JP2016103174A - 表示装置、画像形成装置、表示方法、および表示プログラム - Google Patents

表示装置、画像形成装置、表示方法、および表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】操作性のよいメニュー画面を表示することができる表示装置を提供する。【解決手段】タッチパネルを有する表示装置は、タッチパネルに対するタッチ位置の軌跡が予め規定されたパターンであることを検出すると(S103)、パターンの最終位置を基準位置として該基準位置から規定される領域に1つ以上の項目を基準位置から規定される角度で配置したメニュー画面を表示する(S107)。表示装置は、該最終位置からの移動方向に基づいてメニュー画面に配置された1つの項目を選択状態とする(S113)。表示装置は、タッチパネルの表示領域と基準位置から規定される領域との位置関係および1つの項目の選択の有無に基づいて、メニュー画面の表示位置を変更するか否かを判断し(S109,S115)。表示装置は、メニュー画面の表示位置をタッチパネルの表示領域に含まれる面積が大きくなるように変更する(S119)。【選択図】図8

Description

この開示は表示装置、画像形成装置、表示方法、および表示プログラムに関し、特に、メニューを表示する表示装置、画像形成装置、表示方法、および表示プログラムに関する。
メニュー画面の一つとして、ユーザー操作の起点位置を中心として、その周囲に放射状に項目を配置したメニュー画面が提案されている。このようなメニュー画面は、パイメニューとも呼ばれている。パイメニューを操作するユーザーは、起点位置からの移動方向で項目を選択する。選択された項目にさらに選択するべき項目がある場合、上記起点位置から移動して項目が選択された位置が次の起点位置となる。そして、当該次の起点位置を中心として次のパイメニューが表示される。
メニュー表示に関する技術としては、たとえば特開2010−198643号公報(特許文献1)や特開2010−108080号公報(特許文献2)がある。これら特許文献は、いずれも、ユーザーの操作位置に応じてメニュー表示の位置を移動させる技術を開示している。
特開2010−198643号公報 特開2010−108080号公報
近年、表示装置を搭載した画像形成装置や端末装置などの装置の小型化が進んでいる。装置の小型化に伴って表示装置も小型化している。そのため、ユーザー操作の起点位置を中心として放射状に広がるパイメニューを表示すると、起点位置によっては、表示装置の表示領域にパイメニューが完全には収まらない場合もある。また、上記のように、ユーザーの操作位置に応じてパイメニューの表示位置が移動した結果、表示装置の表示領域にパイメニューが完全には収まらない場合もある。パイメニューの一部分が表示されないとユーザーの選択操作の妨げとなるため、ユーザーの操作性を悪化させることにつながる。
本開示は、ユーザーの操作性の高いメニュー画面を表示することができる表示装置を提供することを目的としている。また、本開示は、ユーザーの操作性の高いメニュー画面を表示することができる画像形成装置を提供することを目的としている。また、本開示は、ユーザーの操作性の高いメニュー画面を表示することができる表示方法を提供することを目的としている。また、本開示は、ユーザーの操作性の高いメニュー画面を表示することができる表示プログラムを提供することを目的としている。
本実施の形態に従うと、表示装置はタッチパネルを有する。この表示装置は、タッチパネルに対するタッチ位置の軌跡を検出するための検出手段と、軌跡が予め規定されたパターンである場合に、パターンの最終位置を基準位置とし、基準位置から規定される領域に、1つ以上の項目を基準位置から規定される角度で配置したメニュー画面を表示する処理を行なうための第1の表示処理手段と、タッチ位置の最終位置からの移動方向に基づいて、1つ以上の項目のうちの1つの項目を選択状態とするための選択手段と、メニュー画面の第1の表示処理手段による表示位置を変更する処理を行なうための第2の表示処理手段とを備える。第2の表示処理手段は、タッチパネルの表示領域と基準位置から規定される領域との位置関係、および1つの項目の選択の有無に基づいて、メニュー画面の表示位置を変更するか否かを判断するための判断手段を含む。第2の表示処理手段は、メニュー画面の第1の表示処理手段による表示位置を、タッチパネルの表示領域に含まれる面積が大きくなるように変更する。
好ましくは、判断手段は、基準位置から規定される領域がタッチパネルにおける表示領域を超え、かつ、1つの項目が選択状態とされた場合に、基準位置から規定される領域を、基準位置から規定される領域のうちのタッチパネルの表示領域を超える部分が小さくなるようにメニュー画面の表示位置を変更すると判断する。
より好ましくは、判断手段は、選択状態とされた1つの項目の配置される領域が、基準位置から規定される領域のうちのタッチパネルの表示領域を超える部分を含む場合に、メニュー画面の表示位置を変更すると判断する。
より好ましくは、第2の表示処理手段は、タッチ位置との位置関係において1つの項目の選択状態を維持したままメニュー画面の表示位置を変更する。
好ましくは、第2の表示処理手段は、タッチ位置の最終位置からの移動量に基づいて、メニュー画面の表示位置の、第1の表示処理手段による表示位置からの移動量を決定するための移動量決定手段をさらに含む。
好ましくは、表示装置は、タッチパネルに対するタッチ位置の移動が選択状態にある1つの項目の配置された領域内において解消されたときに、該1つの項目の選択状態を決定するための選択決定手段をさらに備える。タッチ位置が、基準位置から規定される領域のうちのタッチパネルの表示領域を超える部分を含む領域に配置された1つの項目を通過してタッチパネルの表示領域を超える部分まで移動した場合であって、規定された期間内にタッチ位置がタッチパネルの表示領域に復帰した場合には、選択決定手段は該1つの項目の選択状態を決定せず、選択手段は該1つの項目の選択状態を維持する。
他の実施の形態に従うと、画像形成装置は、上記の表示装置を搭載する。
他の実施の形態に従うと、表示方法は、タッチパネルを有する表示装置でのメニュー画面の表示方法である。この表示方法は、タッチパネルに対するタッチ位置の軌跡が、予め規定されたパターンであることを検出するステップと、パターンが検出されると、パターンの最終位置を基準位置とし、基準位置から規定される領域に、1つ以上の項目を基準位置から規定される角度で配置したメニュー画面を表示するステップと、タッチ位置の最終位置からの移動方向に基づいて、1つ以上の項目のうちの1つの項目を選択状態とするステップと、タッチパネルの表示領域と基準位置から規定される領域との位置関係、および1つの項目の選択の有無に基づいて、メニュー画面の表示位置を変更するか否かを判断するステップと、判断するステップにおいてメニュー画面の表示位置を変更すると判断した場合に、表示するステップでのメニュー画面の表示位置を、タッチパネルの表示領域に含まれる面積が大きくなるように変更するステップとを備える。
他の実施の形態に従うと、表示プログラムは、タッチパネルを有する表示装置に搭載されたコンピューターに、メニュー画面の表示処理を実行させるプログラムである。このプログラムはコンピューターに、タッチパネルに対するタッチ位置の軌跡が、予め規定されたパターンであることを検出するステップと、パターンが検出されると、パターンの最終位置を基準位置とし、基準位置から規定される領域に、1つ以上の項目を基準位置から規定される角度で配置したメニュー画面を表示するステップと、タッチ位置の最終位置からの移動方向に基づいて、1つ以上の項目のうちの1つの項目を選択状態とするステップと、タッチパネルの表示領域と基準位置から規定される領域との位置関係、および1つの項目の選択の有無に基づいて、メニュー画面の表示位置を変更するか否かを判断するステップと、判断するステップにおいてメニュー画面の表示位置を変更すると判断した場合に、表示するステップでのメニュー画面の表示位置を、タッチパネルの表示領域に含まれる面積が大きくなるように変更するステップとを実行させる。
この開示によると、ユーザーの操作性の高いメニュー画面を表示することができる。
第1の実施の形態にかかる画像形成装置の一例としてのMFP(Multi-Functional Peripheral)の装置構成の一例を表わしたブロック図である。 MFPのタッチパネルを説明するための図である。 メニュー画面の表示位置の移動を説明するための図である。 メニュー画面の表示位置の移動を説明するための図である。 メニュー画面の表示位置の移動を説明するための図である。 メニュー画面の表示位置の移動を説明するための図である。 MFPの機能構成の一例を表わしたブロック図である。 MFPの動作の流れの一例を表わすフローチャートである。 第2の実施の形態にかかるMFPでの選択状態について説明するための図である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
<装置構成>
図1は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置の一例としてのMFP100の装置構成の一例を表わしたブロック図である。図1を参照して、MFP100は、装置全体を制御するためのCPU(Central Processing Unit)10を含む。さらに、MFP100は、ROM(Read Only Memory)11と、RAM(Random Access Memory)12と、HDD(Hard Disk Drive)13とを含む。ROM11は、CPU10で実行されるプログラムを記憶する。RAM12は、CPU10でプログラムを実行する際の作業領域となる。HDD13は、画像データなどの各種データを記憶する。
また、MFP100は、プリンター14、スキャナー15、および操作パネル16を含む。操作パネル16は、タッチパネル16Aと、ハードキーである操作ボタン16Bとを含む。
図1に表わされた各構成は、バスを介して電気的に接続されている。
図2は、タッチパネル16Aを説明するための図である。図2を参照して、タッチパネル16Aは、操作画面を表示可能な表示領域161と、操作画面を表示不可能な非表示領域162とからなる。非表示領域162は、タッチ操作による位置入力を受け付けないものとする。
なお、図2の例では、操作画面の一例として、コピー用の操作画面が表示されている。コピー用の操作画面では、各種項目が設定可能である。一例として、図2を参照して、コピー用の操作画面は、画質設定、カラーの有無、小冊子形式の有無、用紙設定、および倍率設定などの各項目について設定を受け付ける。ユーザーは、図2の操作画面で、設定する項目を選択する。選択が決定されると、操作画面は、選択された項目についての下位の設定を受け付けるための設定画面(図示されない)に遷移する。たとえば、「用紙」が選択されると、図2の操作画面は、「A3」や「A5」などの用紙サイズを表わした項目が選択可能に表示された設定画面に切り替わる。
<動作概要>
図3〜図6は、MFP100でのメニュー画面を表示する動作概要を説明するための図である。これらの図では、説明のために、表示領域161に操作画面が表示されていない。しかしながら、メニュー画面は、操作画面に重ねて表示されてもよい。なお、操作画面に重ねてメニュー画面が表示されている場合、好ましくは、MFP100は、タッチパネル16Aに対するタッチ操作をメニュー画面に対する操作として認識し、操作画面に対する操作としては認識しない。
図3の太線は、タッチパネル16Aに対するタッチ位置の軌跡を表わしている。すなわち、タッチパネル16Aにユーザーの指等が接触(タッチ)し、タッチ状態が維持されたままタッチ位置が連続的に変化したときのタッチ位置の軌跡が、図3の太線で表わされている。
MFP100は、タッチパネル16Aに対するタッチ位置の軌跡を検出する。MFP100は、メニュー画面の表示を指示するためのタッチ位置の軌跡のパターンを予め記憶しておく。図3の例では、MFP100は、メニュー画面の表示を指示するためのタッチ位置の軌跡のパターンとして円形を記憶している。
タッチパネル16Aにメニュー画面を表示させようとするユーザーは、タッチパネル16Aに対して、予め規定されているゼスチャー操作を行なう。図3の例の場合、ユーザーは、メニュー画面を表示させるために、指等でタッチしたまま円形を描くゼスチャー操作を行なう。
MFP100は、検出した軌跡が予め規定されたパターンであった場合、または、該規定されたパターンからの差異が予め規定された許容範囲内であった場合、上記パターンの検出された軌跡の最終位置を基準位置Pと決定する。基準位置Pは、メニュー画面を表示する領域を規定するための位置である。
MFP100は、基準位置Pに基づいて、メニュー画面を表示する領域を決定する。図4(A)は、メニュー画面を表示する領域を説明するための図である。一例として、MFP100は、基準位置Pを中心とし、予め規定した長さを半径とする円の領域を、メニュー画面を表示する領域と決定する。
図4(B)は、MFP100の表示するメニュー画面の一例を表わした図である。MFP100の表示するメニュー画面は、基準位置の周囲に放射状に複数の項目A〜Hが配置された画面である。このようなメニュー画面は、パイメニューとも呼ばれる。
たとえば、図2の操作画面が表示されたタッチパネル16Aにおいて、図3のタッチ位置の軌跡が検出されたとする。この場合、図4(B)のパイメニューの項目A〜Hは、画質設定、カラーの有無、小冊子形式の有無、用紙設定、および倍率設定などを表わす。
ユーザーは、タッチパネル16Aで図3に表わされた軌跡を指等で描く。すると、該パターンの最終位置に指等が到達したタイミングで、当該位置を基準位置P、つまり中心としたパイメニューが表示される。ユーザーは、基準位置Pにある指等を、そのまま、選択したい項目の方向に移動させる。
MFP100は、タッチ位置の軌跡を監視することで、タッチ位置の移動方向を検出する。そして、MFP100は、タッチ位置の移動方向に配置された項目を、選択状態とする。
上記のように、パイメニューは、ユーザーのゼスチャー操作に基づいた位置に表示される。そのため、基準位置Pから規定されるメニュー画面を表示する領域が、タッチパネル16Aの表示領域を超える場合もある。この場合、図5に表わされたように、パイメニューは、タッチパネル16Aの表示領域161内に配置された部分はタッチパネル16Aに表示され、タッチパネル16Aの表示領域161外に配置された部分はタッチパネル16Aに表示されない。
そこで、MFP100は、図5のように、一部がタッチパネル16Aの表示領域161を超えた状態でパイメニューを表示し、かつ、タッチ位置が基準位置Pから移動した場合、つまり、いずれか1つの項目が選択状態となった場合、パイメニューの表示位置を変更する。好ましくは、MFP100は、図5のように、タッチ位置の移動方向が、タッチパネル16Aの表示領域161を超えた部分を含む項目の方向である場合に、パイメニューの表示位置を変更する。図5の例では、項目B,Cの配置された領域がタッチパネル16Aの表示領域161を超えた部分を含む。そして、タッチ位置は、基準位置Pから、項目Bの配置された領域内の位置P’に移動している。
MFP100は、基準位置Pから規定される領域に表示したパイメニューの表示位置を、タッチパネル16Aの表示領域161に含まれる面積が大きくなるように変更する。図6は、メニュー画面の表示位置の移動を説明するための図である。詳しくは、図6は、パイメニューが図5のように表示された場合の、パイメニューの表示位置の移動を表わしている。図5の例では、項目B,Cの配置された領域がタッチパネル16Aの表示領域161を超えた部分を含んでいる。そこで、MFP100は、項目B,Cの配置された領域がタッチパネル16Aの表示領域161内に入る方向に、パイメニューの表示位置を変化させる。好ましくは、MFP100は、タッチ位置が基準位置Pから位置P’に移動するに連れて、基準位置Pからの移動量dに応じた移動量Dだけ、パイメニューの表示を移動する。すなわち、MFP100は、タッチ位置の移動量dに基づいて、パイメニューの表示位置の移動量Dを決定する。
移動量は、移動長さと移動方向とを含む。移動量dと移動量Dとは、移動長さが関連し、移動方向が反対方向である関係である。好ましくは、移動量dの長さと移動量Dの長さとは、D=n×d(nは1以上)の関係である。MFP100が、移動量dに対して上記関係に基づいて移動量Dを決定することで、ユーザーの選択する可能性の高い方向が素早く表示されるようになる。そのため、ユーザーの操作性を向上させることができる。
なお、他の例として、パイメニューが操作画面と共に表示されている場合、MFP100は、パイメニューが重ねて表示された操作画面ごと、移動させてもよい。すなわち、MFP100は、パイメニューの操作画面における表示位置を固定したまま、操作画面を移動量Dだけ移動してもよい。
好ましくは、MFP100は、パイメニューに含まれる複数の項目のうち、タッチ位置によって選択状態とされた項目の、当該選択状態を維持してパイメニューの表示位置を変更する。詳しくは、図5の例では、タッチ位置は、基準位置Pから、項目Bの配置された領域内の位置P’に移動している。これにより、項目Bが選択状態となる。この場合、MFP100は、項目Bの選択状態を維持したまま、つまり、位置P’が項目Bの表示領域内であることを維持したまま、パイメニューの表示位置を移動する。これにより、パイメニューの表示位置の移動によってユーザーの利便性が損なわれることがない。
なお、タッチ位置が基準位置Pから移動して、上記のように、パイメニューの表示位置が移動された後に、タッチ位置が、基準位置P付近に戻った場合を考える。この場合、好ましくは、MFP100は、基準位置Pからのタッチ位置の移動に応じて上記のようにパイメニューの表示位置を移動させた後には、パイメニューの表示位置を固定する。つまり、MFP100は、タッチ位置が基準位置P付近に戻ったことによって、再度、パイメニューの表示位置を戻さない。これにより、パイメニューの見易さが持続される。
<機能構成>
図7は、上記動作を行なうためのMFP100の機能構成の一例を表わしたブロック図である。図7の各機能は、MFP100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行することで、主にCPU10で実現される。しかしながら、少なくとも一部の機能が、図1に表わされたハードウェア、または電気回路などの他のハードウェア(図示しない)などによって実現されてもよい。
図7を参照して、MFP100のCPU10は、指示入力部101と、検出部102と、第1表示処理部103と、選択部104と、第2表示処理部105と、選択決定部108とを含む。
指示入力部101は、タッチパネル16Aからのユーザーのタッチによる指示入力を受け付ける。検出部102は、タッチパネル16Aに対するタッチ位置の軌跡を検出する。
第1表示処理部103は、検出された軌跡が、たとえば円形などの予め規定されたパターンである場合、あるいは、予め規定されたパターンからの差異が予め規定された許容範囲内であった場合に、検出されたパターンの最終位置を基準位置とする。そして、第1表示処理部103は、基準位置から規定される領域にパイメニューを表示する処理を行なう。
選択部104は、タッチ位置の最終位置からの移動方向に基づいて、パイメニューに配置される1つ以上の項目のうちの1つの項目を選択状態とする。選択決定部108は、タッチ位置の移動の終了が検出されると、そのタイミングで選択状態である上記1つの項目の選択状態を、決定する。タッチ位置の移動の終了は、タッチ状態の解除であってもよい。または、タッチ位置の移動の終了は、規定された時間以上、タッチ位置が同じ位置にとどまることであってもよい。
第2表示処理部105は、第1表示処理部103によるパイメニューの表示位置を変更する。詳しくは、第2表示処理部105は、メニュー画面の第1表示処理部103による表示位置を、タッチパネル16Aの表示領域161に含まれる面積が大きくなるように変更する。
第2表示処理部105は、判断部106を含む。判断部106は、タッチパネル16Aの表示領域161と基準位置Pから規定されるパイメニューの表示領域との位置関係、およびパイメニューに配置される複数の項目のうちの1つの項目の選択の有無に基づいて、パイメニューの表示位置を変更するか否かを判断する。
好ましくは、判断部106は、基準位置Pから規定されるパイメニューの表示領域がタッチパネル16Aの表示領域161を超え、かつ、上記1つの項目が選択状態とされた場合に、パイメニューの表示位置を変更するか否かを判断する。そして、この場合、第2表示処理部105は、基準位置Pから規定されるパイメニューの表示領域を、当該領域のうちのタッチパネル16Aの表示領域161を超える部分が小さくなるようにパイメニューの表示位置を変更する。
より好ましくは、判断部106は、選択状態とされた上記1つの項目の配置される領域が、基準位置Pから規定されるパイメニューの表示領域のうちのタッチパネル16Aの表示領域161を超える部分を含む場合に、パイメニューの表示位置を変更するか否かを判断する。より好ましくは、この場合、第2表示処理部105は、タッチ位置との位置関係において上記1つの項目の選択状態を維持したままパイメニューの表示位置を変更する。つまり、第2表示処理部105は、基準位置Pから位置P’に移動したタッチ位置が上記1つの項目の配置される領域に含まれた状態を維持しつつ、パイメニューの表示位置を変更する。
好ましくは、第2表示処理部105は、移動量算出部107をさらに含む。移動量算出部107は、タッチ位置の基準位置Pから位置P’までの移動量dに基づいて、第1表示処理部103によるパイメニューの表示位置からの移動量Dを決定する。
<動作フロー>
図8は、MFP100の動作の流れの一例を表わすフローチャートである。図8のフローチャートに表わされた動作は、MFP100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行し、図7の各機能を発揮することによって実現される。MFP100のCPU10は、タッチパネル16Aにユーザーの指等が接触(タッチ)し、タッチ状態が維持されたままタッチ位置が移動したことを検出すると、図8の動作を開始する。
図8を参照して、MFP100のCPU10は、タッチパネル16Aにおけるタッチ位置の軌跡を検出する(ステップS101)。CPU10は、検出されたタッチ位置の軌跡が、パイメニューの表示を指示するためのタッチ位置の軌跡のパターンとして予め規定されたパターンであるか否か、または、該規定されたパターンからの差異が予め規定された許容範囲内であるか否かを判断する。
検出されたパターンが規定されたパターンである場合、または、該規定されたパターンからの差異が予め規定された許容範囲内である場合、ユーザーによって、パイメニューの表示を指示するための規定されたゼスチャーが行なわれたと言える。この場合(ステップS103でYES)、CPU10は、パイメニューを表示する領域を規定するための位置である基準位置Pと決定する(ステップS105)。CPU10は、上記パターンの検出された軌跡の最終位置を基準位置Pとする。
CPU10は、基準位置Pに基づいて、パイメニューを表示する領域を決定する。一例として、CPU10は、基準位置Pを中心とし、予め規定した長さを半径とする円の領域を、パイメニューを表示する領域と決定する。そして、CPU10は、決定した領域にパイメニューを表示する(ステップS107)。
CPU10は、引き続き、タッチ位置の軌跡を監視する。基準位置Pからタッチ位置が移動したことが検出されると(ステップS109でYES)、CPU10は、タッチ位置の基準位置Pからの移動方向に基づいて、パイメニューに配置された1つ以上の項目のうちの1つの項目を選択状態とする項目と決定する(ステップS111)。そして、CPU10は、決定した項目を選択状態とする(ステップS113)。
このとき、CPU10は、基準位置Pから規定されたパイメニューを表示する領域がタッチパネル16Aの表示領域を超えているか否かを判断する。パイメニューを表示する領域がタッチパネル16Aの表示領域を超えている場合(ステップS115でYES)、つまり、パイメニューの一部分がタッチパネル16Aの表示領域161外に配置されている場合には、CPU10は、パイメニューの表示位置を移動すると判断する。言い換えると、CPU10は、タッチパネル16Aの表示領域161と基準位置Pから規定されるパイメニューを表示する領域との位置関係、およびパイメニューに配置された1つ以上の項目のうちの1つの項目の選択の有無に基づいて、パイメニューの表示位置を変更するか否かを判断する。
好ましくは、CPU10は、タッチ位置の基準位置Pから位置P’までの移動量dに基づいてパイメニューの表示位置の移動量Dを決定する(ステップS117)。そして、CPU10は、パイメニューの表示位置を変更する(ステップS119)。ステップS119でCPU10は、上記ステップS107で表示したパイメニューの表示位置を、タッチパネル16Aの表示領域161に含まれる面積が大きくなるように変更する。
なお、タッチ位置の移動が終了したことが検出されると(ステップS109でNO)、CPU10は、検出されたタイミングで選択状態である上記1つの項目の選択状態を、決定する(ステップS121)。
ところで、ステップS121で選択された上記1つの項目に下層のメニューが存在する場合がある。たとえば、パイメニューに配置される複数の項目が、それぞれ、設定項目であった場合、MFP100は、選択された項目についての下位の設定を受け付ける場合がある。そこで、ステップS121で選択された上記1つの項目に下層のメニューが存在する場合(ステップS123でYES)、CPU10は、上記ステップS105から動作を繰り返す。すなわち、CPU10は、上記ステップS109でタッチ位置の移動が解消された際のタッチ位置、あるいは、その後の規定時間以内に検出されたタッチ位置などを、当該下層のメニューを表示する領域を規定するための次の基準位置と決定する(ステップS105)。そして、CPU10は、以降は上記と同様の動作を繰り返す。
<実施の形態の効果>
第1の実施の形態にかかるMFP100は、いわゆるパイメニューと呼ばれる、基準位置の周囲に放射状に複数の項目が配置されたメニュー画面を、ユーザーに見やすく、また、操作しやすくタッチパネル16Aに表示することができる。
パイメニューでは、上記したように、基準位置からのタッチ位置の移動方向によって項目が順に選択される。そのため、ユーザーの操作性を考慮すると、パイメニューの表示領域は大きい方がよい。しかしながら、一方で、MFP100のタッチパネル16Aはサイズに制約がある。画像形成装置の種類によっては、搭載される表示装置のサイズが小さい場合もある。さらに、昨今、リモートパネルなどとも呼ばれる、MFP100の操作画面を表示した端末装置を利用して該MFP100を遠隔操作する技術も提案されている。
さらに、ユーザーの利便性を考慮すると、表示装置のサイズの異なる複数の画像形成装置や、これら画像形成装置を遠隔操作する端末装置のいずれにおいても、同様のパイメニューを表示することが好ましい。同様のパイメニューとは、パイメニューのサイズ自体も、概ね同じであることを含む。このようにすることで、ユーザーは、操作対象の装置に関わらず、同様の操作性で画像形成処理を指示することが可能となるからである。
そのため、端末装置や、表示装置のサイズの小さい画像形成装置などにおいては、表示領域にパイメニューが完全に表示されない可能性がより高まる。そういった場合に、画像形成装置で上記の表示処理が行なわれることで、どのような表示装置であってもパイメニューが視認性よく表示される。これにより、本実施の形態にかかる画像形成装置は、ユーザーの操作性の高いメニュー画面を表示することができる。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態にかかる画像形成装置の一例であるMFP100は、タッチ位置の移動が解消されると、そのタイミングで選択状態であった項目の選択状態が決定される。第2の実施の形態にかかる画像形成装置は、ある条件の下では、タッチ位置の移動が解消された場合であっても、選択状態を決定せず、選択状態のまま維持してもよい。第2の実施の形態にかかる画像形成装置は、第1の実施の形態にかかるMFP100と同様であるとして以降の説明を行なう。すなわち、第2の実施の形態にかかるMFP100も、第1の実施の形態にかかるMFP100の装置構成、機能構成と同様である。そこで、これらの説明を繰り返さない。
図9は、第2の実施の形態にかかるMFP100での選択状態について説明するための図である。図9を参照して、パイメニューがタッチパネル16Aに図5と同様に表示されたとする。すなわち、MFP100は、一部がタッチパネル16Aの表示領域161を超えた状態でパイメニューを表示したものとする。図9の例では、パイメニューに配置される複数の項目A〜Hのうちの項目B,Cの配置された領域が、タッチパネル16Aの表示領域161を超えた部分を含む。
この表示状態において、タッチ位置が、基準位置Pから、項目Bの配置された領域内であって、タッチパネル16Aの表示領域161を超えた部分の位置P”に移動したとする。この場合、MFP100のCPU10は、タッチ位置の軌跡が通過した表示領域161の端部である位置Qを、タッチ位置の解消された点と認識する。そのため、第1の実施の形態にかかるMFP100の場合であると、タッチ位置が移動して位置Qを通過したタイミングで、CPU10は、項目Bの選択状態を決定することになる。
しかしながら、ユーザーは、項目Bの方向にパイメニューの表示位置を移動させることを意図して、図9のようにタッチ位置を移動させる場合も考えられる。そして、該ユーザーは、誤ってタッチ位置を表示領域161を超えて移動させてしまうことも考えられる。そういった場合に、項目Bの選択状態が決定されるとユーザーの意図する選択結果とならない。この場合、ユーザーは、該選択をやり直す、などの煩雑な操作を行なわなければならない。
そこで、第2の実施の形態にかかるMFP100は、タッチ位置が表示領域161内の位置Pから項目Bの領域を通過して表示領域161外の位置P”まで移動した場合に、予め規定された時間、項目Bの選択状態を維持する。そして、MFP100は、上記規定された時間内に項目Bの領域へのタッチを検出すると、項目Bを選択状態とする上記ステップS113からの動作を行なう。
<実施の形態の効果>
第2の実施の形態にかかるMFP100は、ユーザーが意図せずにタッチ位置の移動を解消した場合であっても、項目の選択状態の決定を猶予することができる。そのため、ユーザーは、操作を所定時間内にやり直すことで、パイメニューにおける項目の選択を、円滑に行なうことができる。これにより、本実施の形態にかかる画像形成装置は、ユーザーの操作性の高いメニュー画面を表示することができる。
[第3の実施の形態]
以上の説明では、画像形成装置がパイメニューを表示する例が示されている。しかしながら、パイメニューを表示するための表示装置は画像形成装置に限定されない。すなわち、該表示装置は画像形成装置に搭載されるものに限定されない。該表示装置は、いわゆるタブレットなどと呼ばれる端末装置など、タッチパネルを有する表示装置であれば、どのような表示装置であってもよい。
[第4の実施の形態]
さらに、上述の動作を表示装置のCPUに実行させるプログラムを提供することもできる。プログラムを提供することで、MFPなど、タッチパネルを有する既存の表示装置に上記の動作を行なわせることができる。
このようなプログラムは、コンピューターに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピューター読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピューターに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本開示にかかるプログラムは、コンピューターのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本開示にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本開示にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 CPU、11 ROM、12 RAM、14 プリンター、15 スキャナー、16 操作パネル、16A タッチパネル、16B 操作ボタン、100 MFP、101 指示入力部、102 検出部、103 第1表示処理部、104 選択部、105 第2表示処理部、106 判断部、107 移動量算出部、108 選択決定部、161 表示領域、162 非表示領域。

Claims (9)

  1. タッチパネルを有する表示装置であって、
    前記タッチパネルに対するタッチ位置の軌跡を検出するための検出手段と、
    前記軌跡が予め規定されたパターンである場合に、前記パターンの最終位置を基準位置とし、前記基準位置から規定される領域に、1つ以上の項目を前記基準位置から規定される角度で配置したメニュー画面を表示する処理を行なうための第1の表示処理手段と、
    タッチ位置の前記最終位置からの移動方向に基づいて、前記1つ以上の項目のうちの1つの項目を選択状態とするための選択手段と、
    前記メニュー画面の前記第1の表示処理手段による表示位置を変更する処理を行なうための第2の表示処理手段とを備え、
    前記第2の表示処理手段は、前記タッチパネルの表示領域と前記基準位置から規定される領域との位置関係、および前記1つの項目の選択の有無に基づいて、前記メニュー画面の表示位置を変更するか否かを判断するための判断手段を含み、
    前記第2の表示処理手段は、前記メニュー画面の前記第1の表示処理手段による表示位置を、前記タッチパネルの表示領域に含まれる面積が大きくなるように変更する、表示装置。
  2. 前記判断手段は、前記基準位置から規定される領域が前記タッチパネルにおける表示領域を超え、かつ、前記1つの項目が選択状態とされた場合に、前記基準位置から規定される領域を、前記基準位置から規定される領域のうちの前記タッチパネルの表示領域を超える部分が小さくなるように前記メニュー画面の表示位置を変更すると判断する、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記判断手段は、選択状態とされた前記1つの項目の配置される領域が、前記基準位置から規定される領域のうちの前記タッチパネルの表示領域を超える部分を含む場合に、前記メニュー画面の表示位置を変更すると判断する、請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記第2の表示処理手段は、前記タッチ位置との位置関係において前記1つの項目の選択状態を維持したまま前記メニュー画面の表示位置を変更する、請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記第2の表示処理手段は、タッチ位置の前記最終位置からの移動量に基づいて、前記メニュー画面の表示位置の、前記第1の表示処理手段による表示位置からの移動量を決定するための移動量決定手段をさらに含む、請求項1〜4のいずれかに記載の表示装置。
  6. 前記タッチパネルに対するタッチ位置の移動が選択状態にある前記1つの項目の配置された領域内において解消されたときに、前記1つの項目の選択状態を決定するための選択決定手段をさらに備え、
    前記タッチ位置が、前記基準位置から規定される領域のうちの前記タッチパネルの表示領域を超える部分を含む領域に配置された1つの項目を通過して前記タッチパネルの表示領域を超える部分まで移動した場合であって、規定された期間内に前記タッチ位置が前記タッチパネルの表示領域に復帰した場合には、前記選択決定手段は前記1つの項目の選択状態を決定せず、前記選択手段は前記1つの項目の選択状態を維持する、請求項1〜5のいずれかに記載の表示装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の表示装置を搭載した、画像形成装置。
  8. タッチパネルを有する表示装置でのメニュー画面の表示方法であって、
    前記タッチパネルに対するタッチ位置の軌跡が、予め規定されたパターンであることを検出するステップと、
    前記パターンが検出されると、前記パターンの最終位置を基準位置とし、前記基準位置から規定される領域に、1つ以上の項目を前記基準位置から規定される角度で配置したメニュー画面を表示するステップと、
    タッチ位置の前記最終位置からの移動方向に基づいて、前記1つ以上の項目のうちの1つの項目を選択状態とするステップと、
    前記タッチパネルの表示領域と前記基準位置から規定される領域との位置関係、および前記1つの項目の選択の有無に基づいて、前記メニュー画面の表示位置を変更するか否かを判断するステップと、
    前記判断するステップにおいて前記メニュー画面の表示位置を変更すると判断した場合に、前記表示するステップでの前記メニュー画面の表示位置を、前記タッチパネルの表示領域に含まれる面積が大きくなるように変更するステップとを備える、表示方法。
  9. タッチパネルを有する表示装置に搭載されたコンピューターに、メニュー画面の表示処理を実行させるプログラムであって、
    前記プログラムは前記コンピューターに、
    前記タッチパネルに対するタッチ位置の軌跡が、予め規定されたパターンであることを検出するステップと、
    前記パターンが検出されると、前記パターンの最終位置を基準位置とし、前記基準位置から規定される領域に、1つ以上の項目を前記基準位置から規定される角度で配置したメニュー画面を表示するステップと、
    タッチ位置の前記最終位置からの移動方向に基づいて、前記1つ以上の項目のうちの1つの項目を選択状態とするステップと、
    前記タッチパネルの表示領域と前記基準位置から規定される領域との位置関係、および前記1つの項目の選択の有無に基づいて、前記メニュー画面の表示位置を変更するか否かを判断するステップと、
    前記判断するステップにおいて前記メニュー画面の表示位置を変更すると判断した場合に、前記表示するステップでの前記メニュー画面の表示位置を、前記タッチパネルの表示領域に含まれる面積が大きくなるように変更するステップとを実行させる、表示プログラム。
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