JP2016114240A - 流体制御バルブ及び流体制御方法 - Google Patents
流体制御バルブ及び流体制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016114240A JP2016114240A JP2015216461A JP2015216461A JP2016114240A JP 2016114240 A JP2016114240 A JP 2016114240A JP 2015216461 A JP2015216461 A JP 2015216461A JP 2015216461 A JP2015216461 A JP 2015216461A JP 2016114240 A JP2016114240 A JP 2016114240A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- annular seal
- valve seat
- valve
- valve body
- fluid control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K17/00—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves
- F16K17/20—Excess-flow valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K7/00—Diaphragm valves or cut-off apparatus, e.g. with a member deformed, but not moved bodily, to close the passage ; Pinch valves
- F16K7/12—Diaphragm valves or cut-off apparatus, e.g. with a member deformed, but not moved bodily, to close the passage ; Pinch valves with flat, dished, or bowl-shaped diaphragm
- F16K7/14—Diaphragm valves or cut-off apparatus, e.g. with a member deformed, but not moved bodily, to close the passage ; Pinch valves with flat, dished, or bowl-shaped diaphragm arranged to be deformed against a flat seat
- F16K7/16—Diaphragm valves or cut-off apparatus, e.g. with a member deformed, but not moved bodily, to close the passage ; Pinch valves with flat, dished, or bowl-shaped diaphragm arranged to be deformed against a flat seat the diaphragm being mechanically actuated, e.g. by screw-spindle or cam
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lift Valve (AREA)
- Fluid-Driven Valves (AREA)
- Multiple-Way Valves (AREA)
- Sliding Valves (AREA)
Abstract
Description
(1)駆動部と、第1ポートと第2ポートと弁座を有するバルブボディと、柱状に形成され、前記駆動部に連結される弁体とを有すること、前記弁体が、弁座側に位置する弁座側端面に環状に突設され、前記弁座に押し付けられてシールする環状シール部を先端部に設けられた環状シール突起を有し、少なくとも前記環状シール突起がフッ素樹脂製であること、前記弁体は、前記駆動部により前記環状シール部が前記弁座に押付けられる際、前記環状シール部が径方向に変位する変位量が6.175μm以下であることを特徴とする流体制御バルブである。
ここで、「弁座に当接していないときの環状シール部の径」は、環状シール部がフラットな面で形成される場合には、弁座に当接していない環状シール部の径方向中心位置の直径をいう。また、環状シール部がR形状である場合には、弁座に当接していない環状シール部の頂点部分の径をいう。
ここで、「前記弁座に当接していないときの前記環状シール部の径」は、環状シール部がフラットな面で形成される場合には、弁座に当接していない環状シール部の径方向中心位置の直径をいう。また、環状シール部がR形状である場合には、弁座に当接していない環状シール部の頂点部分の直径をいう。
ここで、「弁座に当接していないときの環状シール部の径」は、環状シール部がフラットな面で形成される場合には、弁座に当接していない環状シール部の径方向中心位置の直径をいう。また、環状シール部がR形状である場合には、弁座に当接していない環状シール部の頂点部分の径をいう。
(本発明の概略について)
図1は、本発明の第1実施形態に係る流体制御バルブ1の断面図であって、閉状態を示す。第1実施形態の流体制御バルブ1は、弁閉の際に発生するダイアフラム弁体(弁体の一例)4の変形による摩耗を低減することに特徴を有するものである。
図1に示すように、流体制御バルブ1は、流体を制御する弁部2と、弁部2に駆動力を付与する駆動部3を備える。流体制御バルブ1は、例えば、半導体製造装置に取り付けられ、ウエハに供給する薬液の流量を制御する。この場合、流体制御バルブ1は、腐食性の高い薬液を制御することがあるので、ダイアフラム弁体4により駆動部3と弁部2との間が仕切られている。
図2は、図1に示すダイアフラム弁体4の断面図である。ダイアフラム弁体4は、柱状の弁本体41が、駆動部3(図1参照)に連結され、弁座24に当接又は離間する。弁本体41の外周面には、薄膜部42が接続し、その薄膜部42の外縁部に外縁部43が肉厚に設けられている。弁本体41は、円柱部411と、肩部412と、首部413が同軸上に設けられている。尚、本実施形態では、弁体部410は、円柱部411と肩部412により、構成されている。
次に、上記構成を有する流体制御バルブ1を用いた流体制御方法を説明する。例えば、流体制御バルブ1は、第1ポート21aが薬液供給源に接続され、第2ポート21bが半導体製造装置の反応室に接続される。
流体制御バルブ1は、ウエハに薬液を供給しない待機状態のときには、操作ポート33bに操作流体が供給されない。この場合、圧縮ばね36の付勢力がピストン35を介してダイアフラム弁体4に作用し、ダイアフラム弁体4の環状シール突起414が弁座24の弁座面24aに密着してシールされる。このとき、弁部2は、第1ポート21aと第2ポート21bの間を遮断し、第2ポート21bから反応室へ薬液を供給しない。
流体制御バルブ1では、ダイアフラム弁体4が、細部直径Jが環状シール面414aの幅方向中心径Aより小さい。そのため、ダイアフラム弁体4は、環状シール面414aを弁座面24aに押し付けてシールする作用点が、駆動部3の駆動力を弁座側端面411aに伝える部分の力点より径外側にずれている。ダイアフラム弁体4は、弁閉動作時に、環状シール突起414の環状シール面414aを弁座面24aに当接させた後、更に、駆動部3によりシール荷重を環状シール突起414に付与されて環状シール面414aを弁座面24aに押し付ける。この場合、ダイアフラム弁体4は、弁座24に支持されていない弁本体41の中心部が弁座側へ弾性変形しようとする。この弾性変形量が大きくなればなるほど、ダイアフラム弁体4は、環状シール面414aを径外側へ向かって大きく変位させるように弾性変形する。この環状シール突起414の弾性変形が大きいと、環状シール面414aが弁座面24aに擦られる量が増え、摩耗しやすくなる。この環状シール面414aの摩耗が、パーティクルとなる。
流体制御バルブ1は、環状シール面414aを弁座面24aに当接させてから、環状シール面414aを弁座面24aに押し付けて所定のシール荷重でシールさせるまでの押し付け動作中に、環状シール面414aが弁座24に対して径外方向にずれる変位量が抑制される。具体的には、その変位量は、6.175μm以下(幅方向中心径Aの12.4×10-4倍以下、又は、幅寸法Bに対して6.18×10-2倍以下)に抑制される。このように、環状シール面414aの変位量が抑制されると、環状シール面414aが弁座面24aに擦れて摩耗しにくくなるので、半導体製造に影響するパーティクルの発生を低減できる。しかも、弁本体41の変形による摩耗を抑えることで、弁開閉動作を繰り返してもシール性が低下しない。これにより、流体制御バルブ1の耐久性が向上する。また、流体制御バルブ1は、必要シール力を削減し、駆動部3をコンパクトにできる。これらを実現するのに必要な形状をダイアフラム弁体4が備えている。
発明者らは、環状シール面の変位量に対して、(a)端面直径Dが与える効果、(b)肉厚Fが与える効果、(c)凸部が与える効果、(d)環状凹溝が与える効果、(e)基端部直径Hが与える効果、(f)凸部高さIが与える効果、(g)端面直径Dと肉厚Fの組み合わせが与える効果、(h)凸部と端面直径Dとの組み合わせが与える効果、(i)凸部と肉厚Fと高さGの組み合わせが与える効果を調べる試験を行った。
図3に示すように、端面直径Dだけが異なる比較例1,2及び実施例7,10を比較する。図3及び図4に示すように、実施例10は、環状シール面414aの幅方向中心径Aが5.0mm、環状シール面414aの幅寸法Bが0.1mm、環状シール突起414の高さCが0.5mmに設定された。また、実施例10は、端面直径Dが、幅方向中心径Aに対して1.30倍となる6.5mmに設定された。実施例10は、環状シール突起414の外周面414cが弁座側端面411aに接続する接続位置S(以下「S部」ともいう。)から円柱部1411の外周面411bまでの拡径幅寸法Eが0.25mmに設定された。実施例10は、環状シール面414aの径方向中心位置における軸線方向の肉厚Fが3.7mmに設定された。実施例10は、環状シール面414aから円柱部1411の上端位置Vまでの高さGが2.65mmに設定された。更に、実施例10は、細部直径Jが4mmに設定された。尚、比較例1は、凸部も環状凹溝も備えない。
図3に示すように、肉厚Fだけが相違する比較例3、実施例2、実施例7を比較する。比較例3は、環状シール突起414の中心位置における軸線方向の肉厚Fが、環状シール面414aの幅方向中心径A(5mm)に対して0.6倍である3mmに設定されている。実施例7は、環状シール突起414の中心位置における軸線方向の肉厚Fが、環状シール面414aの幅方向中心径A(5mm)に対して0.74倍である3.7mmに設定されている。実施例2は、環状シール突起414の中心位置における軸線方向の肉厚Fが、環状シール面414aの幅方向中心径A(5mm)に対して0.9倍である4.5mmに設定されている。尚、比較例3と実施例2と実施例7の弁本体1541,341,1043は、高さGが同じであり、肩部1542,3411,412により肉厚Fの大きさを調整されている。
図3に示すように、凸部416の有無だけが異なる実施例1の弁体204と実施例10の弁体104とを比較する。実施例1は、実施例10に対して凸部416を設けた点だけが相違する。実施例10については上述したので説明を割愛する。実施例1の凸部416は、基端部直径Hが4mmである。また、凸部416は、先端面416aから弁座側端面1411aまでの高さIが、環状シール突起414の高さCと同じ0.5mmである。
図3に示すように、環状凹溝415の有無だけが異なる実施例8,9を比較する。実施例8は、凸部1143と環状シール突起414との間に環状凹溝1144が形成されている。凸部1143は、基端部直径が4mm、高さIが0.4mmで形成されている。実施例9は、凸部7416と環状シール突起414との間に環状凹溝が形成されていない。凸部7416の高さIは、凸部1143と同じである。
図3に示すように、基端部直径Hだけが異なる実施例1と実施例13を比較する。実施例1は、凸部416の基端部直径Hが、細部直径Jと同じ4mmに設定されている。また、実施例13は、凸部944の基端部直径Hが、細部直径J(4mm)より小さい2mmに設定されている。実施例1の環状凹溝415は、実施例13の環状凹溝945より、幅広に設けられている。
図3に示すように、凸部の高さIだけが異なる実施例1,11,12を比較する。実施例1は、凸部416の高さIが、環状シール突起414の高さCと同じ0.5mmである。実施例11は、凸部1243の高さIが、環状シール突起414の高さCに対して0.7倍となる0.35mmである。実施例12は、凸部1343の高さIが、環状シール突起414の高さCに対して0.6倍となる0.3mmである。図10,図20,図21に、実施例1,11,12の変位量解析結果を示す。
図3に示すように、端面直径Dと肉厚Fが異なる実施例2,3を比較する。実施例2は、端面直径Dが7.5mm、肉厚Fが4.5mmである。一方、実施例3は、端面直径Dが8.5mm、肉厚Fが5.4mmである。図11及び図12に、実施例2,3の変位量解析結果を示す。
ところで、実施例3のように、端面直径Dを大きくすると、ダイアフラム室22が広くなるため、バルブボディ21が大きくなる。また、弁座側端面4411aに作用する流体圧力が高くなるため、シール荷重を強くするために駆動部が大きくなる。一方、肉厚Fが大きいと、ダイアフラム室22内に滞留部が形成されやすくなる。また、ダイアフラム室22が広くなるため、バルブボディ21が大きくなる。そこで、発明者らは、図3に示すように、端面直径Dと肉厚Fが実施例3より小さく、凸部416を備える実施例4について、変位量を解析した。実施例4の弁体4の変位量解析結果を図13に示す。
図3に示すように、肉厚Fと高さGが異なる実施例4,5,6を比較する。実施例4,5,6は、T部の位置や凸部416と環状凹溝415が同様に設けられている。実施例4,5,6は、高さGの大きさと肩部412,543,643の傾斜角度により、肉厚Fの大きさが調整されている。実施例4は、肉厚Fが、環状シール面414aの幅方向中心径A(5mm)に対して0.9倍となる4.5mmである。また、実施例4は、高さGが2.65mmである。実施例5は、肉厚Fが、環状シール面414aの幅方向中心径A(5mm)に対して0.8倍となる4.0mmである。また、実施例5は、高さGが2.15mmである。実施例6は、肉厚Fが、環状シール面414aの幅方向中心径A(5mm)に対して0.7倍となる3.5mmである。また、実施例4は、高さGが1.65mmである。実施例4〜6の弁体4,504,604の変位量解析結果を、図13〜図15に示す。
上述したパーティクル試験の結果より、環状シール面の変位量とパーティクルの発生数との関係をまとめると、図24に示すようになる。図24に示すように、環状シール面414aの変位量が6.175μm、5.064μm、4.037μm、3.224μmと小さくなるほど、パーティクル発生量は、17.78個、4.44個、2.22個、0個と低減する。更に、環状シール面414aの変位量が6.175μmを超え、9μm以下の未対策のサンプルは、パーティクルの発生数が797.8個と急激に増加する。よって、弁体は、環状シール面414aの変位量を6.175μm以下とすることにより、パーティクルを効果的に低減させることができる。
発明者らは、ダイアフラム弁体104の弁座側端面411aに環状シール突起414を設けずに弁座側端面411aをフラットにし、弁座24の開口部外周に沿って凸部を設ける構成についても検討した。しかし、この構成では、本実施形態のダイアフラム弁体104ほど、弁閉の際に発生する環状シール面の摩耗やパーティクルを低減できなかった。
続いて、本発明の第2実施形態に係る流体制御バルブについて説明する。第2実施形態の流体制御バルブは、弁体の材質のみが第1実施形態の流体制御バルブ1のダイアフラム弁体4(実施例4)と相違する。ここでは、第2実施形態の弁体の符号を「4A」とし、その他の符号は第1実施形態で使用したものをそのまま使用する。
続いて、本発明の第3実施形態に係る流体制御バルブについて説明する。図31に、本発明の第3実施形態に係る流体制御バルブに使用される弁体9の断面図を示す。図32、図33に、第1及び第2変形例の弁体109,209を示す。弁体9,109,209は、異なる材質で形成された2部品を結合して構成する点が第2実施形態の弁体4Aと相違し、その他の構成は第2実施形態の弁体4Aと共通する。以下の説明では、第2実施形態と共通する構成には、第2実施形態と同じ符号を使用して説明を適宜省略し、第2実施形態と相違する点を中心に説明する。
3 駆動部
4 ダイアフラム弁体(弁体の一例)
24 弁座
414 環状シール突起
414a 環状シール面(環状シール部の一例)
415 環状凹溝
416 凸部
A 環状シール面の幅方向中心径
B 環状シール面の径方向幅寸法
D 弁座側端面の直径
F 環状シール面の径方向中心位置から軸線方向における肉厚
H 凸部の基端部の直径
I 凸部の高さ
J 駆動部から荷重を受ける受圧面と弁座側端面との間において最も細い部分の直径
Claims (12)
- 駆動部と、
第1ポートと第2ポートと弁座を有するバルブボディと、
柱状に形成され、前記駆動部に連結される弁体とを有すること、
前記弁体が、弁座側に位置する弁座側端面に環状に突設され、前記弁座に押し付けられてシールする環状シール部を先端部に設けられた環状シール突起を有し、少なくとも前記環状シール突起がフッ素樹脂製であること、
前記弁体は、前記駆動部により前記環状シール部が前記弁座に押付けられる際、前記環状シール部が径方向に変位する変位量が6.175μm以下であること
を特徴とする流体制御バルブ。 - 駆動部と、
第1ポートと第2ポートと弁座を有するバルブボディと、
柱状に形成され、前記駆動部に連結される弁体とを有すること、
前記弁体が、弁座側に位置する弁座側端面に環状に突設され、前記弁座に押し付けられてシールする環状シール部を先端部に設けられた環状シール突起を有し、少なくとも前記環状シール突起がフッ素樹脂製であること、
前記弁体は、前記駆動部により前記環状シール部が前記弁座に押付けられる際、前記環状シール部が径方向に変位する変位量が、前記弁座に当接していないときの前記環状シール部の径に対して12.4×10-4倍以下であること
を特徴とする流体制御バルブ。 - 駆動部と、
第1ポートと第2ポートと弁座を有するバルブボディと、
柱状に形成され、前記駆動部に連結される弁体とを有すること、
前記弁体が、弁座側に位置する弁座側端面に環状に突設された環状シール突起を有し、少なくとも前記環状シール突起がフッ素樹脂製であり、前記環状シール突起の先端部に、前記弁座に押し付けられてシールする環状シール部がフラットに形成されていること、
前記弁体は、前記駆動部により前記環状シール部が前記弁座に押付けられる際、前記環状シール部が径方向に変位する変位量が、前記弁座に当接していない場合における前記環状シール部の幅寸法の6.18×10-2倍以下であること
を特徴とする流体制御バルブ。 - 前記弁座側端面の直径が、前記弁座に当接していないときの前記環状シール部の径の1.3倍以上であること
を特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載される流体制御バルブ。 - 前記弁体は、最も細い部分の直径が前記環状シール部の径より小さいこと
を特徴とする請求項4に記載される流体制御バルブ。 - 前記弁体は、前記環状シール部の径方向中心位置における軸線方向の肉厚が、前記環状シール部の径に対して0.7倍以上であること
を特徴とする請求項5に記載される流体制御バルブ。 - 前記弁体は、前記環状シール突起の内側に前記弁座側端面から弁座方向に突出する凸部を有すること
を特徴とする請求項5又は6に記載される流体制御バルブ。 - 前記凸部は、前記弁座側端面に接続する基端部の直径が前記弁体の最も細い部分の直径以上であること
を特徴とする請求項7に記載される流体制御バルブ。 - 前記環状シール突起は、PFAで形成されていること
を特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか一つに記載される流体制御バルブ。 - 駆動部と、
第1ポートと第2ポートと弁座を有するバルブボディと、
柱状に形成され、前記駆動部に連結される弁体とを有すること、
前記弁体が、弁座側に位置する弁座側端面に環状に突設され、前記弁座に押し付けられてシールする環状シール部を先端部に設けられた環状シール突起を有し、少なくとも前記環状シール突起がフッ素樹脂製であること、
前記弁体は、前記駆動部により前記環状シール部が前記弁座に押付けられる際、前記環状シール部が径方向に変位する変位量を抑制することにより、弁開閉作動時に発生するパーティクルの量を低減すること
を特徴とする流体制御バルブ。 - 駆動部と、
第1ポートと第2ポートと弁座を有するバルブボディと、
柱状に形成され、前記駆動部に連結される弁体とを有する流体制御バルブに用いられること、
前記弁体が、弁座側に位置する弁座側端面に環状に突設され、前記弁座に押し付けられてシールする環状シール部を先端部に設けられた環状シール突起を有し、少なくとも前記環状シール突起がフッ素樹脂製であること、
前記駆動部により前記環状シール部を前記弁座に当接させた後、さらに前記環状シール部を前記弁座に押し付ける場合に、前記環状シール部が径方向に変位する変位量を抑制し、弁開閉動作時に発生するパーティクルの量を低減すること
を特徴とする流体制御方法。 - 駆動部と、
第1ポートと第2ポートと弁座を有するバルブボディと、
柱状に形成され、前記駆動部に連結される弁体とを有すること、
前記弁体が、弁座側に位置する弁座側端面に環状に突設され、前記弁座に押し付けられてシールする環状シール部を先端部に設けられた環状シール突起を有し、少なくとも前記環状シール突起がフッ素樹脂製であること、
前記弁座側端面の直径が前記弁座に当接していないときの前記環状シール部の径の1.3倍以上であること
を特徴とする流体制御バルブ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW104137673A TWI670435B (zh) | 2014-12-11 | 2015-11-16 | 流體控制閥 |
US14/956,094 US10167960B2 (en) | 2014-12-11 | 2015-12-01 | Fluid control valve |
KR1020150173754A KR102366713B1 (ko) | 2014-12-11 | 2015-12-08 | 유체 제어 밸브 |
CN201510919192.0A CN105697834A (zh) | 2014-12-11 | 2015-12-11 | 流体控制阀 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014251320 | 2014-12-11 | ||
JP2014251320 | 2014-12-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016114240A true JP2016114240A (ja) | 2016-06-23 |
JP6193955B2 JP6193955B2 (ja) | 2017-09-06 |
Family
ID=56141295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015216461A Active JP6193955B2 (ja) | 2014-12-11 | 2015-11-04 | 流体制御バルブ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6193955B2 (ja) |
KR (1) | KR102366713B1 (ja) |
CN (1) | CN105697834A (ja) |
TW (1) | TWI670435B (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017133542A (ja) * | 2016-01-25 | 2017-08-03 | 旭有機材株式会社 | バルブ装置 |
JP2018087600A (ja) * | 2016-11-29 | 2018-06-07 | 株式会社ノーリツ | 流量調整装置及び温水装置 |
JP2018179206A (ja) * | 2017-04-18 | 2018-11-15 | 株式会社ノーリツ | 流量調整装置及び温水装置 |
DE112017002892T5 (de) | 2016-06-08 | 2019-02-14 | Denso Corporation | Ejektor-Kühlkreisvorrichtung |
US11118690B2 (en) | 2016-06-21 | 2021-09-14 | Ckd Corporation | Fluid control valve and fluid control valve manufacturing method |
JP2022509669A (ja) * | 2018-12-18 | 2022-01-21 | インテグリス・インコーポレーテッド | 流体の流れを制御するための弁および弁部材 |
CN114341534A (zh) * | 2019-08-30 | 2022-04-12 | 旭有机材株式会社 | 阀装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111344510A (zh) * | 2017-10-31 | 2020-06-26 | 株式会社富士金 | 阀装置 |
JP7061794B2 (ja) * | 2018-08-10 | 2022-05-02 | アドバンス電気工業株式会社 | ダイヤフラム部材 |
CN114352729B (zh) * | 2020-10-12 | 2022-11-08 | 浙江盾安人工环境股份有限公司 | 流量调节阀 |
CN113431919B (zh) * | 2021-07-19 | 2023-07-28 | 高砂电气(苏州)有限公司 | 便于微量调节的比例调节阀 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05118447A (ja) * | 1991-02-20 | 1993-05-14 | Kiyohara Masako | 流体制御器 |
JP2002081561A (ja) * | 2000-09-06 | 2002-03-22 | Advance Denki Kogyo Kk | 逆止弁構造 |
JP2005155878A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-16 | Asahi Organic Chem Ind Co Ltd | 流量調節弁 |
JP2009222189A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | ダイヤフラムバルブおよびこれを備えた基板処理装置 |
JP2012026476A (ja) * | 2010-07-20 | 2012-02-09 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | ダイヤフラムバルブおよびこれを備えた基板処理装置 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3291151B2 (ja) * | 1995-02-15 | 2002-06-10 | 株式会社フジキン | ダイヤフラム弁 |
KR100905518B1 (ko) * | 2001-06-21 | 2009-07-01 | 아사히 유키자이 고교 가부시키가이샤 | 매니폴드 밸브 |
DE10336922B4 (de) * | 2003-08-07 | 2006-07-06 | Danfoss A/S | Flüssigkeitssteuerventil, insbesondere Warmwasserventil |
US7201187B2 (en) * | 2004-07-23 | 2007-04-10 | Rain Bird Corporation | Low-flow valve |
JP4744319B2 (ja) * | 2006-02-22 | 2011-08-10 | 旭有機材工業株式会社 | ダイヤフラム弁 |
EP1906066A1 (fr) * | 2006-09-28 | 2008-04-02 | Luxembourg Patent Company S.A. | Robinet, notamment pour bouteille de gaz ultra-haute pureté |
JP5297420B2 (ja) | 2009-11-11 | 2013-09-25 | Ckd株式会社 | 弁座加工方法、バルブボディ及び流体制御弁 |
JP5331831B2 (ja) * | 2011-01-31 | 2013-10-30 | Ckd株式会社 | 流体制御弁 |
JP6059509B2 (ja) * | 2011-12-12 | 2017-01-11 | Ckd株式会社 | 流体制御弁 |
WO2014133887A1 (en) * | 2013-02-26 | 2014-09-04 | Parker-Hannifin Corporation | Diaphragm valve with dual point seal and floating diaphragm web |
-
2015
- 2015-11-04 JP JP2015216461A patent/JP6193955B2/ja active Active
- 2015-11-16 TW TW104137673A patent/TWI670435B/zh active
- 2015-12-08 KR KR1020150173754A patent/KR102366713B1/ko active IP Right Grant
- 2015-12-11 CN CN201510919192.0A patent/CN105697834A/zh active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05118447A (ja) * | 1991-02-20 | 1993-05-14 | Kiyohara Masako | 流体制御器 |
JP2002081561A (ja) * | 2000-09-06 | 2002-03-22 | Advance Denki Kogyo Kk | 逆止弁構造 |
JP2005155878A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-16 | Asahi Organic Chem Ind Co Ltd | 流量調節弁 |
JP2009222189A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | ダイヤフラムバルブおよびこれを備えた基板処理装置 |
JP2012026476A (ja) * | 2010-07-20 | 2012-02-09 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | ダイヤフラムバルブおよびこれを備えた基板処理装置 |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017133542A (ja) * | 2016-01-25 | 2017-08-03 | 旭有機材株式会社 | バルブ装置 |
DE112017002892T5 (de) | 2016-06-08 | 2019-02-14 | Denso Corporation | Ejektor-Kühlkreisvorrichtung |
US11118690B2 (en) | 2016-06-21 | 2021-09-14 | Ckd Corporation | Fluid control valve and fluid control valve manufacturing method |
JP2018087600A (ja) * | 2016-11-29 | 2018-06-07 | 株式会社ノーリツ | 流量調整装置及び温水装置 |
JP2018179206A (ja) * | 2017-04-18 | 2018-11-15 | 株式会社ノーリツ | 流量調整装置及び温水装置 |
JP2022509669A (ja) * | 2018-12-18 | 2022-01-21 | インテグリス・インコーポレーテッド | 流体の流れを制御するための弁および弁部材 |
EP3899333A4 (en) * | 2018-12-18 | 2022-09-21 | Entegris, Inc. | VALVE AND VALVE ELEMENT FOR REGULATING FLUID FLOW |
JP7162137B2 (ja) | 2018-12-18 | 2022-10-27 | インテグリス・インコーポレーテッド | 流体の流れを制御するための弁および弁部材 |
CN114341534A (zh) * | 2019-08-30 | 2022-04-12 | 旭有机材株式会社 | 阀装置 |
US11773985B2 (en) | 2019-08-30 | 2023-10-03 | Asahi Yukizai Corporation | Valve device |
CN114341534B (zh) * | 2019-08-30 | 2024-05-10 | 旭有机材株式会社 | 阀装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6193955B2 (ja) | 2017-09-06 |
CN105697834A (zh) | 2016-06-22 |
KR102366713B1 (ko) | 2022-02-23 |
TW201638507A (zh) | 2016-11-01 |
TWI670435B (zh) | 2019-09-01 |
KR20160071326A (ko) | 2016-06-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6193955B2 (ja) | 流体制御バルブ | |
US10167960B2 (en) | Fluid control valve | |
JP4237781B2 (ja) | 流量制御弁 | |
KR101312379B1 (ko) | 유체제어밸브의 밸브시트 구조 | |
TWI740968B (zh) | 流體控制閥製造方法 | |
CN105546208B (zh) | 减压阀 | |
TWI795473B (zh) | 流體控制閥 | |
WO2010113716A1 (ja) | ボールチェックバルブ | |
CN206656001U (zh) | 流体控制设备、用于气体调节器的控制构件 | |
TWI644045B (zh) | Valve body and high temperature valve | |
JP6527684B2 (ja) | バルブ、流体制御装置、半導体制御装置、および半導体製造方法 | |
TW202108917A (zh) | 隔膜閥 | |
JP5571831B2 (ja) | 逆止弁 | |
JP2007100769A (ja) | 圧力制御装置 | |
JP5940859B2 (ja) | 減圧装置 | |
JP2009243522A (ja) | 安全弁及びシール構造 | |
JP3724985B2 (ja) | 定流量弁 | |
JP6978927B2 (ja) | バルブ | |
KR20220051187A (ko) | 밸브 장치 | |
CN205423980U (zh) | 一种零泄漏液控压力调节阀 | |
JP6085491B2 (ja) | リリーフバルブ | |
JPH0640551U (ja) | 流体操作式開閉弁 | |
JP2016191405A (ja) | ダイアフラムバルブ、流体制御装置およびこれらを用いた半導体製造方法 | |
JP2022092186A (ja) | ウエアバルブ | |
TWM318086U (en) | A micro-current welding sealing module for a valve body |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160722 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170413 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170418 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170529 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170801 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170810 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6193955 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |