JP2016102392A - 地盤沈下検測装置付グラウト注入管 - Google Patents

地盤沈下検測装置付グラウト注入管 Download PDF

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Abstract

【課題】良好な設置作業性を確保し、操作性や耐震性に優れた大型土木建築構造物底版下の地盤沈下検測装置付グラウト注入管を提供する。
【解決手段】上下端に逆止弁装置5が設置されたグラウト注入管2内に沈下検測ガイド管3と上部逆止弁装置管4を併設して組み込む。沈下計測ガイド管3に、沈下ロッド8が上下動可能に組み込まれた沈下検知装置7を内設する。地盤沈下量検測置付グラウト注入管2を任意の位置で上下に分割して、グラウト注入管2の下部管2Bを予め設置した後で上部管2Aを連結可能とする。また、沈下ロッド8の下端に沈下板12との自在連結部8gを設け、予め設置した沈下板12に後から連結可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、土木建築分野において、海岸、河川沿岸部の地盤上又は軟弱地盤上に基礎杭により支持構築されたコンクリ−ト製または、鋼とコンクリ−トの複合構造物の大型土木構造物あるいは建築構造物の底版下の地盤沈下量の測定及び地盤が沈下して生じた空洞内へのグラウト材等の補強材注入に使用する地盤沈下検測装置付グラウト注入管に関するものである。
近年、想定外とも言われる巨大地震や津波、豪雨等の自然災害により、土木建築分野における構造物の崩壊が頻発し、国民の財産はもとより人命までもが甚大な被害を被っている。こうした自然災害から公共構造物を保護するために、土木建築構造物を構築する際に、予め構造物底版などに地盤沈下を測定する装置や地震等で発生した空洞に対する補強機能を有する器具を装着し、構造物底版下の脆弱した部位を早期に発見して被害を未然に防ぐと共に補強対策を行ってきた。
例えば、地中に埋め込み固定した長尺の外筒管に、複数の軸杆部材を折り曲げて自在に連結した長尺の締付ボルトを同心的に挿脱可能に配置し、この締付ボルトに、外装管の内周面に当接可能な弾性シーリングを載置した支持プレ−トを設けて、締付ボルトに挿脱可能に順次嵌入させた複数の内装管部材からなる内装管に、弾性シーリング上面に当接するシーリング押圧板を設けると共に、内装管の上端部を締付ボルトによって緊締することにより、弾性シーリングを支持プレートと押圧板とで押圧して、外装管内周面に圧接させることにより、外装管の上方のスペースが少なくてもシールリング挟圧用の内装管と締付ボルトの外装管に対する挿脱を容易に行うことができるグラウト注入兼調査用孔の開閉装置(特許文献1参照。)。
外筒とそれに内設する内筒との隙間に伸縮性筒状体を張設して外筒と内筒を連結することにより、内筒の移動が自由となり、地盤沈下の測定を容易且つ迅速に行うことができて、地盤沈下の状況を適切に把握してグラウト注入作業を迅速的確に行うことができる底版下の地盤沈下の測定兼グラウト注入装置(特許文献2参照。)。
地盤と空間とを連通させる筒状体と、この筒状体の内部を塞ぐ雌型部材が備えられた止水装置とから成り、止水装置の雌型部材に地盤と空間とを連通させる連通孔を芽設すると共に、連通孔を遮断する止水弁を設け、止水装置の雌型部材と対になる雄型部材が連結されると、止水弁による連通孔の遮断が解除されるように機能し、地下水等の噴出を検知して安全に固化材注入を行うことができる調査孔兼固化材注入装置(特許文献3参照。)。
樋門、暗渠等を形成するコンクリート二次製品及び現場打コンクリート構造物に、地盤沈下、空洞、地下水位を測定する検測機器が装填可能な検測用透孔を、グラウト孔とは別に複数ヶ所独立して設け、この検測用透孔を合成樹脂製パイプ又は鋼製パイプ又はセラミック製パイプを構造物の所定位置に予め埋込んで形成し、土木構造物を築造する当初から検測機器の装填が可能にされたコンクリート土木構造物(特許文献4参照。)等が提案されている。
特開平10−266188号公報 特許第3592190号公報 特開2009−299377号公報 特許第4877558号公報
従来のコンクリート構造物における底版下の地盤沈下による沈下量検測装置の測定能力は900mm以下程度で、底版部の厚さもせいぜい1000mm程度のものに対応するものであった。しかしながら、近年においては、土木建築構造物の大型化が進み、構造物基礎部分の底版部材も高厚なものになり、従来の測定装置では対応し難くなっている実情がある。例えば、前記特許文献1の装置は、河川に設けられた樋門・樋管等の構造物の底版厚が比較的薄い版厚に対応したものであり、沈下空洞量についても900mm以下のものである。
また、特許文献2に開示された装置では、底版下面又は底版下面上方まで地下水位が到達した時など、グラウト注入作業及び終了時に逆噴出するので危険を伴う。また、本文献の発明においては、外筒管内側と内筒管外側の間に広い空間部を有しているために、水密性を保持する観点から、外筒管上部及び内筒管下端に取付けられた伸縮性筒状体は、外部から浸水を防止する密閉構造となされている。このため、地盤沈下により内筒管が降下すると、空間部の空気が圧縮され、且つ外筒管内部と伸縮性筒状体外側に空気溜まりが発生して外筒管下端部からの浸水により浮力が発生し、内筒管のスムーズな降下の妨げとなるおそれがある。特許文献3に開示された装置は、底版構造下面部における土砂侵入防止部材に挿入された軸部が土砂侵入防止部材に拘束されたり、土砂を含む泥水が侵入防止部材下面で目詰まりなどを発生させて固結し、拘束されることも考えられる。また、特許文献2の装置及び特許文献3の装置は、地震などの影響により土木構造物と地盤が異なる挙動を起こした場合、内設された軸部又は内筒が左右に異なった挙動により、傾いたり変形して外筒管などに接触して拘束されたり、構造物と地盤が上下に別々の挙動を起こした場合に、地盤に挿し込まれた沈下測定帯又は沈下検知棒が抜け去る事態が発生し、正確な沈下量の測定ができなくなるおそれがある。
そこで、地盤沈下検測装置付グラウト注入管を大型化した構造物の底版内に設置することは、装置の取り扱いや設置作業における負担労力の増加及び製造コストの大幅な増加は免れない。しかしながら、従来装置では測定能力が不足したり、グラウト材等の補強材の注入充填が困難になり、災害等不良による地盤沈下が発生し、底版下が空洞状態となり、構造物が倒壊すれば復旧費用も膨大なものとなる。
本発明は、構造物の底版の高さに応じて良好な設置作業性を確保し、操作性や耐震性に優れた大型土木建築構造物底版下の地盤沈下検測装置付グラウト注入管を提供することを目的とする。
このため、本発明の地盤沈下検装置付グラウト注入管は、土木建築構造物底版内に設置される上下端に逆止弁が設けられたグラウト注入管と、沈下板に接続された沈下ロッドが上下動可能に挿通される沈下検測ガイド管とからなることを第1の特徴とする。また、グラウト注入管内を区画して沈下検測ガイド管を設けたことを第2の特徴とする。さらに、沈下ロッドに、沈下検測ガイド管の内径よりも小径で、且つ柔軟性を有する透水性緩衝材を巻回したことを第3の特徴とする、またさらに、沈下ロッドに接続された沈下板に引き抜け防止プレートを取り付けたことを第4の特徴とする。加えて、地盤沈下量検測置付グラウト注入管を任意の位置で予め上下に分割して、構造物底版の施工高さに応じた位置で連結可能としたことを第5の特徴とする。さらに加えて、沈下ロッドの下端に沈下板との自在連結部を設け、予め設置された沈下板に後から連結可能としたことを第6の特徴とする。
本発明によれば、以下の利点がある。
(1)本発明の地盤沈下測定装置付グラウト注入管に内設された沈下検測ガイド管内に組み込まれた沈下ロッドには、柔軟性を有した透水性緩衝材が巻回されている。地盤沈下が発生すると沈下検測ガイド管の下端から土粒子を含んだ水が流入するが、透水性緩衝材がそれらをろ過して同ガイド管内に水が流入するので、沈下ロッドが円滑に降下を妨げない。また地震発生時には構造物と地盤は異なる周期で振動するので、同ガイド管内に沈下ロッドが接触し変形をする可能性があり、その衝撃吸収材の機能を併せ持つ。
(2)沈下検測ガイド管内に内設され、沈下装置に組み込まれている沈下ロッドは柔軟性を有した鋼製ワイヤー先端の沈下板が地盤に接続されていて、地震時の水平力が沈下板から鋼製ワイヤーに伝達される。鋼製ワイヤーは柔軟性を有していることから、水平力荷重に対する衝撃力を吸収し変形をするが、荷重が負荷された状態でも沈下作用を継続する。沈下ロッドには、丸棒鋼にCRゴム管を接続または、柔軟性のある丸棒鋼、例えばピアノ線等も考えられる。
(3)沈下ロッド先端の沈下板に取付けられた検知棒先端には、地盤からの引き抜け防止材として、逆円錐形状のプレートが取付けられていて、尚且つ地盤に座掘りした部分にドライモルタルを投入し、検知棒が挿入されるためにより地盤との接続がより堅固になり、確実な地盤沈下の計測を行うことができる。
(4)何時でも安全な位置から測定が可能な外付の測定装置及び取付方法が開発されており、それらの装置を接続可能な機能を有していて、地盤沈下検測装置付グラウト注入管を設置するときにも接続可能であるし、同注入管を設置後も、必要に応じて接続が可能である。
(5)地盤沈下量検測置付グラウト注入管を任意の位置で予め上下に分割して、構造物底版の施工高さに応じた位置で連結可能としたので、長尺なグラウト管の建て込みに際し、他の作業の障害になっていたが、分割して組立を行うことで、他の作業工程もスムーズに行うことができる。
(6)沈下ロッドの下端に沈下板との自在連結部を設け、予め設置された沈下板に後から連結可能としたので、目視不能な位置でも沈下ロッドと沈下板を的確に連結することができる。
本発明に係る地盤沈下検測装置付グラウト注入管を、構造物底版内に設置した状態を模式的示す側面図である。 本発明に係る沈下量検測装置付グラウト注入管に内設された沈下装置が地盤沈下に追随して降下した状態を模式的に示す側面図である。 本発明に係る沈下検知装置に組み込まれる沈下ロッドの複数の例を示す側面図である。 本発明に係る沈下装置の沈下板の平面図である。 本発明に係る逆止弁の平面図及び作動状態を模式的に示す側面図である。 (a)は図1のA−A線断面図、(b)は図1のB−B線断面図、(c)は図1のC−C線断面図、(d)は図1のD−D線断面図である。 本発明に係る地盤沈下検測装置付グラウト注入管に外付計測装置を接続した状態を示す模式図であり、図面(A)側は沈下検測ガイド管とグラウト注入管を同位置に併設した場合、(B)側は沈下検測ガイド管とグラウト注入管を別の位置に各々個別に配置した場合を示す。 (a)は本発明に係るグラウト注入管を上下に分割した状態を模式的に示す要部側面断面図、(b)は接合状態を示す要部側面断面図、(c)は中間ロングナットとボルトを示す側面図、(d)はスリーブ管を示す斜視図である。 (a)は本発明に係る沈下検束ロッド管内部で沈下ロッドの下端に設けられた自在連結部を示す側面断面図、(b)及び(c)は連結手順を示す要部側面断面図である。 本発明に係るグラウド注入管上端の高さ調整方法を説明する要部拡大断面である。
以下、図面に基づいて本発明に係る地盤沈下量検測兼グラウト注入装置を、土木構造物aに設置した実施形態を説明するが、便宜上、同様の構成要素には同一の参照符号を付して説明する。
図1は、本発明に係る地盤沈下検測装置付グラウト注入管1を構造物aに設置した状態を示すものであり、コンクリート及び、鋼とコンクリートで構築された複合構造物の高厚な底版を有する構造物底版a1に取付けた状態を示している。
構造物底版a1の下面は均しコンクリートa2であり、またその下面は地盤a3を表している。設置手順は、地盤a3が平滑に整えられたのちに、必要本数を所定の位置に配置するために予め沈下板12の径より若干大き目の紙製円筒型枠a4を配置して開口部a5を設けておき、均しコンクリートa2を打設する。均しコンクリ−トa2が必要強度に達したのちに紙製円筒型枠a4を除去して地盤a3面に接続するために検知棒15が収まる程度の座掘りa6を行い、その中にドライモルタルa7を投入する。ドライモルタルa7とは水で混練していないセメントと砂の混合物である。その後に地盤沈下検測装置付グラウト注入管1を建て込んで、その先端に突出している検知棒15部分を挿入する。
建て込まれた地盤沈下検測装置付グラウト注入管1は鉛直な安定を保持するために、グラウト注入管2側面に接合されている固定金具2aと構造物底板a1内に配置された隣接する鉄筋等a8に締結または接合して、構造物底板a1のコンクリ−ト打設時に移動しないように固定する。地盤沈下計測装置付グラウト注入管1の先端の突出した検知棒15が挿入されたドライモルタルa7は周囲の含有水を吸収して固化し、確実に検知棒15と地盤a3が接続される。また、グラウト注入管2の周側面には地下水などの水分の浸透防止のために水膨張ゴム24を巻き付けている。
図1は地盤沈下検測装置付グラウト注入管1であり、グラウト注入管2内に沈下検測ガイド管3と上部逆止弁装置管4が併設して組み込まれており、上部逆止弁装置4の下端に逆止弁5、上端に装置蓋6bがねじ込まれている。またグラウト注入管2下端にも逆止弁5が組み込まれている。
図1のグラウト注入管2には沈下計測ガイド管3、及び上部逆止弁装置管4については内設管固定具2bに嵌め込み固定されていて、グラウト注入管2下端部にも内管固定具2bが組み込まれており、管を嵌め込み固定する。また、内設管固定具2bはグラウト注入管2に貫通孔が開けられていて、必要本数のビスねじ2cで締付けられている。グラウト注入管2、沈下検測ガイド管3、逆止弁装置4にも装置蓋6、6a及び6bがねじ込んで嵌められている。すなわち、それぞれの管内上部にはネジ溝が施され、それぞれの装置蓋にも側集面にネジ山が施されている。さらには、それぞれの装置蓋上部には開閉可能な溝が設けてあり、開閉器具を挿入し回転させることで開閉が自由に行える。
図1の沈下検測ガイド管3に内設された沈下検知装置7には、図3に示すように、沈下ロッド8が組み込まれていて、柔軟性を有する鋼製ワイヤー8aの上端には圧着金具9によりリング付ボルト10が取り付けてあり、その上端にはリング付ボルト10がねじ込まれている。下端にも圧着金具9が取付けてあり、その側周面にネジ溝が施されていて、沈下板12上面の凹部にねじ込み固定されている。
沈下ロッド8には、図3(a)に示すように、鋼製ワイヤー8a、図3(b)に示すように、丸棒鋼8bにCRゴム管8cを嵌装したもの、図3(c)に示すように、丸棒鋼8bのみが沈下板12上面に嵌合できるようにされている。つまり、丸棒鋼8b下端部に雄ネジ部が形成されていて、沈下板12上面の凹部雌ねじ溝にねじ込んで接続できるようにされている。図3に示すいずれの沈下ロッド8もその上端にはリング付ボルト10がねじ込まれていて、沈下装置ガイド管に内設することができる。尚、図3(b)の場合、CRゴム管8cに嵌入させる関係上、それぞれの嵌入接続部分に逸脱防止用の返しが施されている。
沈下検測装置7に組み込まれた沈下ロッド8には、沈下検測ガイド管3内面と沈下検測装置7との遊間を保持するために、沈下検測ガイド管3の内径より小径となるような柔軟性のある透水性緩衝マット13が巻回されていて、沈下検測ガイド管3内に水が流入することにより円滑に沈下検測装置7が降下する。また、流入してくる水には土粒子などが含まれている可能性もあり、これらをろ過することが可能である。この透水性緩衝マット13は、図3(a)及び(b)に示すように沈下ロッド8に部分的に、また図3(c)に示すように、沈下ロッド8の全体に渡って巻回することができる。
沈下板12には、その9上面に沈下ロッド8が、ねじ込み又は嵌め込むことができるように、筒状のロッド接続管12aが突設されていて、沈下ロッド8が鋼製ワイヤー8a、丸棒鋼8bにおいてはロッド接続管12aの内周面はネジ溝が施されて、ねじ込み固定できるようにされている。丸棒鋼8bとCRゴム管8c接続ロッド(b)についてはロッド接続管12aにCRゴム管8cを外側に嵌め込む方法で、ロッド接続管12aから逸脱しないように、ロッド接続管12a外周面に溝山が施されている。
また、沈下板12の下面には複数本の検知棒15が接続されていて、その先端に地盤a3から抜出さないように返しの逆円錐形プレート15aが溶接して接合されている。また、沈下板12の下面と地盤a3に隙間が発生した場合に備えて、グラウトが流入するようにグラウト流入孔15bが開けられていて、沈下板12下面に水が滞留している場合はグラウト注入時に水が抜けるように、水抜孔15cが開設されている。また、グラウト注入管2下面と沈下板12上面が直接接触しないように、パッキングゴム16が張設されていて、地盤沈下検測装置付グラウト注入管1を設置する際の止水、衝撃防止材となる。
地盤沈下検測装置付グラウト注入管1の沈下量の測定は、グラウト注入管2にねじ込まれた装置蓋6及び、沈下検測ガイド管3の装置蓋6aを解放して測定定規を挿入させて、沈下ロッド8上端に取付けたリング付ボルト10に到達させて、構造物底板a1上で数値を読み取ることが一般的であるが、地盤沈下量検測装置付グラウト注入管1には、外付計測装置b1を施工時に取付けたり、または、施工後、経年後に後付が可能な装置となっていて、グラウト注入管2及び併設された検測装置ガイド管3を貫通させて、全ねじ管17を組み込んでいる。全ねじ管17には、構造物底板a1のコンクリ−ト打設時にコンクリ−トの付着及び、管内に侵入しないように保護キャップ17aを嵌め込んでいる。外付計測装置b1の取付方法は、図7に示すように、同装置に接続された鞘管b2をグラウト注入管2外に露出した全ねじ管17にねじ込み、同管17内に配線された接続ラインb3は、沈下計測ガイド管3に内設された沈下検測装置7に組み込まれた沈下ロッド8上端のリング付ボルト10に締結させる。
図2は構造物底板a1内に地盤沈下検測装置付グラウト注入管1が設置され、地盤a3が沈下して、地盤a3が沈下して、沈下計測装置7が降下した状態を表し、地盤a3が沈下すると、地盤a3に接続された沈下棒15が沈下板12を伝って沈下ロッド8を引き込む。沈下が安定した後に、前項記述の方法で沈下量を測定定規等を使用して読み取り、空洞容量を算出して、グラウト材量を計量する。グラウト注入作業は、装置蓋6及び6bを解放して逆止弁5をグラウト注入ノズルa11で押し下げ、さらに同管2下端に組み込まれた逆止弁5を押し下げて、空洞a10にグラウト材を注入充填する。逆止弁は、空洞内に滞留している水の噴出を防止し、さらには、空洞a10内にグラウト材を注入充填後、径年ののちに構造物底板a1下に空洞a10が発生した場合、再利用が可能である。
図5は逆止弁5を示すものであり、熱可塑性プラスチックでリング状に形成された円筒形の止水弁枠19の下面に円形のネオプレーンゴム20が張設されていて、おおよそ1/3円形の鋼製薄板21とおおよそ2/3円形の鋼製薄板21aで挟み込まれている。おおよそ1/3円は鋼製薄板21及びネオプレーンゴム20を貫通して止水弁枠19にビスねじ22で複数個所固定され、また、2/3円部は鋼製薄板21aにビスねじ22にて複数個所固定されている。
そして、グラウト材注入時は、鋼製薄板21aをグラウト注入ノズルa11の先端で押し下げると、簡単に解放されて、ノズルを抜けばネオプレーンゴムの弾性力により復元される。
図7の(d)面側に示すように、沈下計測ガイド管3をグラウト注入管2外に併設して、その上部及び下部に固定金具18を嵌め込み、固定金具18はビスねじ2cでそれぞれの管に締付けて固定されている。下端にも同金具2cで固定されている。グラウト注入管2内の内空面積を縮小することにより、構造物底盤a1の断面欠損を少なくすることができる。また、グラウト注入管3下端には、逆止弁5が組み込まれている。さらには、外付計測装置b1の接続も可能である。また、図7の(e)面側に示すように、グラウト注入管2と沈下検測ガイド管3を独立させて設置することも可能であり、グラウト注入管2は所定の位置に配置し、沈下検測装置ガイド管3は特に重要な部位に配置し観測することが可能であり、前述同様に、外付検測装置b3が接続可能である。
図8(a)に示す地盤沈下検測装置付グラウト管1は、上下に二分割されたもので、予め設置されたグラウト管2の下部管Bの上端まで同管2の上部管2A部分を降下させて連結するようにされている。グラウト管2の上部管2A側周面には、上部管2Aと下部管2Bを連結・接合させるためにスリーブ管2dが溶接して接合されていて、上部管2Aがさらに降下されると、グラウト管2の下部管2Bがスリーブ管2dの内側に嵌入されて、さらに降下させると両管の端面同士が接触して停止する。また同様に、グラウト管2内に内設された分割沈下検測ガイド管3の上部管下端はスリーブ管2dの下端に位置しており、スリーブ管2dの接続長はグラウト管2の下部管2Aの上端から若干下げた位置で内設しているので、分割した沈下検測ガイド管3の上部管及び下部管の端面同士も密接する。
また、沈下検測ガイド管3内に内設し、かつ上下に分割された沈下ロッド8の上ロッド下端には下向きのボルト8dが溶接・接合されていて、さらには中間ロングナット8fが取付けられる。また、下ロッドは上端に上向きのボルト8eが溶接して接合されていて、上部の沈下ロッド8fが降下せしめられると、先端の中間ロングナット8fが下部の上端に上向きに溶接・接合されたボルト8eに接触する。そして、図8(b)に示すように、ロッド上部の沈下ロッド8を回転させることにより連結させる。連結の確認後、スリーブ管2d側周面に複数ヶ所の内ねじを施した管固定孔2eに管固定ボルト2fをねじ込み、同様に上下に分割された地盤沈下検測装置付グラウト管1を連結し、図8(c)に示すように、上ロッドの下端に上向きのボルト8dを溶接して接合し、中間ロングナット8fを取付ける。ここで、図8(d)に示すように、スリーブ管2dには、内ねじを有した管固定孔が複数ヶ所穿孔されていて、管固定ボルト2fをねじ込んで固定する。
また、図9(a)に示すように、沈下ロッド8の下端には、ユニバーサルジョイント等を用いて沈下板2との自在連結部8gを設け、予め設置された沈下板2に後から沈下ロッド8を連結可能としてもよく、沈下ロッド8の下端に沈下板2の上面に接合されたロッドプラグ8iにロッドソケット8hを介して嵌入接続する。すなわち、図9(b)に示すように、検測ロッドガイド管1内に沈下ロッド8を挿入し、降下させ、図9(c)に示すように、沈下ロッド8を下方に押し込む操作のみで沈下板2と連結することができる。その際、双方に相対的な位置ズレが生じても自在継手8gの変位特性により自動的に修正される。したがって、目視不能な位置でも沈下ロッドと沈下板を的確に連結することができる。
尚、図10に示すように、構造物底盤aの上面の設計仕上り高さHに対して高低差が生じ、実仕上り面H1の様に高さの誤差が発生した場合の対処方法として、予めソケット管2eをグラウト注入管2上端部に接合させておき、グラウト注入管2と同径の高さ調整用のスリーブ管2fを嵌め込んで実仕上り面H1に合致させる。その後、装置蓋6を嵌め込み高さ調整を終了する。すなわち、ソケット管2eの内周面には接合面を除き全周面にねじ2gを施し、また、スリーブ管2fの側周面の全面にもねじ2gが施し、左右に回転させることによりスリーブ管2fを上下させて実仕上り高さH1にスリ−ブ管2f上端を合致させた後に、予めスリーブ管2f内面上部に施したネジに装置蓋6をねじ込み高さ調整を行う。スリーブ管2fの定着長L1および、高さ調整代Lは、スリーブ管2fが逸脱しない長さとし、先ず、高さ調整代Lを決定した後でスリーブ管2fの全長を決定する。
1 地盤沈下検測装付グラウト注入管
2 グラウト注入管
2A 分割グラウト注入管の上部管
2B 分割グラウト注入管の下部管
2a 固定金具
2b 内設管固定具
2c ビスねじ
2d スリーブ管
2e ソケット管
2f 高さ調整用スリーブ管
2g ねじ
3 沈下検測ガイド管
4 上部逆止弁装置
5 逆止弁
6 装置蓋
6a 装置蓋
6b 装置蓋
7 沈下検測装置
8 沈下ロッド
8a 鋼製ワイヤー
8b 丸棒鋼
8c CRゴム管
8d 上接続ボルト
8e 下接続ボルト
8f 中間ロングナット
8g ロッド自在継手(自在連結部)
8h ロッドソケット
8i ロッドプラグ
9 圧着金具
10 リング付ボルト
11 ネジ溝付圧着金具
12 沈下板
12aロッド接続管
13 透水性緩衝マット
14 固定リング
15 検知棒
15a逆円錐形プレート
15bグラウト流入孔
15c水抜孔
16 パッキングゴム
17 全ネジ管
17a保護キャップ
18 管固定金具
19 止水弁枠
20 ネオプレーンゴム
21 鋼製薄板
21a鋼製薄板
22 ビスねじ
a 構造物
a1 構造物底版
a2 均しコンクリート
a3 地盤
a4 紙製円筒型枠
a5 開口部
a6 座掘り
a7 ドライモルタル
a8 砂
a9 鉄筋等
a10 空洞
a11 グラウト注入先端ノズル
b1 外付計測装置
b2 鞘管
b3 接続ライン

Claims (7)

  1. 土木建築構造物底版内に設置される上下端に逆止弁が設けられたグラウト注入管と、沈下板に接続された沈下ロッドが上下動可能に挿通される沈下検測ガイド管とからなることを特徴とする地盤沈下検装置付グラウト注入管。
  2. グラウト注入管内を区画して沈下検測ガイド管を設けたことを特徴とする請求項1記載の地盤沈下検装置付グラウト注入管。
  3. 沈下ロッドに、沈下検測ガイド管の内径よりも小径で、且つ柔軟性を有する透水性緩衝材を巻回したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の地盤沈下検装置付グラウト注入管。
  4. 沈下板に引き抜け防止プレートを取り付けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の地盤沈下検装置付グラウト注入管。
  5. 地盤沈下量検測置付グラウト注入管を任意の位置で予め上下に分割して、構造物底版の施工高さに応じた位置で連結可能としたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の地盤沈下検装置付グラウト注入管。
  6. 沈下ロッドの下端に沈下板との自在連結部を設け、予め設置された沈下板に後から連結可能としたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の地盤沈下検測装置付グラウト注入管。
  7. 構造物底盤上面の設計仕上り高さに対する実仕上り面の高さを調整するため、グラウト注入管上端部にグラウト注入管と同径の高さ調整用のスリーブ管を予め接合したことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の地盤沈下検測装置付グラウト注入管。
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