JP2016101493A - 洗顔用ノズルヘッド - Google Patents

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Yoshinori Higashimoto
▲よし▼典 東本
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Abstract

【課題】泡を無駄なく、手軽に洗顔することができる洗顔用ノズルヘッドを提供する。【解決手段】泡吐出ポンプ容器2の上部に接続され、泡吐出ポンプ容器2で生じる泡が通る流路11を有するノズルヘッド本体10と、ノズルヘッド本体10に取り付けられる接続筒23を有し、接続筒23を介して流路11に接続する皿状のブラシ保持部材20と、ブラシ保持部材20の表面を覆う状態に取り付けられるベース板部41と、ベース板部41の外側表面に形成される可撓性を有する複数の突起42、43とを有するブラシ部材40とを備える。ブラシ部材40のベース板部41にブラシ保持部材20の内部に連通する泡流出孔45が複数形成される。【選択図】図2

Description

この発明は、泡を保持する状態で顔面の凹凸に沿って移動させて使用する洗顔用ノズルヘッドに関する。
従来、化粧落とし等の洗顔の際、石鹸や洗顔料などをタオルや専用の泡立て具により泡立て、その泡を手ですくい、顔面に付着させるようにしていた。このような泡立ては面倒であることから、ノズルヘッドを押圧操作することで容器本体に収容された洗顔料を、そのノズルヘッドから泡状に吐出させる泡吐出ポンプ容器が使用されている。
この泡吐出ポンプ容器は、上部に取り付けられるノズルヘッドを押圧し、これを上下動させることで、容器本体内の洗顔料を吸い上げるとともに外部空気を混合するポンプ機構を有するものである。そして、ノズルヘッドの上下動により、容器本体内の洗顔料に外部空気を混合させてノズルヘッドから泡状に吐出させる。
このような泡吐出ポンプ容器の上部に取り付けられるノズルヘッドとしては、様々のものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−133318号公報
特許文献1に記載されたノズルヘッドは、洗顔の際、これを一方の手で押し下げて洗顔料の泡を吐出させ、他方の手で受け、その手で顔に泡を付着させる必要があり、面倒であった。
また、洗顔料の泡を他方の手で受けるようにしているので、洗顔に必要な泡の量が分かりにくく、一方の手で上記ノズルヘッドを何回も押し下げ、必要以上に泡を吐出させることがあった。
そこで、この発明の課題は、泡を無駄なく、手軽に洗顔することができる洗顔用ノズルヘッドを提供することにある。
前記課題を解決するために、この発明は、泡吐出ポンプ容器の上部に接続され、その泡吐出ポンプ容器で生じる泡が通る流路を有するノズルヘッド本体と、
そのノズルヘッド本体に取り付けられる接続筒を有し、その接続筒を介して前記流路に接続する皿状のブラシ保持部材と、
そのブラシ保持部材の表面を覆う状態に取り付けられるベース板部と、そのベース板部の前記ブラシ保持部材と反対側の表面に形成される可撓性を有する複数の突起とを有するブラシ部材とを備え、
前記ブラシ部材のベース板部に前記ブラシ保持部材の内部に連通する泡流出孔が複数形成される構成を採用することができる。
この構成によると、ノズルヘッド本体を押し下げると、泡吐出ポンプ容器で生じる泡がノズルヘッド本体の流路を通り、皿状のブラシ保持部材内に導かれる。ブラシ保持部材内の泡は、ベース板部の泡流出孔を通りベース板部の表面に流出し、ブラシ部材に保持される。
上記構成において、前記ブラシ保持部材内に嵌められ、その表面を覆う中間部材を備え、その中間部材は、前記ブラシ部材の泡流出孔に連通する貫通孔を有する構成を採用することができる。
この構成によると、ブラシ保持部材内に導かれる泡が、中間部材とブラシ保持部材とより形成される空間に溜り、中間部材の貫通孔からブラシ部材の泡流出孔に効果的に導かれる。
また、前記ブラシ部材の複数の突起が柱状に形成され、その突起が前記ベース板部の泡流出孔を中心として、同心円上に間隔をおいて複数配置され、その同心円上に複数配置される一群の突起が、径方向に多重に配列される構成を採用することができる。
この構成によると、上記の一群の柱状突起が、泡流出孔を囲うように配置されるため、泡流出孔から流出する泡は、隣り合う柱状突起の間から径方向外側へ移動し難くなる。
前記ブラシ部材は、そのベース板部の外周縁部の全周にわたって複数形成される板状突起を有し、その板状突起は、幅方向が前記ベース板部の周方向に沿い、前記板状突起の間隔が、その板状突起の幅寸法よりも小さくなるように配置される構成を採用することができる。
この構成では、泡流出孔から流出する泡は、隣り合う板状突起の間から外側へ移動し難くなるので、ブラシ部材から泡が垂れ落ち難くなる。
以上のように、この発明は、泡吐出ポンプ容器で生じる泡がブラシ部材に保持され、ブラシ部材を顔面に沿って撫でるように移動させることで、手軽に洗顔することができる。
また、適宜、洗顔中にノズルヘッド本体を押し下げて、洗顔に必要な泡の量を調整することが可能となるので、泡の無駄がなくなる。
この発明の第一実施形態に係る洗顔用ノズルヘッドの斜視図 同上の洗顔用ノズルヘッドの断面図 同上の洗顔用ノズルヘッドの分解斜視図 (a)同上のノズル本体の断面図、(b)ノズル本体の平面図、(c)ノズル本体の正面図、(d)同上のノズル本体の底面図 (a)同上のブラシ保持部材の背面図、(b)図5(a)のA−A線における断面図、(c)ブラシ保持部材の正面図 (a)同上の中間部材の背面図、(b)図6(a)のB−B線における断面図、(c)中間部材の正面図 (a)中間部材の他の形態を示す正面図、(b)図7(a)のC−C線における断面図 (a)同上のブラシ部材の背面図、(b)図8(a)のD−D線における断面図、(c)ブラシ部材の正面図 同上のブラシ部材の要部拡大図 同上の洗顔用ノズルヘッドの使用状態を示す図 この発明の第二実施形態に係る洗顔用ノズルヘッドの斜視図 同上の洗顔用ノズルヘッドの分解斜視図 (a)同上のブラシ保持部材の背面図、(b)図13(a)のE−E線における断面図 (a)同上の中間部材の背面図、(b)図14(a)のF−F線における断面図 (a)同上の中間部材の他の形態を示す正面図 (a)同上のブラシ部材の背面図、(b)図16(a)のG−G線における断面図、(c)ブラシ部材の正面図 洗顔用ノズルヘッドに取り付けるキャップ部材の斜視図 (a)同上のキャップ部材の正面図、(b)同上のキャップ部材の側面図、(c)図18(b)中のH−H線における断面図 同上の洗顔用ノズルヘッドにキャップ部材を取り付けた状態を示す断面図
以下、この発明の第一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この実施形態の洗顔用ノズルヘッド1は、図1〜3に示すように、泡吐出ポンプ容器2の上部に接続され、泡吐出ポンプ容器2で生じる泡が通る流路11を有するノズルヘッド本体10と、接続筒23を介して流路11に接続する皿状のブラシ保持部材20と、ブラシ保持部材20内に嵌められる中間部材30と、ブラシ保持部材20の表面を覆い可撓性を有する複数の柱状突起42及び板状突起43とを有するブラシ部材40とを備える。
ノズルヘッド本体10は、図4に示すように、上端部が閉塞する円筒状のケース12と、ケース12内に形成され、泡吐出ポンプ容器2の上部に接続される上下方向の内軸筒13と、その外側に形成される外軸筒14と、ケース12の上方に形成され内軸筒13に連通する円筒状のノズル15とを備える。
ケース12は、ノズル15先端側からその反対側に向かって下向きに傾斜する上面部12aが形成される。上面部12aは、その表面から盛り上がる滑り止め12bが形成される。滑り止め12bは、例えば、ノズルヘッド本体10を押し下げる際、指をかける位置を知らせるために、「押」の文字を形成してもよい。
内軸筒13は、ケース12と同軸状態に形成され、その上端が閉塞し、下端部がケース12よりも下方に位置する。内軸筒13の上部においてノズル15と連通し、内軸筒13及びノズル15の内部に流路11が形成される。(図4(a)参照)。
内軸筒13の下端部に、メッシュ保持体16が嵌められる。メッシュ保持体16は、合成樹脂製の筒体からなり、両端面に張られたメッシュ16aを有する。メッシュ16aは、アクリル樹脂から形成され、ピストン体から出る泡よりも小さい網目のものであればよい。二度メッシュ16aを通過して、流路11内に導かれた泡は、より細かくなる。
なお、メッシュ保持体16は、ノズルヘッド本体10の流路内に配置されていればよい。この実施形態のように、メッシュ保持体16は、内軸筒13の下端部に嵌め易いので、好ましい。
外軸筒14は、ケース12内にこれと同軸状態に形成され、その上端が閉塞する。また、外軸筒14は、内軸筒13と同軸状態に形成され、その下端部が内軸筒13よりも下方に位置している。
ノズル15は、円筒状に形成され、一端部が内軸筒13の上部の外周部に接続し、他端部(先端部)へ向かって上向きに傾斜するように配置される。ノズル15の一端側において、ノズル15が内軸筒13に連通する。
また、ノズル15は、他端部の外周部にリブ15aが全周にわたって二箇所に形成され、他端部の外側に筒状のカバー部15bを有する。カバー部15bは、その上面部がケース12の上面部12aに対して連続し、かつ同一平面上に位置するよう一体化している。また、カバー部15bは、上部が断面矩形、下部が断面半円弧状に形成される(図4(c)参照)。
ブラシ保持部材20は、図5に示すように、皿状の保持体22と、保持体22の裏面中央に連結する接続筒23とから形成される。保持体22は、正面視円形であり、中央部分が凹んだに皿状に形成される。
保持体22は、平面視円形の底板部22aと、底板部22aの表面外周縁から突出する筒状の連結部22bと、連結部22bの先端から外向きに広がる外周板部22cとが一体に形成されている。
底板部22aは、中央に裏面側に接続筒23が接続され、中央表面の接続筒23の対応する位置に裏面側に向かって凹む段部22dが形成される。また、底板部22aは、裏面側の接続筒23の外周上側に、左右一対のL字状のガイド突起22e、22eが形成される(図5(a)参照)。
ガイド突起22eは、ブラシ保持部材20の接続筒23がノズルヘッド本体10のノズル15に対して上下方向に正しく接続するときに、カバー部15b内に上部に嵌り、誤接続を防止する。
接続筒23がカバー部15bに嵌ることで、その接続筒23を介して、ノズルヘッド本体10の流路11にブラシ保持部材20が接続される。
図6に示すように、中間部材30は、円板から形成され、裏面側中央に円筒体を間隔をおいて四分割した分割体から構成される突起31と、その外周部の上下端、左右端及び中央に一箇所づつ、計五箇所に形成される貫通孔32とを有する。
突起31は、その外径がブラシ保持部材20の段部22dの内径と同径であり、その内径がノズルヘッド本体10のノズル15の外径と同径である。このため、ブラシ保持部材20の段部22dに突起31が嵌り、ノズル15が突起31内に嵌る。
ブラシ保持部材20の段部22dに突起31が嵌る状態で、中間部材30がブラシ保持部材20の外周板部22c内に嵌る状態となる。
中間部材30が嵌められると、中間部材30とブラシ保持部材20の保持体22とにより形成される空間Sに泡を溜ることができ、貫通孔32から泡をブラシ部材40の泡流出孔45に導くことができる(図2(a)参照)。
この実施形態において、ブラシ保持部材20の外周板部22c内に、中間部材30を嵌めずに、ブラシ部材40を直接にブラシ保持部材20の表面を覆うように取り付ける態様としてもよい。
また、この実施形態において、中間部材30は、円板から形成されているが、他の変形例として、例えば、図7に示すように、円環状の枠体33内にメッシュ34を張り合わせたものとすることができる。メッシュ34は、ブラシ保持部材20の外周板部22c内に導かれる泡よりも小さい網目のものであればよい。この場合、メッシュ34を通過した洗顔料の泡は、よりきめの細かくなる。
ブラシ部材40は、図2に示すように、ブラシ保持部材20の表面を覆うベース板部41と、ベース板部41のブラシ保持部材20と反対側の表面に設けられる複数の柱状突起42及び板状突起43と、ベース板部41の外周部に設けられるカバー部44とを有する(図8(a)〜(c)参照)。
ベース板部41は、可撓性を有する合成樹脂製の円板から形成され、その外周部の上下端、左右端及び中央に一箇所づつ、計五箇所に泡流出孔45が形成される。泡流出孔45は、ベース板部41に対して、中間部材30のそれぞれの貫通孔32に連通する位置に形成される。
すなわち、中間部材30が保持体22内に嵌められ、ブラシ保持部材20にブラシ部材40のベース板部41が覆う状態で、泡流出孔45が中間部材30のそれぞれの貫通孔32に連通する(図2参照)。
柱状突起42は、断面円形をなし、図8(c)に示すように、ベース板部41の泡流出孔45を中心として、同心円上に間隔をおいて複数配置される。同心円上に複数配置される一群の柱状突起42は、径方向に多重に配列され、ベース板部41の表面の全面に形成される。
上記のように、一群の柱状突起42は、各群において、泡流出孔45を囲うように配置されるため、泡流出孔45から流出する泡は、隣り合う柱状突起42の間から径方向外側へ移動し難くなり、泡流出孔45を中心にして、ベース板部41上で保持され得る。
板状突起43は、ベース板部41の外周縁部の全周にわたって複数配置され、その幅方向がベース板部41の周方向に沿う状態となっている。図9に示すように、それぞれの板状突起43の間隔Lは、板状突起43の幅Wよりも小さく配置される。このため、泡流出孔45から流出する泡は、隣り合う板状突起43の間から外側へ移動し難くなり、ブラシ部材40から泡が垂れ落ち難くなる。
カバー部44は、ベース板部41の外周縁部から、ベース板部41の背面側の外周部を覆うように折り重ねて形成される。カバー部44は、ベース板部41の裏面側にブラシ保持部材20の保持体22を沿わせる状態で、保持体22の外周板部22cを覆う(図2参照)。
カバー部44により、ブラシ部材40がブラシ保持部材20に保持される。カバー部44の上部につまみ46が形成され、つまみ46をつまんでカバー部44を引き上げて、ブラシ部材40をブラシ保持部材20から外すことができる。
ブラシ部材40は、ベース板部41、柱状突起42、板状突起43、カバー部44及びつまみ46が一体に成形されたものである。ブラシ部材40の材質としては、可撓性を有する合成樹脂、例えば、医療用エラストマーとして使用されるシリコーンゴム、ネオプレン(登録商標)などのクロロプレンゴム等を適用することができる。
ブラシ部材40は可撓性を有するため、柱状突起42、板状突起43が顔面に対する接触が柔らかくなる。また、ブラシ部材40は、カバー部44を介して、ブラシ保持部材20に対して着脱可能に取り付けられる。
泡吐出ポンプ容器2は、公知のものが使用可能である。例えば、容器本体のキャップから上方に突出した軸筒状のピストン体が、容器本体の開口から容器内に向かって設けられる軸筒状のシリンダ体の内部で、バネにより上方に付勢された状態で上下動可能に取り付けられたものであって、このピストン体を上下動することにより、容器本体に収容される洗顔料が、シリンダ体の下端から吸い上げられ、ピストン体の内部を通って、空気の混合された泡状に吐出されるものが使用可能である。
このように構成される本実施形態の洗顔用ノズルヘッド1は、図1に示すように、泡吐出ポンプ容器2のピストン体(図示省略)の上部に接続される。
具体的には、洗顔用ノズルヘッド1のノズルヘッド本体10の内軸筒13と外軸筒14の間に泡吐出ポンプ容器2のピストン体が差し込まれる。この状態で洗顔用ノズルヘッド1が使用可能となる。
使用可能となった洗顔用ノズルヘッド1は、泡吐出ポンプ容器2を手に持ち、ノズルヘッド本体10のケース12の上面部12aに指を掛ける。
この状態において、指でノズルヘッド本体10を押し下げると、泡吐出ポンプ容器2のピストン体から洗顔料の泡が、内軸筒13内の流路11を経て、ノズル15内に導かれる。そして、ノズル15内に導かれた泡は、中間部材30の突起31内を通り、隣り合う突起31の間から、中間部材30とブラシ保持部材20の保持体22とにより形成される空間Sに溜る(図2参照)。
この空間S内に溜まった泡は、中間部材30の貫通孔32からブラシ部材40の泡流出孔45に導かれ、泡流出孔45から泡が流出する。
ここで、泡流出孔45を中心として、柱状突起42が同心円上に間隔をおいて複数配置されており、同心円上に複数配置される一群の柱状突起42が、径方向に多重に配列されている。
このため、泡流出孔45から流出する泡αは、隣り合う柱状突起42の間から外側へ移動し難くなり、泡流出孔45を中心に、ベース板部41上の柱状突起42の間で保持される。
さらに、ノズルヘッド本体10を複数回押し下げると、さらに多くの泡αが、泡流出孔45から流出する。多く流出する泡αは、隣り合う板状突起43の間から外側へ移動し難くいので、ブラシ部材40に保持され、垂れ落ち難くなる。
図10に示すように、泡αがブラシ部材40に保持される状態で、泡吐出ポンプ容器2を手に持ち、ブラシ部材40を顔面の凹凸に沿って撫でるように移動させて、洗顔する。このため、従来のように、泡を手に取って顔面に付けることなく手軽に洗顔することができる。
また、適宜、洗顔中にノズルヘッド本体10を押し下げて、洗顔必要な泡αの量を調整することが可能となるので、泡の無駄がなくなる。
次にこの発明の第二実施形態に係る洗顔用ノズルヘッド1について、図11〜16に基づいて、説明する。この実施形態に係る洗顔用ノズルヘッド1は、図11、12に示すように、前記ブラシ保持部材20、中間部材30、及びブラシ部材40が、正面視卵形、いわゆるオーバル形状である点が上述の第一実施形態と相違する。その他は、第一実施形態と同様であり、同一に考えられる構成に同符号を用いる。
この実施形態のブラシ保持部材20は、図12に示すように、保持体22が平面視卵形に形成されたものであって、保持体22は、上述の第一実施形態の場合と同様、中央部分が凹んだ皿状に形成されている(図13(a)、(b)参照)。
また、中間部材30は、図12に示すように、平面視卵形に形成され、その外周部の上下端及び左右端に一箇所づつ、計四箇所に形成される貫通孔32を有する点で、上述の第一実施形態とは相違し、その他は、第一実施形態と同様である。
この実施形態においても、第一実施形態の場合と同様に、中間部材30は、その変形例として、図15に示すように、円環状の枠体33内にメッシュ34を張り合わせたものとすることができる。
ブラシ部材40は、図16に示すように、ベース板部41が平面視卵形に形成されたものである。ベース板部41は、その外周部の上下端及び左右端に一箇所づつ、計四箇所に形成される泡流出孔45を有する点で、上述の第一実施形態とは相違し、その他は、第一実施形態と同様である。
このように構成される第二実施形態の洗顔用ノズルヘッド1は、図11に示すように、泡吐出ポンプ容器2のピストン体(図示省略)の上部に接続される。この状態で、指でノズルヘッド本体10を押し下げると、第一実施形態の場合と同様、泡吐出ポンプ容器2のピストン体から洗顔料の泡が、泡流出孔45から泡が流出する。
この発明に係る洗顔用ノズルヘッド1においては、必要に応じて、ノズルヘッド本体10に着脱可能に取り付けられ、ブラシ部材40を覆うキャップ部材50を備える。そのキャップ部材50を図17〜図19に基づいて説明する。
キャップ部材50は、ノズルヘッド本体10の外軸筒14の外周部に着脱可能に取り付けられる固定片部51と、固定片部51から上方に延び出す支持片部52と、支持片部52に支持され、ブラシ部材40を覆う状態でブラシ保持部材20に嵌め合わせられるキャップ部53とを有する。
固定片部51は、図18(c)に示すように、円筒体の一部を切り欠いた断面優弧状であり、周方向両端部が相互に接近または離間方向に弾性変形可能に形成される。固定片部51は、その外周部に一対のつまみ片51aを有し、外軸筒14の外径よりもわずかに小さい内径を有している。
一対のつまみ片51aは、平面視において(上方から見た場合において)、上記円筒体の切り欠き部分に対して直径方向反対側部分から向かい合う状態で延び出し、先端に向かって相互に離れるように湾曲している(図18(c)参照)。
固定片部51は、一対のつまみ片51aを指でつまむと、周方向両端部が外軸筒14の直径よりも大きく広がる状態となり、一対のつまみ片51aから指を離すと、周方向両端部の間隔が外軸筒14の直径よりも狭い状態となる。
このため、固定片部51は、一対のつまみ片51aを指でつまむことにより、外軸筒14に差し込むことができる。外軸筒14に差し込んだ固定片部51は、一対のつまみ片51aから指を離すことにより、外軸筒14の外周部に対して締め付ける状態で取り付けられる。
また、固定片部51は、ノズルヘッド本体10の外軸筒14の外周部に取り付けられる状態でノズルヘッド本体10の下方への移動を規制する。
支持片部52は、固定片部51に対して一対のつまみ片51aの間から、その固定片部51から離れる方向に向かって上方に延びる縦板状をなしている。支持片部52は、固定片部51に対して反対側の縁部が円弧状であり、固定片部51側の縁部にケース12に対する受け板部52aを有する。受け板部52aは、断面劣弧状に形成され、ケース12と同軸状となっている。
また、支持片部52は、図19に示すように、上縁端に形成される板状の上補強部52bと、受け板部52aの下端から固定片部51に向かって形成される板状の下補強部52cとを有する。上補強部52b及び下補強部52cは、支持片部52に対して直角に配置される。
支持片部52は、固定片部51が外軸筒14に嵌め合わされる状態で、受け板部52aがケース12の外周部に沿って接触する。支持片部52の上端において、固定片部51に対して反対側にキャップ部53が支持される。
キャップ部53は、図17に示すように、底面部53bを有する円筒状の筒部53aからなる。筒部53aは、その最も低い部分が支持片部52に連結支持される。筒部53aの軸心は、固定片部51が外軸筒14に嵌め合わされる状態で、ノズル15の軸心に一致するように傾いた状態となる。底面部53bには、貫通孔53cが複数形成され、貫通孔53cは、筒部53aの下方に沿って四箇所、上方に左右方向に並んで二箇所配置される。
キャップ部53は、固定片部51が外軸筒14に嵌め合わされる状態で、筒部53aがブラシ保持部材20に保持されたブラシ部材40の外周部に嵌め合わせられ、底面部53bがブラシ部材40のベース板部41に対向し、ベース板部41を覆う状態となる。
固定片部51、支持片部52及びキャップ部53の素材としては、公知の射出成型等の成型方法を適用可能な合成樹脂であればよく、例えば、ポリプロピレン樹脂、低密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、ポリアセタール樹脂などを使用することができる。
なお、キャップ部材50は、キャップ部53の筒部53aが円筒状をなしているが、上述の第二の実施形態に係る洗顔用ノズルヘッド1に適用する場合、キャップ部53の筒部53aが、ブラシ保持部材20に保持されたブラシ部材40の外周部に嵌め合わせ可能な形状、いわゆるオーバル形状とすればよい。
1 洗顔用ノズルヘッド
2 泡吐出ポンプ容器
10 ノズルヘッド本体
11 流路
12 ケース
12a 上面部
12b 滑り止め
13 内軸筒
14 外軸筒
15 ノズル
15a リブ
15b カバー部
16 メッシュ保持体
16a メッシュ
20 ブラシ保持部材
22 保持体
22a 底板部
22b 連結部
22c 外周板部
22d 段部
22e ガイド突起
23 接続筒
30 中間部材
31 突起
32 貫通孔
33 枠体
34 メッシュ
40 ブラシ部材
41 ベース板部
42 柱状突起
43 板状突起
44 カバー部
45 泡流出孔
46 つまみ
50 キャップ部材
51 固定片部
51a つまみ片
52 支持片部
52a 受け板部
52b 上補強部
52c 下補強部
53 キャップ部
53a 筒部
53b 底面部
53c 貫通孔
L 間隔
S 空間
W 幅

Claims (5)

  1. 泡吐出ポンプ容器のピストン体に接続され、その泡吐出ポンプ容器で生じる泡が通る流路を有するノズルヘッド本体と、
    そのノズルヘッド本体に取り付けられる接続筒を有し、その接続筒を介して前記流路に接続する皿状のブラシ保持部材と、
    そのブラシ保持部材の表面を覆う状態に取り付けられるベース板部と、そのベース板部の前記ブラシ保持部材と反対側の表面に形成される可撓性を有する複数の突起とを有するブラシ部材とを備え、
    前記ブラシ部材のベース板部に前記ブラシ保持部材の内部に連通する泡流出孔が複数形成される洗顔用ノズルヘッド。
  2. 前記ブラシ保持部材内に嵌められ、その表面を覆う中間部材を備え、その中間部材は、前記ブラシ部材の泡流出孔に連通する貫通孔を有する請求項1に記載の洗顔用ノズルヘッド。
  3. 前記ブラシ部材の複数の突起が柱状に形成され、その突起が前記ベース板部の泡流出孔を中心として、同心円上に間隔をおいて複数配置され、その同心円上に複数配置される一群の突起が、径方向に多重に配列される請求項1または2に記載の洗顔用ノズルヘッド。
  4. 前記ブラシ部材は、そのベース板部の外周縁部の全周にわたって複数形成される板状突起を有し、その板状突起は、幅方向が前記ベース板部の周方向に沿い、前記板状突起の間隔が、その板状突起の幅寸法よりも小さくなるように配置される請求項1から3のいずれかに記載の洗顔用ノズルヘッド。
  5. 前記ノズルヘッド本体に着脱可能に取り付けられ、前記ブラシ部材を覆うキャップ部材を備え、そのキャップ部材は、前記ノズルヘッド本体に着脱可能に取り付けられる固定片部と、その固定片部から上方に延びだす支持片部と、その支持片部に支持され、前記ブラシ部材を覆う状態で前記ブラシ保持部材に嵌め合わせられるキャップ部とを有し、
    前記固定片部が前記ノズルヘッド本体に取り付けられた状態で、前記キャップ部が前記ブラシ保持部材に嵌め合わせられた状態となる請求項1から4のいずれかに記載の洗顔用ノズルヘッド。
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