JP2016106941A - 液体容器、及び液体容器を備えたコーヒメーカ - Google Patents

液体容器、及び液体容器を備えたコーヒメーカ Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが開閉弁を開閉操作する操作部と取っ手との距離を短縮すると共に、操作部の操作性を向上することができる液体容器の実現が望まれる。【解決手段】容器本体2と、取っ手3と、栓体4と、栓体4の流路39及び開閉弁5と、開閉弁5の開閉機構6と、開閉機構6を介して開閉弁5を手動開閉操作する操作部7と、を備え、操作部7は、取っ手3に支持された回転軸A周りに回動する操作レバー8を備え、操作レバー8の回動動作により開閉弁5を開閉させる操作力を生じる液体容器1。【選択図】図2

Description

本発明は、液体を溜める液体容器、及び液体容器を備えたコーヒメーカに関する。
上記のような液体容器として、例えば、下記の特許文献1及び特許文献2に記載された液体容器が既に知られている。特許文献1の技術では、栓体に設けられた開閉弁を、栓体に設けられた操作レバーの回動動作により開閉させるように構成されている。特許文献2の技術では、取っ手に設けられた、水平方向にスライドする押しボタン式の操作ボタンをスライド操作することにより、栓体に設けられた開閉機構を介して、栓体の開閉弁を開閉させるように構成されている。
特開2008−264091号公報 特開2009−279329号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、操作レバーが栓体に設けられているため、操作レバーと取っ手との距離が遠くなり、例えば、ユーザが親指を除く4本の指で取っ手を握った状態で、親指を上側に延ばして操作レバーを操作する必要があり、操作し難いという問題があった。引用文献2の技術では、例えば、ユーザが親指を除く4本の指で取っ手を握った状態で、親指の第一、第二、及び第三関節を複雑に動かして、親指の先端を水平方向に移動させ、操作ボタンを水平方向に押す必要があり、操作し難いという問題があった。
そこで、ユーザが開閉弁を開閉操作する操作部と、取っ手との距離を短縮すると共に、操作部の操作性を向上することができる液体容器の実現が望まれる。
本発明に係る、液体を溜める液体容器の特徴構成は、容器本体と、前記容器本体に固定され、ユーザにより保持される取っ手と、前記容器本体の開口部に取り付けられる栓体と、前記栓体に設けられ、前記容器本体の内側と外側とを連通する流路と、前記栓体に設けられ、前記流路を開閉する開閉弁と、前記栓体に設けられ、前記開閉弁を開閉させる開閉機構と、前記開閉機構を介して前記開閉弁を手動開閉操作する操作部と、を備え、前記操作部は、前記取っ手に支持された回転軸周りに回動する操作レバーを備え、前記操作レバーの回動動作により前記開閉弁を開閉させる操作力を生じる点にある。この特徴構成によれば、操作レバーの回転軸は、取っ手に支持されているので、操作レバーを、取っ手を握った手に近づけて配置することができる。操作レバーを操作する際に、ユーザが親指を上側に延ばす必要性を低減することができる。また、関節周りの指の回動動作と同様に回動動作をする操作レバーを備えることで、例えば、第二関節を中心に親指を回動動作させることにより、開閉弁を開閉させることができる。よって、操作部の操作性を向上することができる。
本発明に係る液体容器の更なる特徴構成は、前記操作部は、前記取っ手に支持された第二回転軸周りに回動する第二操作レバーを更に備え、前記操作レバーは、前記回転軸から少なくとも下側の成分を有する方向に延びた下側延出部を有し、当該下側延出部は、ユーザにより押圧される押圧面を有する被押圧部と、前記被押圧部の押圧力により生じた力を前記第二操作レバーに伝達する作用部と、を有し、前記第二操作レバーは、前記回転軸より下側に配置された前記第二回転軸から少なくとも上側の成分を有する方向に延びた上側延出部を有し、当該上側延出部は、前記作用部により押圧される第二被押圧部と、前記第二被押圧部の押圧力により生じた力を前記開閉機構側に伝達する第二作用部と、を有し、前記第二被押圧部は、前記第二回転軸より上側に配置され、前記第二作用部は、前記第二被押圧部よりも上側に配置される点にある。この構成によれば、ユーザに押圧される被押圧部は、取っ手に支持された回転軸から少なくとも下側の成分を有する方向に延びる下側延出部に設けられているため、被押圧部を下側に移動させることができる。よって、容器本体をバランスよく持つことができる容器本体の側方を持った状態で操作部を操作することが容易になり、液体を注出する際の操作性が向上する。一方、作用部も下側延出部に設けられるため、作用部が、栓体に設けられた開閉機構に対して相対的に下側に移動する。上記の構成によれば、第二被押圧部よりも下側に配置された第二回転軸を支点として、第二操作レバーの上側延出部が回動し、てこの原理により、作用部から第二被押圧部に伝達された押圧力を、第二被押圧部の上側に配置された第二作用部に伝達することができる。よって、第二操作レバーにより、作用部の押圧力を、作用部よりも上側に伝達することができる。また、てこの原理により、第二作用部の移動量は、第二被押圧部の移動量よりも大きくなる。すなわち、第二操作レバーにより、作用部の移動量を増大して、開閉機構側に伝達することができる。従って、第二操作レバーにより、作用部の押圧力を上側に伝達すると共に、作用部の移動量を増大して、開閉機構側に伝達することができる。このように、第二操作レバーにより、開閉弁の開閉に必要な操作レバーの回動量(ストローク)を、低減させることができ、操作部の操作性を向上させることができる。
本発明に係る液体容器の更なる特徴構成は、前記操作部は、前記操作レバーの回動動作により、少なくとも水平方向の成分を有する操作スライド方向にスライドする操作スライド部材を更に備え、前記操作スライド部材は、前記操作レバーの回動動作により、前記容器本体から前記開閉機構に向かって突出し、前記開閉弁を開閉させる点にある。この構成によれば、回転軸周りに円弧を描く操作レバーの動きを、操作スライド方向の動きに変換することができる。よって、操作部の動きを、機械的な機構に適したピストン運動に変換して、開閉機構に伝達することができる。また、操作スライド部材は操作スライド方向にスライドするため、操作スライド部材が容器本体から突出する部分における、操作スライド部材と容器本体との間の隙間を低減することが容易になり、当該隙間から操作部側に液体が進入することを抑制できる。
本発明に係る液体容器の更なる特徴構成は、前記開口部は、前記操作スライド部材が貫通する貫通孔を有し、前記貫通孔には、前記操作スライド部材との間をシールするシール部材が備えられる点にある。この構成によれば、シール部材により、貫通孔を介して操作部側に液体が浸入することを抑制できる。
本発明に係る液体容器の更なる特徴構成は、前記上側延出部は、前記開閉機構に向かって突出した突出部を有し、前記第二作用部は、前記突出部に設けられ、前記突出部は、前記第二被押圧部が前記作用部により押圧されることにより、前記容器本体から前記開閉機構に向かって突出し、前記開閉弁を開閉させる点にある。この構成によれば、第二作用部に突出部を設けることにより、開閉機構に押圧力を伝達することができ、操作部の構成を簡単なものとすることができる。
本発明に係る液体容器の更なる特徴構成は、前記操作レバーにおけるユーザにより押圧される押圧面は、押圧されていない状態で、少なくとも上側の成分を有する方向を向いている点にある。この構成によれば、例えば、ユーザが親指を除く4本の指で取っ手を握った状態で、斜め上側に延びた親指を下側に向かって回動させるだけで、操作レバーを下側に回動させることができ、手の動きの負担を少なくすることができる。
本発明に係る液体容器の更なる特徴構成は、前記開閉機構は、前記操作部の押圧力により、少なくとも水平方向の成分を有する開閉スライド方向にスライドする開閉スライド部材を備え、前記開閉スライド部材は、前記開閉弁を押圧し開閉させる、前記開閉スライド方向に対して傾いた傾斜面を有し、前記操作レバーは、前記回転軸から少なくとも下側の成分を有する方向に延びた下側延出部を有し、当該下側延出部は、ユーザにより押圧される押圧面を有する被押圧部を有し、前記回転軸は、前記開閉スライド方向に見て前記開閉スライド部材と重複しており、前記押圧面は、前記開閉スライド部材よりも下側に配置される部分を有している点にある。この構成によれば、回転軸を開閉スライド部材と開閉スライド方向に見て重複する位置まで下側に下げて配置し、押圧面を、開閉スライド部材よりも下側に配置される部分を有するまで下側に配置することができる。そのため、ユーザは、液体容器をバランスよく持った状態で、操作レバーを操作しながら、液体容器を傾けて液体を注出することができる。また、回転軸が、開閉スライド部材の上下方向の位置よりも上側に突出して配置されていないので、操作部が上側に大きくなることを抑制し、液体容器を上下方向にコンパクト化することができる。
本発明に係るコーヒメーカの特徴構成は、上述した液体容器と、水を溜める水タンクと、前記水タンクの水を加熱して、粉砕されたコーヒ豆を溜める抽出容器に供給し、当該抽出容器で抽出されたコーヒ抽出液を前記液体容器に供給するコーヒ抽出部と、を備えた点にある。この構成によれば、コーヒ抽出部により抽出されたコーヒ抽出液を溜める液体容器にも上述した液体容器に係る作用効果を得ることができる。
液体容器がコーヒメーカに組み込まれた状態の側面図 開閉弁が閉じられた状態の液体容器の縦断面図 開閉弁が閉じられた状態の液体容器の要部縦断面図 開閉弁が開かれた状態の液体容器の要部縦断面図 開閉機構、操作部、及び開閉弁などの要部斜視図 容器本体の斜視図 別実施形態に係る開閉弁が閉じられた状態の液体容器の要部縦断面図 別実施形態に係る開閉弁が開かれた状態の液体容器の要部縦断面図
本発明に係る液体容器1の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、液体容器1が、コーヒメーカ50に組み込まれた状態の側面図であり、図2は、開閉弁5が閉じられた状態の液体容器1を開口部10の中心線Cを通り上下方向Vに平行な平面で切断した縦断面図であり、図3は、開閉弁5が閉じられた状態の液体容器1において、開閉機構6を一部側面図化した図2と同様の縦断面図であり、図4は、開閉弁5が開かれた状態の液体容器1において、図3と同様に開閉機構6を一部側面図化した縦断面図であり、図5は、開閉機構6、操作部7、及び開閉弁5などの要部斜視図であり、図6は、容器本体2の斜視図である。
液体容器1は、内部に液体を溜める容器である。液体容器1は、容器本体2、取っ手3、流路39、栓体4、開閉弁5、開閉機構6、及び操作部7を備えている。容器本体2は、内部に液体を溜める容器の本体である。取っ手3は、容器本体2に固定され、容器本体2をユーザにより保持される部分である。栓体4は、容器本体2の開口部10に取り付けられ、開口部10を塞ぐ栓又は蓋である。流路39は、栓体4に設けられ、容器本体2の内側と外側とを連通する。開閉弁5は、栓体4に設けられ、流路39を開閉する弁である。開閉機構6は、栓体4に設けられ、開閉弁5を開閉させる機構である。操作部7は、開閉機構6を介して開閉弁5を手動開閉操作する操作機構である。操作部7は、取っ手3に支持された第一回転軸A周りに回動する第一操作レバー8を備え、第一操作レバー8の回動動作により開閉弁5を開閉させる操作力を生じる。なお、第一回転軸Aが、本発明における「回転軸」であり、第一操作レバー8が、本発明における「操作レバー」である。本願において、「上」、「下」、又は「水平」は、液体容器1が水平な平面上に置かれた場合における鉛直方向の「上」、「下」、又は「水平」を意味し、「上下方向V」は、鉛直方向に平行になるものとする。また、「周方向」、「径方向」及び「軸方向」は、容器本体2の開口部10の中心線Cについての方向であるものとする。また、第一回転軸Aの回転軸心に平行な方向を、回転軸方向Zと定義する。以下、本実施形態に係る液体容器1について、詳細に説明する。
本実施形態では、図1に示すように、液体容器1は、コーヒメーカ50に組み込まれている。コーヒメーカ50は、液体容器1、水タンク51、及びコーヒ抽出部52を備えている。水タンク51は、水を溜める容器である。コーヒ抽出部52は、水タンク51の水を電気ヒータにより加熱して、粉砕されたコーヒ豆を溜める抽出容器53に供給し、当該抽出容器53で抽出されたコーヒ抽出液を液体容器1に供給する。抽出容器53で抽出されたコーヒ抽出液は、抽出容器53の下端部に設けられた排出口から下側に排出され、抽出容器53の下側に配置された液体容器1に供給される。抽出容器53の下側には、液体容器1の栓体4が配置される。栓体4には、後述する抽出液用の第二開閉弁38が設けられており、抽出容器53から排出されたコーヒ抽出液は、第二開閉弁38を通って、容器本体2の内部に導かれる。
図2及び図6に示すように、容器本体2は、内部に液体を溜める容器の本体である。容器本体2は、上下方向Vに延びる有底筒状に形成された容器部25と、上側に開口する容器部25の開口部分を形成する開口部10と、を有している。容器部25は、上側に向かうに従って径が小さくなる円筒状に形成されている。開口部10は、上下方向Vに延びる円筒状に形成されている。開口部10及び容器部25の中心線Cは、上下方向Vに平行にされている。容器本体2は、内側の容器と外側の容器の二重構造とされた有底筒状の容器部材26を備えている。容器部材26には、ステンレスが用いられ、真空構造とされている。容器部材26の上側部分は、開口部10の下側部分の内周面を構成している。容器本体2は、開口部10の上側部分の内周面及び開口部10の外周面を構成する円筒状の開口枠部材27を備えている。開口枠部材27の下側部分の内周面が、容器部材26の上端部の外周面に嵌合されて、開口枠部材27が容器部材26に固定される。開口枠部材27の上側部分の周方向の一部が、径方向外側に突出しており、注ぎ口31とされている。開口枠部材27の上側部分における注ぎ口31とは中心線Cを挟んで反対側の周壁に、後述する操作スライド部材17が貫通する貫通孔32が形成されている。
取っ手3は、容器本体2に固定され、容器本体2を持ち上げるためにユーザが手で保持する棒状の部分である。本実施形態では、取っ手3は、容器本体2の開口部10の外周側に固定されている。取っ手3は、開口部10(開口枠部材27)の周方向の一箇所から径方向外側及び下側に延びている。本例では、取っ手3は、開口部10から径方向外側に延びた後、容器部25の径方向外側を下側に延び、その後、容器部25の下側部分の外周面まで径方向内側に延びており、U字状に湾曲している。取っ手3は、取っ手3の内側部分を構成する内側部材28と、取っ手3の外側部分を構成する外側部材29とから構成されている。内側部材28は、開口枠部材27と一体形成されており、開口枠部材27が容器部材26に固定されることにより、取っ手3が容器本体2に固定される。外側部材29は、内側部材28に取り付けられるカバー部材となる。取っ手3は、筒状に形成されており、内部が空洞になっている。開口枠部材27における開口部10から径方向外側に延びる部分(以下、取っ手肩部30と称す)の内部には、後述する操作部7が設けられている。詳細は後述するが、取っ手肩部30の外壁は、径方向外側の壁71において開口した操作開口部69を有しており、操作開口部69から、後述する第一操作レバー8の押圧ボタン部70が外側に突出している。
栓体4は、容器本体2の開口部10に取り付けられ、開口部10を塞ぐ栓又は蓋である。本実施形態では、栓体4は、円柱状に形成されており、円筒状に形成された開口部10の内側に嵌合される。栓体4は、栓体4の骨組みとなる栓本体部材37、栓体4の上側を覆うカバー部材47、開閉弁5、開閉機構6、第二開閉弁38、及びゴムパッキン34などから構成されている。図2から図4に示すように、栓体4は、開口部10に取り付けられた状態で、操作部7から開閉機構6に操作力を伝達可能になるように、容器本体2に対して所定の周方向の向きになるように構成されている。栓体4は、ねじ込み式とされており、開口部10にねじ込まれた状態で、所定の周方向の向きになるようにネジ部が形成されている。栓体4の外周面の下端部に、円筒状のゴムパッキン34が取り付けられており、栓体4と開口部10との間をシールする。
栓体4には、開口部10に取り付けられた状態で、容器本体2の内側と外側とを連通する流路39が設けられている。栓体4には、流路39を開閉する開閉弁5が設けられている。開閉弁5が開くと、容器本体2内の液体を、流路39を通じて、容器本体2の外部に注ぎ出すことができる。また、栓体4には、開閉弁5を開閉させる開閉機構6が設けられている。本実施形態では、開閉弁5は、上下方向Vにスライドすることにより、開閉するように構成されており、開閉機構6は、開閉弁5を上下方向Vにスライドさせる。栓体4(栓本体部材37)の下端部には、下側に開口する、中心線Cを中心とする円柱状の開口凹部40が形成されており、当該開口凹部40が、流路39における容器本体2内側の開口とされている。流路39は、開口凹部40の上面における注ぎ口31側の端部に形成された開口から、栓体4(栓本体部材37)内を上側に延びた後、径方向外側に延びて、栓体4の外周面における注ぎ口31と対向する部分に開口する内部流路41を有している。開閉弁5は、弁を構成する弁本体部35と、弁本体部35を支持する弁支持部36と、を有している。弁本体部35は、中心線Cを中心とする円板状に形成されている。弁本体部35は、開口凹部40を下側から覆い、開口凹部40を塞ぐことができる。弁本体部35が上側にスライドし、開口凹部40に当接すると、開口凹部40が弁本体部35により塞がれ、開閉弁5が閉じた状態になる。一方、弁本体部35が下側にスライドし、開口凹部40から離間すると、開口凹部40の閉塞が解除され、開閉弁5が開いた状態になる。弁支持部36は、弁本体部35の中心部から上側に延びる、中心線Cを中心とする円筒状に形成されている。弁支持部36の上端部は、後述する開閉機構6の弁側傾斜面部材42と一体移動するように連結されている。開閉弁5(弁側傾斜面部材42)は、弾性部材60(本例ではコイルばね)により、栓体4(栓本体部材37)に対して上側に付勢されており、開閉機構6により開閉弁5が下側に押圧されていない状態では、開閉弁5は上側にスライドし、開閉弁5は閉じた状態になる。一方、開閉機構6の下側への押圧力が、弾性部材60の上側への付勢力を上回ると、開閉弁5が下側にスライドし、開閉弁5は開いた状態になる。
栓体4には開閉可能な第二開閉弁38が設けられている。栓体4には、容器本体2の内側と外側とを連通し、コーヒ抽出部52から供給された液体を容器本体2の内部に導くための第二流路46が設けられており、第二開閉弁38は、第二流路46を開閉する。第二流路46は、栓体4の中心部を上下方向Vに貫通するように構成されている。開閉弁5(弁本体部35及び弁支持部36)の中心部には、上下方向Vに貫通する中心貫通孔45が形成されており、中心貫通孔45が、第二流路46の下側部分を構成する。カバー部材47は、中心部を貫通し、下側に延びる円筒状のカバー貫通筒48を有しており、カバー貫通筒48が、第二流路46の上側部分を構成する。また、カバー部材47は、上側に配置されたコーヒ抽出部52から供給された液体を受けるため、その中心部付近が漏斗状に下側に窪んだ漏斗状部49を有しており、カバー貫通筒48は、当該漏斗状部49の中心から下側に延びている。第二開閉弁38は、弁を構成する円板状の第二弁本体部43と、第二弁本体部43を支持する棒状の第二弁支持部44と、を有している。第二弁支持部44は、第二流路46内に配置され、第二流路46を上下方向Vに貫通している。第二弁本体部43は、開閉弁5の中心貫通孔45を下側から覆い、中心貫通孔45を塞ぐことができる。第二弁本体部43が上側にスライドし、中心貫通孔45に当接すると、中心貫通孔45が塞がれ、第二開閉弁38が閉じた状態になる。一方、第二弁本体部43が下側にスライドし、中心貫通孔45から離間すると、中心貫通孔45の閉塞が解除され、第二開閉弁38が開いた状態になる。カバー部材47よりも上側に突出した第二弁支持部44の上端部には、半球状の押圧ボタン61が設けられている。第二開閉弁38(押圧ボタン61)は、第二弾性部材62(本例ではコイルばね)により、栓体4(カバー部材47)に対して上側に付勢されている。抽出容器53により第二開閉弁38が下側に押圧されていない状態では、第二開閉弁38は上側にスライドし、第二開閉弁38は閉じた状態になる。一方、液体容器1が抽出容器53の下側に配置されると、抽出容器53により押圧ボタン61が下側に押圧され、第二開閉弁38が下側にスライドし、第二開閉弁38は開いた状態になる。
開閉機構6は、操作部7の押圧力により、少なくとも水平方向Hの成分を有する開閉スライド方向Yにスライドする開閉スライド部材21を備えている。開閉スライド部材21は、開閉スライド方向Yに対して傾いた傾斜面22を有しており、傾斜面22は、開閉弁5を押圧し開閉させる。本実施形態では、開閉スライド方向Yは、水平方向Hに平行されている。開閉スライド方向Yにおける開閉スライド部材21に対して操作部7が配置されている側(図2から図4の右側)を、スライド方向第一側Y1と定義し、スライド方向第一側Y1とは反対側(図2から図4の左側)を、スライド方向第二側Y2と定義する。なお、開閉スライド方向Yは、後述する操作スライド部材17の操作スライド方向Xと平行にされている。図3及び図4に示すように、傾斜面22は、スライド方向第一側Y1及び下側の成分を有する方向に延出しており、スライド方向第二側Y2及び下側の成分を有する方向を向いている。本例では、傾斜面22は、スライド方向第一側Y1に対して下側に30度程度傾斜した平面とされている。開閉機構6は、傾斜面22に対向する第二傾斜面63を有する弁側傾斜面部材42を有している。弁側傾斜面部材42は、開閉弁5(弁支持部36の上端部)に連結されており、開閉弁5と一体的に上下方向Vにスライドする。第二傾斜面63は、傾斜面22と同様にスライド方向第一側Y1及び下側の成分を有する方向に延出しており、スライド方向第一側Y1及び上側の成分を有する方向を向いている。図3から図4への変化に示すように、開閉スライド部材21が、操作部7により押圧されて、スライド方向第二側Y2にスライドすると、傾斜面22が第二傾斜面63を下側に押圧し、開閉弁5を開かせる。一方、操作部7により開閉スライド部材21が押圧されていない状態では、弾性部材60の付勢力により、第二傾斜面63が傾斜面22を上側に押圧し、開閉スライド部材21をスライド方向第一側Y1にスライドさせると共に、開閉弁5を閉じさせる。
開閉スライド部材21は、栓体4の外周部までスライド方向第一側Y1に延びている。開閉スライド部材21のスライド方向第一側Y1の端面が、操作部7により押圧される被押圧面64とされている。被押圧面64は、栓体4(栓本体部材37)の外周面に設けられた開口から栓体4の外部に露出している。被押圧面64は、後述するスライド軸体18の突出押圧面77と対向している。栓体4の中心部には、第二開閉弁38などが設けられているため、図5に示すように、開閉スライド部材21は、被押圧面64を形成する部分から、栓体4の中心部を避けて開閉スライド方向Yに直交する方向に二つに分かれて、スライド方向第二側Y2に延びる二股部65を有している。傾斜面22は、二股部65のそれぞれに設けられている。弁側傾斜面部材42も、栓体4の中心部を避けて開閉スライド方向Yに直交する方向に二つに分かれた部分のそれぞれに第二傾斜面63を備えている。なお、図3及び図4は、傾斜面22の動きを理解し易いよう、開閉スライド部材21及び弁側傾斜面部材42を一部、側面図で示している。
操作部7は、開閉機構6を介して開閉弁5を手動開閉操作する操作機構である。操作部7は、取っ手3に支持された第一回転軸A周りに回動する第一操作レバー8を備え、第一操作レバー8の回動動作により開閉弁5を開閉させる操作力を生じる。図2に示すように、通常、ユーザは親指を除く4本の指で取っ手3を握り、親指で操作部7を操作する。第一操作レバー8の第一回転軸Aは、取っ手3に支持されているので、第一操作レバー8を取っ手3を握った手に近づけて配置することができる。よって、従来技術において、操作レバーが栓体に設けられている場合のように、ユーザが親指を上側に延ばすことなく操作レバーを操作することが可能になる。また、従来技術において、栓体に設けられた操作レバーに近づけるために、取っ手を容器本体の上側に寄せて取り付けて、ユーザが液体容器1の上側に寄った部分を持つ必要性を低減することができる。すなわち、液体容器の上端から下側に移動した液体容器1の側方を持つことが可能になり、液体容器1をバランスよく持ち、液体を注出することができる。そして、取っ手3を持つ自然な手の姿勢で、親指を主に第二関節66を中心に回動させることにより、第一操作レバー8を回動させることができる。すなわち、親指の回動動作と同様に回動動作をする第一操作レバー8を備えることで、親指を回動動作させることにより、開閉弁5を開閉することができ、操作性のよいものとすることができる。
第一操作レバー8におけるユーザにより押圧される押圧面20は、押圧されていない状態で、少なくとも上側の成分を有する方向を向いている。図2に示すように、ユーザが4本の指で取っ手3を握った状態では、通常、親指は斜め上側に延びる。押圧面20が少なくとも上側の成分を有する方向を向いているため、斜め上側に延びた親指を下側に向かって回動させるだけで、第一操作レバー8を回動させることができ、手の動きの負担を少なくすることができる。ここで、押圧面20が、少なくとも上側の成分を有する方向を向いているとは、押圧面20の法線方向が、少なくとも、上側に向かう方向の成分を有していることである。本実施形態では、押圧面20は、径方向外側及び下側の成分を有する方向に延びており、押圧面20は、径方向外側及び上側の成分を有する方向を向いている。押圧面20は、押圧されていない状態で、径方向外側に向く方向に対して下側に30度から60度の範囲内(本例では40度程度)で傾斜しており、親指の傾きに適合している。押圧面20の周りに配置された取っ手肩部30の径方向外側の壁も、径方向外側及び下側の成分を有する方向に延びており、径方向外側及び上側の成分を有する方向を向いている。第一回転軸Aは、開閉スライド方向Yに見て開閉スライド部材21と重複しており、押圧面20は、開閉スライド部材21よりも下側に配置される部分を有している。この構成によれば、第一回転軸Aを開閉スライド部材21と開閉スライド方向Yに見て重複する位置まで下側に下げて配置し、押圧面20を、開閉スライド部材21よりも下側に配置される部分を有するまで下側に配置することができる。そのため、ユーザは、液体容器1をバランスよく持った状態で、第一操作レバー8を操作しながら、液体容器1を傾けて液体を注出することができる。また、第一回転軸Aが、開閉スライド部材21の上下方向Vの位置よりも上側に突出して配置されていないので、操作部7が上側に大きくなることを抑制し、液体容器1を上下方向Vにコンパクト化することができる。
操作部7は、取っ手3に支持された第二回転軸B周りに回動する第二操作レバー9を備えている。第一操作レバー8は、第一回転軸Aから少なくとも下側の成分を有する方向(本例では、下側及び径方向外側の成分を有する方向)に延びた下側延出部11を有している。下側延出部11は、ユーザにより押圧される押圧面20を有する第一被押圧部12と、第一被押圧部12の押圧力により生じた力を第二操作レバー9に伝達する第一作用部13と、を有している。なお、第一被押圧部12が、本発明における「被押圧部」であり、第一作用部13が、本発明における「作用部」である。第二操作レバー9は、第一回転軸Aより下側に配置された第二回転軸Bから少なくとも上側の成分を有する方向(本例では、上側)に延びた上側延出部14を有している。上側延出部14は、第一作用部13により押圧される第二被押圧部15と、第二被押圧部15の押圧力により生じた力を開閉機構6側に伝達する第二作用部16と、を有している。第二被押圧部15は、第二回転軸Bより上側に配置され、第二作用部16は、第二被押圧部15よりも上側に配置される。
この構成によれば、第一操作レバー8の下側延出部11は、取っ手3に支持された第一回転軸Aから少なくとも下側の成分を有する方向に延びており、下側延出部11に第一作用部13が設けられている。そのため、第一作用部13は、本実施形態のように、栓体4に設けられた開閉機構6よりも、下側に配置される場合がある。このような場合は、第一作用部13の押圧力を、開閉機構6まで上側に伝達する伝達機構が必要である。本実施形態では、伝達機構として、上記のような第二操作レバー9が設けられており、第二操作レバー9により、第一作用部13の押圧力を上側に伝達するように構成されている。具体的には、第二回転軸Bを支点として、第二操作レバー9の上側延出部14が回動し、てこの原理により、第二被押圧部15に伝達された押圧力を、第二被押圧部15の上側に配置された第二作用部16に伝達することができる。また、第二回転軸Bと第二作用部16との距離は、第二回転軸Bと第二被押圧部15との距離よりも長くなるので、てこの原理により、第二作用部16の移動量は、第二被押圧部15の移動量よりも大きくなる。すなわち、第二操作レバー9により、第一作用部13の移動量を増大して、開閉機構6側に伝達することができる。従って、第二操作レバー9により、第一作用部13の押圧力を上側に伝達すると共に、第一作用部13の移動量を増大して、開閉機構6側に伝達することができる。第二操作レバー9により、開閉弁5の開閉に必要な第一操作レバー8の回動量(ストローク)を、低減させることができ、操作部7の操作性を向上させることができる。
本実施形態では、図3などに示すように、第一回転軸Aは、取っ手3(取っ手肩部30)の回転軸方向Zの両側の壁に形成された内側に開口する支持穴(不図示)に嵌合されて、回転可能に支持されている。第一回転軸Aは、取っ手肩部30の内部空間の上端部に配置されている。第一操作レバー8を構成する下側延出部11は、取っ手肩部30の内部空間を、親指の幅に対応する程度の回転軸方向Zの幅を有して、第一回転軸Aから下側及び径方向外側の成分を有する方向に延びている。下側延出部11の上側及び径方向外側の成分を有する方向側の面が、第一被押圧部12を構成する押圧面20とされ、下側延出部11の下側及び径方向内側の面が、第一作用部13とされる。より詳細には、図3及び図5などに示すように、下側延出部11は、上側及び径方向外側の成分を有する方向に突出する押圧ボタン部70を有しており、押圧ボタン部70の上側及び径方向外側の成分を有する方向側の面が、第一被押圧部12となる押圧面20とされている。押圧ボタン部70は、取っ手肩部30の径方向外側の壁71に形成された操作開口部69を内側から外側に突き抜けている。下側延出部11は、回転軸方向Zの両側の端部から、それぞれ径方向内側に突出する、回転軸方向Zに薄い板状の内側突出部72を有しており、内側突出部72のそれぞれの径方向内側の先端が第一作用部13とされている。第一回転軸Aにおける回転軸方向Zの中心部分は切り欠けられており、当該切欠き部分に、後述する操作スライド部材17(スライド軸体18及び被押圧延出部76)が配置される。よって、第一回転軸Aと操作スライド部材17とを回転軸方向Zに見て、重複するように配置することができ、操作部7をコンパクト化することができると共に、第一回転軸Aを操作スライド部材17と重複する位置まで下側に配置することができる。
図3などに示すように、第二回転軸Bは、取っ手3(取っ手肩部30)の回転軸方向Zの両側の壁に形成された内側に開口する支持穴(不図示)に嵌合されて、回転可能に支持されている。第二回転軸Bは、取っ手肩部30の内部空間の下端部に配置されている。第二回転軸Bは、第一回転軸Aよりも下側であって、上下方向Vに見て第一回転軸Aと重複する位置に配置されている。第二回転軸Bは、第一作用部13よりも下側に配置されている。第二操作レバー9を構成する上側延出部14は、取っ手肩部30の内部空間を、下側延出部11と同等の回転軸方向Zの幅を有して、第二回転軸Bから上側に延びている。上側延出部14は、第一操作レバー8の径方向内側に配置されている。上側延出部14における上下方向Vの中心付近の径方向外側面が、第一作用部13により押圧される第二被押圧部15とされており、上側延出部14の上端部の径方向内側面が、第二作用部16とされている。より詳細には、図3及び図5などに示すように、上側延出部14は、回転軸方向Zの両側の端部において、それぞれ、第二回転軸Bから上側に延びる、回転軸方向Zに薄い板状の両端構成部74を有しており、両端構成部74のそれぞれの上下方向Vの中心付近の径方向外側面が、内側突出部72のそれぞれの第一作用部13に押圧される第二被押圧部15とされている。下側延出部11は、二つの両端構成部74の間に配置され、上側及び回転軸方向Zに延びる板状の中間構成部材75を有している。中間構成部材75の上端部の径方向内側面が、後述する操作スライド部材17を押圧する第二作用部16とされている。二つの両端構成部74の間であって、中間構成部材75の径方向内側の空間には、後述する操作スライド部材17の被押圧延出部76が配置される。
操作部7は、第一操作レバー8の回動動作により、少なくとも水平方向Hの成分を有する操作スライド方向Xにスライドする操作スライド部材17を備えている。操作スライド部材17は、第一操作レバー8の回動動作により、容器本体2から開閉機構6に向かって突出し、開閉弁5を開閉させる。本実施形態では、操作部7は、第一操作レバー8の回動動作により生じた第二作用部16の押圧力により、操作スライド方向Xにスライドする操作スライド部材17を備えている。操作スライド部材17は、図3から図4の変化に示すように、第一操作レバー8の回動動作の結果、第二作用部16により押圧されることにより、容器本体2から開閉機構6に向かって突出し、開閉弁5を開閉させるように構成されている。この構成によれば、第二回転軸B周りに円弧を描く第二作用部16の動きを、操作スライド方向Xの動きに変換することができる。よって、操作部7の動きを、機械的な機構に適したピストン運動に変換して、開閉機構6に伝達することができる。また、操作スライド部材17は操作スライド方向Xにスライドするため、操作スライド部材17が容器本体2から突出する部分における、操作スライド部材17と容器本体2との間の隙間を低減することが可能になり、当該隙間から操作部7側に液体が進入することを抑制できる。
本実施形態では、操作スライド方向Xは、水平方向H及び径方向に平行にされている。以下では、説明の簡略化のため、操作スライド方向Xを径方向に簡略化して説明する場合がある。操作スライド方向Xにおける操作スライド部材17から開閉機構6に向かう側を径方向内側に簡略化し、操作スライド方向Xにおける開閉機構6から操作スライド部材17に向かう側を径方向外側に簡略化する。操作スライド方向Xは、上記した開閉スライド部材21の開閉スライド方向Yと平行であり、回転軸方向Zと直交している。操作スライド部材17は、操作スライド方向X(径方向)に延びる柱状(本例では、円柱状)のスライド軸体18を有しており、スライド軸体18が、容器本体2から開閉機構6に向かって突出する。スライド軸体18の中心線は、開口部10の中心線Cと直交するように構成されている。スライド軸体18の径方向内側の端面が、開閉機構6(開閉スライド部材21の被押圧面64)を径方向内側に押圧する突出押圧面77とされる。操作スライド部材17は、スライド軸体18の径方向外側の端部から、上下方向Vに延びる被押圧延出部76を備えている。被押圧延出部76は、第一回転軸Aの切欠き部分に入る程度の所定の回転軸方向Zの幅を有して、上側及び下側に延びる矩形板状に形成された部分と、矩形板状の部分の周囲を囲み、径方向内側に延びる周壁部分とを備えている。被押圧延出部76の径方向外側の面は、第二作用部16により押圧される押圧面とされている。
取っ手肩部30の径方向内側の壁は、開口枠部材27により構成されており、スライド軸体18は、開口枠部材27に形成された貫通孔32を径方向内側に貫通し、開口枠部材27の内周面よりも径方向内側に突出するように構成されている。貫通孔32の内周面は、スライド軸体18の外周面に嵌合するように形成されており、貫通孔32とスライド軸体18との間の隙間が少なくなるように構成されている。そのため、貫通孔32とスライド軸体18との間の隙間から操作部7側に液体が進入することを抑制できると共に、貫通孔32によりスライド軸体18を支持できる。貫通孔32には、操作スライド部材17(本例では、スライド軸体18)との間をシールする円筒状のシール部材79が設けられている。シール部材79により、操作部7側に液体が浸入することをより確実に抑制できる。シール部材79の径方向外側には、シール部材79を径方向外側から押さえる円筒状の押えプレート80が備えられている。スライド軸体18は、弾性部材78(本例ではコイルばね)により、開口枠部材27に対して径方向外側に付勢されている。弾性部材78は、スライド軸体18の外周側であって、押えプレート80と被押圧延出部76との間に配置されている。図2及び図3に示すように、ユーザにより第一操作レバー8が押圧されていない状態では、スライド軸体18は径方向外側にスライドし、スライド軸体18が貫通孔32から径方向外側に引っ込むと共に、第二操作レバー9及び第一操作レバー8を径方向外側に押圧する。一方、図4に示すように、ユーザにより第一操作レバー8が押圧されると、スライド軸体18は径方向内側にスライドし、スライド軸体18が貫通孔32から径方向内側に突出する。スライド軸体18が径方向内側に突出すると、スライド軸体18の突出押圧面77が、開閉スライド部材21の被押圧面64を径方向内側に押圧し、開閉弁5を開かせる。
〔別実施形態〕本発明は、前述した実施の形態に限定されるわけでなく、その他種々の変更が可能である。変更の例として、以下に本発明の別実施形態について説明する。なお、以下の各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用されるものに限られず、矛盾が生じない限り、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記の実施形態においては、液体容器1は、コーヒメーカ50に組み込まれており、第二開閉弁38を備えている場合を例に説明した。しかし、液体容器1は、コーヒメーカ50に組み込まれておらず、コーヒメーカ50用の第二開閉弁38を備えていなくてもよく、例えば、液体容器1は、ヒータを有する電気ケトルとされたり、ヒータを有しない真空構造又は非真空構造のポットとされたりしてもよい。
(2)上記の実施形態においては、栓体4は、容器本体2の開口部10にねじ込まれるねじ込み式とされている場合を例に説明した。しかし、栓体4は、容器本体2の開口部10に嵌め込まれる嵌め込み式や、ヒンジにより開閉するヒンジ開閉式など、容器本体2の開口部10に取り付けられれば、どのような方式のものであってもよい。
(3)上記の実施形態においては、栓体4に設けられた開閉機構6は、傾斜面22を有する開閉スライド部材21を備えている場合を例に説明した。しかし、開閉機構6は、第一操作レバー8の回動による操作力により、開閉弁5を開閉させることができる機構であればどのような機構であってもよく、例えば、回動機構であってもよい。
(4)上記の実施形態においては、操作部7は、第二作用部16の押圧力により、少なくとも水平方向Hの成分を有する操作スライド方向Xにスライドする操作スライド部材17を備えている場合を例に説明した。しかし、操作部7は、操作スライド部材17を備えていなくともよい。図3及び図4と同様に開閉機構6を一部側面図化した図7及び図8の縦断面図に示すように、上側延出部14は、開閉機構6に向かって突出した突出部19を有し、第二作用部16は、突出部19に設けられていてもよく、突出部19は、第二被押圧部15が第一作用部13により押圧されることにより、容器本体2から開閉機構6に向かって突出し、開閉弁5を開閉させるように構成されてもよい。図7が、開閉弁5が閉じられた状態を示しており、図8が、開閉弁5が開かれた状態を示している。第二操作レバー9に係る部分以外は上記の実施形態と同様であるので、説明を省略する。第二操作レバー9を構成する上側延出部14は、第二回転軸Bから上側に延びる延出本体部82と、延出本体部82の上端部から径方向内側に延びる突出部19とを有している。延出本体部82の径方向外側面が、第一操作レバー8の第一作用部13により押圧される第二被押圧部15とされる。突出部19の径方向内側の先端が、開閉機構6(開閉スライド部材21の被押圧面64)を径方向内側に押圧する第二作用部16とされる。上側延出部14は、弾性部材81(本例ではコイルばね)により、開口枠部材27に対して径方向外側に付勢されている。弾性部材81は、開口枠部材27と延出本体部82との間に配置されている。図7に示すように、ユーザにより第一操作レバー8が押圧されていない状態では、上側延出部14は径方向外側に回動し、突出部19の先端が開口枠部材27に形成された開口部83から径方向外側に引っ込むと共に、第一操作レバー8を径方向外側に押圧する。一方、図8に示すように、ユーザにより第一操作レバー8が押圧されると、上側延出部14は径方向内側に回動し、突出部19の先端が開口部83から径方向内側に突出する。突出部19が径方向内側に突出すると、突出部19の先端の第二作用部16が、開閉スライド部材21の被押圧面64を径方向内側に押圧し、開閉弁5を開かせる。
(5)上記の実施形態においては、操作部7は、第二操作レバー9を備えている場合を例に説明した。しかし、操作部7は、第二操作レバー9を備えていなくてもよく、例えば、第一操作レバー8の第一作用部13によりスライド軸体18を押圧したり、第一操作レバー8の内側突出部72(第一作用部13)を、開口枠部材27の貫通孔32まで径方向内側に延出させて、第一作用部13の押圧力を開閉機構6に伝達するように構成されたり、第二操作レバー9とは異なる回動機構を備えたりしてもよい。
(6)上記の実施形態においては、操作部7は、第一操作レバー8の回動動作により生じた、第二操作レバー9の第二作用部16の押圧力により、操作スライド方向Xにスライドする操作スライド部材17を備え、操作スライド部材17は、第一操作レバー8の回動動作の結果、第二操作レバー9の第二作用部16により押圧されることにより、容器本体2から開閉機構6に向かって突出し、開閉弁5を開閉させる場合を例に説明した。しかし、操作部7は、第一操作レバー8の回動動作により生じた、第一操作レバー8(第一作用部13)の押圧力により、操作スライド方向Xにスライドする操作スライド部材17を備えており、操作スライド部材17は、第一操作レバー8の回動動作の結果、第一操作レバー8(第一作用部13)により押圧されることにより、容器本体2から開閉機構6に向かって突出し、開閉弁5を開閉させるように構成されていてもよい。例えば、第一操作レバー8の第一作用部13が、操作スライド部材17の被押圧延出部76を押圧するように構成されてもよい。なお、この場合は、操作部7は、第二操作レバー9を備えていない。
(7)上記の実施形態においては、下側延出部11は、下側及び径方向外側の成分を有する方向に延びている場合を例に説明した。しかし、下側延出部11は、少なくとも下側の成分を有する方向に延びていればよく、例えば、下側に延びていてもよく、又は、下側及び径方向内側の成分を有する方向に延びていてもよい。或いは、下側延出部11は、上記の実施形態のように、下側に延びながら、径方向外側や径方向内側などの他の方向にも複雑に延びていてもよい。また、上記の実施形態においては、上側延出部14は、上側に延びている場合を例に説明した。しかし、上側延出部14は、少なくとも上側の成分を有する方向に延びていればよく、例えば、上側及び径方向内側の成分を有する方向に延びていてもよく、又は、上側及び径方向外側の成分を有する方向に延びていてもよい。或いは、上側延出部14は、上記の実施形態のように、上側に延びながら、径方向外側や径方向内側などの他の方向にも複雑に延びていてもよい。
(8)上記の実施形態においては、第一操作レバー8におけるユーザにより押圧される押圧面20は、押圧されていない状態で、少なくとも上側の成分を有する方向を向いている場合を例に説明した。しかし、押圧面20は、少なくとも上側の成分を有する方向を向いていなくともよく、例えば、径方向外側を向いていてもよい。
(9)上記の実施形態においては、第一操作レバー8は、第一回転軸Aから少なくとも下側の成分を有する方向に延びた下側延出部11を有しており、下側延出部11に、押圧面20を有する第一被押圧部12と、第一作用部13と、を有している場合を例に説明した。しかし、操作部7は、取っ手3に支持された第一回転軸A周りに回動する第一操作レバー8を備え、第一操作レバー8の回動動作により開閉弁5を開閉させる操作力を生じればどのような構成でもよく、例えば、第一操作レバー8は、第一回転軸Aから少なくとも上側の成分を有する方向(例えば、上側及び径方向内側の成分を有する方向)に延びた上側延出部を有しており、上側延出部に、ユーザにより押圧される押圧面を有する第一被押圧部と、第一被押圧部の押圧力により生じた力を開閉機構6側に伝達する第一作用部と、を有していてもよい。この場合は、第一回転軸Aは、開閉スライド部材21の上下方向Vの位置よりも下側に配置されていてもよい。
(10)上記の実施形態においては、取っ手3(内側部材28)と、開口部10を構成する開口枠部材27とが一体形成されている場合を例に説明した。しかし、取っ手3(内側部材28)と開口枠部材27とが別部材により構成され、締結部材などにより、互いに連結されていてもよい。
(11)上記の実施形態においては、取っ手3(内側部材28)と、開口部10を構成する開口枠部材27とが一体形成されており、開口枠部材27にスライド軸体18が貫通する貫通孔32が形成されている場合を例に説明した。しかし、取っ手3(内側部材28)と開口枠部材27とが別部材により構成され、開口枠部材27の周方向の一部が切り欠けられ、開口枠部材27が切り欠けられた開口部10の部分が、取っ手3(取っ手肩部30)に設けられた径方向内側の壁により構成され、取っ手3の径方向内側の壁に、スライド軸体18が貫通する貫通孔32が形成されていてもよい。
本発明は、液体を溜める液体容器、及び液体容器を備えたコーヒメーカに好適に利用することができる。
1:液体容器、2:容器本体、3:取っ手、4:栓体、5:開閉弁、6:開閉機構、7:操作部、8:第一操作レバー(操作レバー)、9:第二操作レバー、10:開口部、11:下側延出部、12:第一被押圧部(被押圧部)、13:第一作用部(作用部)、14:上側延出部、15:第二被押圧部、16:第二作用部、17:操作スライド部材、18:スライド軸体、19:突出部、20:押圧面、21:開閉スライド部材、22:傾斜面、32:貫通孔、39:流路、50:コーヒメーカ、51:水タンク、52:コーヒ抽出部、53:抽出容器、79:シール部材、A:第一回転軸(回転軸)、B:第二回転軸、H:水平方向、X:操作スライド方向、Y:開閉スライド方向

Claims (8)

  1. 液体を溜める液体容器であって、
    容器本体と、
    前記容器本体に固定され、ユーザにより保持される取っ手と、
    前記容器本体の開口部に取り付けられる栓体と、
    前記栓体に設けられ、前記容器本体の内側と外側とを連通する流路と、
    前記栓体に設けられ、前記流路を開閉する開閉弁と、
    前記栓体に設けられ、前記開閉弁を開閉させる開閉機構と、
    前記開閉機構を介して前記開閉弁を手動開閉操作する操作部と、を備え、
    前記操作部は、前記取っ手に支持された回転軸周りに回動する操作レバーを備え、前記操作レバーの回動動作により前記開閉弁を開閉させる操作力を生じる液体容器。
  2. 前記操作部は、前記取っ手に支持された第二回転軸周りに回動する第二操作レバーを更に備え、
    前記操作レバーは、前記回転軸から少なくとも下側の成分を有する方向に延びた下側延出部を有し、当該下側延出部は、ユーザにより押圧される押圧面を有する被押圧部と、前記被押圧部の押圧力により生じた力を前記第二操作レバーに伝達する作用部と、を有し、
    前記第二操作レバーは、前記回転軸より下側に配置された前記第二回転軸から少なくとも上側の成分を有する方向に延びた上側延出部を有し、当該上側延出部は、前記作用部により押圧される第二被押圧部と、前記第二被押圧部の押圧力により生じた力を前記開閉機構側に伝達する第二作用部と、を有し、前記第二被押圧部は、前記第二回転軸より上側に配置され、前記第二作用部は、前記第二被押圧部よりも上側に配置される請求項1に記載の液体容器。
  3. 前記操作部は、前記操作レバーの回動動作により、少なくとも水平方向の成分を有する操作スライド方向にスライドする操作スライド部材を更に備え、
    前記操作スライド部材は、前記操作レバーの回動動作により、前記容器本体から前記開閉機構に向かって突出し、前記開閉弁を開閉させる請求項1又は2に記載の液体容器。
  4. 前記開口部は、前記操作スライド部材が貫通する貫通孔を有し、
    前記貫通孔には、前記操作スライド部材との間をシールするシール部材が備えられる請求項3に記載の液体容器。
  5. 前記上側延出部は、前記開閉機構に向かって突出した突出部を有し、前記第二作用部は、前記突出部に設けられ、
    前記突出部は、前記第二被押圧部が前記作用部により押圧されることにより、前記容器本体から前記開閉機構に向かって突出し、前記開閉弁を開閉させる請求項2に記載の液体容器。
  6. 前記操作レバーにおけるユーザにより押圧される押圧面は、押圧されていない状態で、少なくとも上側の成分を有する方向を向いている請求項1から5のいずれか一項に記載の液体容器。
  7. 前記開閉機構は、前記操作部の押圧力により、少なくとも水平方向の成分を有する開閉スライド方向にスライドする開閉スライド部材を備え、前記開閉スライド部材は、前記開閉弁を押圧し開閉させる、前記開閉スライド方向に対して傾いた傾斜面を有し、
    前記操作レバーは、前記回転軸から少なくとも下側の成分を有する方向に延びた下側延出部を有し、当該下側延出部は、ユーザにより押圧される押圧面を有する被押圧部を有し、
    前記回転軸は、前記開閉スライド方向に見て前記開閉スライド部材と重複しており、
    前記押圧面は、前記開閉スライド部材よりも下側に配置される部分を有している請求項1から6のいずれか一項に記載の液体容器。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載された液体容器と、
    水を溜める水タンクと、
    前記水タンクの水を加熱して、粉砕されたコーヒ豆を溜める抽出容器に供給し、当該抽出容器で抽出されたコーヒ抽出液を前記液体容器に供給するコーヒ抽出部と、を備えたコーヒメーカ。
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