JP2016102731A - 圧力測定器具 - Google Patents
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Abstract
Description
本件発明の第1実施形態の圧力測定器具1は、回路を流れる液体の圧力を測定するために用いられ、例えば図1に示すような血液浄化システム2に備わっている。血液浄化システム2は、患者の血液を浄化するためのシステムであり、血液回路3、血液ポンプ4、血液浄化機5と、2つのドリップチャンバー6,7を備えている。血液回路3は、可撓性を有するチューブであり、チューブ内の流路を液体(主に血液)が流れるようになっている。また、血液回路3は、両端部を患者の動脈と静脈に夫々繋げることができるようになっており、血液回路3には、血液ポンプ4が設けられている。血液回路3は、血液ポンプ4を動かすことで動脈を流れる血液を一端部から取り込み、他端部から静脈に返すようになっている。また、血液回路3には、血液ポンプ4の下流側に血液浄化機5が介在しており、血液浄化機5は、血液回路3を流れる血液を浄化するようになっている。更に、血液回路3には、血液浄化機5の上流側及び下流側の各々にドリップチャンバー6,7が設けられており、ドリップチャンバー6,7は、血液回路3を流れる血液に含まれる空気を除去するようになっている。このように構成されている血液回路3には、3つの圧力測定器具1が設けられている。
第2実施形態の圧力測定器具1Aは、第1実施形態の圧力測定器具1と構成が類似している。以下では、第2実施形態の圧力測定器具1Aの構成について第1実施形態の圧力測定器具1と異なる点について主に説明し、同一の構成については同一の符号を付して図示及び説明を省略する。第3実施形態の圧力測定器具1Bについても同様である。
第3実施形態の圧力測定器具1Bでは、図10に示すように流入孔11cが隔膜13の第1凸状空間14内に向いており、流入孔11cから血液室21に流入する血液が第1凸状空間14内に向かって流れるようになっている。これにより、第1凸状空間14内に血液が滞留することを抑制することができる。更に詳細に説明すると、流入孔11cは、第1凸状部13bの頂部13eより流入孔側の内面に沿うように傾斜させて形成されている。これにより、第1凸状部13bの内面に沿って血液を流すことができ、第1凸状空間14における血液の滞留を抑制することができる。また、圧力測定器具1Bでは、流出孔11dが第2凸状部13cの底部13fより流出孔11d側の斜面に沿うように傾斜させて形成されている。これにより、第2凸状部13cに沿って流れる血液を流出孔11dに導くことができ、血液が滞留することを抑制することができる。
第1乃至第3実施形態の圧力測定器具1,1A,1Bにおいて隔膜13,33の凹凸は、サインカーブ状又はW字形状に形成されるが、必ずしもそのような形状である必要はない。隔膜13,33の凹凸は、血液室21側及び気体室22側の各々に突出するような形状であればよく、例えばM字形状であってもよい。また、隔膜13において第1凸状空間14は流入孔11c側に位置し、第2凸状空間15は流出孔11d側に位置しているが、それらの位置が流れ方向において逆であってもよい。また、隔膜33において、第1凸状空間34が第2凸状空間35の内側に位置しているが、第1凸状空間34を環状にしてその内側に第2凸状空間35を配置してもよい。また、隔膜13,33は、平面視で流れ方向に長尺の大略角丸長方形状になっているが、幅方向に長尺な大略角丸長方形状であってもよく、大略円形状であってもよい。同様に、ハウジング11もまた平面視で流れ方向に長尺の大略角丸長方形状になっているが、幅方向に長尺な大略角丸長方形状であってもよく、大略円形状であってもよい。また、第1実施形態の圧力測定器具1における接続部13dの形状は、第1凸状空間14と第2凸状空間15との容積比率が好適な容積比率となるように適宜変更してもよい。適宜変更することによって、測定する圧力範囲を変更することができる。また、接続部13dは、線状且つ湾曲するように形成されているが、直線的であってもよくまた平面であってもよい。なお、接続部13dは、図4に示すように第1凸状部13bに向かって突出するように湾曲しているが、その先端部分を第1凸状部13b側に更に突出させてシャープにする、即ちより鋭角に形成することができる。そうすると、血液室21を流れる血流の流れ性をより良くすることができる。
H2 基準面
1,1A,1B 圧力測定器具
3 血液回路
11 ハウジング
11c 流入孔
11d 流出孔
11f 内部空間
12 エアチューブ
13 隔膜
13b 第1凸状部
13c 第2凸状部
13d 接続部
14 第1凸状空間
15 第2凸状空間
21 血液室
22 気体室
33 隔膜
33b 第1凸状部
33c 第2凸状部
33d 頂点
33e 底面
34 第1凸状空間
35 第2凸状空間
Claims (10)
- 回路を流れる液体の圧力を測定するための圧力測定器具であって、
内部空間と、前記回路の液体を前記内部空間に流入させる流入口と、前記内部空間の液体を前記回路に流出させる流出口とを有するハウジングと、
前記回路を流れる液体が前記流入口から流入して前記流出口から前記回路に流出する液体室と気体が満たされている気体室とに前記ハウジング内部空間を区画し且つ前記液体室の内圧に応じて位置が変化する隔膜とを備え、
前記隔膜は、前記気体室側に突出して前記液体室の一部を成す第1凸状空間と前記液体室側に突出して前記気体室の一部を成す第2凸状空間とが形成されるように凸凹になっており、
前記第1凸状空間の容積は、前記第2凸状空間の容積に比べて大きくなっている、圧力測定器具。 - 前記第1凸状空間及び前記第2凸状空間は、隣接させて並べて配置されている、請求項1に記載の圧力測定器具。
- 前記第2凸状空間は、環状に形成され、
前記第1凸状空間は、前記第2凸状空間の内側に位置している、請求項1に記載の圧力測定器具。 - 前記隔膜は、前記隔膜の中心軸線を含む切断面で切断すると、前記中心軸線に直交する方向における前記隔膜の外縁と前記隔膜の底点との距離に対して前記中心軸線に直交する方向における前記隔膜の底点と前記隔膜の頂点との距離が大きくなるように形成されている、請求項3に記載の圧力測定器具。
- 前記隔膜は、予め定められた基準面に対して前記気体室側に突出し且つ前記第1凸状空間を形成する第1凸状部と、前記液体室側に突出し且つ前記第2凸状空間を形成する第2凸状部とを有し、前記第1凸状部と前記第2凸状部とによって凸凹になっており、
前記第1凸状部及び前記第2凸状部は、前記基準面上の接続部で繋がっており、
前記接続部は、前記基準面上において線状に形成され且つ湾曲している、請求項1乃至4の何れか1つに記載の圧力測定器具。 - 前記第1凸状部の外形は、長手方向の長さが幅方向の長さより大きくなるように形成され、
前記流入口及び前記流出口は、前記第1凸状部の長手方向一方側及び他方側に位置するようにハウジングに形成されている、請求項5に記載の圧力測定器具。 - 前記ハウジングの内部空間は、長手方向の長さが幅方向の長さより大きくなるように形成され、
前記流入口及び前記流出口は、前記内部空間の長手方向一方側及び他方側に位置するようにハウジングに形成されている、請求項5又は6に記載の圧力測定器具。 - 前記流入口と前記流出口は、対向させて配置され、
前記第2凸状部は、前記流入口と前記流出口とを直線的に結んだ流れ空間と交わるように配置されている、請求項5乃至7のいずれか1つに記載の圧力測定器具。 - 前記第2凸状部は、前記第1凸状部より前記流出口側に位置している、請求項6乃至8のいずれか1つに記載の圧力測定器具。
- 前記流入口は、前記第1凸状部の内部空間に向いて配置されている、請求項6乃至9のいずれか1つに記載の圧力測定器具。
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JP2014241693A JP6402606B2 (ja) | 2014-11-28 | 2014-11-28 | 圧力測定器具 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7512411B2 (ja) | 2021-07-16 | 2024-07-08 | シェンツェン・ショックス・カンパニー・リミテッド | センサ装置 |
Citations (4)
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JPH07146195A (ja) * | 1993-11-19 | 1995-06-06 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | 圧力センサの製造方法 |
JP2010121964A (ja) * | 2008-11-17 | 2010-06-03 | Asahi Kasei Kuraray Medical Co Ltd | 圧力センサの使用方法 |
JP2011062561A (ja) * | 2010-12-27 | 2011-03-31 | Jms Co Ltd | 回路内圧センサ用検出ユニット、回路内圧センサ |
US20120247215A1 (en) * | 2009-10-19 | 2012-10-04 | Presens As | Separating membrane for pressure sensor |
-
2014
- 2014-11-28 JP JP2014241693A patent/JP6402606B2/ja active Active
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