JP2016110549A - 情報表示制御装置及びプログラム - Google Patents

情報表示制御装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016110549A
JP2016110549A JP2014249737A JP2014249737A JP2016110549A JP 2016110549 A JP2016110549 A JP 2016110549A JP 2014249737 A JP2014249737 A JP 2014249737A JP 2014249737 A JP2014249737 A JP 2014249737A JP 2016110549 A JP2016110549 A JP 2016110549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
information
terminal device
control device
display information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014249737A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6312044B2 (ja
Inventor
重雄 倉掛
Shigeo Kurakake
重雄 倉掛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2014249737A priority Critical patent/JP6312044B2/ja
Priority to US14/864,024 priority patent/US20160173840A1/en
Priority to CN201510907531.3A priority patent/CN105700803B/zh
Publication of JP2016110549A publication Critical patent/JP2016110549A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6312044B2 publication Critical patent/JP6312044B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 どの表示対象物への表示であるか、その表示対象物がどこに実在しているのかに応じてその表示情報の出力を適切に制御できるようにする。【解決手段】情報表示制御装置(ノート型PC)1は、外部に実在する表示対象物(携帯端末装置3)に対応付けてその表示情報を記憶する表示情報メモリを備え、所定エリア内の表示デバイス2上に置かれた表示対象物を認識して特定すると、その表示対象物に対応付けられている表示情報を表示情報メモリから読み出すと共に、表示デバイス2上に実在している表示対象物3の位置を取得し、この取得した表示情報が、その取得位置に実在している表示対象物の近傍位置に表示されるように表示デバイス2への表示を制御する。【選択図】 図1

Description

本発明は、所定エリア内への表示を制御する情報表示制御装置及びプログラムに関する。
一般に、所定エリア内への表示を制御する情報表示制御装置として、例えば、外部のスクリーン上に画像を投影表示させるプロジェクタ装置を利用して、各種の資料(画像)を表示対象物(スクリーン)上に投影させてプレゼンテーションを行う場合に、その発表者などは、スクリーン上の資料にしたがってその補足説明や注意事項などを口頭説明しながらスクリーン上の必要箇所を指示するようにしている。このような場合、従来では投影中の画像上でのペンの指示軌跡を投影中の画像上に投影するようにした技術が知られている(特許文献1参照)。また、投影に関しては、移動する対象物上にプロジェクションマッピングで画像を投影するようにした技術(特許文献2参照)も知られている。
特開2003−78686号公報 特開2013−192189号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術は、電子黒板のスクリーンを投影対象とするものであるが、ペン操作されたデバイス上の位置を単に特定するものであり、どれを投影対として、どのような内容の表示情報を投影表示させるのかを特定するものではなかった。また、上述した特許文献2の技術は、表示対象物の位置や形状の変化を確認して投影表示させるものであり、どれを対象として、どのような内容の表示情報を投影表示させるのかを特定するものではなかった。なお、このことはプロジェクタ装置に限らず、他の情報表示制御装置であっても同様の問題を生じる。
本発明の課題は、どの表示対象物への表示であるか、その表示対象物がどこに実在しているのかに応じてその表示情報の出力を適切に制御できるようにすることである。
上述した課題を解決するために本発明は、
所定エリア内への表示を制御する情報表示制御装置であって、
当該制御装置の外部に実在する表示対象物に対応付けてその表示情報を記憶する表示情報記憶手段と、
前記所定エリアである表示デバイス上に置かれた前記表示対象物を特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された表示対象物に対応付けられている前記表示情報を前記表示情報記憶手段から読み出し取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得した表示情報が、前記表示対象物の近傍位置に表示されるように前記表示デバイスへの表示を制御する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、どの表示対象物への表示であるか、その表示対象物がどこに実在しているのかに応じてその表示情報の出力を適切に制御することができる。
情報表示制御装置として適用したノート型のPC(パーソナルコンピュータ)の使用例を示した図。 ノート型PC1、表示デバイス2、携帯端末装置3の基本的な構成要素を示したブロック図。 (1)〜(3)は、表示デバイス2上に携帯端末装置3が置かれた状態での表示内容を説明するための図。 (1)〜(4)は、表示デバイス2上に携帯端末装置3が置かれた状態での表示内容を説明するための図。 (1)は、表示情報メモリM3を説明するための図、(2)は、表示箇所メモリM4を説明するための図。 表示デバイス2への表示を制御する“表示デバイス制御モード”が選択された際に実行開始されるフローチャート。 図6の動作に続くフローチャート。 図6の動作に続くフローチャート。
以下、図1〜図8を参照して本発明の実施形態を説明する。
本実施形態は、所定エリア内への表示を制御する情報表示制御装置としてノート型PC(パーソナルコンピュータ)に適用した場合を例示したもので、図1は、ノート型PCの使用例を示した図である。
情報表示制御装置(ノート型PC)1は、会議室などの机面上に載置されている表示デバイス2に通信接続されるもので、基本的な各種の機能の他、表示デバイス2、携帯端末装置3との間で短距離通信を行う通信機能を備えている。表示デバイス2は、所定エリア内として会議室などの机面上にその略全面に敷かれるシート状のタッチスクリーンで、机面の大きさを持ったシート状の液晶パネル(図示省略)と、この液晶パネルの上に積層配置された同形同大のタッチパネル(図示省略)を有する構成となっている。なお、表示デバイス2を構成するタッチスクリーンは、マトリクススイッチ方式、抵抗膜方式、静電容量方式、電磁誘導方式、赤外線遮断方式など、いずれの方式であってもよい。この表示デバイス(タッチスクリーン)2には、ノート型PC1との間で短距離通信を行う通信機能が備えられている。
この表示デバイス(タッチスクリーン)2上に携帯端末装置3が置かれると、表示デバイス2は、携帯端末装置3が置かれたことを検出してその端末検出信号をノート型PC1に与える。ノート型PC1は、表示デバイス2からの端末検出信号に応答してその携帯端末装置3を表示対象物として認識し、その携帯端末装置3に対応付けられている表示情報が、その携帯端末装置3の近傍位置に表示されるように表示デバイス2への表示を制御するようにしている。会議の参加者は、表示デバイス2上に置かれた携帯端末装置3の表示内容(資料)を見ながら会議を進めるが、その際、ノート型PC1は、所定のエリア内(表示デバイス2上)に携帯端末装置3が置かれると、表示デバイス2内における携帯端末装置3の近傍位置にその端末特有の表示情報を表示させるためにその表示情報を表示デバイス2に送信するようにしている。なお、携帯端末装置3の近傍位置に表示される表示情報は、例えば、個人情報などの秘匿情報、或いは株価、売上状況などのリアルタイム情報である。
携帯端末装置3は、その近傍位置にその端末特有の表示情報を表示させる際のターゲットとなる表示対象物であり、つまり、ノート型PC1の外部に実在する表示対象物であり、例えば、タブレット端末、スマートフォン、PDA(個人向け携帯型情報通信機器)などである。この表示対象物(携帯端末装置3)に会議の資料などが表示されている状態でその携帯端末装置3が所定のエリア内(表示デバイス2上)の任意の位置に置かれると、表示デバイス2は、その接触状態から携帯端末装置3が置かれた接触位置(携帯端末装置3の実在位置)を検出してノート型PC1に送信し、また、携帯端末装置3は、自己の端末識別情報(端末ID)を発信出力してノート型PC1に送信する。
なお、携帯端末装置3は、表示デバイス2上に置かれている間、ユーザ操作によって自己の端末識別情報(端末ID)を定期的に発信出力するようにしている。ノート型PC1は、携帯端末装置3からその端末IDを受信すると、表示デバイス2上に置かれた携帯端末装置3を特定し、また、表示デバイス2から携帯端末装置3の実在位置を受信すると、その実在位置に基づいて携帯端末装置3の近傍位置(端末特有の表示情報を表示させる位置)を特定するようにしている。
図2は、情報表示制御装置(ノート型PC)1、表示デバイス2、携帯端末装置3の基本的な構成要素を示したブロック図である。
ノート型PC1は、CPU11を中核とするもので、CPU11は、記憶部12内の各種のプログラムに応じてこのノート型PC1の全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶部12は、例えば、ROM、フラッシュメモリなどを有する構成で、図6〜図8に示した動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムを記憶するプログラムメモリM1と、このノート型PC11で必要とされる各種のデータ(計時時刻、タイマ計測時間、フラグなど)を一時記憶するワークメモリM2と、後述する表示情報メモリM3及び表示箇所メモリM4などを有している。なお、記憶部12は、例えば、SDカード、ICカードなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、図示しないが、通信機能を介して通信網に接続されている状態においては所定のサーバ装置側の記憶領域を含むものであってもよい。
CPU11には、その入出力デバイスとして、操作部13、表示部14、外部接続部15、広域通信部16などの他に、短距離通信部17が接続されており、CPU11は、入出力プログラムにしたがって各入出力デバイスを制御する。短距離通信部17は、例えば、無線LAN(Local Area Network)又はBluetooth(登録商標)通信を介して表示デバイス2又は携帯端末装置3に通信接続する通信インターフェイスである。
表示デバイス2は、CPU21を中核とするもので、CPU21は、記憶部22内の各種のプログラムに応じてこの表示デバイス2の全体動作を制御する。CPU21には、その入出力デバイスとして、タッチスクリーン23、短距離通信部24などが接続されており、CPU21は、入出力プログラムにしたがって各入出力デバイスを制御する。タッチスクリーン23は、マトリクススイッチ方式、抵抗膜方式、静電容量方式、電磁誘導方式、赤外線遮断方式など、いずれの方式であってもよい。短距離通信部24は、無線LAN又はBluetooth(登録商標)通信を介してノート型PC1との間で通信接続する通信インターフェイスである。
携帯端末装置3は、CPU31を中核とするもので、このCPU31は、記憶部32内の各種のプログラムに応じてこの携帯端末装置3の全体動作を制御する。CPU31には、その入出力デバイスとして、タッチスクリーン33、短距離通信部34などが接続されており、CPU31は、入出力プログラムにしたがって各入出力デバイスを制御する。短距離通信部34は、無線LAN又はBluetooth(登録商標)通信を介してノート型PC1との間で通信接続する通信インターフェイスである。
図3及び図4は、表示デバイス2上に携帯端末装置3が置かれた状態での表示内容を説明するための図である。
図3(1)は、表示デバイス2上に携帯端末装置3が置かれた状態でその携帯端末装置3自身が情報を表示している状態を例示したもので、表示情報として秘匿情報を示した場合である。すなわち、携帯端末装置3には、営業担当者の所属先と氏名と共にその営業者の営業評価結果が秘匿情報として表示されている。この携帯端末装置3が表示デバイス2上に置かれた際に、ノート型PC1は、その携帯端末装置3から現在の表示情報(秘匿情報)を受信して表示情報メモリM3にデフォルト情報として登録するようにしている。
図3(2)は、図3(1)に示したような秘匿情報(所属先、氏名、評価結果)に代えて、営業評価の資料となった目標達成状況などを具体的に記した情報が表示されている携帯端末装置3が再び表示デバイス2上に置かれた状態を示している。この場合、CPU11は、この携帯端末装置3が表示デバイス2上に置かれると、その携帯端末装置3に対応して登録されている表示情報(デフォルト表示情報:秘匿情報)を表示情報メモリM3から読み出し、表示デバイス2上における携帯端末装置3の近傍位置にデフォルト表示情報を表示させる。図3(3)は、携帯端末装置3の近傍位置(上側近傍位置)にデフォルト表示情報(秘匿情報)が表示された状態を例示した図である。なお、表示デバイス2上からこの携帯端末装置3が離れた際に、その近傍位置に表示されていたデフォルト表示情報(秘匿情報)は消去される。
図4(1)は、図3(3)と同様に、携帯端末装置3の近傍位置(上側近傍位置)にデフォルト表示情報(秘匿情報)が表示されている状態を示し、この状態において、図4(2)は、その携帯端末装置3を対象とした指示操作(指、ペンなどによる任意の指示操作)が行われた場合の指示軌跡を示した図である。すなわち、図4(2)は、携帯端末装置3のタッチスクリーン33上で行われた指示操作(タッチ操作)に応じてその指示軌跡がタッチスクリーン33上に描画された状態を示した図で、携帯端末装置3は、指示操作が行われると、その指示軌跡(手書き情報)をノート型PC1に送信する。ノート型PC1は、携帯端末装置3から指示軌跡を受信すると、この指示軌跡を表示情報として表示情報メモリM3に追加登録するようにしている。なお、この携帯端末装置3のタッチスクリーン33に描かれた指示軌跡(手書き情報)は、表示切り替え時に消去される。
図4(3)は、図4(1)に示すように携帯端末装置3の近傍位置(上側近傍位置)にデフォルト表示情報(秘匿情報)が表示されている状態において、その秘匿情報が表示されている表示デバイス2上の領域内で指示操作(タッチ操作)が行われた場合に、その指示軌跡が表示デバイス2上のその領域内に描画された状態を示した図である。この場合、表示デバイス2は、その指示軌跡(手書き情報)をノート型PC1に送信し、ノート型PC1は、表示デバイス2から指示軌跡を受信すると、この指示軌跡を表示情報として表示情報メモリM3」に追加登録するようにしている。図4(4)は、図4(2)、(3)に示すような指示操作が行われた後、携帯端末装置3が再び表示デバイス2上に置かれた状態を示した図で、表示デバイス2及び携帯端末装置3には指示軌跡(手書き情報)が再現される。
図5(1)は、表示情報メモリM3を説明するための図である。
表示情報メモリM3は、複数の表示対象物(携帯端末装置3)に対応付けてその表示情報を記憶管理するもので、「端末識別情報」、「表示情報(デフォルト情報)」、「表示情報(追記情報)」、「追記位置」、「表示中フラグ」の各項目を有している。「端末識別情報」は、携帯端末装置3の個々を識別する端末IDである。「表示情報(デフォルト情報)」は、携帯端末装置3に表示されている表示情報をデフォルト情報として登録した情報である。「表示情報(追記情報)」は、図4(2)、(3)に示すような指示操作が行われた場合に、その指示軌跡に応じた情報を表示情報として追記登録したもので、複数回の追記が有れば、その回数分の追記情報が登録される。「追記位置」は、追記された携帯端末装置3上の位置、又は表示デバイス2上の位置を示し、この位置に「表示情報(追記情報)」が表示される。「表示中フラグ」は、携帯端末装置3の近傍位置に情報を表示させている状態であることを示すフラグである。
図5(2)は、表示箇所メモリM4を説明するための図である。
表示箇所メモリM4は、携帯端末装置3の近傍位置に情報を表示させる際に、どの箇所に表示させるかをユーザ操作によって任意に選択された場合にその表示箇所を示す情報を記憶管理するもので、「端末識別情報(ID)」に対応付けて、「上側近傍位置」、「下側近傍位置」、「左側近傍位置」、「右側近傍位置」の各項目を有している。この「上側近傍位置」、「下側近傍位置」、「左側近傍位置」、「右側近傍位置」は、表示位置の選択項目であり、矩形の携帯端末装置3に対してその上下左右のいずれかの位置を選択するかを示している。なお、図中、“○”印は、表示箇所として選択されたことを示し、追記情報が複数登録されている場合に、表示箇所として複数箇所を選択しておけば、その選択箇所に複数の追記情報を分けて表示させることができる。なお、表示箇所メモリM4の内容は、ユーザ操作により任意に設定されたもので、会議参加者の位置関係などから適宜変更可能としている。
次に、本実施形態における情報表示制御装置(ノート型PC)1の動作概念を図6〜図8に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体の他に、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。なお、図6〜図8は、ノート型PC1の全体動作のうち、本実施形態の特徴部分の動作概要を示したフローチャートであり、この6及び図7のフローから抜けた際には、全体動作のメインフロー(図示省略)に戻る。
図6〜図8は、表示デバイス2への表示を制御する“表示デバイス制御モード”が選択された際に実行開始されるフローチャートである。以下、図3及び図4を参照して本実施形態の特徴的な動作を具体的に説明するものとする。
先ず、ノート型PC1のCPU11は、表示デバイス2上に所定の携帯端末装置3が置かれたかを調べたり(図6のステップS1)、表示デバイス2上から所定の携帯端末装置3が離されたかを調べたりする(ステップS2)。ここで、表示デバイス2は、何らかの物体が置かれた場合にその接触状態の形状及び大きさから所定の携帯端末装置3が置かれたことを検出し、また、何らかの物体が離れた場合にはそれまで物体が接触していたときの接触状態の形状及び大きさから所定の携帯端末装置3が離れたことを検出して、その検出信号をノート型PC1に送信する。
いま、ノート型PC1は、表示デバイス2上に所定の携帯端末装置3が置かれたときのタイミング、又は表示デバイス2上から所定の携帯端末装置3が離されたときのタイミングで表示デバイス2から送信される検出信号を受信しなければ(ステップS1及びS2)、図8のフローに移り、所定の携帯端末装置3が所定のエリア内(表示デバイス2上)に実在しているかを調べる(ステップS23)。ここで、実在していなければ(ステップS23でNO)、図6のステップS1に戻るが、実在していれば(ステップS23でYES)、表示デバイス2又は携帯端末装置3から指示操作有り信号を受信したかを調べる(ステップS24)。ここで、表示デバイス2又は携帯端末装置3上で指示操作が行われなければ、つまり、指示操作有り信号を受信しなければ(ステップS24でNO)、図6のステップS1に戻る。
一方、ノート型PC1は、表示デバイス2から所定の携帯端末装置3が置かれたことを示す検出信号を受信したときには(ステップS1でYES)、その携帯端末装置3から発信出力されている端末IDを受信し(ステップS3)、この端末IDに基づいて表示情報メモリM3の「端末識別情報」を検索して、この端末IDが登録されていないかを調べる(ステップS4)。ここで、登録されていなければ(ステップS4でYES)、受信した端末IDを表示情報メモリM3の「端末識別情報」に新規登録する(ステップS5)。
そして、受信した端末IDの携帯端末装置3に対して、現在表示中の情報を送信すべきことを要求し(ステップS6)、それに応答して送信されてきた表示情報を受信すると(ステップS7)、この表示情報をその端末IDに対応付けて表示情報メモリM3の「表示情報(デフォルト情報)」に新規登録する(ステップS8)。その後、ステップS1に戻る。いま、図3(1)の場合には、表示デバイス2上に置かれた携帯端末装置3には、秘匿情報(所属先、氏名、評価結果)が表示されているので、ノート型PC1は、この秘匿情報が受信して表示情報メモリM3の「表示情報(デフォルト情報)」に新規登録する。
このような新規登録を行った後、その携帯端末装置3が表示デバイス2から離れたものとすると、上述のステップS2でそのことが検出されて、次のステップS9に移り、表示情報メモリM3を参照し、その携帯端末装置3に対応する「表示中フラグ」がオンされているかを調べるが、この場合、「表示中フラグ」はオンされていないので(ステップS9でNO)、上述のステップS1に戻る。その後、図3(2)に示すように、その携帯端末装置3側においてその表示情報か変更されて、再び、表示デバイス2上に置かれたものとすると(ステップS1でYES)、ノート型PC1は、その携帯端末装置3から端末IDを受信し(ステップS3)、この端末IDが表示情報メモリM3に登録されているかを調べるが(ステップS4)、この場合、その端末IDは登録済みであるので(ステップS4でNO)、図7のフローに移り、表示デバイス2に対して端末位置の検出を要求する(ステップS12)。
この端末位置の検出要求を受け取った表示デバイス2は、携帯端末装置3の接触状態に基づいて携帯端末装置3が置かれた接触位置(携帯端末装置3の実在位置)を検出するが、その際、表示デバイス2内においてその基準点(例えば、左上角部)を起点として、携帯端末装置3の接触面の中心部又は一角部を携帯端末装置3が実在している位置(平面座標系の位置)を検出する。ノート型PC1は、表示デバイス2側で検出された端末位置(携帯端末装置3の実在位置)を受信すると(ステップS13)、その端末IDに対応する「表示情報(デフォルト情報)」を表示情報メモリM3から読み出す(ステップS14)。そして、表示箇所メモリM4を参照し、携帯端末装置3の近傍のどの位置に表示情報を表示させるかの表示箇所を決定する(ステップS15)。
そして、ノート型PC1は、表示デバイス2上における携帯端末装置3の実在位置(受信した端末位置)と、表示箇所メモリM4を参照することによって決定した表示箇所に基づいて、近傍表示すべき領域の位置を特定すると共に、表示情報メモリM3から読み出した「表示情報(デフォルト情報)」のデータ量に基づいて近傍表示領域の大きさを特定する(ステップS16)。これによって特定した近傍表示領域と、読み出した「表示情報(デフォルト情報)」を表示デバイス2に対して送信して、携帯端末装置3の近傍位置に表示すべきことを指示すると共に、その端末IDに対応する「表示中フラグ」をオンする(ステップS17)。
表示デバイス2側では、受信した表示情報を携帯端末装置3の近傍位置に表示させる。図3(3)の例は、表示デバイス2上に置かれた携帯端末装置3の上側近傍位置に「表示情報」が表示された場合である。次に、ノート型PC1は、受信した端末IDに対応して表示情報メモリM3に「表示情報(追記情報)」が登録されているかを調べるが(ステップS18)、この場合、追記情報は登録されていないので(ステップS18でNO)、図6のステップS1に戻る。
このように携帯端末装置3の近傍位置に情報を表示させた状態において、その携帯端末装置3が表示デバイス2上から離されると、ステップS2でそのことが検出されてステップS9に移るが、この場合、「表示中フラグ」はオンされているので(ステップS9でYES)、次のステップS10に移り、その近傍表示の終了を表示デバイス2に対して指示する。これによって近傍表示が消去されるため、表示デバイス2の表示内容は、図3(3)の表示状態から図3(2)の表示状態に移る。その後、「表示中フラグ」をオフ(ステップS11)した後、ステップS1に戻る。
また、例えば、図4(2)に示すように、図4(1)に示す状態で携帯端末装置3のタッチスクリーン33上で指示操作が行われたものとすると、携帯端末装置3側では、その指示操作に応じてその指示軌跡をタッチスクリーン33上に描画すると共に、指示操作有り信号をノート型PC1に送信する。ノート型PC1は、表示デバイス2上に携帯端末装置3が実在している状態において(ステップS23でYES)、携帯端末装置3から指示操作有り信号を受信すると(図8のステップS24でYES)、携帯端末装置3から発信出力されている端末IDを受信すると共に(ステップS25)、その携帯端末装置3から指示軌跡を受信取得する(ステップS26)。そして、この指示軌跡を追記情報として、表示情報メモリM3の「表示情報(追記情報)」に追加登録する(ステップS27)。更に、携帯端末装置3から追記位置を受信取得して表示情報メモリM3の「追記位置」に登録する(ステップS28)。その後、図6のステップS1に戻る。
また、図4(3)に示すように、表示デバイス2上で指示操作が行われたものとする。この場合、ノート型PC1は、表示デバイス2上に携帯端末装置3が実在している状態において(ステップS23でYES)、表示デバイス2から指示操作有り信号を受信するので(ステップS24でYES)、上述の場合と同様に、携帯端末装置3から発信出力されている端末IDを受信すると共に(ステップS25)、表示デバイス2から指示軌跡を受信し(ステップS26)、この指示軌跡を追記情報として、表示情報メモリM3の「表示情報(追記情報)」に追加登録する(ステップS27)。そして、表示デバイス2から追記位置を受信取得して表示情報メモリM3の「追記位置」に登録する(ステップS28)。その後、図6のステップS1に戻る。
このような指示操作が行われた後、再び、携帯端末装置3が表示デバイス2上に置かれたものとする(図6のステップS1でYES)。この場合、その携帯端末装置3から受信した端末IDが表示情報メモリM3に登録されているので(ステップS4でNO)、図7のフローに移り、上述の場合と同様に、携帯端末装置3の近傍位置に情報を表示させる処理を行う(ステップS12〜S17)。そして、追記情報の登録有無を調べるが(ステップS18)、いま、表示情報メモリM3には「表示情報(追記情報)」が登録されているので(ステップS18でYES)、表示情報メモリM3から「表示情報(追記情報)」と「追記位置」を読み出し(ステップS19)、その「追記位置」に基づいて、表示デバイス2への追記であるか、携帯端末装置3への追記であるかを調べる(ステップS20)。
ここで、表示デバイス2への追記であれば、ステップS21に移り、「表示情報(追記情報)」と「追記位置」を表示デバイス2に送信して、追記表示すべきことを指示すると共に、その「表示中フラグ」をオンした後、図6のステップにS1に戻る。また、携帯端末装置3への追記であれば、ステップS22に移り、「表示情報(追記情報)」と「追記位置」を携帯端末装置3に送信して、追記表示すべきことを指示すると共に、その「表示中フラグ」をオンした後、図6のステップS1に戻る。ここで、表示デバイス2又は携帯端末装置3側では、ノート型PC1からの追記指示に応じて「追記位置」に「表示情報(追記情報)」を表示する処理を行う。これによって表示デバイス2又は携帯端末装置3側では、図4(4)に示すように、「表示情報(デフォルト情報)」及び「表示情報(追記情報)」が再現出力される。
そして、携帯端末装置3が表示デバイス2上から離されると、ステップS2でそのことが検出されてステップS9に移るが、この場合、「表示中フラグ」はオンされているので(ステップS9でYES)、次のステップS10に移り、その近傍表示の終了を表示デバイス2に対して指示する。これによって近傍表示が消去されるため、表示デバイス2の表示内容は、図4(4)の表示状態から図4(1)の表示状態に移る。その後、「表示中フラグ」をオフ(ステップS11)した後、ステップS1に戻る。
以上のように、本実施形態における情報表示制御装置(ノート型PC)1は、外部に実在する表示対象物(携帯端末装置3)に対応付けてその表示情報を記憶する表示情報メモリM3を備え、所定エリアである表示デバイス2上に置かれた表示対象物を認識して特定すると、その表示対象物に対応付けられている表示情報を表示情報メモリM3から読み出し、この表示情報が、表示対象物の近傍位置に表示されるように表示デバイス2への表示を制御するようにしたので、どの表示対象物への表示であるか、その表示対象物がどこに実在しているのかに応じてその表示情報の出力を適切に制御することができる。したがって、通常は表示されないが、表示デバイス2上に表示対象物が実在している間だけ秘匿性の高い情報を表示対象物の近傍位置に表示させることができ、例えば、個人情報などの秘匿性の高い情報のセキュリティ管理に活用することが可能となり、また、株価、売上状況などのリアルタイム情報を表示対象物の近傍位置に表示させることが可能となる。
ノート型PC1のCPU11は、表示デバイス上に表示対象物が実在していることを特定することができなくなった場合に、その表示対象物の近傍位置への表示を終了させる制御を行うようにしたので、表示デバイス上に表示対象物が実在していることを条件にその表示情報を表示させることができる。
CPU11は、表示対象物を対象とした指示操作を検出してその指示軌跡に応じた情報を表示情報として生成してその表示対象物に対応付けて表示情報メモリM3に記憶するようにしたので、指示操作に応じて任意に追記された情報も含めて表示させることができ、例えば、チェック箇所の確認や備忘録としての利用も可能となる。
CPU11は、表示対象物に表示されている表示情報を受信して表示情報メモリM3にその表示対象物に対応付けて記憶するようにしたので、その表示情報を表示対象物から消去されたとしても、その表示対象物が表示デバイス2上に再び置かれるだけで、その表示情報を再現させることができる。
表示箇所メモリM4は、表示情報を表示対象物の近傍のどの位置に表示させるかの表示箇所を示す情報を表示対象物に対応付けて記憶するようにしたので、表示対象物の近傍の適切な位置に表示情報が表示させることができる。
表示情報メモリM3は、表示対象物を識別する識別情報(ID)に対応付けてその表示情報を記憶し、CPU11は、表示対象物を識別する識別情報(ID)をその表示対象物から受信して表示情報メモリM3を検索することにより表示対象物を特定するようにしたので、表示対象物とその表示情報との対応関係が明確となり、表示対象物毎にその表示情報を表示情報メモリM3から読み出すことができる。
なお、上述した実施形態においてノート型PC1は、表示デバイス2側で検出された端末位置(実在位置)と表示箇所メモリM4の内容に基づいて近傍表示領域を特定し、この近傍表示領域と「表示情報(デフォルト情報)」を表示デバイス2に対して送信するようにしたが、「表示情報(デフォルト情報)」と表示箇所メモリM4の内容を表示デバイス2に送信するようにしてもよい。この場合、表示デバイス2側で近傍表示領域を特定すればよい。
上述した実施形態においてノート型PC1は、表示対象物である携帯端末装置3から発信出力されている端末識別情報(端末ID)を受信することによって携帯端末装置3を特定するようにしたが、携帯端末装置3をカメラで撮影した撮影画像を解析してその携帯端末装置3の形状や外形を検出することにより、携帯端末装置3を特定するようにしてもよい。この場合、携帯端末装置3の個々に識別マークを付加しておき、この識別マークに基づいて携帯端末装置3の個々を特定するようにしてもよい。これによって同一機種の携帯端末装置3が表示デバイス2上に置かれた場合でもその個々を特定することが可能となる。更に、上述のような自動的な識別方法に限らず、例えば、表示デバイス2上に携帯端末装置3が置かれた際に、その識別用の番号などをその近傍に手書きすることによって端末識別情報を入力するようにしてもよい。
更に、単一の電子ペーパで表示される表示内容を識別用のキーとするようにしてもよい。例えば、電子ペーパが雑誌などの各ページを切り替えて表示する場合に、各ページを撮影した画像を解析してページの表示内容を識別用のキーとして抽出して登録するようにしてもよい。すなわち、1ページ目を表示している電子ペーパ上で追記操作が行われると、その1ページ目の表示内容を識別用のキーとして、手書き情報をその1ページ目に対応付けて記憶しておき、次回、その1ページ目を表示している電子ペーパが置かれた際に、そのページに対応付けて記憶されている手書き情報を、その1ページ目の表示内容を識別用のキーとして読み出してそのページの中に追記するようにしてもよい。以下、2ページ目以降も同様で、各ページの表示内容をページ識別用のキーとし、各ページが切り替え表示される毎に、ページ毎に手書きされた情報を追記するようにすればよい。
上述した実施形態においては、表示対象物として、携帯端末装置3を例示したが、例えば、タッチスクリーン、液晶パネル、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、などのその他の表示デバイス、又は雑誌やノート、置物や装飾具、紙片などの単なる物体であってもよい。この場合、プロジェクションマッピングで画像を物体上に投影表示させるようにしてもよい。
上述した実施形態においては、表示デバイス2又は携帯端末装置3上で手書きされた追記情報を表示デバイス2又は携帯端末装置3から受信して表示情報メモリM3に登録するようにしたが、追記時に指やペンの動きをカメラで撮影し、この撮影画像を解析してその指示軌跡から追記の表示情報を生成して表示情報メモリM3に登録するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、携帯端末装置3が表示デバイス2上に置かれた場合の接触状態に基づいてその携帯端末装置3の実在位置を検出するようにしたが、表示デバイス2上に置かれた携帯端末装置3をカメラで撮影し、この撮影画像を解析してその実在位置を検出するようにしてもよい。
更に、携帯端末装置3の実在位置の検出は、これに限らず、例えば、机面の所定位置に複数(例えば、3個又は4個)の近距離通信部(例えば、Bluetooth(登録商標)通信部、RFタグ通信部)を配置し、表示対象物から発信された電波が各通信部で受信されると、ノート型PC1は、各通信部からその受信信号を取得して、その電波強度と三角測量法の計算から表示対象物の実在位置を検出するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、ノート型PC1と表示デバイス2を別体としたが、表示デバイス2とPCを一体とした構成であってもよい。また、情報表示制御装置としては、ノート型PCに限らず、プロジェクタ装置、PDA(個人向け携帯型情報通信機器)、タブレット端末装置、スマートフォンなどの携帯電話機、電子ゲームなどであってもよい。なお、情報表示制御装置をタブレットとした場合にそのタッチ画面が表示デバイスとし、その上に表示対象物として紙片が置かれた際にタッチ画面上においてこの紙片の近傍位置に情報を表示させるようにしてもよい。
その他、上述した実施形態においては、机面に表示デバイス2を設けてその上に携帯端末装置3が置かれるようにしたが、表示デバイス2を壁面や床面などに設けるようにしてもよい。また、会議の場面に限らず、資料を掲示しながら応対する窓口業務などの場面でも有効であり、更には、表示対象物がパンフレットなどの印刷物や手書きメモなどの紙資料の場合に、この紙資料のアナログ情報と表示デバイス2のデジタル情報とを組み合わせたりしてもよい。
また、上述した実施形態において示した“装置”や“部”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は、これに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
所定エリア内への表示を制御する情報表示制御装置であって、
当該制御装置の外部に実在する表示対象物に対応付けてその表示情報を記憶する表示情報記憶手段と、
前記所定エリアである表示デバイス上に置かれた前記表示対象物を特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された表示対象物に対応付けられている前記表示情報を前記表示情報記憶手段から読み出し取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得した表示情報が、前記表示対象物の近傍位置に表示されるように前記表示デバイスへの表示を制御する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報表示制御装置において、
前記表示制御手段は、前記特定手段によって前記表示デバイス上に前記表示対象物が実在していることを特定することができなくなった場合に、前記表示対象物の近傍位置への表示を終了させる制御を行う、
ことを特徴とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の情報表示制御装置において、
前記表示対象物を対象とした指示操作を検出してその指示軌跡に応じた情報を前記表示情報として生成する表示情報生成手段を更に備え、
前記表示情報記憶手段は、前記表示情報生成手段によって生成された表示情報を前記表示対象物に対応付けて記憶する、
ことを特徴とする。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報表示制御装置において、
前記表示対象物に表示されている表示情報を受信する表示情報受信手段を更に備え、
前記表示情報記憶手段は、前記表示情報受信手段によって受信した表示情報を、前記表示対象物に対応付けて記憶する、
ことを特徴とする。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報表示制御装置において、
前記表示情報記憶手段は、前記表示情報を前記表示対象物の近傍のどの位置に表示させるかの表示箇所を示す情報を前記表示対象物に対応付けて記憶し、
前記表示制御手段は、前記表示情報が前記表示箇所に表示されるように当該表示情報の表示を制御する、
ことを特徴とする。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報表示制御装置において、
前記表示情報記憶手段は、前記表示対象物を識別する識別情報に対応付けてその表示情報を記憶し、
前記特定手段は、前記表示対象物からその表示対象物を識別する識別情報を受信することによりその表示対象物を特定する、
ことを特徴とする。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、
所定エリア内への表示を制御する情報表示制御装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
当該制御装置の外部に実在する表示対象物に対応付けてその表示情報を記憶する表示情報記憶手段と、
前記所定エリアである表示デバイス上に置かれた前記表示対象物を特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された表示対象物に対応付けられている前記表示情報を前記表示情報記憶手段から読み出し取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得した表示情報が、前記表示対象物の近傍位置に表示されるように前記表示デバイスへの表示を制御する表示制御手段と、
として機能させるためのプログラム。
1 情報表示制御装置(ノート型PC)
2 表示デバイス
3 携帯端末装置
11 CPU
12 記憶部
17、24、34 短距離通信部
M1 プログラムメモリ
M3 表示情報メモリ
M4 表示箇所メモリ

Claims (7)

  1. 所定エリア内への表示を制御する情報表示制御装置であって、
    当該制御装置の外部に実在する表示対象物に対応付けてその表示情報を記憶する表示情報記憶手段と、
    前記所定エリアである表示デバイス上に置かれた前記表示対象物を特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された表示対象物に対応付けられている前記表示情報を前記表示情報記憶手段から読み出し取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得した表示情報が、前記表示対象物の近傍位置に表示されるように前記表示デバイスへの表示を制御する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報表示制御装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記特定手段によって前記表示デバイス上に前記表示対象物が実在していることを特定することができなくなった場合に、前記表示対象物の近傍位置への表示を終了させる制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示制御装置。
  3. 前記表示対象物を対象とした指示操作を検出してその指示軌跡に応じた情報を前記表示情報として生成する表示情報生成手段を更に備え、
    前記表示情報記憶手段は、前記表示情報生成手段によって生成された表示情報を前記表示対象物に対応付けて記憶する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報表示制御装置。
  4. 前記表示対象物に表示されている表示情報を受信する表示情報受信手段を更に備え、
    前記表示情報記憶手段は、前記表示情報受信手段によって受信した表示情報を、前記表示対象物に対応付けて記憶する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報表示制御装置。
  5. 前記表示情報記憶手段は、前記表示情報を前記表示対象物の近傍のどの位置に表示させるかの表示箇所を示す情報を前記表示対象物に対応付けて記憶し、
    前記表示制御手段は、前記表示情報が前記表示箇所に表示されるように当該表示情報の表示を制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報表示制御装置。
  6. 前記表示情報記憶手段は、前記表示対象物を識別する識別情報に対応付けてその表示情報を記憶し、
    前記特定手段は、前記表示対象物からその表示対象物を識別する識別情報を受信することによりその表示対象物を特定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報表示制御装置。
  7. 所定エリア内への表示を制御する情報表示制御装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    当該制御装置の外部に実在する表示対象物に対応付けてその表示情報を記憶する表示情報記憶手段と、
    前記所定エリアである表示デバイス上に置かれた前記表示対象物を特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された表示対象物に対応付けられている前記表示情報を前記表示情報記憶手段から読み出し取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得した表示情報が、前記表示対象物の近傍位置に表示されるように前記表示デバイスへの表示を制御する表示制御手段と、
    として機能させるためのプログラム。
JP2014249737A 2014-12-10 2014-12-10 情報表示制御装置及びプログラム Active JP6312044B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014249737A JP6312044B2 (ja) 2014-12-10 2014-12-10 情報表示制御装置及びプログラム
US14/864,024 US20160173840A1 (en) 2014-12-10 2015-09-24 Information output control device
CN201510907531.3A CN105700803B (zh) 2014-12-10 2015-12-10 信息输出控制装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014249737A JP6312044B2 (ja) 2014-12-10 2014-12-10 情報表示制御装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016110549A true JP2016110549A (ja) 2016-06-20
JP6312044B2 JP6312044B2 (ja) 2018-04-18

Family

ID=56124329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014249737A Active JP6312044B2 (ja) 2014-12-10 2014-12-10 情報表示制御装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6312044B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09319556A (ja) * 1996-05-28 1997-12-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報処理装置
JP2003330615A (ja) * 2002-05-16 2003-11-21 Sony Corp 画像表示処理装置、および画像表示処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2008033844A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Sharp Corp 表示装置、制御方法およびプログラム
JP2008242367A (ja) * 2007-03-29 2008-10-09 Fuji Xerox Co Ltd 表示制御装置、表示装置、表示システム及びプログラム
JP2011043545A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 Brother Industries Ltd 画像表示装置
JP2012503801A (ja) * 2008-09-24 2012-02-09 マイクロソフト コーポレーション 物体検出およびユーザーセッティング
JP2013054542A (ja) * 2011-09-05 2013-03-21 Casio Comput Co Ltd 画像表示装置、画像表示システム、及びプログラム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09319556A (ja) * 1996-05-28 1997-12-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報処理装置
JP2003330615A (ja) * 2002-05-16 2003-11-21 Sony Corp 画像表示処理装置、および画像表示処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2008033844A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Sharp Corp 表示装置、制御方法およびプログラム
JP2008242367A (ja) * 2007-03-29 2008-10-09 Fuji Xerox Co Ltd 表示制御装置、表示装置、表示システム及びプログラム
JP2012503801A (ja) * 2008-09-24 2012-02-09 マイクロソフト コーポレーション 物体検出およびユーザーセッティング
JP2011043545A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 Brother Industries Ltd 画像表示装置
JP2013054542A (ja) * 2011-09-05 2013-03-21 Casio Comput Co Ltd 画像表示装置、画像表示システム、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6312044B2 (ja) 2018-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105183408B (zh) 信息处理系统和显示控制方法
TWI591536B (zh) 執行無線顯示分享的方法、裝置以及電腦程式產品
US10209770B2 (en) Information processing apparatus and information processing method
US20160173840A1 (en) Information output control device
KR102001218B1 (ko) 객체와 관련된 정보 제공 방법 및 이를 위한 디바이스
US9172879B2 (en) Image display control apparatus, image display apparatus, non-transitory computer readable medium, and image display control method
JP5974976B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
US20140152543A1 (en) System, data providing method and electronic apparatus
US9870191B2 (en) Display device, displaying method, and computer-readable recording medium
JP5397707B2 (ja) タッチ表示装置及びプログラム
JP5813792B2 (ja) システムおよびデータ提供方法並びに電子機器
US10447871B2 (en) Information processing device for controlling display of device, information processing method, and non-transitory computer readable medium
US11510262B2 (en) Information processing device and non-transitory computer readable medium
JP6597259B2 (ja) プログラム、情報処理装置、画像表示方法、画像処理システム
US20160117140A1 (en) Electronic apparatus, processing method, and storage medium
US10359975B2 (en) Information processing device and non-transitory computer readable medium
JP6312044B2 (ja) 情報表示制御装置及びプログラム
JP5838185B2 (ja) 画像通信プログラム、画像通信方法、および電子機器
JP6358069B2 (ja) 情報出力制御装置及びプログラム
JP6312045B2 (ja) 情報出力制御装置及びプログラム
JP2020154660A (ja) 表示装置、及び表示方法
JP6128145B2 (ja) タッチ処理装置及びプログラム
JP6972964B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP6950382B2 (ja) 画像形成システム及び携帯通信装置
JP2015121845A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170131

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6312044

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180311