JP2016109347A - アレイモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の薄型化を図り、モジュールの放熱能力を向上させることが可能な、アレイモジュールを得る。【解決手段】アレイモジュールは、(+)面と(+)面に対向する(−)面とを有する第1のヒートパイプ11aと、第1のヒートパイプ11aの(+)面の下部31aに平板41を介在させて設けられた第1のモジュール21aと、(+)面と(+)面に対向する(−)面とを有し、(−)面の下部31bに、第1のヒートパイプ11aの(+)面の上部32aが接合された第2のヒートパイプ11bと、第2のヒートパイプ11bの(+)面の下部31bに平板41を介在させて設けられた第2のモジュール21bとを備えている。【選択図】図1

Description

この発明はアレイモジュールに関し、特に、例えばアレイアンテナなどのアレイモジュールの放熱構造に関するものである。
フェーズドアレイ空中線のアレイ面には、電波を放射する複数のアンテナ素子が配列している。また、当該アレイ面の反対側の面には、アンテナ素子に対応したモジュールが配置されている。当該モジュールは、アンテナ素子の電波放射に伴って発熱する。そのため、モジュールの放熱が必要になる。
例えば特許文献1に記載の従来のフェーズドアレイ空中線においては、アレイ面にアンテナ素子をマトリックス状に配列している。各アンテナ素子に対応してモジュールが設けられている。各モジュールには、モジュールからの発熱を放熱させるために、モジュールに密着させて金属プレートが設けられている。各金属プレートは、アレイ面に対して、左右1対になるように、配置されている。各金属プレートの外端には、ヒートシンクが接合されている。各金属プレートの内部には、U字状のヒートパイプが内包されている。ヒートパイプは、モジュールからの発熱をヒートシンクまで移動させる。ヒートシンクは、回転数を変更可能なブロワで冷却される。こうして、アレイ面におけるモジュールの発熱による温度分布が、アレイ面の中心に対して、水平方向及び垂直方向のいずれにおいても、対称性を有するようにして、モジュールからの熱を放熱する。
特開平11−317618号公報(図1及び図3)
上述したように、フェーズドアレイ空中線においては、アンテナ素子が配列されたアレイ面の反対側の面に、アンテナ素子に対応させて、モジュールが配置されている。アンテナ素子の電波放射に伴って、モジュールは発熱するため、モジュールの放熱が必要になる。
上述したように、特許文献1に記載の従来の放熱方法は、各モジュールに密着させて金属プレートを設け、当該金属プレート内のU字状のヒートパイプを介してヒートシンクまで熱を移動させ放熱させている。
このとき、金属プレートは、アレイ面に対して垂直に配置されるため、アレイ面に垂直な方向の装置の厚さが大きくなってしまうという課題があった。
また、U字型のヒートパイプ内の作動液は、ヒートシンク側で凝縮して、管内の毛細管力にてモジュール側に戻る。そのため、ヒートパイプの熱輸送力は小さい。従って、モジュールの発熱量が増大した場合には、対応できないという課題もあった。
この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、装置の薄型化を図り、モジュールの放熱能力を向上させることが可能な、アレイモジュールを得ることを目的としている。
この発明は、第1の面と前記第1の面に対向する第2の面とを有する第1のヒートパイプと、前記第1のヒートパイプの前記第1の面の下部に設けられた第1のモジュールと、第1の面と前記第1の面に対向する第2の面とを有し、当該第2の面の下部に、前記第1のヒートパイプの前記第1の面の上部が接合された第2のヒートパイプと、前記第2のヒートパイプの前記第1の面の下部に設けられた第2のモジュールとを備えたアレイモジュールである。
この発明は、第1のヒートパイプの作動液溜まり部となる下部に第1のモジュールが配置され、第2の平板型ヒートパイプの作動液溜まり部となる下部に第2のモジュールが配置されている。そのため、各ヒートパイプにおいて常にボトムヒートの状態になる。その結果、各ヒートパイプ11a,11bは良好に動作し、放熱能力が向上する。また、複数のヒートパイプを接続することにより、各ヒートパイプの厚さを薄くすることができ、装置の薄型化が図れる。
この発明の実施の形態1に係るアレイモジュールの構成を示した図である。 この発明の実施の形態2に係るアレイモジュールの構成を示した図である。 この発明の実施の形態3に係るアレイモジュールの構成を示した図である。 この発明の実施の形態4に係るアレイモジュールの構成を示した図である。 この発明の実施の形態5に係るアレイモジュールの構成を示した図である。 この発明の実施の形態6に係るアレイモジュールの構成を示した図である。 この発明の実施の形態7に係るアレイモジュールの構成を示した図である。 この発明の実施の形態7に係るアレイモジュールの構成を示した図である。 この発明の実施の形態8に係るアレイモジュールの構成を示した図である。 この発明の実施の形態9に係るアレイモジュールの構成を示した図である。 この発明の実施の形態10に係るアレイモジュールの構成を示した図である。
以下、この発明に係るアレイモジュールの実施の形態について図に基づいて説明する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係るアレイモジュールの構成を、図1(a)、(b)、(c)に示す。図1(a)は、アレイモジュールに設けられた平板型ヒートパイプ11の接続部を示した斜視図である。図1(b)及び(c)は、それぞれ、アレイモジュールに設けられたモジュール21の位置を示した斜視図及び側面図である。
図1に示すように、垂直方向(すなわち、重力方向)をz軸、水平方向をx軸およびy軸とする。x軸、y軸、及び、z軸は、互いに直交している。図1(c)に示すように、実施の形態1に係るアレイモジュールは、複数の平板型ヒートパイプ11と、複数のモジュール21と、平板型ヒートパイプ11とモジュール21との間に介在する平板41と、アレイモジュールの最上端に設けられた放熱フィン51とから構成されている。
図1(a)に示すように、複数の平板型ヒートパイプ11は、重力方向(z軸の−z方向)に並んで縦に配置されている。ここでは、下から順に、第1の平板型ヒートパイプ11a、第2の平板型ヒートパイプ11b、及び、第3の平板型ヒートパイプ11cと呼ぶこととする。平板型ヒートパイプ11a〜11cは角管となっているが、第3の平板型ヒートパイプ11cの上部32cだけが円管になっている。また、平板型ヒートパイプ11a〜11cは、それぞれ、2本ずつ設けられている。
ここで、平板型ヒートパイプ11a〜11cにおいて、x軸の+x方向を法線とする面を(+)面、x軸の−x方向を法線とする面を(−)面とする。このとき、図1に示すように、第1の平板型ヒートパイプ11aの上部32aの(+)面の一部と、第2の平板型ヒートパイプ11bの下部31bの(−)面の一部とが接合されている。同様に、第2の平板型ヒートパイプ11bの上部32bの(+)面の一部と第3の平板型ヒートパイプ11cの下部31cの(−)面の一部とが接合されている。このようにして、平板型ヒートパイプ11a〜11cは、重力方向に、順に連結されている。
第1及び第2の平板型ヒートパイプ11a,11bは、同じ形状を有している。従って、ここでは、第1の平板型ヒートパイプ11aを例に挙げて説明し、第2の平板型ヒートパイプ11bについては説明を省略する。
第1の平板型ヒートパイプ11aは、角管から形成されており、断面は中空の矩形形状となっている。ここで、矩形とは、長方形、正方形、および、平行四辺形を含む。これらの形状のうち、断面形状を長方形にした場合、ヒートパイプ11の厚さを薄くすることができ、且つ、ヒートパイプ同士の接合面を大きくでき、接合部に生じる熱抵抗を抑制することができる。そのため、断面を長方形にすることが望ましい。
また、第1の平板型ヒートパイプ11aの内部は、z軸方向に延びる中空になっている。この中空の内部に、作動液が注入されている。第1の平板型ヒートパイプ11aの上端および下端は閉じているため、作動液が外に漏れることはない。
また、図1(a)に示すように、第1の平板型ヒートパイプ11aは、曲げ加工が施されている。すなわち、第1の平板型ヒートパイプ11aは、中央部分が屈曲されている。そのため、第1の平板型ヒートパイプ11aは、平板状の下部31aと、傾斜状の中央部33aと、平板状の上部32aとの、3つの部分から構成されている。
第1の平板型ヒートパイプ11aは曲げ加工により、図1(c)に示されるように、下部31aに対して、上部32aが、−x方向にシフトされている。その結果、x軸方向において、下部31aの(−)面の位置と、上部32aの(+)面の位置とが、揃っている。従って、x軸方向において、下部31aと上部32aの(+)面どうしを比較した場合、これらの面の位置の差は、ちょうど、第1の平板型ヒートパイプ11aのx軸方向の厚さ分となっている。このように、x軸方向において、下部31aの(−)面の位置と上部32aの(+)面の位置とが同じになるように、中央部33aを屈曲させる。これにより、第1の平板型ヒートパイプ11aと第2の平板型ヒートパイプ11bとを接合した場合、x軸方向において、第1の平板型ヒートパイプ11aの下部31aの(+)面の位置と、第2の平板型ヒートパイプ11bの下部31bの(+)面の位置とが同じになり、これらの面は同一平面上に並ぶことになる。
第3の平板型ヒートパイプ11cは、中央で屈曲することなく、全体が平板状の角管から構成されている。ただし、第3の平板型ヒートパイプ11cの上部32cだけは円管になっている。従って、下部31cの断面は中空の矩形形状であるが、上部32cの断面は円環形状を有している。第3の平板型ヒートパイプ11cの内部は、z軸方向に延びる中空になっている。この中空の内部に、作動液が注入されている。第3の平板型ヒートパイプ11cの上端および下端は閉じているため、作動液が外に漏れることはない。第3の平板型ヒートパイプ11cの上部32cには、放熱フィン51が設置されている。放熱フィン51は、複数枚の薄い平板を積層して形成されている。各平板の間は空隙があり、互いに離間している。この空隙に空気が流れ、放熱フィン51に伝導されてきた熱が空冷される。放熱フィン51には、第3のヒートパイプの上部32cの外径に合わせて、複数の貫通孔が設けられている。放熱フィン51の貫通孔に、−z方向から、第3の平板型ヒートパイプ11cの上部32cが挿入されている。上部32cは、放熱フィン51の上面から+z方向に突き出している。放熱フィン51と第3のヒートパイプ11cの上部32cとの接合は、圧入による接合、あるいは、かしめによる接合、または、ロウ付け、はんだ、熱伝導性の良好なグリースや接着材を使用した接着でもよい。
なお、第2の平板型ヒートパイプ11bと後述する第3の平板型ヒートパイプ11cとを接合した場合、第2の平板型ヒートパイプ11bに曲げ加工が施されているので、x軸方向において、第2の平板型ヒートパイプ11bの下部31bの(+)面の位置と、第3の平板型ヒートパイプ11cの下部31cの(+)面の位置とが揃っており、これらの面は同一平面上に並ぶことになる。
以上のことから、x軸方向において、第1、第2、第3の平板型ヒートパイプ11a、11b、11cの下部31a、31b、31cの(+)面の位置は一致しており、これらの3つの面はすべて平面上に並んでいる。
従って、これらの(+)面と平板41の(−)面とを接合することができる。平板41は、図1(b),(c)に示すように、平坦な平板から構成されている。平板41の(+)面には、複数のモジュール21が設けられている。ここでは、下から順に、第1のモジュール21a、第2のモジュール21b、及び、第3のモジュール21cと呼ぶこととする。各モジュール21a、21b、21cは、発熱体である。
図1(b)に示すように、z軸方向において、各モジュール21a、21b、21cの位置は、各平板型ヒートパイプ11の下部31a、31b、31cの位置に対応している。このように、各モジュール21a、21b、21cは、平板41を介在させて、各平板型ヒートパイプ11の下部31a、31b、31cに接合されている。なお、平板41は、必ずしも設ける必要はなく、省略可能である。
このとき、平板型ヒートパイプ11同士の接合は、ネジ止め等、周囲から圧力を負荷して固定する。さらに、当該接合部に、熱伝導性の良好なグリース、シート、接着剤を使用すれば、更に良い。また、接合部での熱抵抗をさらに低減するために、ロウ、はんだを使って接合してもよい。
平板41は、熱伝導性の良好なアルミ、銅、鉄などの金属製である。平板41と平板型ヒートパイプ11との接合には、ネジ止め等、周囲から圧力を負荷して固定する方法がよい。また、接合部に、熱伝導性の良好なグリース、シート、接着剤を使用すれば、更に良い。また、接合部での熱抵抗をさらに低減するために、ロウ、はんだを使って接合してもよい。
なお、モジュール21a、21b、21cは、熱伝導性の良好なグリース、シート、接着剤を使用して、平板41に接合される。
次に、実施の形態1に係るアレイモジュールの動作について説明する。上述したように、各平板型ヒートパイプ11a、11b、11cの下部31a、31b、31cには、平板41を介して、モジュール21a、21b、21cが接合されている。これらの下部31a、31b、31cは、通常時は、作動液が溜まっており、作動液溜まり部となっている。モジュール21a、21b、21cから発熱があった場合に、これらの下部31a、31b、31cは、作動液の蒸発部として作用する。一方、各平板型ヒートパイプ11a、11b、11cの上部32a、32b、32cは、作動液の凝縮部として作用する。
具体的に説明する。第1のモジュール21aは、平板41を介して、第1の平板型ヒートパイプ11aの下部31aに設置されている。そのため、第1のモジュール21aからの受熱によって第1の平板型ヒートパイプ11a内の作動液は、第1の平板型ヒートパイプ11aの下部31aで蒸発し、第1の平板型ヒートパイプ11a内を通って、上部32aへ移動する。このとき、第1の平板型ヒートパイプ11aの上部32aの(+)面は、第2のヒートパイプ11bの下部31bの(−)面と接合している。そのため、当該接合面を介して、第1の平板型ヒートパイプ11aから第2の平板型ヒートパイプ11bへ熱が伝わる。また、第1の平板型ヒートパイプ11a内の作動液は、第1の平板型ヒートパイプ11a内の上部32aで冷却され、凝縮する。こうして凝縮した作動液は、重力(−z方向)の作用によって、第1の平板型ヒートパイプ11aの下部31aへ戻る。こうして、第1の平板型ヒートパイプ11a内では作動液の循環流れが生じる。
次に、第2の平板型ヒートパイプ11bの下部31bの(−)面は、第1の平板型ヒートパイプ11aの上部32aの(+)面に接合されている。この接合部を介して、第1のモジュール21aからの熱が、第2の平板型ヒートパイプ11bの下部31bに入熱される。さらに、下部31bの(+)面には、平板41を介して、第2のモジュール21bからの熱が入熱される。このように、第2の平板型ヒートパイプ11bの下部31bには、(+)面と(−)面からの入熱がある。こうして、第2の平板型ヒートパイプ11b内で蒸発した作動液は、第2の平板型ヒートパイプ内の上部32bへ移動する。
第2の平板型ヒートパイプ11bの上部32bの(+)面は、第3の平板型ヒートパイプ11cの下部31cの(−)面と接合されている。したがって、当該接合面を介して、第2の平板型ヒートパイプ11bから第3の平板型ヒートパイプ11cへ熱が伝わる。これにより、第2の平板型ヒートパイプ11b内の作動液は、第2の平板型ヒートパイプの上部32bで凝縮して、重力(−z方向)の作用によって、第2の平板型ヒートパイプ11bの下部31bへ戻る。こうして、第3の平板型ヒートパイプ11cの下部31cの(−)面には、第2の平板型ヒートパイプ11bを介して、第1のモジュール21aおよび第2のモジュール21bからの熱が入熱される。
さらに、第3の平板型ヒートパイプ11cの下部31cの(+)面には、平板41を介して、第3のモジュール21cからの熱が入熱される。
これらの入熱により、第3の平板型ヒートパイプ11c内の作動液は蒸発し、第3の平板型ヒートパイプ内の上部32cへと移動する。そして、第3の平板型ヒートパイプ11c内の作動液は、第3の平板型ヒートパイプ11cの上部32cにある放熱フィン51に空気を流すことで空冷され、第3の平板型ヒートパイプ11c内の上部32cで凝縮されて、第3の平板型ヒートパイプ11cの下部31cへ戻る。
一般的にヒートパイプは、z方向に長いヒートパイプを連続したものとして製造するのは非常に困難であり、z方向の長さが長い場合、ヒートパイプ内において、熱を下側から上側へ熱輸送する能力も低下する。また、図示しないが、1本の長いヒートパイプに、板41を介して、第1のモジュール21a、第2のモジュール21b、第3のモジュール21cを配置した場合、一番上側に位置する第3のモジュール21cはヒートパイプ内の作動液不足による温度上昇が懸念される。そのため、本実施の形態では、モジュール毎にヒートパイプを分散させて、且つ、作動液の液溜まり部にモジュールを配置したヒートパイプを2本以上接着したので、ヒートパイプを確実に動作させることができる。
また、本実施の形態では、複数の平板型ヒートパイプを接合しているため、x方向の厚みを抑えられるメリットがある。
また、本実施の形態では、第1のモジュール21a、第2のモジュール21b、第3のモジュール21cが同じ側(図では(+)面)に配置されているため、モジュールのメンテナンス性も向上する。
なお、図1では、3つのヒートパイプ11を接着しているが、ヒートパイプ11は2つ以上あれば、本実施の形態は成立する。そのため、ヒートパイプ11は、2以上の任意の個数でよい。
以上のように、本実施の形態に係るアレイモジュールは、(+)面(第1の面)とそれに対向する(−)面(第2の面)とを有する第1の平板型ヒートパイプ11aと、第1の平板型ヒートパイプ11aの(+)面の下部31aに設けられた第1のモジュール21aと、(+)面(第1の面)とそれに対向する(−)面(第2の面)とを有し、当該(−)面の下部31bに、第1の平板型ヒートパイプ11aの(+)面の上部32aが接合された第2の平板型ヒートパイプ11bと、第2の平板型ヒートパイプ11bの(+)面の下部31bに設けられた第2のモジュール21bとを備えている。
すなわち、第1の平板型ヒートパイプ11aの作動液溜まり部に第1のモジュール21aが配置され、第2の平板型ヒートパイプ11bの作動液溜まり部に第2のモジュール21bが配置されている。そのため、各ヒートパイプ11a,11bにおいて、発熱体であるモジュール21a,21bが常に作動液溜まり部に位置するボトムヒートの状態になる。その結果、各ヒートパイプ11a,11bは良好に動作し、動作不良を防止することができる。また、複数のヒートパイプ11a,11bを接続することにより、各ヒートパイプの厚さを抑制でき、かつ、複数のモジュール21a,21bの熱を、上側のヒートパイプ11bで放熱することができる。さらに、ヒートパイプ11a,11bに対して、モジュール21a,21bを同じ側に配置できるため、モジュール21a,21bのメンテナンス性が向上する。
また、本実施の形態では、第1の平板型ヒートパイプ11aの(+)面(第1の面)と第1のモジュール21aとの間、および、第2の平板型ヒートパイプ11bの(+)面(第1の面)と第2のモジュール21bとの間に、金属板からなる平板41を介在させる構成にした。平板41を設けることにより、モジュールからヒートパイプへの熱伝導性が向上する。また、本実施の形態においては、複数のヒートパイプを連結させた連結体を用いているため、1本のヒートパイプを用いる場合に比べて、熱輸送能力が高いという利点がある。しかしながら、その一方で、1本のヒートパイプを用いる場合に比べて、接合部が剥がれるなどの強度の面の問題がある。そのため、本実施の形態では、1枚の板から構成された平板41を、連結された複数のヒートパイプに共通に接合させたため、ヒートパイプの連結体の耐久性が向上する。
また、本実施の形態では、最上部の平板型ヒートパイプ11cの上部32cに放熱フィン51を設けた。本構成によれば、すべてのモジュール21で発生した熱をまとめて、最上部の平板型ヒートパイプ11cの上部から、放熱フィン51により放熱することができる。そのため、他の平板型ヒートパイプ11a、11bには放熱フィンを設ける必要はなく、省スペースになる。なお、図1の例では、平板型ヒートパイプを3つ設けているが、ヒートパイプ11a,11bの2つのみを設けた場合には、ヒートパイプ11bの上部32bに放熱フィン51を設けることとなる。
また、本実施の形態では、第1の平板型ヒートパイプ11aと第2の平板型ヒートパイプ11bの断面形状を矩形にした。本構成によれば、ヒートパイプ11a,11bの接合面積を増加できるため、接合部に生じる熱抵抗を抑制できる。
平板型ヒートパイプ11a〜11cは、それぞれ2本ずつ設けられているが、モジュール21の発熱量に応じて、適宜、任意の本数に設定してよい。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2によるアレイモジュールの構成を図2(a),(b),(c)に示す。図2(a),(b)は斜視図、図2(c)は側面図である。
図2に示すように、本実施の形態におけるアレイモジュールの構成は、図1に示した実施の形態1と基本的に同じである。以下では、実施の形態1と異なる点だけを説明し、実施の形態1と同じ構成及び動作については、説明を省略する。
上述した実施の形態1では、図1(c)に示すように、平板型ヒートパイプ11a,11bの傾斜状の中央部33a,33bの(+)面と平板41との間に隙間があった。
本実施の形態では、平板型ヒートパイプ11a,11bの傾斜状の中央部33a,33bの(+)面と平板42との間に隙間が無いように、平板42に凹凸を設けている。従って、本実施の形態の平板42の(−)面の形状は、図2(b)に示されるように、組み合わされた状態の平板型ヒートパイプ11a,11b,11cの各(+)面の形状に密着する相補形状となっている。これにより、図2(c)に示すように、平板型ヒートパイプ11a,11b,11cの(+)面と平板42の(−)面とは、隙間がなく、全面で互いに密着している。
なお、平板42の材質は、実施の形態1の平板41と同じでよい。すなわち、平板42は、熱伝導性の良好なアルミ、銅、鉄などの金属製である。また、実施の形態1と同様に、平板42と平板型ヒートパイプ11との接合には、ネジ止め等、周囲から圧力を負荷して固定する方法がよい。また、接合部に、熱伝導性の良好なグリース、シート、接着剤を使用すれば、更に良い。また、接合部での熱抵抗をさらに低減するために、ロウ、はんだを使って接合してもよい。
また、モジュール21a、21b、21cは、実施の形態1と同様に、熱伝導性の良好なグリース、シート、接着剤を使用して、平板42に接合される。
他の構成および動作は、実施の形態1と同じである。
以上のように、本実施の形態においても、上述した実施の形態1と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施の形態においては、平板42を、各平板型ヒートパイプ11a,11b,11cの(+)面の形状に合わせた相補形状としたため、平板型ヒートパイプ11a,11bの傾斜状の中央部33a,33bの(+)面からも、平板42を介して、モジュール21の熱が入熱することになる。従って、平板型ヒートパイプ11の伝熱面積が増加し、各平板型ヒートパイプ11のz軸方向の熱輸送能力が増加する。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3によるアレイモジュールの構成を図3(a)、(b)、(c)に示す。図3(a)はヒートパイプの接続部を示した斜視図、図3(b)、(c)はモジュールの位置を示した斜視図と側面図である。
上記の実施の形態1、2では、曲げ加工を施した平板型のヒートパイプ11を対象にしていたのに対して、本実施の形態では、図3に示すように、曲げ加工を施さない平板型ヒートパイプ11Aを使用している。従って、第1、第2の平板型ヒートパイプ11Aa、11Abは、平板状の下部31aと、平板状の上部32aとの、2つの部分から構成されている。他の構成については、実施の形態1と同じである。
本実施の形態では、曲げ加工を施さないため、第1の平板型ヒートパイプ11aの下部31a、第2の平板型ヒートパイプ11bの下部31b、第3の平板型ヒートパイプ11cの下部31cの各(+)面の位置が一致していない。そこで、平板43において、平板型ヒートパイプ11Aとの接合面側である(−)面を階段状の相補形にしている。一方、平板43の(+)面は、平面にしている。平板43は、熱伝導性の良好なアルミ、銅、鉄などの金属製である。
この構成によれば、各平板型ヒートパイプ11Aa、11Ab、11Acの下部31a、31b、31cの(+)面のx軸方向の位置が揃っていなくても、板43を階段状にしているため、全ての平板型ヒートパイプ11Aと板43とを密着させて接合することができる。これにより、モジュール21の熱を、対応するヒートパイプ11Aの下部31に確実に入熱できる。
また、平板43のモジュール21の設置面である(+)面を平面にしており、第1のモジュール21a、前記第2のモジュール21b、前記第3のモジュール21cが同一面に配置されているため、モジュール21のメンテナンス性も向上する。
さらに、実施の形態1、2に示した曲げ加工を施した平板型ヒートパイプ11は、曲げ加工の分だけ、熱輸送能力の低下や加工コストの増加が懸念されるが、本実施の形態によれば、曲げ加工しない平板型ヒートパイプ11Aを使用しているため、熱輸送能力の低下や加工コストの増加を防げることができる。
以上のように、本実施の形態においても、基本的に、上述した実施の形態1と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施の形態においては、曲げ加工しない平板型ヒートパイプ11Aを使用しているため、熱輸送能力を向上させ、かつ、加工コストを低く抑えることができる。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4によるアレイモジュールの構成を図4(a)、(b)、(c)に示す。図4(a)はヒートパイプの接続部を示した斜視図、図4(b)、(c)はモジュールの位置を示した斜視図及び側面図である。
上述した実施の形態3では、曲げ加工を施さない平板型ヒートパイプ11Aを使用するため、平板43のx軸方向の最大厚さは増加する。すなわち、図3(b)に示すように、第1の平板型ヒートパイプ11Aaの下部31aの(+)面に接合される部分の平板43の厚みは、平板型ヒートパイプ11Aの厚さの2倍以上になる。
そのため、本実施の形態では、図4(c)に示すように、最上部の平板型ヒートパイプ11Bcに曲げ加工を施す。他の平板型ヒートパイプ11Aa、11Abには曲げ加工は施さない。これにより、第1、第2、第3の平板型ヒートパイプ11Aa、11Ab、11Bcは、z軸方向に対して、傾斜して設けられることになる。
また、平板型ヒートパイプ11Aa,11Ab、11Bcと接合する平板44の(−)面は、傾斜したヒートパイプ11Aa,11Ab、11Bcの形状に合わせて、くさび形状にしている。これにより、図4(c)に示されるように、平板44の厚さは下方に向けて徐々に薄くなっている。また、平板型ヒートパイプ11Aa,11Ab、11Bcの(+)面と平板44の(−)面とは密着する。
他の構成及び動作については、実施の形態3と同じであるため、ここではその説明は省略する。
曲げ加工を施した平板型のヒートパイプは熱輸送能力の低下や加工コストの増加が懸念されるが、本実施の形態によれば、最上部の平板型ヒートパイプのみを曲げ加工する必要があるが、それ以外は、曲げ加工を施さない平板型のヒートパイプの使用が可能になるため、熱輸送能力の低下を抑制でき、ヒートパイプ構造のx方向の最大厚さを抑制できる。
以上のように、本実施の形態においても、基本的に、上述した実施の形態1と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施の形態においては、曲げ加工しない平板型ヒートパイプ11Aを使用しているため、上記の実施の形態3と同様に、熱輸送能力を向上させ、かつ、加工コストを低く抑えることができる。また、本実施の形態においては、平板44を、各平板型ヒートパイプ11Aa、11Ab、11Bcの(+)面の形状に合わせた相補形状としたため、平板型ヒートパイプ11Aa、11Ab、11Bcの(+)面全体から、平板44を介して、モジュール21a、21b、21cの熱が入熱することになる。従って、平板型ヒートパイプ11Aの伝熱面積が増加し、各平板型ヒートパイプ11Aのz軸方向の熱輸送能力が増加する。また、平板44をくさび形状にして下方に向けて徐々に薄くなるようにしたので、平板44のx方向の最大厚さを抑えることができる。
実施の形態5.
この発明の実施の形態5によるアレイモジュールの構成を図5(a)、(b)、(c)に示す。図5(a)はヒートパイプの接続部を示した斜視図、図5(b)、(c)はモジュールの位置を示した斜視図及び側面図である。
上述した実施の形態1〜4では、平板型ヒートパイプを対象にしていたが、本実施の形態では、図5に示すように、円管型ヒートパイプを使用している。図5は、図1の構成の平板型ヒートパイプの代わりに、円管型ヒートパイプを使用した場合を図示している。なお、図1では、平板型ヒートパイプが2本ずつ設けられているが、図5では、それらの平板型ヒートパイプと同等の断面積を確保するため、円管型ヒートパイプが5本ずつ設けられている。しかしながら、この本数は、モジュール21の発熱量に応じて、適宜、任意に設定してよい。
図5において、垂直方向をz軸、水平方向をx軸およびy軸とする。x軸、y軸、及び、z軸は、互いに直交している。図5(c)に示すように、実施の形態5に係るアレイモジュールは、複数の円管型ヒートパイプ12と、複数のモジュール21と、円管型ヒートパイプ12とモジュール21との間に設けられた平板41と、アレイモジュールの最上端に設けられた放熱フィン51とから構成されている。
図5(a)に示すように、複数の円管型ヒートパイプ12は、重力方向(z軸の−z方向)に、縦に、並んで配置されている。ここでは、下から順に、第1の円管型ヒートパイプ12a、第2の円管型ヒートパイプ12b、及び、第3の円管型ヒートパイプ12cと呼ぶこととする。円管型ヒートパイプ12a〜12cはすべて単一の円管から構成されている。
ここで、円管型ヒートパイプ12a〜12cにおいて、x軸の+x方向を法線とする面を(+)面、(+)面の反対側になるx軸の−x方向を法線とする面を(−)面とする。このとき、図5に示すように、第1の円管型ヒートパイプ12aの上部32aの(+)面の一部と、第2の円管型ヒートパイプ12bの下部31bの(−)面の一部とが接合している。同様に、第2の円管型ヒートパイプ12bの上部32bの(+)面の一部と第3の円管型ヒートパイプ12cの下部31cの(−)面の一部とが接合している。
第1及び第2の円管型ヒートパイプ12a,12bは、同じ形状を有している。従って、ここでは、第1の円管型ヒートパイプ12aを例に挙げて説明し、第2の円管型ヒートパイプ12bについては説明を省略する。第1の円管型ヒートパイプ12aは、単一の円管から形成されており、内部は、z軸方向に延びる中空になっている。図5(a)に示すように、第1の円管型ヒートパイプ12aは、曲げ加工が施されている。具体的には、第1の円管型ヒートパイプ12aは、中央部分が屈曲されている。そのため、第1の円管型ヒートパイプ12aは、棒状の下部31aと、傾斜状の中央部33aと、棒状の上部32aとの、3つの部分を含む。
また、図5(c)に示されるように、x軸方向において、下部31aの(−)面の位置と、上部32aの(+)面の位置とが、同じになっている。すなわち、x軸方向において、下部31aと上部32aの(+)面どうしを比較した場合、これらの面の位置の差は、ちょうど、第1の円管型ヒートパイプ12aのx軸方向の厚さ(外径)分となっている。このように、x軸方向において、下部31aの(−)面の位置と上部32aの(+)面の位置とが同じになるように、中央部33aを屈曲させる。これにより、第1の円管型ヒートパイプ12aと第2の円管型ヒートパイプ12bとを接合した場合、x軸方向において、第1の円管型ヒートパイプ12aの下部31aの(+)面の位置と、第2の円管型ヒートパイプ12bの下部31bの(+)面の位置とが同じになり、これらの面は同一平面上に並ぶことになる。
第3の円管型ヒートパイプ12cは、中央で屈曲することなく、全体が、直線状に延びた、単一の円管から構成されている。第3の円管型ヒートパイプ12cの内部は、z軸方向に延びる中空になっている。第3の円管型ヒートパイプ12cの上部32cには、放熱フィン51が設置されている。放熱フィン51は、複数枚の薄い平板を積層して形成されている。各平板の間は空隙があり、互いに離間している。この空隙に空気が流れ、放熱フィン51に伝導されてきた熱が空冷される。放熱フィン51には、第3のヒートパイプ12cの上部32cの外径に合わせて、複数の貫通孔が設けられている。放熱フィン51の貫通孔に、−z方向から、第3の円管型ヒートパイプ12cの上部32cが挿入されている。上部32cは、放熱フィン51の上面から+z方向に突き出している。放熱フィン51と第3のヒートパイプ11cの上部32cとの接合は、圧入による接合、あるいは、かしめによる接合、または、ロウ付け、はんだ、熱伝導性の良好なグリースや接着材を使用した接着でもよい。
なお、第2の円管型ヒートパイプ12bと後述する第3の円管型ヒートパイプ12cとを接合した場合、第2の円管型ヒートパイプ12bに曲げ加工が施されているので、x軸方向において、第2の円管型ヒートパイプ12bの下部31bの(+)面の位置と、第3の円管型ヒートパイプ12cの下部31cの(+)面の位置とが同じになり、これらの面は同一平面上に並ぶことになる。
以上のことから、x軸方向において、第1、第2、第3の円管型ヒートパイプ12a、12b、12cの下部31a、31b、31cの(+)面の位置は一致しており、これらの3つの面はすべて平面上に並んでいる。
従って、これらの(+)面と平板41の(−)面とを接合することができる。平板41は、図1(b),(c)に示すように、平坦な平板から構成されている。平板41の(+)面には、複数のモジュール21が設けられている。ここでは、下から順に、第1のモジュール21a、第2のモジュール21b、及び、第3のモジュール21cと呼ぶこととする。各モジュール21a、21b、21cは、発熱体である。
図1(b)に示すように、z軸方向において、各モジュール21a、21b、21cの位置は、各円管型ヒートパイプ12の下部31a、31b、31cの位置に対応している。このように、各モジュール21a、21b、21cは、平板41を介在させて、各円管型ヒートパイプ12の下部31a、31b、31cに接合されている。なお、平板41は、必ずしも設ける必要はなく、省略可能である。
このとき、円管型ヒートパイプ12同士の接合は、ネジ止め等、周囲から圧力を負荷して固定する。さらに、当該接合部に、熱伝導性の良好なグリース、シート、接着剤を使用すれば、更に良い。また、接合部での熱抵抗をさらに低減するために、ロウ、はんだを使って接合してもよい。
平板41は、熱伝導性の良好なアルミ、銅、鉄などの金属製である。平板41と円管型ヒートパイプ12との接合には、ネジ止め等、周囲から圧力を負荷して固定する方法がよい。また、接合部に、熱伝導性の良好なグリース、シート、接着剤を使用すれば、更に良い。また、接合部での熱抵抗をさらに低減するために、ロウ、はんだを使って接合してもよい。
なお、モジュール21a、21b、21cは、熱伝導性の良好なグリース、シート、接着剤を使用して、平板41に接合される。
動作は、平板型ヒートパイプを使用した実施の形態1と同じであるので、説明は省略する。
本実施の形態によれば、円管型ヒートパイプは平板型ヒートパイプよりも入手が容易であることから、ヒートパイプ構造の製造コストが抑えられるメリットがある。
また、図5は、上述した図1に示した実施の形態1の構成に、本実施の形態の円管型ヒートパイプを適用させた場合を図示しているが、実施の形態2〜4の場合についても、円管型ヒートパイプを使用できるのは言うまでもないため、ここでは、図示および説明を省略する。
以上のように、本実施の形態においても、基本的に、上述した実施の形態1と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施の形態においては、円管型ヒートパイプを用いるようにしたので、円管型ヒートパイプは平板型ヒートパイプよりも入手が容易であることから、ヒートパイプ構造の製造コストが抑えられるメリットがある。
実施の形態6.
この発明の実施の形態6によるアレイモジュールの構成を図6(a)、(b)、(c)に示す。図6(a)はヒートパイプの接続部を示した斜視図、図6(b)、(c)はモジュールの位置を示した斜視図及び側面図である。これまでの実施の形態1〜4では、平板型ヒートパイプを対象にしていたが、本実施の形態では、実施の形態5と同様に、円管型ヒートパイプを使用している。
本実施の形態においては、基本的に、上述した実施の形態5と同じ構成であるが、支持部材61を設けた点だけが実施の形態5と異なる。
すなわち、本実施の形態では、図6に示すように、実施の形態5の第1の円管型ヒートパイプ12aの上部32aの(+)面と第2の円管型ヒートパイプ12bの下部31bの(−)面との間に支持部材61aを介在させている
同様に、第2の円管型ヒートパイプ12bの上部32bと第3の円管型ヒートパイプ12cの下部31cとの間に支持部材61bを介在させている。
他の構成および動作については、実施の形態5と同じであるため、ここではその説明は省略する。
支持部材61a、61bは、熱伝導性の良好な金属製あるいは樹脂製である。支持部材61と円管型ヒートパイプ12とは、熱伝導性の良好なグリース、シート、接着剤の他、ロウ、はんだによって固定されている。
本実施の形態によれば、円管型ヒートパイプ12と支持部材61とを接合する構成としたため、上述した実施の形態5で示した2つの円管型ヒートパイプを直接接合する場合に比べて、加工性が向上する。また、接合面積が増加することから、2つの円管型ヒートパイプの間に生じる温度差が抑えられるメリットがある。
さらに、支持部材61a、61bの円管型ヒートパイプ12と接合する面を、円管型ヒートパイプ12の形状に合わせて、図6に示すように溝加工すれば、接合時の加工性がさらに向上する。また、支持部材61と円管型ヒートパイプ12との接触面積がさらに増加するため、支持部材61を介して接合した2つの円管型ヒートパイプ12間で生じる温度を抑えられる。
以上のように、本実施の形態においても、基本的に、上述した実施の形態1と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施の形態においては、円管型ヒートパイプを用いるようにしたので、実施の形態5と同様に、円管型ヒートパイプは平板型ヒートパイプよりも入手が容易であることから、ヒートパイプ構造の製造コストが抑えられるメリットがある。また、本実施の形態においては、ヒートパイプ12どうしを、支持部材61を挟んで接合するようにした。これにより、ヒートパイプ12が円管型であっても、接合時の加工性を向上させることができる。また、支持部材61が各ヒートパイプ12に密着していることから、各ヒートパイプ12間に生じる温度差を抑制することができる。
実施の形態7.
この発明の実施の形態7によるアレイモジュールの構成を図7(a)、(b)に示す。図7(a)は斜視図、図7(b)は側面図である。上述した実施の形態1〜6では、モジュール21は熱伝導性の良好な平板を介在させてヒートパイプに接合していたが、ヒートパイプの平板との接合面である(+)面と反対側の(−)面では、ヒートパイプが剥き出しになっている。そこで、本実施の形態では、ヒートパイプが剥き出しにならないように、背板を設ける構成とした。
本実施の形態は、上述した実施の形態1〜6のいずれにも適用可能であるが、以下では、実施の形態1の構成に本実施の形態の構成を適用させた場合を例に挙げて説明する。
本実施の形態では、平板型ヒートパイプ11において、平板41と接合する(+)面の反対側の(−)面に対して、背板71を接合する。背板71のヒートパイプ11と接合する側は、平面で良い。あるいは、x方向の厚みを抑えるため、予めヒートパイプ形状に合わせて凹凸になってもよい。また、背板71は、熱伝導性の良好なアルミ、銅、鉄などの金属製が望ましいが、樹脂製でもいい。平板41と背板71との接合には、ネジ止め等周囲から圧力を負荷して固定する方法がよいが、接合部に熱伝導性の良好なグリース、シート、接着剤を使用すれば、更に良い。また、接合部での熱抵抗をさらに低減するために、ロウ、はんだを使って接合してもよい。
他の構成および動作については、実施の形態1〜6のいずれかと同じであるため、ここでは、その説明を省略する。
このように、本実施の形態によれば、平板41および背板71により、ヒートパイプ11を周囲から覆っているため、ヒートパイプ11の耐久性が向上する。
また、例えば、図8(a)、(b)に、上述した実施の形態4の傾斜したヒートパイプの場合を対象にした場合を示す。接合したヒートパイプにおいて、板44と接合する方向の反対側の方向から背板74を接合している。このように、本実施の形態は、これまで述べた実施の形態1〜6のいずれの場合についても適用できる。
以上のように、本実施の形態においても、基本的に、上述した実施の形態1と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施の形態においては、各ヒートパイプ11の(−)面における外部に露出している面に対して、共通の背板(平板)71,74を接合するようにしたので、ヒートパイプ11が板41,71または44,74で囲われる形状になるため、連結されたヒートパイプ全体の耐久性が向上する。
実施の形態8.
この発明の実施の形態8によるアレイモジュールの構成を図9(a)、(b)に示す。図9(a)は斜視図、図9(b)は側面図である。上述した実施の形態1〜7では、ヒートパイプとモジュールとの間に1枚の平板(例えば、図1の平板41参照)を挟めていたが、本実施の形態では、図9に示すように、各ヒートパイプ11の下部31の(+)面に、直接、モジュール21を接合している。ヒートパイプ11とモジュール21との接合は、熱伝導性の良好なグリース、シート、接着剤を使用して、前記ヒートパイプに接合される。
なお、図9は、実施の形態1の構成に、本実施の形態を適用させた例を示しているが、本実施の形態は、実施の形態2〜7のいずれにも適用可能であることは言うまでもないので、それらの実施の形態に本実施の形態を適用された例については図示を省略する。
本実施の形態によれば、ヒートパイプ11とモジュール21との間に平板41を使用しないので、x方向の厚さを抑えられる他、加工コストを抑制することができる効果がある。
以上のように、本実施の形態においても、基本的に、上述した実施の形態1と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施の形態においては、ヒートパイプ11とモジュール21との間に平板41を使用しないので、x方向の厚さを抑えられる他、加工コストを抑制することができる。
実施の形態9.
この発明の実施の形態9によるアレイモジュールの構成を図10(a)、(b)、(c)に示す。図10(a)はヒートパイプの接続部を示した斜視図、図10(b)、(c)はモジュールの位置を示した斜視図及び側面図である。
上述した実施の形態1〜7では、ヒートパイプとモジュール21との間に1枚の平板(例えば、図1の平板41参照)を挟めており、その1枚の平板に複数のモジュール21を接合する例について説明した。
本実施の形態では、さらなる軽量化を図るため、平板の重量の軽量化を図る実施の形態について説明する。本実施の形態においては、上述した実施の形態1〜7で使用している1枚の平板の代わりに、図10に示すように、サイズの小さい複数の平板41a、41b、41cを用いる。
すなわち、本実施の形態においては、図10に示すように、第1のモジュール21a、第2のモジュール21b、および、第3のモジュール21cに対して、それぞれ、独立した平板41a、平板41b、および、平板41cを使用している。
その他の構成及び動作は、上述した実施の形態1と同じであるため、ここではその説明を省略する。
なお、図10は、実施の形態1の構成に、本実施の形態を適用させた例を示しているが、本実施の形態は、実施の形態2〜7のいずれにも適用可能であることは言うまでもないので、それらの実施の形態に本実施の形態を適用された例については図示を省略する。
以上のように、本実施の形態によれば、平板のサイズを小さくし、各モジュール21に対応させた位置にのみ、平板を用いるようにしたので、平板の使用が最低限に抑制できるため、さらなる軽量化を図ることができる。
以上のように、本実施の形態においても、基本的に、上述した実施の形態1と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施の形態においては、ヒートパイプ11とモジュール21との間に介在させる平板41を、別体の平板41a、41b、41cから構成するようにしたので、平板41のサイズを最小化できるため、アレイモジュール全体の軽量化につながるという効果が得られる。
実施の形態10.
この発明の実施の形態9によるアレイモジュールの構成を図11(a)、(b)、(c)に示す。図11(a)はヒートパイプの接続部を示した斜視図、図10(b)、(c)はモジュールの位置を示した斜視図及び側面図である。
モジュール21a、21b、21cの発熱量がそれぞれ異なる場合、各モジュール21a、21b、21cの発熱量に応じて、第1、第2、第3の平板型ヒートパイプ11a、11b、11cの断面形状、断面サイズ、または、設置本数を最適にすれば、z軸方向の熱輸送能力が向上できる。
そのため、本実施の形態においては、図11に示すように、第1、第2、第3のヒートパイプ11a、11b、11cのz軸に垂直なxy断面サイズをそれぞれ変化させている。具体的には、第1の平板型ヒートパイプとして、実施の形態1〜9と同じ断面サイズを有する平板型ヒートパイプ11aが2本設けられている。しかしながら、第2のヒートパイプとしては、第1の平板型ヒートパイプ11aよりも断面サイズが小さい平板型ヒートパイプ11bがのべ3本設けられている。さらに、第3のヒートパイプとしては、第2の平板型ヒートパイプ11bよりも断面サイズが小さい平板型ヒートパイプ11cがのべ4本設けられている。
このように、本実施の形態では、各モジュール21a、21b、21cの発熱量に応じて、第1、第2、第3の平板型ヒートパイプ11a、11b、11cの断面形状、断面サイズ、または、設置本数の少なくともいずれか1つを最適にすれば、z軸方向の熱輸送能力をより向上させることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、モジュール21の発熱量に応じて、接合した平板型ヒートパイプ11a、11b、11cのz軸に垂直なxy断面サイズをそれぞれ変化させることにより、平板型ヒートパイプ11a、11b、11cのz軸方向の熱輸送力を向上させる効果がある。
以上のように、本実施の形態においても、基本的に、上述した実施の形態1と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施の形態においては、各ヒートパイプ11の断面の大きさを互いに異なるようにしたので、モジュール21a、21b、21cの発熱量が異なる場合に、各ヒートパイプの輸送力を最大化することができる。
なお、上述した実施の形態1〜10では、アレイモジュールとしてアンテナモジュールがyz面に配列されたアレイアンテナの例で説明したが、その場合に限らず、たとえば、発光モジュールがアレイに配列されて、面発光する聡明装置、表示装置などのアレイモジュールの冷却構造としても、この発明は適用可能である。
11a,11b,11c 平板型ヒートパイプ、12a,12b,12c 円管型ヒートパイプ、21a,21b,21c モジュール、31a,31b,31c ヒートパイプの下部、32a,32b,32c ヒートパイプの上部、41,41a,41b,41c,42,43,44 板、51 放熱フィン、61a,61b 支持部材、71,74 背板。

Claims (8)

  1. 第1の面と前記第1の面に対向する第2の面とを有する第1のヒートパイプと、
    前記第1のヒートパイプの前記第1の面の下部に設けられた第1のモジュールと、
    第1の面と前記第1の面に対向する第2の面とを有し、当該第2の面の下部に、前記第1のヒートパイプの前記第1の面の上部が接合された第2のヒートパイプと、
    前記第2のヒートパイプの前記第1の面の下部に設けられた第2のモジュールと
    を備えたアレイモジュール。
  2. 前記第1のヒートパイプの前記第1の面と前記第1のモジュールとの間、および、前記第2のヒートパイプの前記第1の面と前記第2のモジュールとの間に、金属板を介在させた
    請求項1に記載のアレイモジュール。
  3. 前記第2のヒートパイプの上部に放熱フィンを設けた
    請求項1または2に記載のアレイモジュール。
  4. 前記第1のヒートパイプと前記第2のヒートパイプの断面形状は矩形である
    請求項1から3までのいずれか1項に記載のアレイモジュール。
  5. 前記第1のヒートパイプの前記第1の面の前記上部と、前記第2のヒートパイプの前記第2の面の前記下部とは、支持部材を挟んで接合される
    請求項1から4までのいずれか1項に記載のアレイモジュール。
  6. 前記第1のヒートパイプの前記第1の面と前記第1のモジュールとの間に介在する前記金属板と、前記第2のヒートパイプの前記第1の面と前記第2のモジュールとの間に介在する前記金属板とは、別体から構成されている
    請求項2に記載のアレイモジュール。
  7. 前記第1のヒートパイプの断面の大きさと前記第2のヒートパイプの断面の大きさは、互いに異なる
    請求項1から6までのいずれか1項に記載のアレイモジュール。
  8. 前記第1のヒートパイプの前記第2の面における外部に露出している部分と、前記第2のヒートパイプの前記第2の面における外部に露出している部分とに対して、共通の平板を接合させた
    請求項1から7までのいずれか1項に記載のアレイモジュール。
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