JP2016105238A - 予約管理システム、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】予約管理システム、及びプログラムを提供する。
【解決手段】利用者から予約希望期間を示す情報を取得する予約取得部と、前記予約希望期間から特定される予約終了時刻と実際に利用が終了利用終了時刻を関連付けた利用履歴を記憶する記憶部と、前記予約取得部が取得した前記予約希望期間から特定される予約終了時刻と前記記憶部が記憶する前記利用履歴に基づいて、予測差分を予測する予測部と、前記予約取得部が取得した前記予約希望期間と前記予測部が予測した前記予測差分に基づいて、占有期間を設定する占有期間設定部と、を備える、予約管理システム。
【選択図】図1

Description

本発明は、予約管理システム、及びプログラムに関する。
従来、駐車場や会議室のような施設、または自転車や自動車のような移動体などの対象物を特定期間利用したい利用者が、対象物の利用を事前に予約するためのシステムが知られている。利用者は利用したい期間を予約期間として指定し、既に予約が設定された他の利用者による予約期間と重複していなければ、指定した予約期間に予約が設定される。予約が設定されると、対象物の提供者は、設定された予約期間に従って対象物を利用者に提供する。事前に予約を設定することで、利用者は対象物を希望通りの期間利用できる可能性が高くなり、提供者は効率的に対象物を提供することができる、という利点がある。
しかし、例えば対象物が駐車場の場合のように、対象物が存在する場所に利用者が到着しないと利用の開始ができない場合、利用者が予約開始時刻に到着しない、または予約開始時刻より早く到着することで、予約開始時刻と実際の利用開始時刻が異なってしまうことがある。予約開始時刻と実際の利用開始時刻が異なると、予約していた利用者が対象物を利用することができない状況や、提供者が効率的に対象物を提供できない問題が発生する場合がある。
そこで、利用開始時刻を予測する技術が知られている。例えば特許文献1では、天候、交通状態などを用いて、駐車場利用者の到着時刻を予測するシステムが開示されている。また、特許文献2、3には、駐車場予約を送信する車両の位置を取得し、車両の位置から車両の到着予定時刻を予測し、到着予定時刻に基づいて駐車場の予約を設定するシステムが開示されている。
特許第4486221号公報 特許第4302541号公報 特許第5015814号公報
しかし、利用者は設定された予約終了時刻を超えて対象物を利用してしまうことがあり、次に予約している他の利用者が対象物を利用できない状況が発生する場合があった。これに対して、利用者の予約終了時刻より所定時間後に占有終了時刻を設定し、他の利用者の予約開始時刻が前の利用者の占有終了時刻以後となるように予約を設定することも可能である。しかし、利用者が実際に利用を終了する利用終了時刻が不明なため、設定された占有終了時刻が利用終了時刻と乖離することが多く、その結果、対象物の提供効率が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、利用終了時刻を予測することで、対象物の提供効率を向上させることが可能な、新規かつ改良された予約管理システム、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、利用者から予約希望期間を示す情報を取得する予約取得部と、前記予約希望期間から特定された予約終了時刻と実際に利用が終了した利用終了時刻を関連付けた利用履歴を記憶する記憶部と、前記予約取得部が取得した前記予約希望期間から特定される予約終了時刻と前記記憶部が記憶する前記利用履歴に基づいて、予測差分を予測する予測部と、前記予約取得部が取得した前記予約希望期間と前記予測部が予測した前記予測差分に基づいて、占有期間を設定する占有期間設定部と、を備える、予約管理システムが提供される。
前記予約管理システムは、前記利用者が予約を希望する一または複数の施設に対して、複数の前記占有期間が重複しないように予約を設定する予約設定部をさらに備えてもよい。
前記予約管理システムは、前記施設の現在の利用状態を示す利用情報を取得する利用情報取得部と、前記施設を予約済みの前記利用者が当該施設の利用開始を希望したとき、前記利用情報取得部から当該施設に関する前記利用情報を受け取り、前記利用情報に基づいて前記予約済みの前記施設を前記利用者に提供可能か否かを判定する提供判定部と、前記提供判定部が、前記予約済みの前記施設を前記利用者に提供可能であると判定した場合に、前記利用者に前記予約済みの前記施設の利用許可を与える利用許可部と、をさらに備えてもよい。
前記施設は一または複数の予備施設を含み、前記予約設定部は前記予備施設を予め除外して予約を設定し、前記予約管理システムは、前記提供判定部が前記予約済みの前記施設を前記利用者に提供不可能と判定した場合に、前記利用情報取得部から前記予備施設に関する前記利用情報を受け取り、現在利用されていない前記予備施設を抽出する予備施設管理部をさらに備え、前記利用許可部は、前記予備施設管理部が前記現在利用されていない前記予備施設を一以上抽出した場合に、前記現在利用されていない前記予備施設のいずれかの利用を前記利用者に許可を与えてもよい。
前記予約管理システムは、前記施設を予約済みの前記利用者が当該施設の利用開始を希望したとき、前記予約設定部が当該施設に設定した予約に関して、前記利用者の予約以前に存在する直近の予約の予約終了時刻と現在時刻を比較し、前記現在時刻が当該予約終了時刻以後であるか否かを判定する時刻判定部をさらに備え、提供判定部は、前記現在時刻が当該予約終了時刻以後であると前記時刻判定部により判定された場合に、当該施設を前記利用者に提供可能か否かを判定してもよい。
前記予約管理システムは、予約取得部が取得した新たな利用者の前記予約希望期間について、前記予約設定部がいずれの前記施設に対しても予約を設定することができない場合、予約を設定することが可能な期間を示す代替予約期間を前記新たな利用者に通知する、通知部をさらに備えてもよい。
前記予測部は、前記予約取得部が取得した前記予約希望期間から特定される前記予約終了時刻に類似した前記予約終了時刻を含む、一または複数の前記利用履歴を前記記憶部から抽出し、抽出された前記利用履歴から特定される前記予約終了時刻と前記利用終了時刻の差分に基づいて、前記予測差分を予測してもよい。
前記予測部は、前記記憶部から抽出された前記一または複数の前記利用履歴から特定される一または複数の前記差分のうち所定の割合の差分が、前記予測差分以下となるように前記予測差分を予測してもよい
前記記憶部は、前記予約終了時刻の日付が特定日に該当する前記利用履歴を特定日利用履歴として、前記予約終了時刻の日付が前記特定日に該当しない前記利用履歴を通常日利用履歴として、区別して記憶し、前記予測部は、前記予約終了時刻の日付が前記特定日に該当する場合には、前記予約終了時刻と前記特定日利用履歴に基づいて前記予測差分を予測し、前記予約終了時刻の日付が前記特定日に該当しない場合には、前記予約終了時刻と前記通常日利用履歴に基づいて前記予測差分を予測してもよい。
前記予測部は、前記予約終了時刻の日付が前記特定日に該当する場合には、前記予約終了時刻と前記特定日利用履歴に基づいて予測した第一の予測差分候補と、前記予約終了時刻と前記通常日利用履歴に基づいて予測した第二の予測差分候補のうち、最も大きい候補を前記予測差分として予測してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを利用者から予約希望期間を取得する予約取得部と、前記予約希望期間から特定される予約終了時刻と、前記予約終了時刻と実際の終了時刻を関連付けた利用履歴に基づいて、予測差分を予測する予測部と、前記予約取得部が取得した前記予約希望期間と前記予測部が予測した前記予測差分に基づいて、占有期間を設定する占有期間設定部と、として機能させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、利用終了時刻を予測することで、対象物の提供効率を向上させることが可能である。
本発明の一実施形態にかかる予約管理システムの概要を示す説明図である。 同実施形態にかかる駐車場の一例を示す説明図である。 同実施形態にかかるサーバの構成を示す説明図である。 同実施形態にかかる予約希望メッセージに含まれる情報の例を示す説明図である。 同実施形態にかかる予約設定情報に含まれる情報の例を示す説明図である。 同実施形態にかかる特定日リストの一例を示す説明図である。 同実施形態にかかる通常日利用履歴の一例を示す説明図である。 同実施形態にかかる特定日利用履歴の一例を示す説明図である。 同実施形態にかかる管理装置の構成を示す説明図である。 同実施形態にかかる予約設定状況の一例を示す説明図である。 同実施形態にかかる予約設定状況の一例を示す説明図である。 同実施形態にかかる予約設定状況の一例を示す説明図である。 同実施形態にかかる予約管理システムの予約設定時の動作を示す説明図である。 同実施形態にかかる予測差分の予測方法の一例を示す説明図である。 同実施形態にかかる予約管理システムの車両到着時の動作を示す説明図である。 同実施形態にかかるサーバのハードウェア構成を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<<1.予約管理システムの概要>>
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態にかかる予約管理システムの概要を説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる予約管理システムの概略を示す説明図である。本実施形態にかかる予約管理システムは、駐車場の予約サービスを提供する。図1に示したように、サーバ1は、通信網100を介して、駐車場200を管理する管理装置2、及びスマートフォン3aやパーソナルコンピュータ3bなどの利用者端末3と接続して、利用者による駐車場200の利用に関する予約を管理する。
サーバ1は、予約管理機能を有する情報処理装置である。サーバ1は駐車場200の利用を希望する利用者から、当該利用者が保有する利用者端末3を介して駐車場200の予約を事前に受け付け、予約を設定する。また、サーバ1は、駐車場200を管理する管理装置2に予約状況などの情報を提供する。
通信網100は、通信網100に接続されている装置から送信される情報の有線、または無線の伝送路である。例えば、通信網100は、インターネット、電話回線網、衛星通信網などの公衆回線網や、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などを含んでもよい。また、通信網100は、IP−VPN(Internet Protocol−Virtual Private Network)などの専用回線網を含んでもよい。
駐車場200は、図2のような駐車スペースを備える駐車場であり、管理装置2によって管理される。管理装置2は、駐車場200の各駐車スペースの利用状況を管理し、当該利用状況と通信網100を介してサーバ1から取得した予約状況に基づいて、利用者に駐車場200の駐車スペースを提供する情報処理装置である。また、図2に示したように、駐車場200は、スペースA〜Kと、予備スペースX、Yを備える。サーバ1は、スペースA〜Kに利用者の予約を割り当て、予備スペースX、Yには予約を設定しない。スペースA〜Kのいずれかを予約していた利用者の車両が到着した時点で、当該予約済みスペースが別の利用者によって利用中だった場合、予備スペースX、Yが利用者に提供される。予備スペースX、Yは、スペースA〜Kに比べて、利便性の低いスペース(整地されていないスペース、出入り口から遠いスペースなど)であってもよいし、スペースA〜Kから離れた位置に存在する駐車スペースであってもよい。なお、図2では、スペースA〜K、及び予備スペースX、Yが同一サイズの駐車スペースである例を示したが、駐車場200は自転車用、自動二輪車用、軽自動車用、普通自動車用、大型自動車用などの、複数のサイズの駐車スペースを備えてもよい。また、図1では予約管理システムが一つの駐車場の予約を管理する例を示したが、本発明による予約管理システムは、複数の駐車場の予約を管理してもよい。
利用者端末3は、駐車場200の予約や利用を行う利用者が保有する情報処理装置である。利用者は、自動車、自動二輪車、自転車などの駐車場200に駐車可能な車両を保有し、当該車両を駐車するために利用者端末3を用いて駐車場200の予約を行う。利用者端末3は、通信網100を介してサーバ1に接続し、駐車場200の予約希望メッセージをサーバ1に送付する。なお、利用者端末3は図1に示したスマートフォンやパーソナルコンピュータに限られず、PND(Portable/Personal Navigation Device)、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、携帯用映像処理装置などの情報処理装置であってもよい。
<<2.背景>>
以上、本発明の一実施形態による予約管理システムの概要を説明した。続いて、本実施形態による予約管理システムの創作に至った背景を説明する。
上述した通り、従来駐車場を事前に予約することができるシステムが知られている。上記のようなシステムは、例えば観光地や、観光施設などの付近に存在する駐車場に適用された場合に、利用者にとって有用である。
しかし、観光地や観光施設の付近の駐車場を利用する利用者は、当該観光地や観光施設に不慣れなことも多いため、当該観光地や観光施設の混雑時間帯には、駐車スペースに車両を駐車した利用者の駐車場への帰還が予約終了時刻よりも遅れることがある。利用者の帰還が遅れると、当該利用者の次に当該駐車スペースを予約している利用者が車両を駐車することができず、駐車場の提供効率が低下する問題が生じる。
この問題に対して、利用者の予約終了時刻より所定時間後に占有終了時刻を設定し、他の利用者の予約開始時刻が前の利用者の占有終了時刻以後となるように予約を設定することも可能である。しかし、例えば当該観光地や観光施設の混雑していない時間帯には利用者が予約終了時刻通りに帰還する場合もあり、その場合は設定された占有終了時刻が利用終了時刻と乖離してしまい、やはり駐車場の提供効率が低下するという問題があった。
そこで、本件発明者は、上記事情を一着眼点にして本発明の実施形態を創作するに至った。本実施形態による予約管理システムは、実際の利用終了時刻を予測することで、駐車場の提供効率を向上させることが可能である。以下、本発明の実施形態による予約管理システムにおいて、上記の効果を実現するためのサーバ1、及び管理装置2の構成を順次詳細に説明する。
<<3.構成>>
<3−1.サーバの構成>
図3は、本実施形態にかかるサーバ1の構成を示す説明図である。図3に示したように、本実施形態によるサーバ1は、通信部11、駐車場DB(Data Base)12、利用者DB13、利用履歴DB14、予約取得部15、予測部16、占有期間設定部17、及び予約設定部18を備える。
(通信部)
通信部11は、有線/無線により他の情報処理装置との間でデータの送受信を行うための通信モジュールである。例えば、通信部11は、LAN(Local Area Network)や電話回線などに接続され、図1で示した通信網100を介して管理装置2、及び利用者端末3と通信する。
本実施形態にかかる通信部11は、利用者端末3から後述する予約希望メッセージを受信し、予約取得部15に提供する機能を有する。また、通信部11は、予約設定部18から受け取った予約に関する情報を、利用者端末3に送信することで利用者に通知する通知部としての機能を有する。通信部11は、これらの情報を送受信するためのWebアプリケーションを提供してもよい。例えば、Webアプリケーションは、利用者に対してどのような駐車スペースが利用可能であるかを提示したり、駐車場200の予約操作を受け付けたりしてもよい。また、通信部11は、後述する利用者DB13に記憶される利用者とその予約に関する情報を管理装置2に送信する機能を有する
図4は通信部11が利用者端末3から受信する予約希望メッセージに含まれる情報の例を示す説明図である。図4に示す通り、本実施形態にかかる予約希望メッセージは、予約車両番号、連絡先を示す情報(電話番号、メールアドレスなど)、予約開始希望時刻、予約終了希望時刻、移動手段経路情報(カーナビゲーションシステムの経路を示す情報など)、直前立ち寄り場所を示す情報、直前立ち寄り場所の退出予定時刻、訪問先を示す情報、車種を示す情報などを含む。
(駐車場DB)
本実施形態にかかる駐車場DB12は、提供者により登録された提供可能な駐車スペースに関する情報を格納するデータベースである。より詳しくは、駐車場DB12は、提供条件情報を格納する。提供条件情報とは、駐車場200を提供可能な時間帯を示す情報、駐車場200の位置を示す情報、駐車可能な車種、提供可能な駐車スペースの数、及び各駐車スペースの駐車場200内での位置を示す情報などを含む、提供条件を示す情報である。
(利用者DB)
本実施形態にかかる利用者DB13は、駐車場200を予約する利用者とその予約に関する情報を格納するデータベースである。より詳しくは、利用者DB13は、予約設定情報を格納する。予約設定情報とは、予約設定部18が設定した予約に関する情報である。図5は、予約設定情報に含まれる情報の例を示す説明図である。図5に示す通り、本実施形態にかかる予約希望設定情報は、予約車両番号、連絡先を示す情報、予約駐車スペース番号、予約開始時刻、予約終了時刻、占有終了時刻、移動手段経路情報、直前立ち寄り場所を示す情報、直前立ち寄り場所の退出予定時刻、訪問先を示す情報、車種を示す情報などを含む。
(利用履歴DB)
本実施形態にかかる利用履歴DB14は、過去の駐車場200の利用に関する情報を格納するデータベースである。より詳しくは、利用履歴DB14は、予約設定された予約終了時刻と実際に利用が終了した利用終了時刻を関連付けた利用履歴を格納する。本実施形態にかかるサーバ1は記憶部を有し、記憶部に駐車場DB12、利用者DB13、及び利用履歴DB14を記憶するが、駐車場DB12、利用者DB13、及び利用履歴DB14は、それぞれサーバ1とは独立したデータベースとして構成されてもよい。
後述する予測部16は、利用履歴DB14が格納する利用履歴に基づいて、新たな予約にかかる予約終了時刻と利用終了時刻との差分(予測差分)を予測する。駐車場退出の遅延の主な原因は、観光施設などの混雑などが考えられるが、観光施設の混雑が駐車場への利用者の帰還時刻にどのように影響するかを判断することは難しい。そこで、本実施形態にかかる利用履歴DB14は、予約終了時刻と利用者が実際に利用を終了した利用終了時刻の差分を格納し、予測部16は過去の複数の差分に基づいて新たな予約の差分を予測する。かかる構成によれば、例えば、利用者の帰還が予約終了時刻よりも遅れることの多い時間帯には差分が大きく予測され、利用者が予約終了時刻通りに帰還することの多い時間帯には差分が小さく予測される。
また、駐車場200の付近でお祭りのようなイベントなどが開催される特定日には、通常より駐車場の付近が混雑する恐れがあるため、利用履歴DB14は、予約終了時刻の日付が特定日に該当しない利用履歴を通常日利用履歴、予約終了時刻の日付が特定日に該当する利用履歴を特定日利用履歴として、別々に格納する。なお、以下の説明では、通常日利用履歴と特定日利用履歴を特に区別する必要がない場合には、通常日利用履歴と特定日利用履歴を合わせて単に利用履歴とも称する。
図6は特定日をリスト化した特定日リストの一例を示す説明図である。特定日リストは、外部のデータベースから取得されてもよいし、駐車場200の提供者に入力されて利用履歴DB14に格納されてもよい。
図7は通常日利用履歴の一例を示す説明図であり、図8は特定日利用履歴の一例を示す説明図である。各利用履歴には、予約終了時の月、日、及び曜日と、予約終了時刻、実際に利用を終了した利用終了時刻、及び、差分が含まれる。差分は、例えば予約終了時刻と利用終了時刻の差であり、差分=(利用終了時刻 − 予約終了時刻)として求められてもよい。
(予約取得部)
予約取得部15は、通信部11を介して、利用者の予約希望期間(予約開始希望時刻〜予約終了希望時刻の間の期間)を示す情報を含む予約希望メッセージを取得し、予測部16に提供する。予約希望メッセージについては、既に図4を参照して説明したため、説明を省略する。
(予測部)
予測部16は、予約取得部15が取得した予約希望期間から特定される予約終了時刻と、利用履歴DB14から受け取った利用履歴に基づいて、当該予約にかかる予約終了時刻と利用終了時刻との予測差分を予測する。ここで、予約終了時刻は、予約希望メッセージに含まれる予約終了希望時刻と同一であってもよい。
予測部16は、予約希望期間から特定された予約終了時刻に類似した予約終了時刻を含む、一または複数の利用履歴を利用履歴DB14から抽出する。ここで、予約希望期間から特定された予約終了時刻に類似した予約終了時刻には、予約希望期間から特定された予約終了時刻と同一時刻の予約終了時刻を含むものとする。また、予測部16は、抽出された利用履歴に含まれる差分に基づいて、予測差分を予測する。さらに、予測部16は、予約希望メッセージと予測差分を占有期間設定部17に提供する。なお、予測部16による予測差分を予測する方法の詳細については後述する。
(占有期間設定部)
占有期間設定部17は、予測部16から、予約希望メッセージと予測差分を受け取り、予測差分を含んだ占有期間を設定する。例えば、占有期間設定部17は、予約開始希望時刻を占有期間の開始時刻(占有開始時刻)とし、予約終了希望時刻に予測差分を加えた時刻を占有期間の終了時刻(占有終了時刻)として占有期間を設定してもよい。また、占有期間設定部17は、予約希望メッセージと占有期間を予約設定部18に提供する。
(予約設定部)
予約設定部18は、占有期間設定部17から受け取った予約希望メッセージと占有期間に基づいて、予約を設定する。まず、予約設定部18は、新たな予約の設定において、駐車場DB12と利用者DB13を参照して、予約希望メッセージに含まれる車種を駐車可能な駐車スペースのうち、既に設定済みの予約の占有期間と当該新たな予約の占有期間が重複しない駐車スペース(予約可能な駐車スペース)を抽出する。予約可能な駐車スペースが抽出された場合、予約設定部18は、当該新たな予約について、図5を参照して説明した予約設定情報を利用者DB13に格納させる。また、予約設定部18は、いずれの駐車スペースに対しても新たな予約の設定を行うことができない場合には、予約を設定することが可能な代替期間を示す代替予約期間を通信部11に提供する。通信部11は代替予約期間を受け取ると、通知部としての機能を発揮し、代替予約期間と、代替予約期間での予約を承諾するか否かの選択肢を利用者に通知する。なお、予約設定部18は、駐車場200の駐車スペースから予備スペース(予備施設)を予め除外して予約の可否判定と予約の設定を行う。
<3−2.管理装置の構成>
図9は、本実施形態にかかる管理装置2の構成を示す説明図である。図9に示したように、本実施形態による管理装置2は、通信部21、時刻判定部22、利用許可部23、提供判定部24、予備スペース管理部(予備施設管理部)25、及び利用情報取得部26を備える。
(通信部)
通信部21は、有線/無線により他の情報処理装置との間でデータの送受信を行うための通信モジュールである。例えば、通信部21は、LAN(Local Area Network)や電話回線などに接続され、図1で示した通信網100を介してサーバ1と通信する。
本実施形態にかかる通信部21は、サーバ1から利用者とその予約に関する情報を受信し、時刻判定部22、及び利用許可部23に提供する機能を有する。
(時刻判定部)
時刻判定部22は、予約済み駐車スペースの利用開始を利用者が希望したとき、当該利用者の予約以前に存在する直近の予約の予約終了時刻と、現在時刻を比較して、現在時刻が当該予約終了時刻以後であるか否かを判定する。
(利用許可部)
利用許可部23は、利用者が駐車場200に到着したとき、当該利用者の情報を取得し、予約設定情報を参照して、当該利用者が駐車スペースのいずれかを予約済みの利用者であるか否か認証を行う。また、利用許可部23は、利用者の情報を時刻判定部22、及び後述する提供判定部24に提供する。また、利用許可部23は、提供判定部24が、自身が予約した駐車スペースの利用開始を希望している利用者に当該駐車スペースを提供可能であると判定した場合に、当該利用者に当該駐車スペースの利用許可を与える。また、利用許可部23は、予備スペース管理部25から、提供可能な予備スペースの情報を受け取った場合、利用者に当該予備スペースの利用許可を与える。例えば、利用許可部23は、図2に示すゲート、及び表示器であって、ゲートにおいて遮断機を用いて利用者に駐車場200への入場を許可したり、表示器にスペース番号を表示して利用者を駐車スペースへ誘導したりすることで、利用者に駐車スペースの利用許可を与えてもよい。
(提供判定部)
提供判定部24は、予約済み駐車スペースの利用開始を利用者が希望し、かつ現在時刻が当該予約終了時刻以後であると時刻判定部22により判定された場合に、当該駐車スペースに関する利用情報を後述する利用情報取得部26から受け取り、利用情報に基づいて当該駐車スペースを当該利用者に提供可能か否かを判定する。利用情報とは、当該駐車スペースが他の利用者(通常は当該利用者の予約以前に存在する直近の予約の利用者であるが、それに限られない)によって利用(駐車)されているか否かを示す情報である。提供判定部24は、当該駐車スペースが利用されていれば提供不可能と判定し、当該駐車スペースが利用されていなければ提供可能と判定する。
なお、利用予約終了時刻を超過して利用する利用者が存在すると、上記のように次に予約していた利用者に提供不可能となる恐れがあるため、管理装置2は、当該利用者から通常の駐車料金にペナルティーを加えた料金を徴収してもよい。
(予備スペース管理部)
予備スペース管理部25は、提供判定部24が利用者の予約していた駐車スペースを当該利用者に提供不可能であると判定した場合、予備スペースに関する利用情報を利用情報取得部26から受け取り、現在利用されていない予備スペースを抽出する。予備スペース管理部25は、現在利用されていない予備スペースが一以上抽出された場合、当該予備スペースを示す情報を、提供可能な予備スペースの情報として利用許可部23に提供する。
(利用情報取得部)
利用情報取得部26は、予備スペースを含む各駐車スペースについて、当該スペースが現在利用(駐車)されているか否かという利用状態を示す利用情報を取得し、提供判定部24、及び予備スペース管理部25に提供する。例えば、利用情報取得部26は、カメラや各種センサなどを用いて、各駐車スペースの利用情報を取得するように構成されてもよい。
<<4.動作>>
以上、本発明の一実施形態にかかる予約管理システムに含まれるサーバ1と管理装置2の構成を説明した。続いて、本実施形態にかかる予約管理システムの動作を説明する。以下では、予約管理システムの動作を予約設定時の動作と利用者到着時の動作の二つに分けて順次説明を行う。
<4−1.予約設定時の動作>
まず図10〜12を用いて本実施形態にかかる予約管理システムによる予約設定の概念を説明した後、図13のフローチャートを用いて予約設定時の動作を説明する。
(予約設定の概念)
図10〜12は、本実施形態にかかる予約管理システムによる予約設定の概念を示す説明図である。図10は、ある時点において予約設定済みの予約状況の一例を示す説明図である。図10に示したように、ある予約の予約希望期間R1に対して、予測部16によって予測差分M1が予測され、予約希望期間R1と予測差分M1を合わせた占有期間O1が占有期間設定部17によって設定される。予約設定部18が当該予約の設定を行った際、スペースAの予約状況(予約状況A)において占有期間O1は既存の占有期間と重複していなかったため、予約希望期間R1=予約期間R1とされ、当該予約はスペースAに割り当てられている。予約希望期間R2、及びR3にかかる予約に関しても、上記と同様である。
図11は、図10の予約状況において、本実施形態にかかる予約管理システムが、予約希望期間R4を含む新規予約希望メッセージを取得して予約を設定する場合の予約状況を示す説明図である。予約希望期間R4に対して、予測差分M4と占有期間O4が上記と同様にして設定されるが、予約状況Aにおいて、占有期間O3と占有期間O4は重複してしまうため、予約設定部18は、当該予約をスペースAに割り当てることはできない。ここで、スペースBの予約状況(予約状況B)において、占有期間O4は既存の占有期間と重複していなかったため、予約希望期間R4=予約期間R4とされ、当該予約はスペースBに割り当てられる。
図12は、予約希望期間R11、R12にかかる予約がスペースAに割り当てられ、スペースA以外の駐車スペースはすべて他の予約で埋まっていて予約不可能な予約状況において、本実施形態にかかる予約管理システムが、予約希望期間R13を含む新規予約希望メッセージを取得して予約を設定する場合の予約状況を示す説明図である。図11を参照して説明した場合と同様に、R13にかかる予約から設定された占有期間は、予約状況Aにおける既存の占有期間と重複する。また、上述したようにスペースA以外の駐車スペースにおいても同様に既存の占有期間と重複する。ここで、予約希望期間R13の長さを変えずに期間を少し変更した代替予約期間R13aから設定される占有期間O13であれば予約設定可能な場合、予約設定部18は、利用者の承諾を得て当該予約をスペースAに割り当てる。
(予約設定時の動作)
図13は、本実施形態にかかる予約管理システムの予約設定時の動作を示す説明図である。まず、予約取得部15は、通信部11を介して利用者端末3から利用者の予約希望メッセージを取得する(S100)。
続いて、取得された予約希望メッセージを受け取った予測部16は、予約希望メッセージに含まれる予約終了希望時刻に類似した予約終了時刻を含む利用履歴を、利用履歴DB14に含まれる利用履歴から抽出する(S120)。ここで、予約終了希望時刻の日付が特定日に該当する場合と、特定日に該当しない場合があるが、以下では、まず、予約終了希望時刻の日付が特定日に該当しない場合の予測部16の動作について説明する。予約終了希望時刻の日付が特定日に該当しない場合、予測部16は、通常日利用履歴から利用履歴を抽出する。ここで、例えば、利用履歴に含まれる日付と曜日の情報は用いられず、予約終了希望時刻を中心として前後所定時間を含む時間帯に予約終了時刻が含まれる利用履歴が抽出されてもよい。また、例えば、予約終了希望時刻の曜日と利用履歴に含まれる曜日が同一となる利用履歴の中で、予約終了希望時刻を中心として前後所定時間を含む時間帯に予約終了時刻が含まれる利用履歴が抽出されてもよい。
さらに、予測部16は、抽出された利用履歴に含まれる差分に基づいて、予測差分を予測する(S140)。ここで、予測部16は、例えば、抽出された利用履歴に含まれる差分のうち、所定の割合の差分が予測差分以下となるように予測差分を予測してもよい。
図14は予測差分の予測方法の一例を示す説明図である。図14は、抽出された複数の差分の件数を縦軸に、差分の値を横軸としたグラフであり、予測部16は、予測差分m以下の差分(斜線部)の合計件数が、抽出された利用履歴全体の件数のうち所定割合となるような予測差分mを探すことで、予測差分を予測してよい。
なお、予測部16が予測差分を予測する方法は上記に限られず、例えば予測部16は、抽出された利用履歴に含まれる差分の平均値、及び/または分散値に基づいて予測差分を予測してもよい。
以上の予測部16の動作(S120、S140)において、予約終了希望時刻の日付が特定日に該当する場合について説明する。予約終了希望時刻の日付が特定日に該当する場合、予測部16は、特定日利用履歴と通常日利用履歴の両方から利用履歴を抽出する。また、予測部16は、特定日利用履歴から抽出した利用履歴に基づいて上記と同様に予測した第一の予測差分候補と、通常日利用履歴から抽出した利用履歴に基づいて上記と同様に予測した第二の予測差分候補のうち、最も大きい候補を予測差分として予測する。
次に、占有期間設定部17は、予測部16から予測差分を受け取り、占有期間を設定する(S160)。例えば、占有期間設定部17は、予約開始希望時刻を占有期間の開始時刻とし、予約終了希望時刻に予測差分を加えた時刻を占有期間の終了時刻として占有期間を設定してもよい。
続いて、予約設定部18は利用者DB13に格納された予約設定情報を参照し、いずれかの駐車スペースの予約設定済みの占有期間と占有期間設定部17が設定した占有期間が重複しないように予約設定することが可能であるか否かを判定する(S180)。
予約設定部18が予約設定可能であると判定した場合(S180において「YES」)、予約設定部18は予約設定を行う(S200)。ここで、予約設定部18は利用者DB13に当該予約の予約設定情報を格納させると共に、通信部11を介して予約が設定されたことを利用者に通知する。
予約設定部18が予約設定不可能であると判定した場合(S180において「NO」)、予約設定部18は、予約希望期間の長さを変えずに前後に動かしながら、予約可能な代替予約期間を探索する(S220)。ここで予約希望期間を前後に動かした期間に対して、ステップS120〜S160と同様に予測差分と占有期間の再設定が行われてもよい。当該期間に対して予測差分と占有期間の再設定が行われる場合には、予測部16は、当該期間の終了時刻を予約終了時刻として扱って利用履歴の抽出を行ってもよい。また、予約希望期間を所定時間以上前後に動かしても予約可能な代替予約期間が見つからなかった場合には、予約設定部18は、代替予約期間が存在しないと判定してもよい。
予約可能な代替予約期間が存在した場合(S220において「YES」)、通信部11は通知部としての機能を発揮し、代替予約期間と、代替予約期間での予約を承諾するか否かの選択肢を利用者に通知する(S240)。ここで、利用者が代替予約期間での予約に承諾した場合(S260において「YES」)、予約設定部18は、代替予約期間を用いて予約設定を行う(S200)。この時、予約開始時刻は予約開始希望時刻ではなく、代替予約期間の開始時刻が設定され、予約終了時刻、及び占有終了時刻も代替予約期間に基づいて設定される。
予約可能な代替予約期間が存在しなかった場合(S220において「NO」)、または利用者が代替予約期間での予約に承諾しなかった場合(S260において「NO」)、予約設定部18は予約不可と判定する(S280)。ここで、予約設定部18は、予約希望メッセージを破棄し、通信部11を介して予約が不可能であることを利用者に通知する。
<4−2.車両到着時の動作>
図15は本実施形態にかかる予約管理システムの車両到着時の動作を示す説明図である。まず、利用者の車両が到着すると、利用許可部23が車両の到着を検知し、利用者の予約車両番号を取得する(S500)。利用許可部23が予約車両番号を取得する方法は、例えば管理装置2が操作部を備えて、利用者や駐車場200の管理者に操作部から利用者の情報を入力させる方法であってもよい。また、例えば、予約車両番号がナンバープレートのナンバー情報により管理され、管理装置2がカメラを備え、利用者の車両のナンバープレートをカメラで撮影してナンバー情報を取得することで、予約車両番号が取得されてもよい。
続いて利用許可部23は、サーバ1から予約設定情報を取得し、予約設定情報に含まれる予約車両番号と、上記で取得した予約車両番号を照合して、利用者の認証を行う(S520)。
利用者が認証された場合(S520において「YES」)、時刻判定部22は、当該利用者が予約した駐車スペースにおける当該利用者の予約以前に存在する直近の予約の予約終了時刻と、現在時刻を比較して、現在時刻が当該予約終了時刻以後であるか否かの判定を行う(S540)。
現在時刻が当該利用者の予約以前に存在する直近の予約の予約終了時刻以後であった場合(S540において「YES」)、提供判定部24は、当該駐車スペースに関する利用情報を利用情報取得部26から受け取り、利用情報に基づいて当該駐車スペースを当該利用者に提供可能か否かを判定する(S560)。
提供判定部24が提供可能と判定した場合(S560において「YES」)、利用許可部23は利用者に駐車スペースの利用許可を与える(S580)。
提供判定部24が提供不可能と判定した場合(S560において「NO」)、予備スペース管理部25は、予備スペースに関する利用情報を利用情報取得部26から受け取り、現在利用されていない(空きのある)予備スペースを抽出する(S600)。
予備スペースが抽出された(予備スペースに空きがあった)場合(S600において「YES」)、利用許可部23は利用者に予備スペースの利用許可を与える(S580)。
利用者が認証されなかった場合(S520において、「NO」)、現在時刻が当該利用者の予約以前に存在する直近の予約の予約終了時刻以後ではなかった場合(S540において「NO」)、または予備スペースが抽出されなかった(予備スペースに空きがなかった)場合(S600において「NO」)、利用許可部23は利用者に駐車場200の利用が不可能であることを通知する。
<<5.変形例>>
以上、本発明の一実施形態を説明した。以下では、本実施形態の幾つかの変形例を説明する。なお、以下に説明する各変形例は、単独で本実施形態に適用されてもよいし、組み合わせで本実施形態に適用されてもよい。また、各変形例は、本実施形態で説明した構成に代えて適用されてもよいし、本実施形態で説明した構成に対して追加的に適用されてもよい。
<5−1.第1の変形例>
上記では、事前に予約し、予約開始時刻に到着した利用者であっても、当該利用者が予約済みの駐車スペースを他の利用者が利用し続けており、予備スペースにも空きがない場合、利用許可部23が利用者に利用不可能であることを通知する例を説明したが、本発明はかかる例に限定されない。
例えば、管理装置2は当該利用者を他の駐車場に誘導してもよい。特に予約管理システムが複数の駐車場の予約を管理している場合、予約管理システムは現在利用者が予約している駐車場の付近の駐車場のうち、予約可能、または利用可能な駐車スペースを含む他の駐車場を抽出して、利用者を当該他の駐車場に誘導してもよい。また、利用者を当該他の駐車場に誘導した場合、予約管理システムは、通常の駐車料金から減額した料金を利用者から徴収してもよい。
かかる構成によれば、事前に予約し、予約開始時刻に到着したにもかかわらず、予約済みの駐車スペースを利用できなかった利用者の不満を和らげることが可能になる。
<5−2.第2の変形例>
上記では、予測部16は予約終了時刻と実際の利用終了時刻の差分(終了時差分)の予測を行い、占有期間は予約希望期間と終了時差分に基づいて設定される例を説明したが、本発明はかかる例に限定されない。
例えば、予測部16は終了時差分だけでなく、予約開始時刻と、実際の利用開始時刻の差分(開始時差分)の予測も行い、占有期間は予約希望期間、開始時差分、及び終了時差分に基づいて設定されてもよい。
予測部16が開始時差分の予測を行う場合、例えば、利用履歴DB14が格納する利用履歴は、予約開始時刻、利用開始時刻、及びそれらの差分(開始時差分)をさらに含んでよい。また、予測部16は終了時差分の予測と同様にして利用履歴に基づいて、開始時差分を予測してよい。さらに、占有期間設定部17は、予約開始希望時刻に開始時差分を加えた時刻を占有開始時刻とし、予約終了希望時刻に終了時差分を加えた時刻を占有終了時刻として占有期間を設定してもよい。
なお、予測部16が開始時差分の予測を行う方法は、上記に限られない。例えば、予測部16は、予約取得部15が取得した予約希望メッセージに含まれる移動手段経路情報や直前立ち寄り場所の情報に基づいて、渋滞による遅延時間を予測し、開始時差分を予測してもよい。
かかる構成によれば、利用終了時刻だけでなく、利用開始時刻も予測して占有期間が設定されるため、さらに駐車場の提供効率を向上させることが可能になる。
<<6.ハードウェア構成>>
以上、本発明の各実施形態を説明した。上述した差分予測などの情報処理は、ソフトウェアと、以下に説明するサーバ1のハードウェアとの協働により実現される。
図16は、サーバ1のハードウェア構成を示した説明図である。図16に示したように、サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)121と、ROM(Read Only Memory)122と、RAM(Random Access Memory)123と、入力装置124と、出力装置125と、ストレージ装置126と、通信装置127とを備える。
CPU121は、演算処理装置及び制御装置として機能し、各種プログラムに従ってサーバ1内の動作全般を制御する。また、CPU121は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM122は、CPU121が使用するプログラムや演算パラメータなどを記憶する。RAM123は、CPU121の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータなどを一時記憶する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバスにより相互に接続されている。主に、CPU121、ROM122及びRAM123とソフトウェアとの協働により、予約取得部15、予測部16、占有期間設定部17、予約設定部18の機能が実現される。
入力装置124は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、スイッチ及びレバーなどユーザが情報を入力するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU121に出力する入力制御回路などから構成されている。サーバ1のユーザは、該入力装置124を操作することにより、サーバ1に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力装置125は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED装置及びランプなどの表示装置を含む。さらに、出力装置125は、スピーカ及びヘッドホンなどの音声出力装置を含む。例えば、表示装置は、撮像された画像や生成された画像などを表示する。一方、音声出力装置は、音声データなどを音声に変換して出力する。
ストレージ装置126は、データ格納用の装置である。ストレージ装置126は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置及び記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。ストレージ装置126は、図3を参照して説明した駐車場DB12、利用者DB13、利用履歴DB14、及びCPU121が実行するプログラムや各種データを格納する。
通信装置127は、例えば、伝送路に接続するための通信デバイスなどで構成された通信インタフェースである。また、通信装置127は、無線LAN(Local Area Network)対応通信装置、LTE(Long Term Evolution)対応通信装置、有線による通信を行うワイヤー通信装置、またはブルートゥース通信装置を含んでもよい。
なお、上記ではサーバ1のハードウェア構成を説明したが、管理装置2、利用者端末3も、サーバ1と同様に、CPU121、ROM122及びRAM123などに相当するハードウェアを有する。そして、管理装置2のハードウェアとソフトウェアとの協働により例えば提供判定部24の機能が実現される。
<<7.むすび>>
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、予約終了時刻と過去の利用履歴に基づいて、実際に利用を終了する利用終了時刻が予測されるため、駐車場の提供効率を向上させることが可能である。また、駐車場200は予備スペースを含み、予備スペースを除いて予約が設定されるため、予約済みの利用者に当該利用者が予約した駐車スペースを提供出来ない場合でも、当該利用者は予備スペースを利用することが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、駐車場の予約管理システムの例を説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、本発明はカーシェアリングやレンタカー、レンタサイクルなどの移動体の予約管理システムのように、利用者が対象物を利用中の場合に、対象物の提供者が利用者による対象物の利用を中断させることが困難な対象物の予約管理システムにも適用可能である。
また、上記実施形態では、駐車場の利用者全体の利用履歴に基づいて予測処理を行う例を説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、予測部は、利用者個別の利用履歴や、利用者の属性(例えば乗用車,観光バス,トラック等)に対応した利用履歴のみを利用履歴DBから抽出し、この抽出された利用履歴に基づいて予測処理を行ってもよい。
また、本発明による予約管理システムの処理における各ステップは、必ずしもフローチャート図として記載された順序に沿って時系列に処理される必要はない。例えば、予約管理システムの処理における各ステップは、フローチャート図として記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、サーバ1、管理装置2、及び利用者端末3に内蔵されるCPU121、ROM122及びRAM123などのハードウェアに、上述したサーバ1、管理装置2、及び利用者端末3の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。特に、管理装置2にコンピュータプログラムをインストールすることにより、サーバ1に含まれる一部またはすべての機能が管理装置2に実装されてもよい。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
本発明は、予約管理に適用可能であり、特に駐車場、または移動体の予約管理に適用可能である。
1 サーバ
11 通信部
12 駐車場DB
13 利用者DB
14 利用履歴DB
15 予約取得部
16 予測部
17 占有期間設定部
18 予約設定部
100 通信網
200 駐車場
2 管理装置
21 通信部
22 時刻判定部
23 利用許可部
24 提供判定部
25 予備スペース管理部(予備施設管理部)
25 予備スペース管理部
26 利用情報取得部
3 利用者端末

Claims (11)

  1. 利用者から予約希望期間を示す情報を取得する予約取得部と、
    前記予約希望期間から特定された予約終了時刻と実際に利用が終了した利用終了時刻を関連付けた利用履歴を記憶する記憶部と、
    前記予約取得部が取得した前記予約希望期間から特定される予約終了時刻と前記記憶部が記憶する前記利用履歴に基づいて、予測差分を予測する予測部と、
    前記予約取得部が取得した前記予約希望期間と前記予測部が予測した前記予測差分に基づいて、占有期間を設定する占有期間設定部と、
    を備える、予約管理システム。
  2. 前記利用者が予約を希望する一または複数の施設に対して、複数の前記占有期間が重複しないように予約を設定する予約設定部をさらに備える、請求項1に記載の予約管理システム。
  3. 前記施設の現在の利用状態を示す利用情報を取得する利用情報取得部と、
    前記施設を予約済みの前記利用者が当該施設の利用開始を希望したとき、前記利用情報取得部から当該施設に関する前記利用情報を受け取り、前記利用情報に基づいて前記予約済みの前記施設を前記利用者に提供可能か否かを判定する提供判定部と、
    前記提供判定部が、前記予約済みの前記施設を前記利用者に提供可能であると判定した場合に、前記利用者に前記予約済みの前記施設の利用許可を与える利用許可部と、
    をさらに備える、請求項2に記載の予約管理システム。
  4. 前記施設は一または複数の予備施設を含み、
    前記予約設定部は前記予備施設を予め除外して予約を設定し、
    前記提供判定部が前記予約済みの前記施設を前記利用者に提供不可能と判定した場合に、前記利用情報取得部から前記予備施設に関する前記利用情報を受け取り、現在利用されていない前記予備施設を抽出する予備施設管理部をさらに備え、
    前記利用許可部は、前記予備施設管理部が前記現在利用されていない前記予備施設を一以上抽出した場合に、前記現在利用されていない前記予備施設のいずれかの利用を前記利用者に許可を与える、
    請求項3に記載の予約管理システム。
  5. 前記施設を予約済みの前記利用者が当該施設の利用開始を希望したとき、前記予約設定部が当該施設に設定した予約に関して、前記利用者の予約以前に存在する直近の予約の予約終了時刻と現在時刻を比較し、前記現在時刻が当該予約終了時刻以後であるか否かを判定する時刻判定部をさらに備え、
    提供判定部は、前記現在時刻が当該予約終了時刻以後であると前記時刻判定部により判定された場合に、当該施設を前記利用者に提供可能か否かを判定する、
    請求項3または4に記載の予約管理システム。
  6. 予約取得部が取得した新たな利用者の前記予約希望期間について、前記予約設定部がいずれの前記施設に対しても予約を設定することができない場合、予約を設定することが可能な期間を示す代替予約期間を前記新たな利用者に通知する、通知部をさらに備える、
    請求項2〜5のいずれか一項に記載の予約管理システム。
  7. 前記予測部は、前記予約取得部が取得した前記予約希望期間から特定される前記予約終了時刻に類似した前記予約終了時刻を含む、一または複数の前記利用履歴を前記記憶部から抽出し、抽出された前記利用履歴から特定される前記予約終了時刻と前記利用終了時刻の差分に基づいて、前記予測差分を予測する、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の予約管理システム。
  8. 前記予測部は、前記記憶部から抽出された前記一または複数の前記利用履歴から特定される一または複数の前記差分のうち所定の割合の差分が、前記予測差分以下となるように前記予測差分を予測する、請求項7に記載の予約管理システム。
  9. 前記記憶部は、前記予約終了時刻の日付が特定日に該当する前記利用履歴を特定日利用履歴として、前記予約終了時刻の日付が前記特定日に該当しない前記利用履歴を通常日利用履歴として、区別して記憶し、
    前記予測部は、前記予約終了時刻の日付が前記特定日に該当する場合には、前記予約終了時刻と前記特定日利用履歴に基づいて前記予測差分を予測し、前記予約終了時刻の日付が前記特定日に該当しない場合には、前記予約終了時刻と前記通常日利用履歴に基づいて前記予測差分を予測する、
    請求項1〜8のいずれか一項に記載の予約管理システム。
  10. 前記予測部は、前記予約終了時刻の日付が前記特定日に該当する場合には、前記予約終了時刻と前記特定日利用履歴に基づいて予測した第一の予測差分候補と、前記予約終了時刻と前記通常日利用履歴に基づいて予測した第二の予測差分候補のうち、最も大きい候補を前記予測差分として予測する、請求項9に記載の予約管理システム。
  11. コンピュータを
    利用者から予約希望期間を取得する予約取得部と、
    前記予約希望期間から特定される予約終了時刻と、前記予約終了時刻と実際の終了時刻を関連付けた利用履歴に基づいて、予測差分を予測する予測部と、
    前記予約取得部が取得した前記予約希望期間と前記予測部が予測した前記予測差分に基づいて、占有期間を設定する占有期間設定部と、
    として機能させるためのプログラム。
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