JP2016109912A - 表示装置、表示方法、及びプログラム - Google Patents

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盛毅 高橋
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栄二 神田
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Abstract

【課題】疑似輪郭の発生を抑制し、かつ、画素ごとの発光素子の劣化量に応じて、当該発光素子の発光量をより好適な態様で補正する。【解決手段】マトリックス状に配置された画素回路を含む表示装置であって、前記画素回路は、電流量に応じた輝度で発光する発光素子と、前記発光素子から出射される光の輝度を検出する光センサと、前記発光素子の発光期間中における、当該発光素子を輝度制御のための第1の電圧に応じた輝度で常時発光させる所定の長さの第1の期間とは異なる第2の期間において、印可された第2の電圧と、前記光センサの検出結果とに基づいて、当該発光素子に供給される電流量を制御する、補償制御回路と、を備えることを特徴とする、表示装置。【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置、表示方法、及びプログラムに関する。
近年においては、表示装置として、有機EL(Organic Electro-Luminescence)素子などの自発光素子を含む画素が行列状(マトリクス状)に配置されて成る平面型(フラットパネル型)の表示装置が提供されている。
特開2001−524090号公報 特開2006−506307号公報
一方で、有機EL素子のような自発光素子(以降では、単に「発光素子」と記載する場合がある)は、その発光輝度と発光時間とに比例して劣化する特性があることが知られている。表示装置に表示させる画像の内容は一様ではなく、そのため、発光素子(有機EL素子)の劣化にもばらつきがある。例えば、白色等の輝度の高い色を表示している発光素子は、黒色等の輝度の低い色を表示している発光素子に比べて、劣化が進行しやすい傾向にある。
発光素子の劣化が進行すると、当該発光素子の輝度は、劣化の進行が遅い他の発光素子に比べて相対的に低下する傾向にある。その結果、例えば、ある一定のパターンを長時間表示した後に均一な表示を行った場合に、パターンが残存して視認されるという現象が発生する場合がある。このような現象は、一般的に「イメージ・スティッキング(焼き付き)」として知られている。
このような発光素子の劣化に伴う画素間の輝度のばらつきを低減する技術の一例が、特許文献1に開示されている。即ち、特許文献1に開示された技術では、画素回路内に設けられたフォトダイオードにより発光素子からの光の一部を受光し、受光結果に基づき発光素子に供給される電流量を制御することで、当該発光素子の輝度劣化を補償している。しかしながら、特許文献1に係る技術では、発光素子に供給される電流量を制御するためのトランジスタを飽和領域で動作させることになるため、当該トランジスタの特性変動の影響を受け、動作が不安定となる場合がある。
また、他の一例として、特許文献2には、画素回路内に設けられたフォトダイオードにより発光素子からの光の一部を受光し、受光結果に基づき発光素子の発光時間(デューティー比)を制御することで、当該発光素子の輝度劣化を補償する技術が開示されている。しかしながら、特許文献2に係る技術は、発光時のデューティー比を制御することで発光素子の発光量を制御する駆動方式のため、動画像を表示する場合において、本来表示されていない輪郭が観測される、所謂疑似輪郭が発生する場合がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、疑似輪郭の発生を抑制し、かつ、画素ごとの発光素子の劣化量に応じて、当該発光素子の発光量をより好適な態様で補正することが可能な、表示装置、表示方法、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、マトリックス状に配置された画素回路を含む表示装置であって、前記画素回路は、電流量に応じた輝度で発光する発光素子と、前記発光素子から出射される光の輝度を検出する光センサと、前記発光素子の発光期間中における、当該発光素子を輝度制御のための第1の電圧に応じた輝度で常時発光させる所定の長さの第1の期間とは異なる第2の期間において、印可された第2の電圧と、前記光センサの検出結果とに基づいて、当該発光素子に供給される電流量を制御する、補償制御回路と、を備えることを特徴とする、表示装置が提供される。
前記補償制御回路は、印可された前記第2の電圧を保持する容量と、前記第2の期間において、前記光センサの検出結果と、前記容量に保持された前記第2の電圧とに応じて決定されるゲート電圧に基づき、ソース−ドレイン間を流れる電流量を制御する発光制御トランジスタと、を備えてもよい。
前記容量に保持された前記第2の電圧の放電期間は、前記光センサの検出結果に応じて制御され、前記放電期間に基づき、前記第2の期間の長さが制御されてもよい。
前記光センサと前記容量とは並列に接続され、前記光センサの一方の端子と、前記容量の一方の端子との双方は、前記発光制御トランジスタのゲート端子側に接続され、前記第1の期間において、前記第2の電圧が、前記発光制御トランジスタのゲート端子に印可され、かつ、前記容量に保持されてもよい。
前記発光制御トランジスタのゲート端子に対して、前記第2の電圧の印加の有無を切り替えるスイッチング素子を含み、前記第1の期間において、前記スイッチング素子がオン状態に制御され、前記第2の期間において、前記スイッチング素子がオフ状態に制御されることで、前記発光制御トランジスタのゲート端子がフローティング状態に制御されてもよい。
前記画素回路は、ゲート端子に印可される前記第1の電圧に基づき、ソース−ドレイン間を流れる電流量を制御する駆動トランジスタを備え、前記発光素子に供給される電流量は、前記駆動トランジスタと、前記補償制御回路とに基づき制御されてもよい。
前記駆動トランジスタは、前記補償制御回路の前段に設けられ、前記補償制御回路は、前記駆動トランジスタを介して供給される電流に基づき、発光素子に供給される電流量を制御してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、電流量に応じた輝度で発光する発光素子と、前記発光素子から出射される光の輝度を検出する光センサとを備えた画素回路が、マトリックス状に配置された表示装置に、画像を表示させるための表示方法であって、前記発光素子の発光期間中における、所定の長さの第1の期間において、当該発光素子を輝度制御のための第1の電圧に応じた輝度で常時発光させることと、前記第1の期間とは異なる第2の期間において、印可された第2の電圧と、前記光センサの検出結果とに基づいて、当該発光素子に供給される電流量を制御すること、を含むことを特徴とする、表示方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、電流量に応じた輝度で発光する発光素子と、前記発光素子から出射される光の輝度を検出する光センサとを備えた画素回路が、マトリックス状に配置された表示装置に、画像を表示させるためのプログラムであって、前記発光素子の発光期間中における、所定の長さの第1の期間において、当該発光素子を輝度制御のための第1の電圧に応じた輝度で常時発光させることと、前記第1の期間とは異なる第2の期間において、印可された第2の電圧と、前記光センサの検出結果とに基づいて、当該発光素子に供給される電流量を制御すること、を実行させることを特徴とする、プログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、疑似輪郭の発生を抑制し、かつ、画素ごとの発光素子の劣化量に応じて、当該発光素子の発光量をより好適な態様で補正することが可能な、表示装置、表示方法、及びプログラムを提供される。
本発明の一実施形態に係る表示装置の構成の一例について説明するための説明図である。 同実施形態に係る画素回路の構成の一例について説明するための説明図である。 同実施形態に係る画素回路の駆動タイミングの一例について説明するための概略的なタイミングチャートである。 同実施形態に係る表示装置における、相対輝度と、補償後の輝度劣化率との間の関係の一例を示した図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.表示装置の構成>
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る表示装置の概略構成の一例について説明する。図1は、本実施形態に係る表示装置の構成の一例について説明するための説明図である。なお、図1において、図面の横方向を行方向(X方向)、縦方向を列方向(Y方向)と称する場合がある。図1に示すように、本実施形態に係る表示装置10は、表示部100と、スキャンドライバ120と、データドライバ130とを有する。
表示部100は、複数の画素回路110を有し、データ信号に対応する画像を、当該複数の画素回路110により形成される表示画素に表示させる。表示部100には、複数行の走査線112及び補償制御信号線113のそれぞれが、行方向(X方向)に向けて延伸するように設けられている。また、表示部100には、複数列のデータ線114及び補償用電圧信号線115のそれぞれが、列方向(Y方向)に向けて延伸するように設けられている。なお、本説明では、図1に示すように、表示部100には、M(Mは2以上の整数)行の走査線112及び補償制御信号線113と、N(Nは2以上の整数)列のデータ線114及び補償用電圧信号線115とが設けられているものとして説明する。
複数の画素回路110のそれぞれは、行方向(X方向)に延伸する複数の走査線112と、列方向(Y方向)に延伸する複数のデータ線114との交差箇所それぞれに対応して配置されている。なお、画素回路110の詳細な構成については別途後述する。
また、表示部100には、図示しない上位の制御回路から、電源電圧Vddと電源電圧Vssと基準電圧GNDとがそれぞれ供給される。電源電圧Vddと電源電圧Vssとは、例えば、画素回路110が有する発光素子を発光させるための電流を供給する信号である。
スキャンドライバ120には、Y方向に複数配された走査線112及び補償制御信号線113が接続されている。スキャンドライバ120は、行ごとに配された走査線112を介して、当該行に対応する各画素回路110にScan信号を供給する。また、スキャンドライバ120は、行ごとに配された補償制御信号線113を介して、当該行に対応する各画素回路110にSW信号を供給する。なお、Scan信号及びSW信号の詳細については別途後述する。
データドライバ130には、X方向に複数配されたデータ線114及び補償用電圧信号線115が接続されている。データドライバ130は、列ごとに配されたデータ線114を介して、当該列に対応する各画素回路110に発光輝度(換言すると、階調)に応じたDT信号を供給する。また、データドライバ130は、列ごとに配された補償用電圧信号線115を介して、当該列に対応する各画素回路110に所定の電位にあらかじめ調整されたセンサ初期電圧Vsoを印可する。なお、DT信号及びセンサ初期電圧Vsoの詳細については別途後述する。
<2.画素回路の構成>
次に、図2を参照して、本実施形態に係る画素回路の構成の一例について説明する。図2は、本実施形態に係る画素回路の構成の一例について説明するための説明図である。
図2では、図1に示す表示部100を構成する複数の画素回路110のうち、i行j列の交差箇所に対応して配置される画素回路110の一例を示している。また、表示部100を構成する他の画素回路110については、図2に示す画素回路110の構成と同様の構成をとることが可能であるため、詳細な説明を省略する。
図2に示すように、画素回路110は、有機EL素子OLと、保持容量C1と、スイッチングトランジスタM1と、駆動トランジスタM2と、光センサPsと、センサ容量Csと、発光制御トランジスタM3と、スイッチングトランジスタM4とを有する。
駆動トランジスタM2及び発光制御トランジスタM3は、例えば、Pチャネル型のMOSFET(metal−oxide−semiconductor field−effect transistor)により構成され得る。
図2に示すように、駆動トランジスタM2は、ドレイン端子に発光制御トランジスタM3のソース端子が接続され、ソース端子には電源電圧Vddを供給する信号線が接続される。また、発光制御トランジスタM3のドレイン端子には、有機EL素子OLのアノード側が接続される。また、有機EL素子OLのカソード側には、電源電圧Vssが接続されている。
スイッチングトランジスタM1は、ソース端子がデータ線114に接続され、ドレイン端子が駆動トランジスタM2のゲート端子に接続されており、走査線112を介してゲート端子に伝達されるScan信号に応じて、オンまたはオフする。
保持容量C1は、一方の端子が、駆動トランジスタM2のゲート端子に接続され、他方の端子が、基準電圧GNDに接続されており、駆動トランジスタM2のゲート端子の電位を保持する。
即ち、スイッチングトランジスタM1がオン状態となることで、データドライバ130から、データ線114を介して駆動トランジスタM2のゲート端子に、発光輝度(換言すると、階調)に応じたDT信号が伝達される。次いで、スイッチングトランジスタM1がオフ状態となることで、データ線114を介して伝達されたDT信号が保持容量C1に保持される。
スイッチングトランジスタM4は、ソース端子が補償用電圧信号線115に接続され、ドレイン端子が発光制御トランジスタM3のゲート端子に接続されており、補償制御信号線113を介してゲート端子に伝達されるSW信号に応じて、オンまたはオフする。
光センサPsは、例えば、フォトダイオードやフォトランジスタ等により構成され得る。また、光センサPsの材料としては、例えば、ポリシリコン、アモルファスシリコン等が挙げられる。光センサPsは、一方の端子が、発光制御トランジスタM3のゲート端子に接続され、他方の端子が、基準電圧GNDに接続されている。光センサPsは、有機EL素子OLからの光の一部が照射されるように設けられている。
また、センサ容量Csの一方の端子は、発光制御トランジスタM3のゲート端子に接続され、他方の端子は、基準電圧GNDに接続されている。このような構成に基づき、センサ容量Csは、発光制御トランジスタM3のゲート端子の電位Vg3を保持する。
スイッチングトランジスタM4がオン状態になると、データドライバ130から、補償用電圧信号線115を介して発光制御トランジスタM3のゲート端子に、所定の電位にあらかじめ調整されたセンサ初期電圧Vso(Vso<0)が印可される。なお、センサ初期電圧Vsoが、「第2の電圧」の一例に相当する。また、センサ初期電圧Vsoは、発光制御トランジスタM3をリニア領域で動作させるために、十分に低い電圧に設定されていることが望ましい。
これにより、発光制御トランジスタM3がオン状態となり、データ線114から伝達されて保持容量C1に保持されたDT信号に応じて駆動トランジスタM2が選択的にオン状態となる。そして、保持容量C1に保持されたDT信号に応じた駆動電流Icが、発光制御トランジスタM3を介して、有機EL素子OLに供給され、当該有機EL素子OLの発光状態が制御される。なお、以降では、発光制御トランジスタM3のドレイン−ソース間を流れる電流を、電流Icと明示的に区別する場合には、「電流IL」と記載する場合がある。
次いで、スイッチングトランジスタM4がオフ状態になると、発光制御トランジスタM3のゲート端子がフローティングの状態となる。これにより、補償用電圧信号線115を介して印可されたセンサ初期電圧Vsoが、センサ容量Csに保持される。なお、この時点では、発光制御トランジスタM3はオン状態であり、当該発光制御トランジスタM3のドレイン−ソース間を流れる電流IL=Icである。
その後、センサ容量Csに保持されたセンサ初期電圧Vsoは、光センサPsの検出結果に基づくセンシング電流Isによって放電され、当該放電に伴い、発光制御トランジスタM3のゲート電圧Vg3は、電位Vsoから上昇する。そして、当該ゲート電圧Vg3が、発光制御トランジスタM3の閾値電圧Vth3に到達すると、当該発光制御トランジスタM3はオフ状態となり、電流IL=0となる(即ち、有機EL素子OLは消灯する)。
なお、スイッチングトランジスタM4がオフ状態に制御されてから、発光制御トランジスタM3がオフ状態となるまでの時間は、センシング電流Isとセンサ容量Csとの関係に応じて決定される。具体的には、有機EL素子OLの輝度が高いほど、センシング電流Isの電流量は増大し、センサ容量Csの放電時間は短くなる。換言すると、有機EL素子OLの輝度が低いほど、センシング電流Isの電流量は減少し、センサ容量Csの放電時間は長くなる。
そのため、例えば、有機EL素子OLが劣化して輝度が低下した場合には、劣化前に比べて、センシング電流Isの電流量は減少し、センサ容量Csの放電時間はより長くなる。これにより、有機EL素子OLの劣化後は、劣化前に比べて、発光制御トランジスタM3がオン状態となる期間が長くなるため、有機EL素子OLの実効輝度が上昇し、結果として、当該有機EL素子OLの輝度劣化が補償される。
以上、図2を参照して、本実施形態に係る画素回路の構成の一例について説明した。
<3.駆動タイミング>
次に、図3を参照して、図2に示した、本実施形態に係る画素回路110を構成する各素子の駆動タイミングの一例について説明する。図3は、本実施形態に係る画素回路110の駆動タイミングの一例について説明するための概略的なタイミングチャートである。なお、本説明では、i行j列に位置する画素回路110の場合を例に説明し、他の画素回路110については、同様のため詳細な説明は省略する。
図3において、参照符号Tは、1フレーム期間中における有機EL素子OLの発光させることで画像を表示させるための発光期間を模式的に示している。なお、図3に示すタイミングチャートでは、説明をわかりやすくするために、有機EL素子OLの発光期間Tを1フレーム期間として示しており、その他の制御のための期間については図示を省略している。そのため、1フレーム期間中に、発光期間Tとは別に、例えば、駆動トランジスタの閾値のばらつきを補償するための制御期間等を別途設けてもよいことは言うまでもない。
図3に示すように、本実施形態に係る画素回路110は、発光期間Tを、常時発光期間Tと、輝度劣化補償発光期間Tとに分けて制御可能に構成されている。常時発光期間Tは、有機EL素子OLを、発光輝度(階調)に応じたDT信号に応じて決定される定電流Icに基づき常時発光させる期間を示している。また、輝度劣化補償発光期間Tは、光センサPsの検出結果に応じて、有機EL素子OLに供給される電流ILの電流量と、当該電流ILが供給される期間とを制御することで、有機EL素子OLの輝度劣化を補償するための期間である。なお、常時発光期間Tが、「第1の期間」の一例に相当する。また、輝度劣化補償発光期間Tが、「第2の期間」の一例に相当する。
ここで、図3に示した各タイミングについて、図2に示した画素回路110の回路構成をあわせて参照しながら説明する。
図3に示すように、i行目の走査線112を介して供給されるLレベルのScan信号(即ち、Scani)により、画素回路110内のスイッチングトランジスタM1がオン状態となる。これにより、当該画素回路110内の駆動トランジスタM2のゲート端子に、j列目のデータ線114を介して、発光輝度(換言すると、階調)に応じたDT信号が伝達される。そして、当該Scan信号がHレベルになると、スイッチングトランジスタM1がオフ状態となり、データ線114を介して伝達されたDT信号(即ち、DTj)が保持容量C1に保持される。なお、保持容量C1に保持されるDT信号が、「第1の電圧」の一例に相当する。
このように、Scan信号に同期して、画素回路110内の保持容量C1に、発光輝度に応じたDT信号が保持される。なお、Scan信号がLレベルとなり、保持容量C1にDT信号が保持される(即ち、画素回路110にデータの書き込みを行う)期間は、表示部100を構成する画素回路110の数(即ち、画素数)にもよるが、例えば、数10μsとなる。
また、LレベルのScan信号の供給が開始されるタイミングに同期して、i行目の補償制御信号線113を介してLレベルのSW信号(即ち、SWi)の供給が開始され、画素回路110内のスイッチングトランジスタM4がオン状態となる。これにより、当該画素回路110内の発光制御トランジスタM3のゲート端子に、j列目の補償用電圧信号線115を介して、所定の電位にあらかじめ調整されたセンサ初期電圧Vso(Vso<0)が、ゲート電圧Vg3として印可される。
これにより、発光制御トランジスタM3がオン状態となり、データ線114から伝達されて保持容量C1に保持されたDT信号(即ち、DTj)に応じて駆動トランジスタM2が選択的にオン状態となる。そして、保持容量C1に保持されたDT信号に応じた駆動電流Icが、発光制御トランジスタM3を介して有機EL素子OLに供給される。これにより、有機EL素子OLは、駆動電流Icに応じた輝度で発光する。
なお、有機EL素子OLが駆動電流Icに応じた輝度で発光する期間、即ち、LレベルのSW信号の供給によりスイッチングトランジスタM4がオン状態となり、センサ初期電圧Vsoに基づき発光制御トランジスタM3が駆動する期間が、常時発光期間Tに相当する。
次いで、SW信号がHレベルになると、スイッチングトランジスタM4がオフ状態となり、補償用電圧信号線115を介して印可されたセンサ初期電圧Vsoがセンサ容量Csに保持される。
その後、センサ容量Csに保持されたセンサ初期電圧Vsoは、光センサPsの検出結果に基づくセンシング電流Isによって放電され、当該放電に伴い、発光制御トランジスタM3のゲート電圧Vg3は、電位Vsoから上昇する。そして、当該ゲート電圧Vg3が、発光制御トランジスタM3の閾値電圧Vth3に到達すると、当該発光制御トランジスタM3はオフ状態となり、電流IL=0となる(即ち、有機EL素子OLは消灯する)。
なお、センサ容量Csに保持されたセンサ初期電圧Vsoが、光センサPsの検出結果に基づくセンシング電流Isによって放電されることで、発光制御トランジスタM3のゲート電圧Vg3が制御される期間が、輝度劣化補償発光期間Tに相当する。なお、前述したように、輝度劣化補償発光期間Tの長さは、センサ容量Csの放電時間に相当し、センシング電流Isとセンサ容量Csとの関係に応じて決定される。
このように、図3に示す例では、画素回路110は、(T+T)/Tのデューティー比で駆動することとなる。なお、常時発光期間Tが長く設定されるほど(即ち、SW信号がLレベルとなる期間が長いほど)、デューティー比がより高くなる傾向にある。そのため、例えば、常時発光期間T1を比較的長めに設定することで、疑似輪郭の発生を抑止することも可能となる。
なお、上述した一連の動作は、表示装置10の各構成を動作させる装置のCPUを機能させるためのプログラムによって構成することができる。このプログラムは、その装置にインストールされたOS(Operating System)を介して実行されるように構成してもよい。また、このプログラムは、上述した処理を実行する構成が含まれる装置が読み出し可能であれば、記憶される位置は限定されない。例えば、装置の外部から接続される記録媒体にプログラムが格納されていてもよい。この場合には、プログラムが格納された記録媒体を装置に接続することによって、その装置のCPUに当該プログラムを実行させるように構成するとよい。
以上、図3を参照して、図2に示した、本実施形態に係る画素回路110を構成する各素子の駆動タイミングの一例について説明した。
<4.輝度劣化の補償の原理>
次に、上記に説明した本実施形態に係る表示装置10における、有機EL素子OLの輝度劣化の補償に係る動作の原理について、図2に示した画素回路110の回路構成をあわせて参照しながら、簡単なモデル式に基づき説明する。
まず、画素回路110中の光センサPsの抵抗をRsとした場合に、当該抵抗Rsが、有機EL素子OLの輝度に反比例する特性に着目した第1のモデルについて説明する。有機EL素子OLの輝度は、発光制御トランジスタM3のドレイン−ソース間電流IL=Icの場合は、当該電流Icに比例し、電流IL=0の場合には0となる。また、劣化前の輝度に対する劣化後の輝度の割合を示す輝度劣化率をaとすると、有機EL素子OLが発光している状態における、光センサPsの抵抗Rsは、a・Icに反比例するため、以下に示す(式1)で表される。なお、以下に示す(式1)におけるKrsは、抵抗Rsと、a・Icとの間の関係を決める定数である。
Figure 2016109912
また、発光制御トランジスタM3のゲート電圧Vg3と、光センサPsの抵抗Rsとの間には、以下に(式2)として示す関係式が成り立つ。
Figure 2016109912
上記に示した(式2)を、tを0〜t、Vg3をVso〜Vg3の各範囲で積分すると、以下に(式3)で示す関係式が導かれる。
Figure 2016109912
ここで、上記に示した(式3)に対して、前述した(式1)を代入し、t=Tにおいて、Vg3=Vth3とすると、以下に(式4)として示す関係式が導かれる。なお、以下に示す(式4)におけるKは、a・Ic及びセンサ容量Csと、時間Tとの間の関係を決める定数である。
Figure 2016109912
次に、光センサPsを流れるセンシング電流Isの電流値(以下、単に「電流値Is」と記載する場合がある)が、有機EL素子OLの輝度に比例する特性に着目した第2のモデルについて説明する。有機EL素子OLの輝度は、発光制御トランジスタM3のドレイン−ソース間電流IL=Icの場合は、当該電流Icに比例し、電流IL=0の場合には0となる。また、輝度劣化率をaとした場合には、有機EL素子OLが発光している状態における、光センサPsの電流値Isは、a・Icに比例するため、以下に示す(式5)で表される。
Figure 2016109912
また、発光制御トランジスタM3のゲート電圧Vg3と、光センサPsの電流値Isとの間には、以下に(式6)として示す関係式が成り立つ。
Figure 2016109912
上記に示した(式6)を、tを0〜t、Vg3をVso〜Vg3の各範囲で積分すると、以下に(式7)で示す関係式が導かれる。
Figure 2016109912
ここで、上記に示した(式7)に対して、前述した(式5)を代入し、t=Tにおいて、Vg3=Vth3とすると、以下に(式8)として示す関係式が導かれる。
Figure 2016109912
以上、(式4)及び(式8)として示したように、第1のモデルと第2のモデルとの双方において、定数Kの定義は異なるものの、時間Tが同様の式で表される。その結果、輝度Lは、当該輝度Lと電流Icとの間の比例関係を示す比例係数Kを用いることで、以下に示す(式9)で表される。
Figure 2016109912
ここで、図3に示すタイミングチャートに基づき説明したデューティー比(T+T)/Tは、100%を超えることはないため、以下に(式10)として示す条件式を設けている。
Figure 2016109912
上記に(式9)として示した輝度Lを示す式と、(式10)として示した条件式とに基づき、劣化前の有機EL素子OLの輝度Li(以降では、「初期輝度Li」と称する場合がある)は、輝度劣化率を1(即ち、劣化なし)として、以下に示す(式11)で表される。
Figure 2016109912
また、劣化後の有機EL素子OLの輝度Ldについては、輝度劣化率をa(a<1)として、以下に示す(式12)で表される。
Figure 2016109912
ここで、上記に示した(式11)及び(式12)に基づき、輝度劣化を補償した後の輝度劣化率Ld/Liは、以下に示す(式13)で表される。
Figure 2016109912
なお、ある輝度劣化率a及び電流Icの条件下において、劣化後のデューティー比が100%(即ち、1)となる場合に、補償後の輝度劣化率Ld/Liが最大値をとるものと考えられる。このとき、劣化後のデューティー比が100%(即ち、1)となる場合の条件は、以下に示す(式14)で表される。
Figure 2016109912
また、このときの補償後の輝度劣化率Ld/Liの最大値をLd/Li(max)とした場合に、Ld/Li(max)は、以下に示す(式15)で表される。
Figure 2016109912
ここで、図4に、本実施形態に係る表示装置10における、相対輝度と、補償後の輝度劣化率Ld/Liとの間の関係の一例を示す。図4において、縦軸は、補償後の輝度劣化率Ld/Liを示している。また、横軸は、相対輝度を示している。なお、本説明において、相対輝度とは、全白輝度(即ち、輝度の最大値)が100%となるように規格化された輝度を示すものとする。
図4は、有機EL素子OLの輝度劣化率a=0.95、1フレーム中の発光期間Tにおける常時発光期間Tが占める割合(即ち、常時発光期間Tのデューティー比)T/T=0.5としたとき、相対輝度が10%となる電流値Icにおいて、上記に示した(式14)を満たす場合における、相対輝度と補償後の輝度劣化率Ld/Liとの間の関係の一例を示している。
図4に示す例では、相対輝度が10%となる場合に、上記に示した(式15)に基づき、補償後の輝度劣化率Ld/Liが、最大値(Ld/Li=0.974)となる。
ここで、図4を参照するとわかるように、相対輝度が、補償後の輝度劣化率Ld/Liが最大となる輝度よりも低い輝度においては、補償後の輝度劣化率Ld/Liは、相対輝度の低下に伴い急激に減少し、有機EL素子OLの輝度劣化率a=0.95に収束する。これは、電流Icの低下により、デューティー比が100%以下となる初期輝度Liは大きくなるのに対して、劣化後の輝度Ldについては、デューティー比が前述した(式10)に基づき100%に固定されることに起因する。そして、初期輝度Liについて、デューティー比が100%となる輝度以下の相対輝度においては、補償後の輝度劣化率Ld/Liは、有機EL素子OLの輝度劣化率aに一致して0.95で一定となる。
これに対して、相対輝度が、補償後の輝度劣化率Ld/Liが最大となる輝度よりも高い輝度においては、補償後の輝度劣化率Ld/Liは、相対輝度の上昇に伴い、ゆっくりと減少する。これは、輝度劣化補償発光期間Tが、1−T/T=0.5から0に向けてゆっくりと減少していることに起因する。
このように、光センサPsの感度特性に合わせて、光センサPsの設計パラメタ(例えば、センサの大きさ、センサへの照射光量、センサ容量Csの値等)を、目標とする輝度劣化率aを考慮して最適化することにより、輝度劣化補償期間Tを設定することが可能である。一般的には、可能な限り広い輝度範囲において、輝度劣化の補償を可能とすることが望まれるが、補償後の輝度劣化率Ld/Liが最大値をとる相対輝度を低くすると、高輝度における、補償後の輝度劣化率Ld/Liが小さくなる傾向にある。そのため、補償後の輝度劣化率Ld/Liが最大値をとる輝度としては、10%から20%の範囲内に設定することが好ましい。
なお、前述したように、光センサPsは、例えば、フォトダイオードやフォトランジスタ等により構成され得る。一般的に、フォトダイオードは、前述した第2のモデルに近い特性を示す傾向にある。また、フォトランジスタは、前述した第1のモデルと第2のモデルとの中間の特性を示す傾向にある。
また、上記の説明では、図2に示す画素回路110の各トランジスタとして、Pチャネル型のトランジスタを適用した場合を例に説明したが、必ずしも同構成に限定するものではない。具体的な一例として、図2に示す画素回路110の各トランジスタを、Nチャネル型のトランジスタとして構成してもよい。なお、その場合には、各信号の電位の関係を、各トランジスタの特性にあわせて適宜変更すればよいことは言うまでもない。
以上、本実施形態に係る表示装置10における、有機EL素子OLの輝度劣化の補償に係る動作の原理について、図2及び図4を参照しながら、簡単なモデル式に基づき説明した。
<5.まとめ>
以上説明したように、本実施形態に係る表示装置10は、1フレーム中の発光期間Tを、常時発光期間Tと、輝度劣化補償発光期間Tとに分けて制御可能に構成されている。このような構成のもと、表示装置10は、常時発光期間Tにおいて、発光輝度(階調)に応じた有機EL素子OLの輝度制御を行う。また、表示装置10は、当該常時発光期間Tに次いで設けられた輝度劣化補償発光期間Tの長さを制御することで、有機EL素子OLの輝度劣化量に応じて、当該有機EL素子OLの発光量を補正する(即ち、輝度劣化を補償する)。
このような構成により、本実施形態に係る表示装置10は、発光輝度(階調)に応じた有機EL素子OLの輝度制御と、有機EL素子OLの輝度劣化の補償とを独立して制御することが可能となる。即ち、本実施形態に係る表示装置10に依れば、より好適な態様で、有機EL素子OLの輝度設定と、当該有機EL素子OLの輝度劣化量に応じた発光量の補正とを実現することが可能となる。
また、本実施形態に係る表示装置10では、常時発光期間Tの長さを適宜変更することが可能である。そのため、本実施形態に係る表示装置10に依れば、常時発光期間Tの長さを、当該表示装置10の運用形態にあわせて適宜設定することで、所謂疑似輪郭の発生を抑制することが可能となる。
また、本実施形態に係る表示装置10では、光センサPsの感度特性に合わせて、光センサPsの設計パラメタ(例えば、センサの大きさ、センサへの照射光量、センサ容量Csの値等)を適宜調整することで、目標とする輝度劣化率aにあわせて輝度劣化補償期間Tを適宜調整することが可能である。即ち、本実施形態に係る表示装置10に依れば、輝度劣化補償期間Tにおける動作を、当該表示装置10の運用形態にあわせて適宜設定することが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
10 表示装置
100 表示部
110 画素回路
112 走査線
113 補償制御信号線
114 データ線
115 補償用電圧信号線
120 スキャンドライバ
130 データドライバ

Claims (9)

  1. マトリックス状に配置された画素回路を含む表示装置であって、
    前記画素回路は、
    電流量に応じた輝度で発光する発光素子と、
    前記発光素子から出射される光の輝度を検出する光センサと、
    前記発光素子の発光期間中における、当該発光素子を輝度制御のための第1の電圧に応じた輝度で常時発光させる所定の長さの第1の期間とは異なる第2の期間において、印可された第2の電圧と、前記光センサの検出結果とに基づいて、当該発光素子に供給される電流量を制御する、補償制御回路と、
    を備えることを特徴とする、表示装置。
  2. 前記補償制御回路は、
    印可された前記第2の電圧を保持する容量と、
    前記第2の期間において、前記光センサの検出結果と、前記容量に保持された前記第2の電圧とに応じて決定されるゲート電圧に基づき、ソース−ドレイン間を流れる電流量を制御する発光制御トランジスタと、
    を備えることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記容量に保持された前記第2の電圧の放電期間は、前記光センサの検出結果に応じて制御され、
    前記放電期間に基づき、前記第2の期間の長さが制御される、請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記光センサと前記容量とは並列に接続され、
    前記光センサの一方の端子と、前記容量の一方の端子との双方は、前記発光制御トランジスタのゲート端子側に接続され、
    前記第1の期間において前記発光制御トランジスタのゲート端子に印可された前記第2の電圧が、前記容量に保持されることを特徴とする、請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記発光制御トランジスタのゲート端子に対して、前記第2の電圧の印加の有無を切り替えるスイッチング素子を含み、
    前記第1の期間において、前記スイッチング素子がオン状態に制御され、
    前記第2の期間において、前記スイッチング素子がオフ状態に制御されることで、前記発光制御トランジスタのゲート端子がフローティング状態に制御されることを特徴とする、請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記画素回路は、
    ゲート端子に印可される前記第1の電圧に基づき、ソース−ドレイン間を流れる電流量を制御する駆動トランジスタを備え、
    前記発光素子に供給される電流量は、前記駆動トランジスタと、前記補償制御回路とに基づき制御される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の表示装置。
  7. 前記駆動トランジスタは、前記補償制御回路の前段に設けられ、
    前記補償制御回路は、前記駆動トランジスタを介して供給される電流に基づき、前記発光素子に供給される電流量を制御する、請求項6に記載の表示装置。
  8. 電流量に応じた輝度で発光する発光素子と、前記発光素子から出射される光の輝度を検出する光センサとを備えた画素回路が、マトリックス状に配置された表示装置に、画像を表示させるための表示方法であって、
    前記発光素子の発光期間中における、所定の長さの第1の期間において、当該発光素子を輝度制御のための第1の電圧に応じた輝度で常時発光させることと、
    前記第1の期間とは異なる第2の期間において、印可された第2の電圧と、前記光センサの検出結果とに基づいて、当該発光素子に供給される電流量を制御すること、
    を含むことを特徴とする、表示方法。
  9. 電流量に応じた輝度で発光する発光素子と、前記発光素子から出射される光の輝度を検出する光センサとを備えた画素回路が、マトリックス状に配置された表示装置に、画像を表示させるためのプログラムであって、
    前記発光素子の発光期間中における、所定の長さの第1の期間において、当該発光素子を輝度制御のための第1の電圧に応じた輝度で常時発光させることと、
    前記第1の期間とは異なる第2の期間において、印可された第2の電圧と、前記光センサの検出結果とに基づいて、当該発光素子に供給される電流量を制御すること、
    を実行させることを特徴とする、プログラム。

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WO2023202586A1 (zh) * 2022-04-22 2023-10-26 京东方科技集团股份有限公司 像素驱动电路、显示模组及显示装置、智能手表

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