JP2016106808A - 乗員状態取得装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(3)前記設定手段は、前記衝突形態が側面衝突以外である場合に前記照射角度を第一角度に設定し、前記衝突形態が前記側面衝突である場合に前記照射角度を前記第一角度よりも大きな第二角度に設定することが好ましい。
(5)その場合、前記乗員状態取得装置が、複数の周波数帯の前記波動を照射可能な前記生体センサを備えることが好ましい。
(6)あるいは、前記乗員状態取得装置が、互いに異なる周波数帯の前記波動を照射する複数の前記生体センサを備えることが好ましい。この場合、前記設定手段が、複数の前記生体センサのうちの一つを選択することによって前記照射角度を設定することが好ましい。
(8)前記乗員状態取得装置が、前記波動が通る位置に開口を有し、前記開口の面積を変更する絞り調整手段を備えることが好ましい。この場合、前記設定手段が、前記絞り調整手段を調節することによって前記照射角度を設定することが好ましい。
(9)前記生体センサが、前記シートの車幅方向中心部に設置されることが好ましい。
以下、本乗員状態取得装置が搭載された車両の進行方向を前方とし、前方を基準に左右を定め、左右方向を車幅方向という。さらに、重力の方向を下方とし、その逆を上方とする。
[1−1.装置構成]
第一実施形態に係る乗員状態取得装置1は、図2に示す車両10に搭載される。この車両10は、車室内の前部右側に運転席を有する右ハンドル車両である。本実施形態に係る乗員状態取得装置1は、車両10の運転席に着座する運転手を対象に設けられる。
そこで、本実施形態の乗員状態取得装置1では、生体センサ11で照射される電磁波の周波数帯を調節することによって、電磁波の照射角度を設定(変更)する。これにより、生体センサ11によるデータ精度と生体情報の取得の確実性とのバランスを調節する。
車両ECU2は、生体センサ11で照射される電磁波の照射角度を制御する。ここではおもに、車両10の衝突時における照射角度の制御について説明する。車両ECU2は、上述の乗員状態取得装置1の推定部21としての機能要素と、設定部22としての機能要素とを備える。
本実施形態の推定部21は、衝突形態の推定だけでなく、車両10の衝突の有無の判定も行うものとする。すなわち、この推定部21は、まず車両10に衝突があったか否かを判断し、衝突があったと判断した場合には、さらにその衝突形態を推定する。
図3は、車両ECU2で実施される制御内容を説明するためのフローチャート例である。このフローチャートは、車両10が通常状態であって車両ECU2がオン状態のときに、所定の演算周期で繰り返し実施される。なお、このフローチャートの開始時点において、車両10は通常状態である(衝突時ではない)ため、生体センサ11の照射角度は第一角度θ1に設定されている。
(1)上記の乗員状態取得装置1では、生体センサ11で照射される波動である電磁波の照射角度が、車両10の衝突時に推定された衝突形態に応じて設定される。例えば図1(a)に示すように、生体センサ11の照射角度が小さく設定される場合には、生体センサ11から一定の距離だけ離れた乗員5の高さ位置において、電磁波を狭い範囲に集中させることができる。そのため、この場合には、生体センサ11で取得される乗員5の生体情報の精度(データ精度)を向上させることができる。
(6)上記の乗員状態取得装置1では、生体センサ11がシート4の車幅方向中心部に設置される。これにより、乗員5が車幅方向の何れの方向に移動した場合でも、生体情報を取得しやすくすることができる。また、様々な体格の乗員5に対して電磁波を当たりやすくすることができるため、生体センサ11のデータ精度及び生体情報取得の確実性を向上させることができる。
[2−1.構成]
図4(a),(b)は、第二実施形態に係る乗員状態取得装置1を説明するための図であり、図1(a),(b)にそれぞれ対応する。ここでは、上述の第一実施形態中で説明した各要素との対応関係を明示すべく、対応する要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態の乗員状態取得装置1には、互いに異なる周波数帯の電磁波を照射する二つの生体センサ12,13が設けられる。また、設定部22が、これらの生体センサ12,13のうちの一つを選択することによって、電磁波の照射角度を設定する。つまり、本実施形態の乗員状態取得装置1では、一定の周波数帯の電磁波を照射する生体センサであって異なる周波数帯のものを複数個設ければよく、複数の周波数帯の電磁波を照射可能な(すなわち、周波数帯を切り替えることができる)生体センサを設ける必要がないため、上述の第一実施形態のものと比べて、個々の生体センサにかかるコストを抑制することができる。また、例えば一つの生体センサを備える既存の装置に対して、異なる周波数帯の電磁波を照射する別の生体センサを付加することで製造することができるため、既存の製品を活用することができ、生産性を高めることができる。
その他、本実施形態の乗員状態取得装置1によれば、上記第一実施形態と同様の構成からは上記第一実施形態と同様の作用,効果を得ることができる。
[3−1.構成]
図5(a),(b)は、第三実施形態に係る乗員状態取得装置1を説明するための模式図である。ここでは、上述の第一及び第二実施形態中で説明した各要素との対応関係を明示すべく、対応する要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
ケース31は、例えば一端が閉鎖された筒状の筐体であり、閉鎖された一端(下端)が底面部として機能する。ケース31は、その軸心Cが鉛直方向に延在し、開放された他端(上端)が鉛直上方を向くように配置される。ケース31の底面部の中心(ケース31の軸心C上)には、生体センサ13が設置される。
本実施形態の乗員状態取得装置1には、電磁波が通る位置に開口32aを有し、この開口32aの面積を変更する絞り調整部30が設けられる。また、設定部22が、この絞り調整部30を調節(操作)することによって、電磁波の照射角度を設定する。そのため、生体センサ13で照射された電磁波の広がる角度を、開口32aの面積を調節することによって変更することができる。
その他、本実施形態の乗員状態取得装置1によれば、上記第一及び第二実施形態と同様の構成からは上記第一及び第二実施形態と同様の作用,効果を得ることができる。
上述した実施形態に関わらず、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。上述した実施形態の各構成は、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせてもよい。
上述の各実施形態では、車両10が右ハンドル車両である場合を例示したが、本乗員状態取得装置1は左ハンドル車両に対しても同様に搭載可能である。また、本乗員状態取得装置1は、車両10の運転手に限らず、車両10に乗車する他の乗員を対象に設けられてもよい。すなわち上述の生体センサ11〜13は、車両10の運転席であるシート4以外のシート(座席)に設置されてもよい。
また、上述の各実施形態では、生体センサ11〜13が電磁波を照射する場合を例示したが、生体センサ11〜13は、電磁波以外の波動(例えば音波)を照射して、生体情報を取得するものであってもよい。
4 シート
5 乗員
10 車両
11 生体センサ
12 第一生体センサ(生体センサ)
13 第二生体センサ(生体センサ)
21 推定部(推定手段)
22 設定部(設定手段)
30 絞り調整部(絞り調整手段)
32a 開口
θ1 第一角度(照射角度)
θ2 第二角度(照射角度)
Claims (9)
- 車両に装備されるシートに設置され、前記シートに着座する乗員に向けて波動を照射し、前記波動の反射波を検出することで前記乗員の生体情報を取得する生体センサと、
前記車両の衝突時に衝突形態を推定する推定手段と、
前記推定手段で推定された前記衝突形態に応じて前記波動の照射角度を設定する設定手段と、
を備えたことを特徴とする、乗員状態取得装置。 - 前記設定手段は、前記衝突形態から予測される前記乗員の移動が大きいほど、前記照射角度を大きく設定する
ことを特徴とする、請求項1記載の乗員状態取得装置。 - 前記設定手段は、前記衝突形態が側面衝突以外である場合に前記照射角度を第一角度に設定し、前記衝突形態が前記側面衝突である場合に前記照射角度を前記第一角度よりも大きな第二角度に設定する
ことを特徴とする、請求項1又は2記載の乗員状態取得装置。 - 前記設定手段は、前記波動の周波数帯を調節することによって前記照射角度を設定する
ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の乗員状態取得装置。 - 複数の周波数帯の前記波動を照射可能な前記生体センサを備える
ことを特徴とする、請求項4項記載の乗員状態取得装置。 - 互いに異なる周波数帯の前記波動を照射する複数の前記生体センサを備え、
前記設定手段が、複数の前記生体センサのうちの一つを選択することによって前記照射角度を設定する
ことを特徴とする、請求項4記載の乗員状態取得装置。 - 前記波動の周波数帯が低い前記生体センサほど車幅方向内側に配置される
ことを特徴とする、請求項6記載の乗員状態取得装置。 - 前記波動が通る位置に開口を有し、前記開口の面積を変更する絞り調整手段を備え、
前記設定手段が、前記絞り調整手段を調節することによって前記照射角度を設定する
ことを特徴とする、請求項1〜7の何れか1項に記載の乗員状態取得装置。 - 前記生体センサが、前記シートの車幅方向中心部に設置される
ことを特徴とする、請求項1〜8の何れか1項に記載の乗員状態取得装置。
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