JP2016109934A - 画像表示システム及びその制御方法、並びに、プログラム - Google Patents

画像表示システム及びその制御方法、並びに、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な処理で、投射画像の画像重複領域における合成輝度を均一とすることが可能な仕組みを提供する。【解決手段】左側投射型画像表示装置100−1における投射画像のスクリーン210への表示を黒画面表示とし、右側投射型画像表示装置100−2における投射画像のスクリーン210への表示を輝度補正を有効とした画面表示とする表示制御部231と、スクリーンに投射された2つの投射画像の画像重複領域A115を撮影装置220を用いて撮影する撮影制御部232と、撮影により得られた撮影画像に基づいて右側投射型画像表示装置100−2における投射画像の画像重複領域A115の輝度補正特性を測定する測定部233と、測定により得られた輝度補正特性における逆特性に基づいて左側投射型画像表示装置100−1における投射画像の画像重複領域A115の輝度補正特性を左側投射型画像表示装置100−1に設定する設定部234を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、複数の投射型画像表示装置における各投射型画像表示装置からスクリーンに対して各投射画像の一部が重複するように各投射画像を投射して、スクリーンに各投射画像からなる表示画像を表示する画像表示システム及びその制御方法に関するものである。さらに、本発明は、上述の画像表示システムの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
従来、複数の投射型画像表示装置を用いてスクリーンにマルチスクリーン画面を構成する場合、隣接する投射型画像表示装置ごとに投射する投射画像の一部が重複する画像重複領域を設け、当該画像重複領域の画像信号に対して輝度補正を行うことで継目を目立たなくしている。
この輝度補正を電気的に行う方法がある。この電気的輝度補正では、例えば、画像重複領域において画像端部に向かって直線的に輝度を下げるようにする場合、いわゆるディスプレイγ特性を考慮して、以下の(1)式で算出される出力画像信号Voとしなければならない。
Vo=((x/W)^γ)*Vi ・・・ (1)
(1)式において、Viは入力画像信号、Wは画像重複領域の幅、xは画像重複領域の画像端からの距離である。
(1)式から分かるように、画像重複領域の合成輝度は、投射型画像装置ごとのディスプレイγ特性の影響を受ける。これを図11を用いて説明する。
図11は、画像重複領域の輝度特性を説明するための図である。この図11では、隣接する投射型画像表示装置の一方の投射型画像表示装置におけるディスプレイγ特性をディスプレイγ1特性とし、他方の投射型画像表示装置におけるディスプレイγ特性をディスプレイγ2特性とする。
図11(A)に示すように、ディスプレイγ1特性及びγ2特性が(1)式のディスプレイγ特性と一致している場合、左画面の画像重複領域の輝度補正特性と右画面の画像重複領域の輝度補正特性とが相殺されて画像重複領域の合成輝度は均一になる。しかしながら、γ1<γのように一方のディスプレイγ特性が小さい場合、図11(B)に示すように画像重複領域の中心付近の合成輝度が上がってしまう。逆に、γ1>γのように一方のディスプレイγ特性が大きい場合、図11(C)に示すように画像重複領域の中心付近の合成輝度が下がってしまう。
そこで、例えば、下記の特許文献1には、投射型画像装置ごとに全面に所定階調を表示してカメラで撮影し、当該撮影により得られた撮影画像から正しいディスプレイγ特性の設定をすることで合成輝度を均一とする技術が開示されている。
特開2002−238064号公報
上記の特許文献1に開示されている技術は、投射型画像装置ごとにそれぞれのディスプレイγ特性を測定により合わせ込む技術である。しかしながら、一方の投射画像を投射する自画面における画像重複領域の輝度補正特性と、他方の投射画像を投射する他画面における画像重複領域の輝度補正特性とが相殺されるものとなっていない場合には、やはり画像重複領域の合成輝度が均一にはならない。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、簡易な処理で、投射画像の画像重複領域における合成輝度を均一とすることが可能な仕組みを提供することを目的とする。
本発明の画像表示システムは、複数の投射型画像表示装置における各投射型画像表示装置からスクリーンに対して各投射画像の一部が重複するように前記各投射画像を投射して、前記スクリーンに前記各投射画像からなる表示画像を表示する画像表示システムであって、前記複数の投射型画像表示装置のうち、第1の投射型画像表示装置における前記投射画像の前記スクリーンへの表示を黒画面表示とするとともに、第2の投射型画像表示装置における前記投射画像の前記スクリーンへの表示を輝度補正を有効とした画面表示とする第1の表示制御を行う表示制御手段と、前記第1の表示制御により前記スクリーンに投射された前記第1の投射型画像表示装置における前記投射画像と前記第2の投射型画像表示装置における前記投射画像との重複領域である画像重複領域を、撮影装置を用いて撮影する第1の撮影制御を行う撮影制御手段と、前記第1の撮影制御により得られた撮影画像に基づいて、前記第2の投射型画像表示装置における前記投射画像の前記画像重複領域の輝度補正特性である第2の輝度補正特性を測定する測定手段と、前記第2の輝度補正特性における逆特性に基づいて、前記第1の投射型画像表示装置における前記投射画像の前記画像重複領域の輝度補正特性である第1の輝度補正特性を前記第1の投射型画像表示装置に設定する設定手段とを有する。
また、本発明は、上述した画像表示システムの制御方法、及び、当該制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを含む。
本発明によれば、簡易な処理で、投射画像の画像重複領域における合成輝度を均一とすることが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る投射型画像表示装置の内部構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像表示システムの概略構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像表示システムの制御方法における処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、投影画像の表示状態及び輝度補正特性を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像表示システムの制御方法における処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態を示し、画像信号(画像信号の階調)と出力輝度(表示輝度)との関係の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る画像表示システムの制御方法における処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態を示し、投影画像の表示状態及び輝度補正特性を説明するための図である。 本発明の第4の実施形態に係る画像表示システムの制御方法を説明するための図である。 本発明の第4の実施形態に係る画像表示システムの制御方法における処理手順の一例を示すフローチャートである。 画像重複領域の輝度特性を説明するための図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(実施形態)について説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る投射型画像表示装置100の内部構成の一例を示すブロック図である。
投射型画像表示装置100は、図1に示すように、重複領域設定部110、重複領域補正タイミング生成部120、輝度補正部130、ライトバルブ駆動部140、及び、ライトバルブ150を有して構成されている。
重複領域設定部110は、マルチスクリーン画面の構成において投射画像の画像重複領域を設定する。
重複領域補正タイミング生成部120は、同期信号に基づいて、重複領域設定部110で設定された画像重複領域における画素位置を生成する。
輝度補正部130は、図1に示すように、重複領域輝度補正係数生成部131、輝度補正係数格納部(図1では「LUT」と記載する)132、及び、乗算器133を有して構成されている。重複領域輝度補正係数生成部131は、重複領域補正タイミング生成部120で生成される画像重複領域における画素位置に応じてLUT132から読み出す輝度補正係数の値に基づいて、入力画像信号に適用する輝度補正データ(輝度補正係数)を生成する。乗算器133は、重複領域輝度補正係数生成部131で生成される輝度補正データ(輝度補正係数)を入力画像信号に乗算することにより、入力画像信号の輝度補正を行う。輝度補正部130で輝度補正された画像信号は、ライトバルブ駆動部140及びライトバルブ150を介してスクリーン(図2に示すスクリーン210)に投射される。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る画像表示システム200の概略構成の一例を示す図である。
画像表示システム200は、複数の投射型画像表示装置100における各投射型画像表示装置からスクリーン210に対して各投射画像の一部が重複するように各投射画像を投射して、スクリーン210に各投射画像からなる表示画像を表示するものである。この画像表示システム200は、複数の投射型画像表示装置100、スクリーン210、撮影装置220、及び、制御・処理装置230を有して構成されている。
図2では、説明を簡単にするために、複数の投射型画像表示装置100として、左側に配設された左側投射型画像表示装置100−1と右側に配設された右側投射型画像表示装置100−2との2つの投射型画像表示装置を設けた例を示している。
左側投射型画像表示装置100−1及び右側投射型画像表示装置100−2は、それぞれ、図1に示す内部構成を具備して構成されている。この各投射型画像表示装置100−1及び100−2は、制御・処理装置230による制御に基づいて、スクリーン210に対して各投射画像の一部が重複するように各投射画像を投射して、スクリーン210に各投射画像からなる表示画像を表示する。
スクリーン210は、各投射型画像表示装置100−1及び100−2から投射される各投射画像を表示するものである。ここで、図2に示す例では、スクリーン210には、左側投射型画像表示装置100−1から投射される投射画像を表示する左画面A110と、右側投射型画像表示装置100−2から投射される投射画像を表示する右画面A120が形成されている。また、図2に示す例では、スクリーン210には、表示されたこれらの投射画像の重複領域(左画面A110と右画面A120との重複領域)である画像重複領域A115が形成されている。
撮影装置220は、制御・処理装置230による制御に基づいて、スクリーン210に形成された画像重複領域A115撮影して、撮影画像を生成する。なお、この撮影装置220は、スクリーン210に投射された投射画像を不足なく取り込めるものとする。
制御・処理装置230は、画像表示システム200における動作を統括的に制御するとともに、必要に応じて、各種の処理を行う。この制御・処理装置230は、図2に示すように、表示制御部231、撮影制御部232、測定部233、及び、設定部234を有して構成されている。
表示制御部231は、各投射型画像表示装置100−1及び100−2からスクリーン210に対して各投射画像の一部が重複するように各投射画像を投射させ、スクリーン210に各投射画像からなる表示画像を表示する表示制御を行う。
ここで、第1の実施形態では、輝度補正対象の投射型画像表示装置(第1の投射型画像表示装置)を左側投射型画像表示装置100−1とし、輝度補正対象でない投射型画像表示装置(第2の投射型画像表示装置)を右側投射型画像表示装置100−2とする。
この場合、第1の実施形態では、表示制御部231は、輝度補正対象の左側投射型画像表示装置100−1における投射画像の左画面A110への表示を黒画面表示とする表示制御を行う。同時に、表示制御部231は、輝度補正対象でない右側投射型画像表示装置100−2における投射画像の右画面A120への表示を輝度補正を有効とした画面表示(具体的に第1の実施形態では、白画面表示)とする表示制御を行う。
撮影制御部232は、撮影装置220を制御して、撮影装置220に画像重複領域A115を撮影させる撮影制御を行う。
測定部233は、撮影制御部232による撮影制御により撮影装置220において得られた撮影画像に基づいて、画像重複領域A115の輝度補正特性を測定する。
具体的に、第1の実施形態では、測定部233は、輝度補正対象でない投射型画像表示装置(第2の投射型画像表示装置)である右側投射型画像表示装置100−2における投射画像の画像重複領域A115の輝度補正特性(第2の輝度補正特性)を測定する。
設定部234は、測定部233で測定された輝度補正特性における逆特性に基づいて、輝度補正対象の投射型画像表示装置(第1の投射型画像表示装置)における投射画像の画像重複領域A115の輝度補正特性(第1の輝度補正特性)を設定する。
具体的に、第1の実施形態では、設定部234は、輝度補正対象の左側投射型画像表示装置100−1における投射画像の画像重複領域A115の輝度補正特性(第1の輝度補正特性)を当該左側投射型画像表示装置100−1のLUT132に設定する。
次に、第1の実施形態に係る画像表示システム200の制御方法における処理手順について説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る画像表示システム200の制御方法における処理手順の一例を示すフローチャートである。
また、図4は、本発明の第1の実施形態を示し、投影画像の表示状態及び輝度補正特性を説明するための図である。
図2に示す2画面のマルチスクリーンでは、図4(A)に示すように、左画面A110では右側で輝度補正を行い、右画面A120では左側で輝度補正を行う。ここで、輝度補正特性は、左画面A110では図4(A)の輝度補正特性S110、右画面A120では図4(A)の輝度補正特性S120に示すように、画面(表示された投影画像)の内側部から端部に向かって直線的に輝度が低下するような特性を備えている。
以下、図3のフローチャートの説明を行う。
まず、ステップST101において、表示制御部231は、輝度補正対象の投射型画像表示装置(第1の投射型画像表示装置)である左側投射型画像表示装置100−1における投射画像の左画面A110への表示を黒画面表示とする表示制御を行う。同時に、表示制御部231は、輝度補正対象でない投射型画像表示装置(第2の投射型画像表示装置)である右側投射型画像表示装置100−2における投射画像の右画面A120への表示を輝度補正を有効とした白画面表示とする表示制御を行う。
具体的に、図3のステップST101では、図4(B)に示すように、左画面A110を黒画面表示(或いは画面非表示)とし、右画面A120を輝度補正を有効とした白画面表示とする。
続いて、ステップST102において、撮影制御部232は、撮影装置220を制御して、撮影装置220に画像重複領域A115を撮影させる撮影制御を行う。
具体的に、ステップST102では、図4(B)に示す画像重複領域A115を撮影する制御を行う。
続いて、ステップST103において、測定部233は、ステップST102の撮影制御により撮影装置220において得られた撮影画像に基づいて、右画面A120の画像重複領域A115の輝度補正特性を測定する。即ち、測定部233は、輝度補正対象でない右側投射型画像表示装置100−2における投射画像の画像重複領域A115の輝度補正特性(第2の輝度補正特性)を測定する。
具体的に、ステップST103では、図4(B)に示す輝度補正特性S121を測定する。
続いて、ステップST104において、設定部234は、ステップST103で測定された輝度補正特性における逆特性に基づいて、輝度補正対象の左側投射型画像表示装置100−1における投射画像(即ち左画面A110)の画像重複領域A115の輝度補正特性(第1の輝度補正特性)を当該左側投射型画像表示装置100−1に設定する。
具体的に、ステップST104では、図4(B)に示す輝度補正特性S121の逆特性である輝度補正特性S111を輝度補正データ(輝度補正係数)として、左側投射型画像表示装置100−1のLUT132に格納して設定する。
ステップST104の処理が終了すると、図3のフローチャートの処理が終了する。
その後、輝度補正対象の左側投射型画像表示装置100−1では、LUT132に設定された輝度補正データ(輝度補正係数)に基づいて、入力画像信号の輝度補正が行われる。
なお、第1の実施形態では、輝度補正対象の投射型画像表示装置(第1の投射型画像表示装置)を左側投射型画像表示装置100−1とし、輝度補正対象でない投射型画像表示装置(第2の投射型画像表示装置)を右側投射型画像表示装置100−2とした。しかしながら、本発明においてはこの形態に限定されるものではなく、例えば逆の形態も含まれる。即ち、輝度補正対象の投射型画像表示装置(第1の投射型画像表示装置)を右側投射型画像表示装置100−2とし、輝度補正対象でない投射型画像表示装置(第2の投射型画像表示装置)を左側投射型画像表示装置100−1する形態も本発明に適用可能である。この形態の場合、左画面A110の画像重複領域A115の輝度補正特性を測定し、当該測定した輝度補正特性の逆特性を右画面A120の画像重複領域A115の輝度補正特性として右側投射型画像表示装置100−2に設定する形態を採る。
また、第1の実施形態では、輝度補正特性は、図4に示すように、画面(表示された投影画像)の内側部から端部に向かって直線的に輝度が低下するような特性として説明したが、本発明においては、この形態に限定されるものではない。本発明においては、輝度補正特性は、画像重複領域A115の合成輝度が均一になるような特性であればよい。
以上説明したように、第1の実施形態では、輝度補正対象でない投射型画像表示装置(第2の投射型画像表示装置)における投射画像の画像重複領域A115の輝度補正特性を測定している。そして、測定した輝度補正特性における逆特性を、輝度補正対象の投射型画像表示装置(第1の投射型画像表示装置)における投射画像の画像重複領域A115の輝度補正特性として、当該輝度補正対象の投射型画像表示装置に設定している。
かかる構成によれば、自画面(例えば左画面A110)の画像重複領域A115における輝度補正特性を、自画面に重複される他画面(例えば右画面A120)の画像重複領域A115における輝度補正特性を相殺する特性とすることができる。これにより、簡易な処理で、投射画像の画像重複領域A115における合成輝度を均一とすることが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
上述の第1の実施形態では、輝度補正対象でない右側投射型画像表示装置100−2における投射画像の右画面A120への表示を輝度補正を有効とした白画面表示とするものであった。この場合、投射画像を構成する色画像(一般的にはRGBの3色であるが、これに限定されるものではない)の全てについて同じ輝度補正データ(輝度補正係数)を用いることになる。この点、第2の実施形態では、投射画像を構成する色画像ごとに輝度補正データ(輝度補正係数)を設定して最適化を行うことにより、より良い輝度補正を可能とするものである。
第2の実施形態に係る画像表示システムの概略構成は、図2に示す第1の実施形態に係る画像表示システム200の概略構成と同様である。また、第2の実施形態に係る画像表示システム200において、左側投射型画像表示装置100−1及び右側投射型画像表示装置100−2は、それぞれ、図1に示す内部構成を具備して構成されている。
次に、第2の実施形態に係る画像表示システム200の制御方法における処理手順について説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る画像表示システム200の制御方法における処理手順の一例を示すフローチャートである。図5において、図3に示す処理ステップと同様の処理ステップについては同じ番号を付している。
まず、ステップST101Aにおいて、表示制御部231は、輝度補正対象の投射型画像表示装置(第1の投射型画像表示装置)である左側投射型画像表示装置100−1における投射画像の左画面A110への表示を黒画面表示とする表示制御を行う。
続いて、ステップST101Bにおいて、表示制御部231は、輝度補正対象でない投射型画像表示装置(第2の投射型画像表示装置)である右側投射型画像表示装置100−2における投射画像の右画面A120への表示を、輝度補正を有効とした当該投射画像を構成する或る色画像の単色の最大階調画面表示とする表示制御を行う。ここで、例えば、投射型画像表示装置100がRGBからなる3色で画像表示を行う場合、例えば、ここでは、Rの最大階調画面表示とする表示制御を行う。
続いて、ステップST102において、撮影制御部232は、撮影装置220を制御して、撮影装置220に画像重複領域A115を撮影させる撮影制御を行う。
続いて、ステップST103において、測定部233は、ステップST102の撮影制御により撮影装置220において得られた撮影画像に基づいて、右画面A120の画像重複領域A115の輝度補正特性を測定する。即ち、測定部233は、輝度補正対象でない右側投射型画像表示装置100−2における投射画像の画像重複領域A115の輝度補正特性(第2の輝度補正特性)を測定する。
続いて、ステップST104において、設定部234は、ステップST103で測定された輝度補正特性における逆特性に基づいて、輝度補正対象の左側投射型画像表示装置100−1における投射画像(即ち左画面A110)の画像重複領域A115の輝度補正特性(第1の輝度補正特性)を当該左側投射型画像表示装置100−1に設定する。このステップST104の具体的な処理例は、図3のステップST104で説明したものと同様である。
続いて、ステップST105において、制御・処理装置230は、投射画像を構成する全ての色画像について処理を完了したか否かを判断する。
ステップST105の判断の結果、投射画像を構成する全ての色画像については未だ処理を完了していない場合には、ステップST106に進む。
ステップST106に進むと、制御・処理装置230は、処理対象の色画像を変更する処理を行う。例えば、R画像については処理を完了したが、G画像及びB画像については未だ処理が完了していない場合には、未処理のG画像及びB画像のうちの一方を処理対象の色画像とする変更処理を行う。その後、変更した処理対象の色画像について、ステップST101B以降の処理を行う。
一方、ステップST105の判断の結果、投射画像を構成する全ての色画像について処理を完了した場合には、図5のフローチャートの処理が終了する。第2の実施形態では、投射画像を構成する色画像の色ごとにステップST104の処理が行われるため、設定部234は、投射画像を構成する色画像の色ごとに、輝度補正データ(輝度補正係数)を左側投射型画像表示装置100−1のLUT132に設定する。
その後、輝度補正対象の左側投射型画像表示装置100−1では、LUT132に設定された色ごとの輝度補正データ(輝度補正係数)に基づいて、入力画像信号の輝度補正が行われる。
なお、図1では、LUT132が1つしかないように記載されているが、第2の実施形態におけるLUT132は、投射画像を構成する色画像の色ごとに備えられているものとする。
なお、第2の実施形態においても、輝度補正対象の投射型画像表示装置(第1の投射型画像表示装置)を左側投射型画像表示装置100−1とし、輝度補正対象でない投射型画像表示装置(第2の投射型画像表示装置)を右側投射型画像表示装置100−2とした。しかしながら、本発明においてはこの形態に限定されるものではなく、例えば逆の形態も含まれる。即ち、輝度補正対象の投射型画像表示装置(第1の投射型画像表示装置)を右側投射型画像表示装置100−2とし、輝度補正対象でない投射型画像表示装置(第2の投射型画像表示装置)を左側投射型画像表示装置100−1する形態も本発明に適用可能である。この形態の場合、左画面A110の画像重複領域A115の輝度補正特性を測定し、当該測定した輝度補正特性の逆特性を右画面A120の画像重複領域A115の輝度補正特性として右側投射型画像表示装置100−2に設定する形態を採る。
以上説明したように、第2の実施形態では、輝度補正対象でない投射型画像表示装置(第2の投射型画像表示装置)における投射画像の画像重複領域A115の輝度補正特性を、当該投射画像を構成する色画像の色ごとに測定している。そして、測定した輝度補正特性における逆特性を、輝度補正対象の投射型画像表示装置(第1の投射型画像表示装置)における投射画像の画像重複領域A115の輝度補正特性として、当該輝度補正対象の投射型画像表示装置に設定している。
かかる構成によれば、第1の実施形態における効果と同様に、簡易な処理で、投射画像の画像重複領域A115における合成輝度を均一とすることが可能となる。さらに、第2の実施形態によれば、投射画像を構成する色画像の色ごとに輝度補正特性を設定して最適化を行うことにより、より良い輝度補正が可能となる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
一般に、画像表示装置は、ディスプレイγ特性がγ=2.2となる画像信号(画像信号の階調)−出力輝度(表示輝度)特性を有している。上述した第1及び第2の実施形態における輝度補正特性は、輝度がリニア(画像信号−出力輝度特性が線形)となる信号処理系を想定したものである。しかしながら、輝度がリニアな信号処理系ではない場合には、輝度補正データ(輝度補正係数)としてディスプレイγ特性を考慮したものとしなければならない。そこで、第3の実施形態は、輝度がリニアではない信号処理系の場合を想定し、ディスプレイγ特性を考慮して輝度補正データ(輝度補正係数)を設定する形態とする。
第3の実施形態に係る画像表示システムの概略構成は、図2に示す第1の実施形態に係る画像表示システム200の概略構成と同様である。また、第3の実施形態に係る画像表示システム200において、左側投射型画像表示装置100−1及び右側投射型画像表示装置100−2は、それぞれ、図1に示す内部構成を具備して構成されている。
図6は、本発明の第3の実施形態を示し、画像信号(画像信号の階調)と出力輝度(表示輝度)との関係の一例を示す図である。
具体的に、輝度がリニアではない信号処理系で画像重複領域A115における画像信号の階調特性を図6(A−1)に示すように線形とした場合、表示輝度特性は、図6(A−2)に示すようにディスプレイγ特性に合致したものとなる。そのため、図6(B−1)に示すように所望の画像信号の階調特性(ここでは線形)をディスプレイγ分の1乗にすることで、図6(B−2)に示すように表示輝度特性を線形特性とすることができる。
第3の実施形態では、自画面(例えば左画面A110)のディスプレイγ特性に合わせて輝度補正データ(輝度補正係数)を算出して設定を行う必要がある。
次に、自画面(具体的には左画面A110)のディスプレイγ特性を考慮して輝度補正データ(輝度補正係数)を最適化する、第3の実施形態に係る画像表示システム200の制御方法における処理手順について説明する。
図7は、本発明の第3の実施形態に係る画像表示システム200の制御方法における処理手順の一例を示すフローチャートである。図7において、図3に示す処理ステップと同様の処理ステップについては同じ番号を付している。
まず、ステップST101において、表示制御部231は、輝度補正対象の投射型画像表示装置(第1の投射型画像表示装置)である左側投射型画像表示装置100−1における投射画像の左画面A110への表示を黒画面表示とする表示制御を行う。同時に、表示制御部231は、輝度補正対象でない投射型画像表示装置(第2の投射型画像表示装置)である右側投射型画像表示装置100−2における投射画像の右画面A120への表示を輝度補正を有効とした白画面表示とする表示制御を行う。このステップST101は、第1の表示制御ステップに相当する。
図8は、本発明の第3の実施形態を示し、投影画像の表示状態及び輝度補正特性を説明するための図である。
具体的に、図7のステップST101では、図8(A)に示すように、左画面A110を黒画面表示(或いは画面非表示)とし、右画面A120を輝度補正を有効とした白画面表示とする。
続いて、ステップST102において、撮影制御部232は、撮影装置220を制御して、撮影装置220に画像重複領域A115を撮影させる撮影制御を行う。このステップST102は、第1の撮影制御ステップに相当する。
具体的に、このステップST102では、図8(A)に示す画像重複領域A115を撮影する制御を行う。
続いて、ステップST103において、測定部233は、ステップST102の撮影制御により撮影装置220において得られた撮影画像に基づいて、右画面A120の画像重複領域A115の輝度補正特性を測定する。即ち、測定部233は、輝度補正対象でない右側投射型画像表示装置100−2における投射画像の画像重複領域A115の輝度補正特性(第2の輝度補正特性)を測定する。このステップST103は、第1の測定ステップに相当する。
具体的に、このステップST103では、図8(A)に示す輝度補正特性S121を測定する。この際、輝度補正特性S121を数式でf(x)と表すものとする。
続いて、ステップST110において、表示制御部231は、輝度補正対象でない投射型画像表示装置(第2の投射型画像表示装置)である右側投射型画像表示装置100−2における投射画像の右画面A120への表示を黒画面表示とする表示制御を行う。同時に、表示制御部231は、輝度補正対象の投射型画像表示装置(第1の投射型画像表示装置)である左側投射型画像表示装置100−1における投射画像の画像重複領域A115の左画面A110への表示をディスプレイγ特性を反映した画面表示とする表示制御を行う。このステップST110は、第2の表示制御ステップに相当する。
具体的に、このステップST110では、図8(B)に示すように、右画面A120を黒画面表示(或いは画面非表示)とし、左画面A110の画像重複領域A115をディスプレイγ特性を反映した画面表示とする。
ここで、ディスプレイγ特性を反映した画面表示は、輝度がリニアではない信号処理系の場合、画像信号の階調が0%から100%へ直線的に変化するものとなる。即ち、このステップST110では、図8(B)に示すように、左画面A110の画像重複領域A115の表示を、左画面A110に投射する投射画像の画像重複領域A115における当該投射画像の内側部の表示輝度が100%となり且つ当該投射画像の画像重複領域A115における当該投射画像の端部の表示輝度が0%となるように画像信号の階調が直線的な変化を有する画面表示とする。
続いて、ステップST111において、撮影制御部232は、撮影装置220を制御して、撮影装置220に画像重複領域A115を撮影させる撮影制御を行う。このステップST111は、第2の撮影制御ステップに相当する。
具体的に、このステップST111では、図8(B)に示す画像重複領域A115を撮影する制御を行う。
続いて、ステップST112において、測定部233は、ステップST111の撮影制御により撮影装置220において得られた撮影画像に基づいて、左画面A110の画像重複領域A115のディスプレイγ特性を測定する。即ち、測定部233は、輝度補正対象の投射型画像表示装置(第1の投射型画像表示装置)である左側投射型画像表示装置100−1における投射画像の画像重複領域A115の輝度特性を測定する。このステップST112は、第2の測定ステップに相当する。
具体的に、このステップST112では、図8(B)に示す輝度特性G110を測定する。この際、ディスプレイγ特性である輝度特性G110は、γ10と表せるものとする。
続いて、ステップST113において、設定部234は、ステップST103で測定された輝度補正特性(第2の輝度補正特性)における逆特性と、ステップST112で測定された輝度特性(ディスプレイγ特性)とに応じて、輝度補正対象の左側投射型画像表示装置100−1における投射画像(即ち左画面A110)の画像重複領域A115の輝度補正特性(第1の輝度補正特性)を算出して、これを当該左側投射型画像表示装置100−1に設定する。このステップST113は、設定ステップに相当する。
具体的に、ステップST113では、第1の輝度補正特性としてf(x)^(1/γ10)を算出し、これを輝度補正データ(輝度補正係数)として左側投射型画像表示装置100−1のLUT132に格納して設定する。
ステップST113の処理が終了すると、図7のフローチャートの処理が終了する。
その後、輝度補正対象の左側投射型画像表示装置100−1では、LUT132に設定された輝度補正データ(輝度補正係数)に基づいて、入力画像信号の輝度補正が行われる。
なお、ここでは、第2の実施形態で説明した、投射画像を構成する色画像の色ごとに輝度補正特性を設定する具体的な方法については説明しないが、第3の実施形態において、第2の実施形態で説明した方法を適用することも可能である。即ち、第3の実施形態において、第2の実施形態と同様に投射画像を構成する色画像の色ごとに図7のステップST101〜ST113の処理を繰り返して輝度補正特性を算出し、これを左側投射型画像表示装置100−1のLUT132に格納して設定してもよい。
また、第3の実施形態においても、輝度補正対象の投射型画像表示装置(第1の投射型画像表示装置)を左側投射型画像表示装置100−1とし、輝度補正対象でない投射型画像表示装置(第2の投射型画像表示装置)を右側投射型画像表示装置100−2とした。しかしながら、本発明においてはこの形態に限定されるものではなく、例えば逆の形態も含まれる。即ち、輝度補正対象の投射型画像表示装置(第1の投射型画像表示装置)を右側投射型画像表示装置100−2とし、輝度補正対象でない投射型画像表示装置(第2の投射型画像表示装置)を左側投射型画像表示装置100−1する形態も本発明に適用可能である。この形態の場合、まず、左画面A110の画像重複領域A115の輝度補正特性と右画面A120の画像重複領域A115の輝度特性(ディスプレイγ特性)を測定する。そして、測定した左画面A110の画像重複領域A115の輝度補正特性における逆特性と、測定した右画面A120の画像重複領域A115の輝度特性とに応じて、右画面A120の画像重複領域A115の輝度補正特性を算出し、これを右側投射型画像表示装置100−2に設定する形態を採る。
以上説明したように、第3の実施形態では、輝度補正対象でない投射型画像表示装置(第2の投射型画像表示装置)における投射画像の画像重複領域A115の輝度補正特性と、輝度補正対象の投射型画像表示装置(第1の投射型画像表示装置)における投射画像の画像重複領域A115の輝度特性(ディスプレイγ特性)を測定している。そして、測定した輝度補正特性における逆特性と輝度特性(ディスプレイγ特性)とに応じて、輝度補正対象の投射型画像表示装置(第1の投射型画像表示装置)における投射画像の画像重複領域A115の輝度補正特性を算出し、これを当該輝度補正対象の投射型画像表示装置に設定している。
かかる構成によれば、輝度がリニアではない信号処理系の場合においても、第1の実施形態における効果と同様に、簡易な処理で、投射画像の画像重複領域A115における合成輝度を均一とすることが可能となる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
上述した第1〜第3の実施形態では、2つの投射型画像表示装置100を左右に並べてスクリーンにマルチスクリーン画面を構成するものであった。第4の実施形態では、複数の投射型画像表示装置100として、横方向に3つ且つ縦方向に3つで行列状に配置した合計9つの投射型画像表示装置100でスクリーンにマルチスクリーン画面を構成するものである。
第4の実施形態に係る画像表示システムの概略構成は、図2に示す第1の実施形態に係る画像表示システム200の概略構成と略同様であるが、投射型画像表示装置100の数及び配置が異なる。即ち、第4の実施形態に係る画像表示システムの概略構成では、図2に示す左右に並べて配置された2つの投射型画像表示装置100に替えて、横方向に3つ且つ縦方向に3つで行列状に配置した合計9つの投射型画像表示装置100を配置する。また、第4の実施形態に係る画像表示システムにおいて、各投射型画像表示装置100は、それぞれ、図1に示す内部構成を具備して構成されている。
図9は、本発明の第4の実施形態に係る画像表示システムの制御方法を説明するための図である。
第4の実施形態では、図9(A)に示すように、横方向に3つ且つ縦方向に3つで行列状に配置した合計9つの投射型画像表示装置100により、スクリーン210には、画面A101〜A109が構成される。
次に、第4の実施形態に係る画像表示システムの制御方法における処理手順について説明する。
図10は、本発明の第4の実施形態に係る画像表示システムの制御方法における処理手順の一例を示すフローチャートである。図10のフローチャートの説明を、図9を用いながら説明する。
まず、図10のステップST201〜ST204では、図9(A)に示す奇数番画面(A101、A103、A105、A107及びA109)を構成する投射型画像表示装置100を、輝度補正対象の投射型画像表示装置(第1の投射型画像表示装置)とする。また、図9(A)に示す偶数番画面(A102、A104、A106及びA108)を構成する投射型画像表示装置100を、輝度補正対象でない投射型画像表示装置(第2の投射型画像表示装置)とする。
ステップST201において、表示制御部231は、輝度補正対象の投射型画像表示装置(第1の投射型画像表示装置)100における投射画像の奇数番画面(A101、A103、A105、A107及びA109)への表示を黒画面表示とする表示制御を行う。同時に、表示制御部231は、輝度補正対象でない投射型画像表示装置(第2の投射型画像表示装置)100における投射画像の偶数番画面(A102、A104、A106及びA108)への表示を輝度補正を有効とした白画面表示とする表示制御を行う。
具体的に、図10のステップST201では、図9(B)に示すように、奇数番画面(A101、A103、A105、A107及びA109)を黒画面表示(或いは画面非表示)とする。また、図9(B)に示すように、偶数番画面(A102、A104、A106及びA108)を輝度補正を有効とした白画面表示とする。
続いて、ステップST202において、撮影制御部232は、撮影装置220を制御して、撮影装置220に画像重複領域を撮影させる撮影制御を行う。ここで、画像重複領域の撮影は、画像重複領域ごとに個別に行っても、或いは、スクリーン210の全体を撮影して各画像重複領域を個別に切り出してもよい。
続いて、ステップST203において、測定部233は、ステップST202の撮影制御により撮影装置220において得られた撮影画像に基づいて、偶数番画面の輝度補正を行っている左辺及び上辺の画像重複領域の輝度補正特性を測定する。即ち、測定部233は、輝度補正対象でない投射型画像表示装置(第2の投射型画像表示装置)100における投射画像の画像重複領域の輝度補正特性(第2の輝度補正特性)を測定する。
続いて、ステップST204において、設定部234は、ステップST203で測定された輝度補正特性における逆特性に基づいて、奇数番画面の右辺及び下辺の画像重複領域の輝度補正特性を設定する。即ち、輝度補正対象の投射型画像表示装置(第1の投射型画像表示装置)100における投射画像(即ち奇数番画面)の右辺及び下辺の画像重複領域の輝度補正特性(第1の輝度補正特性)を当該輝度補正対象の投射型画像表示装置100に設定する。より詳細には、第1の輝度補正特性を輝度補正データ(輝度補正係数)として、輝度補正対象の投射型画像表示装置100のLUT132に格納して設定する。
具体的に、ステップST204では、図9(B)に示すように、偶数番画面A102の左辺の画像重複領域の輝度補正特性S102Hにおける逆特性を、奇数番画面A101の右辺の画像重複領域の輝度補正特性として設定する。同様に、偶数番画面A106の左辺の画像重複領域の輝度補正特性S106Hにおける逆特性を、奇数番画面A105の右辺の画像重複領域の輝度補正特性として設定する。同様に、偶数番画面A108の左辺の画像重複領域の輝度補正特性S108Hにおける逆特性を、奇数番画面A107の右辺の画像重複領域の輝度補正特性として設定する。
また、具体的に、ステップST204では、図9(B)に示すように、偶数番画面A104の上辺の画像重複領域の輝度補正特性S104Vにおける逆特性を、奇数番画面A101の下辺の画像重複領域の輝度補正特性として設定する。同様に、偶数番画面A106の上辺の画像重複領域の輝度補正特性S106Vにおける逆特性を、奇数番画面A103の下辺の画像重複領域の輝度補正特性として設定する。同様に、偶数番画面A108の上辺の画像重複領域の輝度補正特性S108Vにおける逆特性を、奇数番画面A105の下辺の画像重複領域の輝度補正特性として設定する。
次いで、図10のステップST205〜ST208では、図9(A)に示す偶数番画面(A102、A104、A106及びA108)を構成する投射型画像表示装置100を、輝度補正対象の投射型画像表示装置(第1の投射型画像表示装置)とする。また、図9(A)に示す奇数番画面(A101、A103、A105、A107及びA109)を構成する投射型画像表示装置100を、輝度補正対象でない投射型画像表示装置(第2の投射型画像表示装置)とする。
ステップST205において、表示制御部231は、輝度補正対象の投射型画像表示装置(第1の投射型画像表示装置)100における投射画像の偶数番画面(A102、A104、A106及びA108)への表示を黒画面表示とする表示制御を行う。同時に表示制御部231は、輝度補正対象でない投射型画像表示装置(第2の投射型画像表示装置)100における投射画像の奇数番画面(A101、A103、A105、A107及びA109)への表示を輝度補正を有効とした白画面表示とする表示制御を行う。
具体的に、図10のステップST205では、図9(C)に示すように、偶数番画面(A102、A104、A106及びA108)を黒画面表示(或いは画面非表示)とする。また、図9(C)に示すように、奇数番画面(A101、A103、A105、A107及びA109)を輝度補正を有効とした白画面表示とする。
続いて、ステップST206において、撮影制御部232は、撮影装置220を制御して、撮影装置220に画像重複領域を撮影させる撮影制御を行う。ここで、画像重複領域の撮影は、画像重複領域ごとに個別に行っても、或いは、スクリーン210の全体を撮影して各画像重複領域を個別に切り出してもよい。
続いて、ステップST207において、測定部233は、ステップST206の撮影制御により撮影装置220において得られた撮影画像に基づいて、奇数番画面の輝度補正を行っている左辺及び上辺の画像重複領域の輝度補正特性を測定する。即ち、測定部233は、輝度補正対象でない投射型画像表示装置(第2の投射型画像表示装置)100における投射画像の画像重複領域の輝度補正特性(第2の輝度補正特性)を測定する。
続いて、ステップST208において、設定部234は、ステップST207で測定された輝度補正特性における逆特性に基づいて、偶数番画面の右辺及び下辺の画像重複領域の輝度補正特性を設定する。即ち、輝度補正対象の投射型画像表示装置(第1の投射型画像表示装置)100における投射画像(即ち奇数番画面)の右辺及び下辺の画像重複領域の輝度補正特性(第1の輝度補正特性)を当該輝度補正対象の投射型画像表示装置100に設定する。より詳細には、第1の輝度補正特性を輝度補正データ(輝度補正係数)として、輝度補正対象の投射型画像表示装置100のLUT132に格納して設定する。
具体的に、ステップST208では、図9(C)に示すように、奇数番画面A103の左辺の画像重複領域の輝度補正特性S103Hにおける逆特性を、偶数番画面A102の右辺の画像重複領域の輝度補正特性として設定する。同様に、奇数番画面A105の左辺の画像重複領域の輝度補正特性S105Hにおける逆特性を、偶数番画面A104の右辺の画像重複領域の輝度補正特性として設定する。同様に、奇数番画面A109の左辺の画像重複領域の輝度補正特性S109Hにおける逆特性を、偶数番画面A108の右辺の画像重複領域の輝度補正特性として設定する。
また、具体的に、ステップST208では、図9(C)に示すように、奇数番画面A105の上辺の画像重複領域の輝度補正特性S105Vにおける逆特性を、偶数番画面A102の下辺の画像重複領域の輝度補正特性として設定する。同様に、奇数番画面A107の上辺の画像重複領域の輝度補正特性S107Vにおける逆特性を、偶数番画面A104の下辺の画像重複領域の輝度補正特性として設定する。同様に、奇数番画面A109の上辺の画像重複領域の輝度補正特性S109Vにおける逆特性を、偶数番画面A106の下辺の画像重複領域の輝度補正特性として設定する。
なお、第4の実施形態では、それぞれの画面における左辺及び上辺の画像重複領域の輝度補正特性を測定し、当該輝度補正特性の逆特性を、当該画面に画像重複領域が重複する画面における右辺及び下辺の画像重複領域の輝度補正特性として設定するものであった。本発明は、この形態に限定されるものではなく、それぞれの画面における左辺及び右辺のうちの一方の画像重複領域、並びに、上辺及び下辺のうちの一方の画像重複領域ごとに、第1の輝度補正特性を輝度補正対象の投射型画像表示装置に設定するようにしてもよい。
以上説明したように、第4の実施形態では、輝度補正対象の投射型画像表示装置(第1の投射型画像表示装置)における投射画像の左辺及び右辺のうちの一方の画像重複領域、並びに、当該投射画像の上辺及び下辺のうちの一方の画像重複領域ごとに、第1の輝度補正特性を輝度補正対象の投射型画像表示装置に設定するようにしている。
かかる構成によれば、第1の実施形態における効果と同様に、簡易な処理で、投射画像の画像重複領域における合成輝度を均一とすることが可能となる。さらに、第4の実施形態によれば、スクリーンに構成されたマルチスクリーン画面の全体としての輝度補正処理を簡略化することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
このプログラム及び当該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、本発明に含まれる。
なお、上述した本発明の実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100−1 左側投射型画像表示装置(輝度補正対象の投射型画像表示装置)、100−2 右側投射型画像表示装置(輝度補正対象でない投射型画像表示装置)、200 画像表示システム、210 スクリーン、220 撮影装置、230 制御・処理装置、231 表示制御部、232 撮影制御部、233 測定部、234 設定部、A110 左画面、A120 右画面、A115 画像重複領域

Claims (11)

  1. 複数の投射型画像表示装置における各投射型画像表示装置からスクリーンに対して各投射画像の一部が重複するように前記各投射画像を投射して、前記スクリーンに前記各投射画像からなる表示画像を表示する画像表示システムであって、
    前記複数の投射型画像表示装置のうち、第1の投射型画像表示装置における前記投射画像の前記スクリーンへの表示を黒画面表示とするとともに、第2の投射型画像表示装置における前記投射画像の前記スクリーンへの表示を輝度補正を有効とした画面表示とする第1の表示制御を行う表示制御手段と、
    前記第1の表示制御により前記スクリーンに投射された前記第1の投射型画像表示装置における前記投射画像と前記第2の投射型画像表示装置における前記投射画像との重複領域である画像重複領域を、撮影装置を用いて撮影する第1の撮影制御を行う撮影制御手段と、
    前記第1の撮影制御により得られた撮影画像に基づいて、前記第2の投射型画像表示装置における前記投射画像の前記画像重複領域の輝度補正特性である第2の輝度補正特性を測定する測定手段と、
    前記第2の輝度補正特性における逆特性に基づいて、前記第1の投射型画像表示装置における前記投射画像の前記画像重複領域の輝度補正特性である第1の輝度補正特性を前記第1の投射型画像表示装置に設定する設定手段と
    を有することを特徴とする画像表示システム。
  2. 前記表示制御手段は、さらに、前記第2の投射型画像表示装置における前記投射画像の前記スクリーンへの表示を黒画面表示とするとともに、前記第1の投射型画像表示装置における前記投射画像の前記スクリーンへの表示を、当該投射画像の前記画像重複領域における当該投射画像の内側部の表示輝度が100%となり且つ当該投射画像の前記画像重複領域における当該投射画像の端部の表示輝度が0%となるように画像信号の階調が直線的な変化を有する画面表示とする第2の表示制御を行い、
    前記撮影制御手段は、さらに、前記第2の表示制御により前記スクリーンに投射された前記第1の投射型画像表示装置における前記投射画像と前記第2の投射型画像表示装置における前記投射画像との重複領域である画像重複領域を、撮影装置を用いて撮影する第2の撮影制御を行い、
    前記測定手段は、さらに、前記第2の撮影制御により得られた撮影画像に基づいて、前記第1の投射型画像表示装置における前記投射画像の前記画像重複領域の輝度特性を測定し、
    前記設定手段は、前記第2の輝度補正特性における逆特性と前記輝度特性とに応じて、前記第1の輝度補正特性を算出して前記第1の投射型画像表示装置に設定することを特徴とする請求項1に記載の画像表示システム。
  3. 前記設定手段は、前記第1の投射型画像表示装置における前記投射画像の左辺および右辺のうちの一方の前記画像重複領域、並びに、当該投射画像の上辺および下辺のうちの一方の前記画像重複領域ごとに、前記第1の輝度補正特性を前記第1の投射型画像表示装置に設定することを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示システム。
  4. 前記表示制御手段は、前記第1の表示制御として、前記第2の投射型画像表示装置における前記投射画像の前記スクリーンへの表示を、輝度補正を有効とした白画面表示とする制御を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像表示システム。
  5. 前記表示制御手段は、前記第1の表示制御として、前記第2の投射型画像表示装置における前記投射画像の前記スクリーンへの表示を、輝度補正を有効とした当該投射画像を構成する色ごとの最大階調画面表示とする制御を行い、
    前記設定手段は、前記色ごとに、前記第1の輝度補正特性を前記第1の投射型画像表示装置に設定することを特徴とする請求項1に記載の画像表示システム。
  6. 複数の投射型画像表示装置における各投射型画像表示装置からスクリーンに対して各投射画像の一部が重複するように前記各投射画像を投射して、前記スクリーンに前記各投射画像からなる表示画像を表示する画像表示システムの制御方法であって、
    前記複数の投射型画像表示装置のうち、第1の投射型画像表示装置における前記投射画像の前記スクリーンへの表示を黒画面表示とするとともに、第2の投射型画像表示装置における前記投射画像の前記スクリーンへの表示を輝度補正を有効とした画面表示とする第1の表示制御を行う第1の表示制御ステップと、
    前記第1の表示制御により前記スクリーンに投射された前記第1の投射型画像表示装置における前記投射画像と前記第2の投射型画像表示装置における前記投射画像との重複領域である画像重複領域を、撮影装置を用いて撮影する第1の撮影制御を行う第1の撮影制御ステップと、
    前記第1の撮影制御により得られた撮影画像に基づいて、前記第2の投射型画像表示装置における前記投射画像の前記画像重複領域の輝度補正特性である第2の輝度補正特性を測定する第1の測定ステップと、
    前記第2の輝度補正特性における逆特性に基づいて、前記第1の投射型画像表示装置における前記投射画像の前記画像重複領域の輝度補正特性である第1の輝度補正特性を前記第1の投射型画像表示装置に設定する設定ステップと
    を有することを特徴とする画像表示システムの制御方法。
  7. 前記第2の投射型画像表示装置における前記投射画像の前記スクリーンへの表示を黒画面表示とするとともに、前記第1の投射型画像表示装置における前記投射画像の前記スクリーンへの表示を、当該投射画像の前記画像重複領域における当該投射画像の内側部の表示輝度が100%となり且つ当該投射画像の前記画像重複領域における当該投射画像の端部の表示輝度が0%となるように画像信号の階調が直線的な変化を有する画面表示とする第2の表示制御を行う第2の表示制御ステップと、
    前記第2の表示制御により前記スクリーンに投射された前記第1の投射型画像表示装置における前記投射画像と前記第2の投射型画像表示装置における前記投射画像との重複領域である画像重複領域を、撮影装置を用いて撮影する第2の撮影制御を行う第2の撮影制御ステップと、
    前記第2の撮影制御により得られた撮影画像に基づいて、前記第1の投射型画像表示装置における前記投射画像の前記画像重複領域の輝度特性を測定する第2の測定ステップと
    を更に有し、
    前記設定ステップでは、前記第2の輝度補正特性における逆特性と前記輝度特性とに応じて、前記第1の輝度補正特性を算出して前記第1の投射型画像表示装置に設定することを特徴とする請求項6に記載の画像表示システムの制御方法。
  8. 前記設定ステップでは、前記第1の投射型画像表示装置における前記投射画像の左辺および右辺のうちの一方の前記画像重複領域、並びに、当該投射画像の上辺および下辺のうちの一方の前記画像重複領域ごとに、前記第1の輝度補正特性を前記第1の投射型画像表示装置に設定することを特徴とする請求項6または7に記載の画像表示システムの制御方法。
  9. 前記第1の表示制御ステップでは、前記第1の表示制御として、前記第2の投射型画像表示装置における前記投射画像の前記スクリーンへの表示を、輝度補正を有効とした白画面表示とする制御を行うことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の画像表示システムの制御方法。
  10. 前記第1の表示制御ステップでは、前記第1の表示制御として、前記第2の投射型画像表示装置における前記投射画像の前記スクリーンへの表示を、輝度補正を有効とした当該投射画像を構成する色ごとの最大階調画面表示とする制御を行い、
    前記設定ステップでは、前記色ごとに、前記第1の輝度補正特性を前記第1の投射型画像表示装置に設定することを特徴とする請求項6に記載の画像表示システムの制御方法。
  11. 請求項6乃至10のいずれか1項に記載の画像表示システムの制御方法における各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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