JP2016109264A - 減速装置のシリーズ - Google Patents

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Abstract

【課題】主軸受を有する減速装置および主軸受を有さない減速装置の双方において、外歯歯車の軸方向の移動規制を、低コストで行う。【解決手段】外歯歯車124、224と、外歯歯車が内接噛合する内歯歯車126、226と、内歯歯車が設けられたケーシング144、244と、ケーシングと相対回転するキャリヤ132、232と、を備えた減速装置のシリーズであって、ケーシングとキャリヤとの間に主軸受150x、150yが配置される第1の減速装置100と、主軸受が配置されない第2の減速装置200と、を有し、第1の減速装置のキャリヤと第2の減速装置のキャリヤとが共用され、第1の減速装置においては、キャリヤの主軸受配置部132Bx、132Byに配置された主軸受の内輪によって、外歯歯車の軸方向移動が規制され、第2の減速装置においては、キャリヤの主軸受配置部に配置された移動規制部材280x、280yによって、外歯歯車の軸方向移動が規制される。【選択図】図1

Description

本発明は、減速装置のシリーズに関する。
特許文献1において、外歯歯車と、該外歯歯車が内接噛合する内歯歯車と、該内歯歯車が設けられたケーシングと、該ケーシングと相対回転するキャリヤと、を備えた減速装置が開示されている。
この減速装置においては、キャリヤは、主軸受と称される容量の大きな軸受によってケーシングに支持されている。また、外歯歯車は、該主軸受の内輪によって軸方向の移動が規制されている。
特開2010−286098号公報(図1)
減速装置は、種々の産業機械等に組み込まれて使用されるが、当該産業機械等の用途によっては、何らかの原因で該産業機械等の側から減速装置の主軸受に非常に大きなモーメントが逆入力されてくることがある。
このような大きなモーメントに対しては、主軸受の容量をより大きくするという対策で対応することには限界があり、またコストも掛かる。そのため、このようなモーメントを産業機械等の側に設けたより大きな軸受機構で受け持つようにする構成が提案されている。この構成によれば、後に詳述するように、結果として、減速装置側では、主軸受の配置を省略することができる。
しかし、その一面で、このような主軸受を有さない減速装置の場合、外歯歯車の軸方向の移動規制を、どのようにして行うかが問題となる。
本発明は、このような問題を解消するためになされたものであって、主軸受を有する減速装置および主軸受を有さない減速装置の双方において、外歯歯車の軸方向の移動規制を、低コストで行うことをその課題としている。
本発明は、外歯歯車と、該外歯歯車が内接噛合する内歯歯車と、該内歯歯車が設けられたケーシングと、該ケーシングと相対回転するキャリヤと、を備えた減速装置のシリーズであって、前記ケーシングと前記キャリヤとの間に主軸受が配置される第1の減速装置と、前記ケーシングと前記キャリヤとの間に主軸受が配置されない第2の減速装置と、を有し、前記第1の減速装置の前記キャリヤと前記第2の減速装置の前記キャリヤとが共用され、前記第1の減速装置においては、前記キャリヤの主軸受配置部に配置された主軸受の内輪によって、前記外歯歯車の軸方向移動が規制され、前記第2の減速装置においては、前記キャリヤの主軸受配置部に配置された移動規制部材によって、前記外歯歯車の軸方向移動が規制される構成とすることにより、上記課題を解決したものである。
本発明では、主軸受を有する第1の減速装置においては、該主軸受の内輪によって外歯歯車の軸方向移動を規制する。主軸受を有さない第2の減速装置にあっては、この第1の減速装置において主軸受が配置される空間を利用する。つまり、主軸受配置部に移動規制部材を配置し、該移動規制部材によって、外歯歯車の軸方向移動を規制する。
これにより、主軸受を有する第1の減速装置と主軸受を有さない第2の減速装置とで、コストの掛かるキャリヤを共通化しつつ、主軸受を有さない第2の減速装置においても、外歯歯車の軸方向移動を規制することができる。
本発明によれば、主軸受を有する減速装置および主軸受を有さない減速装置の双方において、外歯歯車の軸方向の移動規制を、低コストで行うことができる。
本発明の実施形態の一例に係る減速装置のシリーズにおける(A)第1の減速装置を示す断面図、(B)第2の減速装置を示す断面図 上記シリーズにおける第1の減速装置の要部拡大断面図 上記シリーズにおける第2の減速装置の要部拡大断面図 第2の減速装置が、相手機械に取り付けられている構成例を示す断面図 上記第2の減速装置の変形例を示す図3相当の要部拡大断面図
以下、図面に基づいて本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
この減速装置のシリーズには、図1(A)に示される第1減速装置(第1の減速装置)と、図1(B)に示される第2減速装置(第2の減速装置)が含まれる。シリーズに属する減速装置は、全て外歯歯車と、該外歯歯車が内接噛合する内歯歯車と、該内歯歯車が設けられたケーシングと、該ケーシングと相対回転するキャリヤと、を備えている。しかし、第1減速装置は、第1ケーシングと第1キャリヤとの間に、主軸受と称される大容量の軸受が配置されているが、第2減速装置は、第2ケーシングと第2キャリヤとの間に、主軸受が配置されていない。
図1を参照しながら、第1減速装置100、第2減速装置200の概略構成から説明する。なお、図2、図3は、それぞれ図1(A)、図1(B)の要部拡大断面図である。
なお、説明に当たって、以降、第1減速装置100の構成部材については、100番台、第2減速装置200の構成部材については200番台の符号を付すこととし、便宜上、第1減速装置100に着目して共通の説明を行い、適宜、第1減速装置100および第2減速装置200に特有の構成を説明することとする。下2桁が同一の構成要素は、第1減速装置100および第2減速装置200に共通(合同:形状および寸法が同一)の構成要素である。
また、第1減速装置100および第2減速装置200は、それぞれ2枚の外歯歯車124x、124y(第2減速装置200では224x、224y)の軸方向中央の境界面F100(第2減速装置200ではF200)に対して、軸方向負荷側および反負荷側が、類似の構成を有している。そのため、図面上で軸方向負荷側の部材にx、反負荷側の部材にyの接尾語を有する符号を付すこととし、便宜上、接尾語を省いた符号を用いて共通の説明を行いつつ、適宜、負荷側および反負荷側の関係を説明することとする。
第1減速装置100の構成から説明する。
第1減速装置100は、図1では図示されていない入力ピニオン(例えば図4の継軸212の先端に設けられた入力ピニオン214等)を備える。入力ピニオンは、円周方向の3ヶ所に配置された3個の振り分け歯車(1個のみ図示)116と同時に噛合している。振り分け歯車116は、3本の偏心体軸(1本のみ図示)118にそれぞれスプライン119を介して固定されている。
偏心体軸118は、内歯歯車126の軸心C126からオフセットした位置に周方向に等間隔に3本設けられている。各偏心体軸118には、それぞれ2つの偏心体120(120x、120y)が一体的に形成されている。偏心体120は、偏心体軸118の軸心C118に対し180度の位相でδE(δEx、δEy)だけ偏心している。各偏心体120には、ニードル軸受122(122x、122y)を介して2枚の外歯歯車124(124x、124y)が嵌合している。外歯歯車124は、内歯歯車126に内接噛合している。
内歯歯車126は、ケーシング144と一体化された内歯歯車本体126Aと、該内歯歯車本体126Aに回転自在に支持され、当該内歯歯車126の内歯を構成する外ピン126Bと、で構成されている。内歯歯車126の内歯の数(外ピン126Bの本数)は、外歯歯車124の外歯の歯数よりもわずかだけ(この例では1だけ)多い。
外歯歯車124の軸方向の両側部には、一対のキャリヤ132(132x、132y)が配置されている。反負荷側のキャリヤ132yは、負荷側のキャリヤ132xから一体的に突出されたキャリヤピン136およびボルト138を介して負荷側のキャリヤ132xと一体化されている。
キャリヤ132には、3個の偏心体軸孔(図1では1個ずつのみ図示)132P(132Px、132Py)が形成されている。偏心体軸118は、一対の円錐ころ軸受140(140x、140y)を介して該偏心体軸孔132Pに挿入され、キャリヤ132に回転自在に支持されている。
第1減速装置100のケーシング144とキャリヤ132との間には、一対の主軸受150(150x、150y)が配置されている。つまり、キャリヤ132は、主軸受150を介して、ケーシング144によって支持されている。
主軸受150は、この例では円錐ころ軸受で構成されており、それぞれ外輪151(151x、151y)、円錐ころ(転動体)152(152x、152y)、および内輪153(153x、153y)を備える。
より具体的には、キャリヤ132の外周は、軸方向反外歯歯車側に設けられた大径部132A(132Ax、132Ay)と、軸方向外歯歯車側に設けられた主軸受配置部(より具体的には内輪配置部)132B(132Bx、132By)と、を有する。主軸受配置部132Bの外径d132Bは、大径部132Aの外径d132Aよりも小さく、大径部132Aと主軸受配置部132Bとの間には、内輪当接面132C(132Cx、132Cy)が設けられている。内輪当接面132Cは、軸と直角の平面で構成されている。
主軸受150の内輪153は、キャリヤ132の当該主軸受配置部132Bに配置されると共に、キャリヤ132の内輪当接面132Cに当接している。なお、本実施形態では、負荷側の内輪153xは内輪当接面132Cxと直接当接しているが、反負荷側の内輪153yは、内輪当接面132Cyにシム171を介して間接的に当接している。
このシム171は、反負荷側の主軸受150yおよび負荷側の主軸受150xの予圧を、調整するためのものである。このように、主軸受150の内輪153とキャリヤ132の内輪当接面132Cは、直接当接していてもよいし、シム171やスペーサ等を介して間接的に当接していてもよい。
なお、負荷側のキャリヤ132xの大径部132Axは、オイルシール170のシール面を構成している。
主軸受150の内輪153は、キャリヤ132の主軸受配置部132Bを越えて軸方向外歯歯車側に延在され、軸方向外歯歯車側の端面153A(153Ax、153Ay)が、外歯歯車124の軸方向端面124E(124Ex、124Ey)と当接している。別言するならば、主軸受150の内輪153の軸方向長さL153が、キャリヤ132の内輪当接面132Cと外歯歯車124の軸方向端面124Eとの間の軸方向長さに対応して(シム171が入るときは、その分、若干短めに)設定されている。
この構成により、主軸受150の内輪153によって外歯歯車124の軸方向の移動規制を行うことができる。より具体的には、負荷側の主軸受150xの内輪153xによる外歯歯車124xの軸方向負荷側への移動規制、および反負荷側の主軸受150yの内輪153yによる外歯歯車124yの軸方向反負荷側への移動規制を行うことができる。
なお、主軸受150の外輪151の側について説明すると、この実施形態では、ケーシング144は、内周の軸方向中央に設けられた外ピン配置部144Aと、該外ピン配置部144Aの両側に設けられた主軸受配置部(より具体的には外輪配置部)144B(144Bx、144By)とを有する。外ピン配置部144Aの軸方向長さL144Aは、外ピン126Bの軸方向長さL126Bと等しい。外ピン配置部144Aの内径(外ピン126Bを配置する溝が形成されていない部分の内径)D144Aは、主軸受配置部144Bの内径D144Bよりも小さく、外ピン配置部144Aと主軸受配置部144Bとの間には外輪当接面144F(144Fx、144Fy)が設けられている。外輪当接面144Fは、軸と直角の平面で構成されている。
そして、主軸受150の外輪151は、ケーシング144の当該主軸受配置部144Bに配置されると共に、ケーシング144の外輪当接面144Fと当接している。本実施形態では、この構成により、主軸受150の外輪151によって、外ピン126Bの軸方向移動が規制されている。具体的には、負荷側の主軸受150xの外輪151xによって外ピン126Bの軸方向負荷側への移動が規制され、反負荷側の主軸受150yの外輪151yによって外ピン126Bの軸方向反負荷側への移動が規制されている。
なお、負荷側の主軸受配置部144Bxの軸方向負荷側には、さらにオイルシール170が配置されるオイルシール配置部144Dが延在されている。ただし、反負荷側の主軸受配置部144Byの軸方向反負荷側には特にオイルシール配置部は設けられていない。これは、反負荷側の主軸受配置部144Byの軸方向反負荷側には、図示せぬ別のケーシングが連結され、当該別のケーシング内の空間が連続するためである。
なお、ケーシング144の主軸受配置部144B(144Bx、144By)には、止め輪溝144J(144Jx、144Jy)が形成されている。第1減速装置100においては、この止め輪溝144Jは、特に利用しない。この止め輪溝144Jは、第1減速装置100のケーシング144を、第2減速装置200のケーシング244と共通化するための構成である。これについては、後に説明する。
ここで、第1減速装置100の作用を簡単に説明しておく。
なお、減速装置としての基本的な減速作用は、第1減速装置100も、第2減速装置200も、基本的に同一である。
図1において図示しない入力ピニオン(例えば、図4に示されるような継軸112(212)の先端に設けられた入力ピニオン114(214))が回転すると、3個の振り分け歯車116が同時に回転し、3本の偏心体軸118が同期して同方向に回転する。これにより、偏心体120の外周に組み込まれている外歯歯車124が内歯歯車126(の外ピン126B)に内接噛合しながら揺動する。その結果、外歯歯車124は各偏心体軸118が1回回転するごとに、外歯歯車124と内歯歯車126の歯数差(この実施形態では1)に相当する分だけ、内歯歯車126に対して相対回転する。この相対回転により、外歯歯車124を貫通している偏心体軸118が内歯歯車126の軸心C126の周りで公転する。この結果、偏心体軸118を支持しているキャリヤ132と、内歯歯車126の内歯歯車本体126Aと一体化されているケーシング144とが相対回転し、例えば、キャリヤ132に連結された図示せぬ相手機械を回転させることができる。
次に、主に図1(B)およびその要部を拡大した図3を参照して、第2減速装置200に特徴的な構成について説明する。
これまで説明してきた第1減速装置100に関する構成は、主軸受150の周辺の構成を除いて第2減速装置200も同様に備えている。要するならば、キャリヤ232を含む減速機構の他の全ての構成部材が、該構成部材に形成する穴の径や位置等を含め、第1減速装置100と第2減速装置200とで共通化されている。
第2減速装置200の構成の大きな特徴は、ケーシング244とキャリヤ232との間に主軸受が配置されていないことである。第2減速装置200において、主軸受が設けられていないのは、第2減速装置200が特定の相手機械に組み込まれることを想定して設計されているためである。
図4に、第2減速装置200が工作機械(相手機械)300に組み込まれた構成例を示す。この工作機械(全体は図示略)300は、第1部材301と第2部材302を備える。第2減速装置200は、該第1部材301と第2部材302とを相対的に回転運動させるために使用される。
第2減速装置200のケーシング244は、フランジ部244Gにおいてボルト304を介して第1部材301と連結され、負荷側のキャリヤ232xが、ボルト306を介して第2部材302と連結される。第1部材301と第2部材302は、大容量の一対の工作機械側の軸受308、309によって相対回転自在に連結されている。このため、第2減速装置200のケーシング244と負荷側のキャリヤ232xは、主軸受がなくても円滑に相対回転可能である。また、負荷側のキャリヤ232xと一体化されている反負荷側のキャリヤ232yも、主軸受がなくても円滑にケーシング244と相対回転可能である。
しかしながら、この第2減速装置200は、主軸受が配置されていないため、第1減速装置100のように、主軸受150の内輪153によって外歯歯車124の軸方向の移動を規制することができない。
そのため、本実施形態に係る第2減速装置200においては、キャリヤ232の主軸受配置部232Bに移動規制部材280(280x、280y)を配置し、この移動規制部材280によって第2減速装置200の外歯歯車224の軸方向移動を規制するようにしている。
移動規制部材280の軸方向長さL280は、第1減速装置100の主軸受150の内輪153の軸方向長さL153と同一に設定されている。そのため、第1減速装置100において主軸受150の内輪153によって外歯歯車124の軸方向の移動を規制した構成と同様な構成が形成され、第2減速装置200においても、移動規制部材280によって外歯歯車224の軸方向の移動規制が可能である。
この移動規制部材280は、外歯歯車224よりも硬度の低い素材で形成され、軸と平行の断面(内歯歯車226の軸心C226を含む平面で切った断面)が段差部280S(280Sx、280Sy)を有するほぼ長方形のリング状の部材で構成されている。移動規制部材280は、段差部280Sを境界として、外歯歯車224と当接する当接部280C(280Cx、280Cy)と、該当接部280Cの軸方向反外歯歯車側に位置する本体部280B(280Bx、280By)と、を有している。当接部280Cの径方向の厚みH280C(図3ではH280Cx、H280Cyのうち、反負荷側のH280Cyのみ図示)は一定であり、本体部280Bの径方向の厚みH280B(同じく、反負荷側のH280Byのみ図示)も一定である。当接部280Cの径方向の厚みH280Cは、本体部280Bの径方向の厚みH280Bよりも小さい。
なお、本実施形態では、移動規制部材280の当接部280Cの外歯歯車側端面280D(280Dx、280Dy)に、面取り部280F(反負荷側の280Fyのみ図示)が形成されている。しかし、本明細書では、当接部280Cや本体部280Bの厚みの特定に当たって、面取り部280Fの存在は考慮しない。別言するならば、ここでの「当接部の径方向の厚みが、本体部の径方向の厚みよりも小さい」という構成は、当接部と本体部との間に、面取り以外の手法で、厚みの差を生じさせている設計がなされていることを意味している。
なお、本実施形態では、径方向の厚みH280Cが一定の当接部280Cと、径方向の厚みH280Bが一定の本体部280Bとの間に段差部280Sが形成され、該段差部280Sが存在することによって、当接部280Cの径方向の厚みH280Cが本体部280Bの径方向の厚みH280Bよりも小さくなるように構成している。しかし、「当接部の径方向の厚みが、本体部の径方向の厚みよりも小さい」という具体的な構成は、この構成に限定されない。例えば、当接部の外周が軸と非平行に形成され、当接部の径方向の厚みが外歯歯車に近づくに従って徐々に小さくなるような構成(当接部と本体部との間に段差部がない構成)としてもよい。
第2減速装置200の説明に戻って、本実施形態における第2減速装置200は、上記移動規制部材280のほかに、脱落防止部材284を別途備えている。この脱落防止部材284は、ケーシング244に対して軸方向に固定され、ケーシング244に対する外歯歯車224を含む減速機構全体の軸方向への脱落、ケーシング244に対する外ピン226Bの軸方向への脱落、およびケーシング244に対する外ピン226Bの径方向への脱落を防止している。
具体的には、この脱落防止部材284は、全体がリング状の部材で構成されている。脱落防止部材284は、ケーシング244の端面(外輪当接面144F相当の端面)244Fに当接するケーシング当接面284A、該ケーシング当接面284Aと面一に径方向内側に延在され、外ピン226Bの軸方向端面226B1と対向する外ピン対向面284Bと、を有する。また、脱落防止部材284では、該外ピン対向面284Bの径方向内側の端部から外ピン226Bの軸方向端部の径方向内側を支持し得る突起部284Cが、軸と平行に外歯歯車224側に延在されている。そして、この突起部284Cの先端面(軸と直角の端面)284Dが、外歯歯車224の軸方向端面224Eと対向している。
この脱落防止部材284は、ケーシング244に形成された止め輪溝244Jに係合する止め輪285と、ケーシング244の(外輪当接面144F相当の)端面244Fとの間に配置され、該止め輪285によってケーシング244に固定されている。
したがって、脱落防止部材284と外歯歯車224とを軸方向から見たときに、脱落防止部材284の突起部284Cの先端面284D(の一部)が、外歯歯車224の軸方向端面224Eと重なっている。また、脱落防止部材284と外ピン226Bとを径方向から見たときに、脱落防止部材284の突起部284Cが、外ピン226Bの軸方向端部と重なっている。さらに、脱落防止部材284と外ピン226Bとを軸方向から見たときには、脱落防止部材284の外ピン対向面284Bが、外ピン226Bの軸方向端面226B1と重なっている。
なお、この実施形態では、脱落防止部材284は、移動規制部材280の当接部280Cの径方向外側の凹部(当接部280Cの径方向の厚みH280Cが本体部280Bの径方向の厚みH280Bよりも小さく形成されることによって、当接部280Cの径方向外側に形成されている凹部)に入り込んでいる。つまり、移動規制部材280(の本体部280B)と脱落防止部材284は、軸方向から見て重なっている。
なお、脱落防止部材284と、外歯歯車224や外ピン226Bは、必ずしも常時当接している必要はない。むしろ、脱落防止部材と、外歯歯車や外ピンは、通常運転時においては、僅かな隙間を有して対向しており、ケーシングと減速機構側の軸方向位置が、何らかの原因で大きくずれようとしたときに、該ずれを阻止するような態様で当接するのが好ましい。
前述したように、止め輪溝244Jは、第2減速装置200においてのみ使用されるものであるが、本実施形態では、該止め輪溝(144J)を必要としない(止め輪を必要としない)第1減速装置100のケーシング144においても、第2減速装置200のケーシング244と同様に止め輪溝144Jを形成するようにしている。
次に、本減速装置のシリーズの作用を説明する。
本シリーズにおいては、第1減速装置100では、主軸受150の内輪153が、キャリヤ132の内輪当接面132Cによって軸方向反外歯歯車側の移動を規制された状態で、外歯歯車124の軸方向端面124Eと当接している。そのため、外歯歯車124の軸方向の移動規制を、該主軸受150の内輪153によって行うことができる。
一方、第2減速装置200では、(第1減速装置100において主軸受150が配置されていた)キャリヤ232の主軸受配置部232Bに、移動規制部材280が設けられ、該移動規制部材280によって外歯歯車224の軸方向の移動規制が行われる。
これにより、以下のような大きなメリットが得られる。
一般に、外歯歯車の軸方向の移動を規制する手法としては、主軸受の内輪によって規制する手法のほか、キャリヤの外歯歯車側の端面に突起部を形成し、この突起部を利用して外歯歯車の軸方向の移動を規制する手法が公知である。しかし本実施形態の場合、第2減速装置のキャリヤのみに外歯歯車を規制するための突起部を形成するというのは、第1減速装置と第2減速装置とでキャリヤとの共通性(互換性)がなくなることを意味する。キャリヤは、減速装置の中でも極めて高コストな基幹部材の一つであるため、第1減速装置および第2減速装置それぞれについてキャリヤを別途用意するのは、大幅にコストが増大する要因となる。
これに対し、例えば、第1減速装置および第2減速装置の双方のキャリヤに突起部を形成することによってキャリヤを共通化するという手法が考えられる。しかし、状況としては、主軸受を有する通常用途の第1減速装置が、先ずあって、該第1減速装置を特定の用途において、主軸受なしの第2減速装置として活用するという製造パターンが圧倒的に多い。この場合に、キャリヤに突起部を形成するという設計変更を行うのは、非常に大掛かりな設計変更となってしまう。それは、例えば、溝や穴を形成する、という設計変更などと異なり、突起部を形成するという設計変更は、キャリヤ自体の設計や製造工程を大幅に変更することになるためである。
さらに、例えば、キャリヤに突起部を設けて外歯歯車の軸方向移動を規制する構成を単純に、第1、第2減速装置に採用した場合、第1減速装置においては、主軸受の内輪とキャリヤの突起部とで外歯歯車の軸方向移動が規制されることになってしまい、摺動抵抗の増大が懸念される。しかし、これを嫌って主軸受の内輪によっては、外歯歯車の軸方向の移動規制が行われないように構成しようとした場合には、キャリヤのみならず、周辺の部材の設計変更も必要となり、さらに大幅なコストの増大を誘引する。
本実施形態に係る減速装置のシリーズによれば、第1減速装置100と第2減速装置200とで別途のキャリヤを製造する必要がなく、単に、第2減速装置200において、移動規制部材280を配置するだけで済むため、大幅なコストの低減が図れる。
とりわけ、本実施形態に係る減速装置のシリーズにおいては、第2減速装置200においてのみ使用する止め輪285を係合させる止め輪溝244Jと同等な止め輪溝144Jを、第1減速装置100のケーシング144においても、形成するようにしている。
このため、第1減速装置100のケーシング144と第2減速装置200のケーシング244をも、止め輪溝144J、244Jを含めて完全に共通化することが可能である。つまり、最も大型で高コストなケーシングをも共通化することができ、在庫管理の容易化および低コスト化を図ることができる。
なお、ケーシングについては、必ずしも完全に共通化する必要はなく、例えば、必要に応じて第2減速装置200を構成する場合に止め輪溝を形成するようにしてもよい。
また、本実施形態に係る減速装置のシリーズによれば、第2減速装置200においては、ケーシング244に対して軸方向に固定され、内歯歯車226を構成する外ピン226Bの脱落を規制する脱落防止部材284を有し、該脱落防止部材284と外歯歯車224が、軸方向から見たときに重なっているように構成している。
これにより、当該脱落防止部材284により、外歯歯車224をキャリヤ232に対してだけでなく、ケーシング244に対しても軸方向の移動規制を行うことができる。すなわち、主軸受を有さないがゆえに、外歯歯車224およびキャリヤ232を含む減速機構がそっくり、ケーシング244に対して軸方向にずれてしまう(甚だしいときは、ケーシング244から軸方向に脱落してしまう)という不具合が発生するのを防止することができる。
この作用を、より具体的に説明すると、今、もし、脱落防止部材284がなかった場合に、例えば、相手機械に組み込む前の第2減速装置200を、図示せぬ作業台等に置こうとした状況を考える。この場合、第2減速装置200のケーシング244自体が重量物であることから、負荷側、反負荷側のいずれを下にした場合でも、ケーシング244は、その自重で作業台上まで落下してしまい、オイルシール270が破損したり、外れたりしてしまう虞がある。更には、例えば輸送中においてケーシング244から減速機構の全体がキャリヤ232ごと、そっくり脱落してしまうこともあり得る。
しかしながら、本実施形態に係る減速装置のシリーズにおいては、脱落防止部材284により、外歯歯車224をキャリヤ232に対してだけでなく、ケーシング244に対しても軸方向の移動を規制することができる。この結果、上記不具合の発生を効果的に防止することができる。
なお、本実施形態に係る減速装置のシリーズにおいては、第2減速装置200の脱落防止部材284は、軸方向から見たときにも、また径方向から見たときも、外ピン226Bと重なっている。つまり、脱落防止部材284は、外ピン226Bの軸方向の移動(脱落)および径方向の移動(脱落)の双方を防止することができている。特に、外ピン226Bの径方向の脱落については、第1減速装置100の主軸受150の外輪151で同様の構成を得ることは、事実上難しいだけに、脱落防止部材284を設けたことによって追加的に得られた効果であると捉えることができる。
また、本実施形態に係る減速装置のシリーズにおいては、第2減速装置200の移動規制部材280は、外歯歯車224よりも硬度が低い素材で形成されている。本実施形態のように、外歯歯車224の軸方向の移動規制を行うためだけならば、硬度が低い素材で十分であることが多いと考えられる。硬度の低い素材は、一般的に低コストで製造可能であり、より低いコストで移動規制部材を得ることができる。
また、本実施形態に係る減速装置のシリーズにおいては、第2減速装置200の移動規制部材280は、外歯歯車224と当接する当接部280Cと、該当接部280Cの軸方向反外歯歯車側に位置する本体部280Bと、を有し、当接部280Cの径方向の厚みH280Cは、本体部280Bの径方向の厚みH280Bよりも小さい。これにより、移動規制部材280全体としての剛性を高く維持しつつ、外歯歯車224との当接面積を小さく維持することができ、その分、摺動抵抗を低減することができる。
なお、第2減速装置200の移動規制部材280において、このように「外歯歯車と当接する部分の径方向の厚みが、該外歯歯車と当接する部分以外の径方向の厚みより小さい」という構成は、必ずしも必須の構成ではない。移動規制部材290は、例えば、図5に示されるような、単純なリング形状とされていてもよい。
図5に示した第2減速装置200にあっては、第2減速装置200の移動規制部材290(290x、290y)は、軸方向のいずれの位置においても径方向の厚みがH290であり、面取り部290F(290Fx、290Fy)があるほかは一定である。これにより、段差部を有さない分、移動規制部材290の製造コストをより低減することができる。また、外歯歯車224との摺動面積がより大きくなる分、さらに硬度の低い(より低コストな)素材で移動規制部材290を製造することができる可能性がある。なお、前述したように、ここでの「厚みが一定」の概念には、面取り部の有無は影響しない。
その他の構成については、先の実施形態における第2減速装置200の構成と同様であるため、図5中で同一の部材に同一の符号を付すに止め、重複説明を省略する。
なお、上記実施形態においては、主軸受として、円錐ころ軸受が採用されていたが、主軸受は、必ずしも円錐ころ軸受で構成される必要はなく、例えばアンギュラころ軸受、あるいは、より単純な玉軸受等で構成されていてもよい。
また、外歯歯車を揺動させるための偏心体軸が内歯歯車の軸心からオフセットした位置に複数設けられた偏心揺動型の減速装置が例示されていたが、本発明に係る減速装置のシリーズにおける第1、第2減速装置は、このような構成の減速装置に限定されるものではなく、例えば偏心体軸が内歯歯車の軸心位置に一本のみ設けられた偏心揺動型の減速装置においても、同様に適用可能である。さらには、例えば、単純遊星歯車構造の減速装置にも適用可能である。要するに、外歯歯車と、該外歯歯車が内接噛合する内歯歯車と、該内歯歯車が設けられたケーシングと、該ケーシングと相対回転するキャリヤと、を備えた減速装置であれば、同様に適用でき、同様な作用効果が得られる。
100、200…第1、第2減速装置
124、224…外歯歯車
126、226…内歯歯車
132、232…キャリヤ
132B、232B…主軸受配置部
144、244…ケーシング
150…主軸受
280…移動規制部材

Claims (6)

  1. 外歯歯車と、該外歯歯車が内接噛合する内歯歯車と、該内歯歯車が設けられたケーシングと、該ケーシングと相対回転するキャリヤと、を備えた減速装置のシリーズであって、
    前記ケーシングと前記キャリヤとの間に主軸受が配置される第1の減速装置と、前記ケーシングと前記キャリヤとの間に主軸受が配置されない第2の減速装置と、を有し、
    前記第1の減速装置の前記キャリヤと前記第2の減速装置の前記キャリヤとが共用され、
    前記第1の減速装置においては、前記キャリヤの主軸受配置部に配置された主軸受の内輪によって、前記外歯歯車の軸方向移動が規制され、
    前記第2の減速装置においては、前記キャリヤの主軸受配置部に配置された移動規制部材によって、前記外歯歯車の軸方向移動が規制される
    ことを特徴とする減速装置のシリーズ。
  2. 請求項1において、
    前記第2の減速装置は、前記内歯歯車を構成する外ピンの脱落を規制する脱落防止部材を有し、該脱落防止部材は前記ケーシングに対して軸方向に固定され、該脱落防止部材と前記外歯歯車が、軸方向から見たときに重なっている
    ことを特徴とする減速装置のシリーズ。
  3. 請求項1または2において、
    前記第2の減速装置の前記移動規制部材は、前記外歯歯車よりも硬度が低い素材で形成されている
    ことを特徴とする減速装置のシリーズ。
  4. 請求項3において、
    前記第2の減速装置の前記移動規制部材は、軸方向において径方向の厚みが一定である
    ことを特徴とする減速装置のシリーズ。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記第2の減速装置の前記移動規制部材は、前記外歯歯車と当接する当接部と、該当接部の軸方向反外歯歯車側に位置する本体部と、を有し、前記当接部の径方向の厚みが、前記本体部の径方向の厚みよりも小さい
    ことを特徴とする減速装置のシリーズ。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、
    前記第1の減速装置においては、前記主軸受の外輪によって、前記内歯歯車を構成する外ピンの軸方向移動が規制され、
    前記第2の減速装置は、前記外ピンの軸方向移動を規制するための止め輪を有すると共に、前記第2の減速装置の前記ケーシングには該止め輪の止め輪溝が形成され、
    前記第1の減速装置の前記ケーシングにも、前記第2の減速装置の前記止め輪溝と共通の止め輪溝が形成され、前記第1の減速装置の前記ケーシングと前記第2の減速装置の前記ケーシングとが共通とされている
    ことを特徴とする減速装置のシリーズ。
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