JP2016108019A - 太陽電池モジュール回収専用容器、及び太陽電池モジュール収納方法 - Google Patents

太陽電池モジュール回収専用容器、及び太陽電池モジュール収納方法 Download PDF

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Kouji Fujita
浩示 藤田
亮 山崎
Akira Yamazaki
亮 山崎
正 仲原
Tadashi Nakahara
正 仲原
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Abstract

【課題】単純な構造であって、太陽電池モジュールの保管に優れる太陽電池モジュール回収専用容器を提供。【解決手段】矩形形状の底部と、前記底部の各々の角に、前記底部に対して垂直に立設する、長手方向の断面が前記底部の前記角に沿ったL字形状の支柱と、前記支柱における前記底部側とは逆側の端部において、隣り合う前記角の前記支柱同士に係合して支持する梁部と、前記底部と、前記支柱と、前記梁部とが成す側面の開口を塞ぐ、前記開口よりも大きい着脱可能な側板と、を有する太陽電池モジュール回収専用容器である。【選択図】図1

Description

本発明は、太陽電池モジュール回収専用容器、及び太陽電池モジュール収納方法に関する。
従来から、太陽の光を利用し、光起電力により電力を発電する太陽電池モジュール(ソーラーモジュール)が、広く一般に用いられている。前記太陽電池モジュールは、太陽光を受光して、発電するため、屋外に設置する必要がある。そのため、前記太陽電池モジュールには、雨、風などの自然環境に対する耐久性が求められる。前記太陽電池モジュールは、通常考えられる気象条件においては、ある程度の耐久性を有しているが、台風などの自然災害時に、不意に破損してしまうことがある。また、経年劣化した前記太陽電池モジュールも同様に、配線が劣化してしまうことによる故障、及び前記太陽電池モジュールの積層状態に不具合などの故障が発生してしまったり、前記太陽電池モジュールのモジュール本体の起電力が低下する可能性がある。そこで、破損してしまった前記太陽電池モジュール、及び経年劣化した前記太陽電池モジュールは、新しい前記太陽電池モジュールと取り替え、取り替えられた使用後の前記太陽電池モジュールはリサイクルされる。
また、近年では、メガソーラーと呼ばれる大規模な太陽光発電所の建設が相次いでいる。一般的に前記メガソーラーは、1MW(メガワット)以上の出力ができる太陽光発電所に対して呼称される。1MW以上の出力を太陽光によって得るためには、膨大な数の前記太陽電池モジュールが必要であり、前記太陽電池モジュールを設置する場所についても、広大な土地が必要である。したがって、前記メガソーラーは主に、耕作放棄地等の足場の悪い空き地に建設されることが多い。
前記太陽電池モジュールは、設置前と設置後において、主に専用の収納容器に収納されて運搬される。
前記太陽電池モジュールを運搬するための収納容器としては、例えば、矩形状の基板と、前記太陽電池モジュールの各角部を保持する保持部材とからなり、前記保持部材は、前記基板角部に立設配置される長尺状の外側ガイド板及び前記外側ガイド板に対向配置される長尺状の内側ガイド板と、これらのガイド板間に上方から挿通されるスライド板と、前記スライド板と一体に形成されて前記太陽電池モジュールの角部を下側から保持する保持体とからなる太陽電池モジュールの多段積載具が提案されている(特許文献1参照)。
しかし、前記多段積載具は、使用前の前記太陽電池モジュールを運搬するための容器であり、積み重ねられた互いの前記太陽電池モジュール同士に傷がつかないように間隙を有する構造である。したがって、前記間隙を有する構造とするために、前記多段積載具の構造が複雑化している。
不要となった前記太陽電池モジュールを収納する際には、前記太陽電池モジュール同士が傷を付け合っても、問題はない。そのため、より単純な構造であって、前記太陽電池モジュールを収納した際に、より多くの前記太陽電池モジュールを収納できる容器が望まれている。
また、前記メガソーラーにおいては、破損した前記太陽電池モジュールが1枚や2枚程度であった場合、その都度運搬していては効率が悪く、特に足場が悪い場合があるため、作業も困難である。したがって、破損した前記太陽電池モジュールが一定枚数になるまで発電を行わないように収納して保管しておき、一定枚数を超えたらリサイクル工場に運ぶための保管もできる容器が望まれている。
したがって、単純な構造であって、太陽電池モジュールの保管に優れる太陽電池モジュール回収専用容器が望まれている。
特開2012−188122号公報
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、単純な構造であって、太陽電池モジュールの保管に優れる太陽電池モジュール回収専用容器を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> 矩形形状の底部と、
前記底部の各々の角に、前記底部に対して垂直に立設する、長手方向の断面が前記底部の前記角に沿ったL字形状の支柱と、
前記支柱における前記底部側とは逆側の端部において、隣り合う前記角の前記支柱同士に係合して支持する梁部と、
前記底部と、前記支柱と、前記梁部とが成す側面の開口を塞ぐ、前記開口よりも大きい着脱可能な側板と、
を有することを特徴とする太陽電池モジュール回収専用容器である。
<2> 少なくとも短手側の前記梁部が、着脱可能である前記<1>に記載の太陽電池モジュール回収専用容器である。
<3> 前記支柱が、前記側板を保持する側板保持部を有する前記<1>から<2>のいずれかに記載の太陽電池モジュール回収専用容器である。
<4> 前記梁部が、前記側板を保持する上部側板保持部を有する前記<1>から<3>のいずれかに記載の太陽電池モジュール回収専用容器である。
<5> 前記底部の縁の少なくとも一部が垂直に立設している前記<1>から<4>のいずれかに記載の太陽電池モジュール回収専用容器である。
<6> 前記底部の中心に太陽電池モジュールを置いた際に、前記各支柱と前記太陽電池モジュールの端部までの隙間が1.0cm〜4.0cmである前記<1>から<5>のいずれかに記載の太陽電池モジュール回収専用容器である。
<7> 前記支柱及び前記梁部の少なくともいずれか一方に、吊り下げ用の吊り部を少なくとも2箇所に設けた前記<1>から<6>のいずれかに記載の太陽電池モジュール回収専用容器である。
<8> 前記支柱及び前記梁部の少なくともいずれか一方に、縁から垂直に立設したズレ止め防止部を少なくとも2箇所に設けた前記<1>から<7>のいずれかに記載の太陽電池モジュール回収専用容器である。
<9> 前記底部の底面に、少なくとも4つのキャスターを有する前記<1>から<8>のいずれかに記載の太陽電池モジュール回収専用容器である。
<10> 前記底部の長手方向端部の少なくとも一方に、支柱に対して平行に立設させた一対の把手嵌入部を有し、さらに、前記把手嵌入部に嵌入する把手部を有する前記<9>に記載の太陽電池モジュール回収専用容器である。
<11> 使用済みの太陽電池モジュールを収納する前記<1>から<10>のいずれかに記載の太陽電池モジュール回収専用容器である。
<12> 前記<1>から<11>のいずれかに記載の太陽電池モジュール回収専用容器の短手側の側面開口から、前記太陽電池モジュールを斜めにした状態で前記太陽電池モジュール回収専用容器内に挿入し、前記底部と平行にした状態にしてから積み重ねるか、又は、上部開口から前記太陽電池モジュール回収専用容器内に挿入し前記底部と平行な状態にしてから積み重ねることを特徴とする太陽電池モジュール収納方法である。
本発明によると、従来における問題を解決することができ、単純な構造であって、太陽電池モジュールの保管に優れる太陽電池モジュール回収専用容器を提供することができる。
図1は、本発明の太陽電池モジュール回収専用容器の一実施形態を示す斜視図である。 図2は、図1に示す太陽電池モジュール回収専用容器の側板を外した状態を示す斜視図である。 図3は、図2に示す太陽電池モジュール回収専用容器の正面図である。 図4は、図2に示す太陽電池モジュール回収専用容器の右側面図である。 図5は、図2に示す太陽電池モジュール回収専用容器の底部側の一部を示す部分拡大図である。 図6は、図2に示す太陽電池モジュール回収専用容器の梁部側の一部を示す部分拡大図である。 図7Aは、図1の太陽電池モジュール回収専用容器に太陽電池モジュールを入れる状態を示す説明図である。 図7Bは、図7Aで挿入した太陽電池モジュールを底部に対して平行な状態にしたことを示す説明図である。 図7Cは、図7Bで底部に対して平行の状態にして底部の表面まで降ろした状態を示す説明図である。 図7Dは、太陽電池モジュールを太陽電池モジュール回収専用容器に収納し、積み重ねた状態を示す説明図である。 図8は、本発明における太陽電池モジュール回収専用容器の他の一例を表す斜視図である。 図9は、図8に示す太陽電池モジュール回収専用容器の側板を外した状態を示す斜視図である。 図10は、図9に示す太陽電池モジュール回収専用容器の正面図である。 図11は、図9に示す太陽電池モジュール回収専用容器の平面図である。 図12は、図9に示す太陽電池モジュール回収専用容器の右側面図である。 図13は、図9に示す太陽電池モジュール回収専用容器の底部側の一部を示す部分拡大図である。 図14は、図9に示す太陽電池モジュール回収専用容器の梁部側の一部を示す部分拡大図である。
(太陽電池モジュール回収専用容器)
本発明の太陽電池モジュール回収専用容器は、底部と、支柱と、梁部と、側板と、を有し、さらに必要に応じてその他の部材を有してなる。
<底部>
前記底部は、矩形形状であれば、その構造、大きさ、材質などに、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記底部の構造としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記底部の縁の少なくとも一部が垂直に立設した構造、後述する側板を保持するための下部側板保持部を有する構造などが挙げられる。
前記底部の縁が垂直に立設した構造としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記底部の縁を均一に立設させた構造でもよいが、前記底部の長手方向に平行な端部の縁において垂直に立設した箇所では、前記底部の上面にパレットを置き、その上に前記太陽電池モジュールを積み重ねた場合に、フォークリフト等で簡単に太陽電池モジュールを前記パレットごと前記太陽電池モジュール回収専用容器内から出せるように、前記フォークリフトの爪と、前記パレットの孔とに対応する部分においては、立設の高さを低くする構造が挙げられる。また、前記縁から内側にかけて、一定間隔の平面を有する連続した凸部からなる枠とする構造としてもよい。
前記底部の前記下部側板保持部を有する構造としては、例えば、後述する側板を保持するために、前記底部の側面の表面から立設すると共に、前記底部の各側面に対して平行となるように前記側板が挿入される側に屈曲した板状の構造などが挙げられる。またその他にも、前記下部側板保持部が、突起である構造などが挙げられる。
前記底部の大きさとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記太陽電池モジュールを積み重ねて収容するため、前記太陽電池モジュールよりも大きいことが好ましい。例えば、前記太陽電池モジュールを前記底部の中心に置いたとき、前記太陽電池モジュールの縁と、前記底部の縁との間隔が1.0cm〜4.0cm程度あることが好ましく、1.5cm〜3.0cmがより好ましい。
前記底部の材質としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、樹脂、金属などが挙げられる。前記樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ABS、FRP、テフロン(登録商標)、ポリプロピレン、ポリカーボネイトなどが挙げられる。前記金属としては、例えば、ステンレススチール、アルミニウム、鉄などが挙げられる。本発明の前記太陽電池モジュールは、屋外で保管することを考慮すると、金属が好ましい。
<支柱>
前記支柱は、長手方向の断面が前記底部の角に沿ったL字形状であって、前記底部の各々の角に、前記底部に対して垂直に立設するものであれば、その構造、大きさ、材質などに、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記支柱の構造としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記底部側である一端において、前記底部と、接着、溶接、ボルトなどにより接合される構造、前記支柱の他端において、後述する梁部が着脱可能に係合及び係止等される構造、後述する側板を保持するための側板保持部を有する構造、後述する把手部が嵌入する把手嵌入部を有する構造などが挙げられる。
前記底部側である一端において、前記底部と、接着、溶接、ボルトなどにより接合される構造としては、前記支柱を、前記底部に対して垂直に立設させて支持することができれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記支柱の他端において、前記梁部が着脱可能となるように係合及び係止等される構造としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記梁部の端部が嵌入する梁部挿入部を有する構造、前記梁部を係止するための係止片などを有する構造が挙げられる。
前記支柱が前記側板保持部を有する構造としては、前記側板を確実に保持することができる構造であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記支柱の表面から立設すると共に、前記支柱の表面に対して平行となるように屈曲した板状の構造などが挙げられる。
前記把手嵌入部を有する構造としては、後述する把手部を着脱可能に支持することができる構造であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記底部の長手方向端部の少なくとも一方に、棒状体又は筒状体を、前記支柱に対して平行に立設させて、前記支柱に接合させた一対の前記把手嵌入部とする構造が挙げられ、前記把手部が、前記把手嵌入部に、係合、嵌合、挟持などをされる構造を用いることができる。
前記支柱の大きさとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、前記支柱の長手方向の長さとしては、前記太陽電池モジュール回収専用容器内に、前記太陽電池モジュールを25枚程度積み重ねることができる高さとなる105cm〜130cm程度が好ましく、長さ120cm程度を有していることが更に好ましい。
前記支柱の材質としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、樹脂、金属などが挙げられる。前記樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ABS、FRP、テフロン(登録商標)、ポリプロピレンなどが挙げられる。前記金属としては、例えば、ステンレススチール、アルミニウム、鉄などが挙げられる。本発明の前記太陽電池モジュールは、屋外で保管することを考慮すると、金属が好ましい。
<梁部>
前記梁部としては、前記支柱における前記他端において、前記底部の前記角において立設された複数の前記支柱のうち、隣り合う前記支柱に係合して支持するものであれば、その形状、構造、大きさ、材質などに特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記梁部の形状としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、板体又は棒状体であって、長手方向の断面がL字形状のものや、四角形状のもの、及びそれらを組み合わせたものなどが挙げられる。また、前記支柱と係止又は係合するために、長手方向の両端が同じ方向に屈曲した形状としてもよい。
前記梁部の構造としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記支柱と係止する係止片又は接合するためのボルトなどを挿入する孔を有する構造、及び後述する側板を保持する上部側板保持部を有する構造などが挙げられる。
前記支柱と係止する係止片又は接合するためのボルトなどを挿入する孔を有する構造としては、例えば、前記支柱のいずれかの部分と係止する係止片を有し、前記支柱に係止させることにより固定する構造、及び前記支柱及び前記梁部に、対応する孔を穿設し、ボルトなどを挿入してナットなどで固定する構造などが挙げられる。
前記上部側板保持部の構造としては、例えば、前記梁部の内側の長手方向両端において、前記梁部の長手方向に対して平行に突出した突出片である構造、前記梁部の長手方向の両端に形成された前記突出片が接続している構造などが挙げられる。
なお、前記梁部は、一部が前記支柱と予め接合された構造、前記支柱と一体となり形成された構造であってもよい。
前記梁部の大きさとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記支柱に対応した大きさとすることが好ましい。
前記梁部の材質としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、樹脂、金属などが挙げられる。前記樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ABS、FRP、テフロン(登録商標)、ポリプロピレンなどが挙げられる。前記金属としては、例えば、ステンレススチール、アルミニウム、鉄などが挙げられる。本発明の前記太陽電池モジュールは、屋外で保管することを考慮すると、金属が好ましい。
<側板>
前記側板としては、前記底部と、前記支柱と、前記梁部とが成す側面の開口を塞ぐことができる着脱可能の板体であれば、その形状、構造、大きさ、材質などに、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記側板の形状としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、前記側面の前記開口に応じた形状とするのが好ましい。
前記側板の構造としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、中空の板体などが挙げられる。
前記側板の大きさとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、前記側面の前記開口を確実に塞ぐことができる程度の大きさであることが好ましい。
前記側板の材質としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記太陽電池モジュール回収専用容器内に前記太陽電池モジュールを収容する関係上、遮光性を有する材質であることが好ましく、例えば、樹脂などが挙げられる。前記樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ABS、FRP、テフロン(登録商標)、ポリプロピレンなどが挙げられる。また、前記側板は着脱可能としている点から、軽量であり、且つ強度に優れる材質が好ましい。
<その他の部材>
前記その他の部材としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、吊り部、ズレ防止部、キャスター、把手部、蓋などが挙げられる。
<<吊り部>>
前記吊り部としては、前記太陽電池モジュール回収専用容器に備えられ、前記太陽電池モジュール回収専用容器をクレーンなどにより吊り下げることができるのであれば、その形状、構造、大きさ、材質、設置箇所などに特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記吊り部の形状としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、棒状体をU字形状に湾曲させた形状などが挙げられる。
前記吊り部の構造としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記支柱又は前記梁部に前記棒状体の端部を、溶接、固着、接合などされた構造などが挙げられる。
前記吊り部の大きさとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、ユニック車等のクレーンで前記太陽電池モジュール回収専用容器を持ち上げる場合に、使用するフックと確実に係合する程度の大きさであることが好ましい。
前記吊り部の材質としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、樹脂、金属などが挙げられる。前記樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ABS、FRP、テフロン(登録商標)、ポリプロピレンなどが挙げられる。前記金属としては、例えば、ステンレススチール、アルミニウム、鉄などが挙げられる。本発明の前記太陽電池モジュールは、屋外で保管することを考慮すると、金属が好ましい。
前記吊り部の設置箇所としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記吊り部を前記太陽電池モジュール回収専用容器に備え、前記太陽電池モジュール回収専用容器をクレーンなどにより吊り下げる観点から、前記支柱及び前記梁部の少なくともいずれか一方の、前記太陽電池モジュール回収専用容器の中心を通る垂直線に対して点対称となる2箇所に設置することが好ましい。前記太陽電池モジュール回収専用容器を安定して持ち上げるためには、持ち上げた際に前記太陽電池モジュール回収専用容器が平行となるようにできる4箇所に設置することが好ましい。
<<ズレ防止部>>
前記ズレ防止部としては、前記太陽電池モジュール回収専用容器自体を積み上げて保管する際に、安定して積み上げられるように位置決めの指標となる棒体及び舌片などの突片などであり、その形状、構造、大きさ、材質、設置箇所などに、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記ズレ防止部の形状としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、棒状体である形状、一端が円弧状を成す平板である形状などが挙げられる。
前記ズレ防止部の構造としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記支柱又は前記梁部などに、溶接、固着、接合により固定する構造などが挙げられる。
前記ズレ防止部の大きさとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記太陽電池モジュール回収専用容器を積み上げる際に、邪魔になりすぎない程度の大きさであることが好ましい。
前記ズレ防止部の材質としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、樹脂、金属などが挙げられる。前記樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ABS、FRP、テフロン(登録商標)、ポリプロピレンなどが挙げられる。前記金属としては、例えば、ステンレススチール、アルミニウム、鉄などが挙げられる。本発明の前記太陽電池モジュールは、屋外で保管することを考慮すると、金属が好ましい。
前記ズレ防止部の設置箇所としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記太陽電池モジュール回収専用容器を積み上げる際の指標となるように、前記支柱及び前記梁部の少なくともいずれか一方の縁に、上部方向に立設するように設置することが好ましい。
<<キャスター>>
前記キャスターとしては、前記底部の底面に装着して、前記太陽電池モジュール回収専用容器自体を移動させることができるのであれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、一般に市販されているキャスターを使用することができる。
前記キャスターの設置箇所としては、好ましくは、前記底部の底面の4箇所に設置することにより、前記太陽電池モジュール回収専用容器を簡単に移動させることができる。
<<把手部>>
前記把手部としては、前記キャスターを備えた前記太陽電池モジュール回収専用容器の前記把手嵌入部に嵌入し、前記把手部を人手で持つことにより、前記キャスターを有する前記太陽電池モジュール回収専用容器を動かすことができるものであれば、その形状、構造、大きさ、材質などに特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記把手部の形状としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、棒状体の両端を同じ方向に湾曲させた形状などが挙げられる。また、前記把手部を前記把手嵌入部に嵌入した際に、前記支柱側とは逆側に湾曲している形状などが挙げられる。
前記把手部の構造としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、少なくとも前記把手部の両端は、前記把手嵌入部に嵌入できる構造であることが好ましい。
前記把手部の大きさとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、人手により操作する観点から、少なくとも手で持つ部分は、人手で持ちやすい程度の径であることが好ましい。
前記把手部の材質としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、樹脂、金属などが挙げられる。前記樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ABS、FRP、テフロン(登録商標)、ポリプロピレンなどが挙げられる。前記金属としては、例えば、ステンレススチール、アルミニウム、鉄などが挙げられる。本発明の前記太陽電池モジュールは、屋外で保管することを考慮すると、金属が好ましい。
<<蓋>>
前記蓋としては、前記梁部及び前記支柱が成す上部の開口を塞ぐことができれば、その形状、構造、大きさ、材質などに、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記蓋の形状としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、前記上部の前記開口に応じた形状とするのが好ましい。また、前記太陽電池モジュール回収専用容器全体を覆うシート状のものであってもよい。
前記蓋の構造としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、中空の板体などが挙げられる。
前記蓋の大きさとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、前記上部の前記開口を塞ぐことができる程度の大きさであることが好ましい。
前記蓋の材質としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記側板と同様に、前記太陽電池モジュール回収専用容器内に前記太陽電池モジュールを収納する関係上、遮光性を有する材質であることが好ましい。また、前記蓋は着脱可能であるため、軽量であり、且つ強度に優れる材質が好ましい。
次に、本発明の前記太陽電池モジュール回収専用容器に、使用済みの太陽電池モジュールを収納する方法を詳細に説明する。本発明の前記太陽電池モジュール回収専用容器は、使用済みの太陽電池モジュールの収納及び保管に特化している。なお、ここで説明する前記太陽電池モジュール回収専用容器は、短手方向と平行な面(以下、短手側面とも言う)の前記梁部が着脱可能な構造のものとする。また、前記側板は外した状態とする。
前記側板が外された前記太陽電池モジュール回収専用容器は、側面及び上面が開口している状態である。
運ばれてきた前記太陽電池モジュールを、前記太陽電池モジュール回収専用容器の前記短手側面から斜めにした状態で前記開口に挿入し、前記太陽電池モジュールの総てが前記太陽電池モジュール回収専用容器内に挿入し終えたら、前記太陽電池モジュールを前記底部と平行にした状態にしてから、前記底部の上に置く。同様に、次の前記太陽電池モジュールも、前記太陽電池モジュール回収専用容器の前記短手側面から斜めにした状態で前記開口に挿入し、前記太陽電池モジュールの総てが前記太陽電池モジュール回収専用容器内に挿入し終えたら、前記太陽電池モジュールを前記底部と平行にした状態にしてから、最初に挿入した前記太陽電池モジュールの上に積み重ねる。この繰り返しを行い、前記太陽電池モジュール回収専用容器内に、前記太陽電池モジュールを積み重ねていく。なお、ある程度の枚数の前記太陽電池モジュールを前記太陽電池モジュール回収専用容器内に収容すると、前記短手側面の開口から前記太陽電池モジュールを挿入することができなくなる。その際には、上部の開口から前記太陽電池モジュールを挿入することにより、前記太陽電池モジュール回収専用容器の上部まで前記太陽電池モジュールを積み重ねることができる。
次に、収納が完了し次第、前記側板を、前記側板保持部、前記下部側板保持部、前記上部側板保持部などに挿入して密閉する。前記側板の挿入が終了したら、前記蓋を前記上部の前記開口を塞ぐように載せて、前記太陽電池モジュール回収専用容器の密閉が完了する。
以下、この発明の一実施例につき、図面を参照しながら説明するが、本発明はこの実施例に何ら限定されるものではない。なお、各図面における「1」等の符号は、それぞれ同じものを意味している。
(実施例1)
図1は、本発明の太陽電池モジュール回収専用容器の一実施形態を示す斜視図である。図2は、図1に示す太陽電池モジュール回収専用容器の側板を外した状態を示す斜視図である。図3は、図2に示す太陽電池モジュール回収専用容器の正面図である。図4は、図2に示す太陽電池モジュール回収専用容器の右側面図である。図5は、図2に示す太陽電池モジュール回収専用容器の底部側の一部を示す部分拡大図である。図6は、図2に示す太陽電池モジュール回収専用容器の梁部側の一部を示す部分拡大図である。
図1〜図4に示すように、太陽電池モジュール回収専用容器10は、底部20と、支柱30と、梁部40と、側板50とを有する。
底部20は、図1〜図4に示すように、前記太陽電池モジュールより若干大きい矩形形状であって、例えば、図5に示すように、四隅の角において、支柱30が立設されている。また、底部20の上面側では、縁全体が垂直に立設されている構造である。さらに、底部20は、図3〜図5に示すように、側板50を保持できるように、底部20の各側面から立設すると共に、底部20の上面側に向けて底部20と平行となるように屈曲した構造の下側側板保持部22を有する構造である。なお、底部20の材質は、鉄である。
支柱30は、図1〜図6に示すように、長手方向の断面がL字形状であって底部20に対して垂直となるように、支柱30の一端において、底部20の角に沿って外側から溶接により固着されている。また、支柱30には、支柱30の表面から立設すると共に、支柱30の長手方向に対して平行となるように屈曲した構造の、側板50を支持するための側板支持部32が形成されている。なお、支柱30の材質は、鉄である。
梁部40は、図1〜図4、及び図6に示すように、支柱30の他端において、底部20の隣り合う前記角の支柱30同士に係合されて支持される。本実施例では、ボルト(図示しない)及びナット(図示しない)により、着脱可能に支持されている。なお、梁部40の材質は、鉄である。
側板50は、図2に示すように、底部20と、支柱30と、梁部40とからなる開口を塞ぐための板であり、図1に示すように、側板50を前記開口の両側に形成された側板保持部32に下側側板保持部22と当接するまで挿入し、保持している。なお、側板50は、太陽電池モジュール回収専用容器10内に保管する前記太陽電池モジュールが、太陽光により発電しないように、遮光性のある材質であることが好ましく、本実施例の側板50は、ポリプロピレンを用いて、遮光性を有するように加工して形成されている。
吊り部60は、太陽電池モジュール回収専用容器10をクレーン等により吊り下げることができるようにするための係止孔が形成されるように、図1〜図4、及び図6に示すように、棒状体からなる吊り部60を湾曲させて両端を平行にし、太陽電池モジュール回収専用容器10の支柱30の上部の4箇所において固着されている。なお、吊り部60の材質は、鉄である。
ズレ防止部70は、太陽電池モジュール回収専用容器10自体を積み重ねる際に、太陽電池モジュール回収専用容器10同士のズレを防止するために、図1〜図4、及び図6に示すように、舌片状のズレ防止部70が、舌片の先端が上方を向くように、太陽電池モジュール回収専用容器10の上部の四隅の梁部40に4箇所で固着されている。なお、ズレ防止部70の材質は、鉄である。
蓋100は、図2〜図4に示すように、4つの梁部40が成す上部の開口を塞ぐための板であり、側板50と同様の構造である。なお、本実施例では、図1に示すように、上部開口が塞がれるように置いてあるだけである。しかし、上述したように、着脱可能に、接着、係合、嵌合させる構造としてもよい。
次に、本発明の太陽電池モジュール回収専用容器の使用の態様について図7A〜図7Cを用いて詳細に説明する。
図7Aは、図1の太陽電池モジュール回収専用容器に太陽電池モジュールを入れる状態を示す説明図である。図7Bは、図7Aで挿入した太陽電池モジュールを底部に対して平行な状態にしたことを示す説明図である。図7Cは、図7Bで底部に対して平行の状態にして底部の表面まで降ろした状態を示す説明図である。図7Dは、太陽電池モジュールを太陽電池モジュール回収専用容器に収納し、積み重ねた状態を示す説明図である。
図7Aに示すように、太陽電池モジュール回収専用容器10の前記短手側面の両面のうち、少なくともいずれか一方の面の梁部40を外す。梁部40は総て外してもよいが、前記短手側面の少なくともいずれか一方の梁部40を外せばよい。なお、太陽電池モジュール110を、太陽電池モジュール回収専用容器10内に容易に収納するために、一部の梁部40を取り外しているが、梁部40を取り外さなくても収納は可能である。太陽電池モジュール110を収納する際には、図7Aに示すように、まず、太陽電池モジュール110を斜めに傾けた状態で、太陽電池モジュール回収専用容器10内に挿入する。次に、図7Bに示すように、太陽電池モジュール110が総て太陽電池モジュール回収専用容器10内に挿入されたら、底部20に対して平行の状態とする。次に図7Cに示すように、平行にした太陽電池モジュール110を底部20の表面に置く。なお、この時、太陽電池モジュール110を底部20の中心に置いたと仮定すると、各支柱30と太陽電池モジュール110の端部までの隙間が1.0cm〜4.0cmとなる。
図7Aから図7Cを繰り返すことによって、図7Dに示すように、太陽電池モジュール回収専用容器10内に、太陽電池モジュール110が積み重ねられる。なお、太陽電池モジュール110を斜めにしても側面から挿入することができなくなった場合、上部の開口から太陽電池モジュール110を挿入することにより、太陽電池モジュール回収専用容器10内の上部にまで太陽電池モジュール110を収納することができる。その後、図1に示すように、側板50及び蓋100により、それぞれの開口を閉じて、太陽光が太陽電池モジュール回収専用容器10内に入射されることを防ぐ。
太陽電池モジュール110を、容器内が一杯になるまで収納された太陽電池モジュール回収専用容器10は、リサイクル工場等に運ばれるまで、太陽電池モジュール回収専用容器10自体を積み重ねて保管される。積み重ねる際には、吊り部60を用いて、クレーン等で持ち上げて積み重ねる。
リサイクル工場等に運ばれる際には、例えば、ユニック車等によって、備えられているクレーンを用いてユニック車の荷台に、太陽電池モジュール回収専用容器10を積載して運搬する。
(実施例2)
本発明の太陽電池モジュール回収専用容器の他の実施例を詳細に説明する。
図8は、本発明における太陽電池モジュール回収専用容器の他の一例を表す斜視図である。図9は、図8に示す太陽電池モジュール回収専用容器の側板を外した状態を示す斜視図である。図10は、図9に示す太陽電池モジュール回収専用容器の正面図である。図11は、図9に示す太陽電池モジュール回収専用容器の平面図である。図12は、図9に示す太陽電池モジュール回収専用容器の右側面図である。図13は、図9に示す太陽電池モジュール回収専用容器の底部側の一部を示す部分拡大図である。図14は、図9に示す太陽電池モジュール回収専用容器の梁部側の一部を示す部分拡大図である。
本実施例の太陽電池モジュール回収専用容器10は、底部20と、支柱30と、梁部40と、側板50と、把手部80と、キャスター90とを有する。
なお、実施例1と同様の部分については、説明を省略する。
底部20は、図8〜図14に示すように、実施例1よりも大きい矩形形状の底部20であり、前記下部保持部を有していない。本実施例の底部20は、縁から内側にかけて、一定間隔の平面を有する連続した凸部からなる枠24を有している。そのため、底部20は、前記下部保持部を有していない代わりに、側板50は、底部20の枠24の上面に当接し、保持される。
支柱30は、図8〜図14に示すように、実施例1と同様に、底部20の角に沿った長手方向の断面がL字形状であるが、底部20の縁ではなく、底部20の前記枠の内側において、底部20に対して垂直に立設されている。また、各支柱30は、前記短手側面に対して平行な面に、把手嵌入部34を有している。把手嵌入部34は、底部20の長手方向端部の両端に、支柱30に対して平行に立設させた一対の把手嵌入部34としており、本実施例では、支柱30と、把手嵌入部34の凸部において、溶接により接続されている。また、本実施例の把手嵌入部34は、筒状体であって、把手部80の端部が嵌入される。
さらに、支柱30の前記短手側面と平行な面において、上部に梁部40が挿入される梁部挿入部36を備えている。
梁部40は、図8〜図14に示すように、長手方向と平行な梁部40は、固着されており、内側に、側板50を挿入し保持するための、長手方向に対して平行となる挿入孔が設けられた上部側板保持部42を有している。また、短手方向と平行な梁部40は、両端部が直角に折り曲げられた棒状体であって、両端が支柱30の梁部挿入部36に挿入されて固定される。
側板50は、実施例1と同様であるので説明を省略する。
把手部80は、両端が直角方向に湾曲した棒状体であり、支柱30の把手嵌入部34に嵌入される。なお、本実施例においては、図8〜図14に示すように、太陽電池モジュール回収専用容器10の長手方向両端面に把手嵌入部34が形成されており、前記長手方向両端面に把手部80が着脱可能に一対備えられている。
キャスター90は、図8〜図10、及び図12に示すように、太陽電池モジュール回収専用容器10を移動可能とするために、底部20の底面に4箇所備えられている。
実施例2の太陽電池モジュール回収専用容器10の使用の態様については、まず、側板20、把手部80、短手方向と平行な梁部40を外した後の太陽電池モジュールの積み重ね方は、実施例1と同様であるので説明を省略する。前記太陽電池モジュールを収納し終えたら、蓋110を最上面に載せた後、短手側面の梁部40を取り付けて蓋110を固定する。
本実施例の前記太陽電池モジュール回収専用容器は、前記把手部により、人手により移動可能であるので、破損及び故障などの前記太陽電池モジュールの側にまで移動して、前記太陽電池モジュールを収納することができるので、前記太陽電池モジュールの回収効率が良いという利点がある。また、回収後に遮光性を有する側板を装着することにより、収納した前記太陽電池モジュールが発電することなく保管することができるという利点がある。さらに、パワーゲート車などに、人手によって簡単に載せることができる。
10 太陽電池モジュール回収専用容器
20 底部
22 下側側板保持部
24 枠
30 支柱
32 側板保持部
34 把手嵌入部
36 梁部挿入部
40 梁部
42 上部側板保持部
50 側板
60 吊り部
70 ズレ防止部
80 把手部
90 キャスター
100 蓋
110 太陽電池モジュール

Claims (12)

  1. 矩形形状の底部と、
    前記底部の各々の角に、前記底部に対して垂直に立設する、長手方向の断面が前記底部の前記角に沿ったL字形状の支柱と、
    前記支柱における前記底部側とは逆側の端部において、隣り合う前記角の前記支柱同士に係合して支持する梁部と、
    前記底部と、前記支柱と、前記梁部とが成す側面の開口を塞ぐ、前記開口よりも大きい着脱可能な側板と、
    を有することを特徴とする太陽電池モジュール回収専用容器。
  2. 少なくとも短手側の前記梁部が、着脱可能である請求項1に記載の太陽電池モジュール回収専用容器。
  3. 前記支柱が、前記側板を保持する側板保持部を有する請求項1から2のいずれかに記載の太陽電池モジュール回収専用容器。
  4. 前記梁部が、前記側板を保持する上部側板保持部を有する請求項1から3のいずれかに記載の太陽電池モジュール回収専用容器。
  5. 前記底部の縁の少なくとも一部が垂直に立設している請求項1から4のいずれかに記載の太陽電池モジュール回収専用容器。
  6. 前記底部の中心に太陽電池モジュールを置いた際に、前記各支柱と前記太陽電池モジュールの端部までの隙間が1.0cm〜4.0cmである請求項1から5のいずれかに記載の太陽電池モジュール回収専用容器。
  7. 前記支柱及び前記梁部の少なくともいずれか一方に、吊り下げ用の吊り部を少なくとも2箇所に設けた請求項1から6のいずれかに記載の太陽電池モジュール回収専用容器。
  8. 前記支柱及び前記梁部の少なくともいずれか一方に、縁から垂直に立設したズレ止め防止部を少なくとも2箇所に設けた請求項1から7のいずれかに記載の太陽電池モジュール回収専用容器。
  9. 前記底部の底面に、少なくとも4つのキャスターを有する請求項1から8のいずれかに記載の太陽電池モジュール回収専用容器。
  10. 前記底部の長手方向端部の少なくとも一方に、支柱に対して平行に立設させた一対の把手嵌入部を有し、さらに、前記把手嵌入部に嵌入する把手部を有する請求項9に記載の太陽電池モジュール回収専用容器。
  11. 使用済みの太陽電池モジュールを収納する請求項1から10のいずれかに記載の太陽電池モジュール回収専用容器。
  12. 請求項1から11のいずれかに記載の太陽電池モジュール回収専用容器の短手側の側面開口から、前記太陽電池モジュールを斜めにした状態で前記太陽電池モジュール回収専用容器内に挿入し、前記底部と平行にした状態にしてから積み重ねるか、又は、上部開口から前記太陽電池モジュール回収専用容器内に挿入し前記底部と平行な状態にしてから積み重ねることを特徴とする太陽電池モジュール収納方法。
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