JP2012523058A - 目標位置やキーワードでトリガされた広告及びユーザが呼び出し可能な層ベースの広告を発生する方法 - Google Patents

Abstract

位置特定コンテンツが、複数の物理的位置を有する特定のエンティティに対して自動的に発生される。特定のエンティティに関連付けられた識別データを含むデータベース・エントリが、複数の物理的位置のそれぞれ位置情報を得るために検索される。特定のエンティティに関連付けられた１つ以上のキーワードに対応する位置情報が、コンピュータが読取り可能な電子データベースに記憶されて、少なくとも１つのキーワード及び検索位置を含むユーザが発生したクエリー（７０２）により、プロセッサ（１２０）が、検索位置に近い物理的位置の位置情報に対して、コンピュータが読取り可能な電子データベース（１３０）の検索を開始する動作を実行する。ユーザ（７０４）に対して表示可能な少なくとも１つの結果が提供される。

Description

［関連出願の相互参照］
本願は、「METHOD FOR GENERATING LOCATION TARGETED, KEYWORD-TRIGGERED, ADS AND GENERATING USER RECALLABLE LAYER-BASED ADS」という名称で２００９年４月６日に出願された米国特許出願第１２／４１８，９６８号の利点及びそれに対する優先権を請求する。その開示内容を引用することによって本明細書の一部をなすものとする。

［発明の分野］
本発明は、オンライン広告に関し、より詳細には、オンライン広告用のデータの発生及びオンライン広告の表示に関する。

インターネット検索クエリーに応答する同じウェブ・ページ上にキーワードでトリガされた広告を表示することは、極めて収益性が高いことが示されている。一般的に、ユーザは、検索エンジン又は同様のウェブ・ページの中に１つ以上のキーワードをクエリーとして入力することによって、インターネットの検索を実行する。そして、この検索エンジンは、所定の順序又はランキングに基づいてまとめられた、１つ以上のウェブ・ページに対する検索結果を提供する。

最近、ユーザの現在の位置又は検索クエリーの一部としてユーザによって指定された位置の目標とされた広告を配送するために、位置ベースの広告が取り入れられている。一例として、マンハッタンにあるカメラ店へのユーザ・クエリーに応答して、ユーザはニューヨーク市に１つある店の広告を示されることがある。しかしながら、所定の広告主に対する十分な位置ベースの広告の目録を発生することは、困難なことが多い。さらに、キーワードでトリガされた広告を提供するために現在使用されている広告内容とキーワードを記憶することは、広告主の全ての店舗位置も記憶する必要があるため、記憶されるべき情報量は極めて大きくなる。

位置ベースの広告の目録は、ファイルに店舗位置を手動で入力することによって発生されることが多い。大きなチェーン店に対しては、多量のデータを入力する必要があり、そのような入力は、多くの場合、その努力に報いるには極めて面倒である。別の方法では、店舗位置を含むデータ・ファイルをアップロードする方式が提供される。しかしながら、実行される入力又はファイルのアップロードに関して、広告主と検索エンジン・プロバイダとの両方は、データに対する共通フォーマット及びデータを定期的に更新及び／又はアップロードすることに関して合意する必要がある。結果として、位置ベースの広告は、多くの広告主に採用されていない。

多くの場合、ペイ・パー・クリック（ＰＰＣ）広告モデルが使用される。この場合、広告主は、ユーザが実際に広告をクリックして広告主のウェブ・サイトを訪問するときのみ支払いを行う。しかしながら、多くの商店は、広告によって発生されたインターネットのトラフィックに関心がない。その理由は、彼らの売上が、広告が引き起こした「フット・トラフィック（foot-traffic）」の量、すなわち、広告によって店に引き込まれる顧客の数により多く依存しているからである。そのような広告主にとって、単に顧客に広告主のウェブ・サイトへのリンクを提供する広告は有用ではない。

幾つかのマッピング・サイト（mapping site）は、ユーザによる位置問合せに呼応して、地図上に示された位置に基づいて、従来のコンテンツ広告（content-advertisement）を表示する。しかしながら、そのような広告は、ユーザの特定の関心に対する対象にされることはない。もう一つの方法として、他のマッピング・サイトは、地図上に広告主の位置を示す永久リンク（permanent link）を提供する。そのような広告も同様に、ユーザの関心の対象にはならず、ほとんどユーザの役には立たない。

表示された地図上に直接現れるキーワード・トリガされた広告は、販売される可能性がある。しかしながら、この形式の広告は、示されるのは数行の広告文案だけであり、また多くの場合、限定された継続期間しか現れないため、広告主に対する価値が限定される。さらに、そのような広告は、広告主の店舗位置などのユーザにとって関心のある他の情報を示していない、また地図上に店舗位置を示すことにより、表示された地図と広告された店舗との間のどのような関係もユーザに提供していない。

本発明の態様によれば、広告主に追跡可能な数値を提供すると共にユーザにとって有益なローカル検索クエリー用の広告モデルが提供される。

本発明の１つの態様は、複数の物理的位置を有する特定のエンティティに対して、位置特定コンテンツを自動的に発生する方法である。特定のエンティティに関連付けられた識別データを含むデータベース・エントリが、複数の物理的位置のそれぞれの位置情報を得るために検索される。特定のエンティティに関連付けられた１つ以上のキーワードに関連した位置情報が、コンピュータが読取り可能な電子データベースの中に記憶されて、少なくとも１つのキーワード及び検索位置を含むユーザ生成クエリーにより、プロセッサが、検索位置に近い物理的位置の位置情報に対してコンピュータが読取り可能な電子データベースの検索を開始する動作を実行する。ユーザに対して表示可能な少なくとも１つの結果が提供される。

本発明のこの態様によれば、識別データは、特定エンティティの名前又は特定エンティティに関連したウェブ・サイトのユニフォーム・リソース・ロケータ（ＵＲＬ）でありうる。特定エンティティに関連付けられたオンライン・コンテンツの中を検索するステップは、オンライン・コンテンツの中に含まれた識別データをエントリ内に含まれた同一データに一致させることによって実行されうる。店舗リスト用データ・フィード、ウェブ・サイト、又はデータ・ファイルの少なくとも１つが検索されうる。それぞれの物理的位置に関連した１つ以上の細部が記憶され、そして所定の物理的位置に関連した細部が、その物理的位置の写真、その物理的位置の営業時間、その物理的位置の電話番号、その物理的位置のウェブ・サイトのＵＲＬ、及びその物理的位置の属性を示すアイコンから構成するグループから選択されうる。

本発明の別の態様は、複数の物理的位置を有する特定のエンティティに対して位置特定コンテンツを提供する方法である。特定のエンティティに関連付けられた１つ以上のキーワードに対応する、複数の物理的位置のそれぞれの位置情報がデータベースに記憶される。少なくとも１つのキーワード及び検索位置を含むユーザ入力によるクエリーが、ユーザ端末からネットワークを介して受け取られる。データベースが、検索位置に近い物理的位置の位置情報に対して検索される。検索位置を含む領域の地図が発生される。地図に対するオーバーレイ層が発生される、このオーバーレイ層は、地図領域内に存在する物理的位置において地図をオーバーレイするように配置される１つ以上のマーカを含んでいる。この地図は、ディスプレイ画面上で表示するために、ネットワークを介してユーザ端末に送信される。

本発明のこの態様によれば、オーバーレイ層の１つ以上のマーカは、特定のエンティティに関連付けられたアイコン又はこの特定エンティティのウェブ・サイトに関連付けられたファビコン（favicon）でありうる。オーバーレイ層は地図と一緒に送信されて、地図及びオーバーレイ層がディスプレイ画面上に最初は同時に示される。オーバーレイ層の表示をオン又はオフに切り換えるように動作できるユーザ・インターフェース要素を、ディスプレイ画面上に設けることができる。特定エンティティに対してコンテンツが発生され、このコンテンツは地図と一緒に送信されて、地図及びコンテンツがディスプレイ画面の異なる領域に同時に示される。地図領域内に存在する物理的位置のリストが発生され、そしてこのリストは、それぞれの列挙された物理的位置に関連した１つ以上の細部を含みうる。これらの細部は、その物理的位置のアドレス、その物理的位置の写真、その物理的位置の営業時間、その物理的位置の電話番号、その物理的位置のウェブ・サイトのＵＲＬ、及びその物理的位置の属性を示すアイコンから成るグループから選択される。地図及びリストがディスプレイ画面の異なる領域に最初は同時に示されるように、地図と一緒にリストが送信される。オーバーレイ層のそれぞれのマーカは、その物理的位置に対して固有のものであり、物理的位置のリストは、それぞれの物理的位置に対して、その物理的位置をオーバーレイするマーカを含みうる。リストの少なくとも一部を含む別のオーバーレイ層が発生され、この別のオーバーレイ層の表示をオンに切り換えるように動作できるユーザ・インターフェース要素が、地図と一緒にディスプレイ画面上に設けられる。この別のオーバーレイ層は、地図の少なくとも一部を不明瞭にする。この別のオーバーレイ層の表示をオフに切り換えるように動作できるユーザ・インターフェース要素が、別のオーバーレイ層と一緒にディスプレイ画面上に設けられる。

本発明のさらに別の態様は、複数の物理的位置を有する特定のエンティティに対して位置特定コンテンツを取得する方法である。少なくとも１つのキーワード及び検索位置を含むユーザ入力によるクエリーが、遠隔の設備にネットワークを経由して送信される。検索位置を含む領域の地図が、遠隔設備から受け取られる。地図に対するオーバーレイ層が、遠隔設備から受け取られ、そのオーバーレイ層は、地図領域の中に配置された物理的位置において地図をオーバーレイするように配置される１つ以上のマーカを含んでいる。いずれにせよ、地図はディスプレイ画面の一部として表示される。

本発明の上記の態様によれば、オーバーレイ層の１つ以上のマーカは、特定のエンティティに関連付けられたアイコン又はこの特定エンティティのウェブ・サイトに関連付けられたファビコンでありうる。地図及びオーバーレイ層が、最初はディスプレイ画面上に一緒に表示される。オーバーレイ層の表示をオン又はオフに切り換えるように動作できるユーザ・インターフェース要素を、ディスプレイ画面上に設けることができる。特定のエンティティに対するコンテンツが受け取られて、地図及びコンテンツがディスプレイ画面の異なる領域に同時に示される。地図領域内に配置された物理的位置のリストが受け取られる。このリストは、それぞれの列挙された物理的位置に関連した１つ以上の細部を含みうる。これらの細部は、その物理的位置のアドレス、その物理的位置の写真、その物理的位置の営業時間、その物理的位置の電話番号、その物理的位置のウェブ・サイトのＵＲＬ、及びその物理的位置の属性を示すアイコンから成るグループから選択される。地図及びリストが、ディスプレイ画面の異なる領域に最初は同時に表示される。オーバーレイ層のそれぞれのマーカは、その物理的位置に対して固有のものであり、物理的位置のリストには、それぞれの物理的位置に対して、その物理的位置の上に配置されるマーカを含みうる。リストの少なくとも一部を含む別のオーバーレイ層が受け取られて、この別のオーバーレイ層の表示をオンに切り換えるように動作できるユーザ・インターフェース要素が、ディスプレイ画面上に設けられる。この別のオーバーレイ層は、地図の少なくとも一部を不明瞭にする。この別のオーバーレイ層の表示をオフに切り換えるユーザ・インターフェース要素が、別のオーバーレイ層と一緒に表示される。

本発明の別の態様は、複数の物理的位置を有する特定のエンティティに対して位置特定コンテンツを自動的に発生するシステムである。メモリは、コンピュータが読取り可能な電子データベースを記憶している。プロセッサは、複数の物理的位置のそれぞれに関する位置情報を得るために、特定のエンティティに関連した識別データを含むデータベース入力に対して検索を行い、コンピュータが読取り可能な電子データベースの中に、特定のエンティティに関連付けられた１つ以上のキーワードに関する位置情報を記憶する。少なくとも１つのキーワード及び検索位置を含むユーザ生成クエリーにより、プロセッサが、検索位置に近接している物理的位置の位置情報に対してコンピュータが読取り可能な電子データベースの検索を開始する動作を実行し、そして、ユーザに対して表示可能な少なくとも１つの結果を提供する。

本発明のこの別の態様によれば、識別データは、特定エンティティの名前又は特定エンティティに関連したウェブ・サイトのユニフォーム・リソース・ロケータ（ＵＲＬ）でありうる。プロセッサは、オンライン・コンテンツの中に含まれた識別データをエントリ内に含まれた同一データに一致させることによって、特定のエンティティに関連付けられたオンライン・コンテンツ内を検索することができる。プロセッサは、店舗リスト用データ・フィード、ウェブ・サイト、又はデータ・ファイルの少なくとも１つを検索することができる。プロセッサは、各物理的位置に関連した１つ以上の細部をメモリの中に記憶することができ、かつ所定の物理的位置に関連した細部が、その物理的位置の写真、その物理的位置の営業時間、その物理的位置の電話番号、その物理的位置のウェブ・サイトのＵＲＬ、及びその物理的位置の属性を示すアイコンから構成するグループから選択されうる。

本発明のさらに別の態様は、複数の物理的位置を有する特定のエンティティに対する位置特定コンテンツを提供するシステムである。サーバは、メモリ及びプロセッサを備えている。このメモリは、コンピュータが読取り可能な電子データベースを記憶する。プロセッサは、特定のエンティティに関連付けられた１つ以上のキーワードに対応する複数の物理的位置のそれぞれの位置情報をデータベースの中に記憶し、少なくとも１つのキーワードと検索位置とを含むユーザ入力によるクエリーをユーザ端末からネットワークを介して受け取り、検索位置に近い物理的位置の位置情報に関してデータベースを検索し、検索位置を含む領域の地図を発生し、その地図に対するオーバーレイ層を発生し、かつ少なくともその地図をネットワークを経由してユーザ端末に送信して、ディスプレイ画面上に表示する。ここで、オーバーレイ層は、地図領域内に存在する物理的位置において地図をオーバーレイするように配置される１つ以上のマーカを含んでいる。

本発明のこのさらに別の態様によれば、オーバーレイ層の１つ以上のマーカは、特定のエンティティに関連付けられたアイコン又はこの特定エンティティのウェブ・サイトに関連付けられたファビコンでありうる。プロセッサは、この地図及びオーバーレイ層が最初はディスプレイ画面上に同時に示されるように、地図と一緒にオーバーレイ層を送信する。プロセッサは、オーバーレイ層の表示をオン又はオフに切り換えることができるユーザ・インターフェース要素を、ディスプレイ画面上に表示するために、ユーザ端末に送信することができる。プロセッサは、特定のエンティティに対してコンテンツを発生することができ、かつ送信するステップは、地図及びコンテンツがディスプレイ画面の異なる領域に同時に示されるように、地図と共にコンテンツを送信するステップを含む。プロセッサは、地図領域内に配置された物理的位置のリストを発生することができる。このリストは、それぞれの列挙された物理的位置に関連した１つ以上の細部を含みうる。これらの細部は、その物理的位置のアドレス、その物理的位置の写真、その物理的位置の営業時間、その物理的位置の電話番号、その物理的位置のウェブ・サイトのＵＲＬ、及びその物理的位置の属性を示すアイコンから成るグループから選択される。プロセッサは、地図及びリストがディスプレイ画面の異なる領域に最初は同時に表示されるように、地図と一緒にリストを送信することができる。オーバーレイ層のそれぞれのマーカは、その物理的位置に対して固有のものであり、物理的位置のリストには、それぞれの物理的位置に対して、その物理的位置をオーバーレイするマーカを含みうる。プロセッサはリストの少なくとも一部を含む別のオーバーレイ層を発生して、別のオーバーレイ層の表示をオンに切り換えることができるユーザ・インターフェー要素を、地図と一緒にディスプレイ画面上で表示するために、ユーザ端末に提供することができる。この別のオーバーレイ層は、地図の少なくとも一部を不明瞭にする。プロセッサは、別のオーバーレイ層の表示をオフに切り換えることができるユーザ・インターフェース要素を、別のオーバーレイ層と一緒にディスプレイ画面上で表示するために、ユーザ端末に提供することができる。

本願では、「位置特定コンテンツ」という用語は、位置ベースの広告を含む。さらに、本願で使用される「エンティティ」という用語は、個人、会社、政府機関、非営利体などを含む。さらに、本願で使用される「物理的位置」という用語は、個人、会社、政府機関、非営利体などの任意の物理的位置を含む。

本発明の前述の態様、特徴及び利点は、下記の詳細な説明及び添付された図面を参照して考察すれば、さらに良く理解されるであろう。

本発明の実施形態によるシステムを例示するブロック図である。 図１のシステムをさらに詳細に示すブロック図である。 既知のキーワード・ベースの検索結果を表示するウェブ・ページである。 本発明の態様に基づいて、キーワード・ベースの検索結果を表示するウェブ・ページの実施例を示す図である。 別の層の表示が付いた、図４のウェブ・ページを示す図である。 本発明による層を用いる、キーワード・ベースの検索結果を表示するウェブ・ページである。 本発明の別の態様による層を用いる、キーワード・ベースの検索結果を表示するウェブ・ページである。 本発明のさらに別の態様に基づいて、層の種々の組合せを用いた地図を示す図である。

図１及び図２に示されているように、本発明の態様によるシステム１００の実施例は、ネットワーク１９５などを介して互いに通信するコンピュータ１５０、１５１、１５２及びサーバ１１０を備えている。図２に示されているように、このサーバ１１０は、プロセッサ１２０、メモリ１３０、及びコンピュータの中に一般に存在する部品を具備する。

メモリ１３０は、プロセッサ１２０が実行できる命令（例えば、アルゴリズム）１４０を含む、プロセッサ１２０がアクセス可能な情報、及びプロセッサが検索、操作、及び／又は記憶するデータ１３５を記憶する。このメモリは、ハードディスク、ＲＯＭ、ＲＡＭ、ＣＤ−ＲＯＭ、書込み可能又は読出し専用メモリなどの、プロセッサがアクセス可能な情報を記憶できる任意の種類のものでありうる。

プロセッサ１２０は、インテル社が販売しているプロセッサなどの、任意の数の既知のプロセッサから構成することができる。別の方法では、このプロセッサは、ＡＳＩＣなどの動作を実行する専用のコントローラでありうる。

命令１４０は、コンピュータによって直接（マシン・コードなど）又は間接（スクリプトなど）に実行される命令の任意のセットから構成されうる。本願では、「命令」、「ステップ」、及び「プログラム」という用語は、交換可能なように使用される。そのような命令は、オブジェクト・コード又はソース・コードのモジュールなどの、任意のコンピュータ言語又はフォーマットにより記憶されうる。本発明の命令の機能、方法、及びルーチンは、以下でより詳細に説明される。

データ１３５は、命令１４０に基づいて、プロセッサ１２０によって検索、記憶又は修正される。このデータは、データの集まりとして記憶されうる。例えば、本発明はいかなる特定のデータ構造によって制限されることはないが、データは、コンピュータ・レジスタの中で、複数の種々のフィールド及びレコードを有するテーブルとしてリレーショナル・データベースの中で、ＸＭＬ文書として、又はフラット・ファイルの中で記憶されうる。データは、これらに限定されることはないが、バイナリ値、ＡＳＣＩＩ又はＥＢＣＤＩＣ（拡張２進化１０進コード）などの任意のコンピュータが読取り可能な形式でもフォーマットされうる。同様に、データは、可逆の（例えば、ＢＭＰ）又は「不可逆の」（例えば、ＪＰＥＧ）コード化を用いて、ベクタ・ベースのイメージ又はビットマップ・イメージなどの種々のフォーマットで記憶された画像を含みうる。さらに、データは、説明文、独占権コード、ポインタ、他のメモリに記憶されたデータへの参照（他のネットワーク位置を含む）、又は関連データを計算するための機能によって使用される情報などの、関連情報を識別するに十分な情報を含みうる。

プロセッサ１２０とメモリ１３０とが、図２では同じブロックの中に存在するように機能的に例示されているが、このプロセッサ及びメモリが、実際には、同じ物理的な筐体又は位置に配置されうる複数のプロセッサ及びメモリを含みうることが理解される。実施例として、幾つかの又は全ての命令及び／又はデータは着脱可能なＣＤ−ＲＯＭに記憶され、他の命令及び／又はデータは、読取り専用のコンピュータ・チップの中に記憶される。幾つかの又は全ての命令及び／又はデータは、プロセッサから物理的に離れているが、プロセッサがアクセス可能な位置に記憶されうる。同様に、プロセッサは、並列に動作できる又は動作できないプロセッサの集まりを含みうる。

本発明の態様では、サーバ１１０が、１つ以上のクライアント・コンピュータ１５０〜１５２と通信する。各クライアント・コンピュータは、プロセッサ、メモリ及び命令、並びにユーザ入力装置１７０及びディスプレイ１６０などのユーザ出力装置を備えて、サーバ１１０と同様の方法で構成されうる。各クライアント・コンピュータは、図１に示されているように、人１９０、１９１、１９２が使用するように意図された汎用コンピュータとすることができ、パーソナル・コンピュータ（ＰＣ）の中で通常見出される全ての内部部品を有する。これらの内部部品は、中央処理ユニット（ＣＰＵ）、ディスプレイ１６０、ＣＤ−ＲＯＭ、ハードディスク、マウス、キーボード、タッチセンシティブ・スクリーン、スピーカ、マイクロフォン、モデム及び／又はルータ（すなわち、電話、ケーブル又は他のルータ）などのネットワーク機器、並びにこれらの機器を互いに接続するために使用される全ての部品を含む。

サーバ１１０及びクライアント・コンピュータ１５０〜１５２は、ネットワーク１９５を介して他のコンピュータと直接及び間接通信を行うことができる。図１では、わずか数台のコンピュータしか示されていないが、一般的なシステムは、ネットワークの種々のノードに配置された様々なコンピュータに接続されたサーバやクライアントを含みうることが分かる。ネットワーク１９５及び介在するノードは、インターネット、イントラネット、仮想プライベート・ネットワーク、広域ネットワーク、ローカル・ネットワーク、１つ以上の会社に固有の通信プロトコルを用いるプライベート・ネットワーク、イーサネット（登録商標）・ローカルエリアネットワーク、ワイヤレス・フィデリティー（「ＷｉＦｉ」）ローカルエリアネットワーク、及びハイパーテキスト転送プロトコル （ＨＴＴＰ）を含む種々の構成及びプロトコルを含みうる。通信は、モデム（例えば、ダイアル読出し、すなわち、ケーブル・モデム）、ネットワーク・インターフェース及び無線インターフェースなどの、他のコンピュータにデータを送信する及び他のコンピュータからのデータを受信できる装置によって円滑にされる。サーバ１１０は、ウェブ・サーバとすることができる。情報が上記の方法で送信又は受信される場合、幾つかの利点が得られるが、本発明の他の態様は、情報のどのような特定の送信方法にも限定されることはない。例えば、本発明の幾つかの態様では、情報は、ディスク、テープ、ＣＤ−ＲＯＭなどの記憶媒体を用いて送られるか、又はダイアル読出しモデムを用いて、２台のコンピュータ・システム間で直接送られる。他の態様では、情報は非電子的フォーマットで送信され、次に、手作業でシステム内に入力される。

さらに、本願で説明されるシステム及び方法によるコンピュータは、命令を処理し、データを人や他のコンピュータに送信し、及び／又はデータを人や他のコンピュータから受信することができる任意の装置を備えうる。そのようなコンピュータは、局部記憶装置、モデム付のＰＤＡ、及びインターネット可能な無線電話の機能がないネットワーク・コンピュータを含む。

本発明の態様は、ユーザのクエリーに応答する検索エンジン又は他のプログラムが、直ぐ次に使用する位置ベースの広告の目録を自動的に発生することである。そのような広告を自動的に発生するステップは、図１のサーバ１１０の中で実行される。このサーバ１１０は、検索エンジン・プログラム又は同様のプログラムを実行するサーバと同じサーバでありうる。別の方法では、広告の目録は、ユーザのシステム１５０、１５１、１５２の１つの中で発生され、次にネットワーク１９５を介して、検索エンジン・プログラム又は同様のプログラムを実行するサーバに配送される。

広告主に対するデータがサーバ１１０又はユーザのシステム１５０、１５１、１５２の中にすでに記憶されているため、位置ベースの広告目録が広告主の商店に対して発生されることが好ましい。そのような広告主のデータは、最低限でも商店の住所及び電話番号を含むデータ・フィード又はファイルに対して一致する。例えば、広告主のデータに含まれた商号は、その商号を含むイエロー・ページのデータ・フィード又は他の商店リスト用データ・フィードの中のエントリを見つけるために使用されうる。別の方法では、広告主のウェブ・サイトのインターネット・アドレス（ＵＲＬ）などの他の情報が一致される。そのような一致ステップは、様々な周知の相関技術を用いて実行されうる。

さらに別の方法では、ファイル内に記憶されたデータに対して広告主のデータを一致させうる。このデータは、サーバ又はユーザのシステムによって読み取られるか、又はユーザのシステム又はサーバにアップロードされる。そのようなフィード又はファイル内のデータは、キーホール・マークアップ言語（ＫＭＬ）又は他の地理情報システム（ＧＩＳ）フォーマットなどの、タグを含むマークアップ言語で送信される。位置ベースの広告目録の更新は、単に、新しいファイルを読み取り又はアップロードし、次に、前述されたマッチング動作を行うことによって実行される。さらに別の方法では、データ・フィード又はファイルの代わりに、オンライン・アプリケーション・プログラミング・インターフェース（ＡＰＩ）が動的にアクセスされて、データを広告目録に一致及び蓄積する。

商店の位置の住所及び電話番号に加えて、他の情報もデータ・フィード又はファイルから読むことができる。一例として、各営業所の地理的位置及びその営業所が開いている時間及び／又は営業日を含む。さらに、商店が一時的に閉じているかどうかなどの、各特定のサイトに関する情報を提供するアイコンを組み込むことができる。

図３は、周知のキーワード・ベースの検索結果を示すウェブ・ページ３００の実施例を示している。より具体的に言うと、図３は、ユーザがサンフランシスコ（San Francisco）でコーヒー・ハウス及びカフェ（coffee houses and cafes）を検索する実施例を示している。ユーザは、カテゴリー「コーヒー・ハウス及びカフェ」及び位置「ＳＦ」を指定する検索語を入力する。各見つけられた店の名前、住所、及び電話番号並びにユーザ・レビューの一部を含む検索結果のリスト３０４が示される。アイコンが検索結果の隣りに表示され、またその検索結果に関連した文字を含んでいる。これらのアイコンは地図３０６上にも示されて、各コーヒー・ハウス又はカフェが地図上に位置する場所を特定する。

そのような周知のウェブ・ページは、キーワードに基づいた広告を表示することができるが、当該の検索エンジン又は同様のプログラムは、位置ベースの広告を提供することができない。ここで、キーワードは、有料広告（paid advertisement）を表示するために、検索エンジン又は同様のプログラムによって使用される。結果として、その広告は、ユーザの位置に固有の情報を含んでいない。例えば、サンフランシスコにおける「コーヒー・ハウス」及び「カフェ」に関するキーワード・ベースの検索について、全国チェーンのコーヒー・ハウスの広告が表示されるが、その広告はサンフランシスコを特定していない、また実際に、その広告は、サンフランシスコに店を持たない全国チェーンを広告することができる。

本発明の態様によれば、検索結果を示すウェブ・ページをオーバーレイするために使用される層を発生することによって、位置特定広告が提供される。図４Ａ〜図４Ｂは、本発明の別の態様によるウェブ・ページの実施例を示している。この場合、ユーザは、ウェブ・ページ４００上に１つ以上のそのような層を表示するオプションが提供される。この実施例では、ユーザは「Tom's」として知られているチェーン・コーヒー・ハウスのサンフランシスコの位置を捜しており、検索語４０２として「toms in sf」と入力した。ウェブ・ページは、捜し出された営業所のリスト４０４及び各営業所の位置を示す地図４０６を示す。検索エンジン又はウェブ・ページを発生する同様のプログラムは、カテゴリー４１０のリストを決定及び表示するために、「Tom's」に対する広告主のデータにもアクセスする。

本発明のこの態様によれば、検索エンジン又は同様のプログラムも位置ベースの広告の目録を検索して、２つの広告がこれらのカテゴリーに一致しかつサンフランシスコに店を有することを割り出す。一般に、特定の領域に対する位置ベースの広告のターゲッティングは、広告データ内のフィールドに示される。この実施例では、検索エンジン又は同様プログラムが、特にサンフランシスコに対してタグ付けされた広告を検索し、そのような広告が見つからない場合は、サンフランシスコを含むより広い領域に対してタグ付けされた広告を検索する。

ウェブ・ページは、各捜し出された広告主を列挙する「スポンサー付の層（sponsored layers）」用ボックス４０８、その広告主に関連付けられたアイコン、及び地図４０６上の広告主の店の位置の表示をオン又はオフに切り換えるために、ユーザがクリックすることができるチェック・ボックス４０９を表示することが好ましい。表示されるアイコンは、広告主の情報から決定される、又は別の方法では、広告主のウェブ・サイトが閲覧プログラムで表示されるときに、アドレス・バーに現れるアドレス・バー式アイコンすなわち「ファビコン」でありうる。図４Ａは、検索結果のリスト４０４の隣にスポンサー付の層４０８を示している。もう１つの方法として、図４Ｂに示されているように、このスポンサー付の層４０８は、地図４０６の上部に示される。

図５は、ユーザが図４Ｂに示されたスポンサー付の層用ボックスの中のボックスの１つをクリックするときに表示される、付加された層を示している。例えば、「Tom's」の隣のチェック・ボックスをクリックすると、地図５０６の上部に付加的な層が示され、この層は、地図５０６上の各記憶位置に、広告主に関連付けられたアイコンを表示する。この付加的な層を現行の地図５０６の上部に示すことに加えて、検索エンジン又は同様のプログラムは次に、この層を、ユーザが更に検索した結果として表示される他の任意の地図の上部に表示する。その結果、ユーザが次に、ボストンの地図が結果として表示されるような検索を実行すると、ユーザが「Tom's」の隣のチェック・ボックスをクリックしない場合でも、ボストンの「Tom's」の各ストア位置が表示される。

図６は、ウェブ・ページ６００が、「ＨＷハードウェア（HW Hardware）」として周知の金物店チェーンに対するユーザの検索結果を提供する、別の実施例を示している。この実施例では、付加的な層が領域の地図の上部に表され、かつ描写された領域内の各店舗位置に「ＨＷハードウェア」に関連付けられたアイコンを示している。

このウェブ・ページ６００は、検索語６０２として「ＨＷハードウェア」と、描写領域内のＨＷ金物店のリストと、またこれらの店舗の位置を示す地図６０６とを示している。さらに、検索エンジン又は同様のプログラムは、広告主の情報から、ＨＷハードウェアが有料広告であり、ウェブ・ページがＨＷハードウェアに対する広告６０８及びＨＷハードウェアに属するカテゴリー６１０のリストを含んでいると判断する。さらに、位置ベースの広告の目録を用いて、別の層が表示される、この場合、ＨＷハードウェアに関連付けられたファビコン又は他のアイコンが、各店舗位置に示される

また、本発明のこの態様によれば、ユーザは特定のカテゴリーの商店を検索することができ、また検索エンジン又は同様のプログラムは、前に入力した位置のキーワードを考慮するだけでなく、その位置内の有料広告の位置を識別する検索を実行する。図７は、結果が図４Ａ又は図４Ｂで示された検索を実行したユーザが、続いて銀行に対する検索を実行する場合の実施例を示している。ウェブ・ページ７００は、「銀行」という検索語と、検索によって見つけられた銀行のリスト７０４と、また銀行の位置を示す地図７０６とを示している。さらに、位置ベースの広告の目録を使用して、検索によって捜し出された銀行の１つ「ABC Bank」が有料広告であり、かつ各銀行の位置の銀行に関連付けられたファビコンを示す層が表示されていることが判断される。

本発明のさらに別の態様によれば、種々の層が発生及び結合されて、例えば、図８Ａ〜図８Ｇに示されるように、位置ベースの広告を表示する種々の方法が提供される。図８Ａは、例えば、付加的な層を示さない都市区域の地図９０２を示している。図８Ｂは、地図９０２の上部に、「Tom's」に対する検索が実行された後に加えられた別の層を示している。この付加された層は、その名前の隣にあるマーカ９０６を用いて「Tom's」を識別する結果ボックス９０４を備えている。ボックス９０８は、ユーザに様々なビューイング・オプション（viewing option）を提供する。地図９０２は、「Tom's」の各店舗位置においてマーカ９０６も含んでいる。

図８Ｃは、ユーザが図８Ｂに示されたボックス９０８の中の「３個の結果をリストとして参照のこと」というフレーズの隣のチェック・ボックスをクリックしたときに表示される別の層９１０を示している。この層９１０は、不透明又は半透明のどちらかであり、地図９０２を覆い隠す。層９１０は、検索された地図９０２の中に示された領域の中又はその付近で見つけられた多数の店舗位置を示している。また、この層は、ユーザが、特定の位置に近い順といった特定の順序に従って、個々の位置を通ってスクロールできるようにする。

さらに、層９１０は、例えば、「Smith's」といったスポンサー付の広告を列挙することができる。これは、最初の広告主と同じ種類の店舗、又は別の方法では、単に、図８Ａに示された地図９０２が示す領域内に店舗を有する広告主でありうる。

図８Ｄは、ユーザが図８Ｃのチェック・ボックス９０５をクリックした結果として表示される層を示している。ここで、広告主「Smith's」に関連付けられたアイコン９１６は、「Tom's」に関連付けられたアイコンに加えて、地図上の各店舗位置に示される。もう１つの方法として、図８Ｄに示された層は、図８Ｂに示された層の代わりに、ユーザが「Tom's」を検索した結果として表示される。すなわち、広告主用の層が、検索結果として自動的に表示される。次に、ユーザは、ボックス９１４内の「Tom's」又はボックス９１４内の「Smith's」のいずれかをクリックする。図８Ｅは、「Smith's」の隣のボックスをクリックした結果を示しており、この場合、「Smith's」に関連した層がアクティブ層になり、ボックス９１８はユーザが「Smith's」の店舗のリストをスクロールできるようにする。別の方法では、図８Ｇに示すように、ユーザは「Tom's」をクリックして、「Tom's」に関連した層をアクティブ層にして、ユーザが３つの検索結果をリストとして見ることを選択できるように、ボックス９０８を表示させる。

本願の発明を特定の実施形態を参照して説明してきたが、これらの実施形態は本発明の原理及びアプリケーションを単に例証するものであることは理解されよう。このため、これらの例証となる実施形態に対して多数の変形例を作ることができ、また添付のクレームによって定義される本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、別の装置を発明することができることは理解されよう。

本発明は、オンライン広告やその表示をはじめとする電子商取引システムを含む広い産業上の利用可能性を有しているが、これらに限定されることはない。

Claims (30)

1. 複数の物理的位置を有する特定のエンティティに対して、位置特定コンテンツを自動的に発生する方法であって、
   前記複数の物理的位置のそれぞれの位置情報を得るために、前記特定のエンティティに関連付けられた識別データを含むデータベース・エントリを検索するステップと、
   コンピュータが読取り可能な電子データベースの中に、前記特定のエンティティに関連付けられた１つ以上のキーワードに関連した位置情報を記憶するステップであって、少なくとも１つの前記キーワード及び検索位置を含むユーザ生成クエリーによって、プロセッサが、前記検索位置に近い物理的位置の位置情報に対して前記コンピュータが読取り可能な電子データベースの検索を開始する動作を実行する、記憶するステップと、
   表示可能な少なくとも１つの結果をユーザに提供するステップと
   を含んでなる方法。
2. 前記識別データは、前記特定エンティティの名前又は前記特定エンティティに関連したウェブ・サイトのユニフォーム・リソース・ロケータ（ＵＲＬ）である請求項１に記載の方法。
3. 前記検索するステップは、オンライン・コンテンツの中に含まれた識別データを前記エントリ内に含まれた同一データに一致させることによって、前記特定エンティティに関連付けられたオンライン・コンテンツの中を検索することを含む請求項１に記載の方法。
4. 前記検索するステップは、店舗リスト用データ・フィード、ウェブ・サイト、又はデータ・ファイルの少なくとも１つを検索するものである請求項１に記載の方法。
5. 前記記憶するステップは、各物理的位置に関連した１つ以上の細部を記憶するステップを含み、所定の物理的位置に関連した前記細部が、前記物理的位置の写真、前記物理的位置の営業時間、前記物理的位置の電話番号、前記物理的位置のウェブ・サイトのＵＲＬ、及び前記物理的位置の属性を示すアイコンから構成するグループから選択されるものである請求項１に記載の方法。
6. 複数の物理的位置を有する特定のエンティティに対して位置特定コンテンツを提供する方法であって、
   前記特定のエンティティに関連付けられた１つ以上のキーワードに対応する、前記複数の物理的位置のそれぞれの位置情報をデータベースに記憶するステップと、
   少なくとも１つのキーワード及び検索位置を含むユーザ入力によるクエリーを、ユーザ端末からネットワークを介して受け取るステップと、
   検索位置に近い前記物理的位置の位置情報に対して前記データベースを検索するステップと、
   検索位置を含む領域の地図を発生するステップと、
   前記地図に対するオーバーレイ層を発生するステップであって、該オーバーレイ層が、地図領域内に存在する物理的位置において前記地図をオーバーレイするように配置される１つ以上のマーカを有するものである、発生するステップと、
   前記地図を、ディスプレイ画面上で表示するために、ネットワークを介してユーザ端末に送信するステップと、
   を含んでなる方法。
7. 前記オーバーレイ層の１つ以上のマーカは、前記特定のエンティティに関連付けられたアイコン又は前記特定エンティティのウェブ・サイトに関連付けられたファビコンでありうる請求項６に記載の方法。
8. 前記送信するステップは、前記地図及びオーバーレイ層が前記ディスプレイ画面上に最初は同時に示されるように、前記地図と一緒に前記オーバーレイ層を送信することを含む請求項６に記載の方法。
9. 前記オーバーレイ層の表示をオン又はオフに切り換えるように動作できるユーザ・インターフェース要素を、前記ディスプレイ画面上にさらに設けている請求項６に記載の方法。
10. 前記特定エンティティに対してコンテンツを発生するステップをさらに含み、前記送信するステップは、前記地図及びコンテンツが前記ディスプレイ画面の異なる領域に同時に示されるように、前記地図と一緒に前記コンテンツを送信することを含む請求項６に記載の方法。
11. 前記地図領域内に存在する物理的位置のリストを発生するステップをさらに含み、前記リストは、それぞれの列挙された物理的位置に関連した１つ以上の細部を含み、前記細部は、前記物理的位置のアドレス、前記物理的位置の写真、前記物理的位置の営業時間、前記物理的位置の電話番号、前記物理的位置のウェブ・サイトのＵＲＬ、及び前記物理的位置の属性を示すアイコンから成るグループから選択されるものである請求項６に記載の方法。
12. 前記送信するステップは、前記地図及びリストが前記ディスプレイ画面の異なる領域に最初は同時に示されるように、前記地図と一緒に前記リストを送信することを含む請求項１１に記載の方法。
13. 前記オーバーレイ層のそれぞれのマーカは、その物理的位置に対して固有のものであり、前記物理的位置のリストは、前記それぞれの物理的位置に対して、その物理的位置をオーバーレイするマーカを含む請求項１１に記載の方法。
14. 前記リストの少なくとも一部を含む別のオーバーレイ層を発生するステップと、
    前記別のオーバーレイ層の表示をオンに切り換えるように動作することができるユーザ・インターフェース要素を、前記地図と一緒に前記ディスプレイ画面上に設けるステップとをさらに含み、
    前記別のオーバーレイ層は、地図の少なくとも一部を不明瞭にするものである請求項１１に記載の方法。
15. 前記別のオーバーレイ層の表示をオフに切り換えるように動作できるユーザ・インターフェース要素を、前記別のオーバーレイ層と一緒に前記ディスプレイ画面上に設けるステップをさらに含む請求項１４に記載の方法。
16. 複数の物理的位置を有する特定のエンティティに対して位置特定コンテンツを自動的に発生するシステムであって、
    コンピュータが読取り可能な電子データベースを記憶するように動作可能なメモリと、
    複数の物理的位置のそれぞれに関する位置情報を得るために、特定のエンティティに関連した識別データを含むデータベース・エントリに対して検索を行い、コンピュータが読取り可能な電子データベースの中に、前記特定のエンティティに関連付けられた１つ以上のキーワードに関する位置情報を記憶するように動作可能なプロセッサであって、少なくとも１つのキーワード及び検索位置を含むユーザ生成クエリーにより、前記プロセッサが、検索位置に近接している前記物理的位置の位置情報に対してコンピュータが読取り可能な電子データベースの検索を開始する動作を実行し、ユーザに対して表示可能な少なくとも１つの結果を提供するものである、プロセッサと
    を備えてなるシステム。
17. 前記識別データは、前記特定エンティティの名前又前記は特定エンティティに関連したウェブ・サイトのユニフォーム・リソース・ロケータ（ＵＲＬ）でありうる請求項１６に記載のシステム。
18. 前記プロセッサは、オンライン・コンテンツの中に含まれた識別データを、前記エントリ内に含まれた同一データに一致させることによって、前記特定のエンティティに関連付けられたオンライン・コンテンツ内を検索する請求項１６に記載のシステム。
19. 前記プロセッサは、店舗リスト用データ・フィード、ウェブ・サイト、又はデータ・ファイルの少なくとも１つを検索するように動作可能である請求項１６に記載のシステム。
20. 前記プロセッサは、各物理的位置に関連した１つ以上の細部をメモリに記憶するように動作可能であり、所定の物理的位置に関連した前記細部が、前記物理的位置の写真、前記物理的位置の営業時間、前記物理的位置の電話番号、前記物理的位置のウェブ・サイトのＵＲＬ、及び前記物理的位置の属性を示すアイコンから構成するグループから選択される請求項１６に記載のシステム。
21. 複数の物理的位置を有する特定のエンティティに対する位置特定コンテンツを提供するシステムであって、該システムはサーバを含んでおり、
    前記サーバは、
    コンピュータが読取り可能な電子データベースを記憶するように動作可能なメモリと、
    前記特定のエンティティに関連付けられた１つ以上のキーワードに対応する複数の物理的位置のそれぞれの位置情報をデータベースの中に記憶し、少なくとも１つのキーワードと検索位置とを含むユーザ入力によるクエリーをユーザ端末からネットワークを介して受け取り、前記検索位置に近い物理的位置の位置情報に関してデータベースを検索し、前記検索位置を含む領域の地図を発生し、前記地図に対するオーバーレイ層を発生し、少なくとも前記地図をネットワークを経由して前記ユーザ端末に送信して、ディスプレイ画面上に表示するプロセッサであって、前記オーバーレイ層が、前記地図領域内に存在する物理的位置において前記地図をオーバーレイするように配置される１つ以上のマーカを含むものである、プロセッサと
    を含んでなるシステム。
22. 前記オーバーレイ層の１つ以上のマーカは、前記特定のエンティティに関連付けられたアイコン又は前記特定エンティティのウェブ・サイトに関連付けられたファビコンである請求項２１に記載のシステム。
23. 前記プロセッサは、前記地図及びオーバーレイ層が最初は前記ディスプレイ画面上に同時に示されるように、前記地図と一緒に前記オーバーレイ層を送信するように動作できる請求項２１に記載のシステム。
24. 前記プロセッサは、前記オーバーレイ層の表示をオン又はオフに切り換えることができるユーザ・インターフェース要素を、前記ディスプレイ画面上に表示するために、ユーザ端末に送信するように動作できる請求項２１に記載のシステム。
25. 前記プロセッサは、前記特定のエンティティに対してコンテンツを発生させるように動作可能であり、前記送信するステップは、前記地図と共にコンテンツを送信することを含み、前記地図及びコンテンツは、前記ディスプレイ画面の異なる領域に同時に示される請求項２１に記載のシステム。
26. 前記プロセッサは、地図領域内に存在する物理的位置のリストを発生するようにさらに動作可能であり、前記リストは、それぞれの列挙された物理的位置に関連した１つ以上の細部を含み、前記細部は、前記物理的位置のアドレス、前記物理的位置の写真、前記物理的位置の営業時間、前記物理的位置の電話番号、前記物理的位置のウェブ・サイトのＵＲＬ、及び前記物理的位置の属性を示すアイコンから成るグループから選択される請求項２１に記載のシステム。
27. 前記プロセッサは、前記地図及びリストが前記ディスプレイ画面の異なる領域に最初は同時に表示されるように、前記地図と一緒に前記リストを送信させるようにさらに動作可能である請求項２６に記載のシステム。
28. 前記オーバーレイ層のそれぞれのマーカは、前記物理的位置に対して固有のものであり、前記物理的位置のリストは、それぞれの物理的位置に対して、前記物理的位置をオーバーレイするマーカを含む請求項２６に記載のシステム。
29. 前記プロセッサは、前記リストの少なくとも一部を含む別のオーバーレイ層を発生し、前記別のオーバーレイ層の表示をオンに切り換えることができるユーザ・インターフェー要素を、前記地図と一緒に前記ディスプレイ画面上に表示するために、前記ユーザ端末に提供するようにさらに動作可能であり、前記別のオーバーレイ層は、前記地図の少なくとも一部を不明瞭にするものである請求項２６に記載のシステム。
30. 前記プロセッサは、別のオーバーレイ層の表示をオフに切り換えることができるユーザ・インターフェース要素を、前記別のオーバーレイ層と一緒に前記ディスプレイ画面上で表示するために、前記ユーザ端末に提供するようにさらに動作可能である請求項２９に記載のシステム。

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