JP2016102408A - 車両、及び、車両の制御方法 - Google Patents
車両、及び、車両の制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016102408A JP2016102408A JP2014239545A JP2014239545A JP2016102408A JP 2016102408 A JP2016102408 A JP 2016102408A JP 2014239545 A JP2014239545 A JP 2014239545A JP 2014239545 A JP2014239545 A JP 2014239545A JP 2016102408 A JP2016102408 A JP 2016102408A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- urea water
- vehicle
- water injection
- injection system
- vehicle speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D53/00—Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
- B01D53/34—Chemical or biological purification of waste gases
- B01D53/92—Chemical or biological purification of waste gases of engine exhaust gases
- B01D53/94—Chemical or biological purification of waste gases of engine exhaust gases by catalytic processes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N3/00—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
- F01N3/08—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N3/00—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
- F01N3/08—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous
- F01N3/10—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust
- F01N3/18—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust characterised by methods of operation; Control
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D29/00—Controlling engines, such controlling being peculiar to the devices driven thereby, the devices being other than parts or accessories essential to engine operation, e.g. controlling of engines by signals external thereto
- F02D29/02—Controlling engines, such controlling being peculiar to the devices driven thereby, the devices being other than parts or accessories essential to engine operation, e.g. controlling of engines by signals external thereto peculiar to engines driving vehicles; peculiar to engines driving variable pitch propellers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/14—Introducing closed-loop corrections
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/22—Safety or indicating devices for abnormal conditions
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
Abstract
【課題】尿素水噴射システムの状態が予め設定された条件の異常状態になったときに、車速を予め設定された目標制限車速以下にする車速制限を正確かつ迅速に行えて、エンジン出力を正確かつ迅速に制限して、大気中へのNOx及びアンモニアの排出を抑制できると共に、ドライバーに尿素水噴射システムに異常があることを知らせ、ドライバーに尿素水噴射システムの異常を解消するようにうながす。また、車速を目標制限車速の近傍に維持できて運転フィーリングが悪化することがない車両、及び、車両の制御方法を提供する。【解決手段】尿素水噴射システム1の状態が予め設定された条件に当て嵌まる異常状態であるか否かを判定し、尿素水噴射システム1の状態が異常状態であると判定されている場合では、当該車両の車速Vが予め設定した目標制限車速Vc以下になるように、PI制御のフィードバック制御で、気筒内に噴射する燃料噴射を制御する【選択図】図2
Description
本発明は、内燃機関を搭載し、その排気ガス浄化用に尿素SCR触媒を用いると共に、尿素水噴射システムを備えた車両、及び、車両の制御方法に関する。
一般に、ディーゼルエンジン等の内燃機関を搭載している車両では、内燃機関から排出される排気ガスに含まれるNOx(窒素酸化物)を除去すべく、尿素水噴射システムと選択還元型触媒(SCR触媒)装置を組み合わせた排気ガス浄化システムが設けられている。
この排気ガス浄化システムでは、選択還元型触媒装置の上流側の排気通路に設けた尿素水噴射装置(ドージングバルブ:DV)から尿素水を排気通路の内部を通過する排気ガス中に噴射して、尿素水からアンモニア(NH3)を発生させ、このアンモニアを用いて、選択還元型触媒装置で排気ガスに含まれているNOxを還元して浄化処理している。
この選択還元型触媒装置で使用している尿素水噴射装置では、尿素水を尿素水用タンクに貯蔵して、内燃機関の運転中に、排気通路のSCR触媒の上流側に設けた尿素水噴射ノズルから尿素水を噴射して、尿素水の加水分解によって発生するアンモニアをSCR触媒に供給し、排気ガス中のNOxを窒素に還元して排気ガスを浄化している。
この尿素水は、NOx低減に大きな役割を果たしているため、この尿素水噴射システムに異常が発生し、この異常時に車両を駆動すると、排気ガス中のNOxの浄化を正常に行うことができないために、排気ガスの大気中への放出に伴い、還元浄化されなかったNOx又は使用されなかったアンモニアが放出されることになるので、内燃機関の出力の制限を行うことで、ドライバーに尿素水噴射システムに異常があることを知らせ、ドライバーに尿素水噴射システムの異常を解消するようにうながす。
これに関して、世界レベルの法規により、尿素水噴射システムの不具合や故障の程度により、車両側における制限が設定されている。段階的に、トルク制限、車速制限が課せられる。
これに関連して、還元剤添加手段に発生する異常を検出した場合に、尿素水の噴射を停止すると共に、エンジンの運転では低NOx運転用マップを採用して、EGR率を増加させたり、シリンダ内への燃料噴射の噴射時期を遅らせたり、噴射圧力を低下させたりして、エンジン自体から発生するNOxの発生自体を抑制し、大気中へのNOxの放出を抑制するエンジンの排気浄化装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、噴射ノズルの詰りや、タンクに貯蔵されている尿素水の希釈等で、SCR装置に異常が発生したことを検出したときは、燃料噴射量の演算に際して採用するマップを車速に応じて切り換えたり、通常時用の燃料噴射量と制限時用の燃料噴射量とを算出し、算出したもののうち小さい方を出力したりして、運転者のアクセル操作に対するエンジンの出力特性を変化させ、エンジンの出力が抑制されるようにするエンジンの排気浄化装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、目標制限車速と制限燃料噴射量との関係は、道路の勾配や車体重量などの影響を受けるため、きめ細かく、低NOx運転用マップを設定するには、多くの工数と時間がかかるという問題があり、また、単純に制限燃料噴射量を設定したので、目標制限車速を超えたり、あるいは、目標制限車速を大きく下回わったりすることになり、運転者の運転フィーリングが悪化するという問題がある。
本発明は、上記のことを鑑みてなされたものであり、その目的は、尿素水噴射システムの状態が予め設定された条件に当て嵌まる異常状態になったときに、車両の車速を予め設定された目標制限車速以下にする車速制限を正確かつ迅速に行うことができて、エンジン出力を正確かつ迅速に制限して、大気中へのNOx及びアンモニアの排出を抑制できると共に、車両の車速を目標制限車速の近傍に維持できて運転フィーリングが悪化することがない車両、及び、車両の制御方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の車両は、排気通路にSCR触媒装置を備えると共に、このSCR触媒装置に流入する排気ガス中に尿素水を噴射する尿素水噴射システムを備えた内燃機関を搭載した車両において、当該車両を制御する制御装置が、前記尿素水噴射システムの状態が予め設定された条件に当て嵌まる異常状態であるか否かを判定する尿素状態判定手段と、該尿素状態判定手段により、前記尿素水噴射システムの状態が前記異常状態であると判定されている場合に、当該車両の車速が予め設定した目標制限車速以下になるように、PI制御のフィードバック制御で、気筒内に噴射する燃料噴射を制御する異常時燃料噴射制御手段とを備えて構成される。
この「PI制御のフィードバック制御」とは比例制御(P制御)と積分制御(I制御)の組み合わせであり、これらを用いたフィードバック制御のことをいう。また、この尿素水噴射システムの状態が予め設定された条件に当て嵌まる異常状態であるか否かの判定は、尿素水タンクの尿素水の残量が予め設定された下限量以上あるか否か、尿素水の品質が基準を満たしているか否か、尿素水の噴射状態が正常であるか否か、尿素水の消費量が正常であるか否か、これらの状態を監視するシステムが正常であるか否か等を、それぞれ判定して、その結果で正常であるか異常と判定する。これらの各判定基準は予め法規に基づいて実験などにより設定しておく。
そして、この構成によれば、道路勾配や車重などの変化する走行条件のそれぞれに対して、きめ細かく、制限燃料噴射量を設定することなく、比較的簡単な制御で、燃料噴射量を制御することにより、エンジン出力を正確かつ迅速に制限して、車両を目標制限車速以下で、かつ、その近傍の車速で走行させることが、正確かつ迅速に行うことができる。
上記の目的を達成するための本発明の車両の制御方法は、排気通路にSCR触媒装置を備えると共に、このSCR触媒装置に流入する排気ガス中に尿素水を噴射する尿素水噴射システムを備えた内燃機関を搭載した車両の制御方法において、前記尿素水噴射システムの状態が予め設定された条件に当て嵌まる異常状態であるか否かを判定し、前記尿素水噴射システムの状態が前記異常状態であると判定されている場合では、当該車両の車速が予め設定した目標制限車速以下になるように、PI制御のフィードバック制御で、気筒内に噴射する燃料噴射を制御することを特徴とする方法である。
本発明の車両、及び、車両の制御方法によれば、尿素水噴射システムの状態が予め設定された条件に当て嵌まる異常状態になったときに、車両の車速を予め設定された目標制限車速以下にする車速制限を正確かつ迅速に行うことができて、エンジン出力を正確かつ迅速に制限して、大気中へのNOx及びアンモニアの排出を抑制できると共に、ドライバーに尿素水噴射システムに異常があることを知らせ、ドライバーに尿素水噴射システムの異常を解消するようにうながす。また、車両の車速を目標制限車速の近傍に維持できて運転フィーリングが悪化することを防止することができる。
以下、本発明に係る実施の形態の車両、及び、車両の制御方法について図面を参照しながら説明する。この本発明の実施の形態の車両が備えている尿素水噴射システムは、内燃機関の排気ガス中のNOxを低減するために、選択還元型触媒装置の上流側の排気通路に尿素水を噴射する尿素水噴射ノズルを備えて構成される。
図1を参照しながら、この尿素水噴射システム1が配置されるエンジン(内燃機関)10について説明する。このエンジン10では、外部から導入された新気Aは、ターボチャージャ14のコンプレッサ14bにより加圧され、必要に応じて、EGR通路(図示しない)から吸気通路12に流入する排気ガス(EGRガス)を伴って、エンジン本体11の気筒に送られる。また、この気筒で発生した排気ガスGは、排気通路13に流出し、その一部はEGR通路にEGRガスとして流れ、残りの排気ガスGは、タービン14aを経由してから、排気ガス浄化装置20に流入して、浄化された後、浄化された排気ガスGcとしてマフラー(図示しない)を経由して大気中へ放出される。この排気ガス浄化装置20は、この図1の構成では、酸化触媒装置(DOC)21、微粒子捕集装置22、選択還元型触媒装置(SCR)23等で構成される。
選択還元型触媒装置23の上流側に配設された尿素水噴射ノズル30は、NOx還元用の尿素水Uを排気通路13内に噴射する装置であり、噴射された尿素水Uは分解してアンモニアを生成し、このアンモニアを用いて選択還元型触媒装置23で排気ガスG中のNOxを水と窒素に還元して無害化する。
図1の構成では、尿素水噴射ノズル30は、二流体混合噴射ノズルで構成され、尿素水Uが尿素水供給装置であるソレノイド制御ポンプ31より尿素水タンク32から尿素水供給経路33を経由して供給され、また、空気Apが空気供給装置であるエアポンプ34よりエアタンク(図示しない)等から空気供給経路35を経由して供給される。そして、この尿素水Uと空気Apを混合して、この混合流体を尿素水噴射ノズル30から噴射している。
なお、酸化触媒装置21の上流側に配設された燃料噴射ノズル24は、軽油(未燃燃料)Fsを排気通路13内に噴射する装置であり、微粒子捕集装置22の再生処理時に、排気通路13内に軽油Fsを噴射し、酸化触媒装置21で酸化された軽油Fsの酸化熱により排気ガスGを昇温して微粒子捕集装置22をPM燃焼可能な温度域まで昇温させて捕集されたPMを燃焼除去する役割を持っている。
そして、図2に示すように、この車両を制御する制御装置40は、尿素状態判定手段41と、異常時燃料噴射制御手段42を備えて構成される。
この尿素状態判定手段41は、尿素水噴射システム1の状態が予め設定された条件に当て嵌まる異常状態であるか否かを判定する手段であり、異常時燃料噴射制御手段42は、この尿素状態判定手段41により、尿素水噴射システム1の状態が異常状態であると判定されている場合に、車両の車速Vが予め設定した目標制限車速Vcになるように、PI制御のフィードバック制御で、気筒内に噴射する燃料噴射を制御する手段である。
なお、この「PI制御のフィードバック制御」とは比例制御(P制御)と積分制御(I制御)の組み合わせであり、これらを用いたフィードバック制御のことをいい、周知の制御方法を用いることができる。なお、PI制御で使用する制御用の係数などは予め実験等により設定しておく。
また、この尿素水噴射システム1の状態が予め設定された条件に当て嵌まる異常状態であるか否かの判定は、尿素水タンク32の尿素水Uの残量が予め設定された下限量以上あるか否か、尿素水Uの品質が基準を満たしているか否か、尿素水Uの噴射状態が正常であるか否か、尿素水Uの消費量が正常であるか否か、これらの状態を監視するシステムが正常であるか否か等を、それぞれ判定して、その結果で正常であるか異常と判定する。これらの各判定基準は予め法規に基づいて実験などにより設定しておく。
次に、本発明に係る実施の形態の車両の制御方法について説明する。この方法は、排気通路13にSCR触媒装置23を備えると共に、このSCR触媒装置23に流入する排気ガスG中に尿素水Uを噴射する尿素水噴射システム1を備えたエンジン10を搭載した車両の制御方法である。
この方法において、尿素水噴射システム1の状態が予め設定された条件に当て嵌まる異常状態であるか否かを判定し、尿素水噴射システム1の状態が前記異常状態であると判定されている場合では、車両の車速Vが予め設定した目標制限車速Vcになるように、PI制御のフィードバック制御で、気筒内に噴射する燃料噴射を制御する。
そして、上記の構成の車両及び車両の制御方法によれば、道路勾配や車重などの変化する走行条件のそれぞれに対して、きめ細かく、制限燃料噴射量を設定することなく、比較的簡単な制御で、燃料噴射量を制御することにより、エンジン出力を正確かつ迅速に制限して、車両を目標制限車速Vc以下で、かつ、その近傍の車速Vで走行させることが、正確かつ迅速に行うことができる。
従って、尿素水噴射システム1の状態が予め設定された条件に当て嵌まる異常状態になったときに、車両の車速Vを予め設定された目標制限車速Vc以下にする車速制限を正確かつ迅速に行うことができて、エンジン出力を正確かつ迅速に制限して、大気中へのNOx及びアンモニアの排出を抑制できると共に、ドライバーに尿素水噴射システムに異常があることを知らせ、ドライバーに尿素水噴射システムの異常を解消するようにうながす。また、車両の車速Vを目標制限車速Vcの近傍に維持できて運転フィーリングが悪化することを防止することができる。
1 尿素水噴射システム
10 エンジン(内燃機関)
11 エンジン本体
12 吸気通路
13 排気通路
14 ターボチャージャ(ターボ式過給器)
14a タービン
14b コンプレッサ
20 排気ガス浄化装置
21 酸化触媒装置(DOC)
22 微粒子捕集装置
23 選択還元型触媒装置
24 燃料噴射装置
30 尿素水噴射ノズル(二流体混合噴射ノズル)
31 ソレノイド制御ポンプ(尿素水供給装置)
32 尿素水タンク
33 尿素水供給経路
34 エアポンプ(空気供給装置)
35 空気供給経路
40 制御装置
41 尿素状態判定手段
42 異常時燃料噴射制御手段
A 新気
Ap 空気(圧縮空気、加圧空気)
U 尿素水
G 発生した排気ガス
Gc 浄化処理された排気ガス
10 エンジン(内燃機関)
11 エンジン本体
12 吸気通路
13 排気通路
14 ターボチャージャ(ターボ式過給器)
14a タービン
14b コンプレッサ
20 排気ガス浄化装置
21 酸化触媒装置(DOC)
22 微粒子捕集装置
23 選択還元型触媒装置
24 燃料噴射装置
30 尿素水噴射ノズル(二流体混合噴射ノズル)
31 ソレノイド制御ポンプ(尿素水供給装置)
32 尿素水タンク
33 尿素水供給経路
34 エアポンプ(空気供給装置)
35 空気供給経路
40 制御装置
41 尿素状態判定手段
42 異常時燃料噴射制御手段
A 新気
Ap 空気(圧縮空気、加圧空気)
U 尿素水
G 発生した排気ガス
Gc 浄化処理された排気ガス
Claims (2)
- 排気通路にSCR触媒装置を備えると共に、このSCR触媒装置に流入する排気ガス中に尿素水を噴射する尿素水噴射システムを備えた内燃機関を搭載した車両において、
当該車両を制御する制御装置が、
前記尿素水噴射システムの状態が予め設定された条件に当て嵌まる異常状態であるか否かを判定する尿素状態判定手段と、
該尿素状態判定手段により、前記尿素水噴射システムの状態が前記異常状態であると判定されている場合に、当該車両の車速が予め設定した目標制限車速以下になるように、PI制御のフィードバック制御で、気筒内に噴射する燃料噴射を制御する異常時燃料噴射制御手段とを備えて構成されることを特徴とする車両。 - 排気通路にSCR触媒装置を備えると共に、このSCR触媒装置に流入する排気ガス中に尿素水を噴射する尿素水噴射システムを備えた内燃機関を搭載した車両の制御方法において、
前記尿素水噴射システムの状態が予め設定された条件に当て嵌まる異常状態であるか否かを判定し、前記尿素水噴射システムの状態が前記異常状態であると判定されている場合では、当該車両の車速が予め設定した目標制限車速以下になるように、PI制御のフィードバック制御で、気筒内に噴射する燃料噴射を制御することを特徴とする車両の制御方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014239545A JP2016102408A (ja) | 2014-11-27 | 2014-11-27 | 車両、及び、車両の制御方法 |
PCT/JP2015/081459 WO2016084589A1 (ja) | 2014-11-27 | 2015-11-09 | 車両、及び、車両の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014239545A JP2016102408A (ja) | 2014-11-27 | 2014-11-27 | 車両、及び、車両の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016102408A true JP2016102408A (ja) | 2016-06-02 |
Family
ID=56074159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014239545A Pending JP2016102408A (ja) | 2014-11-27 | 2014-11-27 | 車両、及び、車両の制御方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016102408A (ja) |
WO (1) | WO2016084589A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101934739B1 (ko) * | 2017-12-11 | 2019-03-18 | 주식회사 이알인터내셔널 | 운행차용 운행 및 출력 제한 장치 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4326976B2 (ja) * | 2003-10-22 | 2009-09-09 | 日産ディーゼル工業株式会社 | エンジンの排気浄化装置 |
-
2014
- 2014-11-27 JP JP2014239545A patent/JP2016102408A/ja active Pending
-
2015
- 2015-11-09 WO PCT/JP2015/081459 patent/WO2016084589A1/ja active Application Filing
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101934739B1 (ko) * | 2017-12-11 | 2019-03-18 | 주식회사 이알인터내셔널 | 운행차용 운행 및 출력 제한 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2016084589A1 (ja) | 2016-06-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10138778B2 (en) | Exhaust purification system of internal combustion engine | |
JP5708584B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP6287924B2 (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP2010261331A (ja) | 排気浄化装置 | |
JP2015121199A (ja) | 車載内燃機関の排気浄化装置 | |
JP5915623B2 (ja) | 内燃機関の排気浄化システム | |
JP2015028312A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP2007002697A (ja) | 排気浄化装置 | |
JP2010038034A (ja) | 排気浄化装置の制御方法 | |
JP2016098682A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP5716687B2 (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP2013144938A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP6015198B2 (ja) | 還元剤添加システム | |
WO2016084589A1 (ja) | 車両、及び、車両の制御方法 | |
US20150192045A1 (en) | Exhaust gas treatment system comprising a catalytic particulate filter, and corresponding method | |
JP2014005741A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP5834978B2 (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP2013122222A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
CN107429588B (zh) | 内燃机的排气气体净化系统、内燃机和内燃机的排气气体净化方法 | |
RU2630640C2 (ru) | Устройство очистки отработавшего газа | |
EP3071806B1 (en) | Exhaust gas control apparatus and exhaust gas control method for internal combustion engine | |
JP6032185B2 (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP2009013930A (ja) | 排気浄化装置 | |
JP2017129019A (ja) | パティキュレートフィルタの手動再生方法 | |
JP2018044498A (ja) | 排気浄化装置及び排気浄化方法 |