JP2016115073A - 加工装置の管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業現場で加工装置の履歴情報等を容易に得ることができる加工装置の管理方法を提供する。【解決手段】加工装置2の外装カバーに配設された識別コード23を携帯端末3のカメラ31によって読み取り、読み取った識別コード23の装置番号をサーバ4に送信する。サーバ4は、携帯端末3から送信された装置番号に基づいてDB41を検索して、該当する加工装置2の固有情報(履歴情報を含む)を取得し、取得した固有情報を携帯端末3に送信する。携帯端末3は、サーバ4から加工装置2の固有情報を受信し、受信した固有情報をタッチパネル32に表示する。【選択図】図2
Description
本発明は、加工装置の管理方法に関する。
半導体ウェーハや樹脂基板、光デバイスウェーハやガラス等の分割や研削を実施する際に、ダイサーやグラインダーと呼ばれる切削装置やレーザー加工装置、研削装置等の加工装置が用いられる(特許文献1)。
これらの加工装置は、製造工程で使用される間に、故障を直したり、改造して仕様を変更したりする場合が多々ある。新たに追加する仕様がこれまでの仕様と干渉しないようにするために、加工装置が製造された時の仕様や、その後の仕様変更の履歴情報等が必要になる。
ところで、加工装置を製造する装置メーカーは、加工装置ごとに仕様変更の履歴情報等を社内に蓄積している。しかしながら、装置メーカーの作業者は、加工装置の目前等の現場で履歴情報等を容易に得ることができないため、事前に社内で履歴情報等を集める必要があり、工数がかかってしまうという課題があった。
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、作業現場で加工装置の履歴情報等を容易に得ることができる加工装置の管理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る加工装置の管理方法は、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物に加工を施す加工手段と、を備えた加工装置の管理方法であって、加工装置メーカー側に設置されたサーバに該加工装置の固有情報を保存する保存ステップと、インターネットの所定のサイトにアクセスする指示情報が書き込まれた識別コードを該加工装置に配設する識別コード配設ステップと、読み取り手段と、情報表示手段と、通信手段と、を備える読み取り装置を準備する読み取り装置準備ステップと、該読み取り装置で該加工装置に配設された該識別コードを読み取ってインターネットの所定のサイトにアクセスし、該サーバに保存された該固有情報を該情報表示手段に表示させる表示ステップと、を含むことを特徴とする。
また、上記加工装置の管理方法において、該固有情報は、該加工装置の製造時期又は該加工装置に搭載された構成要素の情報の少なくとも一方を含むことが好ましい。
また、上記加工装置の管理方法において、該識別コードは、各構成要素を覆う外装カバーに配設されていることが好ましい。
本発明の加工装置の管理方法によれば、読み取り装置によって加工装置の識別コードを読み取ることで、作業現場で加工装置の固有情報を容易に得ることができるという効果を奏する。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
〔実施形態〕
実施形態に係る加工装置の管理システムについて説明する。図1は、加工装置の管理システムの構成例を示す概略図である。図2は、加工装置の管理システムの構成例を示すブロック図である。図3は、固有情報の構成例を示す図である。
実施形態に係る加工装置の管理システムについて説明する。図1は、加工装置の管理システムの構成例を示す概略図である。図2は、加工装置の管理システムの構成例を示すブロック図である。図3は、固有情報の構成例を示す図である。
加工装置の管理システム1は、図1に示すように、加工装置2と、読み取り装置である携帯端末3と、サーバ4と、入力装置5とを備えている。加工装置の管理システム1は、加工装置2の識別コードを携帯端末3により読み取り、識別コードに基づいてサーバ4にアクセスして、サーバ4から加工装置2の固有情報を取得するものである。
加工装置2は、被加工物を切削する切削装置であり、図2に示すように、チャックテーブル21と、加工手段22と、識別コード23とを備えている。チャックテーブル21は、被加工物を保持するものである。加工手段22は、チャックテーブル21に保持された被加工物に加工を施す。
識別コード23は、インターネットの所定のサイトにアクセスする指示情報が書き込まれたものであり、加工装置2の各構成要素を覆う外装カバーに配設されている。例えば、識別コード23は、2次元コードであり、URL(Uniform Resource Locator)及び装置番号が符号化されて含まれている。URLは、アクセスするサイトのアドレスを示すものである。装置番号は、加工装置2ごとに付された固有の番号である。2次元コードは、水平方向と垂直方向に情報を持つ表示方式のコードである。様々な種類の2次元コードが存在しているが、2次元コードは、英数字で数千文字程度の情報量を含めることが可能である。
携帯端末3は、スマートフォンやタブレット端末等である。携帯端末3は、加工装置2に配設された識別コード23を読み取ってインターネットの所定のサイトにアクセスする。携帯端末3は、アクセスしたサイトから、図3に示す加工装置2の固有情報Dを取得して表示する。携帯端末3は、読み取り手段であるカメラ31と、情報表示手段であるタッチパネル32と、通信手段33と、記憶手段34と、制御手段35とを備えている。制御手段35は、カメラ31、タッチパネル32、通信手段33及び記憶手段34に接続されている。
カメラ31は、携帯端末3の本体の背面に配設されている。カメラ31は、被写体を撮影し、撮影した被写体の画像データを出力する。タッチパネル32は、携帯端末3の本体の前面に配設され、カメラ31により撮影した画像や、サーバ4から送信される加工装置2の固有情報Dを表示する。また、タッチパネル32は、タッチパネル32に表示される機能ボタンがタップされることにより入力を受け付ける。通信手段33は、無線通信機能を有し、電波を発してインターネットを構成する図示しない無線ルータに接続する。記憶手段34は、加工装置2の固有情報Dを取得するためのアプリケーションプログラム等を記憶している。
制御手段35は、記憶手段34からアプリケーションプログラムを読み出して起動する。また、制御手段35は、タッチパネル32を制御して、カメラ31から出力された画像データや、サーバ4から受信した加工装置2の固有情報Dを表示させる。また、制御手段35は、通信手段33を制御して、サーバ4へアクセスしてデータの送受信を行う。
サーバ4は、装置メーカーの建物内に設置され、加工装置2の固有情報Dを管理している。サーバ4は、DB(Database)41と、CPU(Central Processing Unit)42とを備えている。DB41は、加工装置2の固有情報Dを保存している。固有情報D(D1〜Dn;nは加工装置2の総数)は、図3に示すように、装置番号(装置No)、加工装置2の製造時期(製造年月日)、加工装置2に搭載された構成要素の情報(基本仕様、選択仕様)を含んで構成されている。固有情報Dは、加工装置2の装置番号が検索対象となる。装置番号は、加工装置2ごとに付された固有の番号であるので、装置番号を指定すると、当該装置番号に紐づく唯一の加工装置2の固有情報Dが検索される。固有情報Dは、製造された全ての加工装置2に用意されている。例えば、加工装置2が製造されると、装置メーカーの作業者は、製造された加工装置2の固有情報DをDB41に保存する。サーバ4のCPU42は、携帯端末3又は入力装置5により指定された装置番号から、DB41に保存された加工装置2の固有情報Dを検索し、インターネットを介して携帯端末3又は入力装置5に検索結果を送信する。
入力装置5は、装置メーカーの建物内に配置され、サーバ4のDB41に保存された固有情報Dに加工装置2の改造履歴を追加する。ここで、改造履歴とは、加工装置2の各構成要素における部品を交換した際に、交換した部品の品番などである。例えば、加工手段22の図示しないスピンドルを交換した際に、交換したスピンドルの品番などを改造履歴として登録する。
入力装置5は、表示部51と、入力部52と、CPU53と、記憶部54とを備えている。表示部51は、加工装置2の固有情報Dに改造履歴を登録するための登録画面をWebブラウザに表示する。入力部52は、キーボードやマウスであり、登録画面に改造履歴情報を入力するためのツールである。CPU53は、入力部52により入力された改造履歴情報をインターネット経由でサーバ4に送信し、サーバ4のDB41に保存された固有情報Dに改造履歴を登録させる。記憶部54は、Webブラウザ等のアプリケーションプラグラムを保存している。
次に、加工装置2の固有情報Dに加工装置2の改造履歴を追加する例について説明する。図4は、改造履歴の登録例を示すシーケンス図である。図5は、固有情報Dの構成例を示す図である。
入力装置5は、装置メーカーの作業者の操作により、表示部51にログイン画面を表示する。ログイン画面には、ID(Identification)及びパスワードを入力するための入力欄が表示されている。入力装置5は、ID及びパスワードが入力されると、ID及びパスワードをサーバ4に送信する。入力装置5は、サーバ4によりログインが許可されると(図4に示すステップST1)、加工装置2の固有情報Dに改造履歴を登録するための登録画面を表示する。登録画面には、装置番号を入力するための入力欄が表示されている。
入力装置5は、作業者により入力欄に装置番号が入力されると(ステップST2)、入力された装置番号をサーバ4に送信する(ステップST3)。例えば、入力装置5は、作業者により装置番号「00000001」が入力されると、装置番号「00000001」をサーバ4に送信する。
サーバ4は、入力装置5から装置番号を受信して(ステップST4)、受信した装置番号に基づいてDB41を検索する(ステップST5)。例えば、サーバ4は、装置番号「00000001」を受信すると、装置番号「00000001」に基づいてDB41を検索し、装置番号の欄に「00000001」と記載されている固有情報D1を取得する。サーバ4は、取得した固有情報D1を入力装置5に送信する(ステップST6)。
入力装置5は、サーバ4から加工装置2の固有情報D1を受信して(ステップST7)、受信した固有情報D1を表示部51に表示する(ステップST8)。入力装置5は、表示した加工装置2の固有情報D1に対して、作業者により加工装置2の改造履歴が入力されると、入力された改造履歴を固有情報D1に追加して表示する(ステップST9)。例えば、入力装置5は、装置番号「00000001」の固有情報D1に対して、入力された改造履歴を追加して表示部51に図5に示す固有情報D11を表示する。
入力装置5は、作業者から固有情報D11の改造履歴をDB41に登録する旨の操作を受け付けると、装置番号と改造履歴情報をサーバ4に送信する(ステップST10)。例えば、入力装置5は、装置番号「00000001」と、追加された改造履歴情報をサーバ4に送信する。
サーバ4は、入力装置5から装置番号と改造履歴情報を受信して(ステップST11)、改造履歴情報をDB41に登録させる(ステップST12)。例えば、サーバ4は、入力装置5から受信した装置番号「00000001」から、DB41に保存された加工装置2の固有情報Dを検索し、装置番号「00000001」に一致する加工装置2の固有情報D1を取得する。サーバ4は、図5に示すように、取得した加工装置2の固有情報D1に、入力装置5から受信した改造履歴情報を登録し、改造履歴情報を登録した固有情報D11を装置番号「00000001」に対応する固有情報としてDB41に保存する。図5に示す固有情報D11には、2つの改造履歴が登録されている。
サーバ4は、改造履歴情報を登録後、完了報告を入力装置5に送信する(ステップST13)。入力装置5は、サーバ4から完了報告を受信して(ステップST14)、改造履歴がサーバ4のDB41に登録された旨を表示部51に表示する。作業者は、表示部51に表示された内容を確認後、登録画面からログアウトして加工装置2の固有情報D1に改造履歴を登録する作業の終了となる(ステップST15)。
次に、加工装置2をメンテナンスする際に、加工装置2の固有情報Dを作業現場で取得する例について説明する。図6は、固有情報の取得例を示すシーケンス図である。図7は、アプリケーションプログラムの表示例を示す正面図である。図8は、第1アプリの初期画面の表示例を示す正面図である。図9は、識別コードの読取例を示す斜視図である。図10は、識別コードの表示例を示す正面図である。図11は、固有情報の表示例を示す正面図である。
サーバ4のDB41には、予め、各加工装置2に対応する固有情報D(D1〜Dn)が保存されている。固有情報D1は、作業者により改造履歴が登録されて固有情報D11に変更されている。加工装置2ごとに外装カバー24に識別コード23が配設されている。
これらを前提として、携帯端末3は、記憶手段34に記憶されたアプリケーションプログラムを起動する(図6に示すステップST21)。例えば、図7に示すように、携帯端末3のタッチパネル32には、アプリケーションプログラムが種類ごとに表示されている。携帯端末3は、作業者により、タッチパネル32に表示されたアプリケーションプログラムがタップされると、タップされたアプリケーションプログラムを記憶手段34から読み出して起動する。例えば、加工装置2の固有情報Dを取得するためのアプリケーションプログラムである第1アプリ32aが作業者によりタップされると、携帯端末3は、第1アプリ32aを起動して、図8に示すように第1アプリ32aの初期画面32bをタッチパネル32に表示する。初期画面32bには、画面中央に画像表示領域32cと、画面下部に撮影ボタン32dとが表示されている。
初期画面32bがタッチパネル32に表示された状態で、図9に示すように、作業者により、被写体である加工装置2の識別コード23の上に所定の距離でカメラ31が配置されると、カメラ31は、識別コード23を撮影し、撮影した画像データを制御手段35に出力する。
制御手段35は、カメラ31から出力された画像データをタッチパネル32に出力する。タッチパネル32は、制御手段35から出力された画像データに基づいて識別コード23の画像を画像表示領域32cに表示する。このとき、画像表示領域32cには、撮影された画像として動画が表示されている。
画像表示領域32cに識別コード23の画像(動画)が表示された状態で、作業者により、撮影ボタン32dがタップされると、制御手段35は、図10に示すように、撮影ボタン32dがタップされたタイミングで撮影した識別コード23の画像(静止画)を画像表示領域32cに表示するようにタッチパネル32を制御する(ステップST22)。また、制御手段35は、識別コード23の画像(静止画)を復号化して、アクセスするサイトのURL及び装置番号を取得する(ステップST23)。制御手段35は、通信手段33を制御して、取得したURLが示すサーバ4にアクセスし、取得した装置番号をサーバ4に送信する(ステップST24)。
サーバ4は、携帯端末3から送信された装置番号を受信し(ステップST25)、受信した装置番号から、DB41に保存された加工装置2の固有情報Dを検索する(ステップST26)。例えば、携帯端末3から装置番号「00000001」が送信された場合、サーバ4は、装置番号「00000001」に基づいてDB41を検索し、装置番号の欄に「00000001」と記載されている固有情報D11を取得する。サーバ4は、取得した固有情報D11を携帯端末3に送信する(ステップST27)。携帯端末3は、サーバ4から送信された固有情報D11を受信し(ステップST28)、受信した固有情報D11をタッチパネル32に表示する(ステップST29)。例えば、携帯端末3は、図11に示すように、固有情報D11をタッチパネル32に表示する。タッチパネル32に表示される固有情報D11には、加工装置2に搭載された構成要素の情報(基本仕様、選択仕様)に加えて、改造履歴の情報も含まれている。作業者は、作業現場で改造履歴等を確認して、加工装置2の故障を直したり、加工装置2を改造して仕様を変更したりする。作業終了後、携帯端末3のボタン36を押下すると、図7に示したアプリケーションプログラムが種類ごとに表示された画面を表示する。
以上のように、実施形態に係る加工装置2の管理方法によれば、加工装置2に配設された識別コード23を携帯端末3によって読み取り、読み取った識別コード23に基づいてサーバ4から加工装置2の固有情報Dを取得する。これにより、作業現場で加工装置2の固有情報Dを容易に確認することができる。加工装置2の固有情報Dは、サーバ4で一括管理されているので、作業者は、加工装置2に関する最新の改造履歴を漏れなく略リアルタイムで確認できる。
〔変形例〕
なお、加工装置2として切削装置を例にあげて説明したが、加工装置2は、研削装置や研磨装置であってもよい。
なお、加工装置2として切削装置を例にあげて説明したが、加工装置2は、研削装置や研磨装置であってもよい。
また、識別コード23は、2次元コードに限定されず、バーコードやICタグであってもよい。バーコードの場合、カメラ31での撮影により情報を読み取る他に、赤外線リーダーにより情報を読み取ってもよい。また、ICタグの場合、RFID(Radio Frequency Identification)リーダーにより情報を読み取る。
また、カメラ31により撮影した識別コード23の画像データを記憶手段34に記憶しておき、次回、同じ加工装置2の固有情報Dを取得する場合は、記憶手段34に記憶した画像データを読み出して選択するようにしてもよい。これにより、識別コード23を再度撮影する手間を省略することができる。
また、入力装置5により、加工装置2の固有情報Dに改造履歴を追加する例を説明したが、携帯端末3により、加工装置2の固有情報Dに改造履歴を追加してもよい。この場合、携帯端末3は、作業者の操作により入力された装置番号をサーバ4へ送信し、サーバ4から加工装置2の固有情報Dを受信し、作業者の操作により入力された改造履歴をサーバ4に送信して固有情報Dに改造履歴を登録させる。
また、装置メーカーの作業者が、加工装置2の固有情報Dに改造履歴を追加したり、固有情報Dを取得したりする例を説明したが、装置メーカーの作業者に限定されない。加工装置2を使用して被加工物を加工するオペレータが、加工装置2の固有情報Dに改造履歴を追加したり、固有情報Dを取得したりしてもよい。
また、固有情報Dに追加する情報は、交換した部品の品番などの改造履歴としたが、これに限定されない。メンテナンス記録等のように加工装置2に関する情報であればどのような情報であってもよい。例えば、装置メーカーの作業者が、加工手段22をメンテナンスする際に作業手順を撮影し、撮影した画像を固有情報Dに登録してもよい。これにより、次回、加工手段22をメンテナンスする際に、前回の作業手順を画像で確認しながら作業を行うことができる。これにより、不慣れな作業者や、前回と異なる作業者であっても容易に作業を進めることができる。また、メンテナンスの画像を登録しておけば、加工装置2を使用するオペレータが、装置メーカーの作業者が行ったメンテナンスを後で確認することも可能である。
また、携帯端末3と同様の機能を加工装置2に持たせてもよい。例えば、加工装置2は、図示しないタッチパネルと、制御部と、通信部とを備え、作業者により加工装置2のタッチパネルが操作され、制御部は、通信部を介して装置番号をサーバ4に送信し、サーバ4から加工装置2の固有情報Dを取得し、取得した固有情報Dを加工装置2のタッチパネルに表示させる。
また、入力装置5と同様の機能を加工装置2に持たせてもよい。例えば、作業者により加工装置2のタッチパネルが操作され、タッチパネルに表示された固有情報Dに改造履歴を追加する指示があると、制御部は、通信部を介して改造履歴情報等をサーバ4に送信し、サーバ4のDB41に保存された固有情報Dに改造履歴を登録させる。
また、サーバ4は、装置メーカーの建物内に設置されると説明したが、これに限定されない。例えば、加工装置2を使用して被加工物を加工する事業者が、多数の加工装置2を所有している場合、当該事業者の加工装置2の固有情報Dを管理するサーバ4を別途事業者の建物内に設置してもよい。この場合、サーバ4へのアクセスが分散されるので、サーバ4への負荷を軽減できる。
1 加工装置の管理システム
2 加工装置
23 識別コード
24 外装カバー
3 携帯端末
31 カメラ
32 タッチパネル
32b 初期画面
32c 画像表示領域
32d 撮影ボタン
33 通信手段
34 記憶手段
35 制御手段
4 サーバ
41 DB
5 入力装置
D,D1〜Dn,D11 固有情報
2 加工装置
23 識別コード
24 外装カバー
3 携帯端末
31 カメラ
32 タッチパネル
32b 初期画面
32c 画像表示領域
32d 撮影ボタン
33 通信手段
34 記憶手段
35 制御手段
4 サーバ
41 DB
5 入力装置
D,D1〜Dn,D11 固有情報
Claims (3)
- 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物に加工を施す加工手段と、を備えた加工装置の管理方法であって、
加工装置メーカー側に設置されたサーバに該加工装置の固有情報を保存する保存ステップと、
インターネットの所定のサイトにアクセスする指示情報が書き込まれた識別コードを該加工装置に配設する識別コード配設ステップと、
読み取り手段と、情報表示手段と、通信手段と、を備える読み取り装置を準備する読み取り装置準備ステップと、
該読み取り装置で該加工装置に配設された該識別コードを読み取ってインターネットの所定のサイトにアクセスし、該サーバに保存された該固有情報を該情報表示手段に表示させる表示ステップと、を含むことを特徴とする加工装置の管理方法。 - 該固有情報は、該加工装置の製造時期又は該加工装置に搭載された構成要素の情報の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1記載の加工装置の管理方法。
- 該識別コードは、各構成要素を覆う外装カバーに配設されていることを特徴とする請求項1又は2記載の加工装置の管理方法。
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