JP2016110529A - 設備情報処理装置、設備情報データベース構築装置、設備情報処理方法、設備情報データベース構築方法、およびプログラム - Google Patents

設備情報処理装置、設備情報データベース構築装置、設備情報処理方法、設備情報データベース構築方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】設備工事の現場で、設備の情報が容易に取得できる設備情報処理装置を提供する。【解決手段】1以上の設備を含む設備図面を格納する設備図面格納部111と、設備を識別する設備識別子と、設備識別子により識別される設備に関する情報である設備情報との組を、1組以上格納する設備情報格納部112と、設備図面格納部111に格納されている設備図面を、端末装置に送信する設備図面送信部141と、設備図面に含まれる設備に対する指示である設備指示を端末装置から受信する指示受信部121と、設備指示に対する設備の設備情報を、設備情報格納部112から取得する設備情報取得部131と、設備情報を端末装置に送信する設備情報送信部142とを具備する。【選択図】図3

Description

本発明は、設備の情報である1以上の設備情報を処理する設備情報処理装置等に関するものである。
従来、設備図面を保存したり、閲覧したりできるCADシステムが存在した(例えば、特許文献1参照)。
"空調・換気設備関係/施工図・設計図 CADデータ"、[平成26年11月22日検索]、インターネット[URL:http://www.geocities.jp/eikattpa83/detail/air-conditioner-cad.html]
しかしながら、従来技術においては、例えば、建築物等の竣工後、設備の現場において、メンテナンス等が必要になった場合などに、設備の最新の情報が取得できなかった。
また、従来技術においては、設備図面と一緒に、設備の情報を閲覧することができなかった。
本第一の発明の設備情報処理装置は、1以上の設備を含む設備図面を格納し得る設備図面格納部と、設備を識別する設備識別子と、設備識別子により識別される設備に関する情報である設備情報との組を、1組以上格納し得る設備情報格納部と、設備図面格納部に格納されている設備図面を、端末装置に送信する設備図面送信部と、設備図面送信部が送信した設備図面に含まれる設備に対する指示である設備指示を端末装置から受信する指示受信部と、指示受信部が受信した設備指示に対する設備の設備情報を、設備情報格納部から取得する設備情報取得部と、設備情報取得部が取得した設備情報を端末装置に送信する設備情報送信部とを具備する設備情報処理装置である。
かかる構成により、設備の現場において、設備の最新の情報が容易に取得できる。
また、本第二の発明の設備情報処理装置は、第一の発明に対して、設備図面格納部は、設備図面を格納し得る設備図面格納手段と、設備識別子、設備識別子の設備図面上での領域を示す領域情報を有する1以上の設備ボタンを設備図面に対応付けて格納し得る設備ボタン格納手段とを具備し、指示受信部が受信した設備指示に対する設備を識別する設備識別子と対になる領域情報を取得し、領域情報に関する情報である領域関連情報を端末装置に送信する領域関連情報送信部をさらに具備する設備情報処理装置である。
かかる構成により、
設備の現場において、設備の最新の情報が容易に取得できる。
また、本第三の発明の設備情報処理装置は、第一または第二の発明に対して、設備情報は、設備情報に対応する設備のメンテナンスの履歴情報を含む設備情報処理装置である。
かかる構成により、設備の現場において、設備の最新の詳細な情報が容易に取得できる。
また、本第四の発明の設備情報処理装置は、第三の発明に対して、設備情報送信部は、設備のメンテナンスの履歴情報に対応付けて、設備のメンテナンスの履歴情報を削除するための削除ボタンを端末装置で表示するための削除ボタン情報をも送信する設備情報処理装置である。
かかる構成により、設備の現場で、設備の詳細な情報を容易にメンテナンスできる。
また、本第五の発明の設備情報処理装置は、第一から第四いずれか1つの発明に対して、端末装置からキーワードを受信するキーワード受信部と、キーワードを用いて、設備情報格納部を検索し、検索に合致した設備情報に対する1以上の設備を、端末装置に出力されている設備図面上において、視覚的に認識可能とする情報である1以上の設備特定情報を取得する検索部と、検索部が取得した1以上の設備特定情報を端末装置に送信する設備特定情報送信部とをさらに具備する設備情報処理装置である。
かかる構成により、設備の現場で、設備の最新の情報を極めて容易に取得できる。
また、本第六の発明の設備情報処理装置は、第一から第五いずれか1つの発明に対して、設備情報は、設備の消耗期限に関する情報である消耗期限情報を含み得、消耗品の一覧を出力する指示である消耗品指示を端末装置から受信する消耗品指示受信部と、消耗品指示に応じて、消耗期限情報を含む2以上の設備情報を検索し、かつ消耗期限情報が示す消耗期限が近い順に2以上の設備情報をソートする消耗品取得部と、消耗品取得部が取得した2以上の設備情報を端末装置に送信する消耗品情報送信部とをさらに具備する設備情報処理装置である。
かかる構成により、設備の現場で、消耗品の情報が容易に取得でき、メンテナンス等の作業を促進できる。
また、本第七の発明の設備情報処理装置は、第一から第六いずれか1つの発明に対して、設備図面格納部は、ユーザを識別するユーザ識別子に対応付けて、1以上の設備図面を格納しており、ユーザ識別子で識別されるユーザごとに、ユーザ識別子と対になる設備図面の数を取得し、設備図面の数に応じた課金額を算出する課金額算出部と、課金額算出部が算出した課金額を用いて、ユーザ識別子で識別されるユーザごとに課金処理を行う課金処理部とをさらに具備する設備情報処理装置である。
かかる構成により、システム利用者に対して、適切な課金が可能となる。
また、本第八の発明の設備情報データベース構築装置は1以上の設備図面を格納し得る設備図面格納部と、設備図面を識別する図面識別子と、設備を識別する設備識別子と、設備識別子により識別される設備に関する情報である設備情報との組を、1組以上格納し得る設備情報格納部と、一の設備図面の出力の指示である設備図面出力指示を受け付ける設備図面出力指示受付部と、設備図面出力指示に対応する一の設備図面を設備図面格納部から取得し、一の設備図面を出力する設備図面出力部と、設備図面出力部が出力した設備図面に対して、設備の領域を示す設備領域指示を受け付ける設備領域指示受付部と、設備領域指示受付部が受け付けた設備領域指示に対応する設備を識別する設備識別子を生成する設備識別子生成部と、設備領域指示受付部が受け付けた設備領域指示に対応する領域を示す領域情報を取得する設備領域情報取得部と、設備識別子生成部が生成した設備識別子と、設備領域情報取得部が取得した領域情報を有する設備情報とを、設備情報格納部に蓄積する設備情報蓄積部とを具備する設備情報データベース構築装置である。
かかる構成により、設備情報データベースを容易に構築できる。
また、本第九の発明の設備情報データベース構築装置は、第八の発明に対して、設備領域指示受付部が設備領域指示を受け付けたことに応じて、設備識別子生成部が生成した設備識別子で識別される設備情報の一部または全部を入力する画面を出力する設備情報入力画面出力部と、設備情報の一部または全部を入力する画面に対して、設備情報の一部または全部の入力を受け付ける設備情報入力受付部とをさらに具備し、設備情報蓄積部は、設備情報入力受付部が受け付けた設備情報の一部または全部を、設備識別子生成部が生成した設備識別子と対にして、設備情報格納部に蓄積する設備情報データベース構築装置である。
かかる構成により、設備情報データベースを容易に構築できる。
また、本第十の発明の設備情報データベース構築装置は、第八または第九の発明に対して、設備領域指示受付部が設備領域指示を受け付けたことに応じて、設備情報格納部に、設備領域指示に対応する設備の設備情報を格納する領域を生成する設備情報領域生成部をさらに具備する設備情報データベース構築装置である。
かかる構成により、設備情報データベースを容易に構築できる。
本発明による設備情報処理装置によれば、設備の現場で、設備の情報が容易に取得できる。
実施の形態1における設備情報処理システムAの概念図 同設備情報処理システムAのブロック図 同設備情報処理システムAを構成する設備情報処理装置1のブロック図 同設備情報処理装置1の動作について説明するフローチャート 同端末装置2の動作について説明するフローチャート 同ユーザ情報管理表を示す図 同設備図面を示す図 同設備ボタン管理表を示す図 同設備情報管理表を示す図 同出力例を示す図 同出力例を示す図 同入力画面例を示す図 同出力例を示す図 実施の形態2における設備情報データベース構築装置3のブロック図 同設備情報データベース構築装置3の動作を説明するフローチャート 同入力画面例を示す図 同設備情報入力画面の例を示す図 同入力後の画面例を示す図 上記実施の形態におけるコンピュータシステムの概観図 同コンピュータシステムのブロック図
以下、設備情報処理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、1以上の設備を含む設備図面と、指定された一の設備の情報とを同じ画面に出力する設備情報処理システムについて説明する。
また、本実施の形態において、設備のメンテナンスの履歴情報を入力し、閲覧できる設備情報処理システムについて説明する。
また、本実施の形態において、履歴情報に対して、削除ボタンが付加される設備情報処理システムについて説明する。
また、本実施の形態において、キーワードの入力により、対応する設備が図面上で、他の設備と区別する態様で表示される設備情報処理システムについて説明する。
また、本実施の形態において、消耗品の一覧を出力する場合、期限がくる順に消耗品の設備情報が出力される設備情報処理システムについて説明する。
また、本実施の形態において、設備のメンテナンスの履歴情報に対応付けて、当該設備のメンテナンスの履歴情報を削除するための削除ボタンが付加されている画面を出力できる設備情報処理システムについて説明する。そして、ユーザは、削除ボタンを押下することにより、不要となった履歴情報を容易に削除できる結果、設備情報のメンテナンスが容易になる。
さらに、本実施の形態において、図面数をパラメータとして、システム使用料金が算出される設備情報処理システムについて説明する。
図1は、本実施の形態における設備情報処理システムAの概念図である。設備情報処理システムAは、設備情報処理装置1、および1または2以上の端末装置2を備える。設備情報処理装置1は、例えば、いわゆるサーバ装置である。設備情報処理装置1は、いわゆるクラウドサーバでも良い。端末装置2は、ユーザが使用する端末であり、例えば、いわゆるパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話等である。なお、設備情報処理装置1および端末装置2の装置の種類は問わない。
図2は、本実施の形態における設備情報処理システムAのブロック図である。図3は、設備情報処理システムAを構成する設備情報処理装置1のブロック図である。
設備情報処理装置1は、格納部11、受信部12、処理部13、送信部14を備える。
格納部11は、設備図面格納部111、設備情報格納部112を備える。
設備図面格納部111は、設備図面格納手段1111、設備ボタン格納手段1112を備える。
受信部12は、指示受信部121、キーワード受信部122、消耗品指示受信部123を備える。
処理部13は、設備情報取得部131、検索部132、消耗品取得部133、課金額算出部134、課金処理部135を備える。
送信部14は、設備図面送信部141、設備情報送信部142、領域関連情報送信部143、設備特定情報送信部144、消耗品情報送信部145を備える。
端末装置2は、端末格納部21、端末受付部22、端末処理部23、端末送信部24、端末受信部25、端末出力部26を備える。
設備情報処理装置1を構成する格納部11は、各種の情報を格納し得る。各種の情報とは、例えば、後述する設備図面、設備情報、設備ボタン等である。
設備図面格納部111は、1または2以上の設備図面を格納し得る。設備図面は、1以上の設備を含む。設備図面は、設備を示す1以上の設備の図柄を含む。端末装置2に出力されている設備図面上の設備は、ユーザによる指示が可能である。
設備図面格納部111は、ユーザを識別するユーザ識別子に対応付けて、1以上の設備図面を格納していることは好適である。ユーザ識別子は、例えば、ユーザID、電話番号、メールアドレス等である。
設備図面格納手段1111は、1または2以上の設備図面を格納し得る。
設備ボタン格納手段1112は、1以上の設備ボタンを設備図面に対応付けて格納し得る。設備ボタンとは、設備のボタンを示す情報である。設備ボタンは、設備を識別する設備識別子、設備識別子の設備図面上での領域を示す領域情報を有する。設備ボタンは、例えば、ボタンの図柄を構成する図柄情報を有しても良い。図柄情報は、例えば、図形を特定する情報である。図柄情報は、例えば、ビットマップ、ベクターデータ等である。領域情報は、例えば、矩形を示す情報、設備ボタンの端点や中心点などの点の情報である。矩形を示す情報は、例えば、左上の端点座標、右下の端点座標である。
設備情報格納部112は、設備に関する情報である1または2以上の設備情報を格納し得る。設備情報は、設備識別子に対応付けられている。設備識別子は、通常、IDであるが、設備を識別する情報であれば、何でも良い。また、設備図面とは、通常、建築物の設備を含む図面である。建築物とは、通常、住宅、店舗、工場、事務所、ビル等である。また、設備とは、例えば、照明、エアコン、トイレ、コンセント等である。
設備情報格納部112は、通常、設備識別子と、設備識別子により識別される設備に関する情報である設備情報との組を、1組または2組以上格納し得る。設備情報は、例えば、設備の名称であるシンボル名、設備の画像であるシンボル画像、設備の機種の名称である機種名、設備の型番、情報入力者(ユーザ)のコメント、履歴情報、消耗期限情報などの情報を含む。なお、履歴情報とは、設備のメンテナンスの履歴を示す情報である。消耗期限情報は、設備の消耗期限に関する情報である。
受信部12は、各種の指示や情報を受信する。各種の指示や情報とは、例えば、後述する設備指示、キーワード、消耗品指示等である。各種の指示や情報とは、例えば、設備図面送信指示である。設備図面送信指示とは、設備図面の送信の指示であり、例えば、設備図面を識別する図面識別子を有する。各種の指示や情報とは、例えば、設備図面、設備情報である。また、受信部12は、通常、端末装置2から各種の指示や情報を受信する。
また、受信部12は、削除ボタンへの指示である削除指示を受け付ける。削除指示は、対応する履歴情報識別子を有する。履歴情報識別子は、履歴情報を識別する情報である。
指示受信部121は、設備図面送信部141が送信した設備図面に含まれる設備に対する指示である設備指示を端末装置2から受信する。設備指示は、出力されている設備図面上における設備に対する指示である。設備指示は、例えば、マウス、タッチパネルへのタッチ等により入力される指示であり、設備図面上の設備への指示である。設備指示は、例えば、入力された設備識別子を有する。設備指示は、設備識別子を含んでも良いし、指示された座標位置を含んでも良いし、設備の領域情報等を含んでも良い。設備指示は、例えば、設備図面を識別する図面識別子と設備識別子を含んでも良い。
キーワード受信部122は、端末装置2から1または2以上のキーワードを受信する。キーワード受信部122は、1以上のキーワードを含む検索指示を受信する、と考えても良い。検索指示は、通常、設備を検索する指示である。
消耗品指示受信部123は、消耗品の一覧を出力する指示である消耗品指示を端末装置2から受信する。
処理部13は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、後述する設備情報取得処理、検索処理、消耗品取得処理、課金額算出処理、課金処理等である。
また、処理部13は、削除指示に対応する履歴情報を削除する処理を行う。つまり、処理部13は、削除指示が有する履歴情報識別子で識別される履歴情報を削除する。
設備情報取得部131は、設備情報取得処理を行う。設備情報取得処理とは、指示受信部121が受信した設備指示に対する設備の設備情報を、設備情報格納部112から取得する。ここで、設備情報取得部131は、例えば、指示受信部121が受信した設備指示に対する設備を識別する設備識別子を取得し、当該設備識別子と対になる設備情報を、前記設備情報格納部112から取得する。
検索部132は、キーワード受信部122が受信した1または2以上のキーワードを用いて、設備情報格納部112を検索し、検索に合致した設備情報に対する1以上の設備を、端末装置2に出力されている設備図面上において、視覚的に認識可能とする情報である1以上の設備特定情報を取得する。検索部132は、例えば、検索に合致した設備情報に対する1以上の設備を、検索に合致しない設備情報に対する設備と比較して、視覚的に区別可能な態様で出力するための情報である1以上の設備特定情報を取得する。
なお、検索に合致した設備情報とは、検索に合致した設備、検索に合致した設備識別子等と同意義である。
また、検索部132が、1以上のキーワードを用いて検索する設備情報の中の情報は問わない。検索部132は、設備情報のすべての情報を対象に検索しても良いし、設備情報の一部の情報を対象に検索しても良い。
また、検索部132は、1以上のすべてのキーワードを含む設備情報を取得しても良いし、1以上のキーワードのうちのいずれか一つのキーワードを含む設備情報を取得しても良い。つまり、1以上のキーワードを用いた検索条件は問わない。
ここで、設備特定情報とは、設備の領域を示す情報、設備図面上に表示される設備の図柄、設備識別子などである。設備特定情報は、領域関連情報と同じ情報でも良い。設備特定情報は、設備図面上において、設備を特定できる情報であれば良い。
消耗品取得部133は、消耗品指示受信部123が受信した消耗品指示に応じて、消耗期限情報を含む1または2以上の設備情報を検索し、かつ消耗期限情報が示す消耗期限が近い順に1または2以上の設備情報をソートする。ここで、消耗期限が近い順とは、消耗期限が古い順と言っても良い。つまり、消耗品取得部133は、消耗期限を過ぎている設備の設備情報を取得しても良い。消耗品取得部133は、消耗期限情報をキーとしてソートされた1以上の設備情報を取得する。ここで、消耗品取得部133は、設備情報の一部の取得でも良い。
課金額算出部134は、ユーザ識別子で識別されるユーザごとに、ユーザ識別子と対になる設備図面の数を取得し、設備図面の数に応じた課金額を算出する。課金額算出部134は、設備図面の数をパラメータとする増加関数により、課金額を算出する。
課金処理部135は、課金額算出部134が算出した課金額を用いて、ユーザ識別子で識別されるユーザごとに課金処理を行う。
ここで、課金処理とは、課金に関する処理であれば何でも良い。課金処理は、例えば、課金額をユーザ識別子に対応付けて蓄積する処理である。課金処理は、例えば、課金のために、クレジットカード会社のサーバ装置に、ユーザ識別子と課金額とを含む課金情報を送信する処理等でも良い。
送信部14は、各種の情報を送信する。送信部14は、通常、端末装置2に各種の情報を送信する。
設備図面送信部141は、設備図面格納部111に格納されている設備図面を、端末装置2に送信する。端末装置2は、例えば、設備のメンテナンスを行うユーザの端末装置2である。
設備情報送信部142は、設備情報取得部131が取得した設備情報を端末装置2に送信する。
設備情報送信部142は、設備のメンテナンスの履歴情報に対応付けて、設備のメンテナンスの履歴情報を削除するための削除ボタンを端末装置2で表示するための削除ボタン情報をも送信する。設備情報送信部142は、1以上の履歴情報が存在する場合、1以上の各履歴情報に対応付けて、削除ボタン情報を端末装置2に送信する。なお、上述したように、ユーザが削除ボタンを指示されることにより、当該削除ボタンに対応する履歴情報が削除される。
領域関連情報送信部143は、指示受信部121が受信した設備指示に対する設備を識別する設備識別子と対になる領域情報を取得し、当該領域情報に関する情報である領域関連情報を端末装置2に送信する。領域関連情報送信部143は、送信される設備図面上の1以上の各設備の領域関連情報を端末装置2に送信しても良い。
ここで、領域関連情報は、領域情報と同じでも良いし、設備の領域に配置される図形の情報等でも良い。領域関連情報は、設備ボタンを構成する情報である。
設備特定情報送信部144は、検索部132が取得した1以上の設備特定情報を端末装置2に送信する。
消耗品情報送信部145は、消耗品取得部133が取得した1または2以上の設備情報を端末装置2に送信する。ここで、2以上の設備情報は、消耗期限情報をキーとして、ソートされている設備情報である。
端末装置2を構成する端末格納部21は、各種の情報が格納され得る。各種の情報とは、例えば、ユーザ識別子、設備図面、設備情報等である。
端末受付部22は、ユーザから指示や情報等を受け付ける。指示や情報等とは、例えば、設備図面送信指示、設備指示、キーワード、消耗品指示、設備図面、設備情報等である。
指示や情報等の入力手段は、キーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。端末受付部22は、キーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
端末処理部23は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、端末受付部22が受け付けた指示や情報に対して、端末格納部21のユーザ識別子または/および図面識別子を付与し、設備情報処理装置1に送信する指示や情報を構成する処理である。
端末送信部24は、各種の情報や指示を、設備情報処理装置1に送信する。各種の情報や指示は、例えば、設備指示、キーワード、消耗品指示、設備図面、設備情報等である。
端末受信部25は、各種の情報を設備情報処理装置1から受信する。各種の情報とは、例えば、設備図面、設備情報等である。
端末出力部26は、各種の情報を出力する。各種の情報とは、例えば、設備図面、設備情報等である。
ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
格納部11、設備図面格納部111、設備情報格納部112、設備図面格納手段1111、設備ボタン格納手段1112、端末格納部21は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。格納部11等に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよい。
受信部12、指示受信部121、キーワード受信部122、消耗品指示受信部123、端末受信部25は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
処理部13、設備情報取得部131、検索部132、消耗品取得部133、課金額算出部134、課金処理部135、端末処理部23は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。処理部13の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
送信部14、設備図面送信部141、設備情報送信部142、端末送信部24は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
端末出力部26は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。端末出力部26は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
次に、設備情報処理システムAの動作について説明する。まず、設備情報処理装置1の動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)指示受信部121は、端末装置2から設備指示を受信したか否かを判断する。設備指示を受信した場合はステップS402に行き、設備指示を受信しない場合はステップS405に行く。
(ステップS402)設備情報取得部131は、ステップS401で受信された設備指示に対応する設備識別子を取得する。
(ステップS403)設備情報取得部131は、ステップS402で取得した設備識別子と対になる設備情報を、前記設備情報格納部112から取得する。また、設備情報取得部131は、設備識別子に対応する領域情報を取得し、当該領域情報に関する情報である領域関連情報を構成しても良い。領域関連情報は、例えば、設備識別子に対応する領域情報に配置する図柄である。
(ステップS404)設備情報送信部142は、ステップS403で取得された設備情報等を端末装置2に送信する。また、設備情報等とは、設備情報と領域関連情報である。なお、設備情報が1以上の履歴情報を有する場合、設備情報送信部142は、1以上の各履歴情報に対応付けて、削除ボタンを端末装置2に送信しても良い。ステップS401に戻る。
(ステップS405)キーワード受信部122は、端末装置2から1以上のキーワードを受信したか否かを判断する。キーワードを受信した場合はステップS406に行き、キーワードを受信しない場合はステップS409に行く。なお、キーワード受信部122は、1以上のキーワードを含む、後述する検索指示を受信するか否かを判断しても良い。また、検索指示は、例えば、ユーザを識別するユーザ識別子、または/および設備図面を識別する図面識別子を有しても良い。
(ステップS406)検索部132は、ステップS405で受信された1以上のキーワードを用いて、設備情報格納部112を検索する。そして、検索部132は、1または2以上の設備情報を取得する。なお、検索部132は、受信された検索指示が有するユーザ識別子または/および図面識別子に対応する設備の設備情報の中で、1以上のキーワードにヒットする設備情報を取得しても良い。
(ステップS407)検索部132は、ステップS406で取得した1以上の各設備情報に対応する設備特定情報を取得する。ここで、設備特定情報は、例えば、図面上の設備の領域を示す領域関連情報である。
(ステップS408)設備特定情報送信部144は、検索部132が取得した1以上の設備特定情報を端末装置2に送信する。ステップS401に戻る。
(ステップS409)消耗品指示受信部123は、端末装置2から消耗品指示を受信したか否かを判断する。消耗品指示を受信すればステップS410に行き、消耗品指示を受信しなければステップS413に行く。
(ステップS410)消耗品取得部133は、消耗品指示受信部123が受信した消耗品指示に応じて、消耗期限情報を含む設備情報を検索し、1または2以上の設備情報を取得する。
(ステップS411)消耗品取得部133は、ステップS410で取得した1または2以上の設備情報を、消耗期限情報をキーとしてソートする。そして、消耗品取得部133は、ソートされた1以上の設備情報を取得する。
(ステップS412)消耗品情報送信部145は、ステップS411で取得された1以上の設備情報を端末装置2に送信する。ステップS401に戻る。
(ステップS413)課金額算出部134は、課金処理のタイミングであるか否かを判断する。課金処理のタイミングであればステップS414に行き、課金処理のタイミングでなければステップS420に行く。
(ステップS414)課金額算出部134は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS415)課金額算出部134は、i番目のユーザが存在するか否かを判断する。i番目のユーザが存在すればステップS416に行き、i番目のユーザが存在しなければステップS401に戻る。
(ステップS416)課金額算出部134は、i番目のユーザのユーザ識別子と対になる設備図面の数を、設備図面格納部111から取得する。
(ステップS417)課金額算出部134は、ステップS416で取得した設備図面の数を用いて、i番目のユーザに対する課金額を算出する。
(ステップS418)課金処理部135は、ステップS417で算出された課金額を用いて、i番目のユーザに対する課金処理を行う。
(ステップS419)課金額算出部134は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS415に戻る。
(ステップS420)受信部12は、端末装置2から設備図面送信指示を受信したか否かを判断する。設備図面送信指示を受信すればステップS421に行き、設備図面送信指示を受信しなければステップS423に行く。
(ステップS421)処理部13は、ステップS420で受信された設備図面送信指示に対応する設備図面を、設備図面格納部111から取得する。
(ステップS422)設備図面送信部141は、ステップS421で取得された設備図面を端末装置2に送信する。ステップS401に戻る。
(ステップS423)受信部12は、その他の指示や情報等を端末装置2から受信したか否かを判断する。その他の指示や情報等を受信すればステップS424に行き、受信しなければステップS401に戻る。
(ステップS424)処理部13等「は、その他の指示や情報等に応じた処理を行う。ステップS401に戻る。
なお、図4のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、端末装置2の動作について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS501)端末受付部22は、ユーザから設備図面送信指示を受け付けたか否かを判断する。設備図面送信指示を受け付けた場合はステップS502に行き、設備図面送信指示を受け付けない場合はステップS505に行く。
(ステップS502)端末処理部23は、送信する設備図面送信指示を構成する。例えば、端末処理部23は、ステップS501で受け付けられた設備図面送信指示が有する図面を特定する図面識別子を取得し、端末格納部21からユーザ識別子を取得する。そして、端末処理部23は、図面識別子およびユーザ識別子を有する設備図面送信指示を構成する。次に、端末送信部24は、当該設備図面送信指示を設備情報処理装置1に送信する。
(ステップS503)端末受信部25は、設備図面を設備情報処理装置1から受信したか否かを判断する。設備図面を受信した場合はステップS504に行き、設備図面を受信しない場合はステップS503に戻る。
(ステップS504)端末出力部26は、ステップS503で受信された設備図面を出力する。ステップS501に戻る。
(ステップS505)端末受付部22は、ユーザから設備指示を受け付けたか否かを判断する。設備指示を受け付けた場合はステップS506に行き、設備指示を受け付けない場合はステップS509に行く。
(ステップS506)端末処理部23は、送信する設備指示を構成する。例えば、端末処理部23は、ステップS505で受け付けられた設備指示が有する図面を特定する図面識別子と指示された座標情報とを取得し、端末格納部21からユーザ識別子を取得する。そして、端末処理部23は、図面識別子、座標情報、およびユーザ識別子を有する設備指示を構成する。次に、端末送信部24は、当該設備指示を設備情報処理装置1に送信する。なお、端末処理部23は、座標情報に代えて、設備識別子等を取得しても良い。端末処理部23は、指示された設備を識別するために必要な情報を取得すれば良い。
(ステップS507)端末受信部25は、設備情報等を設備情報処理装置1から受信したか否かを判断する。設備情報等を受信した場合はステップS508に行き、設備情報等を受信しない場合はステップS507に戻る。なお、設備情報等とは、例えば、設備情報と領域特定情報と1以上の削除ボタンである。
(ステップS508)端末出力部26は、ステップS507で受信された設備情報等を出力する。ステップS501に戻る。
(ステップS509)端末受付部22は、ユーザから1以上のキーワードを受け付けたか否かを判断する。キーワードを受け付けた場合はステップS510に行き、キーワードを受け付けない場合はステップS513に行く。
(ステップS510)端末処理部23は、ステップS509で受け付けられたキーワードを用いて、送信する情報を構成する。例えば、端末処理部23は、ステップS509で受け付けられた1以上のキーワード、および出力中の設備図面の図面識別子を有する情報(検索指示を示す情報)を構成する。また、例えば、端末処理部23は、端末格納部21からユーザ識別子を取得する。そして、端末処理部23は、例えば、1以上のキーワード、図面識別子、およびユーザ識別子を有する検索指示を構成する。次に、端末送信部24は、当該検索指示を設備情報処理装置1に送信する。
(ステップS511)端末受信部25は、1以上の設備特定情報を設備情報処理装置1から受信したか否かを判断する。設備特定情報を受信した場合はステップS512に行き、設備特定情報を受信しない場合はステップS511に戻る。
(ステップS512)端末出力部26は、ステップS511で受信された設備特定情報を出力する。ステップS501に戻る。なお、設備特定情報の出力により、1以上のキーワードに合致する設備が、設備図面上に明示される。
(ステップS513)端末受付部22は、ユーザから消耗品指示を受け付けたか否かを判断する。消耗品指示を受け付けた場合はステップS514に行き、消耗品指示を受け付けない場合はステップS517に行く。
(ステップS514)端末処理部23は、ステップS513で受け付けられた消耗品指示を用いて、送信する情報を構成する。例えば、端末処理部23は、出力中の設備図面の図面識別子を取得する。また、端末処理部23は、端末格納部21からユーザ識別子を取得する。そして、端末処理部23は、例えば、図面識別子およびユーザ識別子を有する消耗品指示を構成する。次に、端末送信部24は、当該消耗品指示を設備情報処理装置1に送信する。
(ステップS515)端末受信部25は、ソートされた設備情報を設備情報処理装置1から受信したか否かを判断する。ソートされた設備情報を受信した場合はステップS516に行き、ソートされた設備情報を受信しない場合はステップS515に戻る。
(ステップS516)端末出力部26は、ステップS515で受信されたソートされた設備情報を出力する。ステップS501に戻る。
(ステップS517)端末受付部22は、ユーザからその他の指示や情報を受け付けたか否かを判断する。その他の指示等を受け付けた場合はステップS518に行き、その他の指示等を受け付けない場合はステップS501に戻る。
(ステップS518)端末処理部23は、ステップS513で受け付けられたその他の指示等を用いて、送信するその他の指示等を構成する。次に、端末送信部24は、当該その他の指示等を設備情報処理装置1に送信する。
(ステップS519)端末受信部25は、情報を設備情報処理装置1から受信したか否かを判断する。情報を受信した場合はステップS520に行き、情報を受信しない場合はステップS519に戻る。なお、受信される情報は、その他の指示等を送信したことに応じた情報である。
(ステップS520)端末出力部26は、ステップS519で受信された情報を出力する。ステップS501に戻る。
なお、図5のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
以下、本実施の形態における設備情報処理システムAの具体的な動作について説明する。設備情報処理システムAの概念図は図1である。また、端末装置2から設備情報処理装置1へのアクセス、端末装置2における各種処理は、例えば、インターネットブラウザにより行われる、とする。
今、格納部11は、図6に示すユーザ情報管理表を保持している。ユーザ情報管理表は、1以上のユーザ情報を管理する表である。ユーザ情報管理表は、「ID」「パスワード」「フォルダ名」「会社名」「担当者所属部署名」「担当者名」「担当者メールアドレス」「郵便番号」「都道府県」「市町村名」「以降住所」「建物名」「電話番号1」「電話番号2」「FAX番号」「ユーザ数制限」「図面登録数制限」の属性値を有する1以上のレコードを管理している。「ID」は、ユーザ識別子である。「ID」「パスワード」により認証され、設備情報処理装置1へのログインが可能となる。「フォルダ名」は、設備図面や設備情報等が格納されるフォルダ名である。「以降住所」は、市町村名の次以降の住所の情報であり、番地等の情報である。「建物名」は、格納される設備図面の建物の名称である。「ユーザ数制限」は、設備情報処理装置1にアクセス可能なユーザ数の制限である。また、「図面登録数制限」は、管理できる設備図面の数の制限である。
また、設備図面格納手段1111は、図7に示す設備図面を格納している。この設備図面の図面識別子は、例えば、「001」である、とする。また、この設備図面は、ユーザ識別子「echo」に対応付いている、とする。
また、設備ボタン格納手段1112は、図8に示す設備ボタン管理表を格納している。設備ボタン管理表は、1以上の設備ボタンを管理する。設備ボタン管理表は、「ID」「図面識別子」「設備識別子」「領域情報」を有する1以上のレコードを格納している。「ID」は、レコードを識別する情報である。「図面識別子」は、指示され得る設備を含む設備図面の図面識別子である。「設備識別子」は、指示され得る設備を識別する情報である。「領域情報」は、設備の設備図面上での領域を示す情報であり、ここでは、(x、y)(x,y)の2点の座標値を有する。(x、y)は設備の領域の左上座標の値、(x,y)設備の領域の右下座標の値である。
また、設備情報格納部112は、図9に示す設備情報管理表を格納している。設備情報管理表は、「ID」「図面識別子」「設備識別子」「シンボル名」「シンボル画像」「機種名」「型番」「コメント」「履歴」「消耗期限」を有する1以上のレコードを格納している。「ID」は、レコードを識別する情報である。「シンボル名」は設備の名称、「シンボル画像」は設備の画像である。また、「型番」は設備の型番である。「コメント」は、ユーザが入力したコメントである。「履歴」は、設備のメンテナンスの履歴情報である。また、「履歴」は、ここでは「日付」「作業内容」を有する。「日付」は、メンテナンスを行った時(日、年など)を特定する情報である。「作業内容」は、メンテナンスの作業の内容を示す情報である。「消耗期限」は、設備の消耗期限情報である。
かかる状況において、ユーザは、自分の端末装置2に、ユーザ識別子「echo」および正しいパスワードを入力し、端末装置2から設備情報処理装置1にログインした、とする。
次に、ユーザは、端末装置2に、図面識別子「001」を有する設備図面送信指示を入力した、とする。次に、端末受付部22は、当該設備図面送信指示を受け付ける。そして、端末処理部23は、図面識別子「001」、ユーザ識別子「echo」を有する設備図面送信指示を構成する。次に、端末送信部24は、当該設備図面送信指示を設備情報処理装置1に送信する。
次に、設備情報処理装置1の受信部12は、端末装置2から設備図面送信指示を受信する。次に、処理部13は、受信された設備図面送信指示に対応する設備図面(図面識別子「001」の設備図面)を、設備図面格納部111から取得する。そして、設備図面送信部141は、取得された設備図面を端末装置2に送信する。
次に、端末装置2の端末受信部25は、設備図面(図7参照)を設備情報処理装置1から受信する。そして、端末出力部26は、受信された設備図面を、図10に示すように出力する。
次に、ユーザは、図10の設備図面上の、1001のコンセントを指示した、とする。そして、端末受付部22は、1001のコンセントに対する設備信指示を受け付ける。次に、端末処理部23は、送信する設備指示を構成する。つまり、例えば、端末処理部23は、受け付けられた設備指示が有する図面を特定する図面識別子「001」と指示された座標情報(x,y)とを取得する。また、端末処理部23は、端末格納部21からユーザ識別子「echo」を取得する。そして、端末処理部23は、図面識別子「001」、座標情報(x,y)、およびユーザ識別子「echo」を有する設備指示を構成する。次に、端末送信部24は、当該設備指示を設備情報処理装置1に送信する。
次に、設備情報処理装置1の指示受信部121は、端末装置2から設備指示を受信する。この設備指示は、図面識別子「001」、座標情報(x,y)、およびユーザ識別子「echo」を有する。
次に、設備情報取得部131は、受信された設備指示に対応する設備識別子「cns1」を取得する。つまり、設備情報取得部131は、図面識別子「001」に合致するレコードであり、座標情報(x,y)を含む領域情報と対になる設備識別子「cns1」を、図8の設備ボタン管理表から取得する。
次に、設備情報取得部131は、図面識別子「001」および設備識別子「cns1」と対になる設備情報を、図9の設備情報管理表から取得する。また、設備情報取得部131は、設備識別子「cns1」と対になる領域情報「(x11、y11)(x12,y12)」を、図8の設備ボタン管理表から取得する。そして、設備情報取得部131は、領域情報「(x11、y11)(x12,y12)」または、領域情報「(x11、y11)(x12,y12)」の領域に配置される図柄を取得する。なお、この領域情報または図柄は、領域関連情報である。
次に、設備情報送信部142は、取得された設備情報を端末装置2に送信する。また、設備情報送信部142は、領域関連情報も端末装置2に送信する。さらに、設備情報送信部142は、コメントおよび履歴情報に対応する削除ボタンも端末装置2に送信する。
次に、端末装置2の端末受信部25は、設備情報および領域関連情報を設備情報処理装置1から受信する。そして、端末出力部26は、受信された設備情報、領域関連情報、および削除ボタンを出力する。かかる出力例は、図11である。図11において、1101は、出力された設備情報の例である。また、領域関連情報の出力例は、図11の1102である。領域関連情報の出力結果は、指示された設備を、他の設備と視覚的に識別可能とする図柄である。なお、端末受信部25が1102の図柄を受信しても良いし、端末処理部23が受信された領域情報から1102の図柄を構成しても良い。
次に、ユーザは、設備図面上で、チェックしたい設備(ここでは、「照明」)を明示するために、キーワード「照明」を入力し、検索ボタン1201を押下した、とする。かかる入力のイメージを図12に示す。
次に、端末受付部22は、ユーザからキーワード「照明」を受け付ける。
次に、端末処理部23は、受け付けられたキーワード「照明」を用いて、送信する情報を構成する。つまり、端末処理部23は、キーワード「照明」、出力中の設備図面の図面識別子、およびユーザ識別子「echo」を有する検索指示を構成する。次に、端末送信部24は、当該検索指示を設備情報処理装置1に送信する。
次に、設備情報処理装置1のキーワード受信部122は、端末装置2からキーワード「照明」を有する検索指示を受信する。
次に、検索部132は、受信された図面識別子およびユーザ識別子「echo」と対になる設備情報から、受信されたキーワード「照明」を用いて設備情報管理表を検索する。そして、検索部132による検索の結果、7つの設備情報がヒットした、とする。次に、検索部132は、7つの各設備情報が有する7つの領域情報を取得する。そして、検索部132は、7つの領域情報を用いて、図面上の設備の領域を示す設備特定情報を取得する。ここでの設備特定情報は、例えば、7つの各領域情報が示す領域に配置される7つの図柄である、とする。
次に、設備特定情報送信部144は、検索部132が取得した7つの設備特定情報(図柄)を端末装置2に送信する。
次に、端末装置2の端末受信部25は、7つの設備特定情報を設備情報処理装置1から受信する。端末出力部26は、受信された7つの設備特定情報を出力する。7つの設備特定情報は、図12の1202〜1208である。
次に、ユーザは、端末装置2に消耗品指示を入力した、とする。次に、端末受付部22は、ユーザから消耗品指示を受け付ける。
次に、端末処理部23は、受け付けられた消耗品指示を用いて、送信する情報を構成する。つまり、端末処理部23は、出力中の設備図面の図面識別子を取得する。また、端末処理部23は、端末格納部21からユーザ識別子「echo」を取得する。そして、端末処理部23は、図面識別子およびユーザ識別子「echo」を有する消耗品指示を構成する。次に、端末送信部24は、当該消耗品指示を設備情報処理装置1に送信する。
次に、設備情報処理装置1の消耗品指示受信部123は、端末装置2から消耗品指示を受信する。
次に、消耗品取得部133は、消耗品指示受信部123が受信した消耗品指示が有する図面識別子およびユーザ識別子「echo」と対になる設備情報であり、消耗期限情報を含む設備情報を設備情報管理表から検索し、1以上の設備情報を取得する。
次に、消耗品取得部133は、取得した1以上の設備情報を、消耗期限情報をキーとしてソートする。つまり、消耗品取得部133は、消耗期限が早いものから上位にくるようにソートされた1以上の設備情報を取得する。
次に、消耗品情報送信部145は、ソートされた1以上の設備情報を端末装置2に送信する。
次に、端末装置2の端末受信部25は、ソートされた設備情報を設備情報処理装置1から受信する。そして、端末出力部26は、ソートされた設備情報を出力する。かかる出力例は、図13である。図13において、消耗品の中で、交換の期限が早くくるものから上位に並べられた出力されている。また、既に、消耗期限が経過しているものは、消耗期限が経過していない設備の設備情報と比較して、視覚的に区別可能なように出力されている。ここでは、既に、消耗期限が経過している設備情報の期限が、赤字で示されている。ただし、消耗期限が経過しているものは、消耗期限が経過していない設備の設備情報と比較して、視覚的に区別可能なように出力される方法は問わない。
次に、課金額算出部134は、課金処理のタイミングになった、とする。ここでは、課金額算出部134は、月末の12:00に、課金処理のタイミングになると判断する、とする。
そして、課金額算出部134は、例えば、ユーザ識別子「echo」と対になる設備図面の数「10」を、設備図面格納部111に格納されている情報から取得した、とする。
次に、課金額算出部134は、取得した設備図面の数「10」を用いて、ユーザ識別子「echo」で識別されるユーザに対する課金額を算出する。ここでは、1図面につき、月1000円を課金する、とする。つまり、課金額算出部134は、ユーザ識別子「echo」で識別されるユーザに対する課金額を、10000円と算出する。
次に、課金処理部135は、算出された課金額「10000円」を用いて、ユーザ識別子「echo」のユーザに対する課金処理を行う。ここで、課金処理は、ユーザ識別子「echo」に対応付けて、課金額「10000円」および時期の情報「2014年11月」を蓄積する処理である、とする。なお、課金処理部135は、算出された課金額「10000円」を用いて、ユーザ識別子「echo」と対になるクレジットカード番号を用いて、決裁処理を行っても良い。
以上、本実施の形態によれば、設備の現場で、設備の最新の情報が容易に取得できる。
また、本実施の形態において、設備の現場で、設備の最新の詳細な情報を容易にメンテナンスできる。
また、本実施の形態において、設備の現場で、消耗品の情報が容易に取得でき、作業を促進できる。
さらに、本実施の形態において、システム利用者に対して、適切な課金が可能となる。
なお、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における設備情報処理装置1を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータアクセス可能な記録媒体は、1以上の設備を含む設備図面を格納し得る設備図面格納部と、設備を識別する設備識別子と、当該設備識別子により識別される設備に関する情報である設備情報との組を、1組以上格納し得る設備情報格納部とを具備し、コンピュータを、前記設備図面格納部に格納されている設備図面を、端末装置に送信する設備図面送信部と、前記設備図面送信部が送信した設備図面に含まれる設備に対する指示である設備指示を前記端末装置から受信する指示受信部と、前記指示受信部が受信した設備指示に対する設備の設備情報を、前記設備情報格納部から取得する設備情報取得部と、前記設備情報取得部が取得した設備情報を前記端末装置に送信する設備情報送信部として機能させるためのプログラムである。
前記設備図面格納部は、設備図面を格納し得る設備図面格納手段と、設備識別子、当該設備識別子の設備図面上での領域を示す領域情報を有する1以上の設備ボタンを前記設備図面に対応付けて格納し得る設備ボタン格納手段とを具備し、上記プログラムにおいて、前記指示受信部が受信した設備指示に対する設備を識別する設備識別子と対になる領域情報を取得し、当該領域情報に関する情報である領域関連情報を前記端末装置に送信する領域関連情報送信部として、コンピュータをさらに機能させるプログラムであることは好適である。
上記プログラムにおいて、前記設備情報は、当該設備情報に対応する設備のメンテナンスの履歴情報を含むものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
上記プログラムにおいて、前記設備情報送信部は、前記設備のメンテナンスの履歴情報に対応付けて、当該設備のメンテナンスの履歴情報を削除するための削除ボタンを前記端末装置で表示するための削除ボタン情報をも送信するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
上記プログラムにおいて、前記端末装置からキーワードを受信するキーワード受信部と、前記キーワードを用いて、前記設備情報格納部を検索し、当該検索に合致した設備情報に対する1以上の設備を、前記端末装置に出力されている設備図面上において、視覚的に認識可能とする情報である1以上の設備特定情報を取得する検索部と、前記検索部が取得した1以上の設備特定情報を前記端末装置に送信する設備特定情報送信部として、コンピュータをさらに機能させるプログラムであることは好適である。
上記プログラムにおいて、前記設備情報は、設備の消耗期限に関する情報である消耗期限情報を含み得、消耗品の一覧を出力する指示である消耗品指示を前記端末装置から受信する消耗品指示受信部と、前記消耗品指示に応じて、消耗期限情報を含む2以上の設備情報を検索し、かつ消耗期限情報が示す消耗期限が近い順に2以上の設備情報をソートする消耗品取得部と、前記消耗品取得部が取得した2以上の設備情報を前記端末装置に送信する消耗品情報送信部として、コンピュータをさらに機能させるプログラムであることは好適である。
前記設備図面格納部は、ユーザを識別するユーザ識別子に対応付けて、1以上の設備図面を格納しており、上記プログラムにおいて、前記ユーザ識別子で識別されるユーザごとに、前記ユーザ識別子と対になる設備図面の数を取得し、当該設備図面の数に応じた課金額を算出する課金額算出部と、前記課金額算出部が算出した課金額を用いて、前記ユーザ識別子で識別されるユーザごとに課金処理を行う課金処理部として、コンピュータをさらに機能させるプログラムであることは好適である。
(実施の形態2)
本実施の形態において、設備情報データベースを構築する設備情報データベース構築装置について説明する。設備情報データベースとは、設備情報の集合のことであり、設備情報格納部112内のデータであり、広く解する。
図14は、本実施の形態における設備情報データベース構築装置3のブロック図である。
設備情報データベース構築装置3は、格納部11、受付部32、処理部33、出力部34を備える。
格納部11は、設備図面格納部111、設備情報格納部112を備える。
受付部32は、設備図面出力指示受付部321、設備領域指示受付部322、設備情報入力受付部323を備える。
処理部33は、設備識別子生成部331、設備領域情報取得部332、設備情報蓄積部333、設備情報領域生成部334を備える。
出力部34は、設備図面出力部341、設備情報入力画面出力部342を備える。
受付部32は、指示や情報等を受け付ける。指示や情報等とは、例えば、後述する設備図面出力指示、設備領域指示、設備図面、設備情報等である。ここでの受け付けとは、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された情報の受信、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念である。なお、受付部32は、例えば、ユーザが使用する端末装置(図示しない)からの情報や指示等を受信する。
指示や情報等の入力手段は、キーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。受付部32は、キーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
受付部32を構成する設備図面出力指示受付部321は、一の設備図面の出力の指示である設備図面出力指示を受け付ける。設備図面出力指示は、通常、設備図面を識別する図面識別子を有する。設備図面出力指示は、出力されている図面や図面の名称の選択の入力等でも良い。
設備領域指示受付部322は、設備図面出力部341が出力した設備図面に対して、設備の領域を示す設備領域指示を受け付ける。設備領域指示とは、通常、領域情報を有する。
設備情報入力受付部323は、設備情報の一部または全部を入力する画面に対して、設備情報の一部または全部の入力を受け付ける。
処理部33は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、後述する設備識別子生成処理、設備領域情報取得処理、設備情報蓄積処理、設備情報領域生成処理等である。
設備識別子生成部331は、設備識別子生成処理を行う。設備識別子生成処理とは、設備領域指示受付部322が受け付けた設備領域指示に対応する設備を識別する設備識別子を生成する処理である。ここで、設備識別子とは、ユニークな情報である。
設備領域情報取得部332は、設備領域情報取得処理を行う。設備領域情報取得処理とは、設備領域指示受付部322が受け付けた設備領域指示に対応する領域を示す領域情報を取得する処理である。
設備情報蓄積部333は、設備情報蓄積処理を行う。設備情報蓄積処理とは、設備識別子生成部331が生成した設備識別子と、設備領域情報取得部332が取得した領域情報を有する設備情報とを、設備情報格納部112に蓄積する処理である。
設備情報蓄積部333は、設備情報入力受付部323が受け付けた設備情報の一部または全部を、設備識別子生成部331が生成した設備識別子と対にして、設備情報格納部112に蓄積する。
設備情報領域生成部334は、設備情報領域生成処理を行う。設備情報領域生成処理とは、設備領域指示受付部322が設備領域指示を受け付けたことに応じて、設備情報格納部112に、設備領域指示に対応する設備の設備情報を格納する領域を生成する処理である。
出力部34は、各種の情報を出力する。各種の情報とは、例えば、設備図面、設備情報入力画面等である。なお、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
設備図面出力部341は、設備図面出力指示に対応する一の設備図面を設備図面格納部111から取得し、一の設備図面を出力する。
設備情報入力画面出力部342は、設備領域指示受付部322が設備領域指示を受け付けたことに応じて、設備識別子生成部331が生成した設備識別子で識別される設備情報の一部または全部を入力する画面を出力する。
処理部33、設備識別子生成部331、設備領域情報取得部332、設備情報蓄積部333、設備情報領域生成部334は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。処理部33等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
出力部34、設備図面出力部341、設備情報入力画面出力部342は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。出力部34等は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
次に、設備情報データベース構築装置3の動作について、図15のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1501)受付部32は、設備図面を受け付けたか否かを判断する。設備図面を受け付ければステップS1502に行き、設備図面を受け付けなければステップS1504に行く。
(ステップS1502)処理部33は、ユニークな図面識別子を生成する。なお、図面識別子の生成アルゴリズムは問わない。処理部33は、例えば、ユーザ識別子を含み、当該ユーザ識別子に対応する図面識別子の中で、ユニークな数字を取得する。なお、ユニークな数字は、例えば、ユーザ識別子に対応する既存の図面識別子の最大数に1を加えた数字である。
(ステップS1503)処理部33は、図面識別子と、当該図面識別子に対応付けた設備図面とを、設備図面格納部111に蓄積する。ステップS1501に戻る。
(ステップS1504)設備図面出力指示受付部321は、設備図面出力指示を受け付けたか否かを判断する。設備図面出力指示を受け付けた場合はステップS1505に行き、設備図面出力指示を受け付けない場合はステップS1506に行く。なお、設備図面出力指示は、図面識別子を有する。
(ステップS1505)処理部33は、ステップS1504で受け付けられた設備図面出力指示が有する図面識別子に対応する設備図面を設備図面格納部111から取得する。そして、設備図面出力部341は、当該設備図面を出力する。ステップS1501に戻る。
(ステップS1506)設備領域指示受付部322は、設備領域指示を受け付けたか否かを判断する。設備領域指示を受け付ければステップS1507に行き、設備領域指示を受け付けなければステップS1512に行く。なお、設備領域指示は、例えば、図面識別子、領域を示す図形の情報を有する。
(ステップS1507)設備情報領域生成部334は、設備情報を蓄積する領域である設備情報領域を生成する。なお、設備情報領域の生成とは、通常、設備情報を蓄積するデータベース(表)のレコードの生成である。設備情報領域生成部334は、通常、設備領域指示を入力したユーザのユーザ識別子に対応する設備情報を格納する領域(通常、データベース)に、設備情報領域を生成する。
(ステップS1508)設備識別子生成部331は、ユニークな設備識別子を生成する。なお、設備識別子は、ユーザ識別子に対応付く設備識別子の中でユニークであっても良いし、図面識別子に対応付く設備識別子の中でユニークであっても良いし、設備情報データベース構築装置3等においてユニークであっても良い。
(ステップS1509)設備領域情報取得部332は、設備領域指示受付部322が受け付けた設備領域指示に対応する領域を示す領域情報を取得する。
(ステップS1510)設備情報蓄積部333は、設備識別子生成部331が生成した設備識別子と、設備領域情報取得部332が取得した領域情報を有する設備情報とを、設備情報領域生成部334が生成した設備情報領域に蓄積する。なお、設備情報領域は、設備情報格納部112に存在する。ステップS1501に戻る。
(ステップS1511)設備情報入力画面出力部342は、設備情報の一部または全部を入力する設備情報入力画面を出力する。なお、格納部11は、例えば、予め設備情報入力画面の情報を格納している。設備情報入力画面の情報は、例えば、HTML、またはXML等で記述されている。設備情報入力画面の情報の構成方法は問わない。
(ステップS1512)設備情報入力受付部323は、ステップS1511で出力された設備情報入力画面に対して、設備情報の一部または全部の入力を受け付けたか否かを判断する。設備情報の一部または全部の入力を受け付けた場合はステップS1513に行き、受け付けない場合はステップS1501に戻る。
(ステップS1513)設備情報蓄積部333は、ステップS1512で受け付けられた設備情報の一部または全部を、設備識別子生成部331が生成した設備識別子と対にして、設備情報格納部112に蓄積する。ステップS1501に戻る。
なお、図15のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
以下、本実施の形態における設備情報データベース構築装置3の具体的な動作について説明する。
今、ユーザは、設備情報データベース構築装置3に対して、図7に示す設計図面を入力した、とする。すると、受付部32は、設備図面を受け付ける。
次に、処理部33は、ユニークな図面識別子(例えば、「001」)を生成する。次に、処理部33は、図面識別子と、当該図面識別子に対応付けた設備図面とを、設備図面格納部111に蓄積する。
次に、ユーザは、設備情報データベース構築装置3に対して、図面識別子(例えば、「001」)を有する設備図面出力指示を入力した、とする。そして、設備図面出力指示受付部321は、設備図面出力指示を受け付ける。次に、処理部33は、設備図面出力指示が有する図面識別子に対応する設備図面を設備図面格納部111から取得する。そして、設備図面出力部341は、当該設備図面を出力する。
次に、ユーザは、出力されている図7の設備図面を拡大する操作を行い、設備図面を拡大する。そして、ユーザは、拡大された図面に対して、図16に示すように、矩形の図形1601を一の設備(エアコン)の上に配置する。次に、設備領域指示受付部322は、当該エアコンに対する設備領域指示を受け付ける。なお、設備領域指示を入力する際に、設備図面を拡大することは、必須ではないことは言うまでもない。
次に、設備情報領域生成部334は、設備情報を蓄積する領域である設備情報領域を生成する。ここでは、設備情報領域生成部334は、設備情報管理表のレコードを生成する。
次に、設備識別子生成部331は、ユニークな設備識別子(例えば、「ecn1」)を生成する。
次に、設備領域情報取得部332は、設備領域指示受付部322が受け付けた設備領域指示に対応する領域を示す領域情報(xα,yα)(xβ,yβ)を取得する。なお、(xα,yα)は矩形の図形1601の左上座標、(xβ,yβ)は矩形の図形1601の右下座標である。
次に、設備情報蓄積部333は、設備識別子生成部331が生成した設備識別子「ecn1」と、設備領域情報取得部332が取得した領域情報(xα,yα)(xβ,yβ)を有する設備情報とを、設備情報領域生成部334が生成したレコードに蓄積する。
次に、設備情報入力画面出力部342は、設備情報の一部または全部を入力する設備情報入力画面を出力する。かかる設備情報入力画面の例は、図17である。つまり、設備図面出力指示の入力により、ユーザの端末装置での画面表示は、図16から図17に遷移した、とする。なお、図17において、設備図面と設備情報入力画面とが共に出力されている。また、設備情報入力画面は、1701である。
次に、ユーザは、図17の1701の各入力フィールドに、「シンボル名」「シンボル画像」「機器名」「型番」「コメント」「履歴」等を入力した、とする。かかる入力後の画面例は、図18である。
次に、設備情報入力受付部323は、1701の設備情報入力画面対して、設備情報の一部の入力を受け付ける。
次に、設備情報蓄積部333は、受け付けられた設備情報の一部を、設備識別子生成部331が生成した設備識別子と対にして、設備情報格納部112に蓄積する。
以上、本実施の形態によれば、設備情報データベースを容易に構築できる。
なお、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における設備情報データベース構築装置3を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータアクセス可能な記録媒体は、1以上の設備図面を格納し得る設備図面格納部と、設備図面を識別する図面識別子と、設備を識別する設備識別子と、当該設備識別子により識別される設備に関する情報である設備情報との組を、1組以上格納し得る設備情報格納部とを具備し、コンピュータを、一の設備図面の出力の指示である設備図面出力指示を受け付ける設備図面出力指示受付部と、前記設備図面出力指示に対応する一の設備図面を前記設備図面格納部から取得し、当該一の設備図面を出力する設備図面出力部と、前記設備図面出力部が出力した設備図面に対して、設備の領域を示す設備領域指示を受け付ける設備領域指示受付部と、前記設備領域指示受付部が受け付けた設備領域指示に対応する設備を識別する設備識別子を生成する設備識別子生成部と、前記設備領域指示受付部が受け付けた設備領域指示に対応する領域を示す領域情報を取得する設備領域情報取得部と、前記設備識別子生成部が生成した設備識別子と、前記設備領域情報取得部が取得した領域情報を有する設備情報とを、前記設備情報格納部に蓄積する設備情報蓄積部として機能させるためのプログラムである。
上記プログラムにおいて、前記設備領域指示受付部が設備領域指示を受け付けたことに応じて、前記設備識別子生成部が生成した設備識別子で識別される設備情報の一部または全部を入力する画面を出力する設備情報入力画面出力部と、前記設備情報の一部または全部を入力する画面に対して、設備情報の一部または全部の入力を受け付ける設備情報入力受付部として、コンピュータをさらに機能させるプログラムであり、前記設備情報蓄積部は、前記設備情報入力受付部が受け付けた設備情報の一部または全部を、前記設備識別子生成部が生成した設備識別子と対にして、前記設備情報格納部に蓄積するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
上記プログラムにおいて、前記設備領域指示受付部が設備領域指示を受け付けたことに応じて、前記設備情報格納部に、前記設備領域指示に対応する設備の設備情報を格納する領域を生成する設備情報領域生成部として、コンピュータをさらに機能させるプログラムであることは好適である。
また、図19は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態の設備情報処理装置1等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図19は、このコンピュータシステム300の概観図であり、図20は、システム300のブロック図である。
図19において、コンピュータシステム300は、CD−ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
図20において、コンピュータ301は、CD−ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、MPU3013、CD−ROMドライブ3012に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態の設備情報処理装置1等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM3101に記憶されて、CD−ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD−ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態の設備情報処理装置1等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる設備情報処理装置は、設備工事の現場で、設備の情報が容易に取得できる、という効果を有し、設備情報処理装置等として有用である。
1 設備情報処理装置
2 端末装置
3 設備情報データベース構築装置
11 格納部
12 受信部
13、33 処理部
14 送信部
21 端末格納部
22 端末受付部
23 端末処理部
24 端末送信部
25 端末受信部
26 端末出力部
32 受付部
34 出力部
111 設備図面格納部
112 設備情報格納部
121 指示受信部
122 キーワード受信部
123 消耗品指示受信部
131 設備情報取得部
132 検索部
133 消耗品取得部
134 課金額算出部
135 課金処理部
141 設備図面送信部
142 設備情報送信部
143 領域関連情報送信部
144 設備特定情報送信部
145 消耗品情報送信部
321 設備図面出力指示受付部
322 設備領域指示受付部
323 設備情報入力受付部
331 設備識別子生成部
332 設備領域情報取得部
333 設備情報蓄積部
334 設備情報領域生成部
341 設備図面出力部
342 設備情報入力画面出力部
1111 設備図面格納手段
1112 設備ボタン格納手段

Claims (14)

  1. 1以上の設備を含む設備図面を格納し得る設備図面格納部と、
    設備を識別する設備識別子と、当該設備識別子により識別される設備に関する情報である設備情報との組を、1組以上格納し得る設備情報格納部と、
    前記設備図面格納部に格納されている設備図面を、端末装置に送信する設備図面送信部と、
    前記設備図面送信部が送信した設備図面に含まれる設備に対する指示である設備指示を前記端末装置から受信する指示受信部と、
    前記指示受信部が受信した設備指示に対する設備の設備情報を、前記設備情報格納部から取得する設備情報取得部と、
    前記設備情報取得部が取得した設備情報を前記端末装置に送信する設備情報送信部とを具備する設備情報処理装置。
  2. 前記設備図面格納部は、
    設備図面を格納し得る設備図面格納手段と、
    設備識別子、当該設備識別子の設備図面上での領域を示す領域情報を有する1以上の設備ボタンを前記設備図面に対応付けて格納し得る設備ボタン格納手段とを具備し、
    前記指示受信部が受信した設備指示に対する設備を識別する設備識別子と対になる領域情報を取得し、当該領域情報に関する情報である領域関連情報を前記端末装置に送信する領域関連情報送信部をさらに具備する請求項1記載の設備情報処理装置。
  3. 前記設備情報は、
    当該設備情報に対応する設備のメンテナンスの履歴情報を含む請求項1または請求項2記載の設備情報処理装置。
  4. 前記設備情報送信部は、
    前記設備のメンテナンスの履歴情報に対応付けて、当該設備のメンテナンスの履歴情報を削除するための削除ボタンを前記端末装置で表示するための削除ボタン情報をも送信する請求項3記載の設備情報処理装置。
  5. 前記端末装置からキーワードを受信するキーワード受信部と、
    前記キーワードを用いて、前記設備情報格納部を検索し、当該検索に合致した設備情報に対する1以上の設備を、前記端末装置に出力されている設備図面上において、視覚的に認識可能とする情報である1以上の設備特定情報を取得する検索部と、
    前記検索部が取得した1以上の設備特定情報を前記端末装置に送信する設備特定情報送信部とをさらに具備する請求項1から請求項4いずれか一項に記載の設備情報処理装置。
  6. 前記設備情報は、
    設備の消耗期限に関する情報である消耗期限情報を含み得、
    消耗品の一覧を出力する指示である消耗品指示を前記端末装置から受信する消耗品指示受信部と、
    前記消耗品指示に応じて、消耗期限情報を含む2以上の設備情報を検索し、かつ消耗期限情報が示す消耗期限が近い順に2以上の設備情報をソートする消耗品取得部と、
    前記消耗品取得部が取得した2以上の設備情報を前記端末装置に送信する消耗品情報送信部とをさらに具備する請求項1から請求項5いずれか一項に記載の設備情報処理装置。
  7. 前記設備図面格納部は、
    ユーザを識別するユーザ識別子に対応付けて、1以上の設備図面を格納しており、
    前記ユーザ識別子で識別されるユーザごとに、前記ユーザ識別子と対になる設備図面の数を取得し、当該設備図面の数に応じた課金額を算出する課金額算出部と、
    前記課金額算出部が算出した課金額を用いて、前記ユーザ識別子で識別されるユーザごとに課金処理を行う課金処理部とをさらに具備する請求項1から請求項6いずれか一項に記載の設備情報処理装置。
  8. 1以上の設備図面を格納し得る設備図面格納部と、
    設備図面を識別する図面識別子と、設備を識別する設備識別子と、当該設備識別子により識別される設備に関する情報である設備情報との組を、1組以上格納し得る設備情報格納部と、
    一の設備図面の出力の指示である設備図面出力指示を受け付ける設備図面出力指示受付部と、
    前記設備図面出力指示に対応する一の設備図面を前記設備図面格納部から取得し、当該一の設備図面を出力する設備図面出力部と、
    前記設備図面出力部が出力した設備図面に対して、設備の領域を示す設備領域指示を受け付ける設備領域指示受付部と、
    前記設備領域指示受付部が受け付けた設備領域指示に対応する設備を識別する設備識別子を生成する設備識別子生成部と、
    前記設備領域指示受付部が受け付けた設備領域指示に対応する領域を示す領域情報を取得する設備領域情報取得部と、
    前記設備識別子生成部が生成した設備識別子と、前記設備領域情報取得部が取得した領域情報を有する設備情報とを、前記設備情報格納部に蓄積する設備情報蓄積部とを具備する設備情報データベース構築装置。
  9. 前記設備領域指示受付部が設備領域指示を受け付けたことに応じて、前記設備識別子生成部が生成した設備識別子で識別される設備情報の一部または全部を入力する画面を出力する設備情報入力画面出力部と、
    前記設備情報の一部または全部を入力する画面に対して、設備情報の一部または全部の入力を受け付ける設備情報入力受付部とをさらに具備し、
    前記設備情報蓄積部は、
    前記設備情報入力受付部が受け付けた設備情報の一部または全部を、前記設備識別子生成部が生成した設備識別子と対にして、前記設備情報格納部に蓄積する請求項8記載の設備情報データベース構築装置。
  10. 前記設備領域指示受付部が設備領域指示を受け付けたことに応じて、前記設備情報格納部に、前記設備領域指示に対応する設備の設備情報を格納する領域を生成する設備情報領域生成部をさらに具備する請求項8または請求項9記載の設備情報データベース構築装置。
  11. 記録媒体は、
    1以上の設備を含む設備図面を格納し得る設備図面格納部と、
    設備を識別する設備識別子と、当該設備識別子により識別される設備に関する情報である設備情報との組を、1組以上格納し得る設備情報格納部とを具備し、
    設備図面送信部、指示受信部、設備情報取得部、および設備情報送信部により実現される設備情報処理方法であって、
    前記設備図面送信部が、前記設備図面格納部に格納されている設備図面を、端末装置に送信する設備図面送信ステップと、
    前記指示受信部が、前記設備図面送信ステップで送信された設備図面に含まれる設備に対する指示である設備指示を前記端末装置から受信する指示受信ステップと、
    前記設備情報取得部が、前記指示受信ステップで受信された設備指示に対する設備の設備情報を、前記設備情報格納部から取得する設備情報取得ステップと、
    前記設備情報送信部が、前記設備情報取得ステップで取得された設備情報を前記端末装置に送信する設備情報送信ステップとを具備する設備情報処理方法。
  12. コンピュータアクセス可能な記録媒体は、
    1以上の設備を含む設備図面を格納し得る設備図面格納部と、
    設備を識別する設備識別子と、当該設備識別子により識別される設備に関する情報である設備情報との組を、1組以上格納し得る設備情報格納部とを具備し、
    コンピュータを、
    前記設備図面格納部に格納されている設備図面を、端末装置に送信する設備図面送信部と、
    前記設備図面送信部が送信した設備図面に含まれる設備に対する指示である設備指示を前記端末装置から受信する指示受信部と、
    前記指示受信部が受信した設備指示に対する設備の設備情報を、前記設備情報格納部から取得する設備情報取得部と、
    前記設備情報取得部が取得した設備情報を前記端末装置に送信する設備情報送信部として機能させるためのプログラム。
  13. 記録媒体は、
    1以上の設備図面を格納し得る設備図面格納部と、
    設備図面を識別する図面識別子と、設備を識別する設備識別子と、当該設備識別子により識別される設備に関する情報である設備情報との組を、1組以上格納し得る設備情報格納部とを具備し、
    設備図面出力指示受付部、設備図面出力部、設備領域指示受付部、および設備識別子生成部により実現される設備情報データベース構築方法であって、
    前記設備図面出力指示受付部が、一の設備図面の出力の指示である設備図面出力指示を受け付ける設備図面出力指示受付ステップと、
    前記設備図面出力部が、前記設備図面出力指示に対応する一の設備図面を前記設備図面格納部から取得し、当該一の設備図面を出力する設備図面出力ステップと、
    前記設備領域指示受付部が、前記設備図面出力ステップで出力された設備図面に対して、設備の領域を示す設備領域指示を受け付ける設備領域指示受付ステップと、
    前記設備識別子生成部が、前記設備領域指示受付ステップで受け付けられた設備領域指示に対応する設備を識別する設備識別子を生成する設備識別子生成ステップとを具備する設備情報データベース構築方法。
  14. コンピュータアクセス可能な記録媒体は、
    1以上の設備図面を格納し得る設備図面格納部と、
    設備図面を識別する図面識別子と、設備を識別する設備識別子と、当該設備識別子により識別される設備に関する情報である設備情報との組を、1組以上格納し得る設備情報格納部とを具備し、
    コンピュータを、
    一の設備図面の出力の指示である設備図面出力指示を受け付ける設備図面出力指示受付部と、
    前記設備図面出力指示に対応する一の設備図面を前記設備図面格納部から取得し、当該一の設備図面を出力する設備図面出力部と、
    前記設備図面出力部が出力した設備図面に対して、設備の領域を示す設備領域指示を受け付ける設備領域指示受付部と、
    前記設備領域指示受付部が受け付けた設備領域指示に対応する設備を識別する設備識別子を生成する設備識別子生成部と、
    前記設備領域指示受付部が受け付けた設備領域指示に対応する領域を示す領域情報を取得する設備領域情報取得部と、
    前記設備識別子生成部が生成した設備識別子と、前記設備領域情報取得部が取得した領域情報を有する設備情報とを、前記設備情報格納部に蓄積する設備情報蓄積部として機能させるためのプログラム。
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