数削減を図るために、隣接する2人の利用者の間に現金処理機が設置される。そして、2人の利用者が同じ現金処理機を使用する。
特開2011−128856号公報
特許文献1の技術の場合、2人の利用者が1台の現金処理機を用いて、ほぼ同じタイミングで現金処理を行う可能性がある。この場合、現金処理の対象となる本来の利用者とは異なる利用者が現金処理機で現金処理を行う可能性がある。
そこで、1つの側面では、本発明は、現金処理の対象となる利用者以外の利用者が現金処理を行うことを防止することを目的とする。
1つの態様では、現金処理システムは、複数の窓口の担当者のそれぞれに割り当てられる端末と複数の前記端末が共有する現金処理機とを含む現金処理システムであって、前記端末は、前記窓口で取引を行う利用者を撮影した第1の画像に基づく身体的特徴を表す第1の特徴データを取得する第1の取得部と、前記取引を特定する特定データと前記第1の特徴データとを関連付けて記憶する記憶部と、前記特定データで特定される取引の現金処理を実行させる通知と前記第1の特徴データとを前記現金処理機に出力する出力部と、を備え、前記現金処理機は、前記通知を入力した後、前記現金処理機で現金処理を行う利用者を撮影した第2の画像に基づく身体的特徴を表す第2の特徴データを取得する第2の取得部と、前記第1の特徴データに基づく利用者と前記第2の特徴データに基づく利用者とが同じ利用者であるか否かを判定する判定部と、前記判定部が同じ利用者であると判定したときに、前記現金処理機に対して前記現金処理を許可する許可部と、を備える。
別の態様では、現金処理方法は、複数の窓口の担当者のそれぞれに割り当てられる端末と複数の前記端末が共有する現金処理機とを用いた現金処理方法であって、前記窓口で取引を行う利用者を撮影した第1の画像に基づく身体的特徴を表す第1の特徴データを前記端末が取得し、前記取引を特定する特定データと前記第1の特徴データとを関連付けて前記端末が記憶し、前記特定データで特定される取引の現金処理を実行させる通知と前記第1の特徴データとを前記端末が前記現金処理機に出力し、前記通知を入力した後、前記現金処理機で現金処理を行う利用者を撮影した第2の画像に基づく身体的特徴を表す第2の特徴データを前記現金処理機が取得し、前記第1の特徴データに基づく利用者と前記第2の特徴データに基づく利用者とが同じ利用者であるか否かを前記現金処理機が判定し、前記現金処理機が同じ利用者であると判定したときに、前記現金処理機に対して前記現金処理を前記現金処理機が許可する。
別の態様では、現金処理機は、複数の窓口の担当者のそれぞれに割り当てられる端末が共有する現金処理機であって、前記窓口で取引を行う利用者を撮影した第1の画像に基づく身体的特徴を表す第1の特徴データと前記特定データで特定される取引の現金処理を実行させる通知とを入力する入力部と、前記通知を入力した後、前記現金処理機で現金処理を行う利用者を撮影した第2の画像に基づく身体的特徴を表す第2の特徴データを取得する取得部と、前記第1の特徴データに基づく利用者と前記第2の特徴データに基づく利用者とが同じ利用者であるか否かを判定する判定部と、前記判定部が同じ利用者であると判定したときに、前記現金処理機に対して前記現金処理を許可する許可部と、を備える。
1つの側面によれば、現金処理の対象となる利用者以外の利用者が現金処理を行うことを防止することを防止することができる。
システムの一例を示す図である。 テラー端末および現金処理機の一例を示す機能ブロック図である。 窓口処理の一例を示すフローチャートである。 図1において利用者が並んでいる状態を示す図(その1)である。 現金処理の一例を示すフローチャート(その1)である。 現金処理の一例を示すフローチャート(その2)である。 図1において利用者が並んでいる状態を示す図(その2)である。 変形例1におけるシステムの一例を示す図である。 図8において利用者が並んでいる状態を示す図である。 変形例1における窓口処理の一例を示すフローチャートである。 変形例1における現金処理の一例を示すフローチャートである。 変形例2におけるシステムの一例を示す図である。 テラー端末および現金処理機のハードウェア構成の一例を示す図である。
<システムの一例>
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。以下、実施形態では、金融機関は銀行であるものとし、銀行の営業所でシステム1が運用されるものとする。また、銀行に従事する窓口の担当者をテラーと称する。
また、実施形態では、銀行に口座を持っていない利用者が取引を行う場合を想定する。利用者が行う取引としては、種々の税金の支払い等が想定される。その他にも、利用者が行う取引としては、ガスや水道、電気等の公共料金の支払い等も想定される。さらには、税金の還付等も想定される。
従って、実施形態では、利用者は口座を持っていない場合について説明するが、利用者は銀行に口座を持っていてもよい。銀行に口座を持っている利用者が行う取引としては、例えば、口座への入金や口座からの出金、振込み等が想定される。
システム1は、テラー端末2Aおよび2B(総称して、テラー端末2と称する場合がある)と現金処理機3と第1のカメラ4Aおよび4B(総称して、第1のカメラ4と称する場合がある)と第2のカメラ5とネットワーク6とを含む。
また、図1の例に示すように、カウンター7を挟んで、テラー8Aと利用者9Aとが相対している。また、カウンター7を挟んで、テラー8Bと利用者9Bとが相対している。以下、テラー8Aと8Bとを総称して、テラー8と称することがある。また、利用者9Aと9Bとを総称して利用者9と称することがある。
テラー端末2は、テラー8ごとに割り当てられた端末である。テラー端末2Aは、テラー8Aに割り当てられ、テラー端末2Bは、テラー8Bに割り当てられている。テラー端末2は、テラー8が操作を行う情報処理装置である。
現金処理機3は、利用者9が現金処理を行う装置である。現金処理機3は、入出金口3Pを備えている。入出金口3Pは、利用者9が現金を入金する部位であり、且つ出金された現金を取り出す部位である。現金処理機3が取り扱う現金としては、紙幣または硬貨がある。入出金口3Pは、紙幣用の入出金口と硬貨用の入出金口とに分割されていてもよい。
第1のカメラ4は、利用者9を撮影する第1の撮影装置である。第1のカメラ4は、テラー8が利用者9の取引に対応しているときに、利用者9を撮影する。第1のカメラ4は、利用者9の身体的特徴を取得するために用いられる。
第1のカメラ4Aは、カウンター7のうち、テラー8Aの近傍に設置される。第1のカメラ4Aは、利用者9Aを正面から捉える位置に設置されることが好ましい。第1のカメラ4Bは、カウンター7のうち、テラー8Bの近傍に設置される。第1のカメラ4Bは、利用者9Bを正面から捉える位置に設置されることが好ましい。ただし、第1のカメラ4Aおよび4Bの設置位置は、上記の位置には限定されない。
第2のカメラ5は、現金処理機3の上部に設置される第2の撮影装置である。第2のカメラ5は、利用者9が現金処理機3を用いて現金処理を開始する前に、利用者9を撮影する。第2のカメラ5は、利用者9の身体的特徴を取得するために用いられる。第2のカメラ5は、第2の撮影装置の一例である。
ネットワーク6は、例えばLAN(Local Area Network)である。ネットワーク6は、複数のテラー端末2と現金処理機3とを接続する。図1は、1つの現金処理機3がネットワーク6を介して2つのテラー端末2と接続されている例を示しているが、1つの現金処理機3は、3つ以上のテラー端末2と接続されてもよい。
図1の例に示すように、2人の利用者9Aおよび9Bが1台の現金処理機3を共用している。つまり、1台の現金処理機3は、テラー端末2Aとテラー端末2Bとにより共用されている。
<テラー端末および現金処理機の一例>
次に、図2の例を参照して、テラー端末2および現金処理機3について説明する。図2の例はテラー端末2Aを示しているが、テラー端末2Bも同様である。テラー端末2Aは、第1の制御部11と操作認識部12と第1の取得部13と記憶部14と第1の入出力部15とを備えている。
第1の制御部11は、テラー端末2Aの全体の制御を行う。操作認識部12は、テラー8Aが不図示の操作手段を用いてテラー端末2Aに対して行った操作を認識する。テラー8Aが行う操作としては、例えば、取引に関する操作がある。不図示の操作手段としては、例えばキーボードやマウス等がある。
第1のカメラ4Aは、利用者9Aを撮影する。第1の取得部13は、第1のカメラ4Aが撮影した画像を入力する。この画像は、第1の画像の一例である。そして、第1の取得部13は、入力した画像に基づいて、画像に含まれる利用者9Aの身体的特徴を抽出して第1の特徴データを取得する。
第1の特徴データは、顔画像のデータであってもよい。例えば、第1の取得部13は、第1のカメラ4Aが撮影した第1の画像に対して画像処理を行い顔画像のデータを取得してもよい。第1の特徴データは、顔画像のデータには限定されない。例えば、第1の特徴データは、利用者9Aの全身の身体的特徴を表すデータであってもよい。
第1のカメラ4Aは、テラー8Aが利用者9Aの取引に対応しているときに、利用者9Aを撮影する。従って、第1の取得部13は、テラー8Aが利用者9Aの取引に対応しているときに、利用者9Aの第1の特徴データを取得する。
テラー8Aは、テラー端末2Aを用いて、利用者9Aの取引に関する情報を入力する。第1の制御部11は、取引に関する情報を認識した後に、取引データを生成する。取引データは、取引の内容に関する情報と取引ID(Identification)とを含む。
第1の制御部11は、生成された取引データと取得された第1の特徴データとを関連付けて記憶部14に記憶する。取引データは、テラー8Aが利用者9Aの取引に対応しているときに生成されるデータである。第1の特徴データは、テラー8Aが利用者9Aの取引に対応しているときのデータである。従って、取引データと第1の特徴データとは対応が取れている。
第1の入出力部15は、第1のカメラ4Aから入力した利用者9Aの画像を入力する。また、第1の入出力部15は、ネットワーク6にデータを出力することで、現金処理機3にデータを送信する。また、第1の入出力部15は、ネットワーク6に送信されたテラー端末2A宛のデータを入力する。
次に、現金処理機3について説明する。現金処理機3は、第2の制御部21と入出金制御部22と指示部23と第2の取得部24と判定部25と許可部26とキュー27と第2の入出力部28とを備えている。
第2の制御部21は、現金処理機3の制御を行う。入出金制御部22は、入出金口3Pの制御を行う。入出金制御部22は、入金時に入出金口3Pに現金が投入されたときには、入金制御を行う。入出金制御部22は、出金時に入出金口3Pに現金を排出するための制御を行う。
テラー端末2Aは、ネットワーク6を介して、取引データで特定される取引の現金処理を実行する通知(以下、現金処理実行通知と称することもある)と共に第1の特徴データおよび取引データを出力する。指示部23は、現金処理実行通知を入力したときに、第2のカメラ5に撮影を行うように指示を出す。
第2のカメラ5は、この指示に基づいて、利用者9Aの撮影を行う。利用者9Aは、現金処理を行うときには、現金処理機3の前面に位置している。第2のカメラ5は、利用者9Aを撮影した第2の画像を現金処理機3に出力する。
第2の取得部24は、第2のカメラ5が撮影した第2の画像に基づいて、利用者の身体的特徴を抽出して、第2の特徴データを取得する。第2の取得部24は、取得部の一例である。第1の取得部13が取得する第1の特徴データが顔画像のデータである場合には、第2の取得部24が取得する第2の特徴データも顔画像のデータになる。
判定部25は、テラー端末2Aから入力した第1の特徴データと第2の取得部24が取得した第2の特徴データとを比較して、同じ利用者であるか否かを判定する。同じ利用者であるか否かは、例えば、第1の特徴データと第2の特徴データとの類似度が閾値以上であるか否かに基づいて、判定することができる。
このとき、類似度の閾値は高く設定することができる。第1の特徴データは、利用者9Aが窓口で取引を行っているときに撮影された第1の画像データに基づくデータである。第2の特徴データは、利用者9Aが現金処理を行うときに撮影された第2の画像データに基づくデータである。
利用者9Aが窓口で取引を行ってから、現金処理を行うまでにかかる時間は、それほど長くない。つまり、窓口での取引から現金処理までにかかる時間は、例えば、数分乃至数時間程度である。
このため、同じ利用者についての第1の特徴データが示す身体的特徴と第2の特徴データが示す身体的特徴との差分は殆どない。従って、判定部25が類似度に基づいて第1の特徴データと第2の特徴データとを比較する場合、上記の閾値は高く設定することができる。
なお、判定部25は、第1の特徴データと第2の特徴データとの類似度以外の手法に基づいて、同じ利用者であるか否かを判定してもよい。例えば、判定部25は、第1の特徴データの特徴量と第2の特徴データの特徴量とを比較して、同じ利用者であるか否かを判定してもよい。
判定部25が第1の特徴データと第2の特徴データとの比較を行った結果、同じ利用者であると判定した場合、許可部26は、現金処理を許可する指令を入出金制御部22に出力する。
入出金制御部22は、現金処理を許可する指令を入力したときに、入出金口3による現金の取り扱いを可能にする。例えば、入出金制御部22は、入出金口3を開放状態にすることで、現金処理が可能になる。
一方、入出金制御部22は、現金処理を許可する指令を入力しないときには、利用者による現金処理を許可しない。入出金口3は、通常時には閉鎖状態になっている。このため、入出金制御部22は、例えば、現金処理を許可しない場合、入出金口3の閉鎖状態を維持する。
キュー27は、現金処理実行通知と第1の特徴データと取引データとの一式の情報をファーストイン・ファーストアウト(FIFO)の方式で記憶する。現金処理実行通知に基づく現金処理が実行されると、キュー27に記憶されている次の現金処理実行通知に基づく現金処理が実行される。
第2の入出力部28は、第2のカメラ5から第2の画像を入力する。また、第2の入出力部28は、ネットワーク6を介してデータを出力し、ネットワーク6から現金処理機3宛てのデータを入力する。第2の入出力部28は、入力部の一例である。
<実施形態の処理の一例>
次に、実施形態の処理の一例を説明する。図3は、窓口処理の一例を示している。以下、テラー8Aの窓口で利用者9Aが取引を開始し、テラー8Bの窓口で利用者9Bが取引を開始したものとする。
また、利用者9Aおよび利用者9Bは、公共料金の支払いに関する取引を行うものとする。利用者9Aおよび利用者9Bは、来店した銀行に口座を持っていないものとし、現金で公共料金の支払いを行うものとする。
以下、利用者9Aの取引に関する処理について説明するが、利用者9Bについても同様の処理が行われる。利用者9Aは、テラー8Aの窓口で公共料金の支払いの取引を開始する。例えば、利用者9Aは、公共料金の支払いの伝票をテラー8Aに渡す。これにより、取引が開始する。
テラー8Aは、テラー端末2Aを用いて、公共料金の支払いに関する取引の情報を入力する。この入力操作を操作認識部12が認識する(ステップS1)。第1の制御部11は、入力された情報に基づいて、取引データを生成する(ステップS2)。
取引データは、取引に関する情報(例えば、支払う金額等)と取引を特定する取引IDとを含む。第1の制御部11は、取引データを生成すると共に、第1のカメラ4Aが利用者8Aを撮影するように制御を行う。これにより、第1のカメラ4Aは、利用者8Aの撮影を行う(ステップS3)。
第1のカメラ4Aが撮影した第1の画像は、テラー端末2Aに出力される。テラー端末2Aの第1の入出力部15は、第1のカメラ4Aから第1の画像を入力する。第1の取得部13は、第1の画像から利用者8Aの身体的特徴を抽出して、第1の特徴データを取得する(ステップS4)。上述したように、第1の特徴データは、顔画像のデータであってもよい。
第1の制御部11は、第1の特徴データと取引データとを関連付けて、記憶部14に記憶する(ステップS5)。次に、第1の制御部11は、現金処理が可能になった時点で、記憶部14に記憶されている第1の特徴データおよび取引データを抽出する。
そして、第1の制御部11は、現金処理実行通知を第1の特徴データおよび取引データと共に、ネットワーク6を介して、現金処理機3に出力するように、第1の入出力部15を制御する。これにより、現金処理実行通知が第1の特徴データおよび取引データと共に現金処理機3に出力される。
以上の処理が、テラー端末2Bでも行われる。テラー端末2Aおよびテラー端末2Bは、ほぼ同じタイミングで現金処理実行通知を現金処理機3に出力したとする。ただし、現金処理機3の第2の入出力部27は、テラー端末2Bの現金処理実行通知よりもテラー端末2Aの現金処理実行通知を僅かに早く入力したとする。
利用者9Aおよび利用者9Bは、窓口での処理が終わると、現金処理機3の前に移動する。例えば、テラー8Aが利用者9Aに対して、またテラー8Bが利用者9Bに対して、現金処理機3で現金処理を行う案内を行うことにより、利用者9Aおよび利用者9Bは、現金処理機3Bの前に移動する。
図4は、現金処理機3の前に、利用者9A、その次に利用者9Bが並んでいる状態を示している。上述したように、テラー端末2Aからの現金処理実行通知とテラー端末2Bからの現金処理実行通知とは、ほぼ同じタイミングで現金処理機3に出力されている。
つまり、テラー8Aによる窓口処理とテラー8Bによる窓口処理とはほぼ同時に終わっていることになる。このため、利用者9Aおよび利用者9Bは、ほぼ同じタイミングで現金処理機3の前に並ぶ。
次に、現金処理の例について、図5および図6のフローチャートを参照して、説明する。現金処理機3の第2の入出力部28は、テラー端末2Aからの現金処理実行通知を第1の特徴データおよび取引データと共に入力する(ステップS11)。これらの情報は、利用者8Aに関する情報である。
僅かに遅れて、第2の入出力部28は、テラー端末2Bからの現金処理実行通知を第1の特徴データおよび取引データと共に入力する。これらの情報は、利用者8Bに関する情報である。
キュー27は、現金処理実行通知と第1の特徴データと取引データとの一式の情報を順番に記憶する(ステップS12)。従って、キュー27の先頭には、利用者8Aに関する情報が記憶され、次に利用者8Bに関する情報が記憶される。
判定部25は、キュー27に情報が記憶されていれば、先頭から順番に上記の一式の情報を取り出す(ステップS13)。従って、判定部25は、利用者8Aに関する情報をキュー27から取り出す。キュー27が取り出した情報には、利用者8Aの第1の特徴データが含まれている。
第2の取得部24は、第2のカメラ5に対して撮影を行う指示を出す(ステップS14)。第2のカメラ5は、この指示に基づいて、撮影を行う(ステップS15)。このときに、第2のカメラ5の撮影視野の中に利用者が入っていない可能性もある。
第2の取得部24は、第2のカメラ5が撮影した第2の画像に利用者が含まれているか否かを判定する(ステップS16)。第2の画像に利用者が含まれていない場合(ステップS16でNO)、次のステップには進まない。
一方、第2の画像に利用者が含まれている場合、第2の取得部24は、第2の画像から身体的特徴を抽出して、第2の特徴データを取得する(ステップS17)。図4の例の場合、利用者8Aが現金処理機3の前に立っているため、第2の取得部24は、利用者8Aの第2の特徴データを取得する。
判定部25は、ステップS13でキュー27から取り出した第1の特徴データと第2の取得部24が取得した第2の特徴データとを比較する(ステップS18)。判定部25は、所定の比較方法で、第1の特徴データが示す利用者と第2の特徴データが示す利用者とが同じであるか否かを判定する(ステップS19)。
例えば、上述したように、判定部25は、第1の特徴データと第2の特徴データとの類似度が所定の閾値以上であるか否かに基づいて、同じ利用者であるか否かを判定してもよい。また、判定部25は、第1の特徴データの特徴量と第2の特徴データの特徴量とに基づいて、同じ利用者であるか否かの判定を行ってもよい。
同じ利用者であると判定部25が判定した場合(ステップS19でYES)、処理は「A」に進む。一方、同じ利用者でないと判定部25が判定した場合(ステップS19でNO)、処理は「B」に進む。
次に、図6の例を参照して、「A」および「B」以降の処理について説明する。処理が「A」に進んだ場合、第1の特徴データが示す利用者と第2の特徴データが示す利用者とは同じであると判定部25は判定している。
つまり、第1のカメラ4が撮影した第1の画像に含まれる利用者と第2のカメラ5が撮影した第2の画像に含まれる利用者とは同じ利用者になる。図4の例の場合、第2の取得部24が取得した第2の特徴データは利用者8Aを示している。また、キュー27の先頭に記憶されている情報の第1の特徴データは利用者8Aを示している。
従って、現金処理をする対象である利用者8Aが現金処理機3を用いて現金処理を行うことになる。このため、判定部25は、入出金制御部22に対して、現金処理を許可する指令を入出金制御部22に発行する(ステップS20)。この指令を入力した入出金制御部22は、入出金口3Pを開放状態にする(ステップS21)。
これにより、利用者8Aは現金処理を行うことが可能になる。現金処理としては、入金または出金がある。入出金制御部22は、入金の場合、入出金口3Pに現金が投入されたか否かを判定し、出金の場合、入出金口3Pに排出された現金が取り出されたか否かを判定する(ステップS22)。
例えば、入出金口3Pに不図示のセンサを設けて、該センサの信号に基づいて、入出金制御部22は、現金が取り出されたか否か、および排出された現金が取り出されたか否かを判定してもよい。なお、入出金制御部22は、出金の場合以外でも、釣銭を排出する場合もある。
出金の場合に入出金口3Pから現金が取り出されない場合、または入金の場合に入出金口3Pに現金が投入されない場合(ステップS22でNO)、次のステップには進まない。この場合、例えば、現金処理機3は、警告音を鳴動してもよい。
一方、出金の場合に入出金口3Pから現金が取り出された場合、または入金の場合に入出金口3Pに現金が投入された場合(ステップS22でYES)、入出金制御部22は、入出金口3Pを閉鎖状態にする(ステップS23)。これにより、正常に現金処理が終了する。
正常に現金処理が終了した場合、現金処理を行った利用者の情報は、これ以降使用されない。特に、キュー27およびテラー端末2の記憶部14に記憶されていた利用者の情報は、画像に基づく特徴データを含んでいる。従って、個人情報保護の観点からも、利用者の情報は削除されることが好ましい。
そこで、第2の制御部21は、現金処理の対象である利用者による現金処理が終了した後に、キュー27の先頭の情報を削除する。また、第2の制御部21は、情報の削除要求をテラー端末2に出力するように、第2の入出力部28を制御する。
第2の入出力部28は、情報の削除要求をテラー端末2に出力する。テラー端末2の記憶部14が複数の利用者の情報を記憶している場合、情報の削除要求には取引IDが含まれることが好ましい。
テラー端末2の記憶部14は、情報の削除要求に応じて、取引IDで特定される情報を削除する(ステップS24)。これにより、システム1から利用者の情報が削除される。上述したように、利用者が銀行に口座を持っていない場合、該利用者は銀行と関係がない。このため、特に利用者が銀行の口座を持っていない場合に、利用者の情報が削除されることが好ましい。
次に、利用者9Bが先頭で、次に利用者9Aが並んでいる例について説明する。図7は、その状態を示している。上述したように、利用者9Aの窓口での処理と利用者9Bの窓口での処理とがほぼ同じタイミングで終わった場合、利用者9Aより先に利用者9Bが現金処理機3で現金処理を行おうとする可能性も十分にあり得る。
一方、判定部25は、キュー27の先頭に記憶されている利用者の第1の特徴データと第2の取得部24が取得した第2の特徴データとを比較する。キュー27の先頭には、利用者9Aの第1の特徴データを含む一式の情報が記憶されている。一方、第2のカメラ5は利用者9Bを撮影しているため、第2の取得部24は、利用者9Bの第2の特徴データを取得する。
従って、判定部25は、利用者9Aの第1の特徴データと利用者9Bの第2の特徴データとが同じ利用者でないことを示していると判定する(ステップS19でNO)。このため、処理は図6の「B」に進み、現金処理は行われない。
つまり、現金処理機3が現金処理の対象としている利用者は利用者9Aであり、利用者9Bが現金処理を行おうとしているため、現金処理機3は現金処理を許可しない。これにより、現金処理機3が現金処理の対象としていない利用者による現金処理が行われることを防止できる。
例えば、入金の場合であれば、本来、入金を行う対象となる利用者とは異なる利用者が誤って入金することを防止することができる。また、出金の場合であれば、本来、出金を行う対象となる利用者とは異なる利用者が現金を取り違えることを防止することができる。
また、テラー8および利用者9は、特別な操作を行うことなく、現金処理の対象としていない利用者9による現金処理が行われることを防止できる。これにより、利用者9に不便な操作を強いることがない。また、テラー8の業務の負担軽減に寄与することができる。
以上の実施形態では、現金処理機3は、テラー端末2Aから現金処理実行通知とテラー2Bからの現金処理実行通知との両者を受け付けることができる。これは、現金処理機3がキュー27を有しているためである。
現金処理機3は、キュー27を有していなくてもよい。この場合、現金処理機3は、テラー端末2Aから現金処理実行通知とテラー2Bからの現金処理実行通知とのうち早く入力した方のテラー端末2により占有されてもよい。
例えば、現金処理機3がテラー端末2Aからの現金処理実行通知を入力したときには、現金処理機3は、テラー端末2Aにより占有される。このため、現金処理機3がテラー端末2Aからの現金処理実行通知の現金処理が終了するまでは、現金処理機3は、テラー端末2Bからの現金処理実行通知の入力を拒否するようにしてもよい。
<変形例1>
次に、変形例1について説明する。変形例1では、図8の例に示すように、カウンター7に第1のカメラ4Aおよび4Bが設置されていない。一方、第2のカメラ5は、回転台5Bの上に搭載されている。
以下、変形例1では、第2のカメラ5の1台のみを使用するため、カメラ5と称する。回転台5Bは、回転部の一例である。また、現金処理機3には、スピーカ5Sが取り付けられている。スピーカ5Sは、利用者9に案内をするために設けられている。
回転台5Bは、テラー端末2Aおよび2Bの指示により回転を行う台である。回転台5Bが回転すると、図8の例のように、カメラ5の撮影視野が変化する。カメラ5は、回転台5Bが回転することにより、窓口にいる利用者9Aと利用者9Bとの両者を撮影することができる。
また、図9の例に示すように、カメラ5は利用者9が現金処理を行うときに、利用者9の撮影を行う。これにより、1台のカメラ5は、第1の画像および第2の画像の両者を撮影する。従って、図1の例のシステム1と比べて、カメラの台数を少なくすることができる。
ここで、図8の例に示すように、利用者9Aまたは利用者9Bが窓口にいるときに、カメラ5が撮影すると、利用者9Aまたは利用者9Bを斜めから撮影することになる。一方、図9の例に示すように、現金処理を行うときには、カメラ5は利用者9Aまたは利用者9Bを正面から撮影することになる。
判定部25は、第1の画像に基づく第1の特徴データと第2の画像に基づく第2の特徴データとを比較して、現金処理を行おうとしている利用者が現金処理の対象の利用者であるか否かを判定している。
このため、斜めから撮影した第1の画像に基づく第1の特徴データと正面から撮影した第2の画像に基づく第2の特徴データとを判定部25が比較するときの精度が低下する。このため、テラー端末2Aの第1の取得部13は、斜めから撮影された第1の画像を正面からの視点に変換してもよい。これにより、判定部25による第1の特徴データと第2の特徴データとの比較精度が向上する。
また、テラー端末2は、利用者9を撮影したときの角度情報を現金処理機3に出力してもよい。図10は、変形例1における処理の一例を示している。上述した実施形態と異なるのは、ステップS6である。
第1の取得部13は、カメラ5が利用者9を撮影するときに、カメラ5の視野が利用者9を向くように回転台5Bに指示を出す。このとき、第1の取得部13は、回転台5Bから角度情報を取得する。角度情報は、カメラ5の視野を正面にしたときの回転角度の情報になる。
そして、テラー端末2は、第1の特徴データ、取引データおよび角度情報を現金処理実行通知と共に現金処理機3に対して出力する(ステップS6−1)。従って、キュー27は、第1の特徴データに対応する角度情報を記憶する。
図11は、現金処理の一例を示している。図11の例において、判定部25がキュー27の先頭から第1の特徴データを取り出したときに、第2の制御部21は、第1の特徴データに対応する角度情報を取り出す(ステップS13−1)。
そして、第1の制御部21は、角度情報に基づいて、利用者9を第1の画像を取得したときと同じ角度で撮影できる撮影角度を音声で案内するように、スピーカ5Sを制御する。この制御に基づいて、スピーカ5Sは、撮影角度を音声で案内する(ステップS13−2)。
このため、第1の画像と第2の画像とは同じ撮影角度で撮影された画像とすることができる。従って、格別な画像処理を行うことなく、第1の画像と第2の画像とを同じ角度で撮影された画像とすることができる。また、カメラの台数を削減することができる。
<変形例2>
図12は、変形例2の一例を示している。変形例2は、現金処理機3がカウンター7と離間した場所に設置されている。例えば、テラー8と利用者9とのペアが3組以上のときに、各利用者9は、カウンター7と離間した場所に配置された現金処理機3で現金処理を行うことができる。
<テラー端末および現金処理機のハードウェア構成の一例>
次に、図13を参照して、テラー端末および現金処理機のハードウェア構成の一例を説明する。図13の例に示すように、バス100に対して、プロセッサ111とRAM(Random Access Memory)112とROM(Read Only Memory)113と補助記憶装置114と媒体接続部115と入出力インタフェース116とが接続されている。
プロセッサ111はCPU(Central Processing Unit)のような任意の処理回路である。プロセッサ111はRAM112に展開されたプログラムを実行する。実行されるプログラムとしては、実施形態の処理を実行するプログラムを適用することができる。ROM113はRAM112に展開されるプログラムを記憶する不揮発性の記憶装置である。
補助記憶装置114は、種々の情報を記憶する記憶装置であり、例えばハードディスクドライブや半導体メモリ等を補助記憶装置114に適用することができる。媒体接続部115は、可搬型記録媒体117と接続可能に設けられている。
可搬型記録媒体117としては、可搬型のメモリや光学式ディスク(例えば、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)等)を適用することができる。この可搬型記録媒体117に実施形態の処理を行うプログラムが記録されていてもよい。
入出力インタフェース116は、例えば、第1のカメラ4や第2のカメラ5から画像データを入力するインタフェースである。第1の入出力部15および第2の入出力部28は、入出力インタフェース116により実現されてもよい。また、記憶部14およびキュー27は、RAM112または補助記憶装置114により実現されてもよい。
RAM112、ROM113および補助記憶装置114は、何れもコンピュータ読み取り可能な有形の記憶媒体の一例である。これらの有形な記憶媒体は、信号搬送波のような一時的な媒体ではない。
1 システム
2 テラー端末
3 現金処理機
4A 第1のカメラ
5 第2のカメラ
5B 回転台
5S スピーカ
11 第1の制御部
12 操作認識部
13 第1の取得部
14 記憶部
15 第1の入出力部
21 第2の制御部
22 入出金制御部
23 指示部
24 第2の取得部
25 判定部
26 許可部
27 キュー
28 第2の入出力部
45 警告部
111 プロセッサ
112 RAM
113 ROM

Claims (7)

  1. 複数の窓口の担当者のそれぞれに割り当てられる端末と複数の前記端末が共有する現金処理機とを含む現金処理システムであって、
    前記端末は、
    前記窓口で取引を行う利用者を撮影した第1の画像に基づく身体的特徴を表す第1の特徴データを取得する第1の取得部と、
    前記取引を特定する特定データと前記第1の特徴データとを関連付けて記憶する記憶部と、
    前記特定データで特定される取引の現金処理を実行させる通知と前記第1の特徴データとを前記現金処理機に出力する出力部と、
    を備え、
    前記現金処理機は、
    前記通知を入力した後、前記現金処理機で現金処理を行う利用者を撮影した第2の画像に基づく身体的特徴を表す第2の特徴データを取得する第2の取得部と、
    前記第1の特徴データに基づく利用者と前記第2の特徴データに基づく利用者とが同じ利用者であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部が同じ利用者であると判定したときに、前記現金処理機に対して前記現金処理を許可する許可部と、
    を備える現金処理システム。
  2. 前記端末ごとに設けられ、前記窓口で取引を行う利用者を正面から撮影する前記第1の撮影装置と、
    前記現金処理機に設けられ、前記現金処理を行う利用者を正面から撮影する第2の撮影装置と、
    を備え、
    前記第1の画像は前記第1の撮影装置により取得され、前記第2の画像は前記第2の撮影装置により取得される、
    請求項1記載の現金処理システム。
  3. 前記窓口で取引を行う隣接する2人の利用者の間に設置される前記現金処理機に設置され、前記撮影装置を搭載する回転部、を備え、
    前記隣接する2人の利用者の第1の画像および前記第2の画像は、前記回転部が回転して前記撮影装置の視野が変化することにより取得される、
    請求項1記載の現金処理システム。
  4. 前記端末の前記出力部は、前記通知と共に、前記第1の画像を撮影したときの前記回転部の角度情報を出力し、
    前記現金処理機は、前記角度情報に基づいて、前記現金処理を行う利用者に撮影角度を案内する、
    請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の現金処理システム。
  5. 前記現金処理機は、前記記憶部に記憶されているデータのうち、前記現金処理が終了した利用者に関するデータを削除する、
    請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の現金処理システム。
  6. 複数の窓口の担当者のそれぞれに割り当てられる端末と複数の前記端末が共有する現金処理機とを用いた現金処理方法であって、
    前記窓口で取引を行う利用者を撮影した第1の画像に基づく身体的特徴を表す第1の特徴データを前記端末が取得し、
    前記取引を特定する特定データと前記第1の特徴データとを関連付けて前記端末が記憶し、
    前記特定データで特定される取引の現金処理を実行させる通知と前記第1の特徴データとを前記端末が前記現金処理機に出力し、
    前記通知を入力した後、前記現金処理機で現金処理を行う利用者を撮影した第2の画像に基づく身体的特徴を表す第2の特徴データを前記現金処理機が取得し、
    前記第1の特徴データに基づく利用者と前記第2の特徴データに基づく利用者とが同じ利用者であるか否かを前記現金処理機が判定し、
    前記現金処理機が同じ利用者であると判定したときに、前記現金処理機に対して前記現金処理を前記現金処理機が許可する、
    現金処理方法。
  7. 複数の窓口の担当者のそれぞれに割り当てられる端末が共有する現金処理機であって、
    前記窓口で取引を行う利用者を撮影した第1の画像に基づく身体的特徴を表す第1の特徴データと前記特定データで特定される取引の現金処理を実行させる通知とを入力する入力部と、
    前記通知を入力した後、前記現金処理機で現金処理を行う利用者を撮影した第2の画像に基づく身体的特徴を表す第2の特徴データを取得する取得部と、
    前記第1の特徴データに基づく利用者と前記第2の特徴データに基づく利用者とが同じ利用者であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部が同じ利用者であると判定したときに、前記現金処理機に対して前記現金処理を許可する許可部と、
    を備える現金処理機。
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