JP2015121845A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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哲太 上村
Tetsuta Kamimura
哲太 上村
恭子 小林
Kyoko Kobayashi
恭子 小林
力 中村
Tsutomu Nakamura
力 中村
あゆみ 上田
Ayumi Ueda
あゆみ 上田
松本 和也
Kazuya Matsumoto
和也 松本
匡祥 廣浦
Tadayoshi Hiroura
匡祥 廣浦
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Abstract

【課題】書類の記入を補助する技術を提供する。【解決手段】書類を撮影する撮影手段と、前記書類の記入項目のうち前記撮影手段により撮影された記入項目における記入例を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された記入例を前記記入項目の記入欄に重ねて表示する表示手段と、を有することによって課題を解決する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、カメラ等の撮像機能を有するモバイル端末が普及している。モバイル端末とは、ノートPCやタブレット端末やスマートフォン等を指すが、これらモバイル端末は保存したドキュメントを表示させることができるようになっている。
特許文献1には、コンテンツの表現制御の基準となるガイドシートの一部又は全体を撮影して取得したガイド画像と、前記ガイドシートとの対応関係情報に基づいて、コンテンツの表示等を制御する技術が開示されている。
特開2009−259254号公報
役所に提出する書類や履歴書等に必要事項を手書きで記入する際にモバイル端末に書類のサンプルを表示して、ユーザがその表示を見ながら書類に記入するようなことが行われている。しかし、例えば記入すべき項目が多くあるような書類では、どのサンプルがどの記入領域と対応するのかユーザにとってわかりにくい場合がある。
また、特許文献1に開示されている技術では、記入する書類を撮影しながら対応するサンプルを表示することはできない。
本発明は、書類の記入を補助する技術を提供することを目的とする。
そこで、本発明の情報処理装置は、書類を撮影する撮影手段と、前記書類の記入項目のうち前記撮影手段により撮影された記入項目における記入例を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された記入例を前記記入項目の記入欄に重ねてディスプレイに表示する表示手段と、を有する。
本発明によれば、書類の記入を補助する技術を提供することができる。
実施形態1の概要の一例を示す図である。 ハードウェア構成の一例を示す図である。 機能構成の一例を示す図である。 全体の処理の一例を示すフローチャートである。 サンプルデータの一例を示す図である。 サンプルデータに関するデータテーブルの一例を示す図である。 記入例の表示設定に関する設定画面の一例を示す図である。 第1の表示処理の一例を示すフローチャートである。 記入欄と、情報処理装置との重なりの一例を示す図である。 書類の書き始めにおけるイメージの一例を示す図である。 第2の表示処理の一例を示すフローチャートである。 記入例をずらして表示したイメージの一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づき説明する。
<実施形態1>
図1は、本実施形態の概要の一例を示す図である。
図1には、ユーザが手書きで記入する申請書等の書類101と、書類101を撮影することができる背面カメラを有しているスマートフォンやタブレット端末等の情報処理装置102とが示されている。本実施形態では、記入対象の書類のことを原本書類という。書類101は、原本書類の一例である。
情報処理装置102は、書類データに記入例が記入済みのサンプルデータ(電子ファイル)を予め記憶しており、背面カメラによって撮影した位置に対応するサンプルデータの記入例を表示する。
例えば図1の場合、氏名103には「ヤマダ」「山田」、住所104には「町田市」、及び電話105には「090」と表示されているので、本書類に対応する電子ファイルにはこれらのデータが記入されていることになる。
また、情報処理装置102は、ユーザにより原本書類の他の記入項目(以下、単に項目という)へ移動された場合、その項目に応じて表示する内容を変更する。例えば図1の場合、情報処理装置102は、ユーザにより書類101の生年月日やその他の項目上へ移動されると、その項目に応じた記入例を表示する。
図2は、情報処理装置102のハードウェア構成の一例を示す図である。
電源管理装置200は、情報処理装置102の各ユニットに対する電力供給を管理する。
CPU201は、情報処理装置102全体を制御するプロセッサである。CPU201は、ROM203等に記憶されているプログラムを実行することにより、情報処理装置102の機能構成及び後述するフローチャートに係る処理を実現する。
RAM202は、CPU201が動作するためのシステムワークメモリ、プログラムを記憶するためのプログラムメモリ、及び画像データ等を記憶するためのメモリである。
ROM203は、ブートプログラムや各種制御プログラムを記憶している。また、ROM203は、CPU201が実行する処理に要する各種のデータを記憶している。
カメラ204は、撮影した画像を画像入力装置205に送る。なお、カメラ204は、ディスプレイ208の面を情報処理装置102の表面とした場合、情報処理装置102の背面に備えられている背面カメラである。
画像入力装置205は、カメラ204から撮影画像の入力を受け付け、画像処理装置206に送る。
画像処理装置206は、画像入力装置205から取得した画像に対して各種の画像処理を行い、画像出力装置207に送る。
画像出力装置207は、画像処理装置206から取得した画像をディスプレイ208に表示する。
ディスプレイ208は、情報処理装置102の情報や画像を表示する表示装置である。ディスプレイ208は、ユーザからの入力を受け付けるタッチパネルのような構成であってもよい。
加速度センサ209は、情報処理装置102の移動を検知し、情報処理装置102が動かされた際の移動量を得ることができる。
入力装置210は、ユーザが情報処理装置102に情報を入力するためのキー等である。本実施形態では、ユーザは入力装置210を介して入力操作を行うものとして説明するが、ディスプレイ208がタッチパネルである場合、ユーザは入力操作をディスプレイ208を介して行うようにしてもよい。
図3は、情報処理装置102の機能構成の一例を示す図である。
サンプルデータ取得部301は、ユーザによる入力装置210の操作を介して、記憶領域に記憶されている上述したサンプルデータ(電子ファイル)を選択して取得する。なお、サンプルデータは、予めROM203等の記憶領域に記憶されていてもよいし、ネットワークを介して通信可能な他の装置の記憶領域に記憶されていてもよい。
サンプルデータ表示部302は、サンプルデータ取得部301により取得されたサンプルデータの電子ファイルを開いてディスプレイ208に表示する。
表示方法判定部303は、サンプルデータの記入例の表示方法を判定する。
原本書類撮影部304は、記入対象となる原本書類をカメラ204を介して撮影する。
撮影内容判定部305は、原本書類撮影部304によって原本書類のどこが撮影されたのかを判定(特定)する。
表示制御部306は、撮影内容判定部305によって判定された原本書類の撮影位置に対応するサンプルデータ上の位置の記入例をディスプレイ208に表示する。即ち、表示制御部306は、撮影画像に含まれる項目に対応する記入例を記入欄に重ねて表示する。また、表示制御部306は、ユーザが原本書類に記入する部分をディスプレイ208で確認しながら記入することができるように、前記撮影位置と、対応するサンプルデータ上の位置とを所定の量(距離)ずらして記入例を表示するようにすることもできる。詳細については、図7等を用いて後述する。
端末移動検知部307は、情報処理装置102がどれだけ移動したのかを加速度センサ209を介して検知し、情報処理装置102の移動情報を取得する。
図4は、全体の処理の一例を示すフローチャートである。
S401で、サンプルデータ取得部301は、サンプルデータの取得を行う。サンプルデータ取得部301による処理については上述したため、詳細な説明を省略する。
図5は、サンプルデータ(電子ファイル)の一例を示す図である。
サンプルデータの一例である書類データ601には、氏名602、フリガナ603、住所604、及び電話605等に関する記入例が記入されている。また、サンプルデータに関する情報は、後述する図6に示されるデータテーブルに登録されている。
図6は、サンプルデータに関するデータテーブルの一例を示す図である。なお、図6に示されるデータテーブルは、記入項目に関する記入項目情報と、記入例情報とが対応付けられた対応情報の一例である。
情報処理装置102は、原本書類に対応するサンプルデータ毎に、例えばデータA、B、Cといったように複数のデータテーブルをROM203等の記憶領域に記憶することができる。なお、データテーブルは、情報処理装置102と通信可能なネットワーク上の他の装置の記憶領域に記憶されていてもよい。
項目ID1401は、一意に設定されている記入欄の項目を識別するためのIDであり、キー項目として利用される。
項目名1402は、記入欄の名称であり、氏名(フリガナ)や住所等が登録される。なお、データテーブルには、例えば「日付」や「窓口にきた人」等のように、図6で例示した項目以外の項目に関する情報が登録されていてもよい。
項目の座標1403は、記入欄の用紙上での座標位置を示している。撮影内容判定部305は、情報処理装置102が移動された場合、加速度センサ209により移動後の記入欄の項目を特定することができる。より具体的に説明すると、撮影内容判定部305は、移動前の座標を記憶しておき、端末移動検知部307が加速度センサ209を介して取得した情報処理装置102の移動情報から移動後の座標を特定する。
項目のサイズ1404は、記入欄のサイズを示している。例えばデータAで項目名1402が「氏名(フリガナ)」の場合、記入欄は、左上の座標が「10,10」であり、右下の座標が「20,−90」である矩形となる。
文字サイズ1405は、実サイズ(原寸大)の原本書類に記入した場合の文字の大きさを示す。表示制御部306は、入力装置210を介して原寸大表示で記入例を表示させる表示モードの選択を受け付けた場合、文字サイズ1405が示すサイズで記入例を表示する。詳細については、図7等を用いて後述する。
データ1406は、表示制御部306がディスプレイ208に表示する記入例の一例である。ユーザや管理者(以下、ユーザ等という)は、入力装置210を介して予めデータ1406を登録しておくようにしてもよい。
情報処理装置102は、情報処理装置102を利用しているユーザ等のユーザ情報に基づいて、ユーザデータベース(DB)を参照してデータ1406を取得するようにしてもよい。ここでは、複数のデータを記憶するHDD等の記憶装置(記憶領域)のことを含めてデータベースという。また、ユーザデータベースは、情報処理装置102内に存在していてもよいし、情報処理装置102と通信可能なネットワーク上の他の装置内に存在していてもよい。これにより、ユーザ等は、予めデータ1406を登録しておく必要がなくなる。即ち、情報処理装置102は、動的にデータ1406を取得することができるようになり、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、項目ID1401から文字サイズ1405までの各種データについては、ユーザ等が予め入力装置210を介して登録しておくようにしてもよいし、情報処理装置102が原本書類をスキャンして解析して取得するようにしてもよい。
本実施形態のデータテーブルは、一例として図5に示されるような申請書に対応したデータとなっているが、情報処理装置102は、これ以外にも、履歴書、転居届、又は申込書等の書類に対応したデータテーブルを記憶しておくこともできる。
図4のフローチャートの説明に戻る。
S402で、サンプルデータ表示部302は、S401で取得されたサンプルデータをディスプレイ208に表示する。ここでは、サンプルデータ表示部302は、S401で取得されたサンプルデータの電子ファイルを開いて表示するだけであり、上述したような撮影位置に対応する記入例を表示するわけではない。なお、図4のフローチャートにおいて、S402の処理は必須の処理ではない。
S403で、表示方法判定部303は、ユーザによる入力装置210を介した指示に基づいて、記入例、即ち、データ1406の表示方法(表示モード)を判定する。
本実施形態では、記入例の表示方法として第1の表示モード、及び第2の表示モードが予め用意されており、ユーザは、入力装置210を介して表示モードを選択することができる。ここで、第1の表示モードとは、撮影した位置と同じ位置に対応する記入例を表示するモードであり、第2の表示モードとは、撮影した位置に対して所定の距離離れた位置の記入例を表示するモードである。表示モードの詳細については、図7等を用いて後述する。
S403で、表示方法判定部303は、第1の表示モードが選択されたと判定した場合、処理をS404に進め、第2の表示モードが選択されたと判定した場合、処理をS405に進める。S404の処理の詳細については、図8等を用いて後述する。また、S405の処理の詳細については、図11等を用いて後述する。
図7は、記入例の表示設定に関する設定画面の一例を示す図である。
図7の(a)には、記入例を表示する際の表示モードの選択に関する設定画面701が表示されている。なお、設定画面701は、記入例の表示モードに関する選択画面の一例である。また、情報処理装置102が設定画面701を表示する処理は、選択画面表示処理の一例である。
表示制御部306は、入力装置210を介して第1の表示モードの選択を受け付けると、S404の第1の表示処理を実行し、入力装置210を介して第2の表示モードの選択を受け付けると、S405の第2の表示処理を実行する。
図7の(b)には、ずらし設定の設定画面711が表示されている。ユーザは、入力装置210を介して設定画面701で第2の表示モードを選択すると、次に、設定画面711で撮影位置よりもどれだけ距離をずらした位置の内容を表示するかを設定する。
ここで、ユーザが右方向712で「2p(ポイント)」と設定すると、表示制御部306は、撮影した項目の位置に対応する記入例のデータ1406よりも2p分(例えば2cm)右のデータ1406を取得して表示する。これにより、ユーザは、原本書類の上に情報処理装置102を置いたままの状態でもディスプレイ208に表示される内容を見ながら記入することができるようになる。
下方向713についても同様であり、表示制御部306は、設定されたずらし量(距離)だけ下方向にずらした記入例を表示する。
ユーザが設定画面701で原寸大表示704を選択すると、情報処理装置102は、図7の(c)に示される原稿サイズの設定画面721を表示する。
ユーザは、サンプルデータの電子ファイルが例えばjpeg等の場合のように原稿サイズが不明な場合に設定画面721で原稿サイズを設定する。これにより、ユーザは、カメラ等で撮影した原本書類等を利用することができるようになる。
ユーザは、設定画面721で定型サイズ722や非定型(任意)サイズ723を設定するができる。ワードやPDF等のアプリケーションファイルが原本書類の場合で原稿サイズがわかっている場合、設定画面721での設定は不要となる。その場合、情報処理装置102は、設定画面721を表示しないようにしてもよい。
図8は、第1の表示処理の一例を示すフローチャートである。
S501で、原本書類撮影部304は、背面カメラであるカメラ204で原本書類を撮影する。
S502で、撮影内容判定部305は、カメラ204で撮影した場所(位置)は原本書類のどの項目(例えば「氏名」)であるのかを特定する。
S503で、撮影内容判定部305は、S502で特定した項目に対応する記入例のデータ1406を図6のデータテーブル1400から取得する。
なお、以上の処理において、撮影内容判定部305は、随時行われる撮影後に所定の時間で項目の特定を開始するようにしてもよいし、情報処理装置102が静止状態となったと判定されたら項目の特定を開始するようにしてもよい。また、撮影内容判定部305は、ユーザにより開始の指示を受けた場合に、項目の特定を開始するようにしてもよい。
また、以降の処理で表示制御部306は、撮影内容判定部305が項目「氏名」を特定するまで、データ1406を表示しないようにしてもよい。また、撮影内容判定部305は、入力装置210を介して開始の指示を受け付けることで「氏名」の特定処理を開始するようにしてもよい。そして、撮影内容判定部305は、「氏名」に対応するデータ1406(例えば、山田 太郎)をデータテーブル1400から取得して表示することができる状態にする。
また、撮影内容判定部305は、S501での撮影後に情報処理装置102が移動された場合、以下のようにして項目を特定することもできる。
撮影内容判定部305は、撮影した場所からどれだけどの方向に移動したのかに関する移動情報を端末移動検知部307から取得する。即ち、撮影内容判定部305は、移動前の座標情報と、移動情報とから移動後の座標情報を取得する。そして、撮影内容判定部305は、移動後の座標情報と、データテーブル1400における項目の座標1403の座標情報とから項目を特定することができる。
これにより、情報処理装置102は、一度原本書類の外へ移動されてしまった場合でも、原本書類との位置関係を把握することができる。
S504で、表示方法判定部303は、データ1406が示す記入例を原本書類と同じサイズで表示するか否かを判定し、同じサイズで表示すると判定した場合、処理をS505に進め、同じサイズで表示しないと判定した場合、処理をS506に進める。より具体的に説明すると、表示方法判定部303は、図7の設定画面701で原寸大表示704が選択されたか否かを判定する。即ち、表示方法判定部303は、設定画面701で原寸大表示704が選択された場合、データ1406を原本書類の原寸大に対応するサイズで表示すると判定する。
S505で、表示制御部306は、原本書類のサイズ情報を取得する。より具体的に説明すると、表示制御部306は、図7の設定画面721で設定されたサイズ情報を取得する。即ち、表示制御部306は、原本書類のサイズに対してデータ1406を等倍表示するために原本書類のサイズ情報を取得する。これにより、ユーザは、原本書類のサイズに対して等倍表示された記入例を見ながら原本書類に記入することができる。
S506で、表示制御部306は、S503で取得されたデータ1406が示す記入例を表示する。ここで、表示制御部306は、S504で記入例を原本書類と同じサイズで表示しないと判定された場合、データ1406が示す記入例をデフォルトサイズで表示する。ここいでいうデフォルトサイズとは、情報処理装置102に予め設定されているユーザにより変更されていないサイズのことである。
S507で、表示制御部306は、入力装置210を介してユーザから終了の指示を受け付けたか否かを判定し、終了の指示を受け付けたと判定した場合、図8の処理を終了し、終了の指示を受け付けていないと判定した場合、処理をS501に戻す。
以上、本実施形態によれば、情報処理装置102は、撮影した原本書類の位置に対応する記入例をディスプレイ208に表示することで、ユーザによる原本書類の記入を補助することができる。
<実施形態2>
図8に示される第1の表示処理の場合、ユーザが原本書類の上に情報処理装置102を置いた状態だと原本書類の記入位置と、情報処理装置102とが重なってしまう。そのため、ユーザは、情報処理装置102のディスプレイ208に表示されている記入例を記入することができない。
図9は、記入欄と、情報処理装置102との重なりの一例を示す図である。
ユーザが氏名801の記入欄に「山田 太郎」と入力したい場合に、図9の(b)に示されるように情報処理装置102のディスプレイ208に「山田」と表示されると、本来「山田」と記入したい場所には情報処理装置102が置かれ記入することができない。この場合、ディスプレイ208には「山田」ではなく「太郎」と表示される方が望ましい。そこで、ユーザが図7の設定画面711で右方向712に例えば「2p」と設定することにより、表示制御部306は、ディスプレイ208に「太郎」と表示することができるようになる。
図10は、書類の書き始めにおけるイメージの一例を示す図である。
図10に示されるように、ユーザが原本書類901の左端から記入したい場合、情報処理装置102は、原本書類を撮影することができないので撮影画像からディスプレイ208に表示すべき記入例のデータ1406を特定して表示することができない。この場合、ユーザは、図7の設定画面701で第2の表示モードを選択する。
以下、図4のS405における第2の表示処理について説明する。
図11は、第2の表示処理の一例を示すフローチャートである。
図8のフローチャートと同様の処理については、説明を省略する。
S1101で、表示制御部306は、ユーザによる原本書類の記入が書き始めであるか否かを判定し、書き始めであると判定した場合、処理をS1102に進め、書き始めでないと判定した場合、処理をS1103に進める。より具体的に説明すると、表示制御部306は、入力装置210を介して選択画面(不図示)で「書き始め」が選択されたか否かを判定する。また、表示制御部306は、背面カメラで原本書類を撮影できたことに対応して、書き始めでないと判定することができる。
S1102で、表示制御部306は、書き始めが選択されると書類の左上端の記入例(初期表示)をディスプレイ208に表示する。即ち、表示制御部306は、書類の書き始めの部分に対応する記入例のデータ1406を図6のデータテーブル1400から取得し、図10に示されるように情報処理装置102のディスプレイ208に書類の書き始めの部分に対応する記入例を表示する。なお、本実施形態では図10に示されるように左上から書き始める書類を例に説明したが、これに限る必要はない。例えば右上から書き始めるような書類の場合、表示制御部306は、書類の右上端の記入例をディスプレイ208に表示するようにしてもよい。これにより、ユーザは、書き始めの部分においても、対応する記入例を見ながら記入をすることができる。
また、上述したように第2の表示モードの場合、表示制御部306は、図7の設定画面711で設定されたずらし量に応じて記入例をずらして表示することができる。
S1108で、表示制御部306は、設定画面711で設定されたずらし量だけずらして記入例をディスプレイ208に表示する。これにより、表示制御部306は、図12に示されるように原本書類1001に記入すべき記入例を適切に表示することができる。なお、図12は、表示制御部306が記入例をずらして表示した場合のイメージの一例を示す図である。
以上、本実施形態によれば、情報処理装置102は、ユーザが記入したい位置に対応する記入例をディスプレイ208に適切に表示することができる。また、情報処理装置102は、書き始めの部分に対応する原本書類を撮影しなくても記入例をディスプレイ208に適切に表示することができる。
<その他の実施形態>
また、本実施形態は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、書類の記入を補助する技術を提供することができる。より具体的には、情報処理装置102は、ユーザが記入するための原本書類の撮影状況に応じて、前記原本書類の記入を補助するための記入例を適切に表示することができる。
以上、本発明の好ましい形態について詳述したが、本実施形態は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
101 原本書類、102 情報処理装置、103 氏名、104 住所、105 電話

Claims (11)

  1. 書類を撮影する撮影手段と、
    前記書類の記入項目のうち前記撮影手段により撮影された記入項目における記入例を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された記入例を前記記入項目の記入欄に重ねてディスプレイに表示する表示手段と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記特定手段は、前記撮影された記入項目に係る記入項目情報に基づいて、予め記憶されている記入項目情報と、記入例に係る記入例情報とが対応付けられた対応情報を参照することにより前記撮影された記入項目における記入例を特定する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記表示手段は、前記特定された記入例を前記書類のサイズに対して等倍表示で前記記入項目の記入欄に重ねてディスプレイに表示する請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記表示手段は、前記特定された記入例の記入位置から設定された距離ずらした位置の記入例を前記記入項目の記入欄に重ねてディスプレイに表示する請求項1乃至3何れか1項記載の情報処理装置。
  5. 前記表示手段は、ユーザから前記書類の書き始めに係る指示を受け付けると、前記書類の書き始めに係る部分の記入例を前記記入項目の記入欄に重ねてディスプレイに表示する請求項1乃至4何れか1項記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置の移動を検知して移動情報を取得する検知手段を更に有し、
    前記特定手段は、前記情報処理装置が移動された場合、前記撮影された記入項目の位置から前記検知手段により取得された移動情報が示す距離離れた位置の記入項目における記入例を特定する請求項1乃至5何れか1項記載の情報処理装置。
  7. 前記特定手段により特定された記入例の表示方法に係る表示モードの選択画面を表示する選択画面表示手段を更に有し、
    前記表示手段は、前記選択画面表示手段により表示された選択画面を介して受け付けた表示モードに応じて、前記特定された記入例を前記記入項目の記入欄に重ねてディスプレイに表示する請求項1乃至6何れか1項記載の情報処理装置。
  8. 前記画面表示手段は、前記特定された記入例を記入位置からずらして表示するか否かに係る表示モードの選択画面を表示する請求項7記載の情報処理装置。
  9. 前記撮影手段は、前記情報処理装置の背面に備えられている背面カメラで書類を撮影し、
    前記表示手段は、前記特定された記入例を前記記入項目の記入欄に重ねて前記情報処理装置の表面に備えられているディスプレイに表示する請求項1乃至8何れか1項記載の情報処理装置。
  10. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    書類を撮影する撮影ステップと、
    前記書類の記入項目のうち前記撮影ステップにより撮影された記入項目における記入例を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにより特定された記入例を前記記入項目の記入欄に重ねて表示する表示ステップと、
    を含む情報処理方法。
  11. コンピュータに、
    書類を撮影する撮影ステップと、
    前記書類の記入項目のうち前記撮影ステップにより撮影された記入項目における記入例を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにより特定された記入例を前記記入項目の記入欄に重ねて表示する表示ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022014007A1 (ja) * 2020-07-16 2022-01-20 日本電気株式会社 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム記憶媒体

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WO2022014007A1 (ja) * 2020-07-16 2022-01-20 日本電気株式会社 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム記憶媒体

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