JP2016102066A - 特定の材料の組合せを含む組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】皮脂又は脂肪酸を選択的に吸収又は固化することができる、従来の酸化亜鉛粒子の代替物を含む組成物、好ましくは化粧料組成物を提供すること。【解決手段】本発明は、(a) アルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩からなる群から選択される少なくとも1種の塩;並びに(b) (a)の塩以外の少なくとも1種のアルカリ性剤を含み、(b)のアルカリ性剤の量が、組成物の総質量に対して1質量%以上である、組成物に関する。本発明による組成物は、場合によっては酸化亜鉛により生じる環境毒性が一切なく、皮脂の選択的な吸収又は固化に基づく、皮膚のテカりを低減する等の美容効果を有することができる。【選択図】なし

Description

本発明は、特定の材料の組合せを含む、組成物、好ましくは化粧料組成物に関する。
皮脂は皮脂腺からの天然産物であり、エクリン腺又はアポクリン腺によって産生される汗とともに皮膚表皮のための天然保湿剤を構成する。皮脂腺は、スクアレン、トリグリセリド、脂肪族ワックス、コレステロールワックス及び場合により遊離コレステロールを産生することが報告されている[Stewart, M. E.、Semin. Dermatol. 11、100〜105頁(1992年)]。皮膚に対する細菌性リパーゼの作用により、トリグリセリドの可変部分が遊離脂肪酸に変えられる。
過剰の皮脂分泌は、遊離脂肪酸によって皮膚のテカりを引き起こすと考えられている。更に、皮脂の酸化によって過酸化物が生成される。酸化した皮脂が皮膚に浸透すると、皮膚の刺激及び炎症、角化の異常、しみ、又はそばかすを生じさせる。
そのため、皮膚の表面から皮脂又は脂肪酸を取り除くことが好都合であると思われるが、これは、皮膚のテカり及び酸化した皮脂に基づく潜在的な過酸化物の生成等、皮脂又は脂肪酸による好ましくない効果を減らすと思われるからである。
皮脂に含まれる脂肪酸等の油性成分の吸収又は固化を可能にする技法はいくつかある。
例えば、多孔質シリカ等の油吸収材は、多量の皮脂を吸収でき、したがって、油吸収材の使用は、皮脂によって生じるダメージを防止することができる。しかし、これは、吸収において油の選択性を有さない。したがって、これらの材料を含有する組成物は、皮膚上の皮脂又は脂肪酸によってではなく、組成物中に初めから存在する油性成分によって容易に濃厚になり得、皮膚全体に均一にのばすことが困難な可能性がある。また、皮脂又は脂肪酸以外の油性成分はすべて皮膚から取り除かれ得るため、上記の組成物が、皮膚に感じる乾燥を防止することも困難である。
一方、酸化亜鉛は、皮脂又は脂肪酸を選択的に固化することができる。そのため、JP-B-4961082、JP-A-2002-20652、JP-B-3822782、JP-B-3702072、及びJP-B-3073890は、皮脂吸収剤としての酸化亜鉛粒子の使用を開示している。しかし、酸化亜鉛粒子、特に酸化亜鉛ナノ粒子は、環境毒性を有する疑いがある。
JP-B-4961082 JP-A-2002-20652 JP-B-3822782 JP-B-3702072 JP-B-3073890 USP 5240975 EP-669,323 米国特許第2,463,264号 米国特許第5,237,071号 米国特許第5,166,355号 GB-2,303,549 DE-197,26,184 EP-893,119 WO 93/04665 DE-19855649 EP-A-295 886 JP-A-61-194009 EP-A-242219 EP-A-295886 EP-A-765656 米国特許第5,538,793号
Stewart, M. E.、Semin. Dermatol. 11、100〜105頁(1992年)
したがって、本発明の目的は、皮脂又は脂肪酸を選択的に吸収又は固化することができる、従来の酸化亜鉛粒子の代替物を含む組成物、好ましくは化粧料組成物を提供することである。
本発明の上記の目的は、
(a) アルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩からなる群から選択される少なくとも1種の塩、及び
(b) (a)の塩以外の少なくとも1種のアルカリ性剤
を含み、(b)のアルカリ性剤の量が、組成物の総質量に対して1質量%以上である、組成物によって実現することができる。
(a)の塩は、ハロゲン化物、硫酸塩、及び炭酸塩からなる群から選択することができる。
(a)の塩は、水溶性であることが好ましい。
(a)の塩は、塩化ナトリウム又は二塩化カルシウムであることが好ましい。
(a)の塩の量は、組成物の総質量に対して、0.01〜30質量%、好ましくは0.1〜20質量%、より好ましくは1〜10質量%であってもよい。
(b)のアルカリ性剤は、有機アルカリ性剤及び無機アルカリ性剤から選択することができる。
有機アルカリ性剤は、アミン及びアミノ酸から選択することが好ましい。アミンは、アルカノールアミン、好ましくはモノ-、ジ-及びトリ-エタノールアミンからなる群から選択することができる。アミノ酸は、脂肪族及び芳香族アミノ酸、好ましくは2つ以上のアミノ基を有する脂肪族及び芳香族アミノ酸、より好ましくはアルギニン、ヒスチジン及びポリリシンからなる群から選択することができる。
無機アルカリ性剤は、アルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金属水酸化物、並びにアルカリ金属炭酸水素塩及びアルカリ土類金属炭酸水素塩、より好ましくは水酸化ナトリウム及び炭酸水素ナトリウムから選択することが好ましい。
(b)のアルカリ性剤の量は、組成物の総質量に対して、1.5〜20質量%、好ましくは2〜15質量%であってもよい。
(a)の塩/(b)のアルカリ性剤の質量比は、0.1〜5、好ましくは0.3〜4、より好ましくは0.5〜3であってもよい。
組成物は、油相、好ましくはシリコーンオイル相を更に含むことが好ましい。
組成物は、少なくとも1種の紫外線遮蔽剤、好ましくは少なくとも1種の有機紫外線遮蔽剤を更に含むことが好ましい。
本発明による組成物は、化粧料組成物、より好ましくは皮膚用の化粧料組成物であることが好ましい。
本発明は、好ましくは皮膚用の化粧料組成物における、皮膚のテカりを低減するための、
(a) アルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩からなる群から選択される少なくとも1種の塩と、
(b) (a)の塩以外の少なくとも1種のアルカリ性剤と
の組合せの使用であって、
(b)のアルカリ性剤の量が、組成物の総質量に対して1質量%以上である、使用にも関する。
本発明は、上記の組成物を皮膚に適用する工程を含む、皮膚のテカりを低減するための
化粧方法にも関する。
鋭意検討の結果、本発明者らは、皮脂又は脂肪酸を選択的に吸収又は固化することができる、従来の酸化亜鉛粒子の代替物を含む組成物、好ましくは化粧料組成物を提供することができることを発見した。
したがって、本発明は、
(a) アルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩からなる群から選択される少なくとも1種の塩、及び
(b) (a)の塩以外の少なくとも1種のアルカリ性剤
を含み、(b)のアルカリ性剤の量が、組成物の総質量に対して1質量%以上であり、好ましくは皮膚用に使用される、組成物、特に化粧料組成物である。
本発明による組成物は、場合によっては酸化亜鉛により生じる環境毒性が一切なく、皮脂又は脂肪酸の選択的な吸収又は固化に基づく、皮膚のテカりの低減等の美容効果を有することができる。
本発明による組成物は、ごく少量の酸化亜鉛を任意選択で含むことができる。酸化亜鉛の量は、組成物の総質量に対して、1質量%以下、0.1質量%以下、0.01質量%以下、又は0.001質量%以下であることが好ましい。本発明による組成物は、酸化亜鉛を含まないことが最も好ましい。
本明細書中、以下に、本発明による組成物をより詳細に説明していく。
[塩]
本発明による組成物は、少なくとも1種の特定の塩を含む。単一のタイプの特定の塩を使用してもよいが、2つ以上の異なるタイプの特定の塩を組み合わせて使用してもよい。
(a)の塩は、アルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩からなる群から選択される。
アルカリ金属は、元素周期表のIA族の金属元素である。アルカリ金属は、リチウム又はナトリウム、特にナトリウムであることがより好ましい。
アルカリ土類金属は、元素周期表のIIA族の金属元素である。アルカリ土類金属は、カルシウム又はマグネシウム、特にカルシウムであることがより好ましい。
(a)の塩を形成するカチオンは、アルカリ金属の一価カチオン又はアルカリ土類金属の二価カチオンである。
(a)の塩を形成するアニオンは、限定されない。アニオンとして、例えば、ハロゲン原子アニオン、硫酸アニオン、亜硫酸アニオン、リン酸アニオン、亜硝酸アニオン、硝酸アニオン、及び炭酸アニオン等の無機アニオンを挙げることができる。アニオンは、ハロゲン原子アニオン、特に塩素アニオン、硫酸アニオン、及び炭酸アニオンから選択することが好ましい。したがって、(a)の塩は、好ましくは、ハロゲン化物、硫酸塩、及び炭酸塩からなる群から選択することができる。
(a)の塩は、正塩であることが好ましい。換言すれば、(a)の塩は、H+又はOH-を有さないことが好ましい。したがって、(a)の塩は、水酸化物ではないことが好ましい。
(a)の塩は、ナトリウム塩、カルシウム塩及びマグネシウム塩から選択することができる。例えば、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、硝酸ナトリウム、及び炭酸ナトリウム等のハロゲン化ナトリウム;二塩化カルシウム、硫酸カルシウム、リン酸カルシウム、二硝酸カルシウム、及び炭酸カルシウム等のハロゲン化カルシウム;並びに二塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、リン酸マグネシウム、二硝酸マグネシウム、及び炭酸マグネシウム等のハロゲン化マグネシウムを挙げることができる。
(a)の塩は、水溶性であることが好ましい。本明細書の水溶性という用語は、30g以上、好ましくは50g以上、より好ましくは70g以上の(a)の塩(無水形態)が、20℃で100mLの水に溶解できることを意味する。
(a)の塩は、塩化ナトリウム又は二塩化カルシウムであることが好ましい。
(a)の塩は、一水和物、二水和物、四水和物及び六水和物等の水和物の形態であってもよい。
本発明による組成物中の(a)の塩の量は、限定されない。本発明による組成物中の(a)の塩の量は、組成物の総質量に対して、0.01〜30質量%、好ましくは0.1〜20質量%、より好ましくは1〜10質量%、更により好ましくは2〜10質量%であってもよい。
[アルカリ性剤]
本発明による組成物は、少なくとも1種の特定のアルカリ性剤を含む。単一のタイプの特定のアルカリ性剤を使用してもよいが、2つ以上の異なるタイプの特定のアルカリ性剤を組み合わせて使用してもよい。
(b)のアルカリ性剤は、上記の(a)の塩とは異なる。
(b)のアルカリ性剤は、有機アルカリ性剤及び無機アルカリ性剤から選択することができる。
本明細書の用語「有機」は、(b)のアルカリ性剤がその化学構造中に少なくとも1個の炭素原子を有することを意味する。
有機アルカリ性剤は、アミン及びアミノ酸から選択することが好ましい。
この有機アルカリ性剤は、モノアミン及びその誘導体、例えば、アルカノールアミン;ジアミン及びその誘導体、例えばアルカノールジアミン;ポリアミン及びその誘導体;アミノ酸、更により好ましくは塩基性アミノ酸及びその誘導体;アミノ酸、更により好ましくは塩基性アミノ酸及びその誘導体のオリゴマー;アミノ酸、更により好ましくは塩基性アミノ酸及びその誘導体のポリマー;尿素及びその誘導体;並びにグアニジン及びその誘導体からなる不揮発性有機アルカリ性剤の群から選択されることがより好ましい。
有機アルカリ性剤の例として、ジアミン、例えば以下の構造:
Figure 2016102066
(式中、Wは、ヒドロキシル又はC1〜C4アルキル基により任意選択で置換されているプロピレン等のアルキレンを表し、Ra、Rb、Rc及びRdは、独立に、水素原子、アルキル基又はC1〜C4ヒドロキシアルキル基を表す)において記載されているもの等(これは、1,3-プロパンジアミン及びその誘導体により例示することができる);並びにポリリシン等のポリアミノ酸を挙げることができる。
本明細書の用語「不揮発性アルカリ性剤」は、アルカリ性剤の蒸気圧が一般に室温で0.02mmHg(2.66Pa)未満であることを意味する。
有機アルカリ性剤の例として、アルカノールアミン、例えば、1〜3つのヒドロキシアルキル(C1〜C4)基を含むモノ-、ジ-及びトリ-エタノールアミンを挙げることができる。特に、アルカノールアミンは、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、N,N-ジメチルエタノールアミン、2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール、トリイソプロパノールアミン、2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオール、3-アミノ-1,2-プロパンジオール、3-ジメチルアミノ-1,2-プロパンジオール、及びトリス(ヒドロキシメチルアミノ)メタンから選択することができる。トリエタノールアミンが最も好ましい。
アミノ酸は、アラニン、アルギニン、オルニチン、シトルリン、アスパラギン、カルニチン、システイン、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、リシン、イソロイシン、ロイシン、メチオニン、N-フェニルアラニン、プロリン、セリン、スレオニン、トリプトファン、チロシン及びバリン等の脂肪族及び芳香族アミノ酸、特に、リシン、ヒスチジン、オルニチン、シトルリン又はアルギニン等の塩基性アミノ酸であってもよい。アミノ酸の中でも、リシン、ヒスチジン、オルニチン、シトルリン又はアルギニン等の塩基性アミノ酸及びポリリシン等のポリアミンが好ましい。
アミノ酸は、好ましくは、脂肪族及び芳香族アミノ酸、より好ましくは2つ以上のアミノ基を有する脂肪族及び芳香族アミノ酸、更により好ましくはアルギニン、ヒスチジン及びポリリシンからなる群から選択することができる。
無機アルカリ性剤は、アンモニア水でもよいが、好ましくは不揮発性無機アルカリ性剤である。不揮発性無機アルカリ性剤は、アルカリ金属水酸化物;アルカリ土類金属水酸化物;アルカリ金属炭酸水素塩;アルカリ土類金属炭酸水素塩;及びアルカリ金属(メタ)ケイ酸塩からなる群から選択することが好ましい。
不揮発性無機アルカリ性剤の例として、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、及び(メタ)ケイ酸ナトリウムを挙げることができる。
本発明による組成物中の(b)のアルカリ性剤の量は、限定されない。本発明による組成物中の(b)のアルカリ性剤の量は、組成物の総質量に対して、1.5〜20質量%、好ましくは2〜15質量%であってもよい。有機アルカリ性剤、好ましくはアルカノールアミン、例えばモノ-、ジ-及びトリ-エタノールアミン、より好ましくはトリエタノールアミンを(b)のアルカリ性剤として使用する場合、本発明による組成物中のその量は、好ましくは、組成物の総質量に対して、3〜12質量%である。
本発明による組成物中の(a)の塩/(b)のアルカリ性剤の質量比は、限定されない。本発明による組成物中の(a)の塩/(b)のアルカリ性剤の質量比は、0.1〜5、好ましくは0.3〜4、より好ましくは0.5〜3、更により好ましくは0.5〜2、更により好ましくは0.5〜1であってもよい。
[追加の成分]
本発明による組成物は、例えば、少なくとも1種の油を含んでもよい。
油は、化粧料に従来から使用されている油から選択することができる。例えば、油は以下から選択することができる:
ミンク油、カメ油、大豆油、ブドウ種子油、ゴマ種子油、コーン油、ナタネ油、ひまわり油、綿実油、アボカド油、オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油及び落花生油;
流動パラフィン、スクアラン及びワセリン等の炭化水素油;
トリベヘニン、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸イソデシル、ステアリン酸イソセチル、ラウリン酸ヘキシル、イソノナン酸イソノニル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、ラウリン酸2-ヘキシルデシル、パルミチン酸2-オクチルデシル、ミリスチン酸2-オクチルドデシル、及びラクテート、コハク酸2-ジエチルヘキシル、マレイン酸ジイソステアリル、トリイソステアリン酸グリセリル、及びトリイソステアリン酸ジグリセリル等の脂肪エステル;
ポリメチルシロキサン、ポリメチルフェニルシロキサン、脂肪酸、脂肪アルコール又はポリオキシアルキレンで修飾されているポリシロキサン、フルオロシリコーン、及びペルフルオロ油等のシリコーンオイル;
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、及びイソステアリン酸等の脂肪酸;並びに
セタノール、ステアリルアルコール、及びオレイルアルコール等の高級脂肪アルコール。
本明細書において開示される組成物は、組成物の総質量に対して、1〜30質量%、好ましくは2〜25質量%、より好ましくは5〜20質量%の範囲の量の油を含むことができる。
本発明による組成物が、脂肪酸、特にオレイン酸を含む場合、脂肪酸は、皮膚のテカりを増す働きをする可能性があるので、脂肪酸の量を限定することが好ましい。
脂肪酸の量は、組成物の総質量に対して、1質量%以下、0.1質量%以下、0.01質量%以下、又は0.001質量%以下であることが好ましい。本発明による組成物は、脂肪酸、特にオレイン酸を含まないことが最も好ましい。
本発明による組成物は、少なくとも1種の有機紫外線遮蔽剤も含むことができる。2種以上の有機紫外線遮蔽剤を使用する場合、それらは同じものでも異なってもよく、同じものであることが好ましい。
本発明に使用する有機紫外線遮蔽剤は、UV-A及び/又はUV-B領域において活性を有するものであってもよい。有機紫外線遮蔽剤は、親水性及び/又は親油性のものでもよく、親油性であることが好ましい。
有機紫外線遮蔽剤は、固体でも液体でもよい。用語「固体」及び「液体」は、それぞれ、1atm下、25℃での固体及び液体を意味する。
有機紫外線遮蔽剤は、アントラニル化合物;ジベンゾイルメタン化合物;ケイ皮酸化合物(cinnamic compounds);サリチル酸化合物;カンファー化合物;ベンゾフェノン化合物;β,β-ジフェニルアクリレート化合物;トリアジン化合物;ベンゾトリアゾール化合物;ベンザルマロネート化合物;ベンゾイミダゾール化合物;イミダゾリン化合物;ビス-ベンゾアゾリル化合物;p-アミノ安息香酸(PABA)化合物;メチレンビス(ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール)化合物;ベンゾオキサゾール化合物;遮蔽性ポリマー及び遮蔽性シリコーン;α-アルキルスチレン由来ダイマー;4,4-ジアリールブタジエン化合物;並びにそれらの混合物からなる群から選択することができる。
有機紫外線遮蔽剤の例として、以下にそのINCI名で示すもの及びそれらの混合物を挙げることができる。
- アントラニル化合物:Haarmann and Reimerにより「Neo Heliopan MA」の商標で市販されているアントラニル酸メンチル。
- ジベンゾイルメタン化合物:特にHoffmann-La Rocheにより「Parsol 1789」の商標で市販されているブチルメトキシジベンゾイルメタン;及びイソプロピルジベンゾイルメタン。
- ケイ皮酸化合物:特にHoffmann-La Rocheにより「Parsol MCX」の商標で市販されているメトキシケイ皮酸エチルヘキシル;メトキシケイ皮酸イソプロピル;メトキシケイ皮酸イソプロポキシ;Haarmann and Reimerにより「Neo Heliopan E 1000」の商標で市販されているメトキシケイ皮酸イソアミル;シノキサート(4-メトキシケイ皮酸2-エトキシエチル);メトキシケイ皮酸DEA;メチルケイ皮酸ジイソプロピル;及びジメトキシケイ皮酸エチルヘキサン酸グリセリル。
- サリチル酸化合物:Rona/EM Industriesにより「Eusolex HMS」の商標で市販されているホモサレート(サリチル酸ホモメンチル);Haarmann and Reimerにより「Neo Heliopan OS」の商標で市販されているサリチル酸エチルヘキシル;サリチル酸グリコール;サリチル酸ブチルオクチル;サリチル酸フェニル;Scherにより「Dipsal」の商標で市販されているサリチル酸ジプロピレングリコール;及びHaarmann and Reimerにより「Neo Heliopan TS」の商標で市販されているサリチル酸TEA。
- カンファー化合物、特にベンジリデンカンファー誘導体:Chimexにより「Mexoryl SD」の商標で製造されている3-ベンジリデンカンファー;Merckにより「Eusolex 6300」の商標で市販されている4-メチルベンジリデンカンファー;Chimexにより「Mexoryl SL」の商標で製造されているベンジリデンカンファースルホン酸;Chimexにより「Mexoryl SO」の商標で製造されているメト硫酸カンファーベンザルコニウム;Chimexにより「Mexoryl SX」の商標で製造されているテレフタリリデンジカンファースルホン酸;及びChimexにより「Mexoryl SW」の商標で製造されているポリアクリルアミドメチルベンジリデンカンファー。
- ベンゾフェノン化合物:BASFにより「Uvinul 400」の商標で市販されているベンゾフェノン-1(2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン);BASFにより「Uvinul D50」の商標で市販されているベンゾフェノン-2(テトラヒドロキシベンゾフェノン);BASFにより「Uvinul M40」の商標で市販されているベンゾフェノン-3(2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン)又はオキシベンゾン;BASFにより「Uvinul MS40」の商標で市販されているベンゾフェノン-4(ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸);ベンゾフェノン-5(ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム);Norquayにより「Helisorb 11」の商標で市販されているベンゾフェノン-6(ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン);American Cyanamidにより「Spectra-Sorb UV-24」の商標で市販されているベンゾフェノン-8;BASFにより「Uvinul DS-49」の商標で市販されているベンゾフェノン-9(ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノンジスルホン酸二ナトリウム);ベンゾフェノン-12、及びn-ヘキシル2-(4-ジエチルアミノ-2-ヒドロキシベンゾイル)ベンゾエート(BASFによるUVINUL A+)。
- β,β-ジフェニルアクリレート化合物:特にBASFにより「Uvinul N539」の商標で市販されているオクトクリレン;及び特にBASFにより「Uvinul N35」の商標で市販されているエトクリレン。
- トリアジン化合物:Sigma 3Vにより「Uvasorb HEB」の商標で市販されているジエチルヘキシルブタミドトリアゾン;2,4,6-トリス(ジネオペンチル4'-アミノベンザルマロネート)-s-トリアジン、Ciba Geigyにより「TINOSORB S」の商標で市販されているビス-エチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、及びBASFにより「UVINUL T150」の商標で市販されているエチルヘキシルトリアゾン。
- ベンゾトリアゾール化合物、特にフェニルベンゾトリアゾール誘導体:分枝及び直鎖の2-(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-6-ドデシル-4-メチルフェノ、並びにUSP 5240975に記載のもの。
- ベンザルマロネート化合物:4'-メトキシベンザルマロン酸ジネオペンチル、及びベンザルマロン酸官能基を含むポリオルガノシロキサン、例えば、Hoffmann-LaRocheにより「Parsol SLX」の商標で市販されているポリシリコーン-15。
- ベンゾイミダゾール化合物、特にフェニルベンゾイミダゾール誘導体:特にMerckにより「Eusolex 232」の商標で市販されているフェニルベンゾイミダゾールスルホン酸、及びHaarmann and Reimerにより「Neo Heliopan AP」の商標で市販されているフェニルジベンゾイミダゾールテトラスルホン酸二ナトリウム。
- イミダゾリン化合物:エチルヘキシルジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリンプロピオネート。
- ビス-ベンゾアゾリル化合物:EP-669,323及び米国特許第2,463,264号に記載されているような誘導体。
- パラ-アミノ安息香酸化合物:PABA(p-アミノ安息香酸)、エチルPABA、エチルジヒドロキシプロピルPABA、ペンチルジメチルPABA、特にISPにより「Escalol 507」の商標で市販されているエチルヘキシルジメチルPABA、グリセリルPABA、及びBASFにより「Uvinul P25」の商標で市販されているPEG-25 PABA。
- メチレンビス(ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール)化合物、例えばFairmount Chemicalにより「Mixxim BB/200」の商標で、固体形態で市販されている2,2'-メチレンビス[6-(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-4-メチル-フェノール]、BASFにより「Tinosorb M」の商標で、又はFairmount Chemicalにより「Mixxim BB/100」の商標で、水性分散液中微粉化形態で市販されている2,2'-メチレンビス[6-(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-4-(1,1,3,3-テトラメチルブチル)フェノール]、並びに米国特許第5,237,071号及び第5,166,355号、GB-2,303,549、DE-197,26,184及びEP-893,119に記載の誘導体と、
以下に表すような、Rhodia Chimieにより「Silatrizole」の商標で、又はL'Orealにより「Mexoryl XL」の商標で市販されているドロメトリゾールトリシロキサン。
Figure 2016102066
- ベンゾオキサゾール化合物:Sigma 3VによりUvasorb K2Aの商標で市販されている2,4-ビス[5-1(ジメチルプロピル)ベンゾオキサゾール-2-イル-(4-フェニル)イミノ]-6-(2-エチルヘキシル)イミノ-1,3,5-トリアジン。
- 遮蔽性ポリマー及び遮蔽性シリコーン:WO 93/04665に記載のシリコーン。
- α-アルキルスチレン由来ダイマー:DE-19855649に記載のダイマー。
- 4,4-ジアリールブタジエン化合物:1,1-ジカルボキシ(2,2'-ジメチルプロピル)-4,4-ジフェニルブタジエン。
有機紫外線遮蔽剤は、以下からなる群から選択されることが好ましい:
ブチルメトキシジベンゾイルメタン、メトキシケイ皮酸エチルヘキシル、ホモサレート、サリチル酸エチルヘキシル、オクトクリレン、フェニルベンゾイミダゾールスルホン酸、ベンゾフェノン-3、ベンゾフェノン-4、ベンゾフェノン-5、n-ヘキシル2-(4-ジエチルアミノ-2-ヒドロキシベンゾイル)ベンゾエート、1,1'-(1,4-ピペラジンジイル)ビス[1-[2-[4-(ジエチルアミノ)-2-ヒドロキシベンゾイル]フェニル]-メタノン、4-メチルベンジリデンカンファー、テレフタリリデンジカンファースルホン酸、フェニルジベンゾイミダゾールテトラスルホン酸二ナトリウム、エチルヘキシルトリアゾン、ビス-エチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、ジエチルヘキシルブタミドトリアゾン、2,4,6-トリス(ジネオペンチル4'-アミノベンザルマロネート)-s-トリアジン、2,4,6-トリス(ジイソブチル4'-アミノベンザルマロネート)-s-トリアジン、2,4-ビス-(n-ブチル4'-アミノベンザルマロネート)-6[(3-{1,3,3,3-テトラメチル-1-[(トリメチルシリルオキシ]-ジシロキサニル}プロピル)アミノ]-s-トリアジン、2,4,6-トリス-(ジ-フェニル)-トリアジン、2,4,6-トリス-(テルフェニル)-トリアジン、メチレンビス-ベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール、ドロメトリゾールトリシロキサン、ポリシリコーン-15、ジネオペンチル4'-メトキシベンザルマロネート、1,1-ジカルボキシ(2,2'-ジメチルプロピル)-4,4-ジフェニルブタジエン、2,4-ビス[5-1(ジメチルプロピル)ベンゾオキサゾール-2-イル-(4-フェニル)イミノ]-6-(2-エチルヘキシル)イミノ-1,3,5-トリアジン、カンファーベンジルコニウムメトスルフェート並びにそれらの混合物。
本発明による組成物は、有機紫外線遮蔽剤を、組成物の総質量に対して、1質量%から20質量%、好ましくは2質量%から15質量%、より好ましくは3質量%から10質量%の量で含むことができる。
本発明による組成物は、少なくとも1種の皮脂吸収性粒子を含んでいてもよい。2種以上の皮脂吸収性粒子を使用する場合、それらは同じものでも異なってもよく、同じものであることが好ましい。
皮脂吸収性粒子は、疎水性シリカエーロゲル粒子であってもよい。
皮脂吸収性粒子は、弾性シリコーン粒子であってもよい。
弾性シリコーン(又はオルガノポリシロキサン)粒子は、例えば、球形でもよい。
弾性シリコーン粒子は、例えば、架橋されてもよく、ケイ素に結合した少なくとも1つの水素を含有するジオルガノポリシロキサンと、ケイ素に結合したエチレン性不飽和基を含有するジオルガノポリシロキサンとを、例えば、白金触媒の存在下で架橋付加反応させるか、又はヒドロキシル末端基を含有するジオルガノポリシロキサンと、ケイ素に結合した少なくとも1つの水素を含有するジオルガノポリシロキサンとを、例えば、有機スズの存在下で脱水素架橋縮合反応させるか、又はヒドロキシル末端基を含有するジオルガノポリシロキサンと、加水分解性オルガノポリシランとを架橋縮合反応させるか、又はオルガノポリシロキサンを、例えば、有機過酸化物触媒の存在下で熱架橋するか、又はオルガノポリシロキサンを、ガンマ線、紫外線若しくは電子線等の高エネルギー照射によって架橋することによって得ることができる。
一実施形態において、弾性シリコーン粒子は、架橋され、例えば特許出願EP-A-295 886に記載の通り、例えば、(C2)白金触媒の存在下で、(A2)それぞれケイ素に結合している少なくとも2つの水素を含有するジオルガノポリシロキサンと、(B2)ケイ素に結合している少なくとも2つのエチレン性不飽和基を含有するジオルガノポリシロキサンとの架橋付加反応によって得られる。
例えば、シリコーンは、白金触媒の存在下での、ジメチルビニルシロキシ末端基を含むジメチルポリシロキサンと、トリメチルシロキシ末端基を含むメチルハイドロジェンポリシロキサンとの反応を介して得ることができる。
化合物(A2)は、弾性シリコーンの形成のための塩基試薬であり、架橋は、触媒(C2)の存在下での化合物(A2)と化合物(B2)との付加反応を介して行われる。
化合物(A2)は、例えば、少なくとも2つの低級アルケニル基(例えばC2〜C4)を含むジオルガノポリシロキサンであってよく、低級アルケニル基は、ビニル基、アリル基及びプロペニル基から選択することができる。これらの低級アルケニル基は、オルガノポリシロキサン分子の任意の位置に位置することができるが、一実施形態においてはオルガノポリシロキサン分子の末端に位置されている。オルガノポリシロキサン(A2)は、分枝鎖、直鎖、環式又はネットワークの構造を有することができ、一実施形態においては直鎖構造を使用することができる。化合物(A2)は、液体状態からガム状態までの範囲の粘度を有することができる。例えば、化合物(A2)は、25℃で少なくとも100センチストークスの粘度を有することができる。
オルガノポリシロキサン(A2)は、メチルビニルシロキサン、メチルビニルシロキサン-ジメチルシロキサンコポリマー、ジメチルビニルシロキシ末端基を含むジメチルポリシロキサン、ジメチルビニルシロキシ末端基を含むジメチルシロキサン-メチルフェニルシロキサンコポリマー、ジメチルビニルシロキシ末端基を含むジメチルシロキサン-ジフェニルシロキサン-メチルビニルシロキサンコポリマー、トリメチルシロキシ末端基を含むジメチル-シロキサン-メチルビニルシロキサンコポリマー、トリメチルシロキシ末端基を含むジメチルシロキサン-メチルフェニルシロキサン-メチルビニルシロキサンコポリマー、ジメチルビニルシロキシ末端基を含むメチル(3,3,3-トリフルオロプロピル)ポリシロキサン、及びジメチルビニルシロキシ末端基を含むジメチルシロキサン-メチル(3,3,3-トリフルオロプロピル)シロキサンコポリマーから選択することができる。
化合物(B2)は、例えば、各分子中でケイ素に連結されている少なくとも2つの水素を含むオルガノポリシロキサンであってよく、したがって、化合物(A2)のための架橋剤である。
一実施形態において、化合物(A2)における1分子当たりのエチレン性基の数と、化合物(B2)における1分子当たりのケイ素に連結されている水素原子との数の和は、少なくとも4である。
化合物(B2)は任意の分子構造であってもよい。一実施形態において、化合物(B2)は、直鎖若しくは分枝鎖の構造又は環構造である。
化合物(B2)は、25℃で1〜50,000センチストークスの範囲の粘度を有することにより、例えば、化合物(A)と良好な混和性を有することができる。
一実施形態において、化合物(B2)を、化合物(B2)におけるケイ素に連結されている水素原子の総量と、化合物(A2)におけるすべてのエチレン性不飽和基の総量との間の分子比が1:1から20:1の範囲内であるような量で添加することができる。
化合物(B2)は、トリメチルシロキシ末端基を含むメチルハイドロジェンポリシロキサン、トリメチルシロキシ末端基を含むジメチルシロキサン-メチルハイドロジェンシロキサンコポリマー、及び環式ジメチルシロキサン-メチルハイドロジェンシロキサンコポリマーから選択することができる。
化合物(C2)は架橋反応触媒であり、例えば、クロロ白金酸、クロロ白金酸-オレフィン錯体、クロロ白金酸-アルケニルシロキサン錯体、クロロ白金酸-ジケトン錯体、白金黒、及び担持体上の白金から選択することができる。
触媒(C2)は、例えば、清浄白金金属として、化合物(A2)及び(B2)の総量の1000質量部当たり0.1〜1000質量部、更に、例えば、1〜100質量部の範囲の量で添加することができる。
他の有機基は、前述のオルガノポリシロキサン(A2)及び(B2)中のケイ素に連結されていてもよく、例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチル又はオクチル等のアルキル基;2-フェニルエチル、2-フェニルプロピル又は3,3,3-トリ-フルオロプロピル等の置換アルキル基;フェニル、トリル又はキシリル等のアリール基;フェニルエチル等の置換アリール基;及びエポキシ基、カルボン酸エステル基又はメルカプト基等の置換されている一価の炭素水素系基である。
いくつかの実施形態において、弾性シリコーン粒子は、例えば、非乳化性エラストマーから選択することができる。本明細書で使用する場合、「非乳化性」という用語は、ポリオキシアルキレン単位又はポリグリセロレート化単位等、親水性鎖を含まないオルガノポリシロキサンエラストマーを意味する。
球状弾性シリコーンは、例えば、特許出願JP-A-61-194009、EP-A-242219、EP-A-295886及びEP-A-765656に記載されており、これらの内容は参照により組み込まれる。
使用することができる弾性シリコーン粒子には、「Dow Corning 9505 Powder」及び「Dow Corning 9506 Powder」の名称でDow Corning社によって市販されているものが挙げられ、これらの粉末は、INCI名:ジメチコーン/ビニルジメチコーンクロスポリマーを有する。
弾性シリコーン粒子は、例えば、その内容が参照により組み込まれている米国特許第5,538,793号に記載されている通り、シリコーン樹脂、例えばシルセスキオキサン樹脂で被覆されている弾性オルガノポリシロキサン粉末から選択することができる。こうした弾性粉末は、「KSP-100」、「KSP-101」、「KSP-102」、「KSP-103」、「KSP-104」及び「KSP-105」の名称でShin-Etsu社によって市販されており、INCI名:ビニルジメチコーン/メチコーンシルセスキオキサンクロスポリマーを有する。
好ましくは球状粉末形態の他の弾性シリコーン粒子は、例えば、「KSP-200」の名称でShin-Etsu社によって市販されている、フルオロアルキル基で官能化されたハイブリッドシリコーンの粉末、及び、例えば、「KSP-300」の名称でShin-Etsu社によって市販されている、フェニル基で官能化されたハイブリッドシリコーンの粉末であってもよい。
弾性シリコーン粒子は、本発明による組成物中で、活性物質として、組成物の総質量に対して、0.01質量%から25質量%、好ましくは0.1質量%から20質量%、より好ましくは1質量%から15質量%、更により好ましくは5質量%から10質量%の範囲である含有量で存在することができる。
本発明による組成物は、水を含んでいてもよい。
水の量は限定されず、組成物の総質量に対して、10〜50質量%、好ましくは20〜40質量%、より好ましくは30〜50質量%であってもよい。
本発明による組成物は、少なくとも1種の有機溶媒を更に含んでもよい。そのため、有機溶媒は、水混和性であることが好ましい。有機溶媒として、例えば、C1〜C4アルカノール、例えばエタノール及びイソプロパノール;芳香族アルコール、例えばベンジルアルコール及びフェノキシエタノール;類似生成物;2〜20個の炭素原子、好ましくは2〜10個の炭素原子、より好ましくは2〜6個の炭素原子を有するポリオール、例えばグリセリン、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ペンチレングリコール、ヘキシレングリコール、ジプロピレングリコール、及びジエチレングリコール;(特に、3〜16個の炭素原子を有する)グリコールエーテル[モノ、ジ又はトリプロピレングリコールの(C1〜C4)アルキルエーテル、及びモノ-、ジ-又はトリエチレングリコールの(C1〜C4)アルキルエーテル等];並びにこれらの混合物を挙げることができる。
有機水溶性溶媒は、組成物の総質量に対して、20質量%以下、好ましくは15質量%以下、より好ましくは10質量%以下の範囲の量で存在していてもよい。
本発明による組成物は、例えば、ガム、アニオン性、カチオン性、両性又は非イオン性界面活性剤、シリコーン界面活性剤、樹脂、増粘剤、構造化剤、例えば蝋、分散剤、酸化防止剤、エッセンシャルオイル、保存剤、香料、中和剤、殺菌剤、紫外線遮断薬、ビタミン、保湿剤、皮膚軟化剤又はコラーゲン保護剤等の化粧活性剤、及びこれらの混合物から選択される、検討中の分野において通常使用される任意の添加剤を含むこともできる。
しかし、組成物は、組成物の総質量に対して1.0質量%以下のケイ酸マグネシウムアルミニウムを含むことが好ましく、より好ましくは組成物の総質量に対して0.5質量%以下のケイ酸マグネシウムアルミニウムを含み、更により好ましくはケイ酸マグネシウムアルミニウムを含まない。
本発明による組成物のpHは、制御することができる。pHは、例えば、5〜12、好ましくは6〜11、より好ましくは7〜10であってもよい。
pHは、少なくとも1種の酸性化剤及び/又は少なくとも1種の塩基性化剤を使用して所望の値に調整することができる。
酸性化剤は、例えば、無機酸又は有機酸とすることができ、例えば、塩酸、オルトリン酸、カルボン酸、例えば、酒石酸、クエン酸、及び乳酸、又はスルホン酸とすることができる。
塩基性化剤は、(b)のアルカリ性剤であってもよい。
酸性化剤は、組成物の総質量に対して、10質量%未満、好ましくは5質量%以下、より好ましくは1%以下の範囲の量で存在してもよい。
[調製及び性質]
本発明による組成物は、上記の必須成分及び任意選択の成分を、従来の方法にしたがって混合することによって調製することができる。
本発明による組成物は、局所適用に従来から使用される種々の製剤形態で、特にセラムタイプ、水性相中に脂肪相を分散(O/W)させることによって、又はその逆(W/O)によって得られる、乳液タイプに調和する液体若しくは半液体を含むエマルション、又はクリーム若しくはゲルタイプに調和する軟らかい半固体若しくは固体を含む懸濁液若しくはエマルション、或いはイオン性及び/又は非イオン性タイプの多重エマルション(W/O/W又はO/W/O)、マイクロエマルション又は気泡分散体の分散形態で提供することができる。これらの組成物は、従来の方法にしたがって調製することができる。
更に、本発明にしたがって使用される組成物は、程度の差はあるが流体であってよく、ゲル、白色若しくは有色クリーム、軟膏、乳液、セラム、ペースト又はフォームの外観を有することができる。
[使用及び化粧方法]
本発明による組成物は、化粧料組成物、より好ましくは皮膚用の化粧料組成物であることが好ましい。本発明による組成物は、皮膚上の皮脂又は脂肪酸の選択的な吸収又は固化によって、皮膚のテカりを低減することができる。
したがって、本発明の別の態様は、好ましくは皮膚用の化粧料組成物における、皮膚のテカりを低減するための、
(a) アルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩からなる群から選択される少なくとも1種の塩と、
(b) (a)の塩以外の少なくとも1種のアルカリ性剤と
の組合せの使用である。
特に、本発明の別の態様は、皮膚のテカりを低減するための化粧料組成物を製造するための、
(a) アルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩からなる群から選択される少なくとも1種の塩と、
(b) (a)の塩以外の少なくとも1種のアルカリ性剤と
の組合せの使用である。
本発明は、上記の本発明による組成物を皮膚に適用する工程を含む、皮膚のテカりを低減する、又は皮膚をマットにするための化粧方法にも関する。
本発明による化粧料組成物、使用及び化粧方法は、従来から使用されてきた酸化亜鉛により、場合によっては生じる環境毒性が一切なく、皮脂又は脂肪酸の選択的な吸収又は固化に基づく、皮膚のテカりを低減し、又は皮膚をマットにする等の美容効果を実現することができる。
本発明は、実施例を通してより詳細に説明していくが、これらは本発明の範囲を限定するものと解釈すべきでない。
(実施例1及び比較例1〜3)
表1に示す実施例1及び比較例1〜3による下記の組成物を、表1に示す成分を混合することによって調製した。油相の成分を、室温でよく混合した。水相の成分も、室温でよく混合した。次いで、油相及び水相を、室温で乳化した。表1に示す成分の量についての数値はすべて、活性原料の「質量%」に基づく。
Figure 2016102066
[皮脂の反射率評価]
実施例1及び比較例1〜3による各組成物3.0g並びにオレイン酸0.6gを、室温でよく混合した。この混合物を透明なプラスチックフィルムの上にドローダウンし、37℃で10分間放置した。光沢計で混合物の60°光沢を測定することによって、反射率を評価した。低い60°光沢値は、より良好な結果を示す。評価の結果を表1に示す。
CaCl2とトリエタノールアミンとの組合せが、皮脂による表面のテカりを低減できることは、表1から明らかである。
(実施例2〜5及び比較例4)
以下の、表2に示す実施例2〜5及び比較例4による組成物を、表2に示す成分を混合することによって調製した。油相の成分を、室温でよく混合した。水相の成分も、室温でよく混合した。次いで、油相及び水相を、室温で乳化した。表2に示す成分の量についての数値はすべて、活性原料の「質量%」に基づく。
Figure 2016102066
[皮脂の反射率評価]
実施例2〜5及び比較例4による各組成物3.0g並びにオレイン酸0.6gを、室温でよく混合した。この混合物を透明なプラスチックフィルムの上にドローダウンし、37℃で10分間放置した。光沢計で混合物の60°光沢を測定することによって、反射率を評価した。低い60°光沢値は、より良好な結果を示す。評価の結果を表2に示す。
一般に、CaCl2とトリエタノールアミンとの組合せによる表面のテカりの低減は、トリエタノールアミンの量が増えたら強化され得、トリエタノールアミンの量が12質量%以上の場合、表面のテカりは増す可能性があるが、高まった表面のテカりのレベルは許容できることが、表2から明らかである。
(実施例6〜12)
表3に示す実施例6〜12による以下の組成物を、表3に示す成分を混合することによって調製した。油相の成分を、室温でよく混合した。水相の成分も、室温でよく混合した。次いで、油相及び水相を、室温で乳化した。表3に示す成分の量についての数値はすべて、活性原料の「質量%」に基づく。
Figure 2016102066
[皮脂の反射率評価]
実施例6〜12による各組成物3.0g及びオレイン酸0.6gを、室温でよく混合した。この混合物を透明なプラスチックフィルムの上にドローダウンし、37℃で10分間放置した。光沢計で混合物の60°光沢を測定することによって、反射率を評価した。低い60°光沢値は、より良好な結果を示す。評価の結果を表3に示す。
一般に、CaCl2とトリエタノールアミンとの組合せによる表面のテカりの低減は、CaCl2の量が増えたら強化され得、CaCl2の量が10質量%以上の場合、表面のテカりの低減は、大きく改善することはあり得ないことが、表3から明らかである。
(実施例13〜18)
表4に示す実施例13〜18による以下の組成物を、表4に示す成分を混合することによって調製した。油相の成分を、室温でよく混合した。水相の成分も、室温でよく混合した。次いで、油相及び水相を、室温で乳化した。表4に示す成分の量についての数値はすべて、活性原料の「質量%」に基づく。
Figure 2016102066
[皮脂の反射率評価]
実施例13〜18による各組成物3.0g及びオレイン酸0.6gを、室温でよく混合した。この混合物を透明なプラスチックフィルムの上にドローダウンし、37℃で10分間放置した。光沢計で混合物の60°光沢を測定することによって、反射率を評価した。低い60°光沢値は、より良好な結果を示す。評価の結果を表4に示す。
様々なアルカリ性物質を使用できることが表4から明らかである。
(実施例19〜23)
表5に示す実施例19〜23による以下の組成物を、表5に示す成分を混合することによって調製した。油相の成分を、室温でよく混合した。水相の成分も、室温でよく混合した。次いで、油相及び水相を、室温で乳化した。表5に示す成分の量についての数値はすべて、活性原料の「質量%」に基づく。
Figure 2016102066
[皮脂の反射率評価]
実施例19〜23による各組成物3.0g及びオレイン酸0.6gを、室温でよく混合した。この混合物を透明なプラスチックフィルムの上にドローダウンし、37℃で10分間放置した。光沢計で混合物の60°光沢を測定することによって、反射率を評価した。低い60°光沢値は、より良好な結果を示す。評価の結果を表5に示す。
様々なアルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩を使用できることが表5から明らかである。

Claims (17)

  1. (a) アルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩からなる群から選択される少なくとも1種の塩、及び
    (b) (a)の塩以外の少なくとも1種のアルカリ性剤
    を含み、前記(b)のアルカリ性剤の量が、組成物の総質量に対して1質量%以上である、組成物。
  2. 前記(a)の塩が、ハロゲン化物、硫酸塩、及び炭酸塩からなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記(a)の塩が、水溶性である、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 前記(a)の塩が、塩化ナトリウム又は二塩化カルシウムである、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 前記(a)の塩の量が、組成物の総質量に対して、0.01〜30質量%、好ましくは0.1〜20質量%、より好ましくは1〜10質量%である、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 前記(b)のアルカリ性剤が、有機アルカリ性剤及び無機アルカリ性剤から選択される、請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 有機アルカリ性剤が、アミン及びアミノ酸から選択される、請求項6に記載の組成物。
  8. アミンが、アルカノールアミン、好ましくはモノ-、ジ-及びトリ-エタノールアミンからなる群から選択される、請求項7に記載の組成物。
  9. アミノ酸が、脂肪族及び芳香族アミノ酸、好ましくは2つ以上のアミノ基を有する脂肪族及び芳香族アミノ酸、より好ましくはアルギニン、ヒスチジン及びポリリシンからなる群から選択される、請求項7に記載の組成物。
  10. 無機アルカリ性剤が、アルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金属水酸化物、並びにアルカリ金属炭酸水素塩及びアルカリ土類金属炭酸水素塩、好ましくは水酸化ナトリウム及び炭酸水素ナトリウムから選択される、請求項6に記載の組成物。
  11. 前記(b)のアルカリ性剤の量が、組成物の総質量に対して、1.5〜20質量%、好ましくは2〜15質量%である、請求項1から10のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 前記(a)の塩/前記(b)のアルカリ性剤の質量比が、0.1〜5、好ましくは0.3〜4、より好ましくは0.5〜3である、請求項1から11のいずれか一項に記載の組成物。
  13. 油相、好ましくはシリコーンオイル相を更に含む、請求項1から12のいずれか一項に記載の組成物。
  14. 少なくとも1種の紫外線遮蔽剤、好ましくは少なくとも1種の有機紫外線遮蔽剤を更に含む、請求項1から13のいずれか一項に記載の組成物。
  15. 化粧料組成物、好ましくは皮膚用の化粧料組成物である、請求項1から14のいずれか一項に記載の組成物。
  16. 好ましくは皮膚用の化粧料組成物における、皮膚のテカりを低減するための、
    (a) アルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩からなる群から選択される少なくとも1種の塩と、
    (b) (a)の塩以外の少なくとも1種のアルカリ性剤と
    の組合せの使用であって、
    前記(b)のアルカリ性剤の量が、組成物の総質量に対して1質量%以上である、使用。
  17. 請求項1から15のいずれか一項に記載の組成物を皮膚に適用する工程を含む、皮膚のテカりを低減するための化粧方法。
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